JP2010205958A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】多層マスクエッチングを用いたホール加工において、開口径及び深さの均一なホールを絶縁膜内に形成する。
【解決手段】窒化膜1上に、層間絶縁膜2とレジスト膜3とハードマスク膜4とを順に積層させた多層マスクを形成する工程と、層間絶縁膜2を露出させる開口を多層マスクに形成する工程と、フルオロカーボンを含むガスFRをエッチングガスとしてエッチングを行うことにより、開口内の層間絶縁膜2を除去しつつ、開口の周囲のハードマスク膜4を除去する工程(図3(b))と、開口の周囲にレジスト膜3が露出する前に、ガスFRをガスFRよりもC/F(炭素原子数とフッ素原子数との比率)が高いフルオロカーボンを含むガスFPに切り替えてエッチングを行うことにより、開口から窒化膜1が底面をなすコンタクトホールを形成する工程(図3(c))と、を含む。
【選択図】図3
【解決手段】窒化膜1上に、層間絶縁膜2とレジスト膜3とハードマスク膜4とを順に積層させた多層マスクを形成する工程と、層間絶縁膜2を露出させる開口を多層マスクに形成する工程と、フルオロカーボンを含むガスFRをエッチングガスとしてエッチングを行うことにより、開口内の層間絶縁膜2を除去しつつ、開口の周囲のハードマスク膜4を除去する工程(図3(b))と、開口の周囲にレジスト膜3が露出する前に、ガスFRをガスFRよりもC/F(炭素原子数とフッ素原子数との比率)が高いフルオロカーボンを含むガスFPに切り替えてエッチングを行うことにより、開口から窒化膜1が底面をなすコンタクトホールを形成する工程(図3(c))と、を含む。
【選択図】図3
Description
本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
コンタクトホールは、半導体素子と配線との接続や配線間の接続に用いられている。このコンタクトホールの微細化が進むにつれ、露光時に求められるレジスト性能とエッチング時のマスクとして求められるレジスト性能とを一つの膜で両立させることが困難になってきている。そこで、ハードマスクやレジストからなる多層マスクを用いた多層マスクエッチングが、用いられている。多層マスクエッチングによれば、露光時のパターン形成に必要となるレジストとエッチングでのパターン形成に必要となるマスクの機能とを分離してコンタクトやビアを形成することができる。多層マスクエッチングは、特に開口径0.1μm以下のホールの形成する場合において、重要な手段となっている。
非特許文献1には、いわゆる3層レジスト・プロセスが記載されている。これは、基板の表面段差を平坦化する厚い下層レジスト層、この下層レジスト層をエッチングする際のマスクを構成するための無機材料からなる薄い中間レジスト層、およびフォトリソグラフィと現像処理によりパターニングされる薄い上層レジスト層の3種類の層を使用するものである。
しかし、3層レジスト・プロセスにより形成されたエッチングマスクを用いてホール加工を行おうとすると、ウェハ面内におけるレジスト選択比がばらつき、結果的に寸法変換差の面内ばらつきが生じることが問題となる。そこで、特許文献1では、3層レジスト・プロセスで形成されるマスクを介してSiO2層間絶縁膜をドライエッチングする際、該マスク表面のSOG(Spin on Glass)中間層パターンが除去されるまではエッチング反応系のC/F比を相対的に大きく維持し、SOG中間層パターンの消失後はC/F比を低下させる技術が提案されている。これにより、ウェハ面内における寸法変換差のばらつきを効果的に抑制し、3層レジスト・プロセスによるコンタクトホール加工を真に実用的なプロセスとすることが記載されている。
J.Vac.Sci.Tech,vol.16,No.6,(1979),p.1620−1624
しかしながら、上記特許文献1記載の技術は、以下の点で改善の余地を有していた。すなわち、ハードマスク膜とレジスト膜と絶縁膜とからなる多層マスクにホール加工を行う際、ウェハ全面に露出したハードマスク膜がエッチングされることで、エッチャントが大量に消費されてしまう。そのため、C4F6などのC/F比(炭素原子数とフッ素原子数との比率)の高いデポジションリッチなフルオロカーボンガスでエッチングを行うと、ホール底面へのエッチャント供給が不足し、ホール内の絶縁膜のエッチング速度が極端に低下する。また、ハードマスク・パターンのエッチャント消費量がパターン疎密に依存することで、ホール内の絶縁膜に対するエッチング速度もパターン疎密に依存して変化し、疎パターン領域ほどエッチング速度が大きく減少する。その結果、ハードマスク・パターンが消失するまでの間に、ホール内で除去された絶縁膜の厚みに大きな差が生じてしまい、得られるホールの深さが不均一となる。
本発明によれば、
窒化膜上に、絶縁膜とレジスト膜とハードマスク膜とを順に積層させた多層マスクを形成する工程と、
前記絶縁膜を露出させる開口を前記多層マスクに形成する工程と、
フルオロカーボンを含む第一のガスをエッチングガスとしてエッチングを行うことにより、前記開口内の前記絶縁膜を除去しつつ、前記開口の周囲の前記ハードマスク膜を除去する工程と、
前記開口の周囲に前記レジスト膜が露出する前に、前記第一のガスを前記第一のガスよりもC/F(炭素原子数とフッ素原子数との比率)が高いフルオロカーボンを含む第二のガスに切り替えてエッチングを行うことにより、前記開口から前記窒化膜が底面をなすホールを形成する工程と、
を含む、
半導体装置の製造方法が提供される。
窒化膜上に、絶縁膜とレジスト膜とハードマスク膜とを順に積層させた多層マスクを形成する工程と、
前記絶縁膜を露出させる開口を前記多層マスクに形成する工程と、
フルオロカーボンを含む第一のガスをエッチングガスとしてエッチングを行うことにより、前記開口内の前記絶縁膜を除去しつつ、前記開口の周囲の前記ハードマスク膜を除去する工程と、
前記開口の周囲に前記レジスト膜が露出する前に、前記第一のガスを前記第一のガスよりもC/F(炭素原子数とフッ素原子数との比率)が高いフルオロカーボンを含む第二のガスに切り替えてエッチングを行うことにより、前記開口から前記窒化膜が底面をなすホールを形成する工程と、
を含む、
半導体装置の製造方法が提供される。
この発明によれば、多層マスクに形成された開口内の絶縁膜を除去する工程において、開口の周囲にレジスト膜が露出する前に、エッチングガスを、C/F比の低いガスからC/F比の高いガスに切り替える。これにより、開口の周囲にエッチャントを大量に消費するハードマスクが存在していても、開口内にエッチャントを十分に供給することができる。したがって、開口内の絶縁膜を均一に除去することができる。一方、レジスト膜の露出後にC/F比の高いガスを用いると、エッチング速度が速すぎて開口径が拡大するという問題がある。そこで、レジスト膜の露出前にC/F比の高いガスに切り替えることで、レジスト膜で囲まれた開口を保護して、開口の拡大を防ぎつつ、開口内の絶縁膜をゆっくりエッチングする。したがって、開口径及び深さの均一なホールを絶縁膜に形成することができる。
本発明によれば、多層マスクエッチングを用いたホール加工において、開口径及び深さの均一なホールを絶縁膜内に形成することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1〜3は、本実施形態の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。この方法は、窒化膜1上に、層間絶縁膜2とレジスト膜3とハードマスク膜4とを順に積層させた多層マスクを形成する工程(図1(a))と、層間絶縁膜2を露出させる開口10を多層マスクに形成する工程(図2(a))と、フルオロカーボンを含むガスFR(第一のガス)をエッチングガスとしてエッチングを行うことにより、開口10内の層間絶縁膜2を除去しつつ、開口10の周囲のハードマスク膜4を除去する工程(図3(a))と、開口10の周囲にレジスト膜3が露出する(図2(b))前に、ガスFRをガスFRよりもC/F(炭素原子数とフッ素原子数との比率)が高いフルオロカーボンを含むガスFP(第二のガス)に切り替えてエッチングを行うことにより、開口10から窒化膜1が底面をなすコンタクトホール20を形成する工程(図3(c))と、を含む。
以下、各工程について、詳細に説明する。
まず、基板(図示しない)に、Si3H4等を用いたALD(Atomic Layer Deposition)法またはプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法等により、窒化膜1を成膜する。
ついで、SiO2を用いたプラズマCVD法等により、窒化膜1上に層間絶縁膜2を成膜する。
ついで、i線レジスト等のレジスト材を用いてレジスト膜3を層間絶縁膜2上に成膜する。
ついで、プラズマCVD法やスピンコート法等により、ハードマスク膜4をレジスト膜3上に成膜する。ハードマスク膜4として、たとえば、低温プラズマで生成するシリコン酸化膜(SiO2膜)やシリコン窒化膜(SiN膜)を用いる。
ついで、ハードマスク膜4上に反射防止膜5とフォトレジスト膜(以下、レジスト膜)6とを順に成膜し、基板上にハードマスク膜4と反射防止膜5とレジスト膜6とからなる多層マスクを作製する(図1(a))。
ついで、レジスト膜6を露光し、図1(b)に示すパターンを形成する。具体的には、図示するように、複数の開口を上記多層マスクに形成し、開口の密度が相対的に高い高密度パターン領域と開口の密度が相対的に低い低密度パターン領域とを多層マスクに設ける。このようにパターン形成しておくことで、後述のエッチング工程を経た後、コンタクトホール20の密度が相対的に高い高密度パターン領域と、コンタクトホール20の密度が相対的に低い低密度パターン領域とが、層間絶縁膜2に形成されることとなる。なお、高密度パターン領域では、各コンタクトホール20間のピッチが0.5μm以下となるように設計され、低密度パターン領域では、各コンタクトホール20間のピッチが0.5μm以上になるように設計される。
ついで、レジスト膜6をマスクとして反射防止膜5及びハードマスク膜4をそれぞれエッチングし、図1(c)で示す構造を作製する。
ついで、たとえば、O2/H2系のガスを供給して、反射防止膜5及びレジスト膜6を除去した後、ハードマスク膜4をマスクとしてレジスト膜3をエッチングする。こうすることで、層間絶縁膜2を露出させる開口10が形成される(図2(a))。開口10の開口径は、平均0.1μm以下とする。
ここで、前述のレジスト膜6の露光により、開口10の密度が相対的に高い高密度パターン領域と開口10の密度が相対的に低い低密度パターン領域とが設けられる。
ついで、O2/H2系のガスからガスFRに切り替え、開口10内の層間絶縁膜2をエッチングする(図3(a))。ここで、ガスFRとして、C/F比が0.5より小さいフルオロカーボンを用いる。たとえば、ガスFRとしてCF4ガスを用いることができる。
ついで、ハードマスク膜4が消失する直前にガスFRをガスFPに切り替える(図3(b))。ガスFPとしては、C/F比が0.5以上のフルオロカーボンを用いる。たとえば、C4F6、C5F8、C4F8等を用いる。ガスFPには、フルオロカーボンガスからの解離エッチャント量を適切な量に制御するため、酸素ガスを加えてもよい。また、アルゴンガス等の不活性ガスを用いてガスFP中のフルオロカーボンガスの濃度を制御してもよい。
ガスFPに切り替えた後、ハードマスク膜4は消失し図2(b)の状態となる。さらに層間絶縁膜2をエッチングし、窒化膜1を露出させる(図3(c))。その後、レジスト膜3をアッシングすることで、層間絶縁膜2内に図2(c)で示すようにコンタクトホール20が作製される。このコンタクトホール20の開口径は、開口10の開口径とほぼ同一であり、コンタクトホール20の開口径の平均値は、図2(a)における開口10の開口径の平均値の±10%以下である。
また、前述のレジスト膜6の露光により、層間絶縁膜2には、コンタクトホール20の密度が相対的に高い高密度パターン領域とコンタクトホール20の密度が相対的に低い低密度パターン領域とが設けられるが、高密度パターン領域のコンタクトホール20の深さと低密度パターン領域のコンタクトホール20の深さとの差は40nm以下とすることができる。
ついで、作製したコンタクトホール20に金属膜を形成し、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法により層間絶縁膜2上の金属膜を除去することで、コンタクトホール20に配線を埋め込む。その後、配線と半導体素子とをコンタクトさせ、通常の工程を経て半導体装置を完成させる。
つづいて、本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態の方法によれば、多層マスクに形成された開口10内の層間絶縁膜2を除去する工程(図3(a))において、開口10の周囲にレジスト膜3が露出する前に、エッチングガスを、C/F比の低いガスFRからC/F比の高いガスFPに切り替える(図3(b))。これにより、開口10の周囲にエッチャントを大量に消費するハードマスク膜4が存在していても、開口10内にエッチャントを十分に供給することできる。したがって、開口10内の層間絶縁膜2を均一に除去することができる。一方、レジスト膜3の露出後にC/F比の低いガスFRを用いると、エッチング速度が速すぎて開口径が拡大するという問題がある。そこで、レジスト膜3の露出前にC/F比の高いガスFPに切り替えることで(図3(b))、レジスト膜3で囲まれた開口10を保護して、開口10の拡大を防ぎつつ、開口10内の層間絶縁膜2をゆっくりエッチングする。したがって、開口径及び深さの均一なコンタクトホール20を層間絶縁膜2に形成することができる。
本実施形態の作用効果について、より具体的に説明する。ハードマスク膜4及びレジスト膜3を用いた層間絶縁膜2のエッチングにおいては、ハードマスク膜4が上層に残った状態でエッチングが進む(図2(a))。この時、ウェハ全面に露出したハードマスク膜4がエッチングされることで、エッチャントが大量に消費されてしまう。そのため、C4F6などのデポジションリッチなガス系でイオンアシスト手法を用いたエッチング条件の場合、開口10の底面へのエッチャント供給が不足し、開口10内の層間絶縁膜2のエッチング速度が極端に落ち込む。この傾向は開口10の開口径が0.1μmより小さくなるにつれ顕著になる。
また、ハードマスク膜4表面でのエッチャント消費量がパターン疎密に依存することで、開口10内の層間絶縁膜2に対するエッチング速度もホール密度に依存して変化し、低密度パターン領域ほどエッチング速度が大きく減少する。その結果、ハードマスク膜4が消失するまでの間に、開口10内の層間絶縁膜2のエッチング量に大きな差が生じる。
図5にその具体例を示す。図5は、図2(a)で示す構造にC4F6を供給し、開口10内の層間絶縁膜2のエッチング量の時間推移を示したものである。図5では、開口10の密度が相対的に高い高密度パターン領域(DENSE‐CT)と開口10の密度が相対的に低い低密度パターン領域(ISO−CT)とを比較して示す。図示するように、ハードマスク膜4の消失直前(図3(b))に、高密度パターン領域と低密度パターン領域との間で多層絶縁膜2のエッチング量に70nm程度の差が生じる。ハードマスク膜4の消失後は、開口10の密度差に関係なくエッチングが進む。
すなわち、開口10の周囲に存在するハードマスク膜4の面積が大きいほど、エッチャントがハードマスク膜4に吸着し、開口10内部に供給されにくくなる。したがって、低密度パターン領域では、高密度パターン領域と比較して、開口10内のエッチング量が小さくなってしまう。
そこで、本実施形態では、ハードマスク膜4の存在時には、エッチャントの大量供給が容易にできるC/F比の低いガスFRを用いる。こうすることで、低密度パターン領域の開口10の底面にもエッチャントを十分に供給することができる。したがって、層間絶縁膜2に形成されるコンタクトホール20の密度差によるエッチング量のばらつきを大幅に縮小できる。
一方、ハードマスク膜4消失後もC/F比の低いガスFRを用いると、エッチャントの供給過剰により、開口10の内部及び周囲におけるエッチング速度が大きくなりすぎてしまう。このため、レジスト膜3が後退しまい、開口10が拡大してしまう。そこで、ハードマスク膜4の消失直前にエッチングガスをデポジションリッチとなるC/F比の高いガスFPに切り替える。こうすることで、開口径が均一なコンタクトホール20を作製することができる。
以上のように、本実施形態の方法によれば、多層マスクを用いて密度の不均一なコンタクトホール20を層間絶縁膜2に作製する場合に、開口及び深さにおいて均一なコンタクトホール20を作製することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
図2(a)で示す構成を用いた。ハードマスク膜4が消失する直前まで、すなわち図3の(a)から(b)までの間は、CF4ガスを用いてエッチングを行った。エッチング条件は、平行平板型エッチング装置を用い、上電極を1000W、ウェハ側の下電極を600W、圧力は100mT、CF4流量を200sccmとした。ハードマスク膜4が消失する直前にエッチング条件を切り替え、図3の(b)から(c)までの間、上電極に1500W、ウェハ側の下電極に3000W、圧力は30mT、C4F6流量を25sccm、O2流量を20sccm、希釈ガスとしてAr流量を1000sccmとした。
図4にその結果を示す。図4は、開口10内の層間絶縁膜2のエッチング量の時間推移を示したものである。図4では、開口10の密度が相対的に高い高密度パターン領域(DENSE‐CT)と開口10の密度が相対的に低い低密度パターン領域(ISO−CT)とを比較して示す。高密度パターン領域における開口10のピッチは、0.1〜0.3μmであり、低密度パターン領域における開口10のピッチは、1〜10μmであった。図示するように、ハードマスク膜4が存在する間に生じる掘れ量疎密差は30nm程度であった。得られたコンタクトホール20の開口径は、高密度パターン領域及び低密度パターン領域のいずれも、同じ大きさであった。
1 窒化膜
2 層間絶縁膜
3 レジスト膜
4 ハードマスク膜
5 反射防止膜
6 レジスト膜
10 開口
20 コンタクトホール
FP ガス
FR ガス
2 層間絶縁膜
3 レジスト膜
4 ハードマスク膜
5 反射防止膜
6 レジスト膜
10 開口
20 コンタクトホール
FP ガス
FR ガス
Claims (6)
- 窒化膜上に、絶縁膜とレジスト膜とハードマスク膜とを順に積層させた多層マスクを形成する工程と、
前記絶縁膜を露出させる開口を前記多層マスクに形成する工程と、
フルオロカーボンを含む第一のガスをエッチングガスとしてエッチングを行うことにより、前記開口内の前記絶縁膜を除去しつつ、前記開口の周囲の前記ハードマスク膜を除去する工程と、
前記開口の周囲に前記レジスト膜が露出する前に、前記第一のガスを前記第一のガスよりもC/F(炭素原子数とフッ素原子数との比率)が高いフルオロカーボンを含む第二のガスに切り替えてエッチングを行うことにより、前記開口から前記窒化膜が底面をなすホールを形成する工程と、
を含む、半導体装置の製造方法。 - 前記第二のガスのC/Fは、0.5以上である、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第一のガスがCF4である、請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記ホールの開口径が0.1μm以下である、請求項1乃至3いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記開口を形成する前記工程において、複数の前記開口を前記多層マスクに形成し、前記開口の密度が相対的に高い高密度パターン領域と前記開口の密度が相対的に低い低密度パターン領域とを前記多層マスクに設け、
前記ホールを形成する前記工程において、前記高密度パターン領域の前記開口から形成された前記ホールの深さと、前記低密度パターン領域の前記開口から形成された前記ホールの深さとの差が40nm以下となるように前記ホールを形成する、請求項1乃至4いずれかに記載の半導体装置の製造方法。 - 前記ハードマスク膜がシリコン酸化膜である、請求項1乃至5いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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JP2009050204A JP2010205958A (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | 半導体装置の製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101152400B1 (ko) * | 2010-12-07 | 2012-06-07 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 반도체 장치 제조방법 |
-
2009
- 2009-03-04 JP JP2009050204A patent/JP2010205958A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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