JP2010193656A - 架線金具取替装置 - Google Patents

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将裕 望月
Kunihiko Inagaki
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Abstract

【課題】容易かつ安全に架空地線を支持する架線金具を交換可能な架線金具取替装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、塔頂で架空地線を支持する架線金具100を取り替えるための架線金具取替装置1であって、水平方向に延設する第1延設部20,30と、第1延設部20,30の端部から下方側に延設されると共に、端部に架空地線を支持可能なフック部22,32を有する第2延設部21,31と、を有する一対の架空地線支持アーム2,3と、一対の架空地線支持アーム2,3を固定させる固定部5と、固定部5を昇降させる伸縮部6と、伸縮部6を所定の場所に固定させるベース部7と、を有するジャッキ部4と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、架線金具取替装置に関し、特に、架空地線を支持した状態の架線金具を取り替えるための架線金具取替装置に関する。
一般に、電柱や鉄塔に架設される活線の上方には、架空地線が架線されている。架空地線は、活線を雷等から保護するために設けられるものであり、通常、電柱や鉄塔に取り付けられた腕金等に架線金具によって支持される。
ところで、架空地線を支持する架線金具は、架空地線が風や着雪等の外力により揺動するために、架線金具を支持する支持部分が局部的に摩耗する。そして、摩耗の進行に伴い支持部分の強度が低下し、支持部分から架線金具が破断した場合には、架空地線の下方に架設されている活線に架空地線が接触するおそれがある。そのため、従来より、架線金具は、架空地線と同様に定期的な保守点検が行われており、摩耗や錆、使用条件等を考慮した交換が行われていた。
架線金具の交換作業としては、従来、交換する架線金具の両端から2〜3mの位置それぞれの架空地線に、架空地線を把持する把持工具を取り付け、腕金の先からレバーブロックで把持工具ごと架空地線を持ち上げて保持し、この状態で架線金具を交換する方法がとられてきた(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3088363号公報
しかしながら、特許文献1に記載の取替工具を用いた従来の架線金具の交換作業は、取替工具として把持工具それぞれを引き上げる2セットのレバーブロックが必要であった。また、レバーブロックも架空地線の張力に対応した引張力を有する大型のものが必要であった。そのため、特許文献1に記載の取替工具を用いた従来の架線金具の交換作業は、2セットの大型のレバーブロックを取り扱う体力と、高所で大型のレバーブロックを取り扱う技術力を必要としていた。
また、2セットの大型のレバーブロックを用いた従来の架線金具の交換作業は、例えば、鉄塔が風等により揺動するため足場の安定しない作業になることから、作業時間も長くなり、作業性の悪いものであった。
本発明は、容易かつ安全に架線金具を交換可能な架線金具取替装置を提供することを目的とする。
本発明は、塔頂で架空地線を支持する架線金具を取り替えるための架線金具取替装置であって、それぞれが水平方向に延設する第1延設部と前記第1延設部の端部から下方側に延設されると共に、端部に前記架空地線を支持可能なフック部を有する第2延設部とを有する一対の架空地線支持アームと、前記一対の架空地線支持アームを固定させる固定部と、前記固定部を昇降させる伸縮部と、前記伸縮部を所定の場所に固定させるベース部と、を有するジャッキ部と、を備えることを特徴とする。
また、前記固定部には、前記架空地線が架設される架設方向と略平行に延びる複数の長孔部が設けられており、前記一対の架空地線支持アームそれぞれは、前記長孔部を介して前記固定部に固定されることが好ましい。
また、前記第1延設部は、伸縮可能に形成されることが好ましい。
また、前記第2延設部は、伸縮可能に形成されることが好ましい。
また、前記一対の架空地線支持アームそれぞれの前記フック部は、前記架空地線を支持できるように前記架線金具の両側に配置されることが好ましい。
本発明によれば、容易かつ安全に架空地線を支持する架線金具を交換可能な架線金具取替装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る架線金具取替装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る架線金具取替装置を示す側面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る架線金具取替装置を構成する架空地線操作棒を示す正面図であり、(b)は、架空地線操作棒の平面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る架線金具取替装置を構成するジャッキ部を示す正面図であり、(b)は、ジャッキ部の平面図である。 本発明の実施形態に係る架線金具取替装置の使用状態を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る架線金具取替装置の使用状態を示す側面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係る架線金具取替装置1は、鉄塔(図示せず)の頂部で架空地線W(図2参照)を支持する架線金具100を交換するために用いられる。架線金具100の交換は、架線金具100に支持された状態の架空地線Wを持ち上げ、一時的に架線金具取替装置1に架空地線Wを支持させることにより行われる。架線金具取替装置1により架空地線Wが支持された架線金具100は、架空地線Wの支持状態から開放され、交換が可能になる。
まず、本実施形態に係る架線金具取替装置1の構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る架線金具取替装置を示す外観斜視図である。図2は、本実施形態に係る架線金具取替装置を示す側面図である。
図1に示すように、架線金具取替装置1は、一対の架空地線支持アームとしての第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3と、ジャッキ部4と、を備えて構成されている。また、図2に示すように、架線金具取替装置1は、架線金具100が取り付けられた腕金Uにジャッキ部4を固定し、架空地線Wを係合させた第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3をジャッキ部4で持ち上げることにより、架線金具100に支持された架空地線Wを支持可能に構成されている。
図3(a)は、本実施形態に係る架線金具取替装置を構成する架空地線操作棒の正面図を示し、図3(b)は、前記架空地線操作棒の平面図を示す。
なお、本実施形態においては、第2架空地線支持棒3は、第1架空地線支持棒2と同様の構成であるため、第1架空地線支持棒2のみを説明し、第2架空地線支持棒3の説明は省略する。また、図面に付する符号も第1架空地線支持棒2は20番台を使用するのに対して、第2架空地線支持棒3は30番台を使用するものとする。
図3(a)及び図3(b)に示すように、第1架空地線支持棒2は、棒状に形成されており、水平方向に延びる第1延設部20と、第1延設部20と略直交する方向に延びる第2延設部21と、を備えて構成されている。つまり、第1架空地線支持棒2は、棒状部材を略直角に屈曲させた形状を有している。
第1延設部20は、ジャッキ部4に固着可能に形成されている。具体的には、第1延設部20には、第2延設部21が連続する側と反対の端部20a側に、第1延設部20を貫通する一対の貫通孔23,24が形成されている。貫通孔23,24は、ジャッキ部4を構成する後述の固定部5に第1延設部20を固定させるための固定ボルト51,52が貫通可能に形成されている。第1延設部20は、貫通孔23,24に固定ボルト51,52を貫通させ、固定部5に固定ボルト51,52を締結させることにより、固定部5に固着される。
第2延設部21は、第1延設部20と連続しており、第1延設部20と略直交する方向に延設するように形成されている。また、第2延設部21の端部には、フック部22が形成されている。フック部22は、第2延設部21の端部を略U字状に屈曲させることにより形成される。また、図3(b)に示すように、フック部22は、第1延設部20の延設方向に対して所定の角度αを有するように形成されている。
図4(a)は、本発明の実施形態に係る架線金具取替装置を構成するジャッキ部の正面図を示し、図4(b)は、前記ジャッキ部の平面図を示す。
図4(a)及び図4(b)に示すように、ジャッキ部4は、固定部5と、伸縮部6と、ベース部7とを備えて構成されている。
固定部5は、縦長の矩形板状に形成されており、長孔部としての4つのボルト孔55,56,57,58が形成されている。ボルト孔55,56,57,58は、固定部5の角部にそれぞれ設けられており、固定部5の長手方向に延びるように縦長状に形成されている。また、ボルト孔55,56,57,58は、第1延設部20を固定部5に固着させるための固定ボルト51,52,53,54を装着可能に形成されている。
伸縮部6は、伸縮可能な伸縮部本体60と、伸縮部本体60を収容する収容部61と、伸縮部本体60を伸縮させるための操作棒62と、を有して構成されている。
伸縮部本体60は、一方側が固定部5と連結されており、他方側がベース部7に接合されている。伸縮部本体60は、固定部5を上下方向(図4(a)に示すZ方向)に昇降させるように伸縮可能に構成されている。具体的には、伸縮部本体60は、油圧により伸縮可能に構成されており、操作棒62を操作することにより伸縮するように構成されている。
収容部61は、筒状に形成されており、伸縮部本体60を収容する。収容部は、上方側が開口しており、上方側から伸縮する伸縮部本体60が露出するように形成されている。一方、収容部61の下方側はベース部7に接合されている。また、収容部61には、下部側に操作棒62を装着させるための装着口61aが形成されている。装着口61aは、収容部61の内部と連通しており、装着口61aを介して装着された操作棒62が操作可能に形成されている。
操作棒62は、伸縮部本体60を伸縮させるために用いられる。操作棒62は、装着口61aを介して伸縮部本体60に装着可能に形成されており、装着口61aから装着された操作棒62を上下方向(図4(a)に示すZ方向)に動かすことにより、伸縮部本体60が伸縮するように構成されている。
ベース部7は、縦長の矩形板状に形成されており、4つのボルト孔75,76,77,78が形成されている。ボルト孔75,76,77,78は、ベース部7の角部にそれぞれ設けられており、ベース部7の長手方向に延びるように縦長状に形成されている。また、ボルト孔75,76,77,78は、ベース部7を腕金Uに固定させるためのU字ボルト71,72,73,74を装着可能に形成されている。
次に、本実施形態に係る架線金具取替装置1の使用方法について説明する。
図5は、本実施形態に係る架線金具取替装置の使用状態を示す平面図である。図6は、本実施形態に係る架線金具取替装置の使用状態を示す側面図である。
図5及び図6に示すように、作業者は、まず、架線金具100が取り付けられている腕金Uに架線金具取替装置1のベース部7を仮止めする。具体的には、U字ボルト71,72,73,74の取り外されたベース部7を腕金Uの上に載置し、腕金Uを取り込むようにしてU字ボルト71,72,73,74を配置させる。U字ボルト71,72,73,74は、腕金U側からベース部7のボルト孔75,76,77,78を貫通するように配置させる。U字ボルト71,72,73,74を上述のように配置させると、作業者は、ナットでU字ボルト71,72,73,74を締結し、ベース部7の仮止めを行う。
ベース部7の仮止めが完了すると、作業者は、第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3を架空地線Wに係合させる。具体的には、架線金具100の両端それぞれに、第1架空地線支持棒2のフック部22と、第2架空地線支持棒3のフック部32とを配置させ、架線金具100の両端において架空地線Wとフック部22,32とを係合させる。
架空地線Wとフック部22,32とを係合させると、作業者は、第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3を固定部5に固定させる。第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3の固定部5への固定は、固定ボルト51,52,53,54を締結させることにより行われる。
なお、固定部5に設けられ、固定ボルト51,52,53,54が締結されるボルト孔55,56,57,58は、架空地線Wの架設方向と略平行な縦長状に形成されている。そのため、例えば、架線金具100の両端で架空地線Wと第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3とを係合させる場合においても、架線金具100の両端における幅を調節しながら、第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3を固定部に固定させることが可能になる。
第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3を固定部5に固定させると、作業者は、仮止めされたベース部7を腕金Uに固定させる。ベース部7を腕金Uに固定すると、作業者は、操作棒62を装着口61aから伸縮部本体60に挿着させ、伸縮部本体60を延伸させる。伸縮部本体60が延伸すると、伸縮部本体60の端部に連結された固定部5が上方に持ち上げられる。固定部5が上方に持ち上げられると、固定部5に固定された第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3が固定部5と同様に上方に持ち上げられる。第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3が上方に持ち上げられると、第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3と係合する架空地線Wも上方に持ち上げられる。伸縮部本体60により、所定量上方に持ち上げられた架空地線Wは、第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3に支持された状態になる。つまり、架空地線Wは、第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3に荷重がかかり、架線金具100における重力方向への支持状態から開放された状態になる。
架空地線Wが第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3により支持されると、架線金具100は取り外しが可能になる。そこで、作業者は、架線金具100を取り外し、新しい架線金具100を取り付ける。つまり、作業者は架線金具100の交換を行う。架線金具100が交換されると、次いで、作業者は、操作棒62を操作して延伸した伸縮部本体60を縮ませる。作業者により伸縮部本体60が縮まされると、固定部5及び固定部5に固定された第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3が下降する。第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3が下降すると、架空地線Wの重力方向における荷重は架線金具100に係り、架空地線Wは架線金具100に支持される状態になる。架空地線Wが架線金具に支持されると、作業者により上述と逆の作業が行われ、架線金具取替装置1を腕金Uから取り外し作業が終了する。
前述した構成を有する本実施形態に係る架線金具取替装置1によれば、以下に示す効果が奏される。
例えば、本実施形態に係る架線金具取替装置1は、架空地線Wを支持可能な第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3と、架空地線Wを支持した状態の第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3を昇降させることが可能なジャッキ部4と、を備えて構成されている。そのため、架線金具取替装置1によれば、複数の工具等を準備することなく架線金具100の交換作業を行うことが可能になる。これにより、架線金具取替装置1は、例えば、容易に架線金具100の交換作業を行うことが可能になる。
また、架線金具取替装置1は、ジャッキ部4を用いて架空地線Wを持ち上げる。そのため、架線金具取替装置1によれば、例えば、レバーブロック等の大型の工具を使用することなく架空地線Wを持ち上げることが可能になる。これにより、架線金具取替装置1は、例えば、容易かつ安全に架線金具100の交換を行うことが可能になる。
また、ジャッキ部4は、腕金Uに固定可能なベース部7を有すると共に、操作棒62を操作することにより伸縮部本体60が伸縮可能に構成されている。そのため、架線金具取替装置1によれば、体力や高い技術力を有することなく架線金具100の交換を行うことが可能になる。これにより、架線金具取替装置1は、例えば、安全かつ容易に架線金具100の交換を行うことが可能になる。
また、ジャッキ部4に第1架空地線支持棒及び第2架空地線支持棒を固着させる構成であるため、例えば、複数の工具を準備することなく架線金具100の交換を行うことが可能になる。
また、架線金具取替装置1は、固定部5に設けられ、第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3を固着させるボルト孔55,56,57,58が固定部5の長手方向に延びるように縦長状に形成されている。つまり、ボルト孔55,56,57,58は、架空地線Wが架設される方向に延びるように形成されている。そのため、架線金具取替装置1は、第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3を架空地線Wの架設方向に移動させることが可能になる。これにより、架線金具取替装置1は、例えば、架線金具100の大きさに関わらず使用することが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲はこれらに限定されるものではない。
例えば、本実施形態においては、第1延設部20,30は、所定の長さに形成されたものを用いて説明したが、本発明においてはこれに限定されない。例えば、第1延設部20,30は、伸縮可能に形成されるものであってもよい。第1延設部20,30を伸縮可能に形成することにより、例えば、ジャッキ部4を取り付けた位置から水平方向に離れた場所や近い位置に架線金具100が架設されている場合においても、第1延設部20,30を伸縮させることにより、第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3を交換することなく第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3で架空地線Wを支持させることが可能になる。つまり、ジャッキ部4を取り付ける位置に関わらず、架空地線Wを支持して架線金具100を容易に交換することが可能になる。
また、例えば、本実施形態においては、第2延設部21,31は、所定の長さに形成されたものを用いて説明したが、本発明においてはこれに限定されない。例えば、第2延設部21,31は、伸縮可能に形成されたものであってもよい。第2延設部21,31を伸縮可能に形成することにより、例えば、腕金Uから吊り下げられるように取り付けられた架線金具や腕金から離れた位置又は近い位置に架空地線が架設されている場合においても、第2延設部21,31を伸縮させることにより、第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3を交換することなく第1架空地線支持棒2及び第2架空地線支持棒3で架空地線Wを支持させることが可能になる。つまり、ジャッキ部4を取り付ける位置に関わらず、架空地線Wを支持して架線金具100を容易に交換することが可能になる。
また、本実施形態においては、第2延設部21,31は、第1延設部20の延設方向に対して所定の角度αを有する方向にフック部22,32が設けられるように形成したが、本発明においてはこれに限定されない。例えば、フック部22,32は、第2延設部21,31に対して回転可能に形成されるものであってもよい。つまり、フック部22,32が設けられる所定の角度αは、可変可能であってもよい。フック部22,32が設けられる所定の角度αを調整可能に形成することにより、例えば、架空地線Wが架設される架設方向とフック部22,23とを直交させることが容易となる。これにより、フック部22,32と架空地線Wとの接触面積が大きくなり、例えば、架空地線Wを確実に把持させることが可能になる。
また、本実施形態においては、第1延設部20,30に一対の貫通孔23,24,33,34を設ける構成としたが、本発明においてはこれに限定されない。例えば、貫通孔は、複数設けられる構成としてもよい。貫通孔を複数設ける構成とすることにより、架線金具100とジャッキ部4との距離を調整可能になり、架線金具取替装置1の取り付けが容易となる。
1 架線金具取替装置
2 第1架空地線支持棒
3 第2架空地線支持棒
4 ジャッキ部
5 固定部
6 伸縮部
7 ベース部
20 第1延設部
21 第2延設部
22 フック部
30 第1延設部
31 第2延設部
32 フック部
100 架線金具
U 腕金
W 架空地線

Claims (5)

  1. 塔頂で架空地線を支持する架線金具を取り替えるための架線金具取替装置であって、
    それぞれが水平方向に延設する第1延設部と前記第1延設部の端部から下方側に延設されると共に、端部に前記架空地線を支持可能なフック部を有する第2延設部とを有する一対の架空地線支持アームと、
    前記一対の架空地線支持アームを固定させる固定部と、前記固定部を昇降させる伸縮部と、前記伸縮部を所定の場所に固定させるベース部と、を有するジャッキ部と、を備えることを特徴とする架線金具取替装置。
  2. 前記固定部には、前記架空地線が架設される架設方向と略平行に延びる複数の長孔部が設けられており、
    前記一対の架空地線支持アームそれぞれは、前記長孔部を介して前記固定部に固定されることを特徴とする請求項1に記載の架線金具取替装置。
  3. 前記第1延設部は、伸縮可能に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の架線金具取替装置。
  4. 前記第2延設部は、伸縮可能に形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の架線金具取替装置。
  5. 前記一対の架空地線支持アームそれぞれの前記フック部は、前記架空地線を支持できるように前記架線金具の両側に配置される請求項1から4のいずれかに記載の架線金具取替装置。

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