JP2005249659A - レーダ装置用送受信アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】送信アンテナから受信アンテナへの送信電力の漏れ込みや回り込みを低減すること。
【解決手段】片面を金属層7で被覆した板状の電磁波吸収体8が、アンテナ基板(送信アンテナ基板2、受信アンテナ基板4)における送信アンテナ1の形成領域と受信アンテナ3の形成領域との間を仕切るとともに、アンテナ基板とレドーム6との間を塞ぐように設けられている。片面を金属層7で被覆した板状の電磁波吸収体8の一端端面は、接地導体層5と接触している。片面を金属層7で被覆した板状の電磁波吸収体8の他端端面とレドーム6の外面との間には、レドーム部分9が確保される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、レーダ装置用送受信アンテナに関し、特にミリ波レーダ装置で用いられる送受信アンテナに関するものである。
近年、車両の安全走行を支援するシステムでは、車両に搭載するセンサとしてミリ波レーダ装置の実用化が検討されている。このミリ波レーダ装置では、送信アンテナと受信アンテナとがそれぞれ設けられるが、例えば特許文献1に開示されているように、送信アンテナと受信アンテナとをそれぞれマイクロストリップアレイアンテナで構成し、このマイクロストリップアレイアンテナを形成したアンテナ基板をレドームで覆い、アンテナを外界から保護するようにしている。
特開2001−127523号公報
しかしながら、上記した構成の送受信アンテナでは、送信アンテナに供給された送信電力は、大部分が送信アンテナからレドームを介して外界に放射されるが、送信アンテナを構成するマイクロストリップアレイアンテナの配置パターンや各アンテナ素子の形状パターンの理想的なパターンからのずれが波長に対して無視できない場合が製造精度などによって起こる。また、給電部分の物理的な構造を波長に対して理想的な特性インピーダンスを示す構造にすることが困難であることから、送信アンテナから放射される電磁波や送信アンテナに供給される電力が設計者の意図しない経路で受信アンテナに到達することが起こる。
すなわち、送信アンテナから放射される電磁波がレドームに垂直に入射する場合は、レドームの上端と下端で反射された電磁波が打ち消し合うような位相関係となるようにレドームの厚さを設計しているので問題ないが、レドームに斜め方向から入射する場合は、その入射角度に応じて相殺効果が減少するので、レドームの上端や下端で反射された電磁波が受信アンテナに到達することが起こる。
また、レドームの厚さは送信電磁波の波長に比べて大きいので、レドームの上端で反射された電磁波が下端との間で複数回反射を繰り返しながら伝播した後に受信アンテナに到達することが起こる。さらに、レドームでの反射とは別に、送信アンテナに供給される電力の一部がアンテナ基板上のアンテナパターンからアンテナ基板内を伝播し受信アンテナに到達することが起こる。
このような送信電力の受信側への漏れ込みや回り込みが生ずると、ミリ波レーダ装置では、受信雑音の増加となって現れるので、装置近傍の目標物が観測し難くなる、あるいは観測できなくなるという障害発生の原因になる。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、送信アンテナから受信アンテナへの送信電力の漏れ込みや回り込みを低減することが可能なレーダ装置用送受信アンテナを得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、この発明は、送信アンテナと受信アンテナをそれぞれマイクロストリップアレイアンテナで構成し、このマイクロストリップアレイアンテナを形成したアンテナ基板をレドームで覆う構造のレーダ装置用送受信アンテナにおいて、片面を金属層で被覆した板状の電磁波吸収体が、アンテナ基板における送信アンテナの形成領域と受信アンテナの形成領域との間を仕切るように、アンテナ基板とレドームとの間の所定位置に設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、送信アンテナの送信電力のうちレドームを介して受信アンテナに漏れ込む電力や送信アンテナへの給電電力のうち直接受信アンテナ側に回り込む電力を、片面を金属層で被覆した板状の電磁波吸収体に吸収させ、低減することができる。
この発明によれば、送信アンテナから受信アンテナへの送信電力の漏れ込みや回り込みを低減することができるので、受信アンテナでの受信パターンの乱れを少なくすることができ、受信特性を改善することができるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、この発明にかかるレーダ装置用送受信アンテナの好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1であるレーダ装置用送受信アンテナの構成を示す概念断面図である。図1に示すように、この実施の形態1では、アンテナ基板は、送信アンテナ1が形成されている送信アンテナ基板2と、受信アンテナ3が形成されている受信アンテナ基板4とに分離されているが、送信アンテナ基板2と受信アンテナ基板4は、それらの背面を一体的に被覆する接地導体層5によって連結されている。そして、送信アンテナ基板1と受信アンテナ基板3の表面側外周囲は、レドーム6で覆われている。
送信アンテナ1と受信アンテナ3をそれぞれ構成するマイクロストリップアレイアンテナは、図示してないが、それぞれ、円形状や矩形状に形成したアンテナ素子(パッチアンテナ)の複数個を所定の態様(パターン)で配置し、それらをストリップ線路で接続して給電点に導入するように構成されている。
送信アンテナ基板2の内端と受信アンテナ基板4の内端との間には、片面(図1では受信アンテナ側の面)を金属層7で被覆した板状の電磁波吸収体8の一端がその一端面を接地導体層5に接触させた状態で嵌め込まれている。また、この片面を金属層7で被覆した板状の電磁波吸収体8の他端は、その他端面とレドーム6の外面との間にレドーム部分9を残してレドーム6内に埋設されている。つまり、レドーム6は、防滴構造を維持するようになっている。
ここで、電磁波吸収体8は、電磁波を吸収する特性を持つ素材、例えばカーボンや酸化鉄を樹脂で固めて形成される。電磁波吸収体8の厚さは、通過する電磁波を吸収し反対側に漏れ出す電磁波の勢力が無視できる程度となっている。また、金属層7は、電磁波吸収体8の片面に接着した金属板、または蒸着ないしはメタライズした金属膜である。
次に、図2を参照して、この実施の形態1によるレーダ装置用送受信アンテナおける受信側への送信電力の漏れ込みや回り込みを低減する作用を説明する。図2は、図1に示すレーダ装置用送受信アンテナにて実現される受信側への送信電力の漏れ込みや回り込みを低減する作用を説明する図である。
図2において、送信アンテナ1から放射される電磁波のうち、レドーム6の受信アンテナ3側に向かう電磁波11は、電磁波吸収体8内を電磁波吸収12を受けて減衰しながら金属層7に向かって進行し、金属層7に突き当たると、金属層7に誘導電流13を発生させさらに減衰する。この誘導電流13は接地導体層5に流れる。これによって、金属層7が励振されることで受信アンテナ3側に放射される電磁波14の勢力は大幅に弱まる。
なお、図2では示してないが、金属層7が励振されることで電磁波吸収体8に向かって放射される電磁波は、電磁波吸収体8内を電磁波吸収を受けて減衰しながら伝播する。電磁波吸収体8から送信アンテナ1側に放射される電磁波の勢力は大幅に弱まっているので、送信アンテナ1の放射パターンに与える影響は無視できる程度に小さい。
また、図2では示してないが、送信アンテナ1から放射される電磁波のうち、レドーム6の送信アンテナ1側における内面や外面で反射して受信アンテナ3側に向かう電磁波も同様に、電磁波吸収体8と金属層7の上記した作用によって減衰させられる。また、レドーム6内で多重反射しながら受信アンテナ3側に向かって伝播する電磁波も、レドーム6内に埋設された電磁波吸収体8と金属層7の上記した作用によって減衰させられる。さらに、送信アンテナ基板2から受信アンテナ基板4に向かう送信電力は、送信アンテナ基板2と受信アンテナ基板4との間に介在する電磁波吸収体8と金属層7の上記した作用によって減衰させられる。
そして、金属層7は、送信アンテナ1側に設けるようにしても良い。この場合は、図2を用いて説明すると、送信アンテナ1から放射される電磁波のうち、レドーム6の受信アンテナ3側に向かう電磁波11は、まず、金属層7に突き当たり、その後、電磁波吸収体8で吸収を受けるが、金属層7での反射波が送信アンテナ1の放射パターンに影響を与えるおそれがある。しかし、受信アンテナ3側への送信電力の漏れ込みや回り込みは、同様に大幅に低減することができる。
ここで、図2の説明では、電磁波吸収体8での反射については、議論していないが、例えば次のようにして電磁波吸収体8での反射量を抑制する措置を講ずることができ、結果として電磁波吸収体8の厚さを定めることもできる。ここでは、2つの方法を説明する。
図3は、電磁波吸収体への入射角と整合厚(電磁波吸収体の厚さ)との関係を説明する図である。図4は、図3に示す反射率と周波数との関係を示す特性図である。図3に示すように、電磁波吸収体8の表面にある角度θで入射する電磁波16は、反射波17と透過波18とに別れるが、反射波17や透過波18には、電磁波吸収体8の内部で多重反射を繰り返した後に漏れ出したものも含まれている。
電磁波吸収体8内で多重反射してから出て行く反射波17の量は、図4に示すように、周波数fに依存し、最小となる周波数範囲19が存在する。このときの電磁波吸収体8の厚さdは整合厚と称され、比誘電率εr、波長λを用いて、式(1)のように示される。
d=nλ/(√(εr−Sin2θ)) ・・・(1)
したがって、電磁波吸収体8の厚さdを操作をすることにより、電磁波吸収体8内で多重反射してから反射波17として出て行く量を減らすことができる。
次に、図5は、電磁波吸収体での反射波を抑制する他の方法を説明する図である。図5において、電磁波吸収体8内を進行し金属層7で反射して出てくる反射波21の位相と、電磁波吸収体8の表面での反射波22の位相とが逆相の関係であれば、相殺されるので、電磁波吸収体での反射波を抑制することができる。このときの電磁波吸収体の厚さdは、比誘電率εr、比透磁率μr、波長λを用いて、式(2)のように示される。
d=λ/(4√(εr×μr)) ・・・(2)
そして、εr=1、μr=1とすれば、式(2)は、d≒λ/4となる。
このように、実施の形態1によれば、片面を金属層で被覆した板状の電磁波吸収体を、送信アンテナと受信アンテナをそれぞれ構成するマイクロストリップアレイアンテナの形成領域を仕切るとともに、アンテナ基板(送信アンテナ基板、受信アンテナ基板)とレドームとの間を塞ぐように設けてあるので、受信アンテナ側への送信電力の漏れ込みや回り込みを大幅に低減することができる。したがって、受信アンテナでの受信パターンの乱れを少なくすることができ、受信特性を改善することができる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2であるレーダ装置用送受信アンテナの構成を示す概念断面図である。なお、図6では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
すなわち、図6に示すように、この実施の形態2では、図1(実施の形態1)に示した構成において、片面を金属層7で被覆した板状の電磁波吸収体8に代えて、2つの電磁波吸収体31,32を金属層33を介して一体化した板状の電磁波吸収体34が設けられている。つまり、電磁波吸収体34は、金属層33を内包している。
次に、図7を参照して、この実施の形態2によるレーダ装置用送受信アンテナおける受信側への送信電力の漏れ込みや回り込みを低減する作用を説明する。図7は、図6に示すレーダ装置用送受信アンテナにて実現される受信側への送信電力の漏れ込みや回り込みを低減する作用を説明する図である。
図7において、送信アンテナ1から放射される電磁波のうち、受信アンテナ3側に向かう電磁波35は、電磁波吸収体32内を電磁波吸収36を受けて減衰しながら金属層33に向かって進行し、金属層33に突き当たると、金属層33に誘導電流37を発生させさらに減衰する。この誘導電流37は接地導体層5に流れる。そして、金属層33が励振されることで電磁波吸収体31に向かって放射される電磁波は、電磁波吸収体31内を電磁波吸収38を受けて減衰しながら伝播する。
これによって、電磁波吸収体31から受信アンテナ3側に放射される電磁波39の勢力は大幅に弱まる。受信アンテナ3側に電磁波吸収体34から漏れ込む電磁波の勢力(実際の漏れ電力)は、送信側から受信側に向かう元々の漏洩電力から数10dB減衰していると想定される。
なお、図7では示してないが、金属層33が励振されることで電磁波吸収体32に向かって放射される電磁波は、電磁波吸収体32内を電磁波吸収を受けて減衰しながら伝播する。電磁波吸収体32から送信アンテナ1側に放射される電磁波の勢力は大幅に弱まっているので、送信アンテナ1の放射パターンに与える影響は無視できる程度に小さい。
また、図7では示してないが、送信アンテナ1から放射される電磁波のうち、レドーム6の内面や外面で反射して受信アンテナ3側に向かう電磁波も、同様に、電磁波吸収体31,32と金属層33の上記した作用によって減衰させられる。また、レドーム6内で多重反射しながら受信アンテナ3側に向かって伝播する電磁波も、レドーム6内に埋設された電磁波吸収体31,32と金属層33の上記した作用によって減衰させられる。さらに、送信アンテナ基板2から受信アンテナ基板4に向かう送信電力は、送信アンテナ基板2と受信アンテナ基板4との間に介在する電磁波吸収体31,32と金属層33の上記した作用によって減衰させられる。
このように、実施の形態2によれば、金属層を内包した板状の電磁波吸収体を、送信アンテナと受信アンテナをそれぞれ構成するマイクロストリップアレイアンテナの形成領域を仕切るとともに、アンテナ基板(送信アンテナ基板、受信アンテナ基板)とレドームとの間を塞ぐように設けてあるので、受信アンテナ側への送信電力の漏れ込みや回り込みを大幅に低減することができる。したがって、実施の形態1と同様に、受信アンテナでの受信パターンの乱れを少なくすることができ、受信特性を改善することができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3であるレーダ装置用送受信アンテナの構成を示す概念断面図である。なお、図8では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、実施の形態3に関わる部分を中心に説明する。
すなわち、図8に示すように、この実施の形態3では、送信アンテナ1と受信アンテナ2とを同一のアンテナ基板41上に形成し、送信アンテナ1と受信アンテナ2とを仕切るように、その仕切りライン位置に対応するレドーム6の位置に、片面(図8では受信アンテナ側の面)を金属層42で被覆した板状の電磁波吸収体43が適宜長さ垂下して設けられている。そして、片面を金属層42で被覆した板状の電磁波吸収体43の埋設端端面とレドーム6の外面との間にレドーム部分9を設け、レドーム6の防滴構造を維持するようになっている。
この構成によれば、送信アンテナ1から放射される電磁波のうち、レドーム6の送信アンテナ側における内面や外面で反射して受信アンテナ3側に向かう電磁波は、レドーム6から垂下する、片面を金属層42で被覆した板状の電磁波吸収体43によって吸収され、減衰する。
また、送信アンテナ1から放射される電磁波のうち、レドーム6の受信アンテナ側に向かう電磁波の一部もレドーム6から垂下する、片面を金属層42で被覆した板状の電磁波吸収体43によって吸収され、減衰する。
レドーム6の送信アンテナ側で反射して受信アンテナ3側に向かう電磁波の入射角度は、送信アンテナ1の放射パターンやレドーム6の形状などから想定することができる。またレドーム6の受信アンテナ側に向かう電磁波の勢力は、送信アンテナ1の放射パターンなどから想定することができる。
したがって、片面を金属層42で被覆した板状の電磁波吸収体43の垂下長を、上記のように想定した入射角度に応じて定めれば、また、レドーム6の受信アンテナ側に向かう電磁波と干渉する長さに定めれば、レドーム6で反射して受信アンテナ3側に漏れ込む電力を大幅に減らすことができる。
また、レドーム6内で多重反射しながら受信アンテナ3側に向かって伝播する電磁波も、レドーム6内に埋設された片面を金属層42で被覆した板状の電磁波吸収体43によって減衰させられる。
なお、金属層42は、送信アンテナ1側に設けるようにしても良い。この場合は、レドーム6で反射して受信アンテナ3側に向かう電磁波は、まず、金属層42に突き当たり、その後、電磁波吸収体43で吸収を受けるが、金属層42での反射波が送信アンテナ1の放射パターンに影響を与えるおそれがある。しかし、受信アンテナ3側への送信電力の漏れ込みは、同様に大幅に低減することができる。また、金属層42は、適宜接地されていてもよい。
このように、実施の形態3によれば、片面を金属層で被覆した板状の電磁波吸収体を、送信アンテナと受信アンテナをそれぞれ構成するマイクロストリップアレイアンテナの形成領域を仕切る位置に対応したレドーム6の位置に適宜長さ垂下して設けたので、レドームを介して受信アンテナに漏れ込む電力を大幅に減らすことができる。したがって、受信アンテナでの受信パターンの乱れを少なくすることができ、受信特性を改善することができる。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4であるレーダ装置用送受信アンテナの構成を示す概念断面図である。なお、図9では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、実施の形態4に関わる部分を中心に説明する。
すなわち、図9に示すように、この実施の形態4では、送信アンテナ基板2の内端と受信アンテナ基板4の内端との間に、片面(図9では受信アンテナ側の面)を金属層44で被覆した板状の電磁波吸収体45を適宜長さ直立して設けられている。片面を金属層44で被覆した板状の電磁波吸収体45は、その埋設端端面を接地導体層5に接触させた状態で嵌め込まれている。
この構成によれば、送信アンテナ1から放射される電磁波のうち、レドーム6の受信アンテナ側に向かう電磁波の一部が、アンテナ基板(送信アンテナ基板2、受信アンテナ基板4)に立設した、片面を金属層44で被覆した板状の電磁波吸収体45によって吸収され、減衰する。レドーム6の受信アンテナ側に向かう電磁波の勢力は、送信アンテナ1の放射パターンなどから想定することができる。したがって、アンテナ基板(送信アンテナ基板2、受信アンテナ基板4)に立設した、片面を金属層44で被覆した板状の電磁波吸収体45の立設長を、レドーム6の受信アンテナ側に向かう電磁波と干渉する長さに定めれば、受信アンテナ3側に漏れ込む電力を大幅に減らすことができる。
また、送信アンテナ基板2から受信アンテナ基板4に向かう送信電力は、送信アンテナ基板2と受信アンテナ基板4との間に介在する、片面を金属層44で被覆した板状の電磁波吸収体45によって減衰させられる。
なお、金属層44は、送信アンテナ1側に設けるようにしても良い。この場合は、レドーム6で反射して受信アンテナ3側に向かう電磁波は、まず、金属層44に突き当たり、その後、電磁波吸収体45で吸収を受けるが、金属層44での反射波が送信アンテナ1の放射パターンに影響を与えるおそれがある。しかし、受信アンテナ3側への送信電力の漏れ込みは、同様に大幅に低減することができる。
このように、実施の形態4によれば、片面を金属層で被覆した板状の電磁波吸収体を、送信アンテナと受信アンテナをそれぞれ構成するマイクロストリップアレイアンテナの形成領域を仕切る位置に適宜長さ立設して設けたので、送信アンテナ1から放射される電磁波のうちレドームの受信アンテナ側に向かう電磁波の一部を吸収・減衰させることができ、その結果レドームを介して受信アンテナに漏れ込む電力を減らすことができる。また、送信アンテナ基板から受信アンテナ基板に回り込む電力も減らすことができる。したがって、受信アンテナでの受信パターンの乱れを少なくすることができ、受信特性を改善することができる。
実施の形態5.
図10は、この発明の実施の形態5であるレーダ装置用送受信アンテナの構成を示す概念断面図である。この実施の形態5では、実施の形態3(図8)と実施の形態4(図9)とを合体した構成例が示されている。
すなわち、図10に示すように、この実施の形態5では、実施の形態3(図8)にて示したように、送信アンテナ1と受信アンテナ2とを仕切るように、その仕切りライン位置に対応するレドーム6の位置に、片面(図10では受信アンテナ側の面)を金属層42で被覆した板状の電磁波吸収体43が適宜長さ垂下して設けられている。そして、片面を金属層42で被覆した板状の電磁波吸収体43の埋設端端面とレドーム6の外面との間にレドーム部分9を設け、レドーム6の防滴構造を維持するようになっている。
また、図10に示すように、この実施の形態5では、実施の形態4(図9)にて示したように、送信アンテナ基板2の内端と受信アンテナ基板4の内端との間に、片面(図10では受信アンテナ側の面)を金属層44で被覆した板状の電磁波吸収体45を適宜長さ直立して設けられている。片面を金属層44で被覆した板状の電磁波吸収体45は、その埋設端端面を接地導体層5に接触させた状態で嵌め込まれている。
そして、金属層42,44は、送信アンテナ1側に設けるようにしても良い。
この構成によれば、実施の形態3と実施の形態4で得られる作用・効果を一度に得ることができる。すなわち、実施の形態5によれば、レドームを介して受信アンテナに漏れ込む電力を大幅に減らすことができる。また、送信アンテナ基板2から受信アンテナ基板4に回り込む電力も減らすことができる。
なお、実施の形態3〜5では、実施の形態1にて示したような片面を金属層で被覆した板状の電磁波吸収体を用いた例を示したが、実施の形態2にて示したような金属層を内包した板状の電磁波吸収体も同様に用いることができることは言うまでもない。
以上のように、この発明にかかるレーダ装置用送受信アンテナは、送信側から受信側に漏れ込む電力、ないしは回り込む電力を低減するのに有用であり、特に、目標物の検出精度が雑音に影響されるミリ波レーダにて用いるのに適している。
この発明の実施の形態1であるレーダ装置用送受信アンテナの構成を示す概念断面図である。 図1に示すレーダ装置用送受信アンテナにて実現される受信側への送信電力の漏れ込みや回り込みを低減する作用を説明する図である。 電磁波吸収体への入射角と整合厚(電磁波吸収体の厚さ)との関係を説明する図である。 図3に示す反射率と周波数との関係を示す特性図である。 電磁波吸収体での反射波を抑制する他の方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2であるレーダ装置用送受信アンテナの構成を示す概念断面図である。 図6に示すレーダ装置用送受信アンテナにて実現される受信側への送信電力の漏れ込みや回り込みを低減する作用を説明する図である。 この発明の実施の形態3であるレーダ装置用送受信アンテナの構成を示す概念断面図である。 この発明の実施の形態4であるレーダ装置用送受信アンテナの構成を示す概念断面図である。 この発明の実施の形態5であるレーダ装置用送受信アンテナの構成を示す概念断面図である。
符号の説明
1 送信アンテナ基板
2 送信アンテナ
3 受信アンテナ基板
4 受信アンテナ
5 接地導体層
6 レドーム
7,33,42,44 金属層
8,31,32,43,45 電磁波吸収体
9 レドーム部分
34 金属層を内包した電磁波吸収体
41 アンテナ基板

Claims (8)

  1. 送信アンテナと受信アンテナをそれぞれマイクロストリップアレイアンテナで構成し、このマイクロストリップアレイアンテナを形成したアンテナ基板をレドームで覆う構造のレーダ装置用送受信アンテナにおいて、
    片面を金属層で被覆した板状の電磁波吸収体が、アンテナ基板における送信アンテナの形成領域と受信アンテナの形成領域との間を仕切るように、アンテナ基板とレドームとの間の所定位置に設けられている、
    ことを特徴とするレーダ装置用送受信アンテナ。
  2. 送信アンテナと受信アンテナをそれぞれマイクロストリップアレイアンテナで構成し、このマイクロストリップアレイアンテナを形成したアンテナ基板をレドームで覆う構造のレーダ装置用送受信アンテナにおいて、
    金属層を内包した板状の電磁波吸収体が、アンテナ基板における送信アンテナの形成領域と受信アンテナの形成領域との間を仕切るように、アンテナ基板とレドームとの間の所定位置に設けられている、
    ことを特徴とするレーダ装置用送受信アンテナ。
  3. 前記電磁波吸収体は、アンテナ基板とレドームとの間を塞ぐように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置用送受信アンテナ。
  4. 前記電磁波吸収体は、レドームから適宜長さ垂下して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置用送受信アンテナ。
  5. 前記電磁波吸収体は、アンテナ基板に適宜長さ直立して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置用送受信アンテナ。
  6. 前記電磁波吸収体は、レドームから適宜長さ垂下して設けられる電磁波吸収体と、アンテナ基板に適宜長さ直立して設けられる電磁波吸収体とで構成される、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置用送受信アンテナ。
  7. 前記電磁波吸収体のレドームとの接合端は、レドームの外面との間にレドーム部分を残してレドーム内に埋設されていることを特徴とする請求項3,4,6のいずれか一つに記載のレーダ装置用送受信アンテナ。
  8. 前記電磁波吸収体のアンテナ基板との接合端は、アンテナ基板の裏面を被覆する接地導体層に接触する形でアンテナ基板内に埋設されていることを特徴とする請求項3,5,6のいずれか一つに記載のレーダ装置用送受信アンテナ。
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