JP2010206021A - 電子部品実装構造体、およびその製造方法 - Google Patents

電子部品実装構造体、およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ESD(静電放電)による半導体チップ上の回路の破壊を防ぎながら、回路形成領域の減少を抑制して3次元積層モジュールを形成できる電子部品実装構造体を提供する。
【解決手段】上面に配置された入力端子16及び出力端子と、入力端子及び出力端子の間に電気的に接続された静電気放電保護回路21とを有するインターポーザ20上に、それぞれ下面に一部16が露出している入力部14及び出力部を持つアクティブ素子11を少なくとも1組有する半導体チップ10、19を積層している。最上層以外の半導体チップは、その半導体チップの上面から入力部まで電気的に接続する第1の導電材料28が形成されており、各半導体チップの入力部は、第1の導電材料によって互いに電気的に接続されるとともに入力端子に接続されている。各半導体チップの出力部も、同様に互いに電気的に接続されるとともに出力端子に接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体素子に代表される電子部品をインターポーザにフリップチップ実装した電子部品実装構造体およびその製造方法に関する。
近年、半導体素子の高密度化に伴って半導体素子の外部接続端子のピッチおよび面積が小さくなってきている。これに伴い、複数のチップを1つのパッケージに収めるマルチチップモジュール(MCM)が登場した。また、MCMをさらに高密度化するために、半導体チップを貫通する貫通電極を設けて積層する3次元パッケージが現在開発されている。
MCMで半導体を搭載するインターポーザ基板としては、通常、スルーホールを持った有機基板が使用されている。
一方、実装信頼性を低下させる故障モードの1つに、ESD(Electrostatic Discharge:静電気放電)破壊がある。ESD破壊はチップに溜まった電荷がデバイス中の絶縁膜を通過し、絶縁膜に欠陥を形成して絶縁機能を破壊する現象である。このようなESD破壊しやすいデバイスを含むMCMにおいては、使用時だけではなく、主にMCMの製造時や、マザー基板への実装時にもESD破壊しないような構成でMCMを組み立てることが必要である。そのため、通常それぞれの半導体チップ内にESD保護回路が設けられている。
ESD保護回路の実際の動作について図7を用いて説明する。
ESD保護回路は、保護される回路の出力側や、保護される回路の入出力間に並列に設けられる場合もあるが、図7では、保護される回路110の入力側にESD保護回路111を設けた構成を示している。
図7(a)は通常状態における動作信号の流れを示したものである。通常状態における電気信号においては、動作電流は保護抵抗112および保護される回路110を流れ、ESD保護回路111は感知しない。端子から見た場合、余分な接合容量、抵抗などが挿入されていることになる。
これに対して、図7(b)はESDサージ流入時の電気信号の流れを示したものである。ESDサージ流入時にESD保護回路111が動作し、ESDサージ全てを通過させることで、保護される回路110への流入を防いでいる。
次に、従来の電子部品実装構造体の構成断面図を図8に示す。
図8(a)は、単体の半導体チップが実装された場合の電子部品実装構造体を示したものであり、この電子部品実装構造体は、半導体チップ121と、有機材料からなるインターポーザ基板122とを備えている。
半導体チップ121は、拡散層123と複数のアクティブ素子124と複数のESD保護回路125と複数の電極端子126と複数の突起電極127とを備えている。インターポーザ基板122は複数の電極端子128と複数の突起電極129とを備えている。そして、半導体チップ121内のアクティブ素子124とESD保護回路125は拡散層123の配線を通じて信号ラインを形成し、最終的には電極端子128と突起電極129を介してマザー基板へ接続される。図8(a)および図8(b)では、電気的な信号ラインの接続状態を太線矢印で示している。
なお、アクティブ素子124およびESD保護回路125は、半導体チップ121内に複数設けられているが、ここでは説明をわかり易くするために、1組のアクティブ素子124およびESD保護回路125だけを記載している。
さらに、図8(b)は貫通電極を介して複数の半導体チップが積層されたものが実装された構成の電子部品実装構造体を示したものである。図8(a)と同じ構成部分には、同じ符号を用いている。
図8(b)に示す電子部品実装構造体では、図8(a)に示した半導体チップ121内の、アクティブ素子124もしくはESD保護回路125を含めた全ての回路領域以外の位置に、導電材料が充填された貫通電極130を形成している。
そして、この半導体チップ121の上に、拡散層131と複数のアクティブ素子132と複数のESD保護回路133と複数の電極端子134と複数の突起電極135とを備えた半導体チップ136を積層したものが、有機材料からなるインターポーザ基板122に実装されている。
上層に配置された半導体チップ136内のアクティブ素子132とESD保護回路133は拡散層131の配線を通じて信号ラインを形成し、下層に配置された半導体チップ121内に形成された貫通電極130を介してインターポーザ基板122に接続され、最終的には電極端子128と突起電極129を介してマザー基板へ接続される。
このように、インターポーザ基板が有機材料である場合、半導体チップ内へのESD保護回路の形成によって、アクティブ素子からなる回路形成領域が減少し、さらに、複数の半導体チップを積層した場合には、半導体チップ同士を接続するための貫通電極を形成することによって、ますますアクティブ素子による回路形成領域が減少し、半導体チップの性能が抑制されてしまう。
基本的にESD保護回路は、製品の機能とは直接関わることはなく、組み立てが終わった段階では不要になるので、このESD保護回路の領域を如何に小さくして、効率的に動作する回路領域を確保するかが課題となっている。通常、1つの半導体チップにつき1つ以上のESD保護回路が設けられている。
この課題を解消するために、ESD保護回路を、半導体チップ内ではなく、インターポーザ基板側に設ける構成とした半導体装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図9に、特許文献1に記載されている半導体装置の断面構造図を示す。
半導体配線基板101が、チップ搭載基板100上にフェイスアップで平置きされた複数のチップ102を上から覆うように搭載されている。半導体配線基板101の下面表面に形成されたチップ間配線層104が、ハンダバンプからなる配線接続部107によって各チップ102に電気的に接続される。
半導体配線基板101は、このようにチップ102同士を結線するとともに、半導体配線基板101の上面表面に外部接続のためのボンディングパッド105を有する構成となっている。下面に形成されているチップ間配線層104は、半導体配線基板101を貫通して形成された貫通電極103を介して上面に形成されたボンディングパッド105に接続される。
そして、従来チップ内部に形成されていたESD保護回路106が、半導体配線基板101上のボンディングパッド105とチップ102への接続端子の間に形成されている。この構成の場合、ESD保護回路106用の保護素子としては、デバイスと同様、PN接合を利用した保護回路を設けることになる。
また、シリコン基板をインターポーザ基板として用いる際に、製造難易性、コスト上昇を抑えるために、ダイオードやトランジスタを用いたPN接合の形成は行わない構造でのESD対策も行われている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−29456号公報 特開2008−205145号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2のようなインターポーザ側にESD保護回路を設けた構成においても、半導体パッケージの組立時にESD破壊が起こらないようにするためには、半導体チップにESD保護回路を搭載する必要がある。
すなわち、特許文献1や特許文献2に記載の半導体装置の構造の場合、ESD保護回路が形成されているシリコン基板のインターポーザに半導体チップが接続された後は、半導体チップのESD破壊を防止できるが、インターポーザに接続される前の工程で生じる半導体チップのESD破壊を防止することができない。
したがって、特許文献1や特許文献2に記載の半導体装置のようなシリコン基板のインターポーザを用いる構成においても、有機材料によるインターポーザ基板の場合と同様、シリコン基板のインターポーザのみならず、半導体チップにもESD保護回路が搭載されていることが望ましい。
半導体チップ内にESD保護回路を搭載した場合、このESD保護回路によって半導体チップ上の回路形成領域は減少し、特に複数の半導体チップを積層した場合、それぞれの半導体チップにはESD保護回路と、更には半導体チップ同士を接合するための貫通電極の領域も必要となり、回路形成領域がますます減少してしまう。
本発明は、上記従来の課題を考慮して、ESDによる半導体チップ上の回路の破壊を防ぎながら、回路形成領域の減少を抑制して3次元積層モジュールを形成することが可能な電子部品実装構造体およびその製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
それぞれ下面に一部が露出している入力部および出力部を持つアクティブ素子と、前記入力部および前記出力部の間に電気的に接続されている第1の静電気放電保護回路とを少なくとも1組有する半導体チップを、上面に配置された入力端子および出力端子と、前記入力端子および前記出力端子の間に電気的に接続される第2の静電気放電保護回路とを有するインターポーザ上に、積層していく電子部品実装構造体の製造方法であって、
前記露出している入力部が前記入力端子に接続され、前記露出している出力部が前記出力端子に接続されるように、前記インターポーザの面上に最下層の前記半導体チップを載せて接合する第1の接合ステップと、
前記最下層の半導体チップの上面から、前記入力部に達する穴および前記出力部に達する穴を開けることにより、前記第1の静電気放電保護回路の少なくとも一部を削除する、穴開けステップと、
前記最下層の半導体チップの前記上面から前記入力部まで電気的に接続されるように、前記入力部に達する穴に導電材料を形成し、前記上面から前記出力部まで電気的に接続されるように、前記出力部に達する穴に導電材料を形成する貫通電極形成ステップと、
前記インターポーザの面上に接合した前記最下層の半導体チップの上に別の前記半導体チップを載せて、それぞれの前記入力部同士および前記出力部同士が電気的に接続されるように接合する第2の接合ステップと、を少なくとも備えた電子部品実装構造体の製造方法である。
また、第2の本発明は、
それぞれ下面に一部が露出している入力部および出力部を持つアクティブ素子と、前記入力部または前記出力部または双方に電気的に接続されている第1の静電気放電保護回路とを少なくとも1組有する半導体チップを、上面に配置された入力端子および出力端子と、前記入力端子または前記出力端子または双方に電気的に接続される第2の静電気放電保護回路とを有するインターポーザ上に、積層していく電子部品実装構造体の製造方法であって、
前記第1の静電気放電保護回路が前記入力部に接続している場合には、前記露出している入力部が前記入力端子に接続され、前記第1の静電気放電保護回路が前記出力部に接続している場合には、前記露出している出力部が前記出力端子に接続されるように、前記インターポーザの面上に最下層の前記半導体チップを載せて接合する第1の接合ステップと、
前記第1の静電気放電保護回路が前記入力部に接続している場合には、前記最下層の半導体チップの上面から前記入力部に達する穴を開けることにより、前記第1の静電気放電保護回路が前記出力部に接続している場合には、前記最下層の半導体チップの上面から前記出力部に達する穴を開けることにより、前記第1の静電気放電保護回路の少なくとも一部を削除する、穴開けステップと、
前記第1の静電気放電保護回路が前記入力部に接続している場合には、前記最下層の半導体チップの前記上面から前記入力部まで電気的に接続されるように、前記入力部に達する穴に導電材料を形成し、前記第1の静電気放電保護回路が前記出力部に接続している場合には、前記上面から前記出力部まで電気的に接続されるように、前記出力部に達する穴に導電材料を形成する貫通電極形成ステップと、
前記インターポーザの面上に接合した前記最下層の半導体チップの上に別の前記半導体チップを載せて、前記第1の静電気放電保護回路が前記入力部に接続している場合には、それぞれの前記入力部同士が電気的に接続されるように接合し、前記第1の静電気放電保護回路が前記出力部に接続している場合には、それぞれの前記出力部同士が電気的に接続されるように接合する第2の接合ステップと、を少なくとも備えた電子部品実装構造体の製造方法である。
また、第3の本発明は、
前記アクティブ素子は、メモリ回路であり、
前記入力部に前記第1の静電気放電保護回路が接続されている、第2の本発明の電子部品実装構造体の製造方法である。
また、第4の本発明は、
前記入力部は、前記アクティブ素子に接続される入力配線と、前記入力配線に接続され、前記半導体チップの下面に露出している入力電極とを有し、
前記出力部は、前記アクティブ素子に接続される出力配線と、前記出力配線に接続され、前記半導体チップの下面に露出している出力電極とを有している、第1〜第3のいずれかの本発明の電子部品実装構造体の製造方法である。
また、第5の本発明は、
前記穴開けステップ、前記貫通電極形成ステップおよび前記第2の接合ステップを繰り返すことにより、1つ以上の前記半導体チップをさらに積層し、
最上層に接合した前記半導体チップについては、前記穴開けステップおよび前記貫通電極形成ステップを行わない、第1〜第4のいずれかの本発明の電子部品実装構造体の製造方法である。
また、第6の本発明は、
前記入力部または前記出力部に達する穴に導電材料を形成するとは、前記穴に導電材料を充填すること、または前記穴の側面を金属材料でメッキすることである、第1〜第5のいずれかの本発明の電子部品実装構造体の製造方法である。
また、第7の本発明は、
それぞれ下面に一部が露出している入力部および出力部を持つアクティブ素子を少なくとも1組有する、複数の半導体チップと、
上面に配置された入力端子および出力端子と、前記入力端子および前記出力端子の間に電気的に接続された静電気放電保護回路とを有し、前記上面に前記半導体チップが積層されたインターポーザとを備えた電子部品実装構造体であって、
少なくとも最上層以外の前記半導体チップは、その半導体チップの上面から前記入力部まで電気的に接続する第1の導電材料が形成されるとともに、前記上面から前記出力部まで電気的に接続する第2の導電材料が形成され、
前記各半導体チップの前記入力部は、前記各半導体チップに形成された前記第1の導電材料によって互いに電気的に接続されるとともに、前記入力端子に接続され、
前記各半導体チップの前記出力部は、前記各半導体チップに形成された前記第2の導電材料によって互いに電気的に接続されるとともに、前記出力端子に接続されている、電子部品実装構造体である。
また、第8の本発明は、
それぞれ下面に一部が露出している入力部および出力部を持つアクティブ素子を少なくとも1組有する、複数の半導体チップと、
上面に配置された入力端子および出力端子と、前記入力端子または前記出力端子または双方に電気的に接続された静電気放電保護回路とを有し、前記上面に前記半導体チップが積層されたインターポーザとを備えた電子部品実装構造体であって、
少なくとも最上層以外の前記半導体チップは、前記静電気放電保護回路が前記入力端子に接続されている場合には、その半導体チップの上面から前記入力部まで電気的に接続する第1の導電材料が形成されており、前記静電気放電保護回路が前記出力端子に接続されている場合には、その半導体チップの上面から前記出力部まで電気的に接続する第2の導電材料が形成されており、
前記静電気放電保護回路が前記入力端子に接続されている場合には、前記各半導体チップの前記入力部は、前記各半導体チップに形成された前記第1の導電材料によって互いに電気的に接続されるとともに、前記入力端子に接続されており、
前記静電気放電保護回路が前記出力端子に接続されている場合には、前記各半導体チップの前記出力部は、前記各半導体チップに形成された前記第2の導電材料によって互いに電気的に接続されるとともに、前記出力端子に接続されている、電子部品実装構造体である。
本発明により、ESDによる半導体チップ上の回路の破壊を防ぎながら、回路形成領域の減少を抑制して3次元積層モジュールを形成することが可能な電子部品実装構造体およびその製造方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ要素については、同じ符号を付しており説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1(a)〜(e)に、本発明の実施の形態1の電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図を示し、図1(a)〜(e)の各工程に対応した半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を図2(a)〜(e)に示す。また、本実施の形態1の製造方法を用いて作製した電子部品実装構造体の構成断面図を図3に示す。
まず、図1および図2を用いて、本実施の形態1の電子部品実装構造体の各部の構成を説明しながら、その製造方法について説明する。
図1(a)は、最下層に接合する半導体チップ10をインターポーザ20に接合する前の、半導体チップ10およびインターポーザ20を示している。
接合前の半導体チップ10は、インターポーザ20に接合される下面側に拡散層13を有し、下面表面に、複数の入力電極端子16、複数の出力電極端子17およびこれらに付設された複数の突起電極18を備えている。
また、半導体チップ10の内部に、複数のアクティブ素子11および複数のESD保護回路12を備えており、アクティブ素子11は、拡散層13内の入力配線14および出力配線15を介して入力電極端子16および出力電極端子17に接続されている。ESD保護回路12は、入力電極端子16および出力電極端子17の上方の領域に形成されており、拡散層13内の配線により入力電極端子16と出力電極端子17の間に接続されている。
なお、半導体チップ10は、複数のアクティブ素子11および複数のESD保護回路12を備えるが、ここでは説明をわかり易くするために、一組のアクティブ素子11とESD保護回路12のみ、およびこれらに関連する部分のみを記載している。
なお、ESD保護回路12が、本発明の第1の静電気放電保護回路の一例にあたる。また、入力配線14、入力電極端子16および入力電極端子16に付設された突起電極18を合わせた構成が、本発明の入力部の一例にあたり、入力電極端子16および入力電極端子16に付設された突起電極18の部分が、本発明の、入力部の露出している入力電極の一例にあたる。また、出力配線15、出力電極端子17および出力電極端子17に付設された突起電極18を合わせた構成が、本発明の出力部の一例にあたり、出力電極端子17および出力電極端子17に付設された突起電極18の部分が、本発明の、出力部の露出している出力電極の一例にあたる。
接合前のインターポーザ20は、半導体材料からなり、半導体チップ10に接合される上面側に拡散層22を有し、上面表面に複数の入力用端子25および複数の出力用端子26を備えている。また、上面表面には、接合された半導体チップ内のアクティブ素子11への入力信号を入力するための入力用配線23、およびアクティブ素子11からの出力信号を出力するための出力用配線24が設けられており、入力用配線23は入力用端子25に、出力用配線24は出力用端子26に、それぞれ接続されている。
また、インターポーザ20の内部に、複数のESD保護回路21を備えており、拡散層22内の配線により入力用端子25と出力用端子26の間に接続されている。
なお、インターポーザ20は、複数のESD保護回路21を備えるが、ここでは説明をわかり易くするために、半導体チップ10内に記載した一組のアクティブ素子11およびESD保護回路12に対応するESD保護回路21のみ、およびこれらに関連する部分のみを記載している。
なお、ESD保護回路21が、本発明の第2の静電気放電保護回路の一例にあたる。また、入力用端子25が、本発明の入力端子の一例にあたり、出力用端子26が、本発明の出力端子の一例にあたる。
図1(a)に示した、最下層の半導体チップ10をインターポーザ20に接合する前の状態では、図2(a)に示すように、半導体チップ10において、ESD保護回路12はアクティブ素子11の入力と出力間に接続され、アクティブ素子11と並列に接続されている。そして、インターポーザ20において、ESD保護回路21は、接合後に半導体チップ10内のアクティブ素子11への入力信号および出力信号となる各経路の間に接続されている。
そして、まず、図1(b)に示すように、半導体チップ10の入力電極端子16および出力電極端子17に付設された突起電極18を、それぞれ対応するインターポーザ20の入力用端子25および出力用端子26の位置に合わせて、最下層となる半導体チップ10をインターポーザ20の上に載せ、接合する。
なお、図1(b)に記載の工程が、本発明の第1の接合ステップの一例にあたる。
各突起電極18が、入力用端子25および出力用端子26と接続されることにより、半導体チップ10内のアクティブ素子11とESD保護回路12は、インターポーザ20内のESD保護回路21と接続されて信号ラインが形成される。
この時、拡散層22はインターポーザ20の上面に配置されており、半導体チップ10の拡散層13とインターポーザ20の拡散層22とは、対向した配置になっている。
したがって、図1(b)のように最下層の半導体チップ10をインターポーザ20に接合したときには、図2(b)に示すように、インターポーザ20内のESD保護回路21は、半導体チップ10内のアクティブ素子11の入力と出力間に接続され、ESD保護回路12とともにアクティブ素子11と並列に接続される。
つぎに、図1(c)に示すように、半導体チップ10の上面から、半導体材料部分を貫通して、下面に形成されている入力電極端子16および出力電極端子17まで達する貫通孔27をそれぞれ形成する。貫通孔27は、例えば、半導体チップ10の上面をマスクしてエッチングすることにより形成させる。
なお、図1(c)に記載の工程が、本発明の穴開けステップの一例にあたる。また、図1(c)に示す2つの貫通孔27が、それぞれ、本発明の入力部に達する穴および出力部に達する穴の一例にあたる。
半導体チップ10のESD保護回路12は、入力電極端子16および出力電極端子17の上方の領域に形成されているので、貫通孔27を形成することによって、ESD保護回路12の全部または一部が除去される。
一方、貫通孔27を形成するときでも、半導体チップ10内のアクティブ素子11とインターポーザ20内のESD保護回路21とは常に接続された状態である。貫通孔27の形成に伴ってESD保護回路12が無くなっても、アクティブ素子11とESD保護回路21は常に接続された状態なので、アクティブ素子11がESDによって破壊されることを防止できる。
したがって、図1(c)のように貫通孔27を形成したときには、図2(c)に示すように、半導体チップ10内のESD保護回路12は除去されるが、インターポーザ20内のESD保護回路21は、アクティブ素子11と並列に接続された状態のままである。
つぎに、図1(d)に示すように、それぞれの貫通孔27に導電材料を充填して貫通電極28を形成する。
なお、図1(d)に記載の工程が、本発明の貫通電極形成ステップの一例にあたる。また、貫通電極28が、本発明の、上面から入力部に達する導電材料、および、上面から出力部に達する導電材料の一例にあたる。また、入力電極端子16に接続される貫通電極28が、本発明の第1の導電材料の一例にあたり、出力電極端子17に接続される貫通電極28が、本発明の第2の導電材料の一例にあたる。
貫通電極28を形成したことにより、入力電極端子16および出力電極端子17は、半導体チップ10の上面のそれぞれの直上部分と導通する構成となる。
図1(d)のように貫通孔27に導電材料を充填する際には、半導体チップ10とインターポーザ20内の各回路の接続関係(図2(d))に変化はなく、図2(c)に示した接続関係のままである。
つぎに、図1(e)に示すように、突起電極29の位置が半導体チップ10の突起電極18と同じ構成の半導体チップ19を、半導体チップ10の上に載せ、接合する。
図1(e)に示す部分において、半導体チップ19は半導体チップ10と同様の構成を有しており、同様の構成部分が上下に配置されるように積層される。
なお、図1(e)に記載の工程が、本発明の第2の接合ステップの一例にあたる。
半導体チップ10および半導体チップ19が備えているアクティブ素子11は、入力信号と出力信号をともに共通にできる回路であり、複数、並列に接続できる回路である。
図1(e)に示すように、半導体チップ19の入力配線14および出力配線15に接続される突起電極29を、それぞれ、半導体チップ10のアクティブ素子11の入力および出力に対応する貫通電極28の上端面に接続することにより、半導体チップ10および半導体チップ19の各アクティブ素子11の入力同士、出力同士が接続される。
すなわち、図1(e)のように半導体チップ19を半導体チップ10の上に接合したときには、半導体チップ10、半導体チップ19およびインターポーザ20内の各回路は、図2(e)に示すように接続される。
図1(a)〜(e)の工程により、半導体チップが2層構造の構造体を得ることができ、この後、さらに図1(c)〜(e)の工程を1回以上繰り返すことによって、3層以上の半導体チップが積層された構成の構造体を得ることができる。
以上に説明したように、半導体チップ10、19のアクティブ素子11は、それぞれの半導体チップ10、19が接合されるまでは半導体チップ10、19内のESD保護回路12に接続されており、接合時にインターポーザ20内のESD保護回路21に接続され、その後にESD保護回路21に接続された状態のままESD保護回路12が除去されるため、製造工程において常にいずれかのESD保護回路に接続されていることになる。その結果、製造工程においてアクティブ素子11がESDによって破壊されることを確実に防止できる。
図1(a)〜(e)の工程を用いて作製した本実施の形態1にかかる電子部品実装構造体の断面を示した図3では、アクティブ素子11の入力信号ラインに関する接続構成のみを示している。図中の矢印は電気的な接続構成を示しており、積層されている各半導体チップ10、19のアクティブ素子11の入力信号ラインは、いずれも、各半導体チップ10、19内に形成した同じ貫通電極28を介してインターポーザ20内のESD保護回路21に接続される。図3では記載を省略しているが、各アクティブ素子11の出力信号ラインについても同様であり、各半導体チップ10、19内の別の位置に形成した貫通電極(図示せず)を介してインターポーザ20内のESD保護回路21に接続される。
図3に示した電子部品実装構造体は、図1(a)〜(e)の工程の後に、さらに図1(c)〜(e)の工程を2回繰り返し実施し、半導体チップを4層積層したものである。
図1(a)〜(e)の工程により半導体チップの積層工程が終わった後、最後に、インターポーザ20の下面に複数の電極端子60および突起電極61を形成することによって、図3に示すような電子部品実装構造体を作製することができる。
各半導体チップ10、19は、複数のアクティブ素子11を有しており、それらのアクティブ素子11のそれぞれに対応して複数のESD保護回路が設けられているが、最上層以外に積層される半導体チップ10、19が有する複数のESD保護回路のうち、一部のESD保護回路を図3に示すような貫通孔27によって除去してインターポーザ20内のESD保護回路21に接続されるような構成とすることにより、半導体チップ10、19内に形成するESD保護回路のための領域を最小限にできる。その結果、電子部品実装構造体を小さくすることができる。
ここで、本実施の形態1の構成の電子部品実装構造体とすることにより、半導体チップのチップサイズを小型化できる効果について、具体例を用いて説明する。
図4を用いて、10mm□の半導体チップを使った場合のチップサイズの小型化について説明する。
図4(a)は、従来の貫通電極の配置を示した半導体チップの一部上面図である。
この半導体チップは、100μmΦの貫通電極51の上に電極端子52が形成され、ESD保護回路が形成されているESD保護回路領域53の周辺に、電極端子52が400μmピッチでインラインに配置されている。
これに対して、図4(b)は、ESD保護回路領域に貫通電極を配置した、本実施の形態1の半導体チップ10の一部上面図を示している。
本実施の形態1の半導体チップ10も、図4(a)に示した従来の半導体チップと同様に、100μmΦの貫通電極54の上に電極端子55が形成され、ESD保護回路が形成されているESD保護回路領域56の周辺に、電極端子55が400μmピッチでインラインに配置されている。
しかし、半導体チップ10を接合する前には、貫通電極54は形成されておらず、電極端子55の上部にはESD保護回路が形成されていた。そして、貫通電極54は、半導体チップ10を接合した後に、電極端子55の上部に形成されていたESD保護回路が除去されるとともに、電極端子55上に形成されたものである。
図4(b)の一点鎖線で囲んだ貫通電極54および電極端子55が配置されている領域が、図4(a)の従来の半導体チップのESD保護回路領域53のうち最外周側に配置されている一点鎖線で囲んだ領域に相当する位置と言える。図4(b)に示す本実施の形態1の半導体チップ10の場合、接合前に最外周側に配置されていたESD保護回路領域を、接合後に貫通電極54を形成する領域として利用した分、従来よりも半導体チップの外形を小さくできる。
このような配置により、本実施の形態1の半導体チップでは、半導体チップのサイズを9mm□にすることが可能となり、約20%のチップサイズの小型化が可能となる。さらに、半導体チップ上の拡散層とインターポーザ上の拡散層とを対向させることによって、半導体チップとインターポーザ基板との間の配線引き回しの自由度を向上させることが可能となる。
さらに、最上層以外に積層される半導体チップにおいて必要とされるESD保護回路のすべてを、ESD保護回路を除去して形成した貫通電極28によってインターポーザ20内のESD保護回路21に接続される構成とすることにより、半導体チップおよび電子部品実装構造体を、さらに小さくすることができる。
図3に示した電子部品実装構造体では、その最上層の半導体チップ19内のESD保護回路12を、その下に積層される半導体チップ10、19の貫通孔27の位置の上方に相当する位置に配置している。これは、最上層の半導体チップ19も、下部の半導体チップ10、19も同一の半導体チップを使用するためである。区別して用いる必要なく、有利である。
図3に示すように、最上層の半導体チップ19には、ESD保護回路12を除去せずに残したままとしているが、その理由は、さらにその上に別の半導体チップを積層する必要がないために貫通電極28を設ける必要がないので、最上層の半導体チップ19については図1(c)〜(e)の工程を実施せず、製造プロセスの効率化を図ったものである。また、最上層の半導体チップ19に貫通電極28を設けないことにより、導通部分が上部に露出しないので、他の部位との短絡を防止できる。
図3に示すように、積層される全ての半導体チップ内に入力信号と出力信号をともに共通にできるアクティブ素子11がある場合、半導体チップ内の回路形成領域を大きくできる効果は大きいが、積層される半導体チップが2層以上の構成であり、積層される異なる半導体チップ内に入力信号と出力信号をともに共通にできるアクティブ素子11が一組以上あれば、その効果は得られる。
なお、入力電極端子16、出力電極端子17、入力用端子25および出力用端子26は、例えばアルミニウムなどによって形成されているが、銅のようにアルミニウムよりも導電率が高くて酸化しにくい金属を用いても良い。また、突起電極18、29は、例えばはんだなどによって形成されているが、金などによるスタッドバンプを形成しても良い。また、図1(d)では、貫通電極28は、例えば銅などの金属が貫通孔27に充填されているが、必ずしも充填されている必要は無く、例えば金めっきなどによって貫通孔27の壁面に導電膜が形成されていても良い。
(実施の形態2)
図5(a)〜(e)に、本発明の実施の形態2の電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図を示し、図5(a)〜(e)の各工程に対応した半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を図6(a)〜(e)に示す。
実施の形態1は、積層される異なる半導体チップ内に、入力信号と出力信号をともに共通にできるアクティブ素子11を有している場合に適用できる電子部品実装構造体およびその製造方法であるのに対し、本実施の形態2の電子部品実装構造体およびその製造方法は、積層される異なる半導体チップ内に、入力信号または出力信号の少なくとも一方を共通にできるアクティブ素子11を有している場合に適用できるものである。図5および図6では、その一例として、異なる半導体チップ内に、入力信号を共通にできるアクティブ素子11を有している場合を示している。
まず、図5および図6を用いて、本実施の形態2の電子部品実装構造体の各部の構成を説明しながら、その製造方法について説明する。
図5(a)は、最下層に接合する半導体チップ30をインターポーザ40に接合する前の、半導体チップ30およびインターポーザ40を示している。
接合前の半導体チップ30は、インターポーザ40に接合される下面側に拡散層33を有し、下面表面に、複数の入力電極端子36、複数の出力電極端子37およびこれらに付設された複数の突起電極38を備えている。
また、半導体チップ30の内部に、複数のアクティブ素子31および複数のESD保護回路32を備えており、アクティブ素子31は、拡散層33内の入力配線34および出力配線35を介して入力電極端子36および出力電極端子37に接続されている。ESD保護回路32は、入力電極端子36の上方の領域に形成されており、拡散層33内の配線により入力電極端子36に接続されている。
なお、半導体チップ30は、複数のアクティブ素子31および複数のESD保護回路32を備えるが、ここでは説明をわかり易くするために、一組のアクティブ素子31とESD保護回路32のみ、およびこれらに関連する部分のみを記載している。
なお、ESD保護回路32が、本発明の第1の静電気放電保護回路の一例にあたる。また、入力配線34、入力電極端子36および入力電極端子36に付設された突起電極38を合わせた構成が、本発明の入力部の一例にあたり、入力電極端子36および入力電極端子36に付設された突起電極38の部分が、本発明の、入力部の露出している入力電極の一例にあたる。
接合前のインターポーザ40は、半導体材料からなり、半導体チップ30に接合される上面側に拡散層42を有し、上面表面に複数の入力用端子45および複数の出力用端子46を備えている。また、上面表面には、接合された半導体チップ内のアクティブ素子31への入力信号を入力するための入力用配線43、およびアクティブ素子31からの出力信号を出力するための出力用配線44が設けられており、入力用配線43は入力用端子45に、出力用配線44は出力用端子46に、それぞれ接続されている。
また、インターポーザ40の内部に、複数のESD保護回路41を備えており、拡散層42内の配線により入力用端子45に接続されている。
なお、インターポーザ40は、複数のESD保護回路41を備えるが、ここでは説明をわかり易くするために、半導体チップ30内に記載した一組のアクティブ素子31およびESD保護回路32に対応するESD保護回路41のみ、およびこれらに関連する部分のみを記載している。
なお、ESD保護回路41が、本発明の第2の静電気放電保護回路の一例にあたる。また、入力用端子45が、本発明の入力端子の一例にあたる。
図5(a)に示した、最下層の半導体チップ30をインターポーザ40に接合する前の状態では、図6(a)に示すように、半導体チップ30において、ESD保護回路32はアクティブ素子31の入力ラインに接続されている。そして、インターポーザ40において、ESD保護回路41は、接合後に半導体チップ30内のアクティブ素子31への入力信号となる経路に接続されている。
なお、図6(a)では図示していないが、ESD保護回路32はGNDラインなどに接続されており、アクティブ素子31の入力ラインにESDサージが流入した場合、ESDサージ全てをESD保護回路32を介してGNDラインへ流入させ、アクティブ素子31への流入を防ぐ。
そして、まず、図5(b)に示すように、半導体チップ30の入力電極端子36および出力電極端子37に付設された突起電極38を、それぞれ対応するインターポーザ40の入力用端子45および出力用端子46の位置に合わせて、最下層となる半導体チップ30をインターポーザ40の上に載せ、接合する。
なお、図5(b)に記載の工程が、本発明の第1の接合ステップの一例にあたる。
各突起電極38が、入力用端子45および出力用端子46と接続されることにより、半導体チップ30内のアクティブ素子31とESD保護回路32は、インターポーザ40内のESD保護回路41と接続されて信号ラインが形成される。
この時、拡散層42はインターポーザ40の上面に配置されており、半導体チップ30の拡散層33とインターポーザ40の拡散層42とは、対向した配置になっている。
したがって、図5(b)のように最下層の半導体チップ30をインターポーザ40に接合したときには、図6(b)に示すように、インターポーザ40内のESD保護回路41は、ESD保護回路32とともに半導体チップ30内のアクティブ素子31の入力ラインに接続される。
つぎに、図5(c)に示すように、半導体チップ30の上面から、半導体材料部分を貫通して、下面に形成されている入力電極端子36まで達する貫通孔47を形成する。貫通孔47は、例えば、半導体チップ30の上面をマスクしてエッチングすることにより形成させる。
なお、図5(c)に記載の工程が、本発明の穴開けステップの一例にあたる。また、貫通孔47が、本発明の入力部に達する穴の一例にあたる。
半導体チップ30のESD保護回路32は、入力電極端子36の上方の領域に形成されているので、貫通孔47を形成することによって、ESD保護回路32の全部または一部が除去される。
一方、貫通孔47を形成するときでも、インターポーザ40内のESD保護回路41は、アクティブ素子31の入力ラインに常に接続された状態である。貫通孔47の形成に伴ってESD保護回路32が無くなっても、ESD保護回路41はアクティブ素子31の入力ラインに常に接続された状態なので、アクティブ素子31がESDによって破壊されることを防止できる。
したがって、図5(c)のように貫通孔47を形成したときには、図6(c)に示すように、半導体チップ30内のESD保護回路32は除去されるが、インターポーザ40内のESD保護回路41は、アクティブ素子31の入力ラインに接続された状態のままである。
つぎに、図5(d)に示すように、貫通孔47に導電材料を充填して貫通電極48を形成する。
なお、図5(d)に記載の工程が、本発明の貫通電極形成ステップの一例にあたる。また、貫通電極48が、本発明の、上面から入力部に達する導電材料の一例にあたり、本発明の第1の導電材料の一例にもあたる。
貫通電極48を形成したことにより、入力電極端子36は、半導体チップ30の上面の直上部分と導通する構成となる。
図5(d)のように貫通孔47に導電材料を充填する際には、半導体チップ30とインターポーザ40内の各回路の接続関係(図6(d))に変化はなく、図6(c)に示した接続関係のままである。
つぎに、図5(e)に示すように、突起電極49の位置が半導体チップ30の突起電極38と同じ構成の半導体チップ50を、半導体チップ30の上に載せ、接合する。
図5(e)に示す部分において、半導体チップ50は半導体チップ30と同様の構成を有しており、同様の構成部分が上下に配置されるように積層される。
なお、図5(e)に記載の工程が、本発明の第2の接合ステップの一例にあたる。
半導体チップ30および半導体チップ50が備えているアクティブ素子31は、入力信号を共通にできる回路であり、入力ラインを共通に複数接続できる回路である。
入力信号を共通にできるアクティブ素子31の回路として、例えばメモリ素子などがある。
図5(e)に示すように、半導体チップ50の入力配線34に接続される突起電極49を、半導体チップ30のアクティブ素子31の入力に対応する貫通電極48の上端面に接続することにより、半導体チップ30および半導体チップ50の各アクティブ素子31の入力同士が接続される。
すなわち、図5(e)のように半導体チップ50を半導体チップ30の上に接合したときには、半導体チップ30、半導体チップ50およびインターポーザ40内の各回路は、図6(e)に示すように接続される。
なお、図6(e)に示すように、半導体チップ50内のアクティブ素子31の出力は、半導体チップ30内のアクティブ素子31の出力とは別にインターポーザ40に接続されて出力される。図5(e)には記載していないが、半導体チップ50の出力配線35に接続される突起電極49が、例えば、半導体チップ30の貫通電極48および出力電極端子37とは別に半導体チップ30に形成された貫通電極および出力電極端子を介して、出力用端子46とは別にインターポーザ40に形成された出力用端子に接続される。
図5(a)〜(e)の工程により、半導体チップが2層構造の構造体を得ることができ、この後、さらに図5(c)〜(e)の工程を1回以上繰り返すことによって、3層以上の半導体チップが積層された構成の構造体を得ることができる。
図5(a)〜(e)の工程により半導体チップの積層工程が終わった後、最後に、インターポーザ40の下面に複数の電極端子および突起電極を形成することによって、図3に示すような電子部品実装構造体を作製することができる。
以上に説明したように、半導体チップ30、50のアクティブ素子31は、それぞれの半導体チップ30、50が接合されるまでは半導体チップ30、50内のESD保護回路32に接続されており、接合時にインターポーザ40内のESD保護回路41に接続され、その後にESD保護回路41に接続された状態のままESD保護回路32が除去されるため、製造工程において常にいずれかのESD保護回路に接続されていることになる。その結果、製造工程においてアクティブ素子31がESDによって破壊されることを確実に防止できる。
そして、半導体チップ30、50に形成されていたESD保護回路32の領域を、半導体チップ30、50を接合した後に除去して貫通電極48を形成する領域として利用していることにより、実施の形態1と同様に、半導体チップ内の回路形成領域を従来よりも大きくできる、または従来と同じ回路構成で小型化できる、という効果が得られる。
なお、本実施の形態2では、積層される異なる半導体チップが入力信号を共通にできるアクティブ素子を有している場合を例として説明したが、図5および図6で説明した入力ライン側の構成を出力側に設けることにより、積層される異なる半導体チップが出力信号を共通にできるアクティブ素子を有している場合にも、同様に適用できる。また、積層される異なる半導体チップが入力信号および出力信号をともに共通にできるアクティブ素子を有している場合には、入力ライン側と出力ライン側の両方に同様の構成を設けるようにしてもよい。
また、本実施の形態2の場合も、実施の形態1の場合と同様に、積層される半導体チップが2層以上であり、積層される異なる半導体チップ内に入力信号、または出力信号、またはこれらの双方を共通にできるアクティブ素子が1組以上あれば、上記の効果が得られる。
以上に説明したように、本発明の電子部品実装構造体の製造方法を用いると、ESD保護回路領域に貫通電極を形成することによって、一定サイズの半導体チップを用いて、3次元積層モジュールを形成する場合には、ESD(静電放電)による半導体チップ上の回路の破壊を防ぎながら、半導体チップ上の回路形成領域の減少を抑制することによって、半導体チップの性能確保が可能となる。また、1枚の半導体チップの中で、一定の回路形成領域を確保しながら3次元積層モジュールを形成する際には、ESD(静電放電)による半導体チップ上の回路の破壊を防ぎながら、半導体チップのサイズを縮小することによって、3次元積層モジュールによるパッケージの小型化が可能となり、さらには、そのパッケージを実装してできる製品の小型化も可能となる。
本発明に係る電子部品実装構造体およびその製造方法は、ESD(静電放電)による半導体チップ上の回路の破壊を防ぎながら、回路形成領域の減少を抑制して3次元積層モジュールを形成できる効果を有し、種々の電子機器、特にデジタルAV機器や携帯用電子機器分野における電子部品実装構造体およびその製造方法等として有用である。
本発明の実施の形態1の、電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図 本発明の実施の形態1の、電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図 本発明の実施の形態1の、電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図 本発明の実施の形態1の、電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図 本発明の実施の形態1の、電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図 本発明の実施の形態1の、半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を示した図 本発明の実施の形態1の、半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を示した図 本発明の実施の形態1の、半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を示した図 本発明の実施の形態1の、半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を示した図 本発明の実施の形態1の、半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を示した図 本発明の実施の形態1の電子部品実装構造体の構成を示す断面図 (a)従来の、貫通電極の配置を示した半導体チップの上面図、(b)本発明の実施の形態1の、ESD保護回路領域に貫通電極を配置した半導体チップの上面図 本発明の実施の形態2の、電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図 本発明の実施の形態2の、電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図 本発明の実施の形態2の、電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図 本発明の実施の形態2の、電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図 本発明の実施の形態2の、電子部品実装構造体の製造工程を説明するための構成模式図 本発明の実施の形態2の、半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を示した図 本発明の実施の形態2の、半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を示した図 本発明の実施の形態2の、半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を示した図 本発明の実施の形態2の、半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を示した図 本発明の実施の形態2の、半導体チップ内のアクティブ素子とESD保護回路との接続構成を示した図 (a)ESD保護回路の通常状態における電気信号の流れを示した模式図、(b)ESD保護回路のESDサージ流入時の電気信号の流れを示した模式図 (a)従来の、単体の半導体チップが実装された構成の電子部品実装構造体の断面図、(b)従来の、貫通電極を介して複数の半導体チップが積層された構成の電子部品実装構造体の断面図 従来の、インターポーザとしてシリコン基板を用いる構成の半導体装置の断面構造図
10、19 半導体チップ
11 アクティブ素子
12 ESD保護回路
13 拡散層
14 入力配線
15 出力配線
16 入力電極端子
17 出力電極端子
18 突起電極
20 インターポーザ
21 ESD保護回路
22 拡散層
23 入力用配線
24 出力用配線
25 入力用端子
26 出力用端子
27 貫通孔
28 貫通電極
29 突起電極
30、50 半導体チップ
31 アクティブ素子
32 ESD保護回路
33 拡散層
34 入力配線
35 出力配線
36 入力電極端子
37 出力電極端子
38 突起電極
40 インターポーザ
41 ESD保護回路
42 拡散層
43 入力用配線
44 出力用配線
45 入力用端子
46 出力用端子
47 貫通孔
48 貫通電極
49 突起電極
51、54 貫通電極
52、55 電極端子
53、56 ESD保護回路領域
60 電極端子
61 突起電極

Claims (8)

  1. それぞれ下面に一部が露出している入力部および出力部を持つアクティブ素子と、前記入力部および前記出力部の間に電気的に接続されている第1の静電気放電保護回路とを少なくとも1組有する半導体チップを、上面に配置された入力端子および出力端子と、前記入力端子および前記出力端子の間に電気的に接続される第2の静電気放電保護回路とを有するインターポーザ上に、積層していく電子部品実装構造体の製造方法であって、
    前記露出している入力部が前記入力端子に接続され、前記露出している出力部が前記出力端子に接続されるように、前記インターポーザの面上に最下層の前記半導体チップを載せて接合する第1の接合ステップと、
    前記最下層の半導体チップの上面から、前記入力部に達する穴および前記出力部に達する穴を開けることにより、前記第1の静電気放電保護回路の少なくとも一部を削除する、穴開けステップと、
    前記最下層の半導体チップの前記上面から前記入力部まで電気的に接続されるように、前記入力部に達する穴に導電材料を形成し、前記上面から前記出力部まで電気的に接続されるように、前記出力部に達する穴に導電材料を形成する貫通電極形成ステップと、
    前記インターポーザの面上に接合した前記最下層の半導体チップの上に別の前記半導体チップを載せて、それぞれの前記入力部同士および前記出力部同士が電気的に接続されるように接合する第2の接合ステップと、を少なくとも備えた電子部品実装構造体の製造方法。
  2. それぞれ下面に一部が露出している入力部および出力部を持つアクティブ素子と、前記入力部または前記出力部または双方に電気的に接続されている第1の静電気放電保護回路とを少なくとも1組有する半導体チップを、上面に配置された入力端子および出力端子と、前記入力端子または前記出力端子または双方に電気的に接続される第2の静電気放電保護回路とを有するインターポーザ上に、積層していく電子部品実装構造体の製造方法であって、
    前記第1の静電気放電保護回路が前記入力部に接続している場合には、前記露出している入力部が前記入力端子に接続され、前記第1の静電気放電保護回路が前記出力部に接続している場合には、前記露出している出力部が前記出力端子に接続されるように、前記インターポーザの面上に最下層の前記半導体チップを載せて接合する第1の接合ステップと、
    前記第1の静電気放電保護回路が前記入力部に接続している場合には、前記最下層の半導体チップの上面から前記入力部に達する穴を開けることにより、前記第1の静電気放電保護回路が前記出力部に接続している場合には、前記最下層の半導体チップの上面から前記出力部に達する穴を開けることにより、前記第1の静電気放電保護回路の少なくとも一部を削除する、穴開けステップと、
    前記第1の静電気放電保護回路が前記入力部に接続している場合には、前記最下層の半導体チップの前記上面から前記入力部まで電気的に接続されるように、前記入力部に達する穴に導電材料を形成し、前記第1の静電気放電保護回路が前記出力部に接続している場合には、前記上面から前記出力部まで電気的に接続されるように、前記出力部に達する穴に導電材料を形成する貫通電極形成ステップと、
    前記インターポーザの面上に接合した前記最下層の半導体チップの上に別の前記半導体チップを載せて、前記第1の静電気放電保護回路が前記入力部に接続している場合には、それぞれの前記入力部同士が電気的に接続されるように接合し、前記第1の静電気放電保護回路が前記出力部に接続している場合には、それぞれの前記出力部同士が電気的に接続されるように接合する第2の接合ステップと、を少なくとも備えた電子部品実装構造体の製造方法。
  3. 前記アクティブ素子は、メモリ回路であり、
    前記入力部に前記第1の静電気放電保護回路が接続されている、請求項2に記載の電子部品実装構造体の製造方法。
  4. 前記入力部は、前記アクティブ素子に接続される入力配線と、前記入力配線に接続され、前記半導体チップの下面に露出している入力電極とを有し、
    前記出力部は、前記アクティブ素子に接続される出力配線と、前記出力配線に接続され、前記半導体チップの下面に露出している出力電極とを有している、請求項1〜3のいずれかに記載の電子部品実装構造体の製造方法。
  5. 前記穴開けステップ、前記貫通電極形成ステップおよび前記第2の接合ステップを繰り返すことにより、1つ以上の前記半導体チップをさらに積層し、
    最上層に接合した前記半導体チップについては、前記穴開けステップおよび前記貫通電極形成ステップを行わない、請求項1〜4のいずれかに記載の電子部品実装構造体の製造方法。
  6. 前記入力部または前記出力部に達する穴に導電材料を形成するとは、前記穴に導電材料を充填すること、または前記穴の側面を金属材料でメッキすることである、請求項1〜5のいずれかに記載の電子部品実装構造体の製造方法。
  7. それぞれ下面に一部が露出している入力部および出力部を持つアクティブ素子を少なくとも1組有する、複数の半導体チップと、
    上面に配置された入力端子および出力端子と、前記入力端子および前記出力端子の間に電気的に接続された静電気放電保護回路とを有し、前記上面に前記半導体チップが積層されたインターポーザとを備えた電子部品実装構造体であって、
    少なくとも最上層以外の前記半導体チップは、その半導体チップの上面から前記入力部まで電気的に接続する第1の導電材料が形成されるとともに、前記上面から前記出力部まで電気的に接続する第2の導電材料が形成され、
    前記各半導体チップの前記入力部は、前記各半導体チップに形成された前記第1の導電材料によって互いに電気的に接続されるとともに、前記入力端子に接続され、
    前記各半導体チップの前記出力部は、前記各半導体チップに形成された前記第2の導電材料によって互いに電気的に接続されるとともに、前記出力端子に接続されている、電子部品実装構造体。
  8. それぞれ下面に一部が露出している入力部および出力部を持つアクティブ素子を少なくとも1組有する、複数の半導体チップと、
    上面に配置された入力端子および出力端子と、前記入力端子または前記出力端子または双方に電気的に接続された静電気放電保護回路とを有し、前記上面に前記半導体チップが積層されたインターポーザとを備えた電子部品実装構造体であって、
    少なくとも最上層以外の前記半導体チップは、前記静電気放電保護回路が前記入力端子に接続されている場合には、その半導体チップの上面から前記入力部まで電気的に接続する第1の導電材料が形成されており、前記静電気放電保護回路が前記出力端子に接続されている場合には、その半導体チップの上面から前記出力部まで電気的に接続する第2の導電材料が形成されており、
    前記静電気放電保護回路が前記入力端子に接続されている場合には、前記各半導体チップの前記入力部は、前記各半導体チップに形成された前記第1の導電材料によって互いに電気的に接続されるとともに、前記入力端子に接続されており、
    前記静電気放電保護回路が前記出力端子に接続されている場合には、前記各半導体チップの前記出力部は、前記各半導体チップに形成された前記第2の導電材料によって互いに電気的に接続されるとともに、前記出力端子に接続されている、電子部品実装構造体。
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