JP5388214B2 - 入退室管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、半導体製造工場等において使用されるクリーンルームの複数のドアの開閉を監視すると共に施錠の有無を制御する入退室管理装置に係り、特に、予め設定するインターロックデータの設定作業を容易化すると共に所望の監視・制御を容易に実現することができるように工夫したものに関する。
例えば、半導体製造工場、各種試験場等においては、いわゆる「クリーンルーム」と称される特別仕様の室が使用される。この種のクリーンルームは複数の室を備えていると共にそれら複数の室には複数のドアが設置されている。作業員はこれら複数のドアを適宜開閉することによりクリーンルームに出入りすることになる。
又、この種のクリーンルームにおいては、クリーンルームとしての機能が不用意に損なわれることがないように、複数のドアに対してその開閉を監視すると共にその施錠の有無を制御することが行われている。具体的には、クリーンルームに二つのドアが設けられていると仮定した場合、その二つのドアに電気錠を設けてそれら二つのドアに関してインターロック制御を行うものである。つまり、一方のドアが開放されている場合には他方のドアを開くことができないようにする施錠する制御である。
又、クリーンルームに二つ以上のドアが存在する場合には、1個のドアとその他のドアの二つのグループに分け、それら二つのグループの間で、上記のようなインターロック制御を行うものである。すなわち、一個のドアとその他のドアの何れか一方が開放されている場合には他方の開放が規制されるように施錠するものである。
この種のインターロック制御には、例えば、シーケンサーを使用した制御、プログラムを使用した制御がある。
尚、この種の制御の一例を開示したものとして、例えば、特許文献1、特許文献2等がある。
特開2007−146369号公報 特開2007−72992号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。上記したように、従来のインターロック制御を行う場合には、シーケンサーを使用した制御、プログラムを使用した制御があるが、何れもそのための設定作業が困難であるという問題があった。その問題はドアの個数が増えた場合に特に顕著であった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、簡単な設定作業で所望のインターロック制御を行うことを可能にする入退室管理装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による入退室管理装置は、複数のドアを備えた室のそのドアに関して該ドアが開放された場合にその他のドアの何れを施錠するかを示すインターロックデータを設定するインターロックデータ設定手段と、上記インターロックデータ設定手段によって設定されたインターロックデータを記憶するインターロックデータ記憶手段と、上記複数のドアに関してその開閉に関する実データを入力するドア開閉情報入力手段と、上記ドア開閉情報入力手段によって入力されたドアの開閉情報に基づいて上記インターロックデータ記憶手段から該当するインターロックデータを取り出し該取り出したインターロックデータに基づいて施錠信号を出力する施錠決定・制御手段と、を具備し、上記インターロックデータ設定手段は1個の押しボタンスイッチと上記ドアの数と同数のディップスイッチから構成され、これら押しボタンスイッチとディップスイッチを操作することによって上記複数のドアのインターロックデータを設定するものであることを特徴とするものである。
又、請求項2による入退室管理装置は、請求項1記載の入退室管理装置において、上記施錠決定・制御手段は、複数のドアが開放されている場合に、夫々のドアに関するインターロックデータを取り出して、そこに設定されているドアに施錠信号を出力するものであることを特徴とするものである。
又、請求項3による入退室管理装置は、請求項2記載の入退室管理装置において、そこに設定されているドアの中に既に開放されているドアが有る場合にはそのドアに対する施錠信号を遮断することを特徴とするものである。
又、請求項4による入退室管理装置は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の入退室管理装置において、開放されたドアが閉じられた場合にはそのドアの開放に伴って出力していた施錠信号を遮断するようにしたことを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明の請求項1による入退室管理装置によると、複数のドアを備えた室のそのドアに関して該ドアが開放された場合にその他のドアの何れを施錠するかを示すインターロックデータを設定するインターロックデータ設定手段と、上記インターロックデータ設定手段によって設定されたインターロックデータを記憶するインターロックデータ記憶手段と、上記複数のドアに関してその開閉に関する実データを入力するドア開閉情報入力手段と、 上記開閉情報入力手段によって入力されたドアの開閉情報に基づいて上記インターロックデータ記憶手段から該当するインターロックデータを取り出し該取り出したインターロックデータに基づいて施錠信号を出力する施錠決定・制御手段と、を具備した構成になっているので、複数のドアを備えた室に対しても容易に所望のインターロックデータを設定して制御することができ、室としての安全性を確実に確保することができる。
又、請求項2による入退室管理装置は、請求項1記載の入退室管理装置において、上記施錠決定・制御手段は、複数のドアが開放されている場合に、夫々のドアに関するインターロックデータを取り出して、そこに設定されているドアに施錠信号を出力するものであるので、何れのドアが開放されたとしても必要なドアに対して施錠を施して室としての安全性を確保することができる。
又、請求項3による入退室管理装置は、請求項2記載の入退室管理装置において、そこに設定さていれるドアの中に既に開放されているドアが有る場合にはそのドアに対する施錠信号を遮断するように構成されているので、不必要な信号の出力や施錠動作をなくすことができる。
又、請求項4による入退室管理装置は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の入退室管理装置において、開放されたドアが閉じられた場合にはそのドアの開放に伴って出力していた施錠信号を遮断するようにしたので、それによっても、不必要な施錠をなくすことができる。
又、請求項5による入退室管理装置は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の入退室管理装置において、上記インターロックデータ設定手段は、押しボタンスイッチとディップスイッチによる押圧・操作によって入力された情報に基づいて、上記複数のドアのインターロックデータを設定するものであるので、ドアの個数が増えてもその設定作業が面倒になることはない。
本発明の一実施の形態を示す図で、入退室管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図2(a)は電気錠とドア開閉検出スイッチの構成を示す側面図、図2(b)はドア開閉検出スイッチの構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、各ドア毎のインターロックデータが記憶されているメモリのアドレスを示す図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、クリーンルームにおける各ドアの開閉の状態及び施錠の有無を示す平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、クリーンルームにおける各ドアの開閉の状態及び施錠の有無を示す平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、クリーンルームにおける各ドアの開閉の状態及び施錠の有無を示す平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、クリーンルームにおける各ドアの開閉の状態及び施錠の有無を示す平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図8(a)はクリーンルームにおける各ドアの開閉の状態及び施錠の有無を示す平面図、図8(a)はクリーンルームにおける各ドアの開閉の状態及び施錠の有無を示す平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、作用を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態を示す図で、インターロックデータの設定を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態を示す図で、PWM切替・立ち上がり時間の設定を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態を示す図で、押しボタンスイッチとディップスイッチを使用したインターロックデータの設定の手順を示す図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、押しボタンスイッチとディップスイッチを使用したインターロックデータの設定の手順を示す図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、押しボタンスイッチとディップスイッチを使用したPWM切替・立ち上がり時間の設定の手順を示す図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、PWM切替・立ち上がり時間を説明するための図である。
以下、図1乃至図15を参照して本発明の一実施の形態を説明する。本実施の形態は、本願発明をクリーンルームに適用した例を示すものであり、そこで、まず、そのクリーンルームの構成から説明する。クリーンルームは図4に示すような構成になっている。すなわち、クリーンルーム1は、複数個(この実施の形態の場合には3個)の室3、5、7を備えている。上記室3には第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13が設置されている。この内、第3ドア13は室3と室5との間に配置されている。
上記室5には、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17が設けられている。この内、第7ドア17は室5と室7との間に配置されている。又、室7には第8ドア18が設けられている。このように、クリーンルーム1には合計8個のドア、すなわち、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18が設けられているものである。本実施の形態においては、これら8個のドア、すなわち、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18相互間において所定のインターロックデータを設定し、そのインターロックデータに基づいて所望のインターロック制御を行うものである。
上記第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18の夫々には図2に示す電気錠31が取り付けられている。すなわち、図2(a)に示すように、上記電気錠31は、デットボルト33と、電気錠31を動作させる操作ハンドル35と、ソレノイド37とから構成されている。上記ソレノイド37は、鉄心39とコイル41とから構成されている。又、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18が取り付けられている場所の壁側には、上記デットボルト33が差し込まれる凹部43が設けられている。
そして、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18は、夫々操作ハンドル35を操作することにより開閉することになるが、その際、ソレノイド37によって錠が掛る構成になっている。すなわち、ソレノイド37が「オン」されて励磁されることにより、鉄心39が図示しない弾性部材の付勢力に抗して飛び出して、電気錠が掛るものである。この場合は、上記操作ハンドル35の操作が規制されることになる。逆に、ソレノイド37が「オフ」されて励磁が解除されることにより鉄心39が、図示しない弾性部材に付勢力によって引っ込み、電気錠が解除されるものである。この場合は、上記操作ハンドル35の操作が許容されることになる。
尚、電気錠の構成はあくまで一例でありこのような構成に限定されるものではない。
又、上記第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18には、図2に示すように、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18の開閉を検出するための検出スイッチ51が設置されている。この検出スイッチ51は、上記第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18と対応する壁側に設けられた一対の非接触スイッチ53、55と、これら一対の非接触スイッチ53、55によって動作される接点57とから構成されている。図2(b)に示すように、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18が閉じられているときには、上記一対の非接触スイッチ53、55が対抗・配置されることになり、それによって、接点57が閉接されることになる。逆に、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18が開放されると、上記一対の非接触スイッチ53、55が離間し、それによって、接点57が開放されることになる。
上記構成をなすクリーンルーム1の入退室を管理するための入退室管理装置は、図1に示すような構成になっている。図1は本実施の形態による入退出管理装置の構成を示すブロック図である。まず、制御回路61があり、この制御回路61には、中央演算処理装置(CPU)63と、ソレノイド起動時間設定回路65と、記憶回路67が設けられている。又、上記CPU61には、CPU基本発信回路69よりCPU61を起動させるための基本情報が入力されるように構成されている。又、設定回路71があり、この設定回路71より第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18のインターロックデータが入力・設定されるように構成されていると共にPWM切替・立ち上がり時間の設定が行われるように構成されている。
上記インターロックデータとは次のようなものである。すなわち、図4に示すように、上記第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18の夫々に関して、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18が開放された場合に、その他のどのドア、すなわち、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18のどれを施錠するかについて予め決定されていて、それがインターロックデータとして設定・入力されるものである。
因みに、図4〜図7においては、本実施の形態の場合におけるインターロックデータが表化されて示されている。例えば、第1ドア11をみてみると、第1ドア11が解放された場合には、第2ドア12、第3ドア13に対して施錠信号が出力されることになる(図中施錠信号を出力するドアに対しては「閉」と表示されている)。同様に、第2ドア12が開放された場合には、第1ドア11、第3ドア13に対して施錠信号が出力される。第3ドア13が開放された場合には、第1ドア11、第2ドア12、第5ドア15に対して施錠信号が出力される。第4ドア14が開放された場合は、第3ドア13、第7ドア17に施錠信号が出力される。第5ドア15が開放された場合には、第3ドア13、第7ドア17に対して施錠信号が出力される。第6ドアドア16が開放された場合には、第3ドア13、第7ドア17に対して施錠信号が出力される。第7ドア17が開放された場合には、第5ドア15、第8ドア18に対して施錠信号が出力される。第8ドア18が開放された場合には、第7ドア17に対して施錠信号が出力されるように設定されている。
尚、このようなインターロックデータの設定に関しては後で詳しく説明する。
又、上記制御回路61には表示回路73が接続されている。又、上記制御回路61には、ドア開信号入力回路75、PWM発信回路77、非常開錠信号入力回路79、インターロック回路81が接続されている。上記インターロック回路81には電流切替回路83が接続されている。又、既に説明した第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18には電流変換機85が夫々設置されており、上記電流切替回路83はそれら各電流変換機85に接続されている。
又、既に説明した設定回路71により設定された第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18のインターロックデータは、上記メモリ67に記憶されることになる。図3は上記メモリ67内のアドレスを示す図であり、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18のインターロックデータは、図3に示されているアドレスに夫々記憶されることになる。
次に、上記設定回路71によるインターロックデータの設定に関して詳しく説明する。上記設定回路71は、図1に示すように、1個の押しボタンスイッチ91と、8極のディップスイッチ93とから構成されている。インターロックデータの設定は、これら1個の押しボタンスイッチ91と、8極のディップスイッチ93を使用して行われる。又、前期表示回路73には8個のLED95が取り付けられている。上記1個の押しボタンスイッチ91と、8極のディップスイッチ93を使用して設定作業を行う場合には、これら8個のLED95が適宜点灯することになり、作業員はこの表示回路73の表示を確認しながら設定作業を行うものである。
以下、図10乃至図14を参照して説明する。まず、電源をオンする。この電源のオンは、図1に示す押しボタンスイッチ91の長押し(5秒程度)によって実現される。この電源のオンによって全LED95が点灯する。その様子を図12に示す。図12は表示回路73を示していて、全てのLED95が点灯している状態を示している(図12中白抜きの○が点灯状態を意味しており、実際には赤・緑が点灯するため黄色となる。)。又、図12中右側の図は各LED95と第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18との対応関係を示している。
次に、押しボタンスイッチ91の押圧を解除する。以下、順次、第1ドア11から順に、開放された場合に、ほかのどのドアを施錠するかについて設定していく。その設定は、図1に示す8個のディップスイッチ93を使用して行われる。すなわち、第1ドア11が開放された場合には第2ドア12、第3ドア13を施錠する必要があるので、第2ドア12、第3ドア13に対応するディップスイッチ93を操作して設定する。設定が完了したら押しボタンスイッチ91を押圧する。これによって、第1ドア11についての設定が完了することになる。
図13は設定中の表示回路73の状態とディップスイッチ93の状態を示す図であり、施錠したいドアに対応するLED95は「赤色(図13中粗い右下がり斜線で示す。)」に点灯し、それ以外は「緑色(図13中細かな右上がり斜線で示す。)」に点灯するものである。又、設定の対象となっているドアに対応するLED95は黄色にて点灯している。
因みに、図13は第1ドア11が開放された場合についての設定状態を示しており、まず、設定の対象になっている第1ドア11に対応するLED95は黄色に点灯している。又、施錠対象の第2ドア12、第3ドア13に対応するLED95は赤色に点灯している。又、それら以外のドアに対応するLED95は緑色に点灯しているものである。又、ディップスイッチ93の状態をみると施錠させたい第2ドア12、第3ドア13に対応する「1」番、「2」番のディップスイッチ93が「ON」の状態となっている。
次に、第2ドア12について設定する。すなわち、第2ドア12が開放された場合には第1ドア11、第3ドア13を施錠する必要があるので、第1ドア11、第3ドア13に対応するディップスイッチ93を操作して設定する。設定が完了したら押しボタンスイッチ91を押圧する。これによって、第2ドア12についての設定が完了することになる。以下、同様の作業を繰り返すことにより、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18のインターロックデータが設定されることになる。
以上の工程をCPU63側の処理としてみると図10に示すようなものとなる。まず、ステップS1において、「n=1」とする。「n」は繰り返し回数のカウントとなる。次に、ステップS2に移行して、ドアn開放時の施錠情報(インターロックデータ)がディップスイッチ93から読み込まれる。次に、ステップS3に移行して、メモリ67に対して読み込んだインターロックデータを書き込む。次に、ステップS4に移行して、「n=n+1」とする処理が実行される。次に、ステップS6に移行して、「n=9」であるか否かが判別される。「n=9」であると判別された場合には、一連の処理が終了される。「n=9」ではないと判別された場合には、ステップS1に戻り、同様の処理を実行することになる。このように、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18のインターロックデータを順次設定していき、それをメモリ67に記憶するものである。
次に、PWM切替・立ち上がり時間の設定について説明する。まず、設定回路71において、全てのドア、すなわち、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18のインターロックデータの設定が完了すると、PWM切替・立ち上がり時間の設定モードに移行する。その様子を図14に示す。図14はディップスイッチ93によるPWM切替・立ち上がり時間の設定を示す図である。具体的には、ディップスイッチ93のどのスイッチを「オン」しているかによって、動作時間が設定されるようになっていて、具体的には、スイッチ「1」が30msec、スイッチ「2」が40msec、スイッチ「3」が50msec、スイッチ「4」が60msec、スイッチ「5」が70msec、スイッチ「6」が80msec、スイッチ「7」が90msec、スイッチ「8」が100msecである。又、全てのスイッチが「オフ」の場合には30msecとなる。このような動作時間を設定することができるため確実な施錠設定を行うことができる。
因みに、図14に示す場合には、「1」番目のディップスイッチ93が「オン」されているので、30msecに設定されていることを意味しているものである。
上記PWM切替・立ち上がり時間であるが、図15に示すようなものである。図15中上側の線図は施錠時状態(通常)のときのソレノイドの電流変化を示していて、図15中下側の線図は施錠時状態(PWM)のときのソレノイドの電流変化を示している。図15中下側の線図に示されているように、予め設定された起動設定時間経過後にPWM発信の状態に移行しているものである。
以上の工程をCPU63側の処理でみると図11に示すようなものとなる。まず、ステップS11において、ディップスイッチ93の操作状況より設定時間を読み込む。次に、ステップS12に移行して、読み込んだ設定時間をメモリ67に書き込む。以上の処理によってPWM切替・立ち上がり時間の設定が完了することになる。
以上の構成を基に、図9のフローチャートを参照してその処理を説明する。まず、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18の内何れかのドアが開放されているか否かが判別される(ステップS21)。第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18の内何れかのドアが開放されていると判別された場合には、CPU61に対して「開」信号が入力される(ステップS22)。次に、ステップS23に移行して、CPU61はその開放されたドアに対応するインターロックデータをメモリ67から取り出す。次に、ステップS24に移行して、取り出したインターロックデータに基づいて施錠しなければいけないドアに対して施錠信号を出力する。
次に、ステップS25に移行して、「非常開錠信号」の有無を判別する。この判別で「非常開錠信号」が有ると判別された場合にはステップS28に移行して、全ドアに対する施錠信号を遮断する。ステップS25において、「非常開錠信号」がないと判別された場合には、ステップS26に移行して、開放されたドアが閉じられて閉信号が発生しているか否かが判別される。判別の結果、開放されたドアが閉じられて閉信号が発生していると判別された場合には、ステップS7に移行する。ステップS27では、施錠設定ドアに送信されている施錠信号が遮断される。その後、ステップS21に戻る。
そして、図9に示す処理を繰り返し実行することにより所望の入退室管理を行うことになる。
次に、図4乃至図8を参照して具体例をみてみる。まず、図4に示す場合であるが、この場合には、全てのドア、すなわち、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18が閉じられている。
尚、図中「○」はドアが閉まっている状態を意味し、「×」がドアが開放されている状態を意味し、又、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18において、検出センサ51の接点57については、検出時と非検出時とを異なる表示となっている。
次に、図1に示す状態において、仮に、第3ドア13が開放されたと仮定する。その様子を図5に示す。この場合は、第1ドア11、第2ドア12、第5ドア15に施錠指令が出力されることになる。次に、第3ドア13が開放されると同時に第4ドア14が開放されたと仮定する。この場合は、図6に示すように、第3ドア13、第5ドア15、第7ドア17が施錠されることになるが、第3ドア13については開放されているので、施錠されることはない。次に、その状態で、第3ドア13が閉じられたと仮定する。そのときの様子を図7に示す。この場合には、改めて第3ドア13が施錠されると共にドア閉信号が出力されることになる。
尚、図8は上記内容をまとめて示したものである。図8(a)においては、ドア13の開信号に基づいて予め設定された第1ドア11、第2ドア12、第5ドア15に対して施錠信号が出力される。又、解放れさると同時に第4ドア14の開信号に基づいて予め設定されている第3ドア13、第5ドア15、第7ドア17に対して施錠信号が出力される。その際、第3ドア13については既に開放されているので、施錠信号は遮断される。図8(a)はその内容を一つの図で示すものであり、最終的には、第1ドア11、第2ドア12、第5ドア15、第7ドア17に対して施錠信号が出力されている状態である。
又、図8(b)は、図8(a)に示す状態において、第3ドア13が閉じられた場合を示すものであり、第1ドア11、第2ドア12、第5ドア15に対する施錠信号が遮断されているものである。この場合には、第3ドア13、第5ドア15、第7ドア17に対して施錠信号が出力された状態になっているものである。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、複数のドア、すなわち、第1ドア11、第2ドア12、第3ドア13、第4ドア14、第5ドア15、第6ドア16、第7ドア17、第8ドア18に対して所望のインターロックデータを設定して所望のインターロック制御を行うことができる。その際、インターロックデータの設定も、1個の押しボタンスイッチ91と8個のディップスイッチ93を使用して簡単に行うことができる。
又、インターロックデータについては適宜容易に変更することができる。
又、非常開錠信号入力回路79を設けているので、非常時における無効化を容易に行うことができる。
又、PWM発信回路77を設けていて、電気錠を起動するためのソレノイド37への電流を時間制御しているので、電流の低減により消費電力の低減を図ることができると共に確実な施錠設定を行うことができる。
尚、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
まず、前記一実施の形態では、クリーンルームを例に挙げて説明しているが、それに限定されるものではない。様々な室の管理に適用可能である。
又、前記一実施の形態におけるインターロックデータは一例であり、様々な設定内容が想定される。
その他、図示したものはあくまで一例である。
本発明は、例えば、クリーンルームの複数の開閉扉の開閉を制御する入退室管理装置に係り、特に、設定作業を容易にすることができるように工夫したものに関し、例えば、半導体製造工場等において使用されているクリーンルームの入退室管理装置に好適である。
1 クリーンルーム
11〜18 第1ドア〜第8ドア
31 電気錠
33 デッドボルト
35 操作ハンドル
37 ソレノイド
39 鉄心
41 コイル
51 検出スイッチ
61 制御回路
63 CPU
71 設定回路
73 表示回路
75 ドア開信号入力回路
77 PWM発信回路
79 入力回路
81 インターロック回路
83 電流切替回路

Claims (4)

  1. 複数のドアを備えた室のそのドアに関して該ドアが開放された場合にその他のドアの何れを施錠するかを示すインターロックデータを設定するインターロックデータ設定手段と、
    上記インターロックデータ設定手段によって設定されたインターロックデータを記憶するインターロックデータ記憶手段と、
    上記複数のドアに関してその開閉に関する実データを入力するドア開閉情報入力手段と、
    上記ドア開閉情報入力手段によって入力されたドアの開閉情報に基づいて上記インターロックデータ記憶手段から該当するインターロックデータを取り出し該取り出したインターロックデータに基づいて施錠信号を出力する施錠決定・制御手段と、
    を具備し
    上記インターロックデータ設定手段は1個の押しボタンスイッチと上記ドアの数と同数のディップスイッチから構成され、これら押しボタンスイッチとディップスイッチを操作することによって上記複数のドアのインターロックデータを設定するものであることを特徴とする入退室管理装置。
  2. 請求項1記載の入退室管理装置において、
    上記施錠決定・制御手段は、複数のドアが開放されている場合に、夫々のドアに関するインターロックデータを取り出して、そこに設定されているドアに施錠信号を出力するものであることを特徴とする入退室管理装置。
  3. 請求項2記載の入退室管理装置において、
    そこに設定されているドアの中に既に開放されているドアが有る場合にはそのドアに対する施錠信号を遮断することを特徴とする入退室管理装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の入退室管理装置において、
    開放されたドアが閉じられた場合にはそのドアの開放に伴って出力していた施錠信号を遮断するようにしたことを特徴とする入退室管理装置。
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