JP2010195448A - カップ型容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開封口の確認が不要であり、かつ、比較的小さな力で開封できるカップ型容器を提案する。
【解決手段】カップ型容器を、上方に向けて開放された口部を有するカップ型断面形状をなす容器本体1と、この容器本体1の口部の外周縁に一体連結するフランジ部1cとを備えたもので構成する。そして、フランジ部1cにフィルム2を融着して容器本体1の口部を密閉するとともに、フランジ部1cに、少なくともフィルム2の一部分が融着され、該フランジ部1cからの切り離しを可能に連結する切り離し舌片3を設ける。切り離し舌片3としては、ヒンジhを起点に引き起こすとともに引張力を付与してフランジ部1cからの切り離しを行うとともにフィルム2を全域について引き剥がすプルリング5を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、カップ型容器に関するものであり、該容器の容易な開封を実現しようとするものである。
プリンやゼリー、アイスクリーム等の水菓子類やコーヒーや牛乳等の飲料を入れるのに用いられるカップ型の容器は、口部にアルミ製あるいは樹脂製のシートを貼り付けることによって密封するようになっている。
ところで、かかるシートには、容器の開封を容易ならしめるために、摘み片が設けられているものの、そのサイズが小さいために力を入れにくく、容器の開封がしにくいという不具合があった。
上記のような不具合の解消を図った先行技術としては、容器の口部を取り囲むリングを配置し、シートの一部分を該リングに融着一体化し、その部位の反対側からリングを切断、それを把手として機能させることでシートを引き剥がすようにしたリング付きの容器が知られている(特許文献1参照)。しかしながら、従来のリング付き容器は、該リングと密封用のシートがどの部位で一体化しているか目視でもって判別しにくく(どの部位から開封してよいかわかり難い)、その改善が求められていた。
実公平3−3503号公報
本発明の課題は、従来のカップ型容器において生じていた不具合を解消するとともに、比較的小さな力を付与するのみで簡単に開封ができるカップ型容器を提案するところにある。
本発明は、上方に向けて開放された口部を有するカップ型断面形状をなす容器本体と、この容器本体の口部の外周縁に一体連結するフランジ部とを備え、該フランジ部にフィルムを融着して容器本体の口部を密閉するカップ型容器であって、
前記フランジ部に、少なくともフィルムの一部分が融着され、該フランジ部からの切り離しを可能に連結する切り離し舌片を設け、
該切り離し舌片に、ヒンジを起点に引き起こすとともに引張力を付与してフランジ部からの切り離しを行うとともにフィルムを引き剥がすプルリングを配設してなることを特徴とするカップ型容器である。
上記の構成になるカップ型容器におけるフランジ部としては、その一部分に切欠凹部を有するものを適用し、前記切り離し舌片としては、該切欠凹部に破断可能なもぎりリブを介して嵌り込んだものを適用するのが望ましく、プルリングと切り離し舌片とは、開孔の嵌入によってその抜け出しを不能とする楔状の突起にて相互連結するのがとくに好ましい。
切り離し舌片に密封用のシートの一部を熱融着、あるいは接着剤等で貼着しておき、この部位に設けたプルリングを引っ張ることによって開封するようにしたため、どの部位を把持して開封すればよいか明確であり、しかも、比較的小さな力でもって簡単に開封することができる。
本発明にしたがうカップ型容器の実施の形態を側面ついて模式的に示した図である。 図1の平面を示した図である。 プルリングの取り付け状態を断面(図2のA−A断面)で示した図である。 プルリングを引き起こした状態を示した図である。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明にしたがうカップ型容器の実施の形態を側面について模式的に示した図(右側半分を断面で表示している)であり、図2は図1の平面を示した図である。
図における1は容器本体である。この容器本体1は、底部を形成する壁部1aと、この壁部1aの縁部に一体連結してその内側に内容物の収納空間Mを形成する周壁1bと、この周壁1bの上端部に一体連結するフランジ部1cから構成されており、該フランジ部1cの内側において容器の口部を形成している。ここに、容器本体1は、円形状や角形状等のカップ型が好ましく、とくに容器形体については限定されない。
2は、容器本体1のフランジ部1cと少なくとも切り離し舌片の一部分に熱融着あるいは貼着されて容器の口部を密閉するフィルムである。このフィルム2としては樹脂やアルミ製のシートが適用される。3はフランジ部1cの切欠凹部1c(図2参照)に設けられた切り離し舌片である。この切り離し舌片3は複数箇所のもぎりリブ4によって切欠凹部1cに破断可能に一体連結しており、フィルム2の一部分(凸状部2a)は、その上面部に張り付いた状態(融着や接着剤による貼着等)になっている。
上記のフィルム2は、容器本体1の口部を閉塞し、かつ、少なくとも切り離し舌片3の一部分を覆っていればよいので、フランジ部1cの全域または切り離し舌片3の全域を熱融着あるいは貼着してもよい。フランジ部1cと切り離し舌片3の全域にフィルムを形成した場合には、フィルム2の熱融着、貼着に際して位置合わせが簡単になる利点がある。
5はフィルム2を容器本体1の口部に融着あるいは貼着したのちにセットされるプルリングである。このプルリング5は、手指を掛ける把手部5aと、この把手部5aにヒンジhを介してつながる基部5bからなっており、基部5bには、図3に示す如く、切り離し舌片3に設けられた開孔3aに抜け出し不能に嵌入してプルリング5を切り離し舌片3に連結する楔状の突起5cが設けられている。
上記の構成になる容器においては、把手部5aに指を掛け、図4に示すように、ヒンジhを起点に把手部5aを引き起こす(手前側に折り曲げる)とともに、該把手部5aに引張力を付与することで切り離し舌片3がフランジ部1cから離脱しフランジ部1cからフィルム2が引き剥がされることになる。
本発明にしたがうカップ型容器は、基本的には合成樹脂によって成形(射出成形等)されるものであり、プルリング5の取り付けは、切り離し舌片3に形成した開孔3aに楔状の突起5cを押し込むだけですむので、容器の効率的な製造が可能となる。
切り離し舌片3をフランジ部1cの切欠凹部1cにつなぎ止めておくもぎりリブ4は、図4の如く、該切り離し舌片3の幅方向端部の両側に設けておくのが最もよい(もぎりリブ4を起点に切り離し舌片3を回動させやすくなる)が、切欠凹部1cの切り込み端に設けることも可能であり、この点については限定されない。
どこの部位から開封を開始してよいか一目でわかる易開封性のカップ型容器が提供できる。
1 容器本体
1a 壁部
1b 周壁
1c フランジ部
2 フィルム
2a 凸状部
3 切り離し舌片
3a 開孔
4 もぎりリブ
5 プルリング
5a 把持部
5b 基部
M 収納空間

Claims (3)

  1. 上方に向けて開放された口部を有するカップ型断面形状をなす容器本体と、この容器本体の口部の外周縁に一体連結するフランジ部とを備え、該フランジ部にフィルムを融着して容器本体の口部を密閉するカップ型容器であって、
    前記フランジ部に、少なくともフィルムの一部分が融着され、該フランジ部からの切り離しを可能に連結する切り離し舌片を設け、
    該切り離し舌片に、ヒンジを起点に引き起こすとともに引張力を付与してフランジ部からの切り離しを行うとともにフィルムを引き剥がすプルリングを配設してなることを特徴とするカップ型容器。
  2. 前記フランジ部は、その一部分に切欠凹部を有し、前記切り離し舌片は、該切欠凹部に破断可能に嵌り込んだものである、請求項1記載のカップ型容器。
  3. 前記プルリングと切り離し舌片とは、開孔の嵌入によってその抜け出しを不能とする楔状の突起にて相互連結されたものである、請求項1又は2記載のカップ型容器。
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