JP2010210297A - 広覆域レーダ装置 - Google Patents

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崇 飯島
Yasushi Aoyanagi
靖 青柳
Hiroyuki Itohara
洋行 糸原
Hiroyuki Yamazaki
広行 山崎
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Abstract

【課題】レドームで反射された直接波による干渉を低減して極近距離の対象物を検知できる広覆域レーダ装置を提供する。
【解決手段】広覆域レーダ装置100は、基板101と、基板101上に形成された送信用アンテナ110及び受信用アンテナ120を備えており、基板101、送信用アンテナ110、及び受信用アンテナ120の全体がレドーム130で覆われている。広覆域レーダ装置100は、上記の構成に加えて、送信用アンテナ110と受信用アンテナ120との間に、吸収体140を備えている。吸収体140は、送信用アンテナ110から放射された高周波信号がレドーム130の上蓋部131の内面で反射され、さらに基板101と上蓋部131との間で反射を繰り返しながら受信用アンテナ120に回り込むのを防止するために設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、レドーム内に広角度の指向性を有する送信用アンテナと受信用アンテナとを備えた広覆域レーダ装置に関するものである。
レーダ装置は、送信用アンテナから放射された送信波が対象物で反射され、この反射波を受信用アンテナで受信することで、対象物までの距離や方向を検知している。このようなレーダ装置は、近年では自動車に搭載されて進行方向の障害物等を検出するのに用いられるようになってきており、送信用アンテナと受信用アンテナとが一つのレドーム内に収納されて、小型化が図られている(例えば、特許文献1)。また、測定精度を高めるために、送信波に広帯域な高周波信号を用いたレーダ装置の開発も進められている。自動車に搭載されるレーダ装置等で駐車支援や死角検知等の用途では、極近距離にある対象物を検知するの要求があり、搭載スペースも制限がある。そのためには1個のレーダ装置で広い角度範囲を測定できる広覆域レーダ装置が必要となる(以下では、測定される角度範囲を「測角覆域」と称する)。
特開2004−20514号公報
ところで、測角覆域が広い広覆域レーダ装置では、送信波を放射する角度範囲を広くするために、指向性が比較的低い送信用アンテナが用いられる。しかしながら、送信波を放射する角度範囲を広くすると、送信用アンテナの前方にあるレドームの上蓋部で反射された送信波が受信用アンテナに到達しやすくなり、対象物で反射されず直接受信用アンテナに受信される直接波の影響が大きくなるといった問題がある。すなわち、送信用アンテナの放射面に垂直な方向からの傾き角度を天頂角としたとき、天頂角の大きい送信波がレドームの上蓋部で反射されると、十分に減衰する前に受信用アンテナに到達してしまうといった問題があった。
従来のレーダ装置では、要求される測角覆域が狭かったため、放射される送信波の天頂角も比較的小さかった。そのため、レドームの上蓋部で反射されても、受信波と干渉するおそれは小さかった。送信波の天頂角が小さいと、レドームの上蓋部で反射された送信波が受信用アンテナに到達するためには、上蓋部とアンテナ基板との間で多数回反射を繰り返す必要があり、その間に十分減衰してしまうためである。このようなレーダでは、極近距離を検知することはできない。これに対し、極近距離を検知する測角覆域の広いレーダ装置では、レドームの上蓋部で反射された直接波が少ない反射回数で受信用アンテナに到達してしまい、近距離の対象物で反射された受信波と干渉して対象物の検知ができなくなるといった問題があった。
そこで、本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、レドームで反射された直接波による干渉を低減して極近距離の対象物を検知できる広覆域レーダ装置を提供することを目的とする。
本発明の広覆域レーダ装置の第1の態様は、高周波信号を送受信して所定の角度範囲の対象物を検知する広覆域レーダ装置であって、基板上に配置された送信用アンテナ及び受信用アンテナと、前記送信用アンテナの放射面に対向する位置に所定厚さの上蓋部を有して前記送信用アンテナ及び前記受信用アンテナを覆うレドームと、前記上蓋部の内面と前記基板とに接して前記送信用アンテナと前記受信用アンテナとの間に配置され、前記送信用アンテナから放射された前記高周波信号が前記上蓋部で反射されて前記受信用アンテナ側に伝播する直接波を吸収する吸収体と、を備えることを特徴とする。
本発明の広覆域レーダ装置の他の態様は、前記吸収体は、前記レドームと一体に成形されていることを特徴とする。
本発明の広覆域レーダ装置の他の態様は、前記高周波信号は、準ミリ波帯、特に26GHz帯、すなわち、24.25〜29GHzの周波数を使用することを特徴とする。
本発明の広覆域レーダ装置の他の態様は、前記上蓋部は、少なくとも3mmの厚さを有していることを特徴とする。
本発明の広覆域レーダ装置の他の態様は、前記上蓋部と前記基板とは、少なくとも3mmの間隔を有していることを特徴とする。
本発明の広覆域レーダ装置の他の態様は、前記送信用アンテナと前記吸収体とは、少なくとも3mmの間隔を有していることを特徴とする。
本発明の広覆域レーダ装置の他の態様は、前記吸収体は、2以上の吸収体部材からなり、前記吸収体部材は、隣接する別の吸収体部材と所定の距離だけ離して配置されていることを特徴とする。
本発明の広覆域レーダ装置の他の態様は、前記吸収体部材と隣接する別の吸収体部材との間に所定の高周波回路が配置されていることを特徴とする。
本発明の広覆域レーダ装置の他の態様は、前記角度範囲は、前記送信用アンテナの放射面に垂直な方向から少なくとも30度の範囲であることを特徴とする。
本発明の広覆域レーダ装置の他の態様は、前記吸収体は、比誘電率3以上の樹脂であることを特徴とする。
本発明の広覆域レーダ装置の他の態様は、前記吸収体は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリプロピレンのいずれか1つ以上の樹脂を含んでいることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、送信用アンテナと受信用アンテナとの間に所定の吸収体を配置することで、レドームで反射された直接波による干渉を低減して近距離の対象物を検知できる広覆域レーダ装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るの広覆域レーダ装置の概略構成を示す断面図である。 吸収体を有さない比較例のレーダ装置の概略構成を示す断面図である。 ボウタイアンテナを複数配列して送信用アンテナ及び受信用アンテナを形成した第1の実施形態に係る広覆域レーダ装置の平面図である。 レドームへの入射角に対する透過率の変化をシミュレーションした結果を示すグラフである。 第1の実施形態の広覆域レーダ装置で受信した受信波の強度を距離ゲート毎にプロットしたグラフである。 送信用アンテナと受信用アンテナとの間に金属壁を設けたときの受信波の強度を距離ゲート毎にプロットしたグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る広覆域レーダ装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る広覆域レーダ装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る広覆域レーダ装置の概略構成を示す断面図である。
本発明の好ましい実施の形態における広覆域レーダ装置について、図面を参照して詳細に説明する。同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
本発明は、送信用アンテナから30°以上の広い角度範囲に高周波信号を放射し、これが対象物で反射された反射波を受信用アンテナで受信することで、対象物までの距離及び方向を検出する広覆域レーダ装置に係るものである。高周波信号が放射される角度範囲を広くすることで、近距離にある対象物も検出することが可能となる。本発明の広覆域レーダ装置では、準ミリ波帯域、特に26GHz帯(24.25GHz〜29GHz)を使用し、且つ帯域幅が450MHz以上の超広帯域信号を用いており、このような高周波信号を用いることで高分解能の距離測定(測距)及び角度測定(測角)が可能となる。本発明の第1の実施の形態に係る広覆域レーダ装置を、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態の広覆域レーダ装置100の概略構成を示す断面図である。
本実施形態の広覆域レーダ装置100は、基板101と、基板101上に形成された送信用アンテナ110及び受信用アンテナ120を備えており、基板101、送信用アンテナ110、及び受信用アンテナ120の全体がレドーム130で覆われている。送信用アンテナ110は1以上のアンテナユニット111で構成され、受信用アンテナ120は2以上のアンテナユニット121で構成されている。アンテナユニット111及びアンテナユニット121は、図示しない放射素子等で形成されており、ともに同じ構造とすることができる。送信用アンテナ110からは、高周波信号11が広角度に放射され、例えば放射面に垂直な放射方向に対し30°以上の広角度の方向に高周波信号11aが放射される。また、高周波信号11の放射方向に対象物があると、そこで反射されて反射波12が受信用アンテナ120に受信される。
本実施形態の広覆域レーダ装置100は、上記の構成に加えて、送信用アンテナ110と受信用アンテナ120との間に、吸収体140を備える構成となっている。吸収体140は、送信用アンテナ110から放射された高周波信号がレドーム130の上蓋部131の内面で反射され、さらに基板101と上蓋部131との間で反射を繰り返しながら受信用アンテナ120に回り込むのを防止するために設けられている。
吸収体140を備えた本実施形態の広覆域レーダ装置100を、吸収体を有さない従来のレーダ装置と比較して詳細に説明する。比較例として、吸収体を有さないレーダ装置900を図2に示す。以下では、説明容易のために、送信用アンテナ110の放射面に垂直な方向、すなわち基板101に対し垂直な方向、からの傾き角度(図1に示す角度θ)を天頂角とし、送信用アンテナ110と受信用アンテナ120とを結ぶ方向をアンテナ間方向とする。本実施形態の広覆域レーダ装置100では、天頂角θが0°から30°以上の範囲で測定可能となっている。これに対し、従来のレーダ装置では、天頂角が30°より小さい範囲の測定を行っており、比較例のレーダ装置900でも天頂角30°未満の測定を行うものとする。
比較例のレーダ装置900において、電波91が送信用アンテナ910から放射されると、レドーム930の上蓋部931の内面と基板901との間で反射を繰り返しながら受信用アンテナ920の方に回り込む。しかしながら、送信用アンテナ910から放射される電波の天頂角が30°未満と小さいため、上蓋部931の内面で反射されても受信用アンテナ920に達するまでに、上蓋部931の内面と基板901との間で反射を多数回繰り返す必要があり、その間に減衰して受信用アンテナ920に達することはなかった。
比較例のレーダ装置900において、仮に天頂角30°以上の広角度の電波が放射された場合には(一例として、図2に示す電波91aとする)、レドーム930の上蓋部931の内面と基板901との間で反射を繰り返しながら受信用アンテナ920の方に進む。電波91aの上蓋部931ヘの入射角が比較的大きいため、反射波91bは少ない反射回数で受信用アンテナ920に達してしまい、十分に減衰することなく受信用アンテナ920に受信されてしまう。このような直接波91bが受信用アンテナ920に受信されると、対象物で反射して戻ってきた反射波92が直接波91bの干渉を受け、反射波92から対象物を検知することができなくなってしまう。
本実施形態の広覆域レーダ装置100では、このように上蓋部131で反射されてレドーム130内を伝播する電波(直接波)を低減するために、送信用アンテナ110と受信用アンテナ120との間に直方体形状の吸収体140を配置している。送信用アンテナ110から受信用アンテナ120に伝播する直接波を低減させるためには、吸収体140の上面及び下面をそれぞれレドーム130の内面及び基板101に接するようにして配置するのがよい。
本実施形態の広覆域レーダ装置100に用いるのに好適な広角度の放射特性を有するアンテナの一例として、準ミリ波帯域、特に26GHz帯(24.25GHz〜29GHz)において、帯域幅が450MHz以上のUWB(Ultra Wide Band)信号を送受信するUWBアンテナがある。UWBアンテナを送信用アンテナ110及び受信用アンテナ120のアンテナユニット111、121に用いた一例を図3に示す。図3は、UWBアンテナからなるアンテナユニット111、121を複数配列して送信用アンテナ110及び受信用アンテナ120を形成した広覆域レーダ装置100の平面図を示している。図1に示した広覆域レーダ装置100の断面図は、図3に示す切線A―Aにおける断面図である。
UWBアンテナは、アンテナ素子111aと反射板111bを1組としてアンテナユニット111、121を構成している。送信用アンテナ110は、アンテナユニット111を1列に4つ配置して構成しており、受信用アンテナ120は、同様のアンテナユニット121を1列に4つ配置し、さらにこれを2列配置して構成している。広覆域レーダ装置100では、対象物がある方向の角度を検知するために、受信用アンテナ120のアンテナユニット121の列を2列配置している。アンテナユニット111,121は、図3に示すUWBアンテナに限定されず、測角覆域の広いものであればよい。
吸収体140は、基板101と上蓋部131との間で密接に配置されているのに加えて、アンテナユニット111の配列方向(図3に示す矢印Bの方向)には、アンテナユニット111の配列範囲(図3に示す矢印Cの範囲)以上に配置されるようにする。図3では、配列範囲Cより広くしてレドーム130の両側面まで配置している。
次に、レドーム130の好適な寸法等について説明する。レドーム130の上蓋部131は、送信用アンテナ110の放射方向および受信用アンテナ120の受信方向に配置されていることから、測角覆域にわたって好適な送信波が得られるように、上蓋部131の厚さ(以下ではdとする)を好適に設定する必要がある。また、基板101とレドーム130の上蓋部131との距離(以下ではhとする)についても好適に設定する必要がある。上蓋部131の好適な厚さd及び上蓋部131と基板101との好適な距離hは、送信用アンテナ110から放射される高周波信号の波長によって異なると考えられることから、以下では超広帯域信号の中心波長(自由空間波長)をλとし、レドーム130の比誘電率をεとして説明する。
中心周波数を26GHzとした場合、その中心波長λは約11.5mmとなる。また、レドーム130の比誘電率εを仮に3.0とすると、レドーム130の内部を伝播する高周波信号の波長(λgとする)は、次式で与えられる。
Figure 2010210297
これより、レドーム130の内部での波長λgは約6.24mmとなる。
レドーム130の好適な厚さd及び上蓋部131と基板101との距離hについて、シミュレーションを用いて検討した結果を説明する。図4は、レドーム130への入射角に対する透過率の変化をシミュレーションした結果を示すグラフであり、距離hを(a)では2mmとし、(b)では3mmとし、(c)では4mmとしている。ここでは、レドーム130の厚さdを2.0mm、2.5mm、3.0mmとしたときのシミュレーション結果を示しており、それぞれ符号21、22、23で示している。
レドーム130の透過率は、できるだけ高いのが望ましく、例えば70%以上とするのがよい。図4より、透過率は、上蓋部131と基板101との距離hを小さくしすぎると低下してしまうことが図4(a)より明らかであり、図4(b)、(c)に示す距離hを3.0mm以上としたときに、いずれの入射角においても70%以上の透過率が得られている。これより、上蓋部131と基板101との距離hが少なくとも3mmの距離を有するように、レドーム130を形成するのがよい。
また、レドーム130の入射角に対する透過率の変化は、できるだけ小さいのがよい。すなわち、いずれの入射角に対してもできるだけ一定の透過率が得られるように、上蓋部131の厚さdを決定するのがよい。本実施形態の広覆域レーダ装置100では、30°以上の測角覆域を必要としていることから、上蓋部131の透過率も入射角30°以上にわたってできるだけ一定となるのが好ましい。図4より、上蓋部131の厚さdを大きくするほど透過率の変化が小さくなる傾向がみられる。このようなシミュレーション結果より、上蓋部131の厚さdを3mm以上とするときに、上蓋部131への入射角に対する透過率の変化が小さくなることが明らかとなった。これより、上蓋部131の厚さdは、3mm以上とするのがよい。
上記の結果より、上蓋部131と基板101との距離h及び上蓋部131の厚さdは、ともに3mm以上とするのが好ましいことが明らかとなったが、これは高周波信号のレドーム130の内部での波長λgの略1/2に等しい。高周波信号が、レドーム130の内面で反射されず、かつ内部で減衰しないで透過するためには、上蓋部131と基板101との距離h及びレドーム131の厚さdを、ともにλg/2以上とするのがよい。
本実施形態の広覆域レーダ装置100では、送信用アンテナ110と受信用アンテナ120との間に吸収体140を配置しているが、送信用アンテナ110と吸収体140との距離についても、好適に設定する必要がある。レドーム130で反射された高周波信号が吸収体140に効率的に吸収されるためには、送信用アンテナ110と吸収体140との距離を3mm以上とするのがよいことが確認された。吸収体140に対しても、レドーム130の場合と同様に、送信用アンテナ110からの距離をλg/2以上とするのがよい。
吸収体140は、レドーム130と同じ材料を用いて形成してもよく、あるいは異なる材料で形成してもよい。吸収体140とレドーム130を、同じ材料を用いて一体に成形することができ、あるいは異なる材料を用いて2色成形により一体に成形することも可能である。これにより、吸収体140を送信用アンテナ110と受信用アンテナ120との間で位置決めして設置するといった作業が不要となり、省力化を図ることができる。
吸収体140の形成に好適な材料として、例えば比誘電率3以上の樹脂を用いることができる。このような樹脂は、レドーム130の形成にも好適な材料である。吸収体140の形成に好適な樹脂として、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリプロピレン(PP)があり、これらを1つ以上含む材料を用いることができる。
上記説明のように、本実施形態の広覆域レーダ装置100では、送信用アンテナ110と受信用アンテナ120との間に吸収体140を配置することで、レドーム130の上蓋部131で反射された高周波信号が、上蓋部131と基板101との間を伝播して受信用アンテナ120に受信されるのを防止している。吸収体140による効果を、図5を用いて以下に説明する。図5は、本実施形態の広覆域レーダ装置100において、受信用アンテナ120が受信した受信波の強度を測定し、測定結果を信号処理で用いられている距離ゲート毎にプロットしたものである。距離ゲートは、1単位当たり7.5cmとしている。なお、図5では、受信波の強度を振幅で示している。
図5(a)は、本実施形態の広覆域レーダ装置100において、レドーム130と吸収体140をともに取り付けたときの受信波の強度を示しており、図5(b)は、レドーム130と吸収体140をともに取り外したときの受信波の強度を示している。図5に示す測定結果は、(a)、(b)とも対象物がない(対象物からの反射波12が受信されない)ときの結果を示している。
図5において、(a)の測定結果と(b)の測定結果を比較した場合、両者でほぼ同等の測定結果が得られている。図5(b)は、レドーム130を設けないときの結果であり、レドーム130による高周波信号の反射がないときの測定結果を示している。この場合、受信用アンテナ120には高周波信号の反射の影響がないため、極めて近距離を除いて受信波の強度が十分小さくなっていることがわかる。すなわち、受信用アンテナ120が、受信波も反射波も受信していないことを示している。
これに対し、図5(a)は、レドーム130が取り付けられているため上蓋部131での高周波信号の反射が生じている場合の測定結果を示している。図5(a)に示す受信波の強度は、レドーム130を設けないときとほぼ同等に小さくなっている。これより、上蓋部131での反射波が吸収体140で十分低減されていることがわかる。本実施形態の広覆域レーダ装置100では、吸収体140を設置することにより、上蓋部131で反射された反射波を吸収体140で十分低減させることが可能となっている。
本実施形態の広覆域レーダ装置100では、送信用アンテナ110からの反射波を吸収体140を用いて十分低減できることを上記で示したが、これとの比較として、吸収体140に代えて金属壁を送信用アンテナ110と受信用アンテナ120との間に取り付けたときのシミュレーション結果を図6に示す。図6(a)は、吸収体140に代えて金属壁を取り付け、さらにレドーム130を取り付けたときの受信波の強度を示しており、図6(b)は、金属壁とレドーム130をともに取り外したときの受信波の強度を示している。図6に示す測定結果は、(a)、(b)とも対象物がない(対象物からの反射波が受信されない)ときの結果を示している。
図6(b)に示す金属壁とレドーム130をともに取り外したときの結果は、レドーム130による高周波信号の反射がないため、図5(b)と同様に、極めて近距離を除いて受信波の強度が十分小さくなっている。これに対し、図6(a)に示す金属壁とレドーム130をともに取り付けたときの結果では、図6(b)に比べて受信波の強度が高くなっており、反射波の影響が大きいことを示している。これより、本実施形態の広覆域レーダ装置100では、吸収体140を設置することにより反射波を十分低減させることができるのに対し、吸収体140に代えて金属壁を用いた場合には反射波を十分低減させることができず、受信波の強度に大きく影響することがわかる。
本発明の第2の実施の形態に係る広覆域レーダ装置を、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態の広覆域レーダ装置200の概略構成を示す断面図である。本実施形態の広覆域レーダ装置200では、第1の実施形態で用いた一体の吸収体140に代えて、2つの吸収体部材201a、201bで構成された吸収体201を用いている。このように、吸収体201を2つの吸収体部材201a、201bに分けることにより、その間に別の高周波回路を設置することが可能となる。別の高周波回路として、例えば受信用アンテナ120で受信した受信波の強度を増幅する増幅回路を設置することができ、送信用アンテナ110、受信用アンテナ120及び増幅回路をレドーム130内に収納して小型化を図ることが可能となる。
また、吸収体201を2つの吸収体部材201a、201bに分けることによる別の効果として、吸収体部材201aを透過して吸収体部材201bまで伝播した電波の一部が、吸収体部材201b内に伝播しないでその表面で反射される。これにより、吸収体部材201bの内部に伝播する電波の強度がさらに低減され、受信用アンテナ120まで達する電波の強度をさらに低減させることが可能となる。
本発明の第3の実施の形態に係る広覆域レーダ装置を、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態の広覆域レーダ装置210の概略構成を示す断面図である。本実施形態の広覆域レーダ装置210でも、2つの吸収体部材211a、211bで構成された吸収体211を用いており、吸収体部材211a、211bの形状を逆三角形としている。これにより、第2の実施形態の広覆域レーダ装置200と同様に、吸収体部材211aと211bとの間に別の高周波回路を設置することが可能となる。また、吸収体部材211bまで伝播した電波の一部をその表面で反射させることにより、受信用アンテナ120まで達する電波の強度をさらに低減させることが可能となる。
本実施形態の広覆域レーダ装置210では、吸収体部材211a、211bの形状を逆三角形とし、吸収体部材211a、211bの底辺がレドーム130に接するようにしている。そして、吸収体部材211a、211bの頂点が基板101に強く押し当てられるようにしており、これにより吸収体部材211a、211bと基板101との接触部で隙間が生じないようにしている。その結果、レドーム130で反射された電波が受信用アンテナ120に伝播するのを確実に防止することができる。
本発明の第4の実施の形態に係る広覆域レーダ装置を、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態の広覆域レーダ装置220の概略構成を示す断面図である。本実施形態の広覆域レーダ装置220では、さらに多くの吸収体部材221aで吸収体221を構成している。これにより、レドーム130で反射された電波が吸収体部材221aの表面で反射される機会を大幅に増加させており、受信用アンテナ120まで到達する電波の強度をさらに低減させることができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る広覆域レーダ装置の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における広覆域レーダ装置の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
11 高周波信号
12 反射波
100、200、210、220 広覆域レーダ装置
101 基板
110 送信用アンテナ
111、121 アンテナユニット
111a、111b ボウタイアンテナ
120 受信用アンテナ
130 レドーム
131 上蓋部
140、201、211、221 吸収体

Claims (11)

  1. 高周波信号を送受信して所定の角度範囲の対象物を検知する広覆域レーダ装置であって、
    基板上に配置された送信用アンテナ及び受信用アンテナと、
    前記送信用アンテナの放射面に対向する位置に所定厚さの上蓋部を有して前記送信用アンテナ及び前記受信用アンテナを覆うレドームと、
    前記上蓋部の内面と前記基板とに接して前記送信用アンテナと前記受信用アンテナとの間に配置され、前記送信用アンテナから放射された前記高周波信号が前記上蓋部で反射されて前記受信用アンテナ側に伝播する直接波を吸収する吸収体と、を備える
    ことを特徴とする広覆域レーダ装置。
  2. 前記吸収体は、前記レドームと一体に成形されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の広覆域レーダ装置。
  3. 前記高周波信号は、26GHz帯(24.25GHz〜29GHz)の周波数を使用する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の広覆域レーダ装置。
  4. 前記上蓋部は、少なくとも3mmの厚さを有している
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の広覆域レーダ装置。
  5. 前記上蓋部と前記基板とは、少なくとも3mmの間隔を有している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の広覆域レーダ装置。
  6. 前記送信用アンテナと前記吸収体とは、少なくとも3mmの間隔を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の広覆域レーダ装置。
  7. 前記吸収体は、2以上の吸収体部材からなり、
    前記吸収体部材は、隣接する別の吸収体部材と所定の距離だけ離して配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の広覆域レーダ装置。
  8. 前記吸収体部材と隣接する別の吸収体部材との間に所定の高周波回路が配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の広覆域レーダ装置。
  9. 前記角度範囲は、前記送信用アンテナの放射面に垂直な方向から少なくとも30度の範囲である
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の広覆域レーダ装置。
  10. 前記吸収体は、比誘電率3以上の樹脂である
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の広覆域レーダ装置。
  11. 前記吸収体は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリプロピレンのいずれか1つ以上の樹脂を含んでいる
    ことを特徴とする請求項10に記載の広覆域レーダ装置。

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