JP2010209934A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リニアソレノイド弁の数を更に減少させることができる自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】自動変速機の制御装置は、第1リニアソレノイド弁81aの油圧を第1摩擦係合要素C1に供給させる第1状態、第1リニアソレノイド弁81aの油圧をレギュレータ弁6に供給させてライン油圧PLを調圧すると共に第1摩擦係合要素C1にライン油圧PLを供給させる第2状態の何れかの状態に切換自在な第1シフト弁91と、第2リニアソレノイド弁81bの油圧を所定の変速段で第1摩擦係合要素C1と同時に係合される第2摩擦係合要素C2に供給させる第3状態、第2リニアソレノイド弁81bの油圧をレギュレータ弁6に供給させてライン油圧PLを調圧すると共に第2摩擦係合要素C2にライン油圧PLを供給させる第4状態の何れかの状態に切換自在な第2シフト弁92とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、油圧により係合される複数の摩擦係合要素を有し、入力部材の回転を複数段に変速して出力部材に伝達する自動変速機の制御装置に関する。
従来、リニアソレノイド弁を用いて油圧により自動変速機を制御する制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のものでは、リニアソレノイド弁で調圧した油圧をロックアップ制御弁に供給し、ロックアップ制御弁を制御することにより、ロックアップクラッチの係合状態を制御している。
特開2002−71012号公報
リニアソレノイド弁を省略する為には、シフト弁を用いてリニアソレノイド弁の油圧を供給させる摩擦係合要素を切り換えることが考えられる。これによれば、2つの摩擦係合要素を1つのリニアソレノイド弁で制御することができる。
しかしながら、この場合、2つの摩擦係合要素を同時に1つのリニアソレノイド弁で制御することはできないため、上記方法によりリニアソレノイド弁の数を減少させることには限界がある。
本発明は、以上の点に鑑み、リニアソレノイド弁の数をより減少させることができる自動変速機の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、油圧により係合される複数の摩擦係合要素を有し、駆動源により回転される入力部材の回転を複数の変速段に変速して出力部材に伝達する自動変速機の制御装置において、前記駆動源により駆動され、油を油圧回路に供給するポンプと、何れか1つの変速段で同時に係合される第1と第2の2つの摩擦係合要素と、前記油圧回路にライン油圧を発生させるレギュレータ弁と、前記油圧回路を介して供給されるライン油圧を調圧して出力する第1と第2の2つのリニアソレノイド弁と、前記第1リニアソレノイド弁が出力する油圧を前記第1摩擦係合要素に供給させる第1状態、前記第1リニアソレノイド弁が出力する油圧をレギュレータ弁に供給させてライン油圧を調圧すると共に前記第1摩擦係合要素にライン油圧を供給させる第2状態の何れかの状態に切換自在な第1シフト弁と、前記第2リニアソレノイド弁が出力する油圧を前記第2摩擦係合要素に供給させる第3状態、前記第2リニアソレノイド弁が出力する油圧をレギュレータ弁に供給させてライン油圧を調圧すると共に前記第2摩擦係合要素にライン油圧を供給させる第4状態の何れかの状態に切換自在な第2シフト弁とを備えることを特徴とする。
ここで、第1と第2の2つの摩擦係合要素を係合させることにより確立される所定の変速段に変速する際には、アップシフトの場合とダウンシフトの場合とで、第1摩擦係合要素が係合されたままの状態で第2摩擦係合要素を係合させることにより前記所定の変速段を確立する場合と、第2摩擦係合要素が係合されたままの状態で第1摩擦係合要素が係合されることにより前記所定の変速段を確立する場合との2つの場合がある。
本発明の構成によれば、第1摩擦係合要素が係合されたままの状態で第2摩擦係合要素を係合させることにより前記所定の変速段を確立する場合には、第1シフト弁を前記第2状態として、第1リニアソレノイド弁によりライン油圧を制御すると共に、ライン油圧を第1摩擦係合要素に供給して第1摩擦係合要素の係合を適切に維持させ、第2シフト弁を前記第3状態として、第2リニアソレノイド弁により係合力を制御しながら第2摩擦係合要素を係合させることができる。
又、第2摩擦係合要素が係合されたままの状態で第1摩擦係合要素が係合されることにより前記所定の変速段を確立する場合には、第2シフト弁を前記第4状態として、第2リニアソレノイド弁によりライン油圧を制御すると共に、ライン油圧を第2摩擦係合要素に供給して第2摩擦係合要素の係合を適切に維持させ、第1シフト弁を前記第1状態として、第1リニアソレノイド弁により係合力を制御しながら第1摩擦係合要素を係合させることができる。
従って、本発明によれば、2つのリニアソレノイド弁で前記所定の変速段を確立する際に同時に係合される第1と第2の2つの摩擦係合要素、及びライン油圧を制御するレギュレータ弁の3つの要素を制御することができる。これにより、従来の自動変速機の制御装置と比較して、更なるリニアソレノイド弁の数を減少させることができる。
又、本発明においては、第1シフト弁と第2シフト弁とを接続するバイパス油路を備え、第1シフト弁及び前記第2シフト弁は、スプリングにより付勢されるスプールを夫々備え、各シフト弁のスプールをスプリングの付勢力に抗して移動させることにより、各シフト弁の前記状態の切換が行われ、第1シフト弁と第2シフト弁のうち何れか一方のシフト弁には、レギュレータ弁により発生されたライン油圧が供給され、該一方のシフト弁が前記2つの状態のうちスプールがスプリングの付勢力に抗して移動した状態のときに、該一方のシフト弁に供給されるライン油圧がスプールに設けられたロック用環状溝に供給されて、該一方のシフト弁の状態が維持されると共に、他方のシフト弁に該ロック用環状溝からバイパス路を介してライン油圧が供給され、該他方のシフト弁が前記2つの状態のうちスプールがスプリングの付勢力に抗して移動した状態のときには、該他方のシフト弁にバイパス油路を介して供給されるライン油圧がスプールに設けられたロック用環状溝に供給されることにより、該他方のシフト弁の状態が維持されるように構成することが好ましい。
斯かる構成によれば、両シフト弁のスプールがスプリングの付勢力に抗して移動した状態となったときには、両ロック用環状溝にライン油圧が供給されることにより、両シフト弁の状態が維持されるセルフロック機能が発揮される。これにより、セルフロック機能が発揮される変速段で走行中の場合においては、スプールをスプリングの付勢力に抗して移動させるための開閉式ソレノイド弁等が走行中に故障しても、両シフト弁の状態がスプリングの付勢力により突然切り変わることを防止することができ、走行中の安定性を向上させることができる。
又、本発明においては、複数の摩擦係合要素のうちの1つの摩擦係合要素を第3摩擦係合要素として、第3摩擦係合要素にライン油圧を調圧して供給する第3リニアソレノイド弁を備え、第3リニアソレノイド弁は、通電オフのときに開弁し、通電オンのときにライン油圧を零を含めて調圧するもので構成することが好ましい。
斯かる構成によれば、前記両シフト弁がセルフロック状態にあり、第1又は第2摩擦係合要素に直接ライン油圧が供給されている状態において、電気系統のトラブルなどにより全てのリニアソレノイド弁や開閉式ソレノイド弁等が通電オフとなっても、油圧回路にはエンジン等の駆動源で駆動されるポンプから油が供給されると共に、レギュレータ弁は自己のスプリングの付勢力により一定のライン油圧を発生させている。従って、ライン油圧が供給される摩擦係合要素と、第3リニアソレノイド弁を介してライン油圧が調圧されずに供給される第3摩擦係合要素とが係合する変速段が確立する。故に、電気系統のトラブルが発生しても該変速段により走行状態を維持させることができ、車両の安全性を向上させることができる。
又、本発明においては、第1摩擦係合要素と第2摩擦係合要素とを同時に係合させる所定の変速段をアップシフト又はダウンシフトにより確立する場合には、第1シフト弁が前記第2状態にされると共に、第2シフト弁が前記第3の状態にされ、所定の変速段をダウンシフト又はアップシフトにより確立する場合には、第1シフト弁が前記第1状態にされると共に、第2シフト弁が前記第4状態にされるようにすることが好ましい。
斯かる構成によれば、既に係合されている摩擦係合要素にライン油圧を供給し、新たに係合される摩擦係合要素にリニアソレノイド弁で調圧した油圧を供給することができる。これにより、ライン油圧が新たに係合される摩擦係合要素に供給されることによるショックの発生を防止することができる。
(a)は本発明の自動変速機の制御装置を適用した実施形態の自動変速機を示すスケルトン図。(b)は実施形態の自動変速機の各変速段における各摩擦係合要素の係合状態を示す説明図。 実施形態の自動変速機の速度線図。 実施形態の自動変速機の制御装置の油圧回路図。 実施形態の自動変速機の制御装置の各変速段におけるリニアソレノイド弁、及びシフト弁の状態を示す説明図。
本発明の車両用油圧作動式変速機の制御装置の実施形態を、図を参照して説明する。
図1(a)は、実施形態の自動変速機を示している。実施形態の自動変速機は、変速機ケース1内に回転自在に軸支した、図外のエンジン等の動力源に連結される入力軸2と、入力軸2と同心に配置された出力部材たる出力ギヤ3とを備えている。出力ギヤ3の回転は、図外のデファレンシャルギヤを介して車両の左右の駆動輪に伝達される。尚、図1(a)では、自動変速機の上半分のみを図示している。
又、変速機ケース1内には、入力軸2の周りに位置させて、入力用の単式プラネタリギヤ4と、変速用の複式プラネタリギヤ5とが配置されている。
入力用の単式プラネタリギヤ4は、サンギヤSaと、リングギヤRaと、サンギヤSa及びリングギヤRaに噛合するピニオンPaを自転及び公転自在に軸支するキャリアCaとから成るシングルピニオン型のプラネタリギヤで構成される。単式プラネタリギヤ4のキャリアCaは入力軸2に連結され、サンギヤSaは変速機ケース1に固定されている。従って、単式プラネタリギヤ4の入力要素はキャリアCa、固定要素はサンギヤSa、出力要素はリングギヤRaとなる。
単式プラネタリギヤ4のギヤ比(リングギヤの歯数/サンギヤの歯数)をiとした場合、キャリアCaの回転速度が入力軸2の回転速度と等速度である「1」、サンギヤSaの回転速度が「0」となり、出力要素たるリングギヤRaの回転速度N1は、(i+1)/iに増速される。
複式プラネタリギヤ5は、第1要素たる第1サンギヤSb1と、第2要素たる第2サンギヤSb2と、リングギヤRbと、互いに噛合すると共に、一方が第1サンギヤSb1、他方が第2サンギヤSb2及びリングギヤRbに噛合する一対のピニオンPb,Pb’を自転及び公転自在に軸支するキャリアCbとから成るラビニヨ型のプラネタリギヤで構成されている。第1サンギヤSb1は、入力軸2に回転自在に軸支される第1中空軸6に連結されている。第2サンギヤSb2は、第1中空軸6に回転自在に軸支される第2中空軸7に連結されている。
複式プラネタリギヤ5は、図2の速度線図に示すように、縦線で表される4つの回転要素を備える。図2に表される各回転要素を左から順に第1回転要素、第2回転要素、第3回転要素、第4回転要素とすると、第1回転要素は第2サンギヤSb2、第2回転要素はキャリアCb、第3回転要素はリングギヤRb、第4回転要素は第1サンギヤSb1で構成される。尚、複式プラネタリギヤ5の速度線図において、下方の横線は回転速度が「0」であることを示し、上方の横線は回転速度が入力軸の回転速度を「1」としてこれと同一である「1」であることを示している。
リングギヤRbと第1サンギヤSb1のギヤ比(リングギヤRbの歯数/第1サンギヤの歯数)をj、リングギヤRbと第2サンギヤSb2のギヤ比(リングギヤRbの歯数/第1サンギヤの歯数)をkとすると、第1〜第4の各回転要素間の間隔は、k:1:j−1の割り合いとなっている。
又、実施形態の自動変速機では、係合要素として、第4回転要素たる第1サンギヤSb1と入力軸2とを第1中空軸6を介して解除自在に連結する第1摩擦係合要素たる第1油圧クラッチC1と、第2回転要素たるキャリアCbと単式プラネタリギヤ4の出力要素たるリングギヤRaとを解除自在に連結する第2摩擦係合要素たる第2油圧クラッチC2と、第1回転要素たる第2サンギヤSb2と入力軸2とを第2中空軸7を介して解除自在に連結する第3油圧クラッチC3と、第1回転要素たる第2サンギヤSb2を変速機ケース1に解除自在に固定する第1ブレーキB1と、第2回転要素たるキャリアCbを変速機ケース1に解除自在に固定する第2ブレーキB2とを備えている。
第2油圧クラッチC2は単式プラネタリギヤ4と複式プラネタリギヤ5との間に配置され、第2油圧クラッチC2の第3クラッチドラムC3aが入力軸2に回転自在に軸支されている。
本実施形態の自動変速機では、第1油圧クラッチC1と第2ブレーキB2とを係合させると、第4回転要素たる第1サンギヤSb1(第1要素)の回転速度が「1」、第2回転要素たるキャリアCbの回転速度が「0」になり、出力ギヤ3と連結する第3回転要素たるリングギヤRbが「1st」で回転して、1速段が確立される。
第1油圧クラッチC1と第1ブレーキB1とを係合させると、第4回転要素たる第1サンギヤSb1(第1要素)の回転速度が「1」、第1回転要素たる第2サンギヤSb2(第2要素)の回転速度が「0」になり、出力ギヤ3と連結する第3回転要素たるリングギヤRbが「2nd」で回転して、2速段が確立される。
第1油圧クラッチC1と第3油圧クラッチC3とを係合させると、第4回転要素たる第1サンギヤSb1(第1要素)及び第1回転要素たる第2サンギヤSb2(第2要素)の回転速度が共に「1」となり、複式プラネタリギヤ5の各要素が相対回転不能なロック状態となって、出力ギヤ3と連結する第3回転要素たるリングギヤRbも「1」である「3rd」で回転し、3速段が確立される。
第1油圧クラッチC1と第2油圧クラッチC2とを係合させると、第4回転要素たる第1サンギヤSb1(第1要素)の回転速度が「1」、第2回転要素たるキャリアCbの回転速度が単式プラネタリギヤ4の出力要素たるリングギヤRaの回転速度と等速度であるN1となり、出力ギヤ3と連結する第3回転要素たるリングギヤRbが「4th」で回転して、4速段が確立される。
第2油圧クラッチC2と第3油圧クラッチC3とを係合させると、第1回転要素たる第2サンギヤSb2(第2要素)の回転速度が「1」、第2回転要素たるキャリアCbの回転速度がN1となり、出力ギヤ3と連結する第3回転要素たるリングギヤRbが「5th」で回転して、5速段が確立される。
第2油圧クラッチC2と第1ブレーキB1とを係合させると、第2回転要素たるキャリアCbの回転速度がN1、第1回転要素たる第2サンギヤ(第2要素)の回転速度が「0」となり、出力ギヤ3と連結する第3回転要素たるリングギヤRbが「6th」で回転して、6速段が確立される。
第3油圧クラッチC3と第2ブレーキB2とを係合させると、第1回転要素たる第2サンギヤSb2(第2要素)の回転速度が「1」、第2回転要素たるキャリアCbの回転速度が「0」となり、出力ギヤ3と連結する第3回転要素たるリングギヤRbが前進方向とは逆の後進方向である「Rev」で回転して、後進段が確立される。
図1(b)は、上述した各変速段と各油圧クラッチC1〜C3、ブレーキB1,B2の係合状態との関係を纏めて示したものであり、「○」は係合を表している。
上述した構成を有する自動変速機において、各油圧クラッチC1〜C3及び各ブレーキB1,B2は、図3に示す油圧回路Lにより制御される。
この油圧回路Lは、図外のエンジンにより駆動されると共にオイルタンクTの作動油を油路L1に吐出するポンプPと、油圧回路のライン油圧を調圧するレギュレータ弁6と、図外のセレクトレバーに連動するマニュアル弁7と、第1から第5の5つのリニアソレノイド弁81a,81b,81c,81d,81eと、第1から第3の3つの開閉式ソレノイド弁82a,82b,82cと、第1から第6の6つのシフト弁91,92,93,94,95,96とを備える。
レギュレータ弁6と油路L1とは油路L1aを介して接続されている。マニュアル弁7と油路L1とは油路L1bを介して接続されている。3つのソレノイド弁82a,82b,82c、第2シフト弁92、及び第3リニアソレノイド弁81cと油路L1とは油路L1cを介して接続されている。
マニュアル弁7には油路L3が接続されている。マニュアル弁7は、図外のセレクトレバーにより1速から6速の自動変速位置である「D」に切換操作されると、油路L1bと油路L3とを連通させる。油路L3は、第1リニアソレノイド弁81a、第4リニアソレノイド弁81d、第5リニアソレノイド弁、第1シフト弁91、第2シフト弁92、第4シフト弁94、及びロックアップ制御弁たる第6シフト弁96に接続されている。
第1リニアソレノイド弁81aは、通電オンの場合には、油路L3から供給されるライン油圧PLをECU等により指示された所定の油圧に調整して油路L41を介し第1シフト弁91に供給する。第1リニアソレノイド弁81aは、通電オフの場合には、油路L41を介した第1シフト弁91への油圧の供給を遮断する。
第2リニアソレノイド弁81bと第4シフト弁94とは油路L42aにより接続されている。第2リニアソレノイド弁81bには、油路L3、第4シフト弁94、及び油路L42aを介してライン油圧PLが供給される。第2リニアソレノイド弁81bは、通電オンの場合には、油路L42aから供給されるライン油圧PLをECU等により指示された所定の油圧に調整して油路L42bを介し第2シフト弁92に供給する。第2リニアソレノイド弁81aは、通電オフの場合には、油路L42bを介した第2シフト弁92への油圧の供給を遮断する。
第3リニアソレノイド弁81cは、通電オンの場合には、油路L1cから供給されるライン油圧PLをECU等により指示された零(遮断)を含む所定の油圧に調整して油路L43を介し第3シフト弁93に供給する。第3リニアソレノイド弁81cは、通電オフの場合には、開弁して供給される油圧を調整することなくそのまま油路L43を介し第3シフト弁93へ供給する。
第4リニアソレノイド弁81dは、通電オンの場合には、油路L1cから供給されるライン油圧PLをECU等により指示された所定の油圧に調整して油路L44を介し第1ブレーキB1に供給する。第4リニアソレノイド弁81dは、通電オフの場合には、油路L1cを介した第1ブレーキB1への油圧の供給を遮断する。
第5リニアソレノイド弁81eは、通電オンの場合には、油路L1cから供給されるライン油圧PLをECU等により指示された所定の油圧に調整して油路L45を介し第5シフト弁95(ロックアップシフト弁)に供給する。第5リニアソレノイド弁81eは、通電オフの場合には、油路L1cを介した第5シフト弁95への油圧の供給を遮断する。
第1シフト弁91は、複数の環状溝を有し図4における左右方向に摺動自在に内挿されたスプール91aを備える。スプール91aは、図示省略したスプリングにより左側に付勢されている。この状態では、第1リニアソレノイド弁81aから油路L41を介して供給される油圧は、スプール91aの環状溝、及び油路L51aを介して第2シフト弁92に供給されるように、油路L41と油路L51aとが連通される。
第1開閉式ソレノイド弁82aは、通電オンで開弁し、油路L1cから供給されるライン油圧PLを油路L61,L61aを介して、第1シフト弁91の左端部に供給する。これにより、第1シフト弁91のスプール91aがスプリングの付勢力に抗して右側に移動する。第1シフト弁91がこの状態のときには、第1リニアソレノイド弁81aから油路L41を介して第1シフト弁91に供給される油圧は、スプール91aの環状溝、及び油路L71を介して第1油圧クラッチC1に供給されるように、油路L41と油路L71とが連通される。即ち、本実施形態では、スプール91aが第1開閉式ソレノイド弁82aの通電オンにより右側に移動している状態が、本発明の第1シフト弁91の第1状態に相当する。
第2シフト弁92は、複数の環状溝を有し左右方向に摺動自在に内挿されたスプール92aを備える。スプール92aは、図示省略したスプリングにより左側に付勢されている。この状態では、第1リニアソレノイド弁81aから油路L41、第1シフト弁91(スプール91aがスプリングの付勢力により左側に位置した状態)、油路L51aを介して第2シフト弁92に供給される油圧が、油路L8を介してレギュレータ弁6に供給されるように、油路L51aと油路L8とが連通される。従って、第1シフト弁91は、スプール91aがスプリングの付勢力により左側に位置した状態が、本発明の第1シフト弁91の第2状態に相当する。
又、第2リニアソレノイド弁81bから油路L42bを介して供給される油圧が、油路L72を介して第2油圧クラッチC2に供給されるように、油路L42bと油路L72とが連通される。即ち、このスプール92aが左側に位置する状態が、本実施形態における第2シフト弁92の第3状態となる。
ここで、レギュレータ弁6は、複数の環状溝を有し左右方向に摺動自在に内挿されたスプール6aを備える。スプール6aは、スプリング6bにより右側に付勢されている。レギュレータ弁6の右端部に油路L8から油圧が供給されると、スプール6aは、スプリング6bの付勢力に抗して左側に移動する。
第1シフト弁91のスプール91aが右側に移動して油路L41と油路L51aとが連通し、第2シフト弁92のスプール92aが左側に位置して油路L51aと油路L8とが連通している場合には、第1リニアソレノイド弁81aによりレギュレータ弁6に油路L8を介して供給される油圧が調節される。これにより、油路L1aからレギュレータ弁6を介して油路L2に流れる油量を調節することができ、マニュアル弁7に接続される油路L1b及び3つの開閉式ソレノイド弁82a,82b,82cと第2シフト弁92とに接続される油路L1cに供給されるライン油圧PLを調節する。
第1開閉式ソレノイド弁82aが通電オンで開弁すると、ライン油圧PLが油路L61,L61bを介して、第2シフト弁92の左端部に供給される。これにより、第2シフト弁92のスプール92aがスプリングの付勢力に抗して右側に移動する。このときには、第2シフト弁92は、油路L42bと油路L8とが連通し、油路L3と油路L72とが連通した状態となる。
又、油路L1cから供給されるライン油圧PLが、スプール92aの左端部に形成されたロック用環状溝92bに供給される。ロック用環状溝92bにライン油圧PLが供給されると、スプール92aは、第1開閉式ソレノイド弁82aが通電オフとなっても、スプール92aを右側に移動させた状態を維持させるセルフロック機能が働く。又、ロック用環状溝92bに供給される油圧は、バイパス油路L51bを介して第1シフト弁91に供給される。
第2シフト弁92のスプール92aが右側に移動して油路L42bと油路L8とが連通すると、レギュレータ弁6には、油路L42b、第2シフト弁92及び油路L8を介して第2リニアソレノイド弁81bにより調整された油圧が供給され、第2リニアソレノイド弁81bにより油路L1b,L1cのライン油圧PLが調節される。
即ち、本実施形態では、第2シフト弁92のスプール92aが第1開閉式ソレノイド弁82aの通電オンにより右側に移動した状態が、本発明の第2シフト弁92の第4状態に相当する。以上のように、本実施形態では、ライン油圧PLは、第1シフト弁91及び第2シフト弁92の切換により、第1リニアソレノイド弁81a又は第2リニアソレノイド弁81bにより制御される。
第2シフト弁92のロック用環状溝92bを介して油路L51bから第1シフト弁91に供給される油圧は、第1シフト弁91のスプール91aが右側に移動している場合には、スプール91aの左側に設けられたロック用環状溝91bに供給され、スプール91aが右側に移動した状態を維持させるように作用する。
従って、スプール91aが右側に移動した状態のときに、第2シフト弁92からバイパス油路L51bを介して油圧が供給されると、第2シフト弁92のスプール92aが左側に移動しない限り、第1シフト弁91のスプール92aが右側に移動した状態が維持されるセルフロック機能が働く。
尚、第2開閉式ソレノイド弁82bが通電オンにより開弁されると、油路L62、油路L62aを介してライン油圧が第2シフト弁92の右端部に供給される。これにより、第1開閉式ソレノイド弁82aが通電オンにより開弁している場合でも、第1開閉式ソレノイド弁82aから供給される油圧が、第2開閉式ソレノイド弁82bから供給される油圧により相殺され、スプール92aはスプリングの付勢力により左側に移動し第2シフト弁92が第3状態となる。
又、第2シフト弁92が、ロック用環状溝92bにライン油圧PLが供給されてセルフロック機能が働いているときでも、第2開閉式ソレノイド弁82bの通電オンにより、セルフロック機能が解除される。
第3シフト弁93は、複数の環状溝を有し左右方向に摺動自在に内挿されたスプール93aを備える。スプール93aは、図示省略したスプリングにより左側に付勢されている。この状態では、第3リニアソレノイド弁81cから油路L43を介して供給される油圧が、油路L73を介して第3油圧クラッチC3に供給されるように、油路L43と油路L73とが連通される。
又、第3シフト弁93の左端部には、第4シフト弁94と第2ブレーキB2とを接続する油路L74から分岐する油路L74aが接続されており、油路L74から第2ブレーキB2に油圧が供給されると、スプール93aはスプリングの付勢力に抗して右側に移動する。この状態では、油路L43と油路L73との連通は遮断され、油路L73はマニュアル弁7に接続される油路L3aと連通した状態となる。
尚、第1開閉式ソレノイド弁82aが通電オンで開弁している場合には、油路L61から分岐する油路L61cを介して油圧が第3シフト弁93の右端部に供給される。この状態では、油路L74aから供給される油圧と油路L61cから供給される油圧とが互いにスプール93aに作用する力を相殺するため、スプール93aはスプリングの付勢力により左側に位置したままの状態となる。
第4シフト弁94は、複数の環状溝を有し左右方向に摺動自在に内挿されたスプール94aを備える。スプール94aは、図示省略したスプリングにより左側に付勢されている。第2開閉式ソレノイド弁82bが通電オンにより開弁されると、ライン油圧PLが油路L62,L62bを介して、第4シフト弁94の左端部に供給される。これにより、第4シフト弁94のスプール94aがスプリングの付勢力に抗して右側に移動する。
第4シフト弁94がこの状態のときには、第5シフト弁95に接続する油路L52と、第2ブレーキB2に接続する油路L74とがスプール94aの環状溝を介して連通される。又、油路L3と油路L42aとがスプール94aの環状溝を介して連通され、ライン油圧PLが油路L3から油路L42aを介して第2リニアソレノイド弁81bに供給される。
このとき、油路L3からライン油圧PLがスプール94aの環状溝に供給されることにより、スプール94aがスプリングの付勢力に抗して右側に移動した状態が維持されるセルフロック機能が働く。
セレクトレバー操作により、マニュアル弁7がニュートラル位置である「N」に切り換えられると、油路L1bと油路L3との連通が遮断され、ライン油圧PLが油路L3を介してスプール94aの環状溝に供給されなくなると、スプール94aはスプリングの付勢力により左側に移動する。
第5シフト弁95(ロックアップシフト弁)は、複数の環状溝を有し左右方向に摺動自在に内挿されたスプール95aを備える。スプール95aは、スプリング95bにより左側に付勢されている。この状態では、油路L45と油路L52とがスプール95aの環状溝を介して連通し、第5リニアソレノイド弁81eで調圧された油圧が、油路L45、スプール95aの環状溝、油路L52を介して第4シフト弁94に供給される。第4シフト弁94のスプール94aが右側に移動している場合には、第5リニアソレノイド弁81eで調圧された油圧が、油路L74を介して第2ブレーキB2に供給される。
第3開閉式ソレノイド弁82cが通電オンにより開弁されると、ライン油圧PLが油路L63を介して、第5シフト弁95の左端部に供給される。これにより、第5シフト弁95のスプール95aがスプリング95bの付勢力に抗して右側に移動する。第5シフト弁95がこの状態のときには、第6シフト弁96の左端部側に接続する油路L53と、第5リニアソレノイド弁81eに接続する油路L45とがスプール95aの環状溝を介して連通される。
第6シフト弁96(ロックアップ制御弁)は、複数の環状溝を有し左右方向に摺動自在に内挿されたスプール96aを備える。スプール96aは、図示省略したスプリングにより左側に付勢されている。第6シフト弁96のスプール96aは、油路L45、第5シフト弁95、油路L53を介して供給される第5リニアソレノイド弁81eの油圧によりスプリングの付勢力に抗して右側に移動する。
スプール96aが右側に移動することにより、マニュアル弁7から油路L3を介して供給されるライン油圧PLが油路L75を介してロックアップクラッチLCに供給される。スプール96aの右側への移動量は、第5リニアソレノイド弁81eが供給する油圧を調節することにより制御される。これにより、油路L75からロックアップクラッチLCに供給する油圧を調節して、流体トルクコンバータTCの内圧よりも高い油圧を供給することにより、ロックアップクラッチLCが係合される。逆に、流体トルクコンバータTCの内圧よりも低い油圧を油路L75から供給すれば、ロックアップクラッチLCは係合しない。
次に、図4を参照して、各変速段における各リニアソレノイド弁81a〜81e、各開閉式ソレノイド弁82a〜82c、各シフト弁91〜95の作動について説明する。
尚、図4では、リニアソレノイド弁における「○」は供給されたライン油圧PLをそのまま出力するか又は調圧して出力する状態を示し、又、リニアソレノイド弁における「×」は供給されたライン油圧PLを遮断する状態を示す。又、開閉式ソレノイド弁における「○」は通電オンによる開弁を示し、「×」は通電オフによる閉弁を示す。
シフト弁における「○」はスプールが右側に移動した状態を示し、「×」はスプールが左側に位置した状態を示している。「●」はセルフロック機能が働いている状態を示す。
又、第5リニアソレノイド弁81eにおける「LC/×」は、ロックアップクラッチLCを係合させるか否かで上記リニアソレノイド弁の状態における「○」と「×」とが切り替わることを示している。即ち、ロックアップクラッチLCを係合させる場合は「○」、ロックアップクラッチLCを係合させない場合は「×」となる。
第3開閉式ソレノイド弁82cにおける「○/×」は、ロックアップクラッチLCを係合させるか否かで「○」と「×」とが切り替わることを示し、第5シフト弁95における「○/×」は、ロックアップクラッチLCを係合させる場合は「○」、ロックアップクラッチLCを係合させない場合は「×」となり、第3開閉式ソレノイド弁82cと同調することを示している。
即ち、第5リニアソレノイド弁81e、第3開閉式ソレノイド弁82c及び第5シフト弁95は、何れもロックアップクラッチLCを係合させる場合には「○」、ロックアップクラッチLCを係合させない場合には「×」となる。
又、第5リニアソレノイド弁81eは、第3開閉式ソレノイド弁82c及び第5シフト弁95が「×」、第4シフト弁94が「○」の場合は、第2ブレーキB2への油圧の制御を行なう。
尚、本実施形態のロックアップクラッチLCの係合の詳細については従来技術と同様であるため説明を省略する。
又、ロックアップ制御弁たる第6シフト弁96も、ロックアップクラッチLCの係合状態によりスプールの96aが移動するため、省略している。ライン油圧PLの「−」はリニアソレノイド弁により制御されること無くスプリング6bの付勢力のみによってライン油圧PLが出力される状態を示している。ライン油圧PLの「1」は第1リニアソレノイド弁81aにより、「2」は第2リニアソレノイド弁81bによりライン油圧PLが制御される状態を示している。
セレクトレバーによりマニュアル弁7のスプール7aがニュートラル位置である「N」から1速から6速の自動変速位置である「D」に切換操作されたインギヤ時においては、第1開閉式ソレノイド弁82a、第2開閉式ソレノイド弁82bが通電オンで開弁し、第3開閉式ソレノイド弁82cが通電オフで閉弁して、第1シフト弁91のスプール91a及び第4シフト弁94のスプール94aが夫々スプリングの付勢力に抗して右側に移動する。即ち、第1シフト弁91は第1状態となる。
第2シフト弁92のスプール92aは、第1開閉式ソレノイド弁82aから油路L61bを介して第2シフト弁92の左端部に供給される油圧と、第2開閉式ソレノイド弁82bから油路L62aから第2シフト弁92の右端部に供給される油圧とが互いにスプール92aに加わる力を相殺するため、第2シフト弁92のスプール92aは、スプリングの付勢力により左側に位置したままの第3状態となる。
又、第1リニアソレノイド弁81aが通電オンで油路L3から供給される油圧を調整して油路L41に出力する状態となる。又、第3リニアソレノイド弁81cが通電オンで油路L1cから供給される油圧の油路L43へ供給を遮断する開度が零の閉弁状態となる。又、第2リニアソレノイド弁81b、第4リニアソレノイド弁81d及び第5リニアソレノイド弁81eは通電オフで閉弁した状態となる。
そして、ポンプPから供給されレギュレータ弁6で調圧されたライン油圧PLは、油路L1、油路L1b、マニュアル弁7、油路L3、第1リニアソレノイド弁81a、油路L41、第1シフト弁91、油路L71を経て第1摩擦係合要素たる第1油圧クラッチC1に供給され、これにより、第1油圧クラッチC1が係合される。
1速段を確立する際には、第1開閉式ソレノイド弁82a及び第3開閉式ソレノイド弁82cを通電オフで閉弁させ、第2開閉式ソレノイド弁82bを通電オンで開弁させ、第1リニアソレノイド弁81a及び第5リニアソレノイド弁81eを通電オンで開弁させた状態とする。このとき、第1シフト弁91、第2シフト弁92及び第5シフト弁95の各スプール91a,92a,95aは左側に位置し、第3シフト弁93のスプール93aは右側に移動した状態となる。即ち、第1シフト弁91は第2状態、第2シフト弁92は第3状態となる。
そして、第1リニアソレノイド弁81aから出力される油圧は、油路L41、第2状態の第1シフト弁91、油路L51a、第3状態の第2シフト弁92、油路L8を経てレギュレータ弁6の右端部に供給され、第1リニアソレノイド弁81aによりライン油圧PLが調節される。
第1油圧クラッチC1には、ライン油圧PLが、油路L1b、マニュアル弁7、油路L3、第2状態の第1シフト弁91、油路L71を経て供給され、ライン油圧PLにより第1油圧クラッチC1が係合される。従って、ライン油圧PLを第1リニアソレノイド弁81aにより調節することにより、第1油圧クラッチC1の係合圧を調節することとなる。
第5リニアソレノイド弁81eから出力される油圧は、油路L45、第5シフト弁95(ロックアップシフト弁)、油路L52、第4シフト弁94、油路L74を経て第2ブレーキB2に供給され、第5リニアソレノイド弁81eにより第2ブレーキB2の係合圧が調整される。
又、油路L74から分岐する油路74aを介して第3シフト弁93の左端部に油圧が供給されるため、第3シフト弁93のスプール93aはスプリングの付勢力に抗して右側に移動し、油路L43と油路L73との連通が遮断される。
このようにして、第1油圧クラッチC1と第2ブレーキB2とが係合され、1速段が確立される。
尚、第2ブレーキB2と並列に一方向クラッチを設けた場合には、第5リニアソレノイド弁81eにより第2ブレーキB2を必ずしも係合させる必要はなく、エンジンブレーキを利かせる場合のみ第5リニアソレノイド弁81eにより第2ブレーキB2を係合させればよい。
第2ブレーキB2を係合させない場合には、第3開閉式ソレノイド弁82cを通電オンで開弁させて第5シフト弁95(ロックアップシフト弁)のスプール95aを右側に移動させ、第5リニアソレノイド弁81eから出力される油圧を、油路L45、第5シフト弁95、油路L53を介して、第6シフト弁96(ロックアップコントロールバルブ)に供給させることができる。これにより、第5リニアソレノイド弁81eで第6シフト弁96(ロックアップ制御弁)を制御し、ロックアップクラッチLCの係合を制御することができる。即ち、本実施形態の第5リニアソレノイド弁81eは、第2ブレーキB2とロックアップクラッチLCの2つの摩擦係合要素の係合を制御する。
2速段を確立する際には、第4リニアソレノイド弁81dを通電オンで開弁させて、第4リニアソレノイド弁81dから出力される油圧を、油路L44を介して第1ブレーキB1に供給することにより、第1ブレーキB1を係合させる。又、1速段を確立するときと同様に、第1シフト弁91を第2状態、第2シフト弁92を第3状態として、第1リニアソレノイド弁81aでライン油圧PLを制御し、第1油圧クラッチC1には、ライン油圧PLが供給される。このようにして、第1油圧クラッチC1と第1ブレーキB1とが係合されて、2速段が確立される。
3速段を確立する際には、第3リニアソレノイド弁81cを開弁させて、第3リニアソレノイド弁81cから出力される油圧を、油路L43、第3シフト弁93、油路L73を介して第3油圧クラッチC3に供給し、第3リニアソレノイド弁81cにより第3油圧クラッチC3の係合圧を制御する。尚、第3リニアソレノイド弁81cの開度を最大とする場合には、第3リニアソレノイド弁81cを通電オフとする。これにより、ライン油圧PLがそのまま第3油圧クラッチC3に供給される。
又、1速段及び2速段と同様に、第1シフト弁91を第2状態、第2シフト弁92を第3状態として、第1リニアソレノイド弁81aでライン油圧PLを制御し、第1油圧クラッチC1には、ライン油圧PLが供給される。このようにして、第1油圧クラッチC1と第3油圧クラッチC3とが係合されて、3速段が確立される。
4速段を確立する場合には、3速段からのアップシフトの場合と、5速段からのダウンシフトの場合とで、油圧回路の作動が異なる。ここでは、3速段からのアップシフトの場合の4速段について説明し、5速段からのダウンシフトの場合については、5速段を確立する場合を説明した後で説明することとする。
3速段からのアップシフトで4速段を確立する場合には、第2リニアソレノイド弁81bを通電オンで開弁させて、第2リニアソレノイド弁81bから出力される油圧を、油路L42b、第3状態の第2シフト弁92、油路L72を介して、第2摩擦係合要素たる第2油圧クラッチC2に供給し、第2リニアソレノイド弁81bにより第2油圧クラッチC2の係合圧を制御する。
又、1〜3速段と同様に、第1シフト弁91を第2状態として、第1リニアソレノイド弁81aでライン油圧PLを制御し、第1油圧クラッチC1には、ライン油圧PLが供給される。このようにして、第1油圧クラッチC1と第2油圧クラッチC2とが係合されて、3速段からアップシフトした場合の4速段が確立される。
尚、1〜3速段では、第2開閉式ソレノイド弁82bを通電オンとして開弁させていたが、4速段では、第2開閉式ソレノイド弁82bを通電オフとして閉弁させている。これにより、第2開閉式ソレノイド弁82bからの油圧が第4シフト弁94の左端部に供給されなくなるが、第4シフト弁94は、スプール94aが一旦右側に移動すると、油路L3から供給されるライン油圧PLの環状溝への作用により、スプール94aが右側に移動した状態を維持し続けるセルフロック機能が働く。このため、第2開閉式ソレノイド弁82bが通電オフとなっても、第4シフト弁94は、油路L3と油路L42aとを連通させた状態を維持する。
5速段を確立する際には、第1開閉式ソレノイド弁82aが通電オンで開弁し、第2開閉式ソレノイド弁82bが通電オフで閉弁し、第2リニアソレノイド弁81bを通電オンで開弁させ、第3リニアソレノイド弁81cを開弁させた状態とする。
このとき、第1開閉式ソレノイド弁82aから供給される油圧により、第1及び第2の2つのシフト弁91,92の各スプール91a,92aが右側に移動した状態となる。即ち、第1シフト弁91が第1状態、第2シフト弁92が第4状態となる。
この状態のときには、油路L3と油路L51bとが第2シフト弁92のスプール92aのロック用環状溝92bを介して連通すると共に、第2シフト弁92には、第1開閉式ソレノイド弁82aが通電オフで閉弁しても油路L3からスプール92aのロック用環状溝92bに供給されるライン油圧PLにより、スプール92aが右側に移動した第4状態を維持し続けるセルフロック機能が働く。
又、第1シフト弁91にも、油路L51bを介して第1シフト弁91のスプール91aのロック用環状溝91bに油圧が供給され、第1開閉式ソレノイド弁82aが通電オフで閉弁しても油路L51bからスプール91aのロック用環状溝91bに供給されるライン油圧PLにより、スプール91aが右側に移動した第1状態を維持し続けるセルフロック機能が働く。
この第1と第2の2つのシフト弁91,92のセルフロック機能を解除するには、第2開閉式ソレノイド弁82bを通電オンで開弁させればよい。これにより、油路L62aを介して第2シフト弁92の右端部に油圧が供給され、第2シフト弁92のスプール92aが左側に移動し、油路L3と油路L51bとの連通が断たれる。従って、第1と第2の2つのシフト弁91,92のセルフロック機能が解除される。
又、第4シフト弁94は、スプール94aがセルフロック機能により右側に移動した状態にあるため、スプール94aの環状溝を介して油路L3と油路L42aとが連通した状態となっている。又、第2シフト弁92は、油路L42bと油路L8とを連通すると共に、油路L3と油路L72とを連通した第4状態となり、又、油路L74,L74aに油圧が供給されていないため、第3シフト弁93のスプール93aは左側に位置した状態にあり、第3シフト弁93を介して油路L43と油路L73とが連通した状態にある。
第2リニアソレノイド弁81bは、油路L3、第4シフト弁、油路L42aを介して供給される油圧を調節して、油路L42b、第4状態の第2シフト弁92、油路L8を介してレギュレータ弁6に油圧を供給することにより、ライン油圧PLを制御する。
又、第2油圧クラッチC2には、油路L3、第4状態の第2シフト弁92、油路L72を介してライン油圧PLがそのまま供給される。従って、ライン油圧PLを第2リニアソレノイド弁81bにより調節することにより、第2油圧クラッチC2の係合圧を調節することとなる。
又、第3リニアソレノイド弁81cは、油路L1cを介して供給されるライン油圧PLを調整して、油路L43、第3シフト弁93、油路L73を介して第3油圧クラッチC3に油圧を供給することにより、第3油圧クラッチC3の係合圧を制御する。
このようにして、第2油圧クラッチC2と第3油圧クラッチC3とが係合され、5速段が確立される。
次に、5速段からのダウンシフトで4速段を確立する場合について説明する。この4速段を確立する場合には、第1〜第3の3つの開閉式ソレノイド弁82a〜82cは通電オフで閉弁され、第1リニアソレノイド弁81a及び第2リニアソレノイド弁81bは通電オンで開弁された状態となっている。そして、第1と第2の2つのシフト弁91,92は、セルフロック機能により各スプール91a,92aが左側に移動した状態、即ち、第1状態と第4状態になっている。
第1リニアソレノイド弁81aは、油路L41、第1状態の第1シフト弁91、油路L71を介して第1油圧クラッチC1に油圧を供給し、第1油圧クラッチC1の係合圧を制御する。第2リニアソレノイド弁81bは、5速段と同様に、第4状態の第2シフト弁92を介してライン油圧PLを制御し、第2油圧クラッチC2には、第4状態の第2シフト弁92を介して、ライン油圧PLが供給される。このようにして、第1油圧クラッチC1と第2油圧クラッチC2とが係合されて、5速段からのダウンシフト時の4速段が確立される。
ここで、ライン油圧PLは、油圧回路に供給される油圧の中で最も高い圧であり、リニアソレノイド弁により調圧された油圧はライン油圧PLを超える油圧にはできない。従って、ライン油圧PLの調整範囲には他の摩擦係合要素の係合力等の関係で制限がある。又、アップシフト時とダウンシフト時とで区別せずに同一の状態で4速段を確立させた場合、新たに係合される油圧クラッチにライン油圧PLが供給される状態が発生する。新たに係合される油圧クラッチにライン油圧PLが供給されると、ライン油圧PLの調圧範囲には制限があるため適切な油圧が供給されず、4速段を確立させる際にショックが発生する虞がある。
本実施形態においては、4速段を確立する際には、上述したようにアップシフト時とダウンシフト時とで第1シフト弁91と第2シフト弁92の状態を切り換えているため、新たに係合される油圧クラッチにライン油圧PLが供給されることはない。これにより、4速段を確立させる際のショックの発生を防止することができる。
尚、この4速段から3速段へダウンシフトされると、第2開閉式ソレノイド弁82bが通電オンとなって開弁されるため、第2シフト弁92のスプール92aがスプリングの付勢力により左側に移動して第3状態となり、油路L1cとバイパス油路L51bとの連通が断たれるため、第1と第2の2つのシフト弁91,92のセルフロック機能が解除される。
6速段を確立する際には、第4リニアソレノイド弁81dを通電オンとして開弁させ、第4リニアソレノイド弁81dにより、油路L44を介して第1ブレーキB1の係合圧を制御する。又、5速段と同様に、第1シフト弁91が第1状態、第2シフト弁92が第4状態となり、第2リニヤソレノイド弁81bでライン油圧PLを制御し、第2油圧クラッチC2には、ライン油圧PLが供給される。このようにして、第2油圧クラッチC2と第1ブレーキB1とが係合されて、6速段が確立される。
マニュアル弁7が後進段位置である「R」に切換操作された後進インギヤ時においては、マニュアル弁7は、スプール7aの移動により、油路L1bと油路L3との連通を遮断し、油路L1bと油路L3aとを連通させる状態となる。第4シフト弁94は、マニュアル弁7により油路L3への油圧の供給が断たれることによりセルフロック機能が解除され、スプール94aがスプリングの付勢力により左側に位置し、油路L3aと油路L74とが連通される状態となる。
第3シフト弁93のスプール93aには、油路L74,L74aから油圧が供給されることにより、右側に移動しようとする力が加わるが、第1開閉式ソレノイド弁82aを通電オンとして開弁させ、ライン油圧PLを油路L61,L61cを介して、第3シフト弁93の右端部に供給させることにより、スプール93aは左側に位置した状態を維持する。これにより、第3シフト弁93は、油路L43と油路L73とを連通させた状態となる。
第3リニアソレノイド弁81cは、開弁されて、油路L1cから供給されるライン油圧PLを調圧し、油路L43、第3シフト弁93、油路L73を介して、第3油圧クラッチC3に油圧を供給し、第3油圧クラッチC3の係合力を制御する。
後進段を確立する際には、後進インギヤの状態から第1開閉式ソレノイド弁82aを通電オフとして閉弁させ、第3シフト弁93のスプール93aを右側に移動した状態とする。これにより、油路L3aと油路L73とが第3シフト弁93を介して連通し、第3クラッチC3にはライン油圧PLが供給される。
又、第1開閉式ソレノイド弁82aが閉弁するため、第1と第2のシフト弁91,92のスプール91a,92aは左側に位置した状態となる。又、後進インギヤと同様に、第2ブレーキB2には、油路L3a、第4スプール弁94、油路L74を介して、ライン油圧PLが供給される。
このようにして、第3油圧クラッチC3と第2ブレーキB2とが係合され、後進段が確立される。尚、後進段においては、第3リニアソレノイド弁81cは、通電オフで開弁した状態となっている。
本実施形態の自動変速機によれば、第1と第2の2つのリニアソレノイド弁81a,81bにより、レギュレータ弁6と、4速段において同時に係合される第1油圧クラッチC1及び第2油圧クラッチC2の3つの要素を制御することができる。従って、従来の自動変速機の制御装置と比較して、更にリニアソレノイド弁の数を減少させることができる。
又、5速段からのダウンシフト時の4速段、5速段及び6速段の何れかの変速段で走行中のときには、電気系統のトラブルによって、各リニアソレノイド弁81a〜81e及び各開閉式ソレノイド弁82a〜82cの全てが通電オフとなっても、第1と第2の2つのシフト弁91,92のセルフロック機能及び第3リニアソレノイド弁81cの通電オフによる開度全開により、レギュレータ弁6のスプリング6bによる所定のライン油圧PLにより、第2油圧クラッチC2と第3油圧クラッチC3とが係合状態となる。従って、5速段による走行状態が維持され、安全性が向上される。
又、5速段からのダウンシフト時の4速段、5速段及び6速段の何れかの変速段で走行中のときには、第1シフト弁91、第2シフト弁92、第4シフト弁94にはセルフロック機能が働く。このため、第1開閉式ソレノイド弁82aが故障しても、車両は5速段からのダウンシフト時の4速段、5速段及び6速段の何れかの変速段で走行することができる。
1…変速機ケース、2…入力軸、3…出力ギヤ、4…単式プラネタリギヤ、5…複式プラネタリギヤ、6…レギュレータ弁、7…マニュアル弁、81a…第1リニアソレノイド弁、81b…第2リニアソレノイド弁、82a〜82c…第1〜第3開閉式ソレノイド弁、91…第1シフト弁、91a…スプール、91b…ロック用環状溝、92…第2シフト弁、92a…スプール、92b…ロック用環状溝、C1…第1油圧クラッチ(第1摩擦係合要素)、C2…第2油圧クラッチ(第2摩擦係合要素)、L51b…バイパス油路。

Claims (4)

  1. 油圧により係合される複数の摩擦係合要素を有し、駆動源により回転される入力部材の回転を複数の変速段に変速して出力部材に伝達する自動変速機の制御装置において、
    前記駆動源により駆動され、油を油圧回路に供給するポンプと、
    何れか1つの変速段で同時に係合される第1と第2の2つの摩擦係合要素と、
    前記油圧回路にライン油圧を発生させるレギュレータ弁と、
    前記油圧回路を介して供給されるライン油圧を調圧して出力する第1と第2の2つのリニアソレノイド弁と、
    前記第1リニアソレノイド弁が出力する油圧を前記第1摩擦係合要素に供給させる第1状態、前記第1リニアソレノイド弁が出力する油圧をレギュレータ弁に供給させてライン油圧を調圧すると共に前記第1摩擦係合要素にライン油圧を供給させる第2状態の何れかの状態に切換自在な第1シフト弁と、
    前記第2リニアソレノイド弁が出力する油圧を前記第2摩擦係合要素に供給させる第3状態、前記第2リニアソレノイド弁が出力する油圧をレギュレータ弁に供給させてライン油圧を調圧すると共に前記第2摩擦係合要素にライン油圧を供給させる第4状態の何れかの状態に切換自在な第2シフト弁とを備えることを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 請求項1記載の自動変速機の制御装置において、
    前記第1シフト弁と前記第2シフト弁とを接続するバイパス油路を備え、
    前記第1シフト弁及び前記第2シフト弁は、スプリングにより付勢されるスプールを夫々備え、前記各シフト弁のスプールをスプリングの付勢力に抗して移動させることにより、前記各シフト弁の前記状態の切換が行われ、
    前記第1シフト弁と前記第2シフト弁のうち何れか一方のシフト弁には、前記レギュレータ弁により発生されたライン油圧が供給され、
    該一方のシフト弁が前記2つの状態のうち前記スプールが前記スプリングの付勢力に抗して移動した状態のときに、該一方のシフト弁に供給されるライン油圧がスプールに設けられたロック用環状溝に供給されて、該一方のシフト弁の状態が維持されると共に、他方のシフト弁に該ロック用環状溝から前記バイパス路を介してライン油圧が供給され、
    該他方のシフト弁が前記2つの状態のうち前記スプールがスプリングの付勢力に抗して移動した状態のときには、該他方のシフト弁に前記バイパス油路を介して供給されるライン油圧がスプールに設けられたロック用環状溝に供給されることにより、該他方のシフト弁の状態が維持されることを特徴とする自動変速機の制御装置。
  3. 請求項2記載の自動変速機の制御装置において、
    前記複数の摩擦係合要素のうちの1つの摩擦係合要素を第3摩擦係合要素として、該第3摩擦係合要素にライン油圧を調圧して供給する第3リニアソレノイド弁を備え、
    該第3リニアソレノイド弁は、通電オフのときに開弁し、通電オンのときにライン油圧を零を含めて調圧することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のうち何れか1項に記載の自動変速機の制御装置において、
    前記第1摩擦係合要素と前記第2摩擦係合要素とを同時に係合させる所定の変速段をアップシフト又はダウンシフトにより確立する場合には、前記第1シフト弁が前記第2状態にされると共に、前記第2シフト弁が前記第3の状態にされ、
    前記所定の変速段をダウンシフト又はアップシフトにより確立する場合には、前記第1シフト弁が前記第1状態にされると共に、前記第2シフト弁が前記第4状態にされることを特徴とする自動変速機の制御装置。
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