JP2010206792A - アンテナが内蔵された移動通信端末機のケース及びその製造方法、移動通信端末機 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明はアンテナが内蔵された移動通信端末機のケース及びその製造方法、移動通信端末機に関する。
【解決手段】本発明の一側面は、アンテナパターンを提供する段階と、上記アンテナパターンの一表面を覆う第１射出物を形成する段階と、上記アンテナパターンが一表面に形成された第１射出物を第２モールド内に配置するが、上記アンテナパターンが第２モールド内の空間上に配置されるようにし、上記アンテナパターンの異なる一表面を覆って上記アンテナパターンが上記第１射出物との間に埋め込まれるようにする第２射出物で射出する段階を含むアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法を提供することができる。
【選択図】図１

Description

本発明はアンテナが内蔵された移動通信端末機のケース及びその製造方法、移動通信端末機に関するもので、より詳細には移動通信端末機のケースを２度の射出工程により形成するアンテナが内蔵された移動通信端末機のケース及びその製造方法に関する。

携帯電話、ＰＤＡ、ノート型コンピュータ等移動通信端末機は現代社会ではなくてはならない重要な装置となっている。最近、ＣＤＭＡ、ＰＤＡ、ＤＣＳ、ＧＳＭ等のような多様な帯域を別途に使用したり、共用で使用する携帯用無線端末機が速く普及されるにつれ、多様な機能とデザインの端末機が登場している。また、上記端末機が次第に小型化、軽薄短小化されると共に、その機能の多様性がより目立っているのが実情である。従って、アンテナの機能を維持しながら端末機の体積を減らすことに多くの関心が集まっている。

特に、アンテナ装置の場合、端末機の外部に一定の長さほど突出するように設けられるロッド（ｒｏｄ）アンテナ及びヘリカルアンテナは全方向の放射による優れた特性を具現するが、端末機の落下時に破損する恐れのある最も脆弱な部分であり、携帯性を低下させるという問題点がある。従って、最近はアンテナを移動通信端末機のケースと一体で形成するインモールディングアンテナに対する研究が成されている。

本発明は、上記の問題点を解決すべく、移動通信端末機のケースにアンテナを内蔵することができる構造及びその方法を提供することを目的とする。

本発明の一側面は、アンテナパターンを提供する段階と、上記アンテナパターンの一表面を覆う第１射出物を形成する段階と、上記アンテナパターンが一表面に形成された第１射出物を第２モールド内に配置するが、上記アンテナパターンが第２モールド内の空間上に配置されるようにし、上記アンテナパターンの異なる一表面を覆って上記アンテナパターンが上記第１射出物との間に埋め込まれるようにする第２射出物で射出する段階を含むアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法を提供することができる。

上記アンテナパターンは、平板型で形成され、上記アンテナパターンの一表面から延長したインターコネクションピンを含むことができる。

上記第１射出物を形成する段階は、第１射出物において、上記アンテナパターンと接する面の反対面に上記インターコネクションピンの開放された端部が露出するように射出することを特徴とすることができる。

上記アンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法は、上記第１射出物を形成する段階の前に、上記アンテナパターンを３次元形状を有する構造に加工する段階をさらに含むことができる。

上記第１射出物を形成する段階は、上記アンテナパターンを上記第１射出物の構造を有する第１モールド内に挿入する段階と、上記第１モールドにモールディング物質を注入し、上記アンテナパターンの一表面を覆う第１射出物を射出する段階を含むことができる。

本発明の他の側面において、上記アンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法により製造される移動通信端末機を提供することができる。

本発明の他の一側面は、アンテナパターンと、上記アンテナパターンの一表面を覆うように射出して形成される第１射出物と、上記アンテナパターンの異なる一表面を覆って上記アンテナパターンが上記第１射出物との間に埋め込まれるように射出され形成される第２射出物を含むアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースを提供することができる。

上記アンテナパターンは平板型で形成され、上記アンテナパターンの一表面から延長して上記第１射出物の表面に一端が露出するインターコネクションピンを含むことができる。

上記第１射出物及び第２射出物は、異なる物質で形成されることができ、このとき、上記第１射出物は電磁波遮蔽用物質を含むことができる。

本発明によれば、アンテナを移動通信端末機のケースの内部に内蔵させることができ、小型化及びアンテナ特性を共に満たす移動通信端末機のケースを得ることができる。

（ａ）から（ｃ）は、本発明の一実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法を示す順序図である。 （ａ）及び（ｂ）は、本発明の他の実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法に用いられるモールドの構造である。 （ａ）から（ｃ）は、本発明のさらに他の実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法を示す順序図である。 本発明の他の一側面によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの断面図である。

以下、添付の図面を参照して本発明を詳細に説明する。

図１の（ａ）から（ｃ）は、本発明の一実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法を示す順序図である。

図１の（ａ）から（ｃ）を参照すると、本実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造工程はアンテナパターンを形成する段階（ａ）と、第１射出物を形成する段階（ｂ）と、第２射出物を形成する段階（ｃ）を含むことができる。

上記アンテナパターンを形成する段階（ａ）は、移動通信端末機で使用される周波数に合う形態でアンテナパターンを形成する段階であることができる。本実施形態における上記アンテナパターン１１０は平板型アンテナパターンであることができる。

上記アンテナパターン１１０は、金属板をプレス加工して形成することができる。上記アンテナパターンの材質は多様に具現することができる。上記アンテナパターンは可撓性を有する金属板であることができる。

本実施形態における上記アンテナパターンを形成する段階は、上記アンテナパターンを３次元形状を有するように加工する工程を含むことができる。上記アンテナパターンが埋め込まれる移動通信端末機のケースの形態は３次元形状を有することができる。従って、上記移動通信端末機のケースの形態に従って予めアンテナパターンを加工すると、その後、射出工程により移動通信端末機のケースを形成する工程のとき、不要な工程を減らすことができる。また、ケースの形態を最大に利用してアンテナの放射面積を増やすことができる。

上記第１射出物を形成する段階（ｂ）は、上記アンテナパターン１１０の一表面を覆うように第１射出物１２０を形成する段階であることができる。

本段階における上記第１射出物１２０は、インモールディング工程により形成されることができる。即ち、上記アンテナパターン１１０を上記第１射出物を製作するためのモールド内に挿入し、上記第１射出物を形成するための合成樹脂を上記モールド内に注入して上記第１射出物１２０を製造することができる。本実施形態における上記第１射出物は移動通信端末機のケースの内部表面となることができる。

上記第２射出物を形成する段階（ｃ）は、上記アンテナパターン１１０の異なる一表面を覆う第２射出物１３０を形成する段階であることができる。

本段階における上記第２射出物１３０はインモールディング工程により形成されることができる。即ち、上記アンテナパターン１１０が付着された第１射出物１２０を上記第２射出物を製作するためのモールド内に挿入し、上記第２射出物を形成するための合成樹脂を上記モールド内に注入して上記第２射出物１３０を製造することができる。本実施形態における上記第２射出物は移動通信端末機のケースの外部表面となることができる。

このように、本実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法では、アンテナをケースの内部に埋め込むために、第１射出物を形成する段階及び第２射出物を形成する段階を分離して行うことができる。上記第１射出物を形成する段階では、上記アンテナパターン１１０を上記第１射出物の一表面に付着されるようにすることで、射出工程中に、アンテナパターンが動くことを防止することができる。また、上記アンテナパターンを３次元形状を有する構造に変形した後、上記第１射出物を形成することで、第１射出物の形状により上記アンテナパターンの放射面積を最大に活用することができる。

図２の（ａ）及び（ｂ）は、本発明の他の実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法に用いられるモールドの構造である。

図２の（ａ）は、本実施形態による移動通信端末機のケースにおいて、第１射出物を形成することができる第１モールド２４０の断面図である。

上記第１モールド２４０は、アンテナパターン２１０と接して上記第１モールドの下部を成す第１部分２４１と、モールディング物質が注入され第１モールドの上部を成す第２部分２４２と、ノズルによりモールディング物質の貯蔵所に連結される第３部分２４３とで構成されることができる。

第１射出物を形成する工程は、先ず、アンテナパターン２１０をモールドの第１部分２４１に挿入することができる。上記第１モールドの第１部分２４１の内部は上記第１射出物の形態で形成されることができる。上記アンテナパターン２１０は上記第１部分２４１の内部形状に従って加工された後、上記第１部分２４１に挿入されることができる。

上記第１モールドの全ての部分２４１、２４２、２４３が結合され、ノズルによりモールディング物質が一定の圧力で上記第１モールドの第１部分２４１と第２部分２４２との間の空間に注入されることができる。上記モールディング物質は端末機のケースを形成するためのポリマー系列の物質であることができる。上記第１モールド内に注入されたモールディング物質が上記モールドの第２部分２４２と第１部分２４１との間の空間に満たされた後、上記第１モ−ルドは一定の圧力で保持されることができる。

上記第１モールドに注入されたモールディング物質を冷却、硬化させた後、上記第１モールド２４０から分離すると、アンテナパターン２１０が一面に付着された第１射出物が形成される。

図２の（ｂ）は、本実施形態による移動通信端末機のケースにおいて、第２射出物を形成することができる第２モールド２５０の断面図である。

上記第２モールド２５０は、アンテナパターン２１０が付着された第１射出物２２０が配置され上記第２モールドの下部を成す第１部分２５１と、モールディング物質が注入され第２モールドの上部を成す第２部分２５２と、ノズルによりモールディング物質の貯蔵所に連結される第３部分２５３とで構成されることができる。

第２射出物を形成する工程は、先ず、アンテナパターン２１０が付着された第１射出物２２０がモールドの第１部分２５１に挿入されることができる。ここで、上記アンテナパターン２１０が付着された第１射出物２２０は、上記アンテナパターン２１０が上部を向くように上記モールドの第１部分２５１に配置されることができる。

上記第２モールドの全ての部分２５１、２５２、２５３が結合され、ノズルによりモールディング物質が一定の圧力で上記第２モールドの第１部分２５１と第２部分２５２との間の空間に注入されることができる。上記モールディング物質は端末機のケースを形成するためのポリマー系列の物質であることができる。上記第２モールド内に注入されたモールディング物質が上記モールドの第２部分２５２と第１部分２５１との間の空間に満たされた後、上記第２モールドは一定の圧力で保持されることができる。

上記第２モールドに注入されたモールディング物質を冷却、硬化させた後、上記第２モールド２５０から分離すると、アンテナパターン２１０が第１射出物２２０と第２射出物２３０との間に形成された形態の移動通信端末機のケースが形成される。

図３の（ａ）から（ｃ）は、本発明のさらに他の実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法を示す順序図である。

図３の（ａ）から（ｃ）を参照すると、本実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造工程はアンテナパターンを形成する段階（ａ）と、第１射出物を形成する段階（ｂ）と、第２射出物を形成する段階（ｃ）を含むことができる。

上記アンテナパターンを形成する段階（ａ）は、移動通信端末機で使用される周波数に合う形態でアンテナパターンを形成する段階であることができる。

本実施形態における上記アンテナパターン３１０は、平板型アンテナパターンであることができる。

上記アンテナパターン３１０は、金属板をプレス加工して形成することができる。上記アンテナパターンの材質は多様に具現されることができる。上記アンテナパターンは可撓性を有する金属板であることができる。本実施形態における上記アンテナパターン３１０は、移動通信端末機の内部の回路と電気的に連結するためのインターコネクションピン３１１を含むことができる。上記インターコネクションピン３１１は上記アンテナパターン３１０の一表面から延長して形成されることができる。

本実施形態における上記アンテナパターンを形成する段階は、上記アンテナパターンを３次元形状を有するように加工する工程を含むことができる。上記アンテナパターンが埋め込まれる移動通信端末機のケースの形態は３次元形状を有することができる。従って、上記移動通信端末機のケースの形態に従って予めアンテナパターンを加工すると、その後、射出工程により移動通信端末機のケースを形成する工程のとき、不要の工程を減らすことができる。

上記第１射出物を形成する段階（ｂ）は、上記アンテナパターン３１０の一表面を覆うように第１射出物３２０を形成する段階であることができる。上記第１射出物３２０と接するアンテナパターン３１０の一表面は上記インターコネクションピン３１１が延長した面であることができる。

本段階における上記第１射出物３２０は、インモールディング工程により形成されることができる。即ち、上記アンテナパターン３１０を上記第１射出物を製作するためのモールド内に挿入し、上記第１射出物を形成するための合成樹脂を上記モールド内に注入して上記第１射出物を製造することができる。本段階では、上記インターコネクションピン３１１の開放された一端が上記第１射出物３２０の表面に露出するように形成されることができる。上記第１射出物の表面に露出したインターコネクションピン３１１の一端は移動通信端末機の内部に配置される基板の回路に接触され、上記回路とアンテナパターンを電気的に連結することができる。

上記第２射出物を形成する段階（ｃ）は、上記アンテナパターン３１０の異なる一表面を覆う第２射出物３３０を形成する段階であることができる。

本段階における上記第２射出物３３０は、インモールディング工程により形成されることができる。即ち、上記アンテナパターン３１０が付着された第１射出物３２０を上記第２射出物を製作するためのモールド内に挿入し、上記第２射出物を形成するための合成樹脂を上記モールド内に注入して上記第２射出物３３０を製造することができる。本実施形態における上記第２射出物は移動通信端末機のケースの外部表面となることができる。

このように、本実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法では、アンテナをケースの内部に埋め込むために第１射出物を形成する段階及び第２射出物を形成する工程を分離して行うことができる。上記第１射出物を形成する段階では、上記アンテナパターン３１０を上記第１射出物３２０の一表面に付着させることで、射出工程中にアンテナパターンが動くことを防止することができる。また、上記アンテナパターンを３次元形状を有する構造に変形した後、上記第１射出物を形成することで、第１射出物の形状により上記アンテナパターンの放射面積を最大に活用することができる。また、第１射出物を形成する工程の前に上記アンテナパターン３１０から延長したインターコネクションピン３１１を形成することで、上記アンテナパターン３１０を端末機の内部に実装される回路基板と連結するための更なる工程や部品を減らすことができる。

図４は、本発明のさらに他の実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの断面図である。

本実施形態によるアンテナが内蔵された移動通信端末機のケース４００は、フィルム型アンテナパターン４１０と、第１射出物４２０と、第２射出物４３０を含むことができる。

上記フィルム型アンテナパターン４１０は平板型アンテナパターンであることができる。上記アンテナパターン４１０は金属板をプレス加工して形成することができる。上記アンテナパターンの材質は多様に具現されることができる。上記アンテナパターンは可撓性を有する金属板であることができる。

上記第１射出物４２０は上記アンテナパターン４１０の一表面を覆うように形成されることができる。上記第１射出物４２０はポリマー系列の物質を使用しインモールディング工程により形成されることができる。

上記第２射出物４３０は上記アンテナパターン４１０の異なる一表面を覆うように上記第１射出物４２０上に形成されることができる。上記第２射出物４３０はポリマー系列の物質を使用しインモールディング工程により形成することができる。

本実施形態おける上記アンテナパターン４１０は、上記アンテナパターンの一表面から延長したインターコネクションピン４１１をさらに含むことができる。上記インターコネクションピン４１１は上記アンテナパターン４１０の一表面から延長して形成されることができる。このように、インターコネクションピン４１１がアンテナパターン４１０と一体で形成されており、上記アンテナパターン４１０を移動通信端末機のケースの内部に埋め込んだ後に上記アンテナパターンを移動通信端末機の回路と連結するための追加工程を減らすことができる。

本実施形態における上記第１射出物４２０及び第２射出物４３０は異なる物質で形成されることができる。本実施形態における上記第１射出物４２０は移動通信端末機のケースの内部表面を形成し、上記第２射出物４３０は移動通信端末機のケースの外部表面を形成することができる。上記移動通信端末機のケースは完成された移動通信端末機の一部であることができる。上記アンテナパターンから延長したインターコネクションピン４１１は移動通信端末機の内部に実装される基板と連結されることができる。

従って、上記アンテナパターン４１０は、端末機の内部との関係においては内部に実装された部品との干渉が最小化されるほどよく、端末機の外部との関係においては放射特性が最大に表れるようにすることがよい。従って、上記第１射出物４２０は上記移動通信端末機の内部に実装される電子部品から発生する電磁波を遮断することができるという特性を示すことができる物質が含まれ、上記アンテナパターンと内部の電子部品との間の遮蔽効果を高めることができる。上記第２射出物４３０は上記アンテナパターンの放射効果を高めるために誘電率の高い物質を含むことができる。

本発明は上述の実施形態及び添付の図面により限定されず、添付の請求の範囲により限定する。従って、請求の範囲に記載の本発明の技術的思想から外れない範囲内で当技術分野の通常の知識を有する者により様々形態の置換、変形及び変更が可能であり、これも本発明の範囲に属する。

１１０ アンテナパターン
１２０ 第１射出物
１３０ 第２射出物

Claims (10)

1. アンテナパターンを提供する段階と、
   前記アンテナパターンの一表面を覆う第１射出物を形成する段階と、
   前記アンテナパターンが一表面に形成された前記第１射出物を第２モールド内に配置して、前記アンテナパターンが前記第２モールド内の空間上に配置されるようにし、前記アンテナパターンの異なる一表面を覆って前記アンテナパターンが前記第１射出物との間に埋め込まれるようにする第２射出物で射出する段階と、
   を含むアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法。
2. 前記アンテナパターンは平板型で形成され、前記アンテナパターンの一表面から延長したインターコネクションピンを含むことを特徴とする請求項１に記載のアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法。
3. 前記第１射出物を形成する段階は、
   前記第１射出物において前記アンテナパターンと接する面の反対面に前記インターコネクションピンの開放された端部が露出するように射出することを特徴とする請求項２に記載のアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法。
4. 前記第１射出物を形成する段階の前に、前記アンテナパターンを３次元形状を有する構造に加工する段階をさらに含むことを特徴とする請求項１から３の何れか１項に記載のアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法。
5. 前記第１射出物を形成する段階は、
   前記アンテナパターンを前記第１射出物の構造を有する第１モールド内に挿入する段階と、
   前記第１モールドにモールディング物質を注入し、前記アンテナパターンの一表面を覆う前記第１射出物を射出する段階と、
   を含むことを特徴とする請求項１から４の何れか１項に記載のアンテナが内蔵された移動通信端末機のケースの製造方法。
6. 請求項１から請求項５の何れか１項による移動通信端末機のケースの製造方法により製造される移動通信端末機。
7. アンテナパターンと、
   前記アンテナパターンの一表面を覆うように射出して形成される第１射出物と、
   前記アンテナパターンの異なる一表面を覆って前記アンテナパターンが前記第１射出物との間に埋め込まれるように射出され形成される第２射出物と、
   を含むアンテナが内蔵された移動通信端末機のケース。
8. 前記アンテナパターンは平板型で形成され、前記アンテナパターンの一表面から延長して前記第１射出物の表面に一端が露出するインターコネクションピンを含むことを特徴とする請求項７に記載のアンテナが内蔵された移動通信端末機のケース。
9. 前記第１射出物及び前記第２射出物は、異なる物質で形成されることを特徴とする請求項７または８に記載のアンテナが内蔵された移動通信端末機のケース。
10. 前記第１射出物は、電磁波遮蔽用物質が含まれたことを特徴とする請求項９に記載のアンテナが内蔵された移動通信端末機のケース。

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