JP2010209974A - 入退室管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気的な接続により複数の安全キーを連係させて設置エリア内の安全を確保する入退室管理装置において、同時に設置エリアで作業する作業者の人数の増減に対して柔軟に対応可能な安全システムを提供する。
【解決手段】入退室管理装置20は、安全キー22と、安全キー22が装着されるキー型セレクタスイッチ24と、キー型セレクタスイッチ24が備えた電気回路を終端接続する終端ユニット24cと、キー型セレクタスイッチ24に安全キー22が装着されたことにより電気回路が閉回路状態であることを検知した場合に、扉4のロックの解除制御を行う安全制御装置とを有して構成され、且つ、キー型セレクタスイッチ24は、基本ユニット24a及び単一または複数個の増設ユニット24bを多段に着脱可能に嵌合されて構成される。
【選択図】図3

Description

電気的な接続により複数の安全キーを連係させて設置エリア内の安全を確保する入退室管理装置に関する。
工作機械や産業用ロボットなどの機械設備が設置された設置エリアの周囲は、安全柵(防護柵)で囲われて作業者が不用意に設置エリア内に進入できないようになっている。
このような設置エリアの出入口の近傍に安全プラグ及び安全プラグホルダを設けておき、設置エリア内に進入する時には、作業者が安全プラグを安全プラグホルダから引き抜いて携帯することによって、設置エリア内の機器設備が動作できないようにしたものがある。
特許文献1には、複数の安全プラグを一つの筐体に設け、すべての安全プラグが筐体に装着されている場合に、機器設備への通電を許可する信号が出力される安全システムが開示されている。
特許文献1のように複数の安全プラグを備えることで、複数の作業者が設置エリア内で同時に作業する際の安全を確保することができる。
特許文献2には、機械的な構造により複数のキーを連係させるインターロック装置が開示されている。
特開2007−198560号公報 米国特許第6837084号明細書
特許文献1に開示されたような安全システムでは、装着可能な安全プラグの数が固定である。そのため、同時に設置エリアで作業する作業者の人数の増減に伴うシステム変更が容易に行えない。
また、特許文献2のような機械的な構造により複数のキーを連係させるようなインターロック装置では、機械的な構造の複雑さなどにより、やはりシステム変更に柔軟性がなく、しかも装備の交換等の構築工費が嵩むことも考えられる。
本発明は、電気的な接続により複数のキーを連係させて設置エリア内の安全を確保可能な入退室管理装置において、同時に設置エリアで作業する作業者の人数の増減に対して柔軟に対応可能な入退室管理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る入退室管理装置は、管理対象エリア内に設置された機器設備の動作許可を制御する入退室管理装置であって、安全キーと、前記安全キーが装着されるキー型セレクタスイッチと、前記キー型セレクタスイッチが備えた電気回路を終端接続する終端ユニットと、前記キー型セレクタスイッチに前記安全キーが装着されたことにより、前記電気回路が閉回路状態であることを検知した場合に、前記機器設備の動作/起動を許可する制御を行う安全制御装置とを有して構成し、且つ前記キー型セレクタスイッチは、基本ユニット及び単一または複数個の増設ユニットを多段に着脱可能に構成できるようにしたことを特徴とする。
本発明に係る入退室管理装置は、管理対象エリア内の出入口となる扉のロックドアスイッチのロック、アンロックを制御する入退室管理装置であって、安全キーと、前記安全キーが装着されるキー型セレクタスイッチと、前記キー型セレクタスイッチが備えた電気回路を終端接続する終端ユニットと、前記キー型セレクタスイッチに前記安全キーが抜去されたことにより前記電気回路が開回路状態であることを検知した場合に、前記扉のロックドアスイッチのロックの解除制御を行う安全制御装置とを有して構成し、且つ前記キー型セレクタスイッチは、基本ユニット及び単一または複数個の増設ユニットを多段に着脱可能に構成できるようにしたことを特徴とする。
本発明に係る入退室管理装置の一つの態様では、前記基本ユニットは、一端が前記安全制御装置に電気的に接続され他端が開放状態の前記電気回路の一部を構成する一対の第1電線と、当該第1電線の中途に電気的に介挿される第1スイッチと、を有し、安全キーの装着時に前記第1スイッチをオンする一方、安全キーの離脱時に前記第1スイッチをオフするように構成され、前記増設ユニットは、一端が前記第1電線の他端に接続され、他端が開放状態の前記電気回路の一部を構成する一対の第2電線と、当該第2電線の中途に電気的に介挿される第2スイッチと、を有し、安全キーの装着時に前記第2スイッチをオンする一方、安全キーの離脱時に前記第2スイッチをオフするように構成され、前記終端ユニットは、一端が短絡され、他端が最後段に嵌合された前記増設ユニットの前記第2電線の他端に接続される一対の第3電線を有して構成される、ことを特徴とする。
本発明に係る入退室管理装置によれば、安全キーが装着されるキー型セレクタスイッチを基本ユニット及び増設ユニットにより構成し、且つそれぞれのユニット同士が着脱可能になるように構成することにより、作業者の人数等の増減に伴うシステム変更に柔軟に対応することができる。
本実施形態に係る入退室管理装置が設けられた設置エリアを示す斜視図である。 本実施形態に係る入退室管理装置の機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る安全キーとキー型セレクタスイッチとの外観分解斜視図である。 図3に示すA−A断面の概略図である。 本実施形態に係るキー型セレクタスイッチの電気回路の構成を示す図である。 本実施形態の変形例に係る安全キーとキー型セレクタスイッチとの外観分解斜視図である。 図6に示すA−A断面の概略図である。 本実施形態の別の変形例に係る入退室管理装置の電気回路の構成を示す図である。
本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称す)について、以下図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る入退室管理装置が設けられた設置エリアを示す斜視図である。
安全柵1で囲われた管理対象エリアである設置エリア2内には、機器設備としての産業用ロボット3が設置されており、安全柵1には、設置エリア2内に作業者が出入りするための出入口に扉4が設けられている。また、扉4側には、キースイッチ10が設けられる一方、安全柵1の出入口側には、ドアロックスイッチ12が設けられている。扉4を閉じると、キースイッチ10がドアロックスイッチ12に係合して自動的にロックが掛かり、扉4を開放できないようになっている。さらに、設置エリア2外の出入口近傍の支柱6には、作業者の出入り及び産業用ロボット3に対する通電を管理する入退室管理装置20が設けられている。入退室管理装置20がドアロックスイッチ12に対してロック解除信号を与えることにより、ロックが解除されて扉4の開放が可能となる。また、入退室管理装置20は、ロック解除信号が与えられている状態では、扉4を閉じてもロックが掛からないように構成されている。
図2は、入退室管理装置20の機能ブロックを示す図である。図2において、入退室管理装置20は、安全キー22と、安全キー22を着脱可能に装着するキー型セレクタスイッチ24と、安全キー22の着脱状態に応じてドアロックスイッチ12及び産業用ロボット3に対する制御内容を示す制御信号を出力する安全制御装置26と、を備える。
ここで、本実施形態に係るキー型セレクタスイッチ24についてさらに図面を用いて説明する。
図3は、安全キー22とキー型セレクタスイッチ24との外観分解斜視図を示す。図4は、図3に示すA−A断面の概略図を示す。図5は、キー型セレクタスイッチ24の電気回路の構成を示す。なお、図3に示す断面図では、キー型セレクタスイッチ24を構成する筐体内部の電気回路等については省略して示している。
さて、図3に示すように、本実施形態では、キー型セレクタスイッチ24が、基本ユニット24aと、増設ユニット24bとにより構成される。さらに、基本ユニット24aより最後段に設置される増設ユニット24bには終端ユニット24cが設置される。すなわち、キー型セレクタスイッチ24が、基本ユニット24a及び増設ユニット24b毎にユニット化されており、それぞれのユニット同士が着脱可能な構成となっている。
このように、キー型セレクタスイッチ24を基本ユニット24a及び増設ユニット24b毎にユニット化することにより、一の基本ユニット24aに増設ユニット42bを接続し、或いは、図示しないが、更に当該増設ユニット24bに他の増設ユニット24bを接続することにより、作業者の人数等の増減に伴うシステム変更に柔軟に対応することができる。
なお、安全柵1への出入り管理対象者が1名の場合には、基本ユニット24aのみを使用すればよく、この場合には、増設ユニット24bを設ける必要がない。
基本ユニット24aは筐体23a内に収容設置されて構成されており、従って、筐体23aには、基本ユニット24a用の安全キー22を着脱可能に装着する装着部25aと、増設ユニット24b或いは終端ユニット24cとの電気的なインタフェースとして機能し、これらユニットと着脱可能に嵌合される嵌合凹部26aとが設けられている。さらに、筐体23a内部から基本ユニット24a或いは増設ユニット24bの安全キー22の着脱状態に応じた信号を安全制御装置26に伝達するケーブル28が筐体23a外に表出延在している。
増設ユニット24bは、筐体23b内に収容設置されて構成されている。筐体23bには、増設ユニット24b用の安全キー22を着脱可能に装着する装着部25bと、基本ユニット24a或いは他の増設ユニット24bの嵌合凹部26a,26bと着脱可能に嵌合される嵌合凸部27bとが設けられている。嵌合凸部27bは、当該増設ユニット24b以外の不図示の他の増設ユニット24b或いは後述の終端ユニット24cとの電気的なインタフェースとして機能する。このように増設ユニット24bに設けられた嵌合凸部27bを基本ユニット24aの嵌合凹部26a或いは他の増設ユニット24bの嵌合凹部26bに着脱可能に嵌合することにより、後述するように、増設ユニット24bの電気回路と基本ユニット24aの電気回路とが接続されることになる。
また、増設ユニット24bの筐体23bには、嵌合凸部27bに対向する側面において、嵌合凹部26bが設けられており、嵌合凹部26bは、他の増設ユニット或いは終端ユニット24cに設けられた嵌合凸部27b,27cに着脱可能に嵌合される。
終端ユニット24cは、筐体内24cに収容設置されて構成されており、筐体24cには、基本ユニット24a或いは増設ユニット24bの嵌合凹部26a,26bと着脱可能に嵌合される嵌合凸部27cが設けられている。嵌合凸部27cは、基本ユニット24a或いは増設ユニット24bとの電気的なインタフェースとして機能する。このように、終端ユニット24cの嵌合凸部27cが基本ユニット24aの嵌合凹部26a或いは他の増設ユニット24bの嵌合凹部26bに着脱可能に嵌合することにより、基本ユニット24a或いは増設ユニット24bの電気回路と終端ユニット24cの電気回路とが接続されることになる。
なお、安全柵2を出入りする管理対象者を更に増員する場合には、増設ユニット24を増設して、これら増設ユニット24の各嵌合凹部26bおよび嵌合凸部27b同士を嵌合することになるが、この場合、終端(最後段)の増設ユニット24の嵌合凹部26bに、終端ユニット24cの嵌合凸部27cを嵌合し、各ユニットが嵌合されることで電気的に接続された電気回路を短絡させる。
次に、図5に示す電気回路図を用いて前記電気回路構成について説明する。すなわち、図5の回路図に示すように、基本ユニット24aは、二対の電線241aと、電線241aの中途に電気的に介挿され、安全キー22が装着部25aに装着された状態でON状態となる一対のプッシュスイッチ242aとを有する。つまり、一対のプッシュスイッチ242aは、装着部25aに安全キー22が装着された状態では基本ユニット24aの接点が閉状態となり、逆に安全キー22を装着部25aから抜去された状態では基本ユニット24aの接点が開状態となる。
また、電線241aの一端はケーブル28を介して安全制御装置26と電気的に接続されている。電線241aの他端は、増設ユニット24b或いは終端ユニット24cと嵌合していない状態では電気的に開放状態であり、増設ユニット24b或いは終端ユニット24cと嵌合凹部26aを介して嵌合した状態では、増設ユニット24b或いは終端ユニット24cが備える二対の電線241b(241c)と電気的に接続された状態となる。
従って、基本ユニット24aの嵌合凹部26aと増設ユニット24bの嵌合凸部27b或いは終端ユニット24cの嵌合凸部27cとは、電気的コネクタとなるように構成されている。
更に説明すれば、増設ユニット24bは、二対の電線241bと、電線241bの中途に電気的に介挿され、安全キー22が装着部25bに装着された状態でON状態となる一対のプッシュスイッチ242bとを有する。つまり、一対のプッシュスイッチ242bは、装着部25bを介して安全キー22が増設ユニット24bに装着された状態では接点が閉状態となり、逆に安全キー22が装着部25bから抜去された状態では接点が開状態となる。電線241bの一端は、基本ユニット24a或いは他の増設ユニット24bと機械的に接続されていない状態では電気的に開放状態であり、基本ユニット24a或いは他の増設ユニット24bと、嵌合凸部27bを介して機械的に接続された状態では、基本ユニット24a或いは他の増設ユニット24bが備える二対の電線241b(241a)と電気的に接続された状態となる。また、電線241bの他端は、他の増設ユニット24b或いは終端ユニット24cと機械的に接続されていない状態では電気的に開放状態であり、他の増設ユニット24b或いは終端ユニット24cと嵌合凹部26bを介して機械的に接続された状態では、他の増設ユニット24b或いは終端ユニット24cが備える二対の電線241b(241c)と電気的に接続された状態となる。
終端ユニット24cは、二対の電線241cを有する。電線241cの一端は、増設ユニット24b或いは基本ユニット24aと機械的に接続していない状態では電気的に開放状態であり、増設ユニット24b或いは基本ユニット24aと嵌合凸部27cを介して機械的に接続された状態では、増設ユニット24b或いは基本ユニット24aが備える二対の電線241b(241c)と電気的に接続された状態となる。また、電線241cの他端は短絡状態である。
上記のように各ユニットをそれぞれ機械的に接続することで、各電線241a,241b,241cが電気的に接続され、安全制御装置26と共に一つの電気回路を構成する。また、安全キー22が基本ユニット24a及び増設ユニット24bの装着部25a,25bにそれぞれ装着された状態において、それぞれのプッシュスイッチ242a,242bの接点が閉成され、各電線241a,241b,241cは安全制御装置26と共に閉回路を構成する。
安全制御装置26は、各電線241a,241b,241cにより形成された電気回路が閉回路の状態の場合には、すべての安全キー22がそれぞれのユニットに装着された状態であると判断して、ドアロックスイッチ12のロック状態を維持するとともに、産業用ロボット3の通電状態を維持する。一方、安全制御装置26は、各電線241a,241b,241cにより形成された回路が開回路状態の場合には、いずれかの安全キー22がいずれかのユニットから抜かれた状態であると判断して、ドアロックスイッチ12に対してロック解除信号を出力するとともに、産業用ロボット3に対して通電禁止信号を出力する。
なお、安全制御装置26は、ケーブル28に接続される入力端子と出力端子とを有し、例えば、入力端子から出力した電流を、各電線241a,241b,241cにより形成された電気回路を介して出力端子から検出できた場合には、すべての安全キーが各ユニットに装着され当該電気回路が閉回路状態であると判断する。一方、安全制御装置26は、当該電流を出力端子から検出できなかった場合には、いずれかの安全キーがユニットに未装着状態であり当該電気回路が開回路状態であると判断する。
ドアロックスイッチ12は、ロック解除信号の入力を受けて、キースイッチ10との係合が解除され、扉4が開放可能な状態となる。また、産業用ロボット3は、通電禁止信号の入力を受けて、通常の動作が禁止となる。つまり、産業用ロボット3の通常の動作が行われないため、設置エリア2の安全が確保され、作業者が設置エリア2で安全に作業を行うことができる。
上記の通り、キー型セレクタスイッチ24が、安全キーごとにユニット化して、それぞれのユニット同士が着脱可能な構成にすることで、作業者の人数等の増減に伴うシステム変更に柔軟に対応することができる。
なお、基本ユニット24a、増設ユニット24b、終端ユニット24cそれぞれの嵌合凹部或いは嵌合凸部は、図3,4に示す形状には限定されない。例えば、図6,図7に示すように、嵌合凹部26a,26b、嵌合凸部27b,27cの長手方向の脇に、一対の嵌合凸ピン31a,31b、嵌合凹ピン32b,32cをそれぞれ設けて、対向するピン同士を嵌合させることで、基本ユニット24a、増設ユニット24b、終端ユニット24cそれぞれを嵌合させても構わない。
さらに、上記の実施形態では、冗長構成とするために、各ユニット24a(24b,24c)に二対の電線241a(241b,241c)を設け、2つの閉回路を形成する例について説明した。しかし、閉回路を形成するための電線は、少なくとも一対のみでよく、例えば、冗長構成を必要としない場合は、各ユニット24a(24b,24c)に対してそれぞれ一対の電線を設け、1つの閉回路を形成しても構わない。
また、上記の実施形態では、ドアロックスイッチ12へのロック解除信号及び産業用ロボット3への通電禁止信号の出力を行う操作インタフェースとして、入退室管理装置20を用いる場合について説明した。しかし、入退室管理装置20は、上記に限らず、例えば、作業者が設置エリア2内において産業用ロボット3に対するティーチング作業を行う場合に、産業用ロボット3に対してティーチング作業用の動作/起動(通電)を許可するティーチング許可信号の出力を行う操作インタフェースとして利用しても構わない。
すなわち、入退室管理装置20を設置エリア2内の産業用ロボット3の近傍に設けて、ケーブル28を産業用ロボット3の制御を行うロボット制御装置に接続する。そして、入退室管理装置20を構成する基本ユニット24a及び増設ユニット24bのそれぞれにすべて安全キー22が装着された場合に、安全制御装置26がティーチング許可信号をロボット制御装置に出力するように構成する。
このように、ティーチング許可信号の出力を行う操作インタフェースとして上記の入退室管理装置を利用する場合にも、設置エリア2内で同時に作業を行う作業者の人数の増減に伴うシステム変更に柔軟に対応することができる。
さらに、産業用ロボット3を非常停止させる場合に押下する非常停止スイッチをユニット化して、上記の入退室管理装置20に組み込んでもよい。
図8は、非常停止スイッチをユニット化して入退室管理装置20に組み込んだ場合の電気回路の構成を示す。
図8では、基本ユニット24aの代わりに非常停止スイッチ付き基本ユニット40を設けている。基本ユニット40は、二対の電線42と、一対の電線44とを有し、さらに電線44の中途に電気的に介挿され、基本ユニット40の筐体に設けられた非常停止スイッチ(不図示)を押下することでON状態となる一対のプッシュスイッチ46を有する。電線42の一端は、ケーブル28を介して安全制御装置26と電気的に接続されている。電線42の他端は、増設ユニット24bと嵌合していない状態では電気的に開放状態であり、増設ユニット24bと嵌合した状態では、増設ユニット24bが備える二対の電線241bと電気的に接続された状態となる。また、電線44の一端は、ケーブルを介して安全制御装置26と電気的に接続されており、電線44の他端は短絡されている。
上記のような基本ユニット40を入退室管理装置20に組み込むことで、産業用ロボット3を非常停止させることができる。すなわち、基本ユニット40の筐体に設けられた非常停止スイッチを作業者が押下すると、一対のプッシュスイッチ46がON状態となり、電線44を介した閉回路が形成される。安全制御装置26は、電線44を介した閉回路が形成されたことを検知すると、非常停止スイッチが押下されたと判断して、産業用ロボット3に対して停止信号を出力する。
以上のように、安全キー以外にも非常停止スイッチをユニット化することで、より柔軟に入退室管理装置の構築を行うことができる。
本発明によれば、キー型セレクタスイッチを安全キーごとにユニット化し、それぞれのユニット同士を着脱可能な構成にすることにより、作業者の人数等の増減に伴うシステム変更に柔軟に対応することができるので、電気的な接続により複数の安全キーを連係させて設置エリア内の安全を確保可能な入退室管理装置等に適用可能である。
1 安全柵
2 設置エリア
3 産業用ロボット
4 扉
6 支柱
10 キースイッチ
12 ドアロックスイッチ
20 入退室管理装置
22 安全キー
24 キー型セレクタスイッチ
24a 基本ユニット
24b 増設ユニット
24c 終端ユニット
25a,25b 装着部
26 安全制御装置
26a,26b 嵌合凹部
27b,27c 嵌合凸部
28 ケーブル
40 基本ユニット

Claims (3)

  1. 管理対象エリア内に設置された機器設備の動作許可を制御する入退室管理装置であって、
    安全キーと、前記安全キーが装着されるキー型セレクタスイッチと、前記キー型セレクタスイッチが備えた電気回路を終端接続する終端ユニットと、前記キー型セレクタスイッチに前記安全キーが装着されたことにより、前記電気回路が閉回路状態であることを検知した場合に、前記機器設備の動作/起動を許可する制御を行う安全制御装置とを有して構成し、且つ前記キー型セレクタスイッチは、基本ユニット及び単一または複数個の増設ユニットを多段に着脱可能に構成できるようにしたことを特徴とする入退室管理装置。
  2. 管理対象エリア内の出入口となる扉のロックドアスイッチのロック、アンロックを制御する入退室管理装置であって、
    安全キーと、前記安全キーが装着されるキー型セレクタスイッチと、前記キー型セレクタスイッチが備えた電気回路を終端接続する終端ユニットと、前記キー型セレクタスイッチに前記安全キーが抜去されたことにより前記電気回路が開回路状態であることを検知した場合に、前記扉のロックドアスイッチのロックの解除制御を行う安全制御装置とを有して構成し、且つ前記キー型セレクタスイッチは、基本ユニット及び単一または複数個の増設ユニットを多段に着脱可能に構成できるようにしたことを特徴とする入退室管理装置。
  3. 前記基本ユニットは、
    一端が前記安全制御装置に電気的に接続され他端が開放状態の前記電気回路の一部を構成する一対の第1電線と、当該第1電線の中途に電気的に介挿される第1スイッチと、を有し、安全キーの装着時に前記第1スイッチをオンする一方、安全キーの離脱時に前記第1スイッチをオフするように構成され、
    前記増設ユニットは、
    一端が前記第1電線の他端に接続され、他端が開放状態の前記電気回路の一部を構成する一対の第2電線と、当該第2電線の中途に電気的に介挿される第2スイッチと、を有し、安全キーの装着時に前記第2スイッチをオンする一方、安全キーの離脱時に前記第2スイッチをオフするように構成され、
    前記終端ユニットは、一端が短絡され、他端が最後段に嵌合された前記増設ユニットの前記第2電線の他端に接続される一対の第3電線を有して構成される、
    ことを特徴とする前記請求項1または2に記載の入退室管理装置。
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