JP2010193583A - 交流分岐架 - Google Patents

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Tamotsu Motozu
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Yukihide Yamakawa
幸秀 山川
Seiji Ueda
誠志 上田
Yoshiyuki Murai
義幸 村井
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Abstract

【課題】構成を簡潔にして、コスト削減を図ると共に、ダクトを使用し、計器用変流器の取付けを容易とし、出力配線作業の簡易化、効率向上化が図れる交流分岐架を提供する。
【解決手段】筺体内に横方向並列配置した配線用遮断器列4の出力線7をスペーサーを介して個々に包縛して、前記配線用遮断器列と平行して横方向並列配置した出力用中継端子台6へ縦方向配線をした。また、配線用遮断器列と出力中端子台の間に平行設置した計器用変流器8取付用のダクト内9を貫通する出力線に計器用変流器を取付けて該計器用変流器とその配線等を収容し、筺体下部に出力線のシールドアース線を接続する専用バー11を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、データセンター等の施設で使用するサーバーやこれに類する電源を必要とする複数の装置に交流電源を複数に分岐して供給するための交流分岐架であり、従来の交流分岐架における入力側交流電源の配線用遮断機(MCCB)から出力中継端子への配線手段等を見直して、電流低減率を低減し、それにより径の細い出力線を使用できるようにし、交流分岐架の構成を簡潔にしてその製造効率向上及びコスト削減を図るものであり、また、ユーザー等側の作業を簡単容易にしてその効率を向上するためにダクトを使用して出力電流を測定する計器用変流器(CT)の取付けが容易にでき、また、出力配線作業の簡易化、効率向上化が図れるようにしたことを特徴とする交流分岐架を提供するものである。
従来、交流分岐架101は、例えば、図5に示すように、筐体102内の上部に配線用遮断機103を横方向並列に9個、縦方向並列に4個の計36個配置し、横方向並列9個を1ブロックと考え、1ブロックの出力線107(例、14mmの電線・それに絶縁被覆してあるため、配線する実線の径は更に大になっている。)、合計18本を1束に包縛(多条密接包縛)し、
配線用遮断機103が4ブロック(4段)の場合は2ブロック(36本)宛に包縛して、その多条密接包縛出力線108(36本)を更に筐体101内の左右内側に沿って縦方向配線して、筐体101内の左右内側に沿って夫々出力中継端子105(36個)を縦方向並列に設置した出力中継端子台106の各出力中継端子105に接続するように備えたものである。
また、前記各出力中継端子105には負荷側(機器側)に接続するケーブルのシールドアース用接地線110を接続する端子を配線用遮断機103の数に見合った数設置し、その1次側を直列接続してシールドアース用接地線110に接続して設けたものである。
特願平8−065827号公報
従来の交流分岐架は、例えば上記のように、配線用遮断機9個の1ブロック毎に出力線を包縛し最大2ブロック分を1束に多条密接包縛するため、各1本の出力線に流せる電流許容値は相互干渉により低下して、単独に1本配線する場合の約60%に低下する。
よって必要値の電流を流すためには1本当たりの線径を大にしなければならず、そのため出力線のコストが高くなり、曲げ加工・接続等の作業性が悪い課題があった。
また、前記多条密接包縛した出力線の配線・敷設において、前記のように出力中継端子(台)が縦方向並列に設置されているため、例えば、単相2線式(出力線2本)の配線用遮断機の場合に上下段差がある2個の出力中継端子に接続するためには、2本の出力線の長さに寸法差(長・短)を付けて端末処理したものを準備しなければならず、また、作業時に極性を間違えると長さが違うため接続不能となって新たに配線をしなければならない課題があった。
前記はユーザー等側が出力中継端子の2次側(負荷側)を接続する場合にも該当し、負荷側装置等は一般的にケーブルを使用するため、前記出力線の接続と同様な配線加工を余儀なくされる課題があった。
また、前記ケーブルは通常シールド付きを使用するため、該シールドにアース線を取付け出力中継端子に接続しなければならず、従って配線数もシールドアース線分、例えば、配線用遮断機2グループを縦1列の出力中継端子に接続しようとすると、出力線と同数の18本のシールドアース線が必要となり、よって単相出力の場合でも全体では最大54本の出力線を包縛する必要があるため、極めて作業性が悪く非効率的であった。
また、当初から、分岐電流を測定するための計器用変流器を設置する場合は出力中継端子の1次側(入力側)に設置(固定が必要)しておけばよいが、ユーザー等側が、後から、計器用変流器を設置する場合は出力中継端子の1次側(入力側)を外したり、多条密接包縛出力線の包縛を外して個々の出力線に取付ける必要があり、よって、極めて作業性が悪い上、特に、停電を伴うため、出力中継端子に接続した負荷側装置が稼働状態の場合には非常に困難な課題があった。
請求項1の発明は、入力側交流電源を配線用遮断器を介して出力中継端子に分岐供給し、出力中継端子電源を必要とする複数の装置に交流電源を供給するように備えた交流分岐架において、
筺体内に、入力側交流電源に接続した設定数の配線用遮断器を横方向並列設置した配線用遮断器列を設定段数上下平行に配置して各配線用遮断器列の各配線用遮断器を縦方向並列設置すると共に、
前記配線用遮断器列の下方部に設定段数の配線用遮断器列の各配線用遮断器の出力線を接続するに見合った数の出力中継端子を横方向並列設置した出力中継端子台を設定段数上下平行に配置し、
配線用遮断機列の個々の配線用遮断機の出力線を縦方向配線して、出力中継端子台の個々の出力中継端子に直接的に接続するように備え、
また、個々の配線用遮断機毎にその出力線を包縛し、包縛する際に出力線間に絶縁性のスペーサーを介在するように備えたものであり、
また、筺体下部に前記出力中継端子台の個々の出力中継端子に接続したシールドアースを接続する専用の接地バーを備えたことを特徴とする、交流分岐架によって課題を解決したものである。
即ち、従来は横方向並列に9個横方向並列に設置した配線用遮断機を1ブロックとして出力線の配線を行っていたが、本発明は、出力中継端子(台)への配線を効率的かつ安全に実施するため、出力中継端子台を配線用遮断機列と平行に設置し、配線用遮断機の縦方向並列を1ブロックとして、各配線用遮断機からの配線は出力中継端子への縦方向配線して、出力中継端子に直接的に接続できる構造とすることを特徴とし、また、シールドアースを接続する専用の接地バーを筺体内下部に設置したことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、前記請求項1の発明において、筺体内の上部に、配線用遮断器を9個横方向並列設置した配線用遮断器列を上下平行に4段配置して各配線用遮断器列の各配線用遮断器を4個縦方向並列すると共に、
前記配線用遮断器列2段を組として18個の配線用遮断器の出力線36本を接続する36個の出力中継端子を横方向並列設置した出力中継端子台を2段上下平行に配置して、
1・2段目の配線用遮断器列の縦列2個の出力線4本、及び、3・4段目の配線用遮断器列の縦列2個の出力線4本を各組として縦方向配線して、1・2段目の出力線4本を2段目の出力中継端子台の4個の出力中継端子に直接的に接続し、
3・4段目の出力線4本を1段目の出力中継端子台の4個の出力中継端子に直接的に接続するように備え、
また、上記縦列2個の配線用遮断機の出力線4本は配線用遮断機毎に2本を包縛したのち、2本包縛したもの同志をスペーサーを介在して4本包縛して縦方向配線し、縦方向配線した位置で相対した4個の出力中継端子に直接的に接続するように備えたことを特徴とする、交流分岐架によって課題を解決したものである。
即ち、配線用遮断機(列)の出力線の出力中継端子(台)への収容方法を変更し、上2段分の配線用遮断機(列)の出力線は下段の出力中継端子(台)に、下2段分の配線用遮断機(列)の出力線は下段の出力中継端子(台)へ収容するように備え、
また、個々の配線用遮断機の出力線をそれぞれ包縛し、包縛したもの同志をスぺーサーを介して包縛することによって、多条密接包縛に原因する電流低減率の低下を改善できるように備えたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、前記請求項1の発明において、筺体内の上部に平行に配置した配線用遮断器列とその下方部に平行に配置した出力中継端子台の間に平行して設定段数のダクトを配置したものであり、
該ダクトは、角管状体の前面に蓋板を着脱自在に取付けると共に周面に設定間隔に孔をあけたものであり、該孔に前記配線用遮断器と出力中継端子間に接続した出力線の測定対象の出力線を貫通し、該ダクト内の該出力線に計器用変流器を着脱自在に接続して該計器用変流器をダクト内に収納設置可能とすると共に計器用変流器設置のための配線もダクト内に収容・配線可能としたことを特徴とする、交流分岐架によって課題を解決したものである。
即ち、計器用変流器をユーザー等側で後から付ける場合に取付け易くするために、配線用遮断機から出力中継端子までの間に、配線用遮断機(列)及び出力中継端子(台)と平行に設定数のダクトを設置したことを特徴とし、該ダクトは内部に計器用変流器を着脱自在に取付け収納し、計器用変流器の2次側からの電流計測線を収容する機能も併せ持つと共に、ダクトの正面側に着脱自在な蓋を取付けることによって、計器用変流器を固定する必要なく収容できることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、前記請求項1の発明において、筺体内に、上下平行に配置した4段の配線用遮断機列に、60Aフレームの単相配線用遮断機を最大横方向並列9個で縦方向並列4個の計36個を収納し、
前記配線用遮断機列の下方部に上下平行に2段の出力中継端子台を備えたことを特徴とする、交流分岐架によって課題を解決したものである。
請求項5の発明は、前記請求項1の発明において、出力中継端子台の14mmの電線を収容できる出力中継端子に、最大18個の配線用遮断機からの出力電線を収容できるように備えたことを特徴とする、交流分岐架によって課題を解決したものである。
請求項6の発明は、前記請求項1の発明の、筺体内に上下平行に2段に配置した前記出力中継端子台において、上下の出力中継端子の端子部が重なって出力線の配線接続の妨げにならないようにするため、左右に位置をずらして配置したことを特徴とする、交流分岐架によって課題を解決したものである。
即ち、出力中継端子台は2段に構成されているため、各台の端子が上下で重なって位置して、配線接続の作業がしにくいため、それぞれの端子部が重ならないように上下の出力中継端子台の位置を左右にずらした設置に備えたことを特徴とするものである。
請求項7の発明は、前記請求項1の発明において、筺体内に配置した前記出力中継端子台及び前記接地バーの各正面を、出力線及びシールドアースの配線接続を容易にするため、垂直方向に対し20〜30度傾斜して備えたことを特徴とする、交流分岐架によって課題を解決したものである。
即ち、出力中継端子台及び前記接地バーの各正面を20〜30度傾斜して備えることによって、配線接続作業を明確に目視して行うことができ、また、座ったままなど楽な姿勢で作業できるなど、作業効率向上できるように備えたことを特徴とするものである。
(1)配線用遮断機(列)と出力中継端子(台)が平行に設置されているため、両者間を同長の電線で配線接続でき、よって、同長に切断・加工した電線を準備すればよく、また、同長であるため、極相を間違えた場合でも容易に変更ができる等の極めて経済的・効率的な特徴がある。前記特徴はユーザー等側で施工する中継端子台の2次側でも同じことで、ケーブルを同一長さで切断・加工・準備することができるため極めて経済的・効率的な特徴がある。
(2)縦方向並列設置した配線用遮断機を1ブロックとし、各配線用遮断機からの出力線をそれぞれ2本ずつ包縛して、他の配線用遮断機とはスペーサーを介して包縛することにより電流低減率を、従来の多条密接包縛の場合に比し格段に改善できる優れた効果がある。
(3)即ち、前記スペーサーを介して包縛する本発明手段によって、電流低減率を従来の約60%から約85%に改善することができる。
この改善によって、例えば、同じ14mmの電線の場合、電流低減率が約85%に改善されるため、同じ容積の筺体に従来より多数の配線用遮断器、出力中継端子等の設置が可能となり、また、例えば、細い8mmの電線に変更ことができ、細い電線が使用可能なため敷設スペースを小に、加工、配線等を容易にすることができる効果がある。
(4)上下の出力中継端子の端子部が重ならないように左右に位置をずらして配置したので、明確に目視できて配線接続の作業がし易く、定位置に座ったまま作業できる等の特徴があり、また、ユーザー等側で配線実施後であっても下段の端子ボルトの着脱が容易な特徴がある。
(5)出力中継端子(台)及び接地バーが正面から見て水平平行に配置されると共に、20〜30度の角度を持って配置されているため、明確に目視して楽な姿勢で配線接続作業することができ極めて効率的である。
(6)相互に平行配置した配線用遮断機(列)と出力中継端子(台)の間に平行にダクトを設けたので、
1.内部に計器用変流器を着脱自在に取付け収納することができ、2.また、計器用変流器の2次側からの電流計測線を収容することができ、
3.蓋があるため計器用変流器の固定が不必要であり、
4.計器用変流器による出力電圧測定を負荷側(装置等側)に電力を供給中であっても、出力中継端子の取外し(停電する)等の作業がなく安全かつ容易にでき、特に、端子の取外し時に停電を伴う従来の課題を回避でき、
5.新たに配線用具を設置する必要がなくなる等の優れた効果がある。
(7)シールドアース専用の接地バーを筺体下部に設置したため、今まで必要であった出力中継端子が不要となり、シールドアースの包縛も不要となって施工効率性を向上できる。
図1は本発明の構成概略説明正面図である。(実施例1) 図2は本発明の構成概略説明側面図である。(実施例1) 図3は出力線のスペースを介した包縛状態の説明図である。(実施例1) 図4の(イ)はダクト内に計器用変流器を設置した説明正面図、(ロ)は説明断面図である。(実施例1) 図5は従来例の構成概略説明正面図である。(従来例)
前記従来の課題を解決せんとする目的を、本発明は、筺体内に上から配線用遮断機(列)、計器用変流器設置用ダクト、出力中継端子(台)、接地バーの順に水平方向上下平行に配置し、
配線用遮断機(列、ダクト、出力中継端子(台)の間の出力線をスペーサーを介して包縛し縦方向配線すると共に、出力中継端子(台)、接地バーの間にシールドアースを縦方向配線することによって実現した。
本発明に係る交流分岐架1の実施例につき説明する。(図面を参照)
筺体2内の上部に、配線用遮断器(MCCB)3を9個横方向並列設置した配線用遮断器列4を上下平行に4段配置して各配線用遮断器列4の各配線用遮断器3を4個縦方向並列すると共に、
前記配線用遮断器列4の2段を組として18個の配線用遮断器3の出力線7の合計36本を接続する36個の出力中継端子5を横方向並列設置した出力中継端子台6を2段上下平行に配置して、
1・2段目の配線用遮断器列4の縦列2個の出力線4本、及び、3・4段目の配線用遮断器列4の縦列2個の出力線4本を各組として縦方向配線して、1・2段目の出力線4本を2段目の出力中継端子台6の4個の出力中継端子5に直接的に接続し、
3・4段目の出力線4本を1段目の出力中継端子台6の4個の出力中継端子5に直接的に接続するように備え、
上記縦列2個の配線用遮断機3の出力線4本は配線用遮断機3毎に2本を包縛したのち、2本包縛したもの同志をスペーサー10を介在して4本包縛して縦方向配線し、縦方向配線した位置で相対した4個の出力中継端子5に直接的に接続するように備え、(図1、図3参照)
また、筺体2内の下部に前記出力中継端子台6の個々の出力中継端子5に接続したシールドアース12を接続する専用の接地バー11を備えて、本発明交流分岐架1を設けたものである。(図1、図2 参照)
前記のように、筺体2内の上部に上下平行に配置した配線用遮断器列4とその下方部に上下平行に配置した出力中継端子台6の間に上下平行して設定段数のダクト9を配置したものであり、
該ダクト9は、角管状体13の前面に蓋板14を着脱自在に取付けると共に周面に設定間隔に孔15をあけて備え、該孔15に前記配線用遮断機3と出力中継端子5間に接続した出力線7の測定対象の出力線7を貫通し、該ダクト9内の該出力線7に計器用変流器(CT)8を着脱自在に接続して該計器用変流器8をダクト9内に収納設置可能とすると共に計器用変流器8設置のための配線16もダクト9内に収容・配線可能に備えたものである。(図1、図2、図4 参照)
実施例1では、筺体2内に、上下平行に配置した4段の配線用遮断機列4に、60Aフレームの単相配線用遮断機3を最大横方向並列9個で縦方向並列4個の計36個を収納し、
前記配線用遮断機列4の下方部に上下平行に2段の出力中継端子台6に計36個の配線用遮断機列4に見合った数の出力中継端子5を備えたものであり、
また、前記出力中継端子台6の14mmの電線を収容できる出力中継端子5に、最大18個の配線用遮断機3からの出力電線を収容できるように備えたものである。
また、前記のように、筺体2内に上下平行に2段に配置した前記出力中継端子台6において、上下の出力中継端子5の端子部が重なって出力線7の配線接続の妨げにならないようにするため、上下の出力中継端子台6の位置を左右にずらして備えたものである。(図1 参照)
また、前記のように、筺体2内に配置した前記出力中継端子台6及び前記接地バー11の各正面を、出力線7及びシールドアース12の配線接続を容易にするため、筺体2の垂直方向に対し20〜30度傾斜して備えたものである。(図2参照)
なお、前記接地バー11の材質は銅等の導通性のある金属製としたものである。
本発明は、筺体内に夫々設定数の配線用遮断機(MCCB)、出力中継端子、計器用変流器(CT)、ダクト等を相互平行に配置し、それらの間を縦方向配線接続して構成した、各種交流分岐架(交流分電盤)に汎用し得るものである。
1 交流分岐架
2 筺体
3 配線用遮断機(MCCB)
4 配線用遮断機列
5 出力中継端子
6 出力用中継端子台
7 出力線
8 計器用変流器(CT)
9 ダクト
10 スペーサー
11 接地バー
12 シールドアース
13 角管状体(ダクト)
14 蓋板(ダクト)
15 孔(ダクト)
16 配線(CT)
以下、従来例
101 交流分岐架
102 筺体
103 配線用遮断機(MCCB)
105 出力中継端子
107 出力線
108 多条密接包縛出力線
109 計器用変流器(CT)
110 シールドアース用接地線

Claims (7)

  1. 入力側交流電源を配線用遮断器を介して出力中継端子に分岐供給し、出力中継端子電源を必要とする複数の装置に交流電源を供給するように備えた交流分岐架において、
    筺体内に、入力側交流電源に接続した設定数の配線用遮断器を横方向並列設置した配線用遮断器列を設定段数上下平行に配置して各配線用遮断器列の各配線用遮断器を設定段縦方向並列にすると共に、
    前記配線用遮断器列の下方部に設定段数の配線用遮断器列の各配線用遮断器の出力線を接続するに見合った数の出力中継端子を横方向並列設置した出力中継端子台を設定段数上下平行に配置し、
    配線用遮断機列の個々の配線用遮断機の出力線を縦方向配線して、出力中継端子台の個々の出力中継端子に直接的に接続するように備え、
    また、個々の配線用遮断機毎にその出力線を包縛し、包縛する際に出力線間に絶縁性のスペーサーを介在するように備え、
    また、筺体下部に前記出力中継端子台の個々の出力中継端子に接続したシールドアースを接続する専用の接地バーを備えたことを特徴とする、
    交流分岐架。
  2. 筺体内の上部に、配線用遮断器を9個横方向並列設置した配線用遮断器列を上下平行に4段配置して各配線用遮断器列の各配線用遮断器を4個縦方向並列すると共に、
    前記配線用遮断器列2段を組として18個の配線用遮断器の出力線36本を接続する36個の出力中継端子を横方向並列設置した出力中継端子台を2段上下平行に配置して、
    1・2段目の配線用遮断器列の縦列2個の出力線4本、及び、3・4段目の配線用遮断器列の縦列2個の出力線4本を各組として縦方向配線して、1・2段目の出力線4本を2段目の出力中継端子台の4個の出力中継端子に直接的に接続し、
    3・4段目の出力線4本を1段目の出力中継端子台の4個の出力中継端子に直接的に接続するように備え、
    また、上記縦列2個の配線用遮断機の出力線4本は配線用遮断機毎に2本を包縛したのち、2本包縛したもの同志をスペーサーを介在して4本包縛して縦方向配線し、縦方向配線した位置で相対した4個の出力中継端子に直接的に接続するように備えたことを特徴とする、
    請求項1記載の交流分岐架。
  3. 筺体内の上部に上下平行に配置した配線用遮断器列とその下方部に上下平行に配置した出力中継端子台の間に上下平行して設定段数のダクトを配置し、
    該ダクトは、角管状体の前面に蓋板を着脱自在に取付けると共に周面に設定間隔に孔をあけて備え、該孔に前記配線用遮断器と出力中継端子間に接続した出力線の測定対象の出力線を貫通し、該ダクト内の該出力線に計器用変流器を着脱自在に接続して該計器用変流器をダクト内に収納設置可能とすると共に計器用変流器設置のための配線もダクト内に収容・配線可能としたことを特徴とする、
    請求項1記載の交流分岐架。
  4. 筺体内に、上下平行に配置した4段の配線用遮断機列に、60Aフレームの単相配線用遮断機を最大横方向並列9個で縦方向並列4個の計36個を収納し、
    前記配線用遮断機列の下方部に上下平行に2段の出力中継端子台を備えたことを特徴とする、
    請求項1記載の交流分岐架。
  5. 前記出力中継端子台の14mmの電線を収容できる出力中継端子に、最大18個の配線用遮断機からの出力電線を収容できるように備えたことを特徴とする、
    請求項1記載の交流分岐架。
  6. 筺体内に上下平行に2段に配置した前記出力中継端子台において、上下の出力中継端子の端子部が重なって出力線の配線接続の妨げにならないようにするため、左右に位置をずらして配置したことを特徴とする、
    請求項1記載の交流分岐架。
  7. 筺体内に配置した前記出力中継端子台及び前記接地バーの各正面を、出力線及びシールドアースの配線接続を容易にするため、垂直方向に対し20〜30度傾斜して備えたことを特徴とする、
    請求項1記載の交流分岐架。
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