JP6049749B2 - タービン装置 - Google Patents

タービン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6049749B2
JP6049749B2 JP2014543723A JP2014543723A JP6049749B2 JP 6049749 B2 JP6049749 B2 JP 6049749B2 JP 2014543723 A JP2014543723 A JP 2014543723A JP 2014543723 A JP2014543723 A JP 2014543723A JP 6049749 B2 JP6049749 B2 JP 6049749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine
pump
fluid
blades
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014543723A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014533807A (ja
Inventor
マーク・ウエスト スティーブン
マーク・ウエスト スティーブン
Original Assignee
ブラッデル リミテッド
ブラッデル リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from AU2010905295A external-priority patent/AU2010905295A0/en
Application filed by ブラッデル リミテッド, ブラッデル リミテッド filed Critical ブラッデル リミテッド
Publication of JP2014533807A publication Critical patent/JP2014533807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6049749B2 publication Critical patent/JP6049749B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03BMACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
    • F03B17/00Other machines or engines
    • F03B17/005Installations wherein the liquid circulates in a closed loop ; Alleged perpetua mobilia of this or similar kind
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/30Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient

Description

本発明は、一般的にタービン装置に関する。本発明は特に、流動流体からエネルギーを抽出するタービン装置であって、流体が、装置内に含まれるか、或いは、湖、河川、海、又は池等の貯水池から供給されることを特徴とするタービン装置に関する。
現在の炭素系燃料からの炭素の生産とその地球の大気汚染の影響は、産業の重要な検討事項である。地球の減少する化石燃料への需要が増大するにつれて、代替エネルギー源の研究及び開発が急速に拡大している。現在まで、代替エネルギー源を考慮した場合には、核エネルギー源及び再生可能エネルギー源が支配的である。
核エネルギーに関しては、この燃料の使用においては、ほんの数例を挙げると、廃棄物処理/貯蔵、設立費用、及び事故の危険性等、多くの重大な欠点がある。
風力エネルギー、太陽光エネルギー、水力エネルギー、及び波エネルギー等の再生可能エネルギーに関しては、現在まで、エネルギーを利用するのに十分な大きさの設備の設立に関わる費用が比較的高価な代替手段である。更に、設備は、これらの源が存在した場合に、これらの源からエネルギーを発生させるのみである。これらの施設は、ベースロード電力需要を満たすことができず、従って、炭素燃料系のエネルギー源の実需を交換又は縮小させることはできないではないだろう。結果として、これらの源は、従来の手段を介して供給されるエネルギーを補うためだけに使用される。
既存の水力発電システムは、十分な水を貯えてタービンを駆動するのに十分な圧力ヘッドを作るために、大きなダム構造を建造する必要がある。水力システムの制約は、水が流れると、タービンがポテンシャルエネルギーと小さいレベルの運動エネルギーとを抽出できるだけであるということである。これは、作用する唯一の力が重力であることで、水の速度がその終端速度を超えないことの結果である。
更に、現在の水力システムは、河川、及び地形が必要な流量とヘッドとを生み出すことが可能な領域に限られている。水力システムでは多くの場合、好適な場所は、電力が必要とされる場所から遠距離に位置しており、必要とされる場所へと電力を供給するために大きな伝送損失をもたらす。
加えて、水力システムの機能は、ダム/貯水池への水の再生可能な流入に依存している。これが十分でない場合には、水力ダムのベースロード電力を生成する能力が損なわれる。
再生可能なエネルギー代替物の別の問題は、エネルギーを利用するために必要な設備が、多くの場合に外観が悪く、広い面積の土地又は流体塊領域を必要とすることである。
本発明の背景の前述の議論は、単に本発明の理解を容易にすることを意図している。当然のことながら、前記議論は、言及された材料のいずれかが本願の優先日における一般常識の一部であったことを同意又は承認するものではない。
本発明の目的は、従来技術の欠点の1以上を改善又は克服する、又は有用な代替を提供するタービン装置を提供することにある。
本発明は、流動流体からエネルギーを抽出するタービン装置であって、流体が通過する少なくとも1つのタービンユニットと、前記少なくとも1つのタービンユニットに流体を送るためのシミュレーションポンプと、前記流体を貯蔵するリザーバとを含み、前記タービンユニットは、そこを通して前記流体を引き込むように構成されていることを特徴とするタービン装置を提供する。
従来技術とは対照的に、本発明は、電力を発生させるために任意の場所に配置して動作させることが可能なタービン装置を提供する。タービン装置は、既存のダム、貯水池、河川、ラグーン、湖、スイミングプール、タンク又はその他の流体塊(自然又は人工のいずれか)の側面に設置することが可能な、自己完結型の独立型装置、又は可搬型の独立型装置のいずれとして動作してもよい。本発明は、タービン装置のタービンユニットを駆動するのに十分な正のヘッドを作り出すために、流水の供給源やダム等の重要なインフラストラクチャを必要としない。
少なくとも1つのタービンユニットが、タービンユニットの前方における圧力の上昇を低減するように構成されていてもよい。
シミュレーションポンプは、タービン翼の組を駆動するために直接流体を供給してもよい。シミュレーションポンプは、ダムにより従来提供されるような正のヘッドをシミュレートしてもよい。好ましくは、シミュレーションポンプは、少なくともタービンユニットへの流体の供給を変化させるために可変的に動作可能である。好ましくは、シミュレーションポンプは、タービンユニットの開口部の前方に位置している。
シミュレーションポンプは、ダム又は貯水池、或いは流体を貯蔵して所定の圧力ヘッド及び流速で放出してタービンを駆動し、エネルギーを生み出すことができるそのような構造体によって通常生み出される流体及び圧力ヘッドをシミュレートするために使用される、流体ポンプである。
シミュレーションポンプは、最初に外部電源からのエネルギーの入力を必要とする。タービンユニットを動作させるのに必要なポテンシャルエネルギーのレベルを超えて単一のタービンユニットが全エネルギーのレベルを生成する最小速度を、シミュレーションポンプの効率が決定する。
タービンユニット、リザーバ、及びシミュレーションポンプは、配管によって流体的に接続されていてもよい。
本発明の一態様では、タービン装置は、実質的に閉じた回路である。好ましくは、リザーバは、配管細工の拡大部により提供される。動作において、リザーバは、少なくとも1つのタービンユニットの下方に位置していてもよい。好ましくは、リザーバの体積は、秒単位でユニットを流れる流体の体積の少なくとも2倍に等しい。即ち、流体の流れが毎秒200Lである場合には、リザーバは少なくとも400L貯蔵することができなければならない。好ましくは、タービン装置は、その内部に流体が存在しない空隙部を有する。この部位は、タービン装置の運転状態に応じて移動してもよい。空隙部は、秒単位でユニットを流れる流体の体積の半分であってもよい。空隙が、装置の圧縮及び失速を防ぐ。
タービン装置は、その内部の空気圧と大気の空気圧との均等化を許容するための少なくとも1つの空気弁を含んでいてもよい。
タービン装置の向きによって、空隙は自動的に装置の上部になる。従って、空隙部と連通した状態に確保するために、少なくとも1つの空気弁もまた、その上部に位置することになる。
本発明の別の態様では、リザーバは、タービン装置の入口と出口とがそこで連通した状態にある開放した流体塊により提供される。
好ましくは、タービン装置が複数のタービンユニットを含む場合は、複数のタービンユニットのRPMが実質的に等しくなるように、複数のタービンユニットにわたって速度及び質量が実質的に等しくあり続ける。
好ましくは、少なくとも1つのタービンユニットは、ハウジングの通路内に取り付けられたポンプタービン翼の組から上流に位置する駆動タービン翼の組を含む。
好ましくは、駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは、それらが同じ方向且つ同じ速度で回転するよう制約されるように、共通のシャフトに取り付けられている。
駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは、対向した関係で取り付けられていてもよく、それによって、動作において駆動タービン翼の組がポンプタービン翼の組に向かって流体を押し出し、ポンプタービン翼の組が駆動タービン翼の組から流体を引き込むように、ポンプタービン翼の組が駆動タービン翼の組と反対の関係となる。タービン翼の組の同時動作が、駆動タービン翼の組の前方及び駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組との間に低圧領域を生み出してもよく、この圧力は、シミュレーションポンプによりタービンユニットへ供給される流体の圧力よりも低くてもよい。
この構成により、通路の開口部の流体圧力と比較して低圧の領域が2つのタービン翼の組の間に作り出される。更に、ポンプタービン翼の組がタービンユニットを通して流体を引き込むと、駆動タービン翼の組から上流にも低圧の領域が形成される。これは、タービンユニットの前方に流れるための最小限の障害が存在することを確実にするので重要であり、従来技術の装置により典型的に経験されたことである。ポンプタービン翼の組とその駆動タービン翼の組に対する逆の配向の結果として、タービンユニットを通って流れる質量が顕著に増加する。更に、駆動タービン翼の組に当たる流体の速度が増加する。
流体が高圧領域(タービンユニットの前方)から比較的低圧の領域に移動すると、より大きな圧力差がより大きな質量流量を誘導する。高圧領域は、自然、即ち大気圧、又は強制、即ちポンプや圧力ヘッドのどちらかにより発生し得る。更に、ポンプタービン翼の組は、流体を排出すると同時に、背圧のポテンシャルを低下させる。
好ましくは、タービン装置が単一のタービンユニットを含む場合、駆動タービン翼の組に当たる流体の速度は、流体の終端速度よりも大きい。これは、ポンプタービン翼の組の大きさにより影響され得る。
各タービン翼の組は、翼に当たる流体の力によって回転させられる翼の組の形態であってもよい。
本発明の一態様では、駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは離間関係にある。
本発明の別の態様では、駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは互いに重なり合う。
タービン装置は、少なくとも1つの発電機に接続されていてもよい。
少なくともタービンユニットは、少なくとも1つの発電機に接続されていてもよい。
少なくとも1つのタービンユニットのシャフトは、発電機に接続されていてもよい。
接続は、チェーン駆動、ベルト駆動、シャフトからシャフトへの直接接続、ギアボックス、又は他の既知の手段を介して行われてもよい。
流体が通路を通って流れると、その流れが駆動タービン翼の組を駆動すると同時に、ポンプタービン翼の組を回転させる。ポンプタービン翼の組が回転すると、それがポンプタービン翼の組に向かって効率的に流体を引き込み、少なくとも2つのタービン翼の組の間に低圧領域を作り出す。
ポンプタービン翼の組が回転すると、流体がシステムを通して引き込まれてユニットの外へ押し出され、駆動タービン翼の組の後方及び前方の圧力蓄積と関連する逆流圧及びエネルギー損失を最小化する。通路から流体を押し出す行為はまた、通路の出口に存在し得る圧力ヘッドを克服する。
更に、互いに対して設定された各タービン翼の組の向きにより、ポンプタービン翼の組の効果はまた、システム内の乱流を最小にし、流体が駆動タービン翼の組から通過すると流体の流れを整流する効果を有する。
タービン装置が複数のタービンユニットを含む場合、隣接するタービンユニットのシャフトの回転軸は互いに対してオフセットされている。これが、電源を容易にシャフトに接続することを許容すると同時に、タービン装置の更なるコンパクト化を可能にする。
好ましくは、駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは、最大トルクを提供するように構成されている。
更に、互いに対して設定された各タービン翼の組の向きにより、ポンプタービン翼の組の効果はまた、システム内の乱流を最小にし、流体が駆動タービン翼の組から通過すると流体の流れを整流する効果を有する。
タービン装置は、通路に侵入する破片や動物を防ぐため、通路の駆動端及びポンプ端にスクリーンを更に含んでいてもよい。
本発明の一態様では、ポンプタービン翼の組は、駆動タービン翼と同じ大きさとすることができる。
本発明の別の態様では、ポンプタービン翼の組は、駆動タービン翼の組よりも大径とすることができる。好ましくは、駆動タービン翼の直径のポンプタービン翼の組に対する最適な比は、1:1.617である。
本発明の一態様では、駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは、互いに重なり合うように連結することができる。
本発明の別の態様では、駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは離間関係とすることができる。駆動タービン翼の組とポンプタービン翼とは、駆動タービン翼の組の直径の3.2倍の比で離間されていてもよい。駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組との間隔は、この比から変化させることができる。
駆動タービン翼の組とポンプタービン翼とは、ポンプタービン翼の組が駆動タービン翼の組の直径に対して小径、同径、又は大径となることを許容する離間関係とすることができる。
通路は、駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組との間に位置するチャンバを含んでいてもよい。チャンバは、ポンプタービン翼の組に近づくにつれて収束する前に駆動タービン翼の組から外側に延びていてもよい。
通路は、駆動タービン翼の組から上流に位置する収束部を含んでいてもよい。通路は、ポンプタービン翼の組から下流に位置する発散部を含んでいてもよい。
収束部は、流体が流れる断面積を減少させて、そこを通過する流体の速度及び圧力を増加させる。一方で、発散部はそこを通過する流体の速度及び圧力を減少させる。各部分は、タービンユニットのチャンバに向かう方向に収束するように構成されている。
収束部は、駆動タービン翼の組に向かって移動するにつれて流体速度を増大させるのに役立つ。これが、ポンプタービン翼の組の動作と組み合わせて、流体速度が重力による流体の終端速度(水については7m/s)を超えることを可能にする。また、35m/sを超える流体速度の上昇を誘導し、流体の流れからの最大の運動エネルギーの抽出を可能にし、確実にする。
好ましくは、発散部は、流体がタービン翼の組から離れるにつれてタービン翼の組の流体のエネルギー損失によって作り出される背圧の低減に寄与する。
駆動タービン翼の組は、駆動タービン翼の組の翼上に流体を導くために、その上流に位置する固定子を有していてもよい。好ましくは、固定子は、シャフトに同軸上に取り付けられている。
付加的な固定子を、タービンユニットの他の部分に結合させてもよい。固定子は、一組の静止翼であり、その主な役割は流体を偏向することである。
この場合には、ポンプタービン翼の組の、タービン装置内の圧力への影響の結果として、流体の質量流量及び関連する圧力は、先行技術の装置とは異なり、固定子によって妨げられない。従って、高速で妨げられない質量流量は、駆動タービン翼の組に当たる流体の力を増大させ、これが今度は電気エネルギーに変換することができる利用可能なエネルギーを増加させる。
ポンプタービン翼の組は、シミュレーションポンプからの通路及び収束部を通って流れる流体によるヘッド損失を最小限にする大きさであり、従って所望の流速でシミュレーションポンプによって生成された流体の流れの質量及び圧力ヘッドが被る損害が最小限となるよう確保し、利用可能な位置エネルギー及び運動エネルギーから生成することが可能な全エネルギーを最大化する。
複数のタービンユニットは、直列に配置してもよい。該ユニットは、タービンユニットを出る流体が他の隣接するタービンユニットへと直ちに通過するように、隣接した配置に位置付けられていてもよい。
それがなければ駆動タービン翼の組に存在したであろう流体の流れ及び圧力の障害を最小にするポンプタービン翼の組の結果としてのみ、直列の複数のタービンユニットの使用が可能である。
本発明の一態様では、タービン装置は、第1のタービンユニットと第2のタービンユニットとを含み、流体がタービン装置を通過すると、第2のタービンユニットの駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とを通過してリザーバ内へと通過する前に、流体が第1のタービンユニットの上流に開口するベンチュリと、第1のタービンユニットの駆動タービン翼の組及びポンプタービン翼の組とを連続して通過するように、各タービンユニットが、実質的に端部から端部への関係である。
タービン翼アセンブリは、第3のタービンユニットを含んでいてもよい。第2のタービンユニットを出る流体が第3のタービンユニットに入るように、第3のタービンユニットは第2のタービンユニットに当接していてもよい。
互いに対して向き及び構成を変化させながら実質的に直列に配置された、複数のタービンユニットがあってもよい。これらの構成は本発明の範囲に含まれることが理解されるべきである。
各タービンユニットは、独立したシャフトに取り付けられていてもよい。
タービンアセンブリの内部及び外部の少なくともいずれかへの流体の流れは、複数の経路を通ってもよく、この変形は本発明により包含されることが理解されるべきである。
駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とが互いに逆の関係に配置されているので、本発明の一態様では、2つのタービン翼の間の位置からすると、1つのタービン翼の組のタービン翼は別のタービン翼の組のタービン翼の鏡像である。別の態様では、1つのタービン翼の組のタービン翼は、他のタービン翼の組のタービン翼から180°の角度でオフセットされている。
駆動タービン翼の組とポンプタービン翼とは、ポンプタービン翼の組が駆動タービン翼の組の直径に対して小径、同径、又は大径となることを許容する離間関係とすることができる。或いは、駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは連結又は重複し、それによって2つの翼の組が互いに僅かに重なり合っていてもよい。
駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは、互いに対向した関係で配置され、即ち、流体が駆動タービン翼の組に当たって翼がシャフトの回転を開始するように、翼が互いに対して逆になっている。ポンプタービン翼の組と駆動タービン翼の組とが共通のシャフトに接続されているので、ポンプタービン翼の組は、駆動タービン翼の組と同時に同じ速度で回転する。ポンプタービン翼の組が回転すると、それがポンプタービン翼の背後に低圧領域を作り出し、駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組との間だけでなく、駆動タービン翼の組の前方に低圧領域を誘導する。これが、駆動タービン翼を横切る大幅に高圧力に設定された流体の質量流量の増加をもたらし、流体がより大きな力で駆動タービン翼の組に当たるようになる。
本発明は、以下添付の図面に示す複数の実施形態の以下説明を参照することで良く理解されるであろう。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るタービン装置の概略平面図である。 図2は、支持フレームワーク及び関連する発電機を備えた図1のタービン装置の概略側面図である。 図3は、図2の平面図である。 図4は、第1の実施形態のタービン装置に組み込まれたタービンユニットの断面側面図である。 図5は、第2の実施形態に係るタービン装置に組み込まれた一連のタービンユニットの概略図である。 図6は、第2の実施形態のタービン装置に組み込まれたタービンユニットの断面側面図である。 図7は、図6に示すタービン翼の組の分解断面図である。 図8は、本発明の第3の実施形態に係るタービン装置の斜視図である。 図中において、同様の構造は、複数の図を通して同様の数字によって参照される。示される図面は、必ずしも正確な縮尺ではなく、一般的に本発明の原理の具体的説明に重点を置いている。
図1〜図4を参照すると、本発明の第1の実施形態に係る発明は、流動流体からエネルギーを抽出するためのタービン装置10の形態である。タービン装置10は、そこを流体が通過する3つのタービンユニット11を含む。
タービン装置10はまた、流体を第1のタービンユニット11aへ送るためのシミュレーションポンプ14と、流体を貯蔵するためのリザーバ20とを含む。
構成要素の各々は、パイプ32で互いに流体連通している。図1に示すように、リザーバ20は、結合したパイプ32の拡大部である。
図1、図2及び図3に示すように、第1の実施形態のタービン装置10は、実質的に閉じたシステムである。しかしながら、タービン装置10は時々、任意の漏れに対応するために流体を補充する必要があり得ることを理解されたい。また、タービン装置10は、パイプ32内の空気圧を大気圧と比較的等しい状態に確保するために通気孔32を有すことができる。
図2及び図3を参照すると、動作の準備が整ったタービン装置10が示されている。これらの図では、タービン装置10はフレーム36により支持され、タービンユニット11がリザーバ20の上に留まるようにタービン装置10を配向させている。
各タービンユニット11は、共通のシャフト17に同軸上に取り付けられた駆動タービン翼の組13及びポンプタービン翼の組15を含む。図4において、流体の流れは矢印Aで示されている。
駆動タービン翼の組13及びポンプタービン翼の組15は、ハウジング19内に形成された通路21内に配置されている。通路21は、駆動タービン翼の組13及びポンプタービン翼の組15へと流体を導く。
図4を参照すると、通路21は、第1の端部23及び第2の端部25を有する。通路21はまた、第1の端部23と駆動タービン翼の組13との間に位置する収束部27と、駆動タービン翼の組13とポンプタービン翼の組15との間に位置する発散部29とを内蔵している。
図3に最も良く示すように、各タービンユニット11のシャフト17は、ハウジング19を越えて延びている。各シャフトは、発電機30に接続されたより大きなシャフト18に連結されている。
その初期動作において、シミュレーションポンプ14が、リザーバ20から第1のタービンユニット11aの駆動タービン翼の組13へと制御された流体の体積及び圧力ヘッドで、流体を供給する。流体は、通路21の第1の端部23を抜けて収束部27へと通過する。収束部27は、流体が駆動タービン翼13に当たる前に効果的に流体の速度を増加させる。これが駆動タービン翼の組13を回転させ、シャフト17及びポンプタービン翼の組15を回転させる。
一度ポンプタービン翼の組15が回転すると、低圧の領域が2つのタービン翼の組13及び15の間の通路21の部分に生み出される。ポンプタービン翼の組15は、流体がポンプタービン翼の組15を通過するまで、流体を駆動タービン翼の組13から引き込む。それが次いで第1のタービンユニット11aの外へ、第2のタービンユニット11bに向けて流体を押出し、そこで同様の工程が行われる。第3のタービンユニット11cでも同様である。第3のタービンユニット11cを出ると、流体はリザーバ20へと排出される。
ポンプタービン翼の組15の流体の引込み作用は、駆動タービン翼の組13の前方において生じ得る圧力の上昇だけでなく駆動タービン翼の組13によって作り出される逆流圧力損失の影響を軽減し、駆動タービン翼の組13から上流に更なる低圧領域を作り出す。引込み効果はまた、乱流を低減して流体速度を増大させるのに役立つ。
流体は、タービンユニット11の通路21に入ると、収束部27を通って駆動タービン翼の組13に向かい加速される。駆動タービン翼の組13が回転すると、ポンプタービン翼の組15もまた回転して通路21を介してより多くの流体を引き込む。ポンプタービン翼の組15と駆動タービン翼の組13とは同じシャフトに取り付けられているので、ポンプタービン翼の組15の回転は、駆動タービン翼の組13の回転によって誘起される。
ポンプタービン翼の組15の翼は、駆動タービン翼の組13の翼とは逆になっているので、ポンプタービン翼の組15は、駆動タービン翼の組13から流体を引き込み、流体をそこから下流の通路21へと押し出す。
本発明の第2の実施形態を、図5、図6及び図7に示す。便宜上、第1の実施形態のタービン装置10の特徴と類似又は対応するタービン装置110の特徴は、同じ参照番号で示した。
この実施形態では、タービン装置110は、各タービンユニット111の構成のため、よりコンパクトである。図6及び図7を参照すると、各タービンユニット111は、共通のシャフト17に同軸上に取り付けられた駆動タービン翼の組13とポンプタービン翼の組15とを含む。駆動タービン翼の組13及びポンプタービン翼の組15は、ハウジング119内に形成された通路121内に配置されている。通路121は、収束部又は発散部がない円筒形状である。
図7に最もよく示されるように、駆動タービン翼の組13とポンプタービン翼の組15とは、互いに対して配置されており、それによって重なり合うか又は連結する。この向きでは、2つのタービン翼の組13及び15の間には間隙がない。これによって、各タービンユニット111は大幅に長さを減らし、タービン装置110をよりコンパクトにすることができる。
タービンユニット111は、流体の流れを支援するために、2つのタービン翼の組13及び15の間の中央に位置するベンチュリビーズ112を有する。
本発明の第3の実施形態を、図8に示す。便宜上、第1の実施形態のタービン装置10の特徴と類似又は対応するタービン装置210の特徴は、同じ参照番号で示した。
この実施形態では、タービン装置210は、例えばダム、河川、湖又はスイミングプール等の流体塊212により提供されるリザーバ220を有する。動作において、シミュレーションポンプ14が、最初にリザーバ220から入口238を介して第1のタービンユニット11aへと水を供給する。一度流体が3つのタービンユニット11を通過すると、その流体は出口240を通ってリザーバ220へと戻り補充される。
上記の各実施形態では、ポンプタービン翼の組の回転が、その非存在下において作り出されたであろうものよりも大幅に低圧の区域を作り出すことで、駆動タービン翼の組を横切る質量流量をより大きく誘導することができる。
各ユニットが駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とを有するように構成されているため、ポンプタービン翼の組はポンプとして動作しているので、駆動タービン翼の組によって作り出されるエネルギーの損失は、ポンプタービン翼の組の作用によって補われる。エネルギーは、駆動タービン翼の組からシャフトに沿ってポンプタービン翼の組へと効率的に転送される。これは、両方の翼の組が、同じシャフトに取り付けられており、駆動タービン翼の組が従来の様式で動作しながらポンプタービン翼の組がタービンユニットを通して流体を引き込むように、同時に逆方向に回転する場合にのみ可能である。
シミュレーションポンプは、最初に外部電源からのエネルギーの入力を必要とする。タービン装置を動作させるのに必要なポテンシャルエネルギーのレベルを超えて単一のタービン装置が全エネルギーのレベルを生成する最小速度を、シミュレーションポンプの効率が決定する。
総エネルギー(TE)は、タービン装置により生成されるポテンシャルエネルギー(PE)と運動エネルギー(KE)とを合成したものであり、機械的エネルギーに変換され、次いで電気的エネルギーに変換される。
生成された電気的エネルギーは、次いで、シミュレーションポンプに戻って供給され、その動作、並びに所望の流量及び圧力ヘッドの流体の供給を維持する。
一度生成された電気的エネルギーがシミュレーションポンプにより必要なポテンシャル(電気的)エネルギーを超えると、次いでタービン装置は概して独立型のユニットとなり、その時点では外部電源を必要としない。
使用される流体が水であり、シミュレーションポンプが80%の能率評価を有すると仮定すると、タービン装置が電力を提供するための流体の所望の速度は、ポンプごとに16.55mである。シミュレーションポンプが90%の能率評価を有するとき、流体の所望の速度は13.7m/sである。
一例では、シミュレーションポンプが85%の効率であり、流速が23m/sのとき、一連又は単一のタービン装置における第1のユニットにより生成される電力のレベル(理論値)は、シミュレーションポンプを作動させるのに必要な電力の1.41倍である。
本発明は、シミュレーションポンプが第1のタービンユニットを駆動するために必要な流体の流れ及びヘッドのシミュレート又は生成を行うタービン装置に関する。更に、タービンユニットの内部の機械的構成によって、流体の流れが妨げられず、電力を生成するために複数のタービンユニットを直列で使用することができる。
駆動タービン翼の組は、流体が通路を通過すると翼に当たる流体の力によって回転が生じる一式の駆動タービン翼を含む。
ポンプタービン翼の組は一式の翼を含み、それらの設計及び駆動タービン翼の組に対する結果的な配向により、流体をそれ自体から排出する前にハウジングの通路を介してポンプタービン翼に向けて流体を引き込む。通路を通る流体の「引込み」は、ポンプタービン翼の組によって生み出され、これが大幅に通路内の圧力を低下させる。
ポンプタービン翼の組の動作は、駆動タービン翼の組の前方とポンプタービン翼の組の後方との間に高い圧力差を生み出す。高圧領域(駆動タービン翼の組の前方)から低圧領域(ポンプタービン翼の組の後方)へと流体が移動するので、この差がより大きな質量流量を誘導する。高圧領域は、自然に(即ち、大気圧)、又は強制的に(即ち、ポンプ又は加圧ヘッド)生じさせてもよい。ポンプタービン翼の組は、従って、駆動タービン翼を通る流体の質量流量及び速度の増加を誘導する。ポンプタービン翼の組の動作の結果として、タービンアセンブリを通過する流体の速度が(水については、7m/sから35m/sを超えるまで)増加し、それによって、流体の速度は、その重力により生じる終端速度を大幅に超える。
加えて、ポンプタービン翼の組は、流体を排出すると同時に、通常は駆動タービン翼の組の前方に生じる流体の流れに対する背圧のポテンシャルと障害とを除去する。
駆動タービン翼の組の直径に対するポンプタービン翼の組の直径は、必要な結果、及びタービンアセンブリが使用される条件(例えば、スロープ上に位置付けられる)に応じて、同径、小径、又は大径であってもよい。
共通のシャフトがハウジングを通って延び、そこから突出し、電力を生み出すために交流電源又はモータのそこへの接続を許容する。
両方のタービン翼の組は、それをもって結合させられる1以上の固定子を有していてもよい。固定子の静止翼は、タービン翼の組の翼上へと流体を偏向させる。
適用によっては、ハウジングは収束ベンチュリを支持する。収束ベンチュリが収束領域を提供し、これが質量保存によって流体の速度を増加させる。質量保存は、流体塊がより小さい領域を通過するとその速度が増加し、逆もまた同様であることを規定する。
適用によっては、ハウジングは発散ベンチュリを支持する。発散ベンチュリは、そこを通って移動する流体の速度を低下させる発散領域を提供する。
駆動タービン翼の組の直前の収束ベンチュリの目的は、重力により生じる流体の終端速度(水については、約7m/s)を超えるレベルまで流体の速度を増加させることである。これが、移動する流体からの運動エネルギーの最大抽出を容易にする。
ポンプタービン翼が配置されているハウジングの部分はまた、発散ベンチュリを含んでいてもよい。このハウジングは、駆動タービン翼の組からポンプタービン翼の組へと遠ざかり発散してもよく、2つのタービン翼の組の間で同じ大きさであってもよく、又は駆動タービン翼の組からポンプタービン翼の組へと収束してもよい。
タービンアセンブリは、動作するために流体リザーバと流体連通するように配置される。流体リザーバは、例えば、流体を保持でき、タービンアセンブリを通して流体を案内することができるポンプ又は任意の機構によって、流体を持続的に引き込むことができる任意の大きさ又は任意の形状の流体塊、ダム、貯水池、湖、タンク、密閉された導管(パイプラインや他のもの)を含む多くの形態をとることができる。直列の複数のタービンアセンブリがあってもよい。一度流体がタービンアセンブリを通過すると、流体は流体リザーバへと戻り排出される。
シミュレーションポンプは、ハウジングに接続され、タービンアセンブリを通る流体の流れ及びヘッドを作り出し、制御するために使用される。シミュレーションポンプは、タービン(例えば水力)を動作させるために必要なヘッド及び流れを作り出すために流体を収容するダム等の構造物の必要性を置換する。
タービン装置は、ポンプごとに、2mから100mを超える高さまでの正のヘッドで、20Lから100,000Lを超える流体流速で動作させることができる。
当業者にとって明らかであろう変更及び変形は、本発明の範囲に入るものと考慮される。
下部及び上部等の位置の記載の参照は、図面に示された実施形態の文脈で解釈されるべきであって、用語の文言通りの解釈に本発明を限定するものとして解釈されるべきではなく、むしろ当業者にとって理解されるであろうものとして解釈されるべきである。
明細書を通して、文脈が要求しない限り、「含む(comprise)」との語、或いは「含む(comprises)」又は「含む(comprising)」等の変形は、規定された整数又は整数の群の包含を意味するものと理解されるが、他の任意の整数又は整数の群を排除することを意味するものではない。

Claims (31)

  1. 流動流体からエネルギーを抽出するタービン装置であって、流体が通過する少なくとも1つのタービンユニットと、前記少なくとも1つのタービンユニットに流体を送るためのシミュレーションポンプと、前記流体を貯蔵するリザーバとを含み、前記タービンユニットは、前記タービンユニットを通して前記流体を引き込むように構成され、前記少なくとも1つのタービンユニットは、ポンプタービン翼の組、及び前記ポンプタービン翼の組から上流に位置する駆動タービン翼の組を含み、両方ともハウジングの通路内に取り付けられていることを特徴とするタービン装置。
  2. 少なくとも1つのタービンユニットが、タービンユニットの前方における圧力の上昇を低減するようにも構成されている請求項1に記載のタービン装置。
  3. シミュレーションポンプは、駆動タービン翼の組に直接流体を供給する請求項1から2のいずれかに記載のタービン装置。
  4. シミュレーションポンプは、少なくともタービンユニットへの流体の供給を変化させるために可変的に動作可能である請求項1から3のいずれかに記載のタービン装置。
  5. シミュレーションポンプは、タービンユニットの開口部の前方に位置している請求項1から4のいずれかに記載のタービン装置。
  6. シミュレーションポンプは、ダム又は貯水池、又はそのような構造体によって通常生み出される流体及び圧力ヘッドをシミュレートするために使用される、流体ポンプである請求項1から5のいずれかに記載のタービン装置。
  7. シミュレーションポンプは、最初に外部電源からのエネルギーの入力を必要とする請求項1から6のいずれかに記載のタービン装置。
  8. タービンユニット、リザーバ、及びシミュレーションポンプは、配管によって流体的に接続されている請求項1から7のいずれかに記載のタービン装置。
  9. タービン装置は、実質的に閉じた回路である請求項1から8のいずれかに記載のタービン装置。
  10. リザーバは、配管細工の拡大部により提供される請求項1から9のいずれかに記載のタービン装置。
  11. リザーバの体積は、第2のタービンユニットにおいて前記ユニットを流れる流体の体積の少なくとも2倍に等しい請求項10に記載のタービン装置。
  12. タービン装置は、その内部に流体が存在しない空隙部を有する請求項10から11のいずれかに記載のタービン装置。
  13. 空隙部は、第2のタービンユニットにおいて前記ユニットを流れる流体の体積の半分である請求項12に記載のタービン装置。
  14. タービン装置は、その内部の空気圧と大気の空気圧との均等化を許容するための少なくとも1つの空気弁を更に含む請求項1から13のいずれかに記載のタービン装置。
  15. リザーバは、タービン装置の入口と出口とがそこで連通した状態にある開放した流体塊により提供される請求項1から9のいずれかに記載のタービン装置。
  16. 駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは、それらが同じ方向且つ同じ速度で回転するよう制約されるように、共通のシャフトに取り付けられている請求項1から15のいずれかに記載のタービン装置。
  17. 駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは、対向した関係で取り付けられており、それによって、動作においてポンプタービン翼の組が駆動タービン翼の組から流体を引き込んで駆動タービン翼の組の前方及び駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組との間に低圧領域を生み出し、この圧力は、タービンユニットへ供給される流体の圧力よりも低くなるように、ポンプタービン翼の組が駆動タービン翼の組と反対の関係となる請求項1から16のいずれかのいずれかに記載のタービン装置。
  18. タービン装置が単一のタービンユニットを含む場合、駆動タービン翼の組に当たる流体の速度は、流体の終端速度よりも大きい請求項1から17のいずれかに記載のタービン装置。
  19. 駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは離間関係にある請求項1から18のいずれかに記載のタービン装置。
  20. タービン装置が複数のタービンユニットを含む場合、隣接するタービンユニットのシャフトの回転軸は互いに対してオフセットされている請求項1から19のいずれかに記載のタービン装置。
  21. ポンプタービン翼の組は、駆動タービン翼と同じ大きさである請求項1から20のいずれかに記載のタービン装置。
  22. ポンプタービン翼の組は、駆動タービン翼の組よりも大きい直径を有する請求項1から21のいずれかに記載のタービン装置。
  23. 駆動タービン翼の直径のポンプタービン翼の組に対する最適な比は、1:1.617である請求項22に記載のタービン装置。
  24. 駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは、互いに重なり合う請求項1から23のいずれかに記載のタービン装置。
  25. 駆動タービン翼の組とポンプタービン翼の組とは離間関係とすることができる請求項1から24のいずれかに記載のタービン装置。
  26. 駆動タービン翼の組とポンプタービン翼とは、駆動タービン翼の組の直径の3.2倍の比で離間されている請求項22に記載のタービン装置。
  27. 通路は、駆動タービン翼の組から上流に位置する収束部を含む請求項1から26のいずれかに記載のタービン装置。
  28. 通路は、ポンプタービン翼の組から下流に位置する発散部を含む請求項1から27のいずれかに記載のタービン装置。
  29. 駆動タービン翼の組は、駆動タービン翼の組の翼上に流体を導くために、その上流に位置する固定子を有しており、前記固定子はシャフトに同軸上に取り付けられている請求項1から28のいずれかに記載のタービン装置。
  30. 2以上のタービンユニットを含み、前記タービンユニットは互いに対して向きを変化させながら直列に配置されている請求項1から29のいずれかに記載のタービン装置。
  31. 各タービンユニットは、独立したシャフトを有する請求項30に記載のタービン装置。
JP2014543723A 2010-12-01 2011-12-01 タービン装置 Expired - Fee Related JP6049749B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU2010905295A AU2010905295A0 (en) 2010-12-01 Closed Circuit Power Generation System
PCT/AU2011/001575 WO2012071632A1 (en) 2010-12-01 2011-12-01 Turbine apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014533807A JP2014533807A (ja) 2014-12-15
JP6049749B2 true JP6049749B2 (ja) 2016-12-21

Family

ID=46171107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014543723A Expired - Fee Related JP6049749B2 (ja) 2010-12-01 2011-12-01 タービン装置

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP6049749B2 (ja)
KR (1) KR101849765B1 (ja)
MY (1) MY172799A (ja)
SG (1) SG11201402812TA (ja)
WO (1) WO2012071632A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6462277B2 (ja) * 2014-08-29 2019-01-30 株式会社鶴見製作所 発電機能を有する水流発生装置および発電機能を有する水流発生システム
WO2017115194A1 (en) * 2015-12-22 2017-07-06 Rashidiyan Salehi Hamed Device and method for generating energy
US11248579B2 (en) * 2016-05-20 2022-02-15 Braddell Limited Booster assembly and apparatus
KR101958616B1 (ko) * 2018-11-12 2019-03-14 대아산업 주식회사 튜블러형 소형 발전기
LU500462B1 (fr) * 2021-07-22 2022-08-29 Tahar Lazreg Dispositif de production d’énergie mécanique, d’énergie électrique et procédé à cet effet
WO2023114879A1 (en) * 2021-12-15 2023-06-22 Zero Nox, Inc. Venturi device with forced induction systems and methods

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810166A (ja) * 1981-07-09 1983-01-20 Kazunari Onishi ポンプを利用した発電装置
AU5067698A (en) * 1997-11-27 1999-06-16 Toshitaka Yasuda Method of utilizing non-newtonian mechanical energy of wind or water flow under atmospheric pressure and apparatus therefor
US20050103004A1 (en) * 2003-11-18 2005-05-19 Heigle Esper J. Velocity intensifying power system
US20070041830A1 (en) * 2005-08-19 2007-02-22 Lazar Bereli M Hydrodynamic closed loop turboset-selfbooster
CN101889128B (zh) 2007-10-04 2013-07-24 斯蒂芬·马克·韦斯特 涡轮组件
GB2458390A (en) * 2009-04-22 2009-09-23 Carl Derek Sharman Hydraulic circuit claimed to generate power

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012071632A1 (en) 2012-06-07
KR20140099522A (ko) 2014-08-12
SG11201402812TA (en) 2014-08-28
JP2014533807A (ja) 2014-12-15
KR101849765B1 (ko) 2018-05-31
MY172799A (en) 2019-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6049749B2 (ja) タービン装置
US8358023B2 (en) Driving turbine blade assembly comprising a passage through which a fluid may pass
US9086047B2 (en) Renewable energy extraction device
US20190368464A1 (en) Submerged Water Column Power Generation System
CN101666284A (zh) 发电机和涡轮机单元
US8123457B2 (en) System and apparatus for improved turbine pressure and pressure drop control using turbine head potential
TW201344043A (zh) 水渦輪機
US10221828B2 (en) Hydroelectric power generation device for pipeline
EP2079925B1 (en) Turbine unit and assembly
JP6168269B2 (ja) 流体機械および流体プラント
JP2016517923A (ja) 潜水式水力発電機装置およびかかる装置から水を排出する方法
US8946922B1 (en) Reverse flow hydroelectric generator
JP5738273B2 (ja) 発電装置
US8376699B1 (en) Vortex hydro turbine
RU2347935C2 (ru) Русловая гидроэлектростанция
KR101611857B1 (ko) 수중 설치형 소수력 발전장치
RU2362905C2 (ru) Гидропривод
TW201211384A (en) Fluid pipeline structure with multiple power generation functions
KR100961814B1 (ko) 풍력발전시스템의 로터구조체
RU123849U1 (ru) Энергетическая установка для преобразования энергии воды в механическую
KR101545684B1 (ko) 수압을 이용한 수도관용 발전 장치
BR102022023259B1 (pt) Hidroturbina com difusor de flange curto e aletas estruturais
KR20200053942A (ko) 사이펀 현상을 이용한 소수력 발전장치
EP2769087B1 (en) Apparatus and method for tidal energy extraction and storage
JP2012524208A (ja) 油圧機械式交流発電機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151110

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160210

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6049749

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees