JPH10155212A - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JPH10155212A
JPH10155212A JP9267393A JP26739397A JPH10155212A JP H10155212 A JPH10155212 A JP H10155212A JP 9267393 A JP9267393 A JP 9267393A JP 26739397 A JP26739397 A JP 26739397A JP H10155212 A JPH10155212 A JP H10155212A
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Toshiaki Matsushita
寿朗 松下
Teiji Kamata
禎治 鎌田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分電盤に導かれる屋内配線のアース線の接続
を容易にし、小形かつ保守点検が容易な分電盤を提供す
る。 【解決手段】 ケース内に、ブレーカを配設するととも
に、アース線を接続するアース中継端子41を配設する。
アース中継端子41は、少なくとも1つのねじなし端子50
を含み、互いに電気的に接続された複数の端子を有す
る。ねじなし端子50によってアース線の接続を容易にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅や店舗などで
使用される分電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分電盤では、例えば、特開平6−
315211号公報に記載されているように、壁面に取
り付けられるケースのベース内に主幹ブレーカや複数の
分岐ブレーカなどが配設されており、それらブレーカの
上下の配線スペースを通じて壁面内からベース内に引き
込まれる屋内配線が各ブレーカに接続される。
【0003】分岐ブレーカに接続する屋内配線には、2
芯の電線、または2芯の電線とアース線、あるいはアー
ス線を含む3芯の電線がある。アース線はベースの下縁
部に配設されるアース中継端子に接続され、このアース
中継端子を介して地面などに対してアース接続が行なわ
れる。
【0004】アース中継端子は、端子板に複数のねじ端
子が螺合されたもので、各ねじ端子により屋内配線のア
ース線および地面などにアース接続されるアース線がそ
れぞれ接続される。そして、アース線を接続するには、
ねじ端子を緩め、アース線に圧着端子を固着してねじ端
子に取り付けるかアース線の先を丸めてねじ端子に取り
付けた後、ねじ端子を締め付けることにより、アース線
を接続固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
分電盤に用いられるアース中継端子では、ねじ端子のみ
で構成されているので、アース線を接続するためには、
ねじ端子を緩め、アース線に圧着端子を固着してねじ端
子に取り付けるかアース線の先を丸めてねじ端子に取り
付けた後、ねじ端子を締め付けなければならず、施工時
の接続作業に手間がかかる問題がある。しかも、メガ測
定などの保守点検作業の際に、アース線を一旦外すよう
な場合にも、同様の問題がある。
【0006】上記のような作業は、分電盤故、高所でか
つ狭いスペースで行なわなければならず、困難なもので
あった。
【0007】また、アース中継端子をブレーカの取付台
に配設した場合、ケースに対して取付台を介してブレー
カおよびアース中継端子を一緒に取り付けた後、ブレー
カが位置するケース内の狭いスペースで、アース中継端
子へのアース線の接続作業を行なわなければならず、接
続作業が困難であった。
【0008】また、ねじ端子では、配線スペースが狭く
なり、ブレーカ、ねじ端子への接続作業が困難であり、
しかも、アース線の接続に大きなスペースを要するた
め、アース中継端子および分電盤が大形化してしまう。
特に、ねじ端子を例えば10連化すると、さらに大形化
してしまう。そのため、小形かつ保守点検が容易な分電
盤が求められている。
【0009】なお、分岐ブレーカに接続される屋内配線
にはアース線を含む3芯の電線が多く用いられるように
なってきており、この3芯の電線を分岐ブレーカに接続
するのに適当な長さに切断してしまうと、アース線をア
ース中継端子に接続することが困難な場合がある。
【0010】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、アース線を容易に接続でき、小形かつ保守点検が
容易な分電盤を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の分電盤
は、ケースと;ケース内に収納されるブレーカと;ケー
ス内に収納され、少なくとも1つのねじなし端子を含
み、互いに電気的に接続された複数の端子を有するアー
ス中継端子と;を具備しているものである。
【0012】アース中継端子に少なくとも1つのねじな
し端子を含み互いに電気的に接続された複数の端子を備
えることにより、それら各接続方法に対応可能とすると
ともに、ねじなし端子によってアース線の接続作業を容
易にし、さらに、ねじなし端子の採用によって分電盤の
小形かつ保守点検を容易にする。しかも、アース中継端
子を、ブレーカの取付台などではなく、ケース側に配設
すれば、ケースにブレーカなどを取り付ける前に、ケー
ス内の広いスペースを利用して、アース線をアース中継
端子に接続することが可能で、接続作業性が向上する。
【0013】なお、ねじなし端子とは、ねじを使用しな
いもの全般を意味するものであり、最も好ましくは速結
端子である。また、複数設けられた端子は全てねじなし
端子であってもよく、異なる種類のねじなし端子を組み
合わせてもよい。そして、もちろん、ねじなし端子とね
じ端子の両方を設けてもよい。
【0014】請求項2記載の分電盤は、請求項1記載の
分電盤において、アース中継端子は、ケースの側縁部に
沿って配設されているものである。
【0015】一般的に分電盤ユニットが有する分岐ブレ
ーカの近傍にアース中継端子を配設することが可能とな
り、アース線を含む3芯の電線を接続する場合でも、分
岐ブレーカに接続される電線に対してアース線を特別に
長くすることなく、アース線をアース中継端子に接続可
能となる。なお、ケースの側縁部は、ケースの上縁部、
下縁部、分岐ブレーカ側の側縁を含む。また、アース中
継端子を、ブレーカの取付台などではなく、ケース側に
配設することで、ケースにブレーカなどを取り付ける前
に、ケース内の広いスペースを利用して、アース線をア
ース中継端子に接続することが可能で、接続作業性が向
上する。
【0016】請求項3記載の分電盤は、請求項1または
2記載の分電盤において、ブレーカは、少なくとも複数
の分岐ブレーカを含み、アース中継端子は、分岐ブレー
カの近傍に配設されているものである。
【0017】アース線を含む3芯の電線を接続する場合
でも、分岐ブレーカに接続される電線に対してアース線
を特別に長くすることなく、アース線をアース中継端子
に接続可能となる。
【0018】請求項4記載の分電盤は、請求項3記載の
分電盤において、複数の分岐ブレーカは、列状に配列さ
れ、アース中継端子は、複数の分岐ブレーカの列に沿っ
て近傍に配設されているとともに、各分岐ブレーカに対
応してねじなし端子を有しているものである。
【0019】アース線を含む3芯の電線を接続する場合
でも、分岐ブレーカに接続される電線に対してアース線
を特別に長くすることなく、アース線をアース中継端子
に接続可能となる。
【0020】請求項5記載の分電盤は、請求項3または
4記載の分電盤において、複数の分岐ブレーカを支持し
てケースに取り付けられる取付台を有し、アース中継端
子は、取付台に配設されているものである。
【0021】取付台によりアース中継端子を分岐ブレー
カと一緒にケースに収納する。アース線を含む3芯の電
線を接続する場合でも、分岐ブレーカに接続される電線
に対してアース線を特別に長くすることなく、アース線
をアース中継端子に接続可能となる。
【0022】請求項6記載の分電盤は、請求項1ないし
5いずれか一記載の分電盤において、ケースは、アース
線を引き込み可能とする開口部を有し、アース中継端子
は、開口部の近傍に配設されるアース線接続端子を有し
ているものである。
【0023】ケース内に引き込んだアース線をケース内
で引き回すことなく、ケース内にアース線を引き込んだ
場所でそのアース線をアース中継端子側に接続可能とな
る。
【0024】請求項7記載の分電盤は、請求項1ないし
6いずれか一記載の分電盤において、複数のアース中継
端子を有し、これら複数のアース中継端子が直列および
並列の少なくともいずれか一方の配列で配設されている
ものである。
【0025】より多数のアース線の接続に対応し、さら
に、複数のアース中継端子を直列または並列に配列する
ことで、ケース内の任意の設置場所に適切に配設可能と
なる。
【0026】請求項8記載の分電盤は、請求項1ないし
7いずれか一記載の分電盤において、アース中継端子の
ねじなし端子は、単線用およびより線用の少なくとも一
方を有しているものである。
【0027】単線のアース線およびより線のアース線の
少なくとも一方に対応し、アース線の接続作業を容易に
する。
【0028】請求項9記載の分電盤は、請求項1ないし
8いずれか一記載の分電盤において、アース中継端子に
は、複数のねじなし端子が1列状に設けられているとと
もに、他の端子がねじなし端子の列の端部に設けられて
いるものである。
【0029】複数のアース線の接続に対応し、アース中
継端子の端部の他の端子に対するアース線の接続操作を
容易にする。
【0030】請求項10記載の分電盤は、請求項1ない
し9いずれか一記載の分電盤において、アース中継端子
には、複数のねじなし端子が1列状に設けられていると
ともに、他の端子がねじなし端子の列の間に設けられて
いるものである。
【0031】複数のアース線の接続に対応し、ねじなし
端子の列の間に引き込まれたアース線がねじなし端子に
接続できない場合でもねじなし端子の列の間の他の端子
に接続可能とする。
【0032】請求項11記載の分電盤は、請求項1ない
し10いずれか一記載の分電盤において、アース中継端
子は、ねじなし端子のアース線接続位置に対してケース
の外側寄り位置に設けられるねじなし端子用のリリース
ボタンを有しているものである。
【0033】リリースボタンを操作する際に、ねじなし
端子に接続されたアース線が邪魔になることがなく、リ
リースボタンの操作を容易にする。
【0034】請求項12記載の分電盤は、請求項1ない
し11いずれか一記載の分電盤において、アース中継端
子は、ねじなし端子のアース線接続位置に対してケース
の内側寄り位置に設けられるねじなし端子用のリリース
ボタンを有しているものである。
【0035】アース中継端子がケースの中央寄りに配設
されてケースの外側寄りからねじなし端子にアース線を
接続している場合でも、リリースボタンを操作する際に
ねじなし端子に接続されたアース線が邪魔になることが
なく、リリースボタンの操作を容易にする。
【0036】請求項13記載の分電盤は、請求項1ない
し12いずれか一記載の分電盤において、アース中継端
子は、ねじなし端子に対応して設けられるねじなし端子
用のリリースボタンを有し、ねじなし端子のアース線接
続位置とリリースボタンとがアース中継端子の端部方向
に並んで配列されているものである。
【0037】ねじなし端子のアース線接続位置およびリ
リースボタンがアース中継端子の端部方向に並ぶことに
より、アース中継端子の端部方向と直交する横幅が小形
になる。
【0038】請求項14記載の分電盤は、請求項1ない
し10いずれか一記載の分電盤において、ねじなし端子
は、アース線のリリース操作を可能とするリリース操作
部を有しているものである。
【0039】ねじなし端子にリリース操作部を有してい
ることにより、リリースボタンを用いずに、ねじなし端
子自体でアース線のリリース操作を行なえ、リリースボ
タンを用いる場合に比べて、アース中継端子が小形にな
る。
【0040】請求項15記載の分電盤は、請求項1ない
し14いずれか一記載の分電盤において、アース中継端
子は、ねじなし端子のアース線接続位置に対応してケー
スの前面側に向けて設けられるアース線挿入孔を備えて
いるものである。
【0041】アース中継端子にねじなし端子のアース線
挿入孔に対して、アース線の挿脱を前面方向から行なえ
る。
【0042】請求項16記載の分電盤は、請求項1ない
し15いずれか一記載の分電盤において、アース中継端
子は、アース中継端子の一端部方向に向けて傾斜する傾
斜面を備え、この傾斜面に対応してねじなし端子が配設
されているものである。
【0043】アース中継端子の一端部方向に向けて傾斜
する傾斜面に対応してねじなし端子を配設したため、分
電盤が高所に設置されていても、傾斜面が下方に対向す
るようにすれば、下方向からねじなし端子に対するアー
ス線の着脱操作を容易に行なえる。
【0044】請求項17記載の分電盤は、請求項1ない
し16いずれか一記載の分電盤において、アース中継端
子は、ケースと一体的に形成されているものである。
【0045】アース中継端子をケースと一体的に形成し
たため、ケースにブレーカなどを取り付ける前に、ケー
ス内の広いスペースを利用して、アース線をアース中継
端子に接続することが可能で、接続作業性が向上する。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の分電盤の実施の形
態を図面を参照して説明する。
【0047】図1ないし図5に第1の実施の形態を示
す。
【0048】図1はアース中継端子の一部を省略した正
面図、図2はアース中継端子の断面図、図3は分電盤の
カバーを外した状態の正面図、図4は分電盤の扉体を開
いた状態の正面図、図5は分電盤の扉体を開いた状態の
斜視図である。
【0049】図4および図5において、分電盤は、横長
のケース1を備え、このケース1は壁面に取り付けられ
るベース2、およびこのベース2の前面に開閉可能およ
び着脱可能に取り付けられるカバー3を備えている。
【0050】カバー3の前面には周縁部を除く中央域に
凹部4が形成され、この凹部4に操作面部5が形成され
ている。この操作面部5は凹部4に嵌め込まれたリミッ
タパネル6、主幹パネル7、分岐パネル8で構成され、
主幹パネル7には主幹ブレーカ用の窓孔9が形成され、
分岐パネル8には分岐ブレーカ用の複数の窓孔10が上下
2列に形成されている。
【0051】カバー3の前面には、凹部4の前面を覆う
扉体11が上部両側のヒンジ12を介して開閉可能に取り付
けられ、凹部4の下部には扉体11を閉じた状態に係止す
るとともに押動操作によって係止を解除する開閉ボタン
13が取り付けられている。扉体11は、例えば、不透明樹
脂で形成されている。
【0052】また、図3において、ベース2は、壁面に
取り付けられる取付板部21を有し、この取付板部21の周
縁部から前方に向けて縁部22が突出形成されている。取
付板部21には、壁面に対してねじなどによって取り付け
る複数の取付孔23が形成され、リミッタ配設領域および
主幹ブレーカ配設領域の上部位置、分岐ブレーカ配設領
域の上下部位置に壁面内の屋内配線の電線およびアース
線を引き込むための開口部24が形成されている。さら
に、取付板部21の右縁部には、アース中継端子用の端子
取付台25が形成されている。
【0053】ベース2には、分電盤ユニット31が配設さ
れている。この分電盤ユニット31は、リミッタ台32、主
幹ブレーカ33および複数の分岐ブレーカ34を有してい
る。リミッタ台32および主幹ブレーカ33は取付台35に取
り付けられ、この取付台35を介してベース2の取付板部
21に取り付けられている。分岐ブレーカ34は上下の各取
付台36に沿って並列に取り付けられ、この上下の取付台
36を介してベース2の取付板部21に取り付けられてい
る。
【0054】主幹ブレーカ33の前面には上下方向への揺
動操作によってスイッチ切換を行なう操作部33a が配設
され、この操作部33a がカバー3の窓孔9に配置され
る。
【0055】分岐ブレーカ34の前面中央部には上下方向
への揺動操作によってスイッチ切換を行なう操作部34a
が配設され、この操作部34a がカバー3の窓孔10に突出
配置される。分岐ブレーカ34の前面上下部には電線接続
部34b がそれぞれ一対ずつ形成され、上下に配列された
分岐ブレーカ34の相対向する電線接続部34b が主幹ブレ
ーカ33に図示しない電線で接続され、それらがカバー37
で覆われている。したがって、カバー37で覆われている
電線接続部34b は図3には図示されていない。
【0056】そして、ベース2の上下の縁部22と分電盤
ユニット31の上下部との間に上下の配線スペース38,39
が形成されている。
【0057】また、ベース2の端子取付台25には、各分
岐ブレーカ34に接続される電線とともに分電盤内に引き
込まれるアース線を接続するアース中継端子41が取り付
けられている。このアース中継端子41は、図1および図
2に示すように、上下方向に細長い絶縁カバー42を有
し、この絶縁カバー42の前面には、前方に向けて開口す
る複数のアース線挿入孔43が上下方向に沿って等間隔に
並設されているとともに、これら各アース線挿入孔43の
側部に前方に向けて開口するボタン孔44が形成されてい
る。絶縁カバー42の後面は開口形成され、絶縁カバー42
の内部には各アース線挿入孔43およびボタン孔44が連通
する端子収納部45が形成されている。絶縁カバー42の両
端にはフランジ部46が形成され、この各フランジ部46に
端子取付台25に螺着してアース中継端子41を取り付ける
取付ねじ47が挿通される。
【0058】絶縁カバー42の後面には導電性を有する端
子板48が嵌合され、この端子板48の両端は絶縁カバー42
の両端より長く延設されている。端子板48には、アース
線挿入孔43に臨むアース線挿入域の一側に配置される接
続板部49が形成されている。
【0059】絶縁カバー42の各端子収納部45には、アー
ス線挿入孔43に挿入されたアース線を接続するねじなし
端子としての速結端子50がそれぞれ配設されている。こ
の各速結端子50の中間部に端子収納部45内で絶縁カバー
42と端子板48との間に挟持された状態で保持される取付
片部51が形成され、この取付片部51の一端にアース線挿
入域に突出して挿入されたアース線に食い付いて抜け止
めする鎖錠片部52が形成され、取付片部51の他端にほぼ
U字状に屈曲されてアース線挿入域に挿入されたアース
線を接続板部49に圧着させる圧着片部53が形成されてい
る。
【0060】なお、ねじなし端子とは、ねじを使用しな
いもの全般を意味するものであり、最も好ましくは速結
端子50である。
【0061】絶縁カバー42の各ボタン孔44には内側の端
子収納部45側からリリースボタン54がそれぞれ挿入配置
されている。
【0062】端子板48の絶縁カバー42から突出する両端
部の前面には、例えば地面などにアース接続するアース
線を接続するその他の端子としてのねじ端子55がそれぞ
れ螺合されている。
【0063】なお、図3に示すように、端子取付台25に
アース中継端子41を取り付けた状態では、アース線挿入
孔43がベース2の内側寄りおよびリリースボタン54がベ
ース2の外側寄り、すなわちアース線挿入孔43が左側お
よびリリースボタン54が右側に配置される。
【0064】次に、第1の実施の形態の作用を説明す
る。
【0065】分電盤の施工時には、カバー3を外した状
態でベース2を壁面に固定し、壁面内から導かれている
屋内配線の電線をベース2の開口部24を通じてベース2
内に引き込み、主幹ブレーカ33や分岐ブレーカ34などの
対応する機器に接続する。
【0066】分岐ブレーカ34に接続される屋内配線に
は、2芯の電線、または2芯の電線とアース線、あるい
はアース線を含む3芯の電線などがある。それら電源用
の電線やアース線は配線に適した長さに切断し、電源用
の電線は分岐ブレーカ34の電線接続部34b に接続し、ア
ース線はアース中継端子41に接続する。
【0067】分電盤内に引き込まれる例えば地面などに
アース接続されるアース線もアース中継端子41に接続す
る。
【0068】これらのアース線が単線の場合には、アー
ス線の先端をアース線挿入孔43に前方から挿入すること
により、速結端子50でアース線を抜け止め接続する。ま
た、アース線がより線の場合には、ねじ端子55を緩め、
アース線をねじ端子55に絡めた後、ねじ端子55を締め付
けてアース線を接続する。
【0069】そして、配線完了後に、ベース2の前面に
カバー3を取り付け、施工を完了する。
【0070】また、保守点検の際などに、アース中継端
子41の速結端子50に接続されたアース線を外す場合に
は、リリースボタン54を前方から壁面側へ押動すること
により、アース線に対する速結端子50の鎖錠を解除さ
せ、この状態でアース線をアース線挿入孔43から前方へ
引き抜くことができる。
【0071】以上のように、アース中継端子41に速結端
子50およびねじ端子55の両方を備えるため、それら両方
の接続方法に対応できるとともに、速結端子50によって
アース線の接続作業を容易にできる。しかも、速結端子
50の採用によって、アース線の接続を小さいスペースで
行なえ、小形かつ保守点検を容易にできる。
【0072】また、アース中継端子41をベース2の分岐
ブレーカ34の近傍の右縁部に沿って配設するため、例え
ば、アース線を含む3芯の電線を接続する場合に、分岐
ブレーカ34に接続する電源用の電線に対してアース線を
特別に長くする必要がなく、3芯の電線を一緒に切断し
ても、分岐ブレーカ34とアース中継端子41の両方にそれ
ぞれ接続することができ、作業性を向上できる。しか
も、アース中継端子41を、分岐ブレーカ34の取付台36で
はなく、ケース1側に配設することで、ケース1に分岐
ブレーカ34などを取り付ける前に、アース線をアース中
継端子41に接続でき、広いスペースで作業が行なえる。
なお、アース中継端子41をベース2の上縁部または下縁
部に沿って配設しても同様の作用効果を得られる。
【0073】また、アース中継端子41の複数の速結端子
50を1列状に設けるとともにねじ端子55を速結端子50の
列の端部に設けるため、複数のアース線を複数の速結端
子50に対して接続できるとともに、端部においてねじ端
子55を容易に操作できる。
【0074】また、アース中継端子41のアース線挿入孔
43をベース2の内側寄りおよびリリースボタン54をベー
ス2の外側寄り、すなわちアース線挿入孔43を左側およ
びリリースボタン54を右側に配置するため、右手でリリ
ースボタン54の押動操作をしながら左手でアース線を引
き抜く操作を行なえ、しかも、リリースボタン54を操作
する際にアース線挿入孔43に挿入されたアース線が邪魔
になることがなく、リリースボタン54の操作を容易にで
きる。
【0075】また、アース中継端子41のアース線挿入孔
43をベース2の前面側に向けて設けるとともに、リリー
スボタン54を前方から操作可能に設けているため、アー
ス線の挿脱を前面方向から容易にできる。
【0076】また、アース中継端子41に、単線の電線接
続用の速結端子50と、より線の電線接続用の速結端子50
との両方をそれぞれ配設すれば、単線のアース線とより
線のアース線との両方に対応でき、アース線の接続作業
をより容易にできる。
【0077】次に、図6に第2の実施の形態を示し、図
6は分電盤のカバーを外した状態の正面図である。
【0078】なお、第1の実施の形態と同様の構造およ
び作用効果については、同一符号を用いてその説明を省
略する。
【0079】この第2の実施の形態では、アース中継端
子41を、上下の取付台36に跨がって分岐ブレーカ34の近
傍に配設している。
【0080】そのため、上下の取付台36によってアース
中継端子41を分岐ブレーカ34と一緒にケース1に収納で
き、しかも、アース中継端子41が分岐ブレーカ34により
近付くため、アース線を含む3芯の電線を接続する場合
でも、分岐ブレーカ34に接続される電線に対してアース
線を特別に長くする必要がなく、作業性を向上できる。
【0081】次に、図7に第3の実施の形態を示し、図
7は分電盤のカバーを外した状態の正面図である。
【0082】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0083】この第3の実施の形態では、2つのアース
中継端子41を用い、ケース1の右縁部に配設されるアー
ス中継端子41と、上下の取付台36に跨がって配設される
アース中継端子41とを並列に配列している。
【0084】このように、2つのアース中継端子41を用
いることで、より多数のアース線の接続に対応でき、し
かも、ケース1内の右側寄り位置に2つのアース中継端
子41を並列に配列することで、2つのアース中継端子41
を分岐ブレーカ34の近傍に適切に配設できる。
【0085】次に、図8に第4の実施の形態を示し、図
8は分電盤のカバーを外した状態の正面図である。
【0086】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0087】この第4の実施の形態では、2つのアース
中継端子41を用い、下側の取付台36の下部に沿って左右
方向に並んで直列に配列している。各アース中継端子41
のリースボタン54はアース線挿入孔43に対してケース1
の内側寄り位置に配置している。
【0088】このように、2つのアース中継端子41を用
いることで、より多数のアース線の接続に対応でき、し
かも、ケース1内の下側寄り位置すなわち分岐ブレーカ
34を取り付ける下側の取付台36に沿って2つのアース中
継端子41を直列に配列することで、2つのアース中継端
子41を分岐ブレーカ34の近傍に適切に配設できる。
【0089】さらに、2つのアース中継端子41を下段の
複数の分岐ブレーカ34の列の下側に沿って近傍に配設す
るため、アース線を含む3芯の電線を接続する場合で
も、分岐ブレーカ34に接続される電線に対してアース線
を特別に長くする必要がなく、作業性を向上できる。
【0090】さらに、各アース中継端子41を、複数の分
岐ブレーカ34を支持してケース1に取り付けられる取付
台36に配設するため、アース中継端子41を分岐ブレーカ
34と一緒にケース1に収納でき、アース線を含む3芯の
電線を接続する場合でも、分岐ブレーカ34に接続される
電線に対してアース線を特別に長くする必要がなく、作
業性を向上できる。
【0091】さらに、アース中継端子41のリリースボタ
ン54をアース線挿入孔43に対してケース1の内側寄り位
置に設けるため、アース中継端子41がケース1の中央寄
りに配設されてケース1の外側寄りの開口部24から速結
端子50にアース線を接続している場合でも、リリースボ
タン54を操作する際に速結端子50に接続されたアース線
が邪魔になることがなく、リリースボタン54の操作を容
易にできる。
【0092】次に、図9に第5の実施の形態を示し、図
9は分電盤のカバーを外した状態の正面図である。
【0093】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0094】この第5の実施の形態では、3つのアース
中継端子41を用い、各アース中継端子41を、ケース1の
右縁部に沿って、上側の取付台36の上部に沿って、下側
の取付台36の下部に沿って、それぞれ配設している。ケ
ース1の右縁部に配設されるアース中継端子41のリリー
スボタン54はアース線挿入孔43に対してケース1の外側
寄り位置に配置し、上下の取付台36に配設される各アー
ス中継端子41のリリースボタン54はアース線挿入孔43に
対してケース1の内側寄り位置に配置している。
【0095】このように、3つのアース中継端子41を用
いることで、より多数のアース線の接続に対応できる。
【0096】さらに、上下の取付台36に配設されるアー
ス中継端子41を複数の分岐ブレーカ34の列に沿って近傍
に配設するとともに、各分岐ブレーカ34に対応してアー
ス線挿入孔43および速結端子50を有しているため、アー
ス線を含む3芯の電線を接続する場合でも、分岐ブレー
カ34に接続される電線に対してアース線を特別に長くす
る必要がなく、作業性を向上できる。
【0097】さらに、アース中継端子41を、複数の分岐
ブレーカ34を支持してケース1に取り付けられる取付台
36に配設するため、アース中継端子41を分岐ブレーカ34
と一緒にケース1に収納でき、アース線を含む3芯の電
線を接続する場合でも、分岐ブレーカ34に接続される電
線に対してアース線を特別に長くする必要がなく、作業
性を向上できる。
【0098】さらに、上下の取付台36に配設されるアー
ス中継端子41のリリースボタン54をアース線挿入孔43に
対してケース1の内側寄り位置に設けるため、アース中
継端子41がケース1の中央寄りに配設されてケース1の
外側寄りの開口部24から速結端子50にアース線を接続し
ている場合でも、リリースボタン54を操作する際に速結
端子50に接続されたアース線が邪魔になることがなく、
リリースボタン54の操作を容易にできる。
【0099】次に、図10に第6の実施の形態を示し、
図10は分電盤のカバーを外した状態の正面図である。
【0100】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0101】この第6の実施の形態では、ケース1の内
面にアース線引込部としての開口部24の近傍から端子台
取付台25にかけて例えば銅泊や導電板などで構成される
導電部61を配設している。
【0102】導電部61の開口部24側の端部位置には、例
えば地面などにアース接続するアース線を接続するアー
ス線接続端子としてのねじ端子62を配設し、導電部61と
ねじ端子62とを電気的に接続させている。ねじ端子62は
取付部材63に保持された端子板64に螺合しており、取付
部材63に係合する取付ねじ65をケース1に螺着すること
によって、導電部61と端子板64とを電気的に接続させて
いる。
【0103】端子台取付台25にアース中継端子41を配設
することにより、導電部61とアース中継端子41の端子板
48とを電気的に接続させている。
【0104】このように、アース中継端子41は、ケース
1の開口部24の近傍に配設されるねじ端子62を有してい
るため、開口部24からケース1内に引き込んだアース線
をケース1内で引き回すことなく、ケース1内にアース
線を引き込んだ場所でそのアース線をアース中継端子41
側に接続できる。
【0105】次に、図11に第7の実施の形態を示し、
図11はアース中継端子の正面図である。
【0106】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0107】この第7の実施の形態では、アース中継端
子41の端子板48に被覆電線にて構成される電気ケーブル
71の一端が接続され、この電気ケーブル71の他端にケー
ス1のアース線引込部としての開口部24の近傍に配設さ
れるアース線接続部72を電気的に接続している。
【0108】アース線接続部72は、例えば地面などにア
ース接続するアース線を接続するねじ端子62を有し、こ
のねじ端子62を取付部材63に保持された端子板64に螺合
し、取付部材63に係合する取付ねじ65によってケース1
に取り付けるようにしており、アース線接続部72を開口
部24の近傍に配設するようにしている。
【0109】このように、アース中継端子41は、ケース
1の開口部24の近傍に配設されるねじ端子62を有してい
るため、開口部24からケース1内に引き込んだアース線
をケース1内で引き回すことなく、ケース1内にアース
線を引き込んだ場所でそのアース線をアース中継端子41
側に接続できる。
【0110】また、アース中継端子41には、速結端子50
の列の間に位置して絶縁カバー42に端子板48が露出する
切欠部73を形成し、この切欠部73の部分において端子板
48にねじ端子55を螺合している。
【0111】このように、ねじ端子55を速結端子50の列
の間に設けることにより、複数のアース線を接続できる
とともに、速結端子50の列の間に引き込まれたアース線
が速結端子50に接続できない場合でも速結端子50の列の
間のねじ端子55に接続できる。
【0112】次に、図12に第8の実施の形態を示し、
図12はアース中継端子の正面図である。
【0113】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0114】この第8の実施の形態では、アース中継端
子41のリリースボタン54をアース線挿入孔43に対してケ
ース1の外側寄り位置に設ける速結端子50と内側寄り位
置に設ける速結端子50との両方を配設している。
【0115】このように、リリースボタン54をアース線
挿入孔43に対して異なる側に設けた速結端子50を備える
ことにより、ケース1内でのアース中継端子41の配設位
置に対応して、アース線の接続やリリースボタン54の操
作を行ない易い速結端子50を選択して利用できる。
【0116】さらに、アース中継端子41にアース線が接
続された状態では、隣接するアース線の位置が異なるた
め、アース線を容易に挿脱できる。
【0117】次に、図13に第9の実施の形態を示し、
図13はアース中継端子の正面図である。
【0118】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0119】この第9の実施の形態では、アース中継端
子41のリリースボタン54をアース線挿入孔43に対してア
ース中継端子41の端部側寄りに配設している。
【0120】このように、リリースボタン54をアース線
挿入孔43に対してアース中継端子41の端部側寄り位置に
設けるため、リリースボタン54を操作する際に速結端子
50に接続されたアース線が邪魔になることがなく、リリ
ースボタン54の操作を容易にでき、さらに、アース線挿
入孔43およびリリースボタン54がアース中継端子41の端
部方向に並ぶため、アース中継端子41の端部方向と直交
する横幅を小形化できる。
【0121】次に、図14に第10の実施の形態を示
し、図14はアース中継端子の正面図である。
【0122】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0123】この第10の実施の形態では、アース中継
端子41の端部方向に沿ってアース線挿入孔43、速結端子
50およびリリースボタン54が配列されているとともにこ
れらが2列に並設されている。
【0124】このように、速結端子50などを2列に並設
することにより、アース中継端子41の端部方向の長さを
短くでき、小形化できる。このように2列に並設して
も、速結端子50に対するアース線の接続のスペースは小
さくて済むため、アース線の接続の操作性は良好に保た
れる。
【0125】なお、速結端子50などを3列または4列と
いうように複数列に並設するようにしても同様の作用効
果を奏する。
【0126】次に、図15および図16に第11実施の
形態を示し、図15(a) は図16(b) のA−A断面図、
図15(b) は図16(b) のB−B断面図、図15(c) は
アース線接続状態の図15(a) に対応した断面図、図1
6(a) はねじなし端子の正面図、図16(b) はねじなし
端子の側面図である。
【0127】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0128】この第11の実施の形態では、速結端子50
が、リリースボタン54を用いずに、速結端子50自体でア
ース線のリリース操作を行なえるように構成されてい
る。
【0129】81は端子ブロックで、この端子ブロック81
は、一側をアース線接続面82a とする基板82を有し、こ
の基板82に複数の速結端子50が一体的に並設されてい
る。各速結端子50には、共通の基板82の前端からリリー
ス操作部83が突設され、基板82の後端からスプリング片
84がアース線接続面82a とは反対側を通じて前方へ向け
て屈曲されるとともにその先端部が基板82の前端に交差
するように屈曲され、スプリング片84の先端部すなわち
前面にリリース操作部83が遊動可能に係合して前方へ突
出する係合孔85が形成されている。
【0130】通常は、図15(a) に示すように、スプリ
ング片84の弾性により、アース線接続面82a に臨む係合
孔85の一側縁部の速結部86がそのアース線接続面82a に
当接する方向に付勢されている。
【0131】この端子ブロック81を図示しない絶縁カバ
ー42に組み込むと、各速結端子50の前面のリリース操作
部83の付近が各アース線挿入孔43の位置に配設される。
【0132】そして、アース線87を接続する場合には、
図15(c) に示すように、アース線87の導線88を、アー
ス線挿入孔43を通じて、基板82のアース線接続面82a と
係合孔85の速結部86との間に差し込み接続する。このと
き、ドライバーなどの工具でリリース操作部83を結合孔
85の速結部86とは反対側の縁部方向に移動させて、基板
82のアース線接続面82a と係合孔85の速結部86との間に
間隙をあけることにより、アース線87の導線88を容易に
差し込み接続することができる。接続状態では、速結部
86がアース線87の導線88をアース線接続面82a に押し付
けて電気的接続を良好にするとともに、速結部86がアー
ス線87の導線88に食い付いて抜け止めがなされる。
【0133】アース線87を外す場合には、ドライバーな
どの工具でリリース操作部83を結合孔85の速結部86とは
反対側の縁部方向に移動させて、基板82のアース線接続
面82a と係合孔85の速結部86との間に間隙をあけること
により、アース線87の導線88を抜き外すことができる。
【0134】このように、速結端子50にリリース操作部
83が一体に形成されているため、リリースボタン54など
を用いずに、速結端子50自体でアース線87のリリース操
作を行なえ、リリースボタン54などを用いる場合に比べ
て、アース中継端子41を小形化できる。
【0135】次に、図17に第12の実施の形態を示
し、図17(a) はアース中継端子の正面図、図17(b)
はアース中継端子の側面図である。
【0136】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0137】この第12の実施の形態では、アース中継
端子41の絶縁カバー42の正面に、アース線挿入孔43およ
びボタン孔44が1つずつ並列に配設される複数の傾斜突
部91が絶縁カバー42の長手方向に沿ってほぼ鋸刃状に形
成されている。この各傾斜突部91には、絶縁カバー42の
長手方向の一端側に絶縁カバー42の正面からほぼ垂直状
に突出する垂直面92が形成されているとともに、他端側
にはその他端側へ向けて対向するように傾斜面93が形成
されており、この傾斜面93にアース線挿入孔43およびボ
タン孔44が1つずつ並列に配設されている。
【0138】なお、図にはアース中継端子41の絶縁カバ
ー42および端子板48のみを示し、取付ねじ47、リリース
ボタン54およびねじ端子55などは省略している。
【0139】そして、アース中継端子41は、例えば図1
7の状態のように上下方向に沿ってケース1内に配設さ
れた場合、各傾斜突部91の傾斜面93が下方に対向し、各
傾斜面93のアース線挿入孔43およびリリースボタン54が
下方に向けられる。一般の家庭用の分電盤は高い位置に
設置されて、下方向からアース線挿入孔43へのアース線
の差し込み接続、リリースボタン54の操作およびアース
線の抜き外しが行なわれるため、各傾斜面93のアース線
挿入孔43およびリリースボタン54が下方に向けられてい
ることにより、下方向からアース線挿入孔43へのアース
線の差し込み接続、リリースボタン54の操作およびアー
ス線の抜き外しを容易に行なえる。
【0140】なお、傾斜突部91の傾斜面93には、アース
線挿入孔43およびボタン孔44をそれぞれ複数個ずつ配設
してもよい。
【0141】次に、図18に第13の実施の形態を示
し、図18(a) はねじなし端子の斜視図、図18(b) は
ねじなし端子の断面図である。
【0142】なお、上述した各実施の形態と同様の構造
および作用効果については、同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0143】この第13の実施の形態では、アース中継
端子41に用いるねじなし端子として電線ねじ込み式端子
101 を採用している。
【0144】電線ねじ込み式端子101 は、ほぼ中空円錐
形の絶縁性を有するボディ102 を有し、このボディ102
内にはボディ102 の一端に開口する収容部103 が形成さ
れ、この収容部103 内にほぼ円筒状の導電性を有するス
プリング104 が配設されている。
【0145】そして、アース線105 の導線106 をボディ
102 の一端開口からスプリング104内に差し込みなが
ら、スプリング104 の弾性に抗してねじ込むことによ
り、スプリング104 の弾性によってねじ込んだ導線106
を接続固定できる。このとき、アース線105 の導線106
が単線またはより線のいずれであっても接続固定でき
る。
【0146】なお、アース中継端子41は、ケース1と一
体的に形成してもよい。このように、アース中継端子41
をケース1と一体的に形成すれば、ケース1に分岐ブレ
ーカ34などを取り付ける前に、ケース1内の広いスペー
スを利用して、アース線をアース中継端子41に容易に接
続でき、接続作業性を向上できる。
【0147】また、前記実施の形態では横形の分電盤に
ついて説明したが、縦形の分電盤においても、アース中
継端子41を用い、このアース中継端子41を同様に配設す
ることにより、同様の作用効果が得られる。
【0148】
【発明の効果】請求項1記載の分電盤によれば、アース
中継端子に少なくとも1つのねじなし端子を含み互いに
電気的に接続された複数の端子を備えるため、それら各
接続方法に対応できるとともに、ねじなし端子によって
アース線の接続作業を容易にでき、さらに、ねじなし端
子の採用によって小形かつ保守点検を容易にできる。し
かも、アース中継端子を、ブレーカの取付台などではな
く、ケース側に配設すれば、ケースにブレーカなどを取
り付ける前に、ケース内の広いスペースを利用して、ア
ース線をアース中継端子に容易に接続でき、接続作業性
を向上できる。
【0149】請求項2記載の分電盤によれば、請求項1
記載の分電盤の効果に加えて、アース中継端子をケース
の側縁部に沿って配設するため、一般的にアース中継端
子を分電盤ユニットが有する分岐ブレーカの近傍に配設
することが可能となり、アース線を含む3芯の電線を接
続する場合でも、分岐ブレーカに接続される電線に対し
てアース線を特別に長くする必要がなく、作業性を向上
できる。しかも、アース中継端子を、ブレーカの取付台
などではなく、ケース側に配設することで、ケースにブ
レーカなどを取り付ける前に、ケース内の広いスペース
を利用して、アース線をアース中継端子に容易に接続で
き、接続作業性を向上できる。
【0150】請求項3記載の分電盤によれば、請求項1
または2記載の分電盤の効果に加えて、アース中継端子
を分岐ブレーカの近傍に配設するため、アース線を含む
3芯の電線を接続する場合でも、分岐ブレーカに接続さ
れる電線に対してアース線を特別に長くする必要がな
く、作業性を向上できる。
【0151】請求項4記載の分電盤によれば、請求項3
記載の分電盤の効果に加えて、アース中継端子を複数の
分岐ブレーカの列に沿って近傍に配設するとともに、各
分岐ブレーカに対応してねじなし端子を有しているた
め、アース線を含む3芯の電線を接続する場合でも、分
岐ブレーカに接続される電線に対してアース線を特別に
長くする必要がなく、作業性を向上できる。
【0152】請求項5記載の分電盤によれば、請求項3
または4記載の分電盤の効果に加えて、アース中継端子
を、複数の分岐ブレーカを支持してケースに取り付けら
れる取付台に配設するため、アース中継端子を分岐ブレ
ーカと一緒にケースに収納でき、アース線を含む3芯の
電線を接続する場合でも、分岐ブレーカに接続される電
線に対してアース線を特別に長くする必要がなく、作業
性を向上できる。
【0153】請求項6記載の分電盤によれば、請求項1
ないし5いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、アー
ス中継端子は、ケースの開口部の近傍に配設されるアー
ス線端子を有しているため、ケース内に引き込んだアー
ス線をケース内で引き回すことなく、ケース内にアース
線を引き込んだ場所でそのアース線をアース中継端子側
に接続できる。
【0154】請求項7記載の分電盤によれば、請求項1
ないし6いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、複数
のアース中継端子を有するため、より多数のアース線の
接続に対応でき、さらに、複数のアース中継端子を直列
または並列に配列することで、ケース内の任意の設置場
所に適切に配設できる。
【0155】請求項8記載の分電盤によれば、請求項1
ないし7いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、アー
ス中継端子のねじなし端子は単線用およびより線用の少
なくとも一方を有しているため、単線のアース線および
より線のアース線の少なくとも一方に対応でき、アース
線の接続作業を容易にできる。
【0156】請求項9記載の分電盤によれば、請求項1
ないし8いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、アー
ス中継端子の複数のねじなし端子を1列状に設けるとと
もに、他の端子をねじなし端子の列の端部に設けるた
め、複数のアース線を接続できるとともに、アース中継
端子の端部の他の端子に対してアース線を容易に接続で
きる。
【0157】請求項10記載の分電盤によれば、請求項
1ないし9いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、ア
ース中継端子の複数のねじなし端子を1列状に設けると
ともに、他の端子をねじなし端子の列の間に設けるた
め、複数のアース線を接続できるとともに、ねじなし端
子の列の間に引き込まれたアース線がねじなし端子に接
続できない場合でもねじなし端子の列の間の他の端子に
接続できる。
【0158】請求項11記載の分電盤によれば、請求項
1ないし10いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、
ねじなし端子用のリリースボタンをねじなし端子のアー
ス線接続位置に対してケースの外側寄り位置に設けるた
め、リリースボタンを操作する際にねじなし端子に接続
されたアース線が邪魔になることがなく、リリースボタ
ンの操作を容易にできる。
【0159】請求項12記載の分電盤によれば、請求項
1ないし11いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、
ねじなし端子用のリリースボタンをねじなし端子のアー
ス線接続位置に対してケースの内側寄り位置に設けるた
め、アース中継端子がケースの中央寄りに配設されてケ
ースの外側寄りからねじなし端子にアース線を接続して
いる場合でも、リリースボタンを操作する際にねじなし
端子に接続されたアース線が邪魔になることがなく、リ
リースボタンの操作を容易にできる。
【0160】請求項13記載の分電盤によれば、請求項
1ないし12いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、
ねじなし端子のアース線接続位置とねじなし端子用のリ
リースボタンとをアース中継端子の端部方向に並んで配
列するため、アース中継端子の端部方向と直交する横幅
を小形化できる。
【0161】請求項14記載の分電盤によれば、請求項
1ないし10いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、
ねじなし端子にリリース操作部を有しているため、リリ
ースボタンを用いずに、ねじなし端子自体でアース線の
リリース操作を行なえ、リリースボタンを用いる場合に
比べて、アース中継端子を小形化できる。
【0162】請求項15記載の分電盤によれば、請求項
1ないし14いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、
アース中継端子にねじなし端子のアース線挿入孔をケー
スの前面側に向けて設けるため、アース線の挿脱を前面
方向から容易にできる。
【0163】請求項16記載の分電盤によれば、請求項
1ないし15いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、
アース中継端子の一端部方向に向けて傾斜する傾斜面に
対応してねじなし端子を配設したため、分電盤が高所に
設置されていても、傾斜面が下方に対向し、下方向から
ねじなし端子に対するアース線の着脱操作を容易に行な
える。
【0164】請求項17記載の分電盤によれば、請求項
1ないし16いずれか一記載の分電盤の効果に加えて、
アース中継端子をケースと一体的に形成したため、ケー
スにブレーカなどを取り付ける前に、ケース内の広いス
ペースを利用して、アース線をアース中継端子に容易に
接続でき、接続作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すアース中継端子の
一部を省略した正面図である。
【図2】同上アース中継端子の断面図である。
【図3】同上分電盤のカバーを外した状態の正面図であ
る。
【図4】同上分電盤の扉体を開いた状態の正面図であ
る。
【図5】同上分電盤の扉体を開いた状態の斜視図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す分電盤のカバ
ーを外した状態の正面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す分電盤のカバ
ーを外した状態の正面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示す分電盤のカバ
ーを外した状態の正面図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態を示す分電盤のカバ
ーを外した状態の正面図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態を示す分電盤のカ
バーを外した状態の正面図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態を示すアース中継
端子の正面図である。
【図12】本発明の第8の実施の形態を示すアース中継
端子の正面図である。
【図13】本発明の第9の実施の形態を示すアース中継
端子の正面図である。
【図14】本発明の第10の実施の形態を示すアース中
継端子の正面図である。
【図15】本発明の第11の実施の形態を示し、(a) は
図16(b) のA−A断面図、(b)は図16(b) のB−B
断面図、(c) はアース線接続状態の図15(a) に対応し
た断面図である。
【図16】同上(a) はねじなし端子の正面図、(b) はね
じなし端子の側面図である。
【図17】本発明の第12の実施の形態を示し、(a) は
アース中継端子の正面図、(b) はアース中継端子の側面
図である。
【図18】本発明の第13の実施の形態を示し、(a) は
ねじなし端子の斜視図、(b) はねじなし端子の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ケース 24 開口部 31 分電盤ユニット 34 分岐ブレーカ 36 取付台 41 アース中継端子 42 絶縁カバー 43 アース線挿入孔 50 ねじなし端子としての速結端子 54 リリースボタン 62 アース線接続端子としてのねじ端子 83 リリース操作部 93 傾斜面 101 ねじなし端子としての電線ねじ込み式端子

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと;ケース内に収納されるブレー
    カと;ケース内に収納され、少なくとも1つのねじなし
    端子を含み、互いに電気的に接続された複数の端子を有
    するアース中継端子と;を具備していることを特徴とす
    る分電盤。
  2. 【請求項2】 アース中継端子は、ケースの側縁部に沿
    って配設されていることを特徴とする請求項1記載の分
    電盤。
  3. 【請求項3】 ブレーカは、少なくとも複数の分岐ブレ
    ーカを含み、 アース中継端子は、分岐ブレーカの近傍に配設されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の分電盤。
  4. 【請求項4】 複数の分岐ブレーカは、列状に配列さ
    れ、 アース中継端子は、複数の分岐ブレーカの列に沿って近
    傍に配設されているとともに、各分岐ブレーカに対応し
    て端子を有していることを特徴とする請求項3記載の分
    電盤。
  5. 【請求項5】 複数の分岐ブレーカを支持してケースに
    取り付けられる取付台を有し、 アース中継端子は、取付台に配設されていることを特徴
    とする請求項3または4記載の分電盤。
  6. 【請求項6】 ケースは、アース線を引き込み可能とす
    る開口部を有し、 アース中継端子は、開口部の近傍に配設されるアース線
    接続端子を有していることを特徴とする請求項1ないし
    5いずれか一記載の分電盤。
  7. 【請求項7】 複数のアース中継端子を有し、これら複
    数のアース中継端子が直列および並列の少なくともいず
    れか一方の配列で配設されていることを特徴とする請求
    項1ないし6いずれか一記載の分電盤。
  8. 【請求項8】 アース中継端子のねじなし端子は、単線
    用およびより線用の少なくとも一方を有していることを
    特徴とする請求項1ないし7いずれか一記載の分電盤。
  9. 【請求項9】 アース中継端子には、複数のねじなし端
    子が1列状に設けられているとともに、他の端子がねじ
    なし端子の列の端部に設けられていることを特徴とする
    請求項1ないし8いずれか一記載の分電盤。
  10. 【請求項10】 アース中継端子には、複数のねじなし
    端子が1列状に設けられているとともに、他の端子がね
    じなし端子の列の間に設けられていることを特徴とする
    請求項1ないし9いずれか一記載の分電盤。
  11. 【請求項11】 アース中継端子は、ねじなし端子のア
    ース線接続位置に対してケースの外側寄り位置に設けら
    れるねじなし端子用のリリースボタンを有していること
    を特徴とする請求項1ないし10いずれか一記載の分電
    盤。
  12. 【請求項12】 アース中継端子は、ねじなし端子のア
    ース線接続位置に対してケースの内側寄り位置に設けら
    れるねじなし端子用のリリースボタンを有していること
    を特徴とする請求項1ないし11いずれか一記載の分電
    盤。
  13. 【請求項13】 アース中継端子は、ねじなし端子に対
    応して設けられるねじなし端子用のリリースボタンを有
    し、ねじなし端子のアース線接続位置とリリースボタン
    とがアース中継端子の端部方向に並んで配列されている
    ことを特徴とする請求項1ないし12いずれか一記載の
    分電盤。
  14. 【請求項14】 ねじなし端子は、アース線のリリース
    操作を可能とするリリース操作部を有していることを特
    徴とする請求項1ないし10いずれか一記載の分電盤。
  15. 【請求項15】 アース中継端子は、ねじなし端子のア
    ース線接続位置に対応してケースの前面側に向けて設け
    られるアース線挿入孔を備えていることを特徴とする請
    求項1ないし14いずれか一記載の分電盤。
  16. 【請求項16】 アース中継端子は、アース中継端子の
    一端部方向に向けて傾斜する傾斜面を備え、この傾斜面
    に対応してねじなし端子が配設されていることを特徴と
    する請求項1ないし15いずれか一記載の分電盤。
  17. 【請求項17】 アース中継端子は、ケースと一体的に
    形成されていることを特徴とする請求項1ないし16い
    ずれか一記載の分電盤。
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