JP2010215204A - 回転運動伝達装置及び自動車用ステアリング装置 - Google Patents

回転運動伝達装置及び自動車用ステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010215204A
JP2010215204A JP2009067588A JP2009067588A JP2010215204A JP 2010215204 A JP2010215204 A JP 2010215204A JP 2009067588 A JP2009067588 A JP 2009067588A JP 2009067588 A JP2009067588 A JP 2009067588A JP 2010215204 A JP2010215204 A JP 2010215204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
drum
pulley
shaft
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009067588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5268726B2 (ja
Inventor
Kenichi Suzuki
健一 鈴木
Takashi Sakamoto
貴 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK, Chuo Spring Co Ltd filed Critical Chuo Hatsujo KK
Priority to JP2009067588A priority Critical patent/JP5268726B2/ja
Publication of JP2010215204A publication Critical patent/JP2010215204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5268726B2 publication Critical patent/JP5268726B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】組み付け作業性の良い回転運動伝達装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 入力側ドラムと、入力側ドラムを収容する入力側ハウジングと、出力側ドラムと、出力側ドラムを収容する出力側ハウジングと、入力側ドラムの回転を出力側ドラムに伝達する二本のケーブルを備え、二本のケーブルは、ハンドル側ドラム及び操舵側ドラムの外周に互いに異なる巻き方向に巻き付けられ、ハンドル側のドラムの正逆方向の回転に伴って交互に引張力が作用するように巻き取り及び引き出しが行われるようにしてある。前記入力側ドラムと出力側ドラムの少なくとも一方が同軸の二枚のプーリーを組み合わせてなるものであり、それら二枚のプーリーの一方の外周に一方のケーブルが巻き付けられており、他方のプーリーの外周に他方のケーブルが巻き付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、二本のケーブルを利用して入力側のドラムの回転を出力側のドラムに伝達する回転運動伝達装置と、その回転運動伝達装置を備える自動車用ステアリング装置に関する。
特許文献1は、本件出願人が以前に開発、特許出願した回転運動伝達装置に関する公開特許公報である。特許文献1の回転運動伝達装置は、自動車用ステアリング装置に用いられている。この回転運動伝達装置は、ハンドルのシャフトに連結されたハンドル側ドラムと、前輪の操舵機構のシャフトに連結された操舵側ドラムと、二本のケーブルを備える。ハンドル側ドラム及び操舵側ドラムは、夫々ハウジングに収容されている。二本のケーブルは、ドラム側ハウジングと操舵側ハウジング間に配置される二本の筒状のアウタケーシング内を往復動可能に挿通されている。二本のケーブルは、ハンドル側ドラム及び操舵側ドラムの外周に互いに異なる巻き方向に巻き付けられ、ハンドル側のドラムの正逆方向の回転に伴って交互に引張力が作用するように巻き取り及び引き出しが行われるようにしてある。この装置では、ハンドルを一方に回転させると、ハンドル側ドラムが一方に回転する。これによって、二本のケーブルの一方がハンドル側ドラムに巻き取られると共に他方がハンドル側ドラムから引き出される。同時に、操舵側ドラムでは、二本のケーブルの一方が引き出されると共に他方が巻き取られる。これにより、ハンドル側ドラムが回転し、ハンドルの回転が操舵側に伝達される。なお、ハンドルを他方に回転させたときも、同様にしてハンドルの回転が操舵側に伝達される。
特開平10−53148号公報
上記特許文献1記載の回転運動伝達装置では、ハウジング内へのドラムの組み付け作業は次のようにして行っていた。
まず、ハウジング本体の二つの貫通孔に二本のアウタケーシングの端部を取り付けると共に、二本のアウタケーシングの端部から引き出された二本のケーブルを貫通孔を通じてハウジング本体内へ引き込む。次に、引き込まれた二本のケーブルは、その端部をドラムに取り付け、互いに異なる巻き方向に巻きつける。次に、ケーブルを巻きつけたドラムをハウジング本体内に収容し、ハウジングカバーで覆う。
このような回転運動伝達装置では、ハンドル側ドラムの回転を操舵側ドラムに応答性良く伝達するためには、ハンドル側ドラムと操舵側ドラムにケーブルを弛み無く掛け渡す必要がある。このため、ドラムにケーブルの端部を巻き付ける作業や、ケーブルを巻き付けたドラムをハウジング本体内に組み付ける作業を行う際に、ハウジング本体内に手繰り寄せられるケーブルの長さを長くすることができない。その結果、上記各作業を行う際に困難を伴う場合が多く、改善の要請があった。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、ハウジング内へのドラムの組み付け作業の作業性の良い回転運動伝達装置を提供する。
本発明の回転運動伝達装置は、入力側ドラムと、入力側ドラムを収容する入力側ハウジングと、出力側ドラムと、出力側ドラムを収容する出力側ハウジングと、入力側ドラムの回転を出力側ドラムに伝達する2本のケーブル(即ち、第1ケーブルと第2ケーブル)を備える。
第1ケーブルは、その一端が入力側ドラムの外周に第1の巻き方向に巻き付けられる一方で、その他端が出力側ドラムの外周に第2の巻き方向に巻き付けられる。第2ケーブルは、その一端が入力側ドラムの外周に第1の巻き方向と反対の巻き方向に巻き付けられる一方で、その他端が出力側ドラムの外周に第2の巻き方向と反対の巻き方向に巻き付けられる。
入力側ハウジングと出力側ハウジングの夫々には、第1ケーブルと第2ケーブルのそれぞれをハウジング内に引き込むための2つの貫通孔が形成されている。
入力側ドラムと出力側ドラムの少なくとも一方が同軸の二枚のプーリーを組み合わせてなるものであり、それら二枚のプーリーの一方の外周に第1ケーブルが巻き付けられており、他方のプーリーの外周に第2ケーブルが巻き付けられている。
この回転運動伝達装置では、入力側ドラムと出力側ドラムの少なくとも一方が同軸の二枚のプーリーを組み合わせてなるものであり、それら二枚のプーリーの一方の外周に第1ケーブルが巻き付けられており、他方のプーリーの外周に第2ケーブルが巻き付けられている。
二本のケーブルを、夫々別個に異なるプーリーに巻き付けることができるので、二本のケーブルを互いに異なる巻き方向に巻き付けることが容易となる。また、ケーブルを巻き付けたプーリーを一つずつハウジング内に組み付けることができるので、ハウジング内への組み付け作業も従来に比べて容易となる。従って、作業性が従来に比べて向上する。
更に、組み合わせる二枚のプーリーを同一構造のものとすれば、組み付け作業時に両者を区別する必要がなく、コスト減にも資する。
本発明の回転運動伝達装置は、二枚のプーリーを組み合わせて構成された側のハウジングが二つのハウジング半体を組み合わせてなるものであり、各ハウジング半体に夫々貫通孔が設けられているものであることが好ましい。
二枚のプーリーを組み合わせて構成された側のハウジングが二つのハウジング半体に分かれているため、ケーブルを巻き付けた二つのプーリーを夫々二つのハウジング半体に収容し、前記二つのプーリーを組み合わせてドラムを形成するとともに、二つのハウジング半体を組み合わせれば、ドラムが収容されたハウジングを形成することができる。従って、ドラムをハウジング内に組み込む作業が従来に比べてより容易となる。
更に、組み合わせる二つのハウジング半体を同形状のものとすれば、ハウジング半体の製造の手間も少なく済み、コスト減にも資する。
本発明の回転運動伝達装置は、二枚のプーリーを組み合わせて構成された側のドラムにそのドラムの回転軸と同軸に取付けられており、ドラムと一体となって回転するシャフトをさらに備えることができる。この場合に、二枚のプーリーの少なくとも一方にシャフトが嵌合する軸孔が設けられ、前記シャフトが、プーリーに設けられる軸孔と相対回転不能な断面形状に形成されているものであることが好ましい。
ここで、「軸孔と相対回転不能」とは、プーリーの軸孔にシャフトを挿通させた場合にプーリーに対してシャフトが相対回転せず、シャフトを回転させればその回転に伴ってプーリーが必ず回転するような状態を言う。例えば、正方形の軸孔に対する断面正方形のシャフトなどがこれに当たる。
シャフトが、各プーリーに設けられる軸孔と相対回転不能な断面形状に形成されているので、シャフトをプーリーの軸孔に挿通させると、シャフトに対するプーリーの取付け方向が決定される。シャフトと軸孔の形状によっては、プーリーを周方向に所定角度回転させて、軸孔にシャフトを挿通させれば、シャフトに対するプーリーの取付け方向を容易に変更することができる。例えば、シャフトを断面正方形とすると、シャフトに対するプーリーの取付方向を4通りとすることができる。
シャフトとプーリーの軸孔をこのような構造とすることにより、各プーリーからケーブルが引き出される方向を容易に変更できるようになる。このため、多様なケーブル配索経路を実現することができるようになる。
本発明の回転運動伝達装置は、二枚のプーリーを組み合わせて構成された側のハウジングの内壁面に着脱可能に設けられ、各プーリーから引き出されるケーブルを貫通孔へと案内可能なガイドを備えることが好ましい。
ハウジング内壁面と各プーリーの外周面との間に設けられる隙間をガイドによって埋めるとともに、ガイドによってケーブルを貫通孔へと案内することができる。このため、各プーリーから引き出されるケーブルがぶれることなく貫通孔へと案内され、巻き付けたケーブルがプーリーから脱落しにくくなる。また、ガイドがハウジング内壁面に着脱可能であるので、ガイドが組み付け作業を阻害することもない。
本発明の回転運動伝達装置は、各プーリーの一面とハウジング内壁面との間に、各プーリーを軸方向ハウジング中心側に向けて付勢するスプリングを備えることが好ましい。
この種の回転運動伝達装置においては、ドラムの回転に伴うケーブルの巻き取り及び引き出しに伴って、各プーリーからケーブルが引き出される引き出し位置及びケーブルが巻き取られる巻取り位置が軸方向に移動する。この移動に伴って、ケーブルとハウジングの貫通孔との間に生じる摩擦力が大きくなる場合がある。かかる場合に、この回転運動伝達装置では、摩擦力に応じたスプリングの変形によってドラムを軸方向に変位し、ケーブルにかかる摩擦力を減じることができる。
本発明の自動車用ステアリング装置は、前記回転運動伝達装置のいずれかを備える。
前記各特徴を備える回転運動伝達装置を自動車用ステアリング装置に利用しているため、ハウジング内へのドラムの組み付け作業の作業性の良い自動車用ステアリング装置を実現することができる。
本発明によると、組み付け作業性の良い回転運動伝達装置と、それを用いた自動車用ステアリング装置を提供することができる。
本発明の回転運動伝達装置の第1実施例に係る自動車用ステアリング装置の概要を示す一部切欠斜視図。 第1実施例に係る自動車用ステアリング装置の主要部を模式的に示す分解斜視図。 一方のインナケーブルの第一プーリーへの巻き付け状態を示す斜視説明図。 他方のインナケーブルの第二プーリーへの巻き付け状態を示す斜視説明図。 第1実施例に係る自動車用ステアリング装置におけるケーブルの配索例を模式的に示す一部切欠斜視図。 本発明の回転運動伝達装置の第2実施例に係る自動車用ステアリング装置の主要部を模式的に示す分解斜視図。 ガイド部材の他の形状を示す斜視図。 本発明の回転運動伝達装置の第3実施例に係る自動車用ステアリング装置の主要部を模式的に示す分解斜視図。 シャフトの断面形状とプーリーの軸孔の形状の組み合わせの他の例を示す図。 シャフトの断面形状とプーリーの軸孔の形状の組み合わせの他の例を示す図。 シャフトの断面形状とプーリーの軸孔の形状の組み合わせの他の例を示す図。
以下に説明する本実施例の技術的特徴を列挙する。
(形態1)ドラムを構成する第一のプーリーと第二のプーリーは同一のプーリーであり、裏面側を対向させて逆向きに配置し、互いに組み合わせてドラムを構成している。
(形態2)ハウジングを構成する第一のハウジング半体と第二のハウジング半体は同一のハウジング半体であり、開口部を対向させて逆向きに配置し、互いに組み合わせてハウジングを形成している。
(形態3)本実施例の自動車用ステアリング装置に備えられるケーブルは、筒状のアウタケーシングと、アウタケーシング内にインナケーブルを往復動可能に挿通させてなるコントロールケーブルである。
(形態4)シャフトの断面形状は、二つの平面が対向する形状に形成されている。各プーリーの軸孔もそれに対応した形状に形成され、シャフトがプーリーの軸孔に対して相対回転できないようにされている。
(第1実施例) 本発明の回転運動伝達装置の第1実施例について以下に説明する。本実施例の回転運動伝達装置は、自動車用ステアリング装置に用いられている。図1は、本実施例の自動車用ステアリング装置の概要を示す一部切欠斜視図である。
本実施例の自動車用ステアリング装置は、図1に示すように、自動車のハンドル2の前方に設けられたハンドル側ハウジング4aと、前輪6の操舵機構8側に設けられた操舵側ハウジング4bとを備えている。両ハウジング4a、4b間には、二本のコントロールケーブル12a、12bが配索されている。ハンドル側ハウジング4aと操舵側ハウジング4bは同一構造のハウジング4である。
コントロールケーブル12a、12bは、筒状のアウタケーシング14a、14bと、アウタケーシング14a、14b内に往復動可能に挿通されたインナケーブル16a、16bからなる。図1に示すように、アウタケーシング14a、14bの端部は、筒形固定具18でハウジング4a、4bに固定されている。アウタケーシング14a、14bがハウジング4a、4bに固定された状態では、アウタケーシング14a、14bの内部とハウジング4a、4bの貫通孔20(図2参照)とが連通している。
ハウジング4a、4bに固定されたアウタケーシング14a、14bの端部からはインナケーブル16a、16bが引き出されている。インナケーブル16a、16bは、貫通孔20を通ってハウジング4a、4b内へと導かれている。一方のインナケーブル16aは、その一端がハンドル側ドラム24aの外周に第1の巻き方向に巻き付けられる一方で、その他端が操舵側ドラム24bの外周に第2の巻き方向に巻き付けられる。他方のインナケーブル16bは、その一端がハンドル側ドラム24aの外周に第1の巻き方向と反対の巻き方向に巻き付けられる一方で、その他端が操舵側ドラム24bの外周に第2の巻き方向と反対の巻き方向に巻き付けられる。ドラム24の構造、インナケーブル16の巻き付け構造については、後で詳述する。
ハンドル側ハウジング4aと操舵側ハウジング4bは同一構造のハウジング4である。図2に示すように、ハウジング4は、第一ハウジング半体26aと第二ハウジング半体26bとを組み合わせて構成される。図2に示すように、第一ハウジング半体26aと第二ハウジング半体26bとは同一構造を有している。同一構造の両ハウジング半体26a、26bは、配置向きを逆にして互いに組み合わせて一つのハウジング4が形成される。
ハウジング半体26は、図2に示すように、一面が開口した容器状に形成されている。ハウジング半体26には、シャフト22を回転可能に挿通できる軸孔28が設けられている。また、ハウジング半体26の内側であって、前記軸孔28の周囲には、図2に示す軸受30を嵌入可能な軸受嵌入部32が形成されている。また、ハウジング半体26の外周面には貫通孔20が設けられている。貫通孔20にはアウタケーシング14が、前記筒形固定具18によって固定され、貫通孔20を通ってインナケーブル16がハウジング4内に引き込み可能とされている。また、図2では図示されていないが、同様の構造のハウジング半体26を図示する図6を参照して明らかなように、ハウジング半体26の開口縁部には、周方向三箇所に舌片33a〜33cが設けられている。各舌片33a〜33cには他方のハウジング半体26と連結固定するためのボルト孔34が設けられている。また、舌片33aには、他方のハウジング半体26と組み合わせる際の位置決め用の凸部36が設けられ、舌片33bには、前記他のハウジング半体26の凸部36を嵌入して位置決め可能な係止孔38が設けられている。
第一ハウジング半体26aと第二ハウジング半体26bとを組み合わせて一つのハウジング4を形成するには次のようにする。まず、第一ハウジング半体26aと第二ハウジング半体26bとを互いに開口部を対向させて備える。次に、両ハウジング半体26a、26bの開口部同士を合わせ、位置決め用の凸部36を係止孔38に嵌入させて位置決めを行う。最後に、ボルト孔34にボルトを挿通させて、開口部を密閉してハウジング4が形成される。
ハウジング4内にはドラム24が収容される。本実施例では、ハンドル側ドラム24aと操舵側ドラム24bは同一構造のドラム24である。ドラム24は、図2に示すように、同軸の二枚の第一プーリー40aと第二プーリー40bを組み合わせて構成される。第一プーリー40aと第二プーリー40bも同一構造のプーリー40である。同一構造の両プーリー40a、40bは、配置向きを逆にして互いに組み合わせて一つのドラム24を形成する。
プーリー40は、図2に示すように、略円板状に形成されている。プーリー40の中心には突出部42aが設けられている。突出部42aには軸孔42が設けられ、軸孔42にはシャフト22が挿通可能となっている。裏面側(内面側)44には、インナケーブル16の端部を係止固定する係止溝46が設けられている。また、裏面側44には、他方のプーリー40と連結固定するための凸部48及び凹部50が設けられている。プーリー40の外周面には、インナケーブル16を巻き付けるための螺旋溝52が設けられている。また、プーリー40の表面側(外面側)54には、軸受30の端部を収容するための軸受収容溝56が設けられている。
第一プーリー40aと第二プーリー40bを、互いに裏面側44を対向させて配置向きを逆にして揃え、凸部36を係止孔38に互いに嵌入させて両プーリー40a、40bを組み合わせると、ドラム24が形成される。
第一プーリー40aには一方のインナケーブル16aが、第二プーリー40bには他方のインナケーブル16bが夫々巻き付けられる。すなわち、インナケーブル16aは、図3に示すように、第一プーリー40aの外周面の螺旋溝52に沿って螺旋状に巻き付けられ、裏面側44の係止溝46に端部を係止される。一方、インナケーブル16bは、図4に示すように、第二プーリー40bの外周面の螺旋溝52に沿って螺旋状に巻き付けられ、裏面側44の係止溝46に端部を係止される。第一プーリー40aと第二プーリー40bを組合せると、両インナケーブル16a、16bの巻き方向は逆向きとなる。二本のインナケーブル16a、16bは、両プーリー40a、40bを組み合わせてなるドラム24の回転に伴って交互に巻き取り及び引き出しが行われる。
ハウジング半体26内に設けられた軸受嵌入部32には図2に示すように、軸受30を嵌入させることができる。軸受30を軸受嵌入部32に嵌入すると、軸受30の外筒30bが軸受嵌入部32に固定される。また、軸受嵌入部32から突出した軸受30の端面は、プーリー40の表面側54に設けられた軸受収容溝56に収容される。軸受30が軸受収容溝56に収容された状態では、軸受30の内筒30aがプーリー40の突出部42aに嵌合する。これによって、軸孔42に挿通されるシャフト22が、ハウジング4に対して相対回転可能に支持される。
シャフト22は、各プーリー40の軸孔42、各ハウジング半体26の軸孔28、軸受30の夫々を貫通している。シャフト22は、各プーリー40(ドラム24)の回転軸と同軸に取付けられ、ドラム24と一体となって回転する。本実施例では、シャフト22は、図2に示すように、二つの平面が対向する断面形状に形成されている。シャフト22の断面形状は、プーリー40に設けられた軸孔42の形状と対応している。従って、シャフト22を軸孔42に挿通すると、シャフト22はプーリー40に対して相対回転不能となる。一方、シャフト22はハウジング4に対して相対回転可能に支持されている。従って、ハウジング4内でドラム24がシャフト22の回転に伴って回転可能となる。
シャフト22は、図1に示すように、ハンドル側ではハンドル2の軸に連結される。また、操舵側では、前輪6の操舵機構8に設けられるピニオン10の軸に連結される。
ドラム24をハウジング4内に収容する手順を以下に説明する。なお、ハンドル側と操舵側とでは、同様の手順でドラム24をハウジング4内に収容することができる。
まず、アウタケーシング14a端部から引き出したインナケーブル16aを貫通孔20から第一ハウジング半体26aの内側へと引き入れる。次に、引き入れたインナケーブル16aを、第一プーリー40a外周面の螺旋溝52に巻き付け、端部を係止溝46に固定する。次に、インナケーブル16aを巻き付けた第一プーリー40aを第一ハウジング半体26aに収容すると共に、第一ハウジング半体26aの内側の軸受嵌入管32に軸受30を嵌入する。
同様にして、他方側においても、インナケーブル16bを、第二プーリー40b外周面の螺旋溝52に巻き付け、インナケーブル16bを巻き付けた第二プーリー40bを第二ハウジング半体26bに収容する。また、第二ハウジング半体26bの軸受嵌入管32に軸受30を嵌入しておく。
次いで、インナケーブル16a、16bを巻き付けた第一プーリー40a及び第二プーリー40bを、裏面側44を対向させて配置する。同時に、第一ハウジング半体26a及び第二ハウジング半体26bを、開口部を対向させて配置する。このとき、両プーリー40a、40bに巻きつけられたインナケーブル16a、16bの巻き付け方向は互いに逆向きとなる。次に、シャフト22を、両プーリー40a、40bの軸孔42及び、両ハウジング半体26a、26bに備えられた軸受30に挿通する。シャフト22を挿通すると、シャフト22とプーリー40a、40bとが相対回転不能となる。
その状態で、両プーリー40a、40bの凸部48を凹部50に互いに嵌入させて組み合わせ、ドラム24を完成させる。更に、両ハウジング半体26a、26bの開口部同士を合わせ、位置決め用の凸部36を係止孔38に嵌入させて位置決めを行う。最後に、ボルト孔34にボルトを挿通させて、開口部を密閉してハウジング4が完成する。
本実施例のステアリング装置の動作を以下に説明する。
ハンドル2を一方向に回転すると、ハンドル側ドラム24aと操舵側ドラム24bに巻き付けられた二本のインナケーブル16a、16bのうち一方がハンドル側ドラム24aに巻き取られる。インナケーブル16aが巻き取られるとすると、巻き取られる側のインナケーブル16aには引張力が作用する。同時に、操舵側ドラム24bからインナケーブル16aが繰り出され、その操舵側のドラム24とシャフト22は一方向へ回転する。このとき、他方側のインナケーブル16bは、ハンドル側ドラム24aから繰り出され、操舵側ドラム24bに巻き取られる。
操舵側ドラム24bのシャフト22が一方向へ回転すると、シャフト22に連結されたピニオン10が同方向に回転する。操舵機構8では、ピニオン10とラック58のかみ合いによってロッド60が一方向へ作動し、それに伴って前輪6が一方を向く。
ハンドル2を他方向に回転すると、同様の作用によって操舵側ドラム24bとシャフト22は他方向へ回転する。それに伴って、上記と同様にして前輪6が他方を向く。
本実施例のステアリング装置では、図5の仮想線部分に示すように、ハンドル側ハウジング4a及び操舵側ハウジング4bの設置向きを変更することにより、コントロールケーブル12a、12bの配索経路を変更することができる。
すなわち、本実施例では、図2に示すように、シャフト22は、二つの平面が対向する断面形状に形成されている。シャフト22の断面形状は、プーリー40に設けられた軸孔42の形状と同じである。このため、軸孔42(即ち、ドラム24)に対してシャフト22の取付方向が2通りとなる。シャフト22を軸孔42に挿通させると、シャフト22はプーリー40に対して相対回転不能となる。そのため、シャフト22をプーリー40の軸孔42に挿通させると、シャフト22に対するプーリー40の取付け方向が決定される。
従って、シャフト22をハンドル2のシャフト又はピニオン10のシャフトと連結させた上で、プーリー40を周方向に180度回転させて軸孔42にシャフト22を挿通させれば、図5の仮想線部に示すようにシャフト22に対するプーリー40の取付け方向が、180度変更される。即ち、ハンドル側ハウジング4及び操舵側ハウジング4の設置向きも180度変更される。
(第2実施例) 本発明の回転運動伝達装置の第2実施例を図6に基づいて説明する。本実施例の回転運動伝達装置も、自動車用ステアリング装置に用いられている。本実施例のステアリング装置も、その基本的構成は第1実施例と共通する(同様の構成部材については、同一の符号を用いて表記してある)。
本実施例のステアリング装置では、図6に示すように、ハウジング半体26の貫通孔20形成部分の内側の壁面に切欠部72が形成され、その切欠部72にインナガイド70が着脱可能に設けられている。インナガイド70は、プーリー40から引き出されるインナケーブル16を貫通孔20へと案内する。
インナガイド70は、図6に示すハウジング半体26の切欠部72に嵌入可能に形成されている。インナガイド70には、プーリー40から引き出されるインナケーブル16を貫通孔20へと案内可能なガイド孔74が設けられている。インナガイド70により、ハウジング半体26の切欠部分72と各プーリー40の外周面との間に設けられる隙間が埋められている。また、インナケーブル16を貫通孔20へと案内することができるので、プーリー40から引き出されるインナケーブル16がぶれずに貫通孔20へと案内される。従って、巻き付けたインナケーブル16がプーリー40の螺旋溝52から脱落しにくくなる。また、ハウジング半体26の切欠部分72に着脱可能に備えるので、組み付け作業を阻害することもない。
なお、図7に示すように、ガイド孔74のプーリー側の開口部76を幅広に形成することができる。この場合、プーリー40からインナケーブル16が引き出される引き出し位置が軸方向に沿って変化しても、インナケーブル16とガイド孔74との摩擦を小さく抑えることができる。
(第3実施例) 本発明の回転運動伝達装置の第3実施例を図8に基づいて説明する。本実施例の回転運動伝達装置は、自動車用ステアリング装置に用いられている。本実施例のステアリング装置も、その基本的構成は第1実施例と共通する(同様の構成部材については、同一の符号を用いて表記してある)。
本実施例のステアリング装置では、図8に示すように、各プーリー40の表側面54とハウジング半体26の内壁面との間にスプリング80が配置されている。スプリング80は、図8に示すようなコイルばね(押しばね)である。プーリー40の表側面54には、スプリング80の一端側を収容可能なスプリング収容溝82が形成される。スプリング80の一端側がスプリング収容溝82に収容されると、スプリング80が位置決めされる。スプリング80によって、ドラム24をハウジング4に収容したときに、ドラム24が軸方向ハウジング中心側に向けて付勢される。
ドラム24が回転すると、ドラム24に巻き付けられたインナケーブル16の巻き取り及び引き出しに伴って、各プーリー40からインナケーブル16が引き出される引き出し位置(巻き取られる位置)が軸方向に変化する。この引き出し位置の変化に伴って、インナケーブル16とハウジング4の貫通孔20との間に生じる摩擦力が大きくなる場合がある。この摩擦力によりドラム24に軸方向の力が生じるため、その力によってスプリング80の圧縮量が変化する。このために、スプリング80の圧縮量の変化によってドラム24が軸方向に変位し、インナケーブル16に作用する摩擦力を減じることができる。
(その他の実施例) 第1実施例では、シャフト22の断面形状を二つの平面が対向する形状にし、また、軸孔42をそれと同じ形状とし、シャフト22に対するプーリー40の取付け方向を周方向180度変更可能とした。これによって、図5の仮想線部に示すように、ハウジング4の設置向きを180度変更可能とした。
ハウジング4の設置向きは、シャフト22の断面形状とプーリー40の軸孔42の形状を、図9〜図11に示す形状に変えることで、第1実施例に示す方向以外の設置向きに変えることができる。
例えば、図9に示すように、シャフト22の断面形状とプーリー40の軸孔42の形状を同じ正方形とした場合、シャフト22に対するプーリー40の取付け方向を周方向90度ごとに変更することができるようになる。このため、ハウジング4の設置向きを90度ごとに変更することができるようになる。
また、図10に示すように、シャフト22の断面形状とプーリー40の軸孔42の形状を正六角形にすれば、ハウジング4の設置向きを60度ごとに変更することができる。
また、図11に示すように、シャフト22の断面形状を、キー突起90を一つ備える形状とし、軸孔42に、円の周方向複数箇所に前記キー突起90を嵌入してシャフト22を位置決めできるキー溝92を備える形状とすることができる。この場合、キー溝92の形成角度に応じて、ハウジング4の設置向きを変更することができる。
図9〜図11に示すシャフトの断面形状と軸孔の形状の組み合わせは一例に過ぎないものであって、シャフトの断面形状がプーリーの軸孔に対して相対回転不能な形状に形成されていれば、任意のシャフト及び軸孔とすることができる。また、それに伴ってハウジングの設置向きを任意の向きに設定することができ、所望のコントロールケーブル配索経路を実現することができる。
本発明の回転運動伝達装置を用いるのは、前記各実施例のような自動車用ステアリング装置に限られない。本発明の回転運動伝達装置は、パワーウィンドゥ装置や電動スライドドア装置に用いることもできる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 ハンドル
4 ハウジング
6 前輪
8 操舵機構
10 ピニオン
12 コントロールケーブル
14 アウタケーシング
16 インナケーブル
20 貫通孔
22 シャフト
24 ドラム
26 ハウジング半体
30 軸受
40 プーリー
52 螺旋溝
70 インナガイド
80 スプリング

Claims (6)

  1. 入力側ドラムと、
    入力側ドラムを収容する入力側ハウジングと、
    出力側ドラムと、
    出力側ドラムを収容する出力側ハウジングと、
    その一端が入力側ドラムの外周に第1の巻き方向に巻き付けられる一方で、その他端が出力側ドラムの外周に第2の巻き方向に巻き付けられる第1ケーブルと、
    その一端が入力側ドラムの外周に第1の巻き方向と反対の巻き方向に巻き付けられる一方で、その他端が出力側ドラムの外周に第2の巻き方向と反対の巻き方向に巻き付けられる第2ケーブルと、を備えており、
    前記入力側ハウジングと出力側ハウジングの夫々には、第1ケーブルと第2ケーブルのそれぞれをハウジング内に引き込むための2つの貫通孔が形成されており、
    前記入力側ドラムと出力側ドラムの少なくとも一方が同軸の二枚のプーリーを組み合わせてなるものであり、それら二枚のプーリーの一方の外周に第1ケーブルが巻き付けられており、他方のプーリーの外周に第2ケーブルが巻き付けられていることを特徴とする回転運動伝達装置。
  2. 二枚のプーリーを組み合わせて構成された側のハウジングが二つのハウジング半体を組み合わせてなるものであり、各ハウジング半体に夫々貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の回転運動伝達装置。
  3. 二枚のプーリーを組み合わせて構成された側のドラムにそのドラムの回転軸と同軸に取付けられており、ドラムと一体となって回転するシャフトをさらに備えており、
    二枚のプーリーの少なくとも一方にシャフトが嵌合する軸孔が設けられており、
    シャフトが、プーリーに設けられる軸孔と相対回転不能な断面形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転運動伝達装置。
  4. 二枚のプーリーを組み合わせて構成された側のハウジングの内壁面に着脱可能に設けられ、各プーリーから引き出されるケーブルを貫通孔へと案内可能なガイドを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の回転運動伝達装置。
  5. 各プーリーの一面とハウジング内壁面との間に、各プーリーを軸方向ハウジング中心側に向けて付勢するスプリングを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の回転運動伝達装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の回転運動伝達装置を備えることを特徴とする自動車用ステアリング装置。
JP2009067588A 2009-03-19 2009-03-19 回転運動伝達装置及び自動車用ステアリング装置 Active JP5268726B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009067588A JP5268726B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 回転運動伝達装置及び自動車用ステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009067588A JP5268726B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 回転運動伝達装置及び自動車用ステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010215204A true JP2010215204A (ja) 2010-09-30
JP5268726B2 JP5268726B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=42974496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009067588A Active JP5268726B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 回転運動伝達装置及び自動車用ステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5268726B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113286958A (zh) * 2019-01-16 2021-08-20 詹尼斯机器人移动技术有限公司 皮带轮和线缆布置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE532114C2 (sv) * 2007-05-22 2009-10-27 Jensen Devices Ab Gasurladdningsrör

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1053148A (ja) * 1996-08-07 1998-02-24 Chuo Spring Co Ltd 自動車用パワーステアリング装置
JP2005186863A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Honda Motor Co Ltd ワイヤ式ステアリング装置
JP2008280004A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Jtekt Corp 車両用操舵装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1053148A (ja) * 1996-08-07 1998-02-24 Chuo Spring Co Ltd 自動車用パワーステアリング装置
JP2005186863A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Honda Motor Co Ltd ワイヤ式ステアリング装置
JP2008280004A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Jtekt Corp 車両用操舵装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113286958A (zh) * 2019-01-16 2021-08-20 詹尼斯机器人移动技术有限公司 皮带轮和线缆布置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5268726B2 (ja) 2013-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4648160B2 (ja) 電動ステアリングロック装置
US7703310B2 (en) Door opening and closing device for vehicle and assembly method thereof
JP5529007B2 (ja) 同軸ギア装置
JP5240364B2 (ja) 車両用パーキングロック装置
KR20080094535A (ko) 편심기어기구와 이를 이용한 회전력전달방법
JP6374903B2 (ja) 自転車用変速機
JP2015217720A (ja) ドア開閉装置
JP5268726B2 (ja) 回転運動伝達装置及び自動車用ステアリング装置
JP6571221B2 (ja) 車両のパーキング機構
JP4784363B2 (ja) 変速機におけるパーキングロック装置
JP6292945B2 (ja) 車両用変速操作装置
JP2019207141A (ja) 回転構造体
KR102348885B1 (ko) 차량용 액추에이터
KR102138850B1 (ko) 전기자동차 구동장치
JP7260489B2 (ja) 動作用ケーブル装置
CN109911787A (zh) 一种换挡手摇器
JP3560850B2 (ja) ケーブル駆動装置
JP2007196784A (ja) ステアリングホイールロック装置
JP2006338314A (ja) アシスト装置および操作ケーブルユニット
WO2012137841A1 (ja) 双方向クラッチ
CN108263554B (zh) 轮毂内变速器操纵机构
WO2018079834A1 (ja) 対象物移動装置
JP2020039206A (ja) ギアードモータ
KR102580470B1 (ko) 감속기
JP2010223358A (ja) 回転運動伝達装置及び自動車用ステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5268726

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250