JP2018013501A - 送受信アンテナ、スリットの設計方法 - Google Patents
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Abstract
Description
送受信アンテナ100は、例えば、FM−CWレーダに使用されるアンテナであり、周波数を変更しながら一定のパワーを出力し、観測対象からの反射波を受信する。この場合、周波数が変化するので、すべての周波数で完全に逆位相にすることはできない。また、スリット145は電波のニアフィールドパターンの位置にあり、シミュレーションなどの手法を用いても、計算結果と実際の特性とが一致しないことも多い。そこで、次に、実際の送受信アンテナでの観測によって特性を確認しながらスリット145を設計(調整)するための方法を示す。
120、920 背面板 130、930 リフレクタ
140 アイソレータ 145 スリット
150、950 送信素子 160、960 受信素子
901 送信アンテナ 902 受信アンテナ
940 リフレクタ兼アイソレータ
Claims (7)
- 導電性の板であり、互いに対向して配置された2つのリフレクタと、
導電性の平板であり、前記2つのリフレクタの両方に接触する背面板と、
導電性の平板であり、前記2つのリフレクタの間に、両方のリフレクタと対向するように配置され、前記背面板に直線状に接触するアイソレータと、
前記2つのリフレクタの一方と前記アイソレータとの間に配列された複数の送信素子と、
前記2つのリフレクタの他方と前記アイソレータとの間に配列された複数の受信素子と、
前記2つのリフレクタ、前記背面板、前記アイソレータ、前記複数の送信素子、前記複数の受信素子を覆うレドームと、
を備え、
前記アイソレータは、前記複数の送信素子からの電波を前記複数の受信素子側に回り込ませるためのスリットを有し、
前記レドームがない状態で、前記スリットを有するアイソレータを取り付けたときの前記複数の受信素子で受信する電波のデータを取得できる
ことを特徴とする送受信アンテナ。 - x方向、y方向、z方向は、互いに直交する方向とし、
導電性の平板であり、z方向を法線方向とする背面板と、
導電性の板であり、前記背面板と接触する線がy方向の平行な2つの直線となるように、互いに対向して配置された2つのリフレクタと、
導電性の平板であり、前記2つのリフレクタの間にx方向を法線方向とし、前記背面板と直線状に接触するように配置されたアイソレータと、
前記2つのリフレクタの一方と前記アイソレータとの間に、y方向に配列された複数の送信素子と、
前記2つのリフレクタの他方と前記アイソレータとの間に、y方向に配列された複数の受信素子と、
前記2つのリフレクタ、前記背面板、前記アイソレータ、前記複数の送信素子、前記複数の受信素子を覆うレドームと、
を備え、
前記アイソレータは、前記複数の送信素子からの電波を前記複数の受信素子側に回り込ませるためのスリットを有し、
前記レドームがない状態で、前記スリットを有するアイソレータを取り付けたときの前記複数の受信素子で受信する電波のデータを取得できる
ことを特徴とする送受信アンテナ。 - 請求項2記載の送受信アンテナであって、
前記スリットは複数あり、y方向に配列されている
ことを特徴とする送受信アンテナ。 - 請求項3記載の送受信アンテナであって、
複数の前記スリットには、前記背面板からの距離が異なるものがある
ことを特徴とする送受信アンテナ。 - 導電性の板であり、互いに対向して配置された2つのリフレクタと、
導電性の平板であり、前記2つのリフレクタの両方に接触する背面板と、
導電性の平板であり、前記2つのリフレクタの間に、両方のリフレクタと対向するように配置され、前記背面板に直線状に接触するアイソレータと、
前記2つのリフレクタの一方と前記アイソレータとの間に配列された複数の送信素子と、
前記2つのリフレクタの他方と前記アイソレータとの間に配列された複数の受信素子と、
前記2つのリフレクタ、前記背面板、前記アイソレータ、前記複数の送信素子、前記複数の受信素子を覆うレドームと、
を備え、
前記アイソレータは、前記複数の送信素子からの電波を前記複数の受信素子側に回り込ませるための複数のスリットを有し、
複数の前記スリットには、前記背面板からの距離が異なるものがある
ことを特徴とする送受信アンテナ。 - x方向、y方向、z方向は、互いに直交する方向とし、
導電性の平板であり、z方向を法線方向とする背面板と、
導電性の板であり、前記背面板と接触する線がy方向の平行な2つの直線となるように、互いに対向して配置された2つのリフレクタと、
導電性の平板であり、前記2つのリフレクタの間にx方向を法線方向とし、前記背面板と直線状に接触するように配置されたアイソレータと、
前記2つのリフレクタの一方と前記アイソレータとの間に、y方向に配列された複数の送信素子と、
前記2つのリフレクタの他方と前記アイソレータとの間に、y方向に配列された複数の受信素子と、
前記2つのリフレクタ、前記背面板、前記アイソレータ、前記複数の送信素子、前記複数の受信素子を覆うレドームと、
を備え、
前記アイソレータは、前記複数の送信素子からの電波を前記複数の受信素子側に回り込ませるためのスリットを有し、
前記スリットは複数あり、y方向に配列されており、
複数の前記スリットには、前記背面板からの距離が異なるものがある
ことを特徴とする送受信アンテナ。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の送受信アンテナが有するスリットの設計方法であって、
前記背面板は、アイソレータを着脱可能な構造であり、
前記レドームがない状態で、前記スリットがないアイソレータを取り付けたときの前記複数の受信素子で受信する電波のデータを取得し、無反射データとする無反射データ取得ステップと、
前記レドームを備えた状態で、前記スリットがないアイソレータを取り付けたときの前記複数の受信素子で受信する電波のデータを取得し、反射データとする反射データ取得ステップと、
前記無反射データと前記反射データから、前記レドームによって生じる反射波と同じ強度で逆位相の電波が前記無反射データに付加されたときの電波のデータを求め、目標データとする目標データ取得ステップと、
前記レドームがない状態で、前記スリットを有するアイソレータを取り付けたときの前記複数の受信素子で受信する電波のデータを取得して回り込みデータとし、当該回り込みデータを前記目標データと比較する比較ステップと
を有し、
少なくともアイソレータのスリットの数と位置と形状の中の1つを変えながら、前記比較ステップを繰り返し、前記回り込みデータが前記目標データに近くなる前記スリットを求める
ことを特徴とするスリットの設計方法。
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JP2017208078A JP6433567B2 (ja) | 2017-10-27 | 2017-10-27 | 送受信アンテナ、スリットの設計方法 |
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Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2017
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Patent Citations (7)
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