JP3172190U - 水力発電施設および水力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】川を流れる水の量が少ないときでも効率良く発電する。【解決手段】集水路800は、土手701に接する護岸壁201と水の流れに沿って設置された仕切壁300とに挟まれている。堰400は、護岸壁201の対岸から仕切壁300との接合部分までの水の流れを堰き止め、堰き止められた水を集水路800に導く。集水路800には、水力発電装置100が設置されている。水力発電装置100の流入口101から流れ込んだ水は排出口102から流れ出す。水力発電装置100は、軸流型タービン発電装置である。水力発電装置100は、発電機が収納された回転筒をその内部に有する。流入口101から排出口102に向けて回転筒の回転軸方向に流れる水が回転筒外周の回転羽根に作用して回転筒を回転させる。回転筒が回転するとき、発電機が発電する。【選択図】図1

Description

本考案は、河川等に設置される水力発電施設および水力発電装置に関する。
河川等に設置される水力発電装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されている水力発電装置は、川底に設置したフレームに、鉛直回転板を中心軸回りに回転できるよう固定して、この鉛直回転板の周縁に複数の自転羽根を設けて、鉛直回転板の回転と自転羽根との回転とを減速機を介して連結する。そして、川の流れのエネルギーを取り出すべき箇所では自転羽根の向きが流れの向きに垂直な向きとなり、川の流れに逆らって自転羽根が戻るべき箇所では自転羽根の向きが流れの向きに平行な向きとなるように(このとき鉛直回転板が2回転する間に自転羽根が1回転する)減速機の減速比を調整して、鉛直回転板を効率よく回転させ、その回転のエネルギーを用いて発電する。
登録実用新案第3165106号公報
しかし、特許文献1に記載の水力発電装置は、渇水等により川を流れる水の量が減少すると発電効率が低下する。
本考案の目的は、川を流れる水の量が少ないときでも効率良く発電することができる水力発電施設および水力発電装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本考案の水力発電施設は、
水力発電装置を有する水力発電施設であって、
前記水力発電装置は、
内部が中空であり、正面と背面にそれぞれ流入口と排出口が開いており、胴体部の横断面が円形であってジャッキの機能を有する固定脚を左端と右端に備えた第1の横軸と第2の横軸がそれぞれ当該胴体部下側の湾曲部分の正面側の所定の位置と背面側の所定の位置とに取り付けられたケーシングと、
円錐状または砲弾状であり、互いの底面が向かい合うように配置され、前記ケーシングの内部に固定された正面側コーン及び背面側コーンと、
円柱状であり、前記正面側コーンの底面と前記背面側コーンの底面とに挟まれて円柱の中心軸を中心として回転できるように前記ケーシングの内部に配置されており、外周に案内羽根を有し、内部に発電機を収納しており、前記案内羽根に水の流れが作用することにより回転するとき前記発電機が発電する回転筒と、
を備え、
前記水力発電施設は、
土手に接する護岸壁と水の流れに沿って設置された仕切壁とに挟まれ、前記流入口に流れ込んだ水が前記排出口から流れ出すように前記水力発電装置が設置された集水路と、
前記護岸壁の対岸から前記仕切壁との接合部分までの水の流れを堰き止め、堰き止められた水を前記集水路に導く堰と、
を備える、
ことを特徴とする。
好ましくは、本考案の水力発電施設は、
前記堰の最高の高さが、前記堰との接合部分から前記水力発電装置の排出口までの前記仕切壁の最低の高さより低いことを特徴とする。
また、本考案の水力発電装置は、
内部が中空であり、正面と背面にそれぞれ流入口と排出口が開いており、胴体部の横断面が円形であってジャッキの機能を有する固定脚を左端と右端に備えた第1の横軸と第2の横軸がそれぞれ当該胴体部下側の湾曲部分の正面側の所定の位置と背面側の所定の位置とに取り付けられたケーシングと、
円錐状または砲弾状であり、互いの底面が向かい合うように前記ケーシングの内部に固定された正面側コーン及び背面側コーンと、
円柱状であり、前記正面側コーンの底面と前記背面側コーンの底面とに挟まれて円柱の中心軸を中心として回転できるように前記ケーシングの内部に配置されており、外周に案内羽根を有し、内部に発電機を収納しており、前記案内羽根に水の流れが作用することにより回転するとき前記発電機が発電する回転筒と、
を備えることを特徴とする。
本考案によれば、川を流れる水の量が少ないときでも効率良く発電することができる。
本考案の実施形態に係る第1の水力発電施設の一例を示す上面図である。 本考案の実施形態に係る第1の水力発電施設の一例を示す右側面図である。 水位の一例を示す水力発電施設の右側面図である。 水位の一例を示す図1のA−A線断面図である。 大きいゴミ用のゴミ除去網と細かなゴミ用のゴミ除去網の一例を示す図1のB−B線断面図である。 大きいゴミ用のゴミ除去網がゴミを捕らえ、ゴミ排出口から排出する様子の一例を示す図1のC−C線断面図である。 水力発電装置の構造の一例を示す図1のD−D線断面図である。 上流側から見た水力発電装置の一例の正面図である。 図7のE−E線断面図である。 図7のF−F線断面図(ただし、回転筒の内部は省略)である。 図7のG−G線断面図(ただし、回転筒の内部は省略)である。 上流側の案内羽根と、上流側の回転羽根と、固定羽根と、下流側の回転羽根と、下流側の案内羽根とを通って水が流れる経路を示す図である。 図7のH−H線断面図(ただし、案内羽根は省略)である。 本考案の実施形態に係る第2の水力発電施設の一例を示す上面図である。
以下、図面を参照しつつ、本考案の実施形態に係る水力発電施設およびその水力発電施設で用いられる水力発電装置について詳細に説明する。
なお、明細書と図面全体に渡って同一の構成要素には同一の符号を付す。
図1と図2は、それぞれ本考案の実施形態に係る第1の水力発電施設10の一例を示す上面図と右側面図である。
水力発電施設10は、河川や用水路等に設置される。水は矢印の方向に流れる。
本考案の実施形態に係る水力発電施設は、水力発電装置100と、護岸壁201と、護岸壁202と、仕切壁300と、堰400と、ゴミ除去網501と、ゴミ除去網502とで構成される。
水力発電装置100は、軸流型タービン発電装置である。水力発電装置100は、集水路800に設置される。集水路800は、土手701に接する護岸壁201と水の流れに沿って設置された仕切壁300とに挟まれた部分である。水力発電装置100の流入口101から流れ込んだ水は排出口102から流れ出す。
堰400は、護岸壁201の対岸の護岸壁202から前記仕切壁との接合部分までの水の流れを堰き止め、水の流れを堰き止め、堰き止められた水を集水路800に導く。
図2に示すように、堰400は、川底600からの高さh1で護岸壁202と接合し、下流方向に傾いて仕切壁300に向かって伸びる。堰400は、護岸壁202から離れるにつれて徐々に高くなって川底600からの高さh2で仕切壁300に接合する。堰400は、仕切壁300と接合する部分の近くに凹の形状のゴミ排出口401を有する。
以下では「川底600からの」という記載は省略するが、高さや水位は全て川底600を基準とする。
ゴミ排出口401には、ゴミ除去網501とゴミ除去網502とが設置されている。
仕切壁300は、堰400との接合部分から離れるにつれて徐々に高くなって水力発電装置100の流入口101に至ると高さh3に達し、水力発電装置100の排出口102まで高さh3のままである。従って、堰400の最高の高さは、堰400との接合部分から水力発電装置100の排出口102までの仕切壁300の最低の高さより低い。
仕切壁300は、水力発電装置100の排出口102から離れるにつれて徐々に低くなって高さh1で終わる。ただし、徐々に低くなる部分は必ずしも必要ではなく、仕切壁300は、水力発電装置100の排出口102の付近の高さh3の部分で終わってもよい。
護岸壁201は、土手701が崩れることを防ぐ。護岸壁201は、堰400と仕切壁300の接合部分の対岸において高さh4であり、そこから離れるにつれて徐々に高くなって水力発電装置100の流入口101に至ると高さh5に達し、水力発電装置100の排出口102まで高さh5のままである。護岸壁201は、水力発電装置100の排出口102から離れるにつれて徐々に低くなって再び高さh4となる。護岸壁201の最低の高さh4は、仕切壁300の最大の高さh3よりも高い。
護岸壁202は、土手702が崩れることを防ぐ。護岸壁202の高さは一定であり、例えば護岸壁201の最低の高さh4と同一である。
図3と図4は、川を流れる水の量が少ないときの水位の一例を示す。
川を流れる水の量が少ないとき、川の水は堰400で集められ、集水路800に流れ込む。
堰400が護岸壁202に接合する部分と、水力発電装置100の流入口101の付近との落差はHである。堰400の少し上流では水が堰400を越えない程度の水位W1であるとき、堰400に沿って水位ライン601の高さは徐々に上昇し、堰400と仕切壁300の接合部分の付近の水位はW2となる。堰400と仕切壁300の接合部分の付近から水力発電装置100の流入口101まで水位ライン601の高さは更に上昇(ただし、海水面を基準にすると、当然ながら徐々に減少している。)し、水力発電装置100の流入口101における水位はW3となる。水位W3により水力発電装置100に水を供給できるため、川を流れる水の量が少ないときでも水力発電装置100を用いて効率よく発電することができる。
また、上述したように、堰400の最高の高さは、堰400との接合部分から水力発電装置100の排出口102までの仕切壁300の最低の高さより低い。このため、豪雨等で川の水嵩が高くなると、堰400を越えて水が流れる。このように、大量の水が流れる場合には集水路800以外にも水が流れるため、川の水が全て集水路800を流れる場合に比べて水力発電装置100が破損するおそれは少ない。
図5は、大きいゴミ用のゴミ除去網501と細かなゴミ用のゴミ除去網502の一例を示す。
水力発電装置100は、ゴミを吸い込むと、破損するおそれがある。そこで、図6に示すように、まず上流側に設置されているゴミ除去網501により大きいゴミを捕らえて集水路800の外へゴミ排出口401から排出する。ゴミ除去網501が除去できなかった細かなゴミは、下流側に設置されているゴミ除去網502により捕らえて集水路800の外へゴミ排出口401から排出する。
図7は、水力発電装置100の構造の一例を示す図1のD−D線断面図である。図8は、上流側から見た水力発電装置100の一例の正面図である。
水力発電装置100は、ケーシング110と、背面側コーン120と、回転筒130と、正面側コーン125とで構成される。
ケーシング110の内部は中空であり、上流側である正面に流入口101が開いており、下流側である背面に排出口102が開いている。流入口101と排出口102は方形状であり、ケーシング110の胴体部の横断面は円状である。なお、入口101と排出口102は円状等他の形状であってもよい。
背面側コーン120と回転筒130と正面側コーン125は、ケーシング110の内部に収納される。水の流れに対する抵抗を減少させるために、背面側コーン120と正面側コーン125は円錐状または砲弾状である。背面側コーン120と正面側コーン125とは、それらの底面が互いに向かい合うように配置され、ケーシング110に固定される。
背面側コーン120の底面と正面側コーン125の底面とに挟まれて円柱状の回転筒130が配置される。回転筒130は円柱の中心軸を中心として回転することができる。
回転筒130は外周に回転羽根162と回転羽根164とを有する。回転筒130の内部には発電機150と発電機154とが収納されている。
流入口101から排出口102に向けて回転筒130の中心軸方向に流れる水が回転羽根162と回転羽根164に作用して回転筒130を回転させる。回転筒130が回転するとき、発電機150と発電機154が発電する。
ケーシング110の胴体部下側の湾曲部分には、正面側の所定の位置と背面側の所定の位置にそれぞれ横軸174と横軸171とが取り付けられている。正面側の横軸174は左端と右端にそれぞれ固定脚175と固定脚176を有し、背面側の横軸171は左端と右端にそれぞれ図示されていない固定脚と固定脚173を有する。これらの固定脚は全てジャッキの機能を有する。水力発電装置100は、これらの固定脚によって川底に固定され、ジャッキの機能により川底からの高さと川底に対する傾きを変化させることができる。
図7と図8に示すように、正面側コーン125は、4本のステイ115とステイ116とステイ117とステイ118とによってケーシング110の胴体部に固定される。背面側コーン120も、同様に4本のステイ111とステイ112とステイ113と図示されていないステイとによってケーシング110の胴体部に固定される。水の流れに対する抵抗を減少させるために、これらのステイの横断面は楕円状をしている。
なお、正面側コーン125と背面側コーン120の内側は水で満たされている。
回転筒130の中心軸には、固定軸140が配置されている。すなわち、回転筒130は固定軸140の周りを回転する。固定軸140の真ん中付近に、発電機150のケース151と発電機154のケース155が固定されている。
固定軸140の上流側の端は軸押さえ142で覆われている。図9に示すように、軸押さえ142はステイ126とステイ127とステイ128とステイ129により正面側コーン125に支持されている。固定軸140と軸押さえ142とは軸回転止め144により貫かれている。
同様に、固定軸140の下流側の端は軸押さえ141で覆われている。軸押さえ141はステイ121とステイ123と図示しない2本のステイにより背面側コーン120に支持されている。固定軸140と軸押さえ141とは軸回転止め143により貫かれている。
その結果、固定軸140の回転は阻止され、不動状態となっている。
図7に示すように、上流側から下流側に向けて案内羽根165と、回転羽根164と、固定羽根163と、回転羽根162と、案内羽根161とが設けられている。
図10に示すように、複数(例えば18枚)の固定羽根163がケーシング110の胴体部内側に固定されている。複数(例えば18枚)の上流側の案内羽根165と複数(例えば18枚)の下流側の案内羽根161も、同様に、ケーシング110の胴体部内側に固定されている。
また、図11に示すように、複数(例えば18枚)の上流側の回転羽根164が回転筒130の外周部に固定されている。複数(例えば18枚)の下流側の回転羽根162も、同様に、回転筒130の外周部に固定されている。回転羽根164と回転羽根162は回転筒130とともに回転する。
流入口101から入った水は、図12に示すように、固定された案内羽根165の間を通って流れ、回転羽根164を回転させる。そして、水は固定羽根163の間を通って流れ、同様に回転羽根162を回転させる。最後に、水は固定された案内羽根161の間を通って流れ、排出口102から排出される。
回転羽根164と回転羽根162とが回転すると、回転筒130が回転する。
図7に示すように、回転筒130の内周部には、側板131と側板132とが固定されている。側板131と側板132は、回転筒130の内部に水が浸入することを防ぐ。下流側の側板131は軸受133とベアリング135によって回転自在に固定軸140に取り付けられている。
上流側の側板132は、同様に、軸受134とベアリング136によって回転自在に固定軸140に取り付けられている。
図7に示すように、発電機150の回転子152にはギヤ137が固定されている。また、上流側の軸受134の発電機150側の端はギヤ138を構成する。ギヤ137とギヤ138は、図13に示すように噛み合っている。このため、回転筒130が固定軸140の周りを回転すると、軸受134が回転し、軸受134と一体的に形成されているギヤ138も回転する。ギヤ138が回転すると、ギヤ137が回転する。その結果、回転子152が回転し、発電機150が発電する。
発電機154も、発電機150と同様の構造を有しており、回転筒130が回転すると、発電する。
発電機150の固定子153と発電機154の固定子から排出口102側へ、固定軸140の内部の空洞を通ってコード145が延びる。発電機150と発電機154によって発電された電気はコード145を通って水力発電装置100の外部に供給される。
なお、水力発電装置100の水と接する部分で防水の必要な部分は、パッキン、液体シール、メカニカルシール、防水栓等によって防水されている。
図14は、本考案の実施形態に係る第2の水力発電施設11の一例を示す。
第2の水力発電施設11は、水力発電装置100と、護岸壁203と、仕切壁300と、堰400と、ゴミ除去網501と、ゴミ除去網502とで構成される。
第2の水力発電施設は、護岸壁203が水力発電装置100の付近にのみ設けられており、それ以外の場所で土手703が直接川に接している点と、土手704には護岸壁が設けられておらず、土手704が直接川に接している点が第1の水力発電施設と異なる。
第2の水力発電施設の水力発電装置100も、第1の水力発電施設の水力発電装置100と同様に、土手703と仕切壁300の間の集水路801を水が流れることにより発電する。
なお、上述した実施形態では水力発電装置100が川に設置される場合について説明したが、水力発電装置100は川に限らず水の流れがある場所であれば設置することができる。
また、上述した実施形態では水力発電装置100が2個の発電機を有する例について説明したが、水力発電装置100は発電機を1個のみ有していてもよいし、3個以上有していてもよい。
以上説明したように、本考案によれば、川を流れる水の量が少ないときでも効率良く発電することができ、川の水嵩が高く大量の水が流れる場合でも水力発電装置が破損するおそれを少なくすることができる。
10…第1の水力発電施設
11…第2の水力発電施設
100…水力発電装置
101…流入口
102…排出口
110…ケーシング
111、112、113…ケーシング110と背面側コーン120の間のステイ
115、116、117,118…ケーシング110と正面側コーン125の間のステイ
120…背面側コーン
121、123…背面側コーン120と軸押さえ141の間のステイ
125…正面側コーン
126、127、128、129…正面側コーン125と軸押さえ142の間のステイ
130…回転筒
131、132…側板
133、134…軸受
135、136…ベアリング
137、139…回転子に固定されているギヤ
138…軸受134の発電機150側の端のギヤ
140…固定軸
141、142…軸押さえ
143、144…軸回転止め
145…コード
150、154…発電機
151、155…発電機のケース
152…回転子
153…固定子
161、165…案内羽根
162、164…回転羽根
163…固定羽根
171、174…横軸
173、175、176…固定脚
201、202、203…護岸壁
300…仕切壁
400…堰
401…ゴミ排出口
501、502…ゴミ除去網
600…川底
601…水位ライン
701、702、703、704…土手
800、801…集水路

Claims (3)

  1. 水力発電装置を有する水力発電施設であって、
    前記水力発電装置は、
    内部が中空であり、正面と背面にそれぞれ流入口と排出口が開いており、胴体部の横断面が円形であってジャッキの機能を有する固定脚を左端と右端に備えた第1の横軸と第2の横軸がそれぞれ当該胴体部下側の湾曲部分の正面側の所定の位置と背面側の所定の位置とに取り付けられたケーシングと、
    円錐状または砲弾状であり、互いの底面が向かい合うように配置され、前記ケーシングの内部に固定された正面側コーン及び背面側コーンと、
    円柱状であり、前記正面側コーンの底面と前記背面側コーンの底面とに挟まれて円柱の中心軸を中心として回転できるように前記ケーシングの内部に配置されており、外周に案内羽根を有し、内部に発電機を収納しており、前記案内羽根に水の流れが作用することにより回転するとき前記発電機が発電する回転筒と、
    を備え、
    前記水力発電施設は、
    土手に接する護岸壁と水の流れに沿って設置された仕切壁とに挟まれ、前記流入口に流れ込んだ水が前記排出口から流れ出すように前記水力発電装置が設置された集水路と、
    前記護岸壁の対岸から前記仕切壁との接合部分までの水の流れを堰き止め、堰き止められた水を前記集水路に導く堰と、
    を備える、
    ことを特徴とする水力発電施設。
  2. 前記堰の最高の高さが、前記堰との接合部分から前記水力発電装置の排出口までの前記仕切壁の最低の高さより低いことを特徴とする請求項1に記載の水力発電施設。
  3. 内部が中空であり、正面と背面にそれぞれ流入口と排出口が開いており、胴体部の横断面が円形であってジャッキの機能を有する固定脚を左端と右端に備えた第1の横軸と第2の横軸がそれぞれ当該胴体部下側の湾曲部分の正面側の所定の位置と背面側の所定の位置とに取り付けられたケーシングと、
    円錐状または砲弾状であり、互いの底面が向かい合うように前記ケーシングの内部に固定された正面側コーン及び背面側コーンと、
    円柱状であり、前記正面側コーンの底面と前記背面側コーンの底面とに挟まれて円柱の中心軸を中心として回転できるように前記ケーシングの内部に配置されており、外周に案内羽根を有し、内部に発電機を収納しており、前記案内羽根に水の流れが作用することにより回転するとき前記発電機が発電する回転筒と、
    を備えることを特徴とする水力発電装置。
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