JP2013021801A - プラグイン分電盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】客先にて変流器に配線を通す作業が不要であり、電圧や容量が異なる分岐ブレーカを組み込む場合にも変流器の交換を容易に行うことができ、各負荷に流れる電流値を正確に検出することができるプラグイン分電盤を提供する。
【解決手段】積層された3本の母線バー2を主幹ブレーカ1の二次側端子に接続し、これらの母線バー2に多数の分岐ブレーカ4をプラグイン接続したプラグイン分電盤において、母線バー2の少なくとも1本には各分岐ブレーカ4の一次側端子に向かって延びる腕部5を形成し、この腕部5に変流器7を取り付けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、各分岐ブレーカに接続されている負荷へ流れる電流値を検出する手段を備えたプラグイン分電盤に関するものである。
プラグイン分電盤は、主幹ブレーカの二次側に接続された3本の母線バーに多数の分岐ブレーカをプラグイン接続したものであり、各分岐ブレーカの二次側はそれぞれ負荷回路に接続されている。負荷電流の監視を行いたい場合には各分岐ブレーカに変流器(CT)を取り付けて負荷へ流れる電流値を検出するのが一般的であり、例えば特許文献1に示されるように、従来は各分岐ブレーカの二次側にそれぞれ変流器を配置していた。
しかし分岐ブレーカの二次側にそれぞれ変流器を配置するためには、客先にて変流器の内部に配線を通す必要があり、1本ずつ配線を通して負荷に接続する作業に手数がかかるという問題があった。また分岐ブレーカの容量が大きくなるとその2次側に接続する電線も太くなり、その場合には電線の曲げ許容分の空隙を形成する必要があるという問題もあった。
また、ユニット化された変流器を分電盤に組み込むことも考えられるが、100V用と200V用の分岐ブレーカが同一分電盤内に配置されていたり、容量の異なる分岐ブレーカが同一分電盤内に配置されていたりするような場合には、変流器の交換が困難であるため対応することができないという問題があった。
特開平6−165320号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、客先にて変流器に配線を通す作業が不要であり、電圧や容量が異なる分岐ブレーカを組み込む場合にも変流器の交換を容易に行うことができ、各負荷に流れる電流値を正確に検出することができるプラグイン分電盤を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、上下方向に積層された3本の母線バーを主幹ブレーカの二次側端子に接続し、これらの母線バーに多数の分岐ブレーカをプラグイン接続したプラグイン分電盤において、前記母線バーの少なくとも1本には各分岐ブレーカの一次側端子に向かって延びる腕部を有し、これらの腕部に変流器を配置したことを特徴とするものである。
なお請求項2のように、隣接する変流器を、左右方向または前後方向に段配置した構造とすることが好ましく、この場合、請求項3のように腕部の長さを変流器の厚さの2倍以上とし、隣接する変流器を、左右方向に段配置することができる。また請求項4のように、母線バーの間隔を、変流器の設置位置において拡大した構造とすることができる。
本発明のプラグイン分電盤は、各分岐ブレーカの一次側に変流器を配置した構造であるため、客先にて変流器に配線を通す作業が不要である。また分岐ブレーカを母線バーから取り外すことにより、変流器の交換を容易に行うことができるので、電圧や容量が異なる分岐ブレーカを組み込む場合にも対応可能である。
また、母線バーと分岐ブレーカとの間に空隙が形成されるので母線バーの放熱面積が増加し、熱対策上も有利である。なお3本の母線バーを全て腕部付きとしておけば、どの極にも変流器を差し込むことができ、特定の極のみしか変流器を差し込めないという問題をなくすことができる。
請求項2のプラグイン分電盤は、隣接する変流器を左右方向または前後方向に段配置した構造としたので、分電盤のサイズを拡大することなく多数の変流器を組み込むことが可能となる。
請求項3のプラグイン分電盤は、腕部の長さを変流器の厚さの2倍以上としたので、変流器を左右方向に2列に配置することが可能となり、分電盤のサイズを拡大することなく多数の変流器を組み込むことが可能となる。
請求項4のプラグイン分電盤は、母線バーの間隔を変流器の設置位置において拡大したので、大きいサイズの変流器を組み込むことも可能となる。
本発明の第1の実施形態を示す全体斜視図である。 図1の正面図である。 図1の底面図である。 母線バーと変流器との関係を示す斜視図である。 母線バーと変流器との関係を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態における母線バーと変流器との関係を示す側面図である。 図6の正面図である。 第2の実施形態の変形例を示す側面図である。 図8の正面図である。 第3の実施形態を示す底面図である。 図10の要部拡大底面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1〜図5は本発明の第1の実施形態を示す図であり、1は主幹ブレーカ、2はその二次側にリードバー3を介して接続された3本の母線バー、4は母線バー2の両側に配置された多数の分岐ブレーカである。これらは図示を略した電気機器収納箱の内部に収納されてプラグイン分電盤を構成している。なお本明細書においては、主幹ブレーカ1のある方向を上とし、母線バー2の両側方向を左右とし、3本の母線バー2の積層方向を前後方向と呼ぶこととする。
母線バー2は所定間隔で前後方向に積層されている。本実施形態では前方向から順に、N極、L1極、L2極であるが、N極とL2極、L1極とL2極など自由に極の組み合わせを行うことができる。本実施形態では、各母線バー2はその左右方向に多数の腕部5を突出させた形状となっている。各腕部5は分岐ブレーカ4の方向に延びており、その先端の接続部8は分岐ブレーカ4の一次側端子となるプラグ端子部9を確実にプラグイン接続できるように形成してあり、分岐ブレーカ4のプラグ端子部9と同じ幅の幅広形状とすることが望ましい。
そしてこの腕部5に貫通型の変流器7が配置されている。すなわち、腕部5は変流器7の中心孔を貫通させてあり、その腕部5に接続された分岐ブレーカ4に流れる電流値を検出できるようになっている。なお本実施形態では3本の母線バー2の全てに腕部5を設けたが、少なくとも1本の母線バー2に腕部5を設ければよい。また、接続部8を幅広に形成することにより、分岐ブレーカ4をはずした状態でも、変流器7が左右方向に動いても接続部8に引っかかり変流器7の脱落も防止することが可能である。
図2及び図3に示すように、この腕部5の長さに相当する分の空隙が、母線バー2と分岐ブレーカ4との間に形成される。この空隙に変流器7が配置される。更に、この空隙により母線バー2の放熱面積が増加し、熱対策上も有利となる。図3に示すようにこの実施形態では、腕部5の長さは変流器7の厚さの2倍以上として、変流器7を左右方向に2列に配置できるようにしてある。このようにすれば、上下に隣接する腕部5,5の間隔を、変流器7の外径と内径の差よりも僅かに大きくしておけば、図4及び図5に示すように、多数の変流器7を左右ジグザグ状に段配置することが可能となる。ただし左右方向にずらせて配置すればよく、必ずしも千鳥配置に限定されるものではない。多数の変流器7を一列に配置する場合には腕部5,5のピッチを変流器7の外径以上とする必要があり、分電盤の上下方向の長さが大きくなるが、段配置により腕部5,5のピッチを狭くすることができ、分電盤の上下方向の長さを短縮できることとなる。
また、変流器7は全ての分岐ブレーカ4に対応するように形成していなくても良い。隣り合う分岐ブレーカ4の何れかのみに設けるものであっても良い。
このような構造とすることにより、工場からの出荷時に変流器7を取り付けておくことができるので、客先では変流器7への配線を行う必要がない。このため分岐ブレーカ4の二次側の配線が容易になり、更に分岐ブレーカ4の容量により電線が異なる分岐ブレーカにも対応可能である。
図6〜図9は本発明の第2の実施形態を示す図である。
上記した第1の実施形態では、多数の変流器7を左右ジグザグ状に段配置したが、第2の実施形態は前後方向にずらして千鳥状に配置したものである。第1の実施形態とは異なり、1段目の腕部5から3段目の腕部5まで、挿入する順番は特に限定されるものではない。
この実施形態は、100V用分岐ブレーカと200V用分岐ブレーカとが隣り合う位置にある場合などで使用可能である。例えば100V用分岐ブレーカはN極を、200V用分岐ブレーカはL1極を測定することにより、電流を検出することが可能である。なおこの場合には、上下に形成した母線バー2のうち少なくとも2本に腕部5を設けておく必要がある。
このような構造とすることにより、第1の実施形態と同様に分岐ブレーカ4の二次側の配線が容易になる。また腕部5の長さを少なくとも変流器7の1個分の厚さとしておけばよいので、左右方向の幅を短く構成することができる。
また、図8、図9のように腕部5を2段とし、長さを変流器7の2個分としておけば、N極とL1極を使用する場合、N極に挿入された変流器7が大きい場合には前後左右方向にずらして配置することも可能である。
本実施形態では変流器7を、順にL1極、N極、L1極と側面方向から見たときに千鳥状になるように形成したが、N極、L1極、N極、N極のように段配置することもできる。今までの実施形態に示すように、このように母線バー2より左右方向に腕部5を形成することにより変流器7の位置を分電盤の形状を変更させずに自由に変更できるものである。
図10、図11は本発明の第3の実施形態を示す図である。
この実施形態では、上下3段に段積みされた母線バー2のうち、2段目と3段目の前後方向の間隔を広く形成している。すなわち、3段目の母線バー2に形成した腕部5の途中を分岐ブレーカ4のプラグ端子部9方向に折り曲げ形成し、3段目の母線バー2のみ皿形状に形成している。このようにして腕部5のうちの前後方向に深く形成した場所に変流器7を設置している。なお、分岐ブレーカ4の一次側端子となるプラグ端子部9付近の1段目と2段目、2段目と3段目との間隔は同じように形成している。また、本実施形態以外の構造として変流器設置場所のみ凹部を形成する構造であっても良い。このような構造にすることにより、変流器の大きさに対応することが可能となり、分岐ブレーカの形状を変える必要もない。なお、本実施形態においては2段目と3段目の間のみ幅広に形成しているが、2段目の腕部も折曲形成しておき、1段目の母線バー2と2段目の母線バー2との空間も大きくとることができる。
また第3の実施形態においては、N極(前面の極、1段目の極)は腕部5を形成しない平板で形成している。全ての母線バー2に腕部5を形成すると表面上に変流器7が露出されるので見栄えが悪くなるが、第3の実施形態のように前面の母線バー2を平板に形成することにより、外観がよくなる。しかも従来と同様に放熱面積が広くなるため、放熱部としても使用が可能となるものである。なお、他の実施形態においても同じように、前面を平板として、母線バー2のL1極とL2極に変流器7を段配置することができることはいうまでもない。
以上に説明したように、本発明のプラグイン分電盤は、客先にて変流器に配線を通す作業が不要であり、電圧や容量が異なる分岐ブレーカを組み込む場合にも変流器の交換を容易に行うことができ、各負荷に流れる電流値を正確に検出することができるなどの多くの利点がある。
1 主幹ブレーカ
2 母線バー
3 リードバー
4 分岐ブレーカ
5 腕部
7 変流器
8 接続部
9 プラグ端子部

Claims (4)

  1. 上下方向に積層された3本の母線バーを主幹ブレーカの二次側端子に接続し、これらの母線バーに多数の分岐ブレーカをプラグイン接続したプラグイン分電盤において、前記母線バーの少なくとも1本には各分岐ブレーカの一次側端子に向かって延びる腕部を有し、これらの腕部に変流器を配置したことを特徴とするプラグイン分電盤。
  2. 隣接する変流器を、左右方向または前後方向に段配置したことを特徴とする請求項1記載のプラグイン分電盤。
  3. 前記腕部の長さを変流器の厚さの2倍以上とし、隣接する変流器を、左右方向に段配置したことを特徴とする請求項2記載のプラグイン分電盤。
  4. 母線バーの間隔を、変流器の設置位置において拡大したことを特徴とする請求項2記載のプラグイン分電盤。
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