JP2010189862A - 突き出し窓の開閉機構 - Google Patents

突き出し窓の開閉機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2010189862A
JP2010189862A JP2009032857A JP2009032857A JP2010189862A JP 2010189862 A JP2010189862 A JP 2010189862A JP 2009032857 A JP2009032857 A JP 2009032857A JP 2009032857 A JP2009032857 A JP 2009032857A JP 2010189862 A JP2010189862 A JP 2010189862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoji
slider
opening
window frame
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009032857A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tabata
弘 田端
Akihiro Shibata
明弘 芝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Original Assignee
Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miwa Lock KK, Miwa Lock Co Ltd filed Critical Miwa Lock KK
Priority to JP2009032857A priority Critical patent/JP2010189862A/ja
Publication of JP2010189862A publication Critical patent/JP2010189862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

【課題】 窓の開度を自由に調節でき、しかもその開度を安定に保持できるようにした突き出し窓の開閉機構を提供する。
【解決手段】 障子2の自由側端縁に対向する側の窓枠の支持框10に、その長さ方向に延在し、障子の自由側端縁にほぼ平行な基板5を設け、この基板5に、スライダ6を基板の長さ方向に移動可能に支持、案内すると共に、上記支持框にスライダの駆動機構9を配設し、一方、基端を上記スライダに、自由端を障子の自由側端縁に夫々回動可能に支承させた連動レバー4を設け、この連動レバー4を介して障子と窓枠とをリンク結合し、他方、上記基板にスライダの移動方向と斜交する駆動溝21を開口させ、上記連動レバー4の自由端と基端の間に植設された従動ピン22を上記駆動溝21に摺動可能に係合させる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、突き出し窓の開閉機構(以下単に開閉機構という)に係り、特に、窓の開度を自由に調節でき、しかもその開度を安定に保持できるようにした開閉機構に関する。
突き出し窓とは、住宅やビルディングの高所に開口した窓であって、安全のために全開はしないが、通気のため障子が一の側端縁に平行な回動軸の回りを一定の角度揺動できるように構成された窓をいうものとする。
特開2008−075420
上記特許文献1に記載された開閉機構は、要するに、突き出し窓の自由側端縁と窓枠との間を折畳み可能な連動部材で連結し、この連動部材を窓枠側に設けられたハンドルの回動によって伸縮させる構造である。
したがって、その構造が簡単であるという利点は在るにしても、障子の開度を自由に設定することはできず、また、強い風が吹くと突然窓が開いたり、逆にバタンと閉まってしまう、等未だ改良の余地がある。
そこで、この発明は、窓の開度を自由に調節でき、しかもその開度を安定に保持できるようにした開閉機構を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、外壁に嵌め込まれた窓枠と、これに支持される障子とを有し、換気のためこの障子を水平又は鉛直な回動軸の回りを一定の角度範囲内で外側に振出すものにおいて、障子の自由側端縁に対向する側の窓枠の支持框に、その長さ方向に延在し、障子の自由側端縁にほぼ平行な基板を設け、この基板に、スライダを基板の長さ方向に移動可能に支持、案内すると共に、上記支持框にスライダの駆動機構を配設し、一方、基端を上記スライダに、自由端を障子の自由側端縁に夫々回動可能に支承させた連動レバーを設け、この連動レバーを介して障子と窓枠とをリンク結合し、他方、上記基板にスライダの移動方向と斜交する駆動溝を開口させ、上記連動レバーの自由端と基端の間に植設された従動ピンを上記駆動溝に摺動可能に係合させたことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の発明は、スライダの駆動機構によりスライダを基板の長さ方向に駆動するとき、連動レバー全体を障子開き方向に移動させると共に自由端を障子開き方向に回動させるので、一旦開いた障子を閉じようとする風等の力は、スライダ及びその駆動機構の摩擦抵抗、及び従動ピンと駆動溝との係合を介して基板に担持れ、これらの抵抗により障子が閉じにくくなる。
これを換言すれば、障子の開度は安定にたもたれることになり、風が吹いてもバタンと閉じてしまうことがない。
また、スライダの移動量に対し障子の開度は一義的に定まるので、上記したと同様に理由により、障子の開度を自由に、かつ安定的に設定できる、等種々の効果を奏する。
障子の自由側端縁に対向する側の窓枠の支持框に、その長さ方向に延在し、障子の自由側端縁にほぼ平行な基板を設け、この基板に、スライダを基板の長さ方向に移動可能に支持、案内すると共に、上記支持框にスライダの駆動機構を配設し、一方、基端を上記スライダに、自由端を障子の自由側端縁に夫々回動可能に支承させた連動レバーを設け、この連動レバーを介して障子と窓枠とをリンク結合し、他方、上記基板にスライダの移動方向と斜交する駆動溝を開口させ、上記連動レバーの自由端と基端の間に植設された従動ピンを上記駆動溝に摺動可能に係合させる。
この発明の一実施例による開閉機構機構を装着した突き出し窓の平面図。 この発明の一実施例による開閉機構の側面図。 その断面図。 開閉機構が障子を開ける方向に少し動き出した状態を示す図2と同様の側面図。 障子が完全に開いた状態を示す図4と同様の側面図。
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
図1において符号1は窓枠を、符号2は障子を夫々示し、図1に示す障子2は鉛直な回動軸3の回りを一定の角度範囲内で振り出すことができるように構成されている。
なお、この突き出し窓は通常住宅やビルの高いところに設けられるものであり、障子2が全開すると危険であるから、窓枠1と障子2の自由側端縁とは後述の連動レバー4によって固定的にリンク結合され、障子が全開しないように構成されている。
上記窓枠1の障子2の自由側端縁に対向する側の支持框5には、図2、図3及び図5に示すように、縦長で略矩形(図5参照)の基板5が例えばねじ止めにより固定されている。
この基板5の図2における裏面側には、逆L字形の板材であるスライダ6が基板5の長さ方向である上下方向に移動可能に支持、案内されている。
図示の実施例では、図3及び図5に示すように、スライダ6に開口した縦長の案内孔7、7(図5参照)と、基板5にかしめ付けられたフランジ付のガイドピン8、8(図2及び図3)によって、スライダ6が上下方向に移動可能に案内されている。
上記スライダ6を上下方向に駆動するため、駆動機構9が設けられている。
図示の実施例における駆動機構9は、図2に示すように、紙面に垂直で図示しない回動軸の向う側の端部に一体に結合されたアーム11と、回動軸のこちら側の端部に装着されたハンドル18とを有している。
上記アーム11の先端部で、図2における裏面側に植設された駆動ピン12は、基板に開口した半円形の逃げ穴13を遊嵌して、スライダ6に開口した水平なガイド孔14に摺動可能に係合している。
なお、上記ハンドル18は水平な回動軸の回りを一定の角度揺動できるようになっているので、台座15(図1参照)に形成されたハンドル溝16(図2参照)からハンドル18を一定の角度引き起こし、引き起こされたハンドル18を手指で摘んで上記回動軸を回すことができるようになっているが、この駆動機構は本発明の必須の構成ではない。
一方、図2及び図3に示すように、前記スライダ6の図2において手前側には、支軸17がかしめにより植設されており、この支軸17に、全体の形状が三角形の連動レバー4の基端(下端)が回動可能に支承されている。
上記連動レバー4の自由端(上端)は、障子の自由側端縁に植設されたフランジ付の連結ピン19に回動可能に遊嵌している。
上記した構成により、窓枠1と障子2とは連動レバー4を介して一定角度相対回動可能にリンク結合されることになる(図1参照)。
他方、図2及び図5に示すように、前記基板5の情報にはスライダ6の移動方向と斜交する駆動溝21が開口しており、この駆動溝21に、上記連動レバー4の自由端と基端の間に植設された従動ピン22が摺動可能に係合している。
なお、図2において符号23は障子の自由側端縁の位置を示す仮想の表示サークルを示す。
上記のように構成されたこの発明の一実施例による開閉機構は、図4に示すように、ハンドル18をハンドル溝16から引き起こしてこれを反時計方向に回せば、スライダ5及び連動レバー4が上昇すると共に、従動ピン22と駆動溝21との相互作用により連動レバー4が時計方向に回動して障子2が右方に移動する。
そして、図5に示すようにハンドル18を180度回動させれば、図5に示すように障子2は一杯に開き、この状態でハンドル18をハンドル溝16に落とし込めば、障子2の開度は安定的に固定される。
図示の実施例ではハンドルによって駆動されるアーム11によってスライダが上下方向に駆動されるものとしたが、スライダの駆動機構は図示のものに限定されず種々に変形して実施が可能である。
例えば、旋盤の刃物台の駆動機構のように、スライダに図示しないナットを固定し、これに螺合する鉛直なねじ杆によってスライダを駆動するようにしてもよい(図示せず)。
1 窓枠
2 障子
3 回動軸
4 連動レバー
5 基板
6 スライダ
7 案内孔
8 ガイドピン
9 駆動機構
11 アーム
12 駆動ピン
13 逃げ穴
14 ガイド孔
15 台座
16 ハンドル溝
17 支軸
18 ハンドル
19 連結ピン
21 駆動溝
22 従動ピン
23 表示サークル

Claims (1)

  1. 外壁に嵌め込まれた窓枠と、これに支持される障子とを有し、換気のためこの障子を水平又は鉛直な回動軸の回りを一定の角度範囲内で外側に振出すものにおいて、障子の自由側端縁に対向する側の窓枠の支持框に、その長さ方向に延在し、障子の自由側端縁にほぼ平行な基板を設け、この基板に、スライダを基板の長さ方向に移動可能に支持、案内すると共に、上記支持框にスライダの駆動機構を配設し、一方、基端を上記スライダに、自由端を障子の自由側端縁に夫々回動可能に支承させた連動レバーを設け、この連動レバーを介して障子と窓枠とをリンク結合し、他方、上記基板にスライダの移動方向と斜交する駆動溝を開口させ、上記連動レバーの自由端と基端の間に植設された従動ピンを上記駆動溝に摺動可能に係合させたことを特徴とする突き出し窓の開閉機構。
JP2009032857A 2009-02-16 2009-02-16 突き出し窓の開閉機構 Pending JP2010189862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009032857A JP2010189862A (ja) 2009-02-16 2009-02-16 突き出し窓の開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009032857A JP2010189862A (ja) 2009-02-16 2009-02-16 突き出し窓の開閉機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010189862A true JP2010189862A (ja) 2010-09-02

Family

ID=42816188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009032857A Pending JP2010189862A (ja) 2009-02-16 2009-02-16 突き出し窓の開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010189862A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113250571A (zh) * 2020-02-13 2021-08-13 Ykk Ap 株式会社 门窗

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006249728A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Tostem Corp 開閉機構を備える開口部装置
JP2007100444A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Shin Nikkei Co Ltd 開口部装置
JP2008075420A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Tostem Corp 開閉手段を備える開口部装置
JP2008150780A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Shin Nikkei Co Ltd 窓開閉装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006249728A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Tostem Corp 開閉機構を備える開口部装置
JP2007100444A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Shin Nikkei Co Ltd 開口部装置
JP2008075420A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Tostem Corp 開閉手段を備える開口部装置
JP2008150780A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Shin Nikkei Co Ltd 窓開閉装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113250571A (zh) * 2020-02-13 2021-08-13 Ykk Ap 株式会社 门窗
CN113250571B (zh) * 2020-02-13 2023-06-13 Ykk Ap 株式会社 门窗

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008285930A (ja) 自然換気装置
WO2016033980A1 (zh) 一种铰链
JP2010270587A (ja)
JP4876931B2 (ja) 自然換気窓
KR101407021B1 (ko) 문 고정장치
JP5231439B2 (ja) ドア錠装置
JP2010189862A (ja) 突き出し窓の開閉機構
JP2010236297A (ja) 自然換気窓
JP4876813B2 (ja) 自然換気窓
JP5360882B2 (ja) 自然換気用窓
JP2003253972A (ja) 窓のルーバー装置
JP2009138368A (ja) 建具
JP4881700B2 (ja) 内倒し窓の傾斜角度調整装置及びこれを備えた内倒し窓
JP4983404B2 (ja) 換気装置
JP2011069061A (ja) 横すべり出し窓の開閉装置
JP4686213B2 (ja) 引き戸の開き装置
JP5458632B2 (ja) ハンドル装置
JP4900038B2 (ja) 窓開閉装置
JP5329172B2 (ja) 自然換気用窓
KR200415618Y1 (ko) 창호용 하드웨어
JP2010216170A (ja) 上げ下げ窓
JP2016199987A (ja) 窓サッシ
JP2008169669A (ja) すべり出し窓用のステー
JP5329171B2 (ja) 自然換気用窓
JP4930342B2 (ja) 窓開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131009

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20131030

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20140324

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02