JP2010207475A - 制御装置、演出制御基板、遊技機、制御方法およびプログラム - Google Patents

制御装置、演出制御基板、遊技機、制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】割込周期の重なる複数の割込処理を、安定した状態にておこなうこと。
【解決手段】制御装置100は、入力部101と、設定部102と、タイマ103と、割込カウンタ105を備える実行部104と、を備えている。入力部101には、ランプ群106に対し点灯制御する割込処理を要求するデータがコマンド等で入力される。設定部102は、入力部101へ入力されたコマンドに含まれる一つの割込信号の割込周期と、当該一つの割込信号に重なる他の割込信号の割込周期の関係を設定する。タイマ103は、一つの割込信号の割込周期を計時し、周期信号を実行部104へ出力する。実行部104は、割込カウンタ105により割込周期をカウントし、割込周期が短い割込信号の割込処理の実行後に、割込カウンタ105のカウントを更新し、割込周期が長い他の割込信号の割込周期に達した際に、当該割込周期が長い割込信号の割込処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、割込周期の重なる複数の割込処理を制御する制御装置、演出制御基板、遊技機、制御方法およびプログラムに関する。
従来、遊技盤の遊技領域に打ち出した遊技球が特定の始動口に入賞すると、主制御基板の制御により、始動入賞のタイミングによって乱数を取得し、当該乱数があらかじめ定められた大当たり乱数と一致するか否かの判定をおこない、大当たり乱数に一致する場合に、大当たり状態に移行させて、大当たり遊技をおこなうようにしたぱちんこ遊技機が広く使用されている。
このようなぱちんこ遊技機には、主制御基板による大当たり判定結果を受けて演出をおこなう演出制御基板が設けられている。演出制御基板は、遊技盤中央に設けられた画像表示部を制御して、特別図柄の変動表示に合わせて、たとえば3列の演出図柄(たとえば、1〜12の数字やリールなど)を上から下に移動するように可動表示させる。そして、大当たりである場合には、あるライン(有効ライン)上に同一あるいは関連性のある演出図柄が揃うように画像表示部を制御する。
また、演出制御基板には、画像表示部による演出だけではなく、この画像表示部の周囲の遊技盤上に設けられたLEDなどからなるランプを点灯制御して演出することにより、演出効果を高めて、遊技の面白みを向上させるランプ制御基板が設けられている。
このようなぱちんこ遊技機に設けられているランプ制御基板は、電源投入後、メイン処理を繰り返し実行し、所定の周期ごとに実行するタイマ割込み処理においてランプの点灯制御をおこなう(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2007−125433号公報
しかしながら、上述した従来技術のぱちんこ遊技機のランプ制御基板において、たとえば、一層と演出効果を高めるために複数種類のランプをそれぞれ異なる周期で点灯制御させようとすると、制御が不安定になる場合があった。具体的には、たとえば、複数種類のランプをそれぞれ異なる周期で点灯制御させようとすると、各ランプを点灯制御する割込処理を、それぞれ異なる周期でおこなわなくてはならない。このような場合には、複数の割込処理を実行するタイミングが重なってしまうことがあった。複数の割込処理を実行するタイミングが重なってしまうと、たとえば、重なった割込処理同士の優先度の比較判定(処理をおこなう順番の決定)、RAMへのデータの退避などの割込処理以外の処理が必要となり、当該タイミングにおける処理量が増えるため、負荷が増加し、制御が不安定になる場合があった。
たとえば、図6は、従来技術において、ランプ制御基板のCPUが、周期の異なる複数の割込処理を実行するタイミングの一例を示すタイミングチャートである。図6に示すタイミングチャート600は、ランプ制御基板のCPUが、ランプの点灯を制御する複数の割込処理(割込処理A、割込処理B、割込処理C)を実行するタイミングを示している。
CPUは、割込処理Aを周期T1ごとに実行し、割込処理Bを周期T2ごとに実行し、割込処理Cを周期T3ごとに実行する。なお、図6に示す例では、周期T2は周期T1の2倍であり、周期T3は周期T1の4倍である。また、各処理には優先度があらかじめ設定されており、割込処理Aの優先度が最も高く、割込処理Cの優先度が最も低いとする。
まず、CPUは、図6におけるタイミング601の時点から制御を開始し、タイミング601からT1経過したタイミング602において割込処理Aを実行する。
その後、CPUは、タイミング601からT2経過したタイミング603において、割込処理Aおよび割込処理Bを同時に実行しようとする。このとき、CPUは、割込処理Aおよび割込処理Bの優先度に基づいて、優先順位を決定し、割込処理Bに関する情報を保存し、割込処理Aを実行する。このとき、ランプ制御基板のCPUには負荷がかかり、制御が不安定になる。
そして、タイミング601からT1+T2経過したタイミング604において、CPUは、割込処理Aを実行する。
タイミング601からT3経過したタイミング605において、CPUは、割込処理Aと、割込処理Bと、割込処理Cと、を同時に実行しようとする。このとき、CPUは、割込処理Aと、割込処理Bと、割込処理Cと、の優先度に基づいて、実行順を決定し、割込処理Bに関する情報および割込処理Cに関する情報を保存し、割込処理Aをおこなう。このとき、タイミング603と同様に、制御が不安定になる。
このように、タイミング603およびタイミング605において、複数の割込処理を同時に実行しようとすることにより、CPUに負荷がかかり、制御が不安定になるといった問題がある。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、複数の割込処理の割込周期が重なる場合に、当該複数の割込処理を安定した制御状態において実行可能な制御装置、演出制御基板、遊技機、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は以下の構成を採用した。括弧内の参照符号は、本発明の理解を容易にするために実施形態との対応関係を示したものであって、本発明の範囲を何ら限定するものではない。本発明にかかる制御装置(100)は、複数の異なる割込周期の割込信号を制御する制御装置(100)において、一つの割込信号の割込周期と、当該一つの割込信号に重なる他の割込信号の割込周期の関係を設定する設定手段(102)と、前記設定手段(102)によって設定された割込周期の関係に基づいて、前記一つの割込信号の割込処理の実行後に前記他の割込信号の割込処理を実行する実行手段(104)と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる演出制御基板(502c)は、複数の異なる割込周期の割込信号にて、遊技機(400)の演出を制御する演出制御基板(502c)において、一つの割込信号の割込周期と、当該一つの割込信号に重なる他の割込信号の割込周期の関係を設定する設定手段(561)と、前記設定手段によって設定された割込周期の関係に基づいて、前記一つの割込信号の割込処理の実行後に前記他の割込信号の割込処理を実行する実行手段(561)と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる遊技機(100)は、上述した演出制御基板(502c)と、遊技機(400)の盤面または遊技機(400)の枠に配置されるランプ(412,565)と、遊技機(400)の役物の駆動を制御するモータ(567)と、遊技機(400)の大当たりに関する制御をおこない、前記演出制御基板(502c)に対して、前記ランプ(412,565)または前記モータ(567)のうち少なくともいずれか一方を所定の割込周期ごとに制御する割込処理の要求をコマンド出力する主制御基板(501)と、を備え、前記演出制御基板(502c)は、前記主制御基板(501)から出力される前記コマンドに基づいて、前記ランプ(412,565)または前記モータ(567)のうち少なくともいずれか一方を制御する割込処理を実行することを特徴とする。
また、本発明にかかる制御方法は、複数の異なる割込周期の割込信号を制御するコンピュータに実行させる制御方法において、一つの割込信号の割込周期と、当該一つの割込信号に重なる他の割込信号の割込周期の関係を設定する設定工程と、前記設定工程にて設定された割込周期の関係に基づいて、前記一つの割込信号の割込処理の実行後に前記他の割込信号の割込処理を実行する実行工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、上述した方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記の構成によれば、他の割込信号の割込周期を、一つの割込信号の割込周期を基準に設定して、他の割込信号の割込周期と一つの割込信号の割込周期とが重なる周期には、一つの割込信号の割込処理の実行後に他の割込信号の割込処理を実行することができる。
本発明にかかる制御装置、演出制御基板、遊技機、制御方法およびプログラムによれば、複数の割込処理の割込周期が重なる場合に、当該複数の割込処理に対する制御の安定化を図ることができるという効果を奏する。
本発明にかかる制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 制御装置のおこなう処理手順を示すフローチャートである。 本発明にかかる制御装置がおこなう複数の割込処理の実行タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 本発明にかかる遊技機の一例を示す正面図である。 遊技機の制御部の内部構成を示すブロック図である。 従来技術において、ランプ制御基板のCPUが、周期の異なる複数の割込処理を実行するタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる制御装置、演出制御基板、遊技機、制御方法およびプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明にかかる制御装置の機能的構成を示すブロック図である。制御装置100は、入力部101と、設定部102と、タイマ103と、割込カウンタ105を含む実行部104と、を備えている。なお、制御装置100は、第1ランプ107と、第2ランプ108と、第3ランプ109と、を含むランプ群106に接続されており、各ランプの点灯を制御する。
入力部101には、ランプ群106に対して点灯制御をおこなう割込処理の実行を要求するコマンド等が入力される。本実施の形態において、コマンドには、第1ランプ107を点灯制御する割込処理(以下「第1処理」という)を周期T1ごとに実行する要求と、第2ランプ108を点灯制御する割込処理(以下「第2処理」という)を周期T2ごとに実行する要求と、第3ランプ109を点灯制御する割込処理(以下「第3処理」という)を周期T3ごとに実行する要求と、が含まれる。なお、周期T2は周期T1の2倍であり、周期T3は周期T1の4倍である。
設定部102は、入力部101へ入力されたコマンドに含まれる一つの割込信号の割込周期と、当該一つの割込信号に重なる他の割込信号の割込周期の関係を設定する。たとえば、本実施の形態においては、第1処理を周期T1ごとにおこない、第1処理をT2/T1回おこなうごとに第2処理をおこない、第1処理をT3/T1回おこなうごとに第3処理をおこなう、といった関係を設定する。
なお、本実施の形態においては、コマンドに含まれる要求に基づいて設定部102が上記の関係を設定するとしているが、コマンドのパターンに対応付けられて、各割込処理の関係があらかじめ設定してあるとしてもよい。たとえば、コマンドAに対しては、「第1処理を3回実行するごとに第2処理を実行し、第1処理を5回実行するごとに第3処理を実行する」といった関係が設定されており、コマンドBに対しては、「第1処理を5回実行するごとに第2処理を実行し、第1処理を8回実行するごとに第3処理を実行する」といった関係があらかじめ設定されているとする。この場合、後述する実行部104は、入力部101に入力されたコマンドに基づいて、該当する関係を設定部102から読み出し、実行する。
タイマ103は、周期T1を計時し、周期信号を実行部104へ出力する。実行部104は、設定部102によって設定された割込周期の関係に基づいて、一つの割込信号の割込処理の実行後に、上述した他の割込信号の割込処理を実行する。たとえば、本実施の形態において、第1処理を実行した後に、第2処理および第3処理を実行する。
また、実行部104は、割込周期が短い割込信号の割込処理の実行後に、割込周期が長い他の割込信号の割込処理を実行する。たとえば、本実施の形態では、T1<T2<T3なので、第1処理を実行した後に第2処理を実行し、その後、第3処理をおこなう。
また、実行部104は、割込カウンタ105により割込周期をカウントし、割込周期が短い割込信号の割込処理の実行後に、割込カウンタ105のカウントを更新し、割込周期が長い他の割込信号の割込周期に達した際に、当該割込周期が長い割込信号の割込処理を実行する。
たとえば、本実施の形態においては、タイマ103から周期T1ごとに周期信号を受信するごとに第1処理をおこない、割込カウンタ105を更新し、割込カウンタ105のカウントがT2/T1である場合に第2処理をおこない、割込カウンタ105のカウントがT3/T1である場合に第3処理をおこなう。なお、実行部104は、第3処理をおこなうごとに割込カウンタ105をリセットする。
次に、図2を用いて、制御装置100の処理手順について説明する。図2は、制御装置100のおこなう処理手順を示すフローチャートである。まず、ランプ群106を制御する情報を含むコマンド(以下「制御コマンド」という)が入力部101へ入力されたか否かを判定し(ステップS201)、入力されていない場合(ステップS201:No)、再びステップS201をおこなう。本実施の形態において、制御コマンドには、周期T1ごとに第1処理をおこなう要求と、周期T2ごとに第2処理をおこなう要求と、周期T3ごとに第3処理をおこなう要求と、が含まれている。
ステップS201において、制御コマンドが入力された場合(ステップS201:Yes)、制御コマンドを解析し、複数の割込処理をおこなうタイミングが重なる場合、各処理の割込周期の関係を設定する(ステップS202)。その後、周期T1が経過したか否かを判定する(ステップS203)。周期T1が経過したと判定した場合(ステップS203:Yes)、第1処理をおこなう(ステップS204)。また、周期T1が経過していない場合(ステップS203:No)、再びステップS203をおこなう。
ステップS204の後、カウンタ値Cに「1」加算した値を新たなカウンタ値Cとする(ステップS205)。カウンタ値Cとは、第1処理を実行した回数を示す数値である。ステップS205の後、カウンタ値CはT2/T1の整数倍であるか否かを判定し(ステップS206)、カウンタ値CはT2/T1の整数倍でない場合(ステップS206:No)、ステップS203へ移行する。なお、T2はT1の2倍であるため、T2/T1は「2」である。カウンタ値CがT2/T1の整数倍である場合(ステップS206:Yes)、第2処理をおこなう(ステップS207)。
ステップS207をおこなった後、カウンタ値CがT3/T1であるか否かを判定し(ステップS208)、カウンタ値CがT3/T1でない場合(ステップS208:No)、ステップS203へ移行する。カウンタ値CがT3/T1である場合(ステップS208:Yes)、第3処理をおこなう(ステップS209)。
ステップS209をおこなった後、カウンタ値Cを0にリセットし(ステップS210)、制御を終了するか否かを判定し(ステップS211)、制御を終了しない場合(ステップS211:No)、ステップS203へ移行する。ステップS211において、制御を終了する場合(ステップS211:Yes)、そのまま処理を終了する。なお、制御を終了するか否かは、たとえば、回数制限や時間制限などの終了条件をあらかじめ設け、その条件を満たしたか否かによって決定する。
また、本実施の形態においては、T3をT2の整数倍である設定としたため、ステップS206においてカウンタ値CがT2/T1の整数倍でない場合、ステップS203へ移行するが、T3がT2の整数倍でない設定にて、ステップS206においてカウンタ値CがT2/T1の整数倍でない場合は、ステップS208へ移行する。
次に、図3は、本発明にかかる制御装置100がおこなう複数の割込処理の実行タイミングの一例を示すタイミングチャートである。タイミングチャート300は、各処理(第1処理、第2処理、第3処理)の実行タイミングを示している。横軸は時間軸を示している。なお、本実施の形態では、T1を0.5ms、T2を1.0ms、T3を2.0msとするが、これに限るものではない。
まず、t0において、入力部101に制御コマンドが入力され、設定部102が各割込処理の割込周期の関係を設定し、タイマ103が計時を開始する。t1において、t0から0.5msが経過し、実行部104が第1処理をおこなう。t2において、第1処理が終了し、カウンタ値Cが「1」加算される。このとき、カウンタ値Cが1であるため、第2処理および第3処理はおこなわない。
次に、t3において、t1から0.5msが経過し、実行部104が第1処理をおこなう。t4において、第1処理が終了し、カウンタ値Cが「1」加算される。このとき、カウンタ値Cは2であるため、第2処理をおこなう。t5において、第2処理が終了し、カウンタ値Cが2であるため、第3処理はおこなわない。
t6において、t3から0.5msが経過し、実行部104が第1処理をおこなう。t7において、第1処理が終了し、カウンタ値Cが「1」加算される。このとき、カウンタ値Cが3であるため、第2処理および第3処理はおこなわない。
t8において、t6から0.5msが経過し、実行部104が第1処理をおこなう。t9において、第1処理が終了し、カウンタ値Cが「1」加算される。このとき、カウンタ値Cは4であるため、第2処理をおこなう。t10において、第2処理が終了し、カウンタ値Cが4であるため、第3処理をおこなう。t11において、第3処理が終了し、カウンタ値Cを0にリセットする。
上述したように、設定部102が割込周期の重なる第1処理、第2処理、第3処理の割込周期の関係を、第1処理を2回おこなうごとに第2処理をおこない、第1処理を4回おこなうごとに第3処理をおこなう、と設定し、実行部104が実行することにより、割込周期の重なる割込処理を実行するタイミングをあらかじめずらすことができる。これにより、制御装置100にかかる負荷を軽減することができ、各割込処理に対する制御の安定化を図ることができる。
本発明にかかる制御装置100は、複数の制御対象に対して制御をおこなう各種制御装置に適用することができるが、以下に説明する遊技機に適用することができる。図4は、本発明にかかる遊技機の一例を示す正面図である。図4に示すように、本実施の形態の遊技機400は、遊技盤401を備えている。遊技盤401の下部位置には、発射部(図5符号592を参照)が配置されている。発射部の駆動によって発射された遊技球は、レール402a,402b間を上昇して遊技盤401の上部位置に達した後、遊技領域403内を落下する。遊技領域403には、図示を省略する複数の釘が設けられ、遊技球を各種の方向に向けて落下させるとともに、落下途中の位置には、遊技球の落下方向を変化させる風車や、入賞口が配設されている。
遊技盤401の遊技領域403の中央部分には、画像表示部404が配置されている。画像表示部404としては液晶表示器(LCD)などが用いられる。画像表示部404の下方には、始動入賞させるための第1始動口405a、第2始動口405bが配設されている。第2始動口405b近傍には、遊技球を第2始動口405bへ入賞しやすくさせる開状態と、開状態よりも遊技球を第2始動口405bへ入賞し難くさせる閉状態と、を有する普通電動役物(以下「電動チューリップ」という)422が設けられている。
第1始動口405aまたは第2始動口405bに遊技球が入賞すると、遊技機400は、入賞した始動口に応じた大当たり抽選をおこなう。また、第1始動口405a、第2始動口405bに遊技球が入賞すると、遊技機400は、所定個数の賞球の払い出しをおこなう。
画像表示部404の左側には、入賞ゲート406が配設されている。入賞ゲート406は、遊技球の通過を検出する。入賞ゲート406により遊技球の通過を検出すると、遊技機400は、通常時では閉状態とされている(閉口されている)電動チューリップ422を、開状態(開放された状態)とするか否かの普通図柄抽選をおこなう。
画像表示部404の側部や下方などには普通入賞口407が配設されている。普通入賞口407に遊技球が入賞すると、遊技機400は、普通入賞時の賞球数(たとえば10個)の払い出しをおこなう。遊技領域403の最下部には、どの入賞口にも入賞しなかった遊技球を回収する回収口408が設けられている。
上述した画像表示部404は、第1始動口405aや第2始動口405bに遊技球が入賞したとき(始動入賞時)に、複数の演出用の図柄(以下「演出図柄」という)の変動表示を開始させ、所定期間後に停止表示させる。このとき、たとえば、演出図柄が特定の組み合わせ(たとえば「777」)で停止されると、大当たり状態となる。大当たり状態では、下方に位置する大入賞口409の一定の期間の開放を所定ラウンド(たとえば15ラウンド)繰り返し、入賞した遊技球に対応した数の賞球を払い出す。ここで、ラウンドとは、大入賞口409が開いてから閉じるまでの動作をあらわし、15ラウンドとは、大入賞口409が開いて閉じる動作を15回おこなうことである。
遊技盤401の右下部分には、普通図柄表示部419および特別図柄表示部420が配置されている。たとえば、普通図柄表示部419および特別図柄表示部420としては7セグメントディスプレイが用いられる。普通図柄表示部419および特別図柄表示部420には、所定の抽選結果をあらわす数字や記号、アルファベットなどが表示される。
普通図柄表示部419に表示された数字などの図柄(以下「普通図柄」という)は、遊技球が入賞ゲート406を通過した際に変動が開始され、所定期間経過後に停止する。このとき、当たりを示す所定の普通図柄が停止すると、電動チューリップ422が一定期間だけ開放される(開状態となる)。特別図柄表示部420に表示された数字などの図柄(以下「特別図柄」という)は、遊技球が第1始動口405aまたは第2始動口405bへ入賞した際に変動が開始され、所定期間経過後に停止する。このとき、大当たりを示す所定の特別図柄が停止すると、大当たり状態となる。
普通図柄表示部419および特別図柄表示部420の左側には、普通図柄または特別図柄の変動に対する保留球表示部421が配置されている。たとえば、保留球表示部421としてはLEDが用いられる。この保留球表示部421としてのLEDは複数配置され、点灯/消灯によって普通図柄または特別図柄の変動に対する保留球の数をあらわす。たとえば、保留球表示部421を構成するLEDのうちの、上段のLEDが2個点灯している場合には、普通図柄の変動に対する保留数は2であることをあらわす。
遊技盤401の遊技領域403の外周部分には、枠部材410が設けられている。枠部材410は、遊技盤401の上下左右の4辺において遊技領域403の周囲を囲む形状を有している。また、枠部材410は、遊技盤401の盤面から遊技者側に突出する形状を有している。
枠部材410において、遊技領域403の上側および下側となる2辺には、演出ライト部(枠ランプ)412が設けられている。演出ライト部412は、それぞれ複数のランプを有する。各ランプは、演出ライト部412に設けられた不図示のモータによって、光の照射方向を上下方向に変更するように駆動される。
枠部材410の下部位置には、操作ハンドル413が配置されている。操作ハンドル413は、上記の発射部の駆動によって遊技球を発射させる際に、遊技者によって操作される。操作ハンドル413は、上記の枠部材410と同様に、遊技盤401の盤面から遊技者側に突出する形状を有している。
操作ハンドル413は、上記の発射部を駆動させて遊技球を発射させる発射指示部材414を備えている。発射指示部材414は、操作ハンドル413の外周部において、遊技者から見て右回りに回転可能に設けられている。発射部は、発射指示部材414が遊技者によって直接操作されている場合に、遊技球を発射させる。公知の技術であるため説明を省略するが、操作ハンドル413には、遊技者が発射指示部材414を直接操作していることを検出するセンサなどが設けられている。
画像表示部404の周辺(たとえば上側や側方)には、不図示の演出用の役物(以下「可動役物」という)が設けられている。可動役物は、不図示のソレノイドやモータによって駆動される。
枠部材410において、遊技領域403の下側となる辺には、遊技者による操作を受け付ける演出ボタン(チャンスボタン)417が設けられている。また、枠部材410において、演出ボタン417の隣には、十字キー418が設けられている。演出ボタン417および十字キー418によって、操作部が構成されている。加えて、枠部材410には、音声を出力するスピーカ(図5における符号577を参照)が組み込まれている。
(制御部の内部構成 1.主制御部)
図5は、遊技機400の制御部の内部構成を示すブロック図である。制御部500は、複数の制御部により構成されている。図示の例では、主制御部501と、演出制御部502と、賞球制御部503とを有する。主制御部501は、遊技機400の遊技にかかる基本動作を制御する。演出制御部502は、遊技中の演出動作を制御する。賞球制御部503は、払い出す賞球数を制御する。
主制御部501は、ROM512に記憶されたプログラムに基づき、遊技内容の進行に伴う基本処理を実行するCPU511と、CPU511の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM513などを備えて構成される。たとえば、CPU511は、第1始動口405a、または第2始動口405bに遊技球が入賞すると、ROM512に記憶されたプログラムにより、入賞した始動口に応じた大当たり抽選をおこなう。CPU511が各種プログラムを実行することでRAM513にセットされる各種コマンドは、演出制御部502、賞球制御部503に所定のタイミングで送出される。
主制御部501には、第1始動口405aに入賞した入賞球を検出する始動口検出部(第1始動口SW)521aと、第2始動口405bに入賞した入賞球を検出する始動口検出部(第2始動口SW)521bと、入賞ゲート406を通過した遊技球を検出するゲート検出部(ゲートSW)522と、普通入賞口407に入賞した遊技球を検出する普通入賞口検出部(普通入賞口SW)523と、大入賞口409に入賞した入賞球を検出する大入賞口検出部(大入賞口SW)524と、普通図柄表示部419と、特別図柄表示部420と、が接続されている。また、普通入賞口SW523は、普通入賞口407の配置位置別に複数個設けてもよい。
これらの検出部としては、近接スイッチなどを用いて構成することができる。第1始動口SW521a、第2始動口SW521b、ゲートSW522、普通入賞口SW523、および大入賞口SW524による検出結果は、主制御部501に入力される。
また、主制御部501は、上記の電動チューリップ422を開閉する始動口ソレノイド525に対する駆動や、大入賞口409を開閉する大入賞口ソレノイド531に対する駆動や、保留球表示部421に対する点灯の制御などをおこなう。始動口ソレノイド525は、普通図柄抽選において所定の当たりに当選したときに電動チューリップ422を所定期間開放させるように駆動する。また、大入賞口ソレノイド531は、大当たり状態となったときに大入賞口409を一定期間開放させるように駆動する。この大当たりは、取得した乱数(以下「大当たり乱数」という)に基づき所定の確率で発生するようあらかじめプログラムされている。
また、主制御部501は、大当たり乱数判定に使用するテーブルを変更することにより、遊技中における大当たりの確率を変更する。たとえば、本実施の形態の遊技機400においては、低確率遊技状態と高確率遊技状態との2つの確率状態があり、高確率遊技状態は、一般的に確変状態と呼ばれる。ここで、低確率遊技状態とは、取得した大当たり乱数を所定の低確率遊技状態用の大当たり乱数判定テーブルと比較して大当たり判定などをおこなう遊技状態である。また、高確率遊技状態とは、取得した大当たり乱数を所定の高確率遊技状態用の大当たり乱数判定テーブルと比較して大当たり判定などをおこなう遊技状態である。なお、本実施の形態においては、大当たり遊技をおこなった後に、低確率遊技状態に移行する通常大当たりと、大当たり遊技後に高確率遊技状態に移行する確変大当たりの、2種類の大当たりを設けた。
また、主制御部501は、第1始動口405a(または第2始動口405b)への入賞があると、その入賞に対する大当たり抽選の結果を示す情報や、図柄変動にかける変動時間などの情報を演出制御部502へコマンド出力する。
なお、通常大当たりに当選した場合、大当たり遊技の後、時短遊技状態へ移行する。時短遊技状態とは、遊技球の第2始動口405bへの入賞をしやすくした遊技状態である。具体的には、時短遊技状態では、取得された大当たり乱数を所定の低確率遊技状態用または高確率遊技状態用の大当たり判定テーブルと比較して大当たり判定などをおこなうが、電動チューリップ422を開放させやすくすることで遊技球の第2始動口405bへの入賞がしやすくなっている。なお、時短遊技状態において100回の変動をおこなうことで、通常の遊技状態へ移行する。実行中の遊技状態を示す情報は演出制御部502にコマンド出力され、実行中の遊技状態に応じた演出(たとえば図柄変動や可動役物の制御)がなされる。
(2.演出制御部)
演出制御部502は、遊技機400がおこなう演出内容の制御をおこなう。演出制御部502は、主制御部501から送出されるコマンドに基づき、演出内容を統括する演出統括部502aと、演出統括部502aによって指示された画像および音声の制御をおこなう画像・音声制御部502bと、遊技盤401および枠部材410に設けられたランプの点灯を制御するランプ制御部502cによって構成されている。
演出統括部502aは、演出処理を実行するCPU541と、演出をおこなうためのプログラムなどを記憶するROM542と、CPU541の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM543とを備えて構成される。
また、演出統括部502aには、実時間を計時出力するリアルタイムクロック(RTC)547が接続されている。このRTC547は、電源遮断時においても図示しないバックアップ電源により計時動作を継続する。なお、RTC547は、演出制御部502に配置するに限らず、主制御部501に配置したり単独で配置したりと、配置位置が限られるものではない。
CPU541がROM542に記憶されたプログラムを実行することによりRAM543にセットされた各種データは、画像・音声制御部502bおよびランプ制御部502cに所定のタイミングで送出される。
画像・音声制御部502bは、画像および音声の生成および出力処理を実行するCPU551と、背景画像、図柄画像など各種画像データや各種音声を記憶するROM552と、画像表示部404に表示させる画像データや、スピーカ577を介して出力させる音声データを格納するRAM553と、を備えて構成される。
演出制御部502のうち演出統括部502aには、上記の演出ボタン417が接続されており、演出ボタン417の操作は演出統括部502aに入力されている。
演出統括部502aは、主制御部501から送出されるコマンドに基づき、CPU541がROM542に記憶されたプログラムを読み込んで、演出内容を決定し、画像・音声制御部502bおよびランプ制御部502cに指示出力する。
画像・音声制御部502bのCPU551は、指示された演出内容に基づいて、背景画像表示処理、図柄画像表示/変動処理など各種画像処理と音声処理を実行し、必要な画像データおよび音声データをROM552から読み出してRAM553に書き込む。RAM553に書き込まれた背景画像、図柄画像は、表示画面上において画像表示部404に重畳表示される。すなわち、図柄画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。
この図柄画像は、画像表示部404上で変動および停止を繰り返す図柄変動パターンとしてあらかじめROM552に複数パターン登録されている。主制御部501から出力されるコマンドに基づき、低確率遊技状態では、これら複数登録された中からいずれか一つの図柄変動パターンが選択される。
また、たとえば、高確率遊技状態では、低確率遊技状態とは異なる図柄変動パターンが選択される。これによって、本実施の形態の遊技機400は、実行中の遊技状態が、低確率遊技状態/高確率遊技状態であることを遊技者に示唆することができる。また、実行中の遊技状態が高確率遊技状態であっても、所定の条件を満たした際には、図柄変動パターンを通常時と同様のものとしてもよい。このようにすることで、遊技者は、見た目からでは、実行中の遊技状態が低確率遊技状態/高確率遊技状態のどちらであるかわからず、常に期待感を持ちつつ遊技をすることができる。
なお、同一位置に背景画像と図柄画像が重なる場合などには、Zバッファ法など周知の陰面消去法により各画像データのZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先してRAM553に記憶させる。
演出制御部502は、画像表示部404に対しては、遊技中における演出内容、たとえば、演出図柄の変動表示や、リーチ(3つの図柄のうち2つが揃った状態)、および大当たり時の各種表示情報を生成して出力する。そして、遊技が一定期間なされなかったときには客待ちの画面を表示出力する。また、この演出制御部502は、スピーカ577から音声を出力させるためのデータを出力する。
ランプ制御部502cは、ランプ点灯などのための処理を実行するCPU561と、ランプ点灯などの制御データを記憶するROM562と、CPU561のワークエリアとしてのRAM563と、実時間を計時出力するRTC564と、演出ライト部(枠ランプ)412および盤ランプ565と、可動役物567と、を備えて構成される。
ランプ制御部502cは、演出制御部502の演出統括部502aから出力されたランプ点灯などのコマンドに基づいて、遊技盤401に設けられている盤ランプ565や枠部材410に設けられている演出ライト部412を点灯制御するデータを出力する。また、可動役物567に対して動作制御するデータを出力する。
たとえば、演出制御部502は、演出制御基板によってその機能を実現する。図5に示すように、演出制御部502には、演出統括部502aと、画像・音声制御部502bと、ランプ制御部502cとがそれぞれ異なる基板機能として設けられるが、これらは同じプリント基板上に組み込んで構成してもよい。ただし、同じプリント基板上に組み込まれた場合であってもそれぞれの機能は独立しており、演出統括部502aを中心として、この演出統括部502aは、画像・音声制御部502bと、ランプ制御部502cとの間でコマンドを送受する構成となっている。
制御装置100は、遊技機400におけるランプ制御部502cによりその機能を実現し、制御装置100の入力部101、設定部102、タイマ103、実行部104、割込カウンタ105は、ランプ制御部502cのCPU561によってその機能を実現する。また、図1のランプ群106は、演出ライト部412、盤ランプ565、可動役物567によってその機能を実現する。
たとえば、まず、ランプ制御部502cは、0.5msごとに盤ランプ565の点灯を制御する割込処理の要求と、1.0msごとに演出ライト部412の点灯を制御する割込処理の要求と、4.0msごとに可動役物567の駆動を制御する割込処理の要求と、を含む制御コマンドを、演出統括部502aから入力される。
そして、0.5msを計時するごとに、盤ランプ565の点灯を制御する割込処理をおこない、カウンタ値Cを「1」加算する。カウンタ値Cが2の整数倍である場合、盤ランプ565の点灯を制御する割込処理をおこなった後に、演出ライト部412を制御する割込処理をおこなう。また、カウンタ値Cが4である場合、盤ランプ565の点灯を制御する割込処理をおこなった後に、演出ライト部412の点灯を制御する割込処理をおこない、さらに可動役物567の駆動を制御する割込処理をおこなう。これにより、各割込処理を安定しておこなうことができ、たとえば、盤ランプ565、演出ライト部412の各ランプのちらつきを抑えて、所定の輝度で正確に点灯させることができる。したがって、遊技機の製造者が想定した演出を忠実におこなうことができ、演出効果を向上させることができる。
(3.賞球制御部)
賞球制御部503は、ROM582に記憶されたプログラムに基づき、賞球制御をおこなう。この賞球制御部503は、賞球制御の処理を実行するCPU581と、CPU581の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM583と、を備えて構成される。たとえば、賞球制御部503は、賞球制御基板によってその機能を実現する。
賞球制御部503は、払出部(払出駆動モータ)591に対して入賞時の賞球数を払い出す制御をおこなう。払出部591は、遊技球の貯留部から所定数を払い出すためのモータからなる。また、発射部592に対する遊技球の発射の操作を検出し、遊技球の発射を制御する。
賞球制御部503は、この払出部591に対して、各入賞口(第1始動口405a、第2始動口405b、普通入賞口407、大入賞口409)に入賞した遊技球に対応した賞球数を払い出す制御をおこなう。発射部592は、遊技のための遊技球を発射するものであり、遊技者による遊技操作を検出するセンサと、遊技球を発射させるソレノイドなどを備える。賞球制御部503は、発射部592のセンサにより遊技操作を検出すると、検出された遊技操作に対応してソレノイドなどを駆動させて遊技球を間欠的に発射させ、遊技盤401の遊技領域403に遊技球を送り出す。
また、この賞球制御部503には、払い出す遊技球の状態を検出する各所の検出部が接続され、賞球のための払い出し状態を検出する。これらの検出部としては、定位置検出SW593、払出球検出SW594、球有り検出SW595、満タン検出SW596などがある。
上記構成の主制御部501と、演出制御部502と、賞球制御部503は、それぞれ異なるプリント基板(主制御基板、演出制御基板、賞球制御基板)に設けられる。これに限らず、たとえば、賞球制御部503は、主制御部501と同一のプリント基板上に設けることとしてもよい。
また、主制御部501には、盤用外部情報端子基板597が接続されており、主制御部501が実行処理した各種情報を外部に出力可能であり、賞球制御部503についても、枠用外部情報端子基板598が接続されており、賞球制御部503が実行処理した各種情報を外部に出力可能である。
以上説明したように、本発明にかかる制御装置、演出制御基板、遊技機、制御方法およびプログラムによれば、割込周期の重なる複数の割込処理の割込周期の関係を設定し、一方の割込処理を実行した後に他方の割込処理を実行することにより、負荷の軽減を可能にし、当該複数の割込処理に対する制御の安定化を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な媒体であってもよい。
100 制御装置(制御装置)
101 入力部
102 設定部(設定手段)
103 タイマ
104 実行部(実行手段)
105 割込カウンタ(割込カウンタ)
106 ランプ群(ランプ)
107 第1ランプ(ランプ)
108 第2ランプ(ランプ)
109 第3ランプ(ランプ)
400 遊技機(遊技機)
412 演出ライト部(ランプ)
501 主制御部(主制御基板)
502c ランプ制御部(制御装置、演出制御基板)
561 CPU(設定手段、実行手段、割込カウンタ)
564 RTC
565 盤ランプ(ランプ)
567 可動役物(モータ)

Claims (7)

  1. 複数の異なる割込周期の割込信号を制御する制御装置において、
    一つの割込信号の割込周期と、当該一つの割込信号に重なる他の割込信号の割込周期の関係を設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定された割込周期の関係に基づいて、前記一つの割込信号の割込処理の実行後に前記他の割込信号の割込処理を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記実行手段は、割込周期が短い前記一つの割込信号の割込処理の実行後に、割込周期が長い前記他の割込信号の割込処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 割込カウンタをさらに備え、
    前記実行手段は、前記割込カウンタにより割込周期をカウントし、割込周期が短い前記一つの割込信号の割込処理の実行後に、前記割込カウンタのカウントを更新し、割込周期が長い前記他の割込信号の割込周期に達した際に、当該割込周期が長い前記他の割込信号の割込処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 複数の異なる割込周期の割込信号にて、遊技機の演出を制御する演出制御基板において、
    一つの割込信号の割込周期と、当該一つの割込信号に重なる他の割込信号の割込周期の関係を設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定された割込周期の関係に基づいて、前記一つの割込信号の割込処理の実行後に前記他の割込信号の割込処理を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とする演出制御基板。
  5. 請求項4に記載の演出制御基板と、
    遊技機の盤面または遊技機の枠に配置されるランプと、
    遊技機の役物の駆動を制御するモータと、
    遊技機の大当たりに関する制御をおこない、前記演出制御基板に対して、前記ランプまたは前記モータのうち少なくともいずれか一方を所定の割込周期ごとに制御する割込処理の要求をコマンド出力する主制御基板と、
    を備え、
    前記演出制御基板は、前記主制御基板から出力される前記コマンドに基づいて、前記ランプまたは前記モータのうち少なくともいずれか一方を制御する割込処理を実行することを特徴とする遊技機。
  6. 複数の異なる割込周期の割込信号を制御するコンピュータに実行させる制御方法において、
    一つの割込信号の割込周期と、当該一つの割込信号に重なる他の割込信号の割込周期の関係を設定する設定工程と、
    前記設定工程にて設定された割込周期の関係に基づいて、前記一つの割込信号の割込処理の実行後に前記他の割込信号の割込処理を実行する実行工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  7. 請求項6に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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