JPH02278076A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JPH02278076A
JPH02278076A JP10096089A JP10096089A JPH02278076A JP H02278076 A JPH02278076 A JP H02278076A JP 10096089 A JP10096089 A JP 10096089A JP 10096089 A JP10096089 A JP 10096089A JP H02278076 A JPH02278076 A JP H02278076A
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clutch
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control
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Hiroshi Nakayama
弘 中山
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常文 新山
Junji Urano
浦野 純司
Shigeo Ozawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ0発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機のクラッチ作動制御等を行う制御
装置に関し、さらに、詳しくは、この変速機での動力伝
達経路内にワンウェイクラッチおよびこれをロック保持
するエンブレクラッチを有してなる自動変速機の制御装
置に関する。
(従来の技術) 自動変速機は、走行状態に応じて自動的に変速を行わせ
、所望の走行特性を得るように構成されており、このよ
うな自動変速機としては、例えば、特公昭52−211
31号公報に開示のものがあり、このような自動変速機
の制御の例としては、例えば、特開昭61−18935
4号公報に開示のものがある。
自動変速機は、一般に、トルクコンパ−9等(D流体式
動力伝達機構と、これの出力軸に繋がる複数の動力伝達
経路(ギヤ列等)とから構成され、上記トルクコンバー
タには、その入力側と出力側とを直結させる直結機構(
ロックアツプ機構)が設けられることが多い。また、変
速は、上記複数の動力伝達経路を選択切換することによ
り行われ、この選択切換は、油圧作動クラッチ(変速手
段)により行われることが多い。
上記直結機構の作動制御、油圧作動クラッチの作動制御
等は、変速機に設けられた油圧制御バルブにより行われ
るのが一般的であるが、その制御内容は多岐にわたるの
で、制御装置が複雑且つ大型化する可能性が高い。
(発明が解決しようとする課題) ところで、変速特性の向上環を目的として、動力伝達経
路中にワンウェイクラッチを設けることがある。ワンウ
ェイクラッチは駆動方向の動力伝達は許容するが逆の方
向の動力伝達は行わせず、この経路を選択した場合には
エンジンブレーキ作用を得ることができないため、ワン
ウェイクラッチの入力側と出力側を直結しワンウェイク
ラッチのロック保持を行わせるエンブレクラッチを配設
することも多い。このような場合には、所定の条件下で
はエンブレクラッチを作動させてエンジンブレーキが得
られるようにし、別の条件下ではエンブレクラッチを解
除するというような制御が必要であり、そのため、変速
機の制御装置がさらに複雑化、大型化する可能性がある
という問題がある。
本発明はこのような問題に鑑み、トルクコンバータのロ
ックアツプ機構、変速用クラッチおよびエンブレクラッ
チの作動を所望の条件で的確に制御することができ、且
つその構造が簡略で小型軽量化を図ることができるよう
な制御装置を提供することを目的とする。
口1発明の構成 (課題を解決するための手段) 上記目的達成のための第1の手段として、本発明の制御
装置は、直結機構(ロックアツプ機構)を何した流体式
動力伝達装置(例えば、トルクコンバータ)と、この動
力伝達装置に繋がる複数の動力伝達経路(例えば、ギヤ
列)を有した変速機構とからなり、前記動力伝達経路が
、駆動方向の動力伝達のみを許容するワンウェイクラッ
チおよびこのワンウェイクラッチをロックさせるエンブ
レクラッチを有したワンウェイ付動力伝達経路と、常に
両方向の動力伝達を許容するダイレクト動力伝達経路と
から構成された自動変速機に用いられる制御装置であり
、運転者の操作に応じて作動スるマニュアルバルブと、
所定のコントロール油圧を発生するコントロール用ソレ
ノイドバルブとを有する。このマニュアルバルブにより
、通常走行レンジが選択された場合には、エンブレクラ
ッチを常に非係合にするとともにコントロール油圧によ
り直結機構の作動制御を行わせ、低速走行レンジが選択
された場合には、直結機構を常に非係合にするとともに
コントロール油圧により前記エンブレクラッチの作動制
御を行わせる。
第2の手段としての本発明の制御装置は、駆動方向の動
力伝達のみを許容するワンウェイクラッチおよびこのワ
ンウェイクラッチをロックさせるエンブレクラッチを存
したワンウェイ付動力伝達経路と、常に両方向の動力伝
達を許容するダイレクト動力伝達経路とから構成されて
なる自動変速機の制御装置であり、さらに運転者の操作
に応じて作動するマニュアルバルブを有する。このマニ
ュアルバルブにより、通常走行レンジが選択された場合
には、ダイレクト動力伝達経路およびエンブレクラッチ
非係合状態でのワンウェイ付動力伝達経路間における変
速を行わせ、一方、低速走行レンジが選択された場合に
は、エンブレクラッチ係合状態でのワンウェイ付動力伝
達経路同士間、あるいはダイレクト動力伝達経路および
エンブレクラッチ係合状態でのワンウェイ付動力伝達経
路間における変速を行わせる。
なお、マニュアルバルブにより低速走行レンジが選択さ
れた場合において、エンブレクラッチ係合状態でのワン
ウェイ付動力伝達経路同士間の変速に際しては、オリフ
ィスコントロールパルフカ作用し、変速後段用動力伝達
経路を選択する変速手段の作動油圧の上昇に対応して変
速前段用動力伝達経路を選択する変速手段の作動油圧の
解放を行わせるようにするのが好ましい。
また、第3の手段としての本発明の制御装置は、駆動方
向の動力伝達のみを許容するワンウェイクラッチおよび
このワンウェイクラッチをロックさせるエンブレクラッ
チを任したワンウェイ付動力伝達経路を含んでいる自動
変速機の制御装置であり、さらに、マニュアルバルブお
よびインヒビターバルブを有する。マニュアルバルブは
、ワンウェイ付動力伝達経路が選択された場合にエンブ
レクラッチを係合状態とするエンブレレンジと、ワンウ
ェイ付動力伝達経路が選択された場合にエンブレクラッ
チを非係合状態とする通常走行レンジとを、運転者の操
作に応じて切換選択するバルブで、インヒビターバルブ
は、エンブレクラッチへの作動制御油圧の供給油路中に
配設されてこの油路の開閉を行うバルブである。ここで
、マニュアルバルブによりエンブレレンジが選択された
場合には、インヒビターバルブにより供給油路を開放し
てエンブレクラッチの作動制御を可能になし、通常走行
レンジが選択された場合には、供給油路を閉止してエン
ブレクラッチを常に非係合状態にさせる。
(作用) 上記第1の手段としての制御装置の場合では、通常走行
レンジの場合にはエンブレクラッチを0FF(非係合)
にしてスムーズな変速を行わせるのが好ましいので、コ
ントロール油圧はトルクコンバータのロックアツプ機構
の作動制御に用いられ、一方、低速走行レンジの場合に
は、ロックアツプ機構をOFFにしてトルクコンバータ
ラ介しての動力伝達が望ましく、且つエンブレクラッチ
をON(係合)にしてエンジンブレーキが得られるよう
にするのが望ましいので、コントロール油圧はエンブレ
クラッチの作動制御に用いられる。このため、1つのソ
レノイドバルブからのコントロール油圧だけでロックア
ツプ機構およびエンブレクラッチの両方の作動制御が行
われる。
第2の手段としての制御装置の場合、スムーズな変速が
望まれる通常走行レンジではエンブレクラッチがOFF
でワンウェイクラッチを介した動力伝達経路となり、滑
らかな変速が行われ、エンジンブレーキ作用が望まれる
低速走行レンジではエンブレクラッチがONでエンジン
ブレーキが得られる変速が行われる。
なお、このエンジンブレーキが得られる変速に際して、
オリフィスコントロールバルブヲ用いることにより、変
速シgツクの少ない滑らかな変速が実現される。
第3の手段としての制御装置の場合、エンブレクラッチ
の係合が必要とされるエンブレレンジ以外のレンジ、す
なわち、通常走行レンジでは、インヒビターバルブによ
りエンブレクラッチの作動油供給路が閉止され、エンブ
レクラッチが確実にOFF C非係合)とされる。この
ため、必要時以外の時に、エンブレクラッチが誤ってO
N(係合)になることが確実に防止される。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施例について
説明する。
第1図は、本発明に係る制御装置により制御される自動
変速機ATの動力伝達系を示す概略図であり、この自動
変速機ATは、トルクコンバータ5と変速機機構10と
から構成される。
トルクコンバータ5は、エンジン出力軸1に繋がるポン
プ8 a +出力軸(変速機構入力軸)11に繋がるタ
ービン6bおよび固定保持されるステータ6cからなり
、さらに、ポンプ6aとタービン6bとを係脱自在なロ
ックアツプ機構7を有する。
変速機構10は、トルクコンバータ出力軸と一体の入力
軸11、これと並行なカウンタ軸12および出力軸13
を有する。入力軸11およびカウンタ軸12間には、そ
れぞれ互いに噛合する5組のギヤ列、すなわち、1速ギ
ヤ列21a、21b12速ギヤ列22a、22b、3速
ギヤ列23a+、23bx4速ギヤ列24a、24bお
よびリバースギヤ列25a、25b+ 25cが配設さ
れている。各ギヤ列の駆動ギヤもしくは被動ギヤに各ギ
ヤ列を選択するための油圧作動クラッチ14〜18が配
設されており、これら油圧作動クラッチ14〜18を選
択作動させることによりいずれかのギヤ列による動力伝
達経路が選択切換され、変速がなされる。
カウンタ軸12と出力軸13との間には、アウトプット
ギヤ列29a、29bが配設され、上述のように変速さ
れた動力はアウトプットギヤ列29a、29bを介して
出力軸に伝達される。
なお、1速被動ギヤ21bおよび2速被動ギヤ22bに
は、エンジンからの駆動方向の動力伝達は許容するが、
これと逆方向(エンジンブレーキ作用方向)の動力伝達
は空転して行わせないワンウェイクラッチ26.27が
取り付けられている。1速被勤ギヤ21bに取り付けら
れた1速ワンウエイクラツチ26は、入力側が1速被動
ギヤ21bに繋がれ、出力側が2速被動ギヤ22bに取
り付けられた2速ワンウエイクラツチ27の入力側に繋
がれている。また、2速ワンウエイクラツチ27の入力
側はさらに、2速被動ギヤ22bに繋がり、出力側はカ
ウンタ軸12に繋がる。
さらに、これらワンウェイクラッチ28.27をロック
保持するためのエンブレクラッチ19が設けられている
。このエンブレクラッチ19は、1速ワンウエイクラツ
チ26の入力側と2速ワンウエイクラツチ27の出力側
とを係脱するクラッチであり、これがON(係合)の場
合と0FF(非係合)の場合とに分けて動力伝達につい
て説明する。
まず、エンブレクラッチ19がOFF (非係合)の場
合について説明する。この場合で、1速クラツチ14が
係合の場合は、入力軸11に伝達されたエンジン出力は
、1速ギヤ列21a、21bおよび両ワンウェイクラッ
チ28.27を介してカウンタ軸12に伝達される。一
方、車輪側(出力軸13)側からエンジン側に動力が伝
達される減速状態では、ワンウェイクラッチ26.27
が空回りするため、カウンタ軸12から入力軸11への
動力伝達はなされず、エンジンブレーキ作用は生じない
エンブレクラッチ19がOFFで2速クラツチ15がO
N(係合)の場合には、2速ギヤ列22a、22bおよ
び2速ワンウエイクラツチ27を介して入力軸11から
カウンタ軸12へのエンジン出力の伝達がなされるが、
逆の動力伝達はワンウェイクラッチ27の空転により阻
止され、エンジンブレーキ作用は生じない。
次いで、エンブレクラッチ19がON(係合)の場合に
ついて説明する。この場合で1速クラツチ14がONの
場合もしくは2速クラツチ15がONの場合での入力軸
11からカウンタ軸12へのエンジン出力の伝達は、エ
ンブレクラッチ19およびワンウェイクラッチ26.2
7を介してそれぞれなされる。
これと逆の動力伝達、すなわち車両の減速のような車輪
側からの駆動力の伝達は、1速クラツチ14がONの場
合には、エンブレクラッチ19および1速ギヤ列2Lb
、21aを介して行われる。2速クラツチ15がONの
場合には、エンブレクラッチ18.1速ワンウエイクラ
ツチ26および2速ギヤ列22b、22aを介して行わ
れる。なお、1速ワンウエイクラツチ26を介するので
あるが、この場合での1速ワンウエイクラツチ26にお
ける動力伝達は駆動方向の伝達であり、このワンウェイ
クラッチ26を介して動力伝達がなされる。このため、
エンブレクラッチ19がONの場合には、1速および2
速いずれの場合でもエンジンブレーキが効く動力伝達経
路が設定されることになる。
以上のように、本例では1速ギヤ列2fa+21bおよ
び2速ギヤ列22a、22bがワンウェイクラッチ28
.27およびこれをロックするエンブレクラッチ19を
有したワンウェイ付動力伝達経路であり、3速ギヤ列2
3a、23b、4速ギヤ列24a、24bおよびリバー
スギヤ列25a、25b、25eが常に両方向の動力伝
達を許容するダイレクト動力伝達経路である。
上記構成の自動変速機ATのロックアツプ機構7の作動
制御および変速機構10の各クラッチ14〜19の作動
制御は、第2図にその油圧回路を示すコントロールバル
ブCVにより行われる。
このコントロールバルブCvは、チャージボンブ30か
ら送られる作動油を所定のライン圧Pt。
に調圧するレギュレータバルブ32、このライン圧から
モジュレート圧PP4を作り出すモジュレータバルブ3
4およびリニアソレノイドを用いてライン圧Pt、をス
ロットル圧Pア4.に変換するスロットルバルブ36を
有する。コントロールバルブCVはさらに、以下のバル
ブを有し、上記ライン圧Pi、zモジュレート圧PMお
よびスロットル圧PT□を適宜用いて、ロックアツプ機
構7および各クラッチの作動制御を行う。
まず、ロックアツプ機構7の制御バルブについて簡単に
説明する。このバルブとしては、L/Cオンオフバルブ
40、L/Cシフトバルブ42、L/Cコントロールバ
ルブ44.L/Cタイミングバルブ46およびデユーテ
ィソレノイドバルブ155がある。L/Cオンオフバル
ブ40は、ライン101へのライン圧PLの供給を0N
−OFF制御するバルブで、これによりロックアツプ機
構7の0N−OFF制御がなされる。残りのバルブは、
L/Cオンオフバルブ40によりロックア、ブ機横7が
ONにされる場合に、この機構7の係合容量を制御する
バルブである。この作動は既に良く知られているので、
その説明は省略する。
なお、トルクコンバータ5の戻り油は、図示のリリーフ
バルブ48 a * 48 b = 48 eにより調
圧され、潤滑に使用されたり、クーラ49を通って冷却
された後、オイルタンクに戻される。
次に、変速機構10内の各クラッチ14〜19の作動を
制御して変速を行わせるバルブについて説明する。
このためのバルブとしては、まず、運転者によるシフト
レバ−操作に対応して移動されるスプール51を有した
マニュアルバルブ50がある。このスプール51はシフ
トレバ−ポジションに対応するP、R,N、D、3.2
.1の7位置に移動可能となっており、各位置に対応し
てライン102からのライン圧PLを所定のポートに供
給する。
1速と2速との変速を制御する1−2シフトバルブ60
.2速と3速との変速を制御する2−3シフトバルブ8
2および3速と4速との変速を制御スる3−4シフトバ
ルブ64もコントロールバルブCVに含まれており、こ
れらの作動は第1および第2オンオフソレノイドバルブ
151.152の0N−OFF作動により選択的に供給
されるモジュレート圧P、により制御される。
さらに、クラッチ圧コントロールバルブ55および4個
のオリフィスコントロールバルブ56〜59も有する。
クラッチ圧コントロールバルブ55は、各クラッチ14
〜18の作動圧をスロットル圧PT□に対応する圧に変
換するバルブである。
オリフィスコントロールバルブ56〜59は、変速時に
前段クラッチの油圧開放を後段クラッチの油圧上昇とタ
イミングを合わせて行わせるバルブである。4−3およ
び3−4オリフイスコントロールバルブ56.57によ
り、それぞれ4速から3速および3速から4速への変速
時における3速および4速クラツチの油圧開放が行われ
、2−1およびl−2オリフ、イスコントロールバルブ
58.59により、それぞれ2速から1速および1速か
ら2速への変速時における1速および2速クラツチの油
圧開放が行われる。
さらに、エンブレクラッチ19の制御とロックアツプ機
構7の制御とを切り換えるスイッチングバルブ70と、
エンブレクラッチ19の作動制御を行うエンブレタイミ
ングバルブ75と、ロックアツプ機構7およびエンブレ
クラッチ19の制御に利用される第3オンオフソレノイ
ドバルブ153も配設されている。これらについては後
述する。
なお、各クラッチ14〜18には、それぞれアキュムレ
ータ81〜85が接続されており、これらクラッチ14
〜18が係合作動されるときでの油圧変動を滑らかにし
てスムーズな変速を行わせるようになっている。
以上のように構成されたコントロールバルブCVにおい
て、シフトレバ−(図示せず)の操作によるマニュアル
バルブ50の作動および第1〜第3ソレノイドバルブ1
51,152,153のON−OFF作動により上記各
バルブが作動されて、各クラッチ14〜19への油圧供
給が制御されて自動変速がなされるとともに、ロックア
ツプ機構7の作動制御がなされる。
ノーマルクローズタイプ(常時閉タイプ)の第1および
第2ソレノイドバルブ151,152の0N−OFFの
組み合わせおよびマニュアルバルブ55の位置に応じて
変速段が第3図に示すように設定されている。この図に
おいて、LOWは1速ギヤ列を介しての動力伝達を意味
し、各変速段のうち丸囲みの変速段はエンジンブレーキ
の効く変速段である。
シフトレバ−がDポジフロンでマニュアルバルブ50が
Dレンジの場合には、第1および第2ソレノイドバルブ
151,152の0N−OFFの4種の組み合わせに対
応して図示のように1速(LOW)、、2速(2ND)
、3速(3RD)および4速(4TI4)の各変速段が
設定される。また、マニュアルバルブ50が3レンジの
場合には、第1および第2ソレノイドバルブ151.1
52の0N−OFFの4種の組み合わせに対応して図示
のように1速(LOW)、2速(2ND)および3速(
3,RD )の各変速段が設定される。
これらDおよび3レンジにおいては、ワンウェイ付動力
伝達経路、すなわち1速および2速はエンブレクラッチ
がOFFでエンジンブレーキが効かない変速段である。
このため、Dおよび3レンジは請求の範囲にいう通常走
行レンジに該当する。
なお、3速および4速はダイレクト動力伝達経路であり
、常にエンジンブレーキが効く。
一方、シフトレバ−が2もしくは1ボジシeンでマニュ
アルバルブ50が2もしくはルンジの場合には、第1お
よび第2ソレノイドバルブ151.152の0N−OF
Fの4種の組み合わせに対応して図示のように、2レン
ジでは1速(LOW)、2速(2ND)および3速(3
RD)の各変速段が設定され、ルンジでは1a(LOW
)および2速(2ND)の各変速段が設定される。
これら2およびルンジでは、1速および2速はエンブレ
クラッチがONでエンジンブレーキが効く変速段である
。このため、2およびルンジは請求の範囲にいう低速走
行レンジもしくはエンブレレンジに該当する。
なお、このような第1および第2ソレノイドバルブ1.
51,152の0N−OFFの組み合わせに対応する変
速段の設定に際し、システムダウン時、すなわち、両ソ
レノイドバルブ151.152がOFFとなった場合に
は、各レンジでの最高速度段が設定されるようになって
おり、システムダウン時に低速段に変速して急激なエニ
ンジンブレーキ力が生じるようなことの防止を図るとと
もに、シフトレバ−手動操作により4速から2速まで変
速が可能なようになし、フェイルセーフを図るようにし
ている。
また、Rレンジにおいては、リバース段が設定され、図
示しないが、PおよびNレンジにおいては、いずれのク
ラッチも非係合でニュートラル状態となる。
以上においては、第1および第2ソレノイドバルブ15
1.152による変速段の設定、すなわち、各変速用ク
ラッチ14〜18の作動M御を説明したが、この自動変
速機ATにおいては、エンブレクラッチ19およびロッ
クアツプ機構7の作動制御も必要であり、これについて
、第4図を用いて説明する。
この制御は、ノーマルクローズタイプの第3ソレノイド
バルブ153の0N−OFF作動および第1ソレノイド
バルブ151の作動に応じてなされる。まず、通常走行
レンジ、すなわち、Dおよび3レンジの場合には、第3
図から分かるようにエンブレクラッチ19は常にOFF
 (非係合)で良いので、第3ソレノイドバルブ153
の0N−OFFに応じてロックアツプ機構7を0N−O
FF制御する。低速走行レンジもしくはエンブレレンジ
、すなわち、2およびルンジの場合には、ロックアツプ
機構7は常にOFFとされ、第1および第3ソレノイド
バルブ151,153の0N−OFFに応じてエンブレ
クラッチ19を0N−OFF制御する。
このように、第3ソレノイドバルブ153は、通常走行
レンジではロックアツプ機構7の作動側御に用いられ、
低速走行レンジもしくはエンブレレンジではエンブレク
ラッチの作動制御に用いられる。このための油圧制御回
路部分を第2図の回路から取り出して第5図に示してお
り、その作動をこの第5図に基づいて以下に説明する。
なお、図示のように、この制御には、マニュアルバルブ
50、L/Cオンオフバルブ40.スイッチングバルブ
70.エンブレタイミングバルブ75および第3ソレノ
イドバルブ153が用いられる。
まず、通常走行レンジ(Dレンジもしくは3レンジ)の
場合を説明する。このときには、マニュアルバルブ50
のスプール51が、図示のNポジシーンから、右方に移
動して、Dもしくは3ポジシロンに位置する。Dもしく
は3ポジシ1ンにおいては、このバルブ50のポート5
0cおよび50dがポート50aに連通し、ライン10
2からのライン圧P v、がライン111および115
を介してスイッチングバルブ70の両端に作用する。
このため、スイッチングバルブ70のスプール71はス
プリング72により押されて図示のように左動位置にあ
る。
ライン102に供給されるライン圧PLは、ライン10
2bからスイッチングバルブ70のスプール71の溝お
よびライン103を通ってエンブレタイミングバルブ7
5の左端に作用する。このバルブ75のスプール76は
ライン圧Ptを受けると、スプリング77に抗して右動
され、ライン圧PLが供給されるライン109とエンブ
レクラッチ19に繋がるライン110とが、スプール7
6のランド部により遮断される。このため、エンブレク
ラッチ19はOFF (非係合)となる。
なお、後述のように、第3ソレノイドバルブ152のO
FF作動により、ライン105に供給されるモジュレー
ト圧PMがスプール76の右端に作用するのであるが、
ライン圧Ptの方がモジュレート圧P、よりかなり高く
、このようにモジュレート圧P。が作用してもスプール
76は右動されたままで、エンブレクラッチ19はOF
Fのままである。
通常走行レンジにおいては、第3ソレノイドバルブ15
3はロックアツプ機構7の0N−OFF制御に用いられ
る。第3ソレノイドバルブ153に通ずるライン108
には、ライン105に供給されるモジュレート圧P’M
がオリフィス107aを有するライン107を通って供
給されており、ノーマルクローズタイプの第3ソレノイ
ドバルブ153がOF Fのときには、ライン108に
モジュレート圧PMを発生させ、ONのときにはライン
10・8の圧をほぼ零にする。ライン108はライン1
08bを介してL/Cオンオフバルブ40の第1スプー
ル41aの右端に繋がっており、第3ソレノイドバルブ
153がOFFのときにはモジェレート圧PMが第1ス
プール41aの右端に作用してこのスプール41aを図
示のように左動させる。これによりライン112がドレ
ンに連通し、ロックアツプ機構7はOFFとなる。
なお、スプール4faにはライン113から供給される
ライン圧PLが右方に押すように作用するが、この受圧
面積は小さいので、このライン圧P+、の作用の如何に
拘らず、ライン108bからモジェレート圧PMが作用
するとスプール41aは左動される。ところが、第3ソ
レノイドバルブ153がONとなり、ライン108bの
油圧が零となると、ライン113からのライン圧Ptに
より第1スプール41aは右動されるようになっている
。この右動によりライン112はライン106と繋がり
、ライン106からライン112に供給されるモジュレ
ート圧PMによりロックアツプ機構7がONとなる。
以上のように、通常走行レンジにおいては、エンブレク
ラッチ19は常にOFFとなり、第3ソレノイドバルブ
153の0N−OFF制御によりロックアツプ機構7の
0N−OFF制御が行われる。
次に、低速走行レンジ、すなわちエンブレレンジ(2レ
ンジもしくはルンジ)の場合を説明する。このときには
、マニュアルバルブ50のスプール5.1が、さらに右
方に移動して、2もしくは1ポジシロンに位置する。2
もしくは1ポジシRンにおいては、このバルブ50のボ
ート50Cはスプール51の溝を介してライン102に
繋がったままであるが、ボート50dがドレンに繋がる
。スイッチングバルブ70の左端にはライン111を介
してライン102からのライン圧PLが作用したままで
あるが、ライン115から右端に作用する油圧は零とな
る。このため、スイッチングバルブ70のスプール71
はスプリング72に抗して右方に移動される。
スプール71が右動されると、このスプール71のラン
ド部によりライン102bとライン103との連通が遮
断され、且つライン103がドレンに連通される。これ
により、エンブレタイミングバルブ75のスプール76
はスプリング77の付勢力により左動されて図示の状態
となり、スプール76の溝を介してライン108とライ
ン110とが連通される。このため、エンブレクラッチ
19にライン109からのライン圧Ptが供給されてこ
のクラッチ19はON(係合)状態となる。
但し、スプール76には、第1ソレノイドバルブ151
のOFF作動に応じてライン114からモジュレート圧
P8がスプール76を左動させるように作用するように
なっており、第3ソレノイドバルブ153がONでライ
ン108aからスプール78の右端に作用する圧が零の
場合には、このスプール7eが左動され、エンブレクラ
ッチ19がOFFとなる。なお、この条件は第4図にも
示しており、このことから分かるように、ルンジおよび
2レンジでは、第1および第3ソレノイドバルブ151
.153の0N−OFFに応じてエンブレクラッチ19
の作動が制御される。
ルンジもしくは2レンジの場合には、さらに、マニュア
ルバルブ50のボー)50bがポー)50aに連通され
、ライン102からのライン圧がライン104を介して
L/Cオンオフバルブ40の第2スプール41bの右端
に作用する。これにより、第2スプール41bが左動し
第1スプール41aを左動した位if!(図示の位rI
l)に保持する。このため、ライン112は常にドレン
に連通した状態となり、ロックアツプ機構7は常にOF
 Fとなる。すなわち、1もしくは2レンジにおいては
、トルクコンバータ5のロックアツプ機構7は常にOF
Fにされる。
以上のように構成すれば、変速段設定用のソレノイドバ
ルブ151.152以外に1つのソレノイドバルブ15
3を配設するだけで、エンブレクラッチ19およびロッ
クアツプ機構7の両方の制御を行うことができる。
以上の制御内容を整理すると、まず、通常走行レンジ(
Dレンジおよび3レンジ)の場合には、エンブレクラッ
チ19は常時OFFであり、エンブレの効かない、すな
わちワンウェイクラッチを介した変速段の設定を行わせ
、同時に第3ソレノイドバルブにより、ロックアツプ機
構の作動制御がなされる。一方、低速走行レンジ(ルン
ジおよび2レンジ)の場合には、ロックアツプ機構が常
時OFFであり、第3ソレノイドバルブによりエンブレ
クラッチの作動制御がなされ、通常は、エンブレクラッ
チがONでの変速段の設定がなされる。
なお、低速走行レンジの場合での変速に際しては、エン
ジンブレーキの効く変速段同士での変速となるため、2
速から1速への変速には2−1オリフイスコントロール
バルブ58により、1速から2速への変速には1−2オ
リフイスコントロールバルブ59により変速タイミング
が制御され、変速シ日ツクの少ないスムーズな変速を行
わせるようになっている。
このように、エンブレレンジ(2レンジおよびルンジ)
の場合には、スイッチングバルブ70およびエンブレタ
イミングバルブ75の作動により、エンブレクラッチ1
9がON作動され得るが、通常走行レンジの場合には、
両バルブ70゜75により、エンブレクラッチ19への
ライン圧PLの供給が確実に阻止される。このため、通
常走行時に誤ってエンブレクラッチがONとなるような
ことがない。すなわち、スイッチングバルブ70および
エンブレタイミングバルブ75が請求の範囲にいうイン
ヒビターバルブとして作用するのである。
ハ1発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、通常走行レンジが
設定される場合にはエンブレクラッチをOFF (非係
合)にしてスムーズな変速を行わせるのが好ましいので
、コントロール油圧はトルクコンバータのロックアツプ
機構の作動制御に用いられ、一方、低速走行レンジの場
合には、ロックアツプ機構をOFFにしてトルクコンバ
ータを介しての動力伝達が望ましく、且つエンブレクラ
ッチをON(係合)にしてエンジンブレーキが得られる
ようにするのが望ましいので、コントロール油圧はエン
ブレクラッチの作動制御に用いられる。このため、1つ
のソレノイドバルブ(第3ソレノイドバルブ)からのコ
ントロール油圧だけでロックアツプ機構およびエンブレ
クラッチの両方の作動制御を行うことができ、制御装置
の構成を簡略化、小型化することができる。
また、通常走行レンジではエンブレクラッチが0・FF
でワンウェイクラッチを介した動力伝達経路となり、変
速時には変速クラッチの回転が同期するとワンウェイク
ラッチによる動力伝達が開始されるため、滑らかな変速
が行われ、エンジンブレーキ作用が望まれる低速走行レ
ンジではエンブレクラッチがONでエンジンブレーキが
得られる変速が行われるので、両レンジともにそのレン
ジに適した変速感を得ることができる。
なお、このエンジンブレーキが得られる変速に際して、
オリフィスコントロールバルブを用いることにより、エ
ンジンブレーキが効くとともに、。
変速シロツクの少ない滑らかな変速を実現することがで
きる。
さらに、エンブレクラッチの係合が必要とされるエンブ
レレンジ以外のレンジ、すなわち、通常走行レンジでは
、インヒビターバルブによりエンブレクラッチの作動油
供給路が閉止され、エンブレクラッチが確実にOFF 
(非係合)とされる。
このため、必要時以外の時に、エンブレクラッチが誤っ
てON(係合)になることを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る制御装置により制御される自動変
速機ATの動力伝達系を示す概略図、第2図は本発明に
係る制御装置としてのコントロールバルブの油圧回路図
、 第3図は第1および第2ソレノイドバルブの作動および
マニュアルバルブ位置と、変速段との関係を示す表、 第4図は第1および第3ソレノイドバルブの作動と、エ
ンブレクラッチ、ロックアツプ機構の作動との関係を示
す表、 第5図は第2図の回路の一部を取り出して示す油圧回路
図である。 5・・・トルクコンバータ 7・・・ロックアツプ機構
10・・・変速機構    19・・・エンブレクラッ
チ28.27・・・ワンウェイクラッチ 32・・・レギュレータバルブ 34・・・モジュレータバルブ 40・・・L/Cオンオフバルブ 60…マニユアルバルブ 70・・・スイッチングバルブ 75・・・エンブレタイミングバルブ 151.152.153・・・ソレノイドバルブAT・
・・自動変速機 CV・・・コントロールバルブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)入力側と出力側とを機械的に係脱させる直結機構を
    有した流体式動力伝達装置と、この動力伝達装置に繋が
    る複数の動力伝達経路を有した変速機構とからなり、前
    記動力伝達経路が、駆動方向の動力伝達のみを許容する
    ワンウェイクラッチおよびこのワンウェイクラッチをロ
    ックさせるエンブレクラッチを有したワンウェイ付動力
    伝達経路と、常に両方向の動力伝達を許容するダイレク
    ト動力伝達経路とから構成された自動変速機において、
    通常走行レンジと、低速側の前記動力伝達経路間での変
    速を行わせる低速走行レンジとを、運転者の操作に応じ
    て切換選択するマニュアルバルブと、 所定のコントロール油圧を発生するコントロール用ソレ
    ノイドバルブとを有し、 このマニュアルバルブにより、前記通常走行レンジが選
    択された場合には、前記エンブレクラッチを常に非係合
    にするとともに前記コントロール油圧を利用して前記直
    結機構の作動制御を行わせ、前記低速走行レンジが選択
    された場合には、前記直結機構を常に非係合にするとと
    もに前記コントロール油圧を利用して前記エンブレクラ
    ッチの作動制御を行わせるようにしたことを特徴とする
    自動変速機の制御装置。 2)変速比が異なる複数の動力伝達経路を切換選択する
    ことにより変速を行わせる自動変速機であって、前記動
    力伝達経路が、駆動方向の動力伝達のみを許容するワン
    ウェイクラッチおよびこのワンウェイクラッチをロック
    させるエンブレクラッチを有したワンウェイ付動力伝達
    経路と、常に両方向の動力伝達を許容するダイレクト動
    力伝達経路とから構成されてなる自動変速機において、
    通常走行レンジと、低速側の前記動力伝達経路間での変
    速を行わせる低速走行レンジとを、運転者の操作に応じ
    て切換選択するマニュアルバルブを有し、 このマニュアルバルブにより、前記通常走行レンジが選
    択された場合には、前記ダイレクト動力伝達経路および
    前記エンブレクラッチ非係合状態での前記ワンウェイ付
    動力伝達経路間における変速を行わせ、 前記低速走行レンジが選択された場合には、前記エンブ
    レクラッチ係合状態での前記ワンウェイ付動力伝達経路
    同士間、あるいは前記ダイレクト動力伝達経路および前
    記エンブレクラッチ係合状態での前記ワンウェイ付動力
    伝達経路間における変速を行わせるようにしたことを特
    徴とする自動変速機の制御装置。 3)前記低速走行レンジが選択された場合において、前
    記エンブレクラッチ係合状態での前記ワンウェイ付動力
    伝達経路同士間の変速に際しては、変速後段用動力伝達
    経路を選択する変速手段の作動油圧の上昇に対応して変
    速前段用動力伝達経路を選択する変速手段の作動油圧の
    解放を行わせるオリフィスコントロールバルブが用いら
    れることを特徴とする請求項第2項記載の自動変速機の
    制御装置。 4)変速比が異なる複数の動力伝達経路を切換選択する
    ことにより変速を行わせる自動変速機であって、前記動
    力伝達経路として、駆動方向の動力伝達のみを許容する
    ワンウェイクラッチおよびこのワンウェイクラッチをロ
    ックさせるエンブレクラッチを有したワンウェイ付動力
    伝達経路を含んでいる自動変速機において、 前記ワンウェイ付動力伝達経路が選択された場合に前記
    エンブレクラッチを係合状態とするエンブレレンジと、
    前記ワンウェイ付動力伝達経路が選択された場合に前記
    エンブレクラッチを非係合状態とする通常走行レンジと
    を、運転者の操作に応じて切換選択するマニュアルバル
    ブと、 前記エンブレクラッチへの作動制御油圧の供給油路中に
    配設されてこの油路の開閉を行うインヒビターバルブと
    を有し、 前記マニュアルバルブにより前記エンブレレンジが選択
    された場合には、前記インヒビターバルブにより前記供
    給油路を開放して前記エンブレクラッチの作動制御を可
    能になし、 前記マニュアルバルブにより前記通常走行レンジが選択
    された場合には、前記インヒビターバルブにより前記供
    給油路を閉止して前記エンブレクラッチを常に非係合状
    態にさせるように構成したことを特徴とする自動変速機
    の制御装置。
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