JP2010188061A - 遊技機の装飾構造及びそれを用いた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の光源を組み合わせることにより、興趣に富んだ発光態様を実現することが可能な遊技機の装飾構造及び遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技者が視認可能な所定位置に設けられる装飾レンズ体50と、その装飾レンズ体50の背面側に配置され、該装飾レンズ体50を照射して面発光させる複数の光源とを備え、複数の光源は、第1の発光色で照射する第1光源と、その第1の発光色とは異なる第2の発光色で照射可能な第2光源とを有し、第1及び第2光源は、装飾レンズ体50を面発光させる際に、それぞれの第1及び第2の発光色で発光する領域を形成しつつ、当該第1及び第2光源の発光色を混色した第3の発光色で発光する領域を形成可能に配置されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技機の装飾構造及びそれを用いた遊技機に関する。
ぱちんこ機などの遊技機には、矩形状の外枠に対して内枠が開閉可能に組み付けられ、該内枠にヒンジを介して前枠が開閉可能に配置されている。また、内枠の前面側には、遊技盤が着脱可能に組み付けられ、前枠には球受皿が設けられている。球受皿は、遊技球を一時的に貯留し、該貯留した遊技球を内枠に設けられる発射装置の発射位置へ誘導する。そして、前枠には発射ハンドルが設けられ、該発射ハンドルの操作により発射装置を作動させる。
近年のぱちんこ機において、遊技盤の前面側(遊技者側)に形成される遊技領域では、液晶表示器などの可変表示装置を用いてリーチ予告演出、リーチ演出、大当たり予告演出、大当たり演出等の演出表示を多様化させると共に、その可変表示装置の演出表示と併せて役物装置などに動きを与え、また発光させて、盤面全体で演出を行い、視覚的な興趣を高める工夫が提案されている。さらには、遊技領域を囲む前枠に装飾が施されて遊技機全体で演出が行われている。もちろん、発光ダイオードに代表される発光素材が昨今急速な進歩を遂げあらゆる産業分野に普及しつつあることも、遊技機における視覚的な演出効果の向上に寄与している。
特許第3613598号公報
特許文献1の遊技機は、遊技盤の略中央部に液晶表示器などで構成される変動表示装置(可変表示装置)を備えたセンター役物を配置しており、そのセンター役物に装飾性の高い発光表現を行うための装飾装置が設けられている。この装飾装置は、発光手段(第2電気的発光手段)の発光態様に基づいて発色する複数の棒状発色部材を備えていて、その棒状発色部材の発光状態を様々に変化させることができるとともに、その棒状発色部材の発光色と、レンズ部材よりも後方に配置された別の発光手段(第1電気的発光手段)による発光色とを組み合わせて装飾効果の向上を図ったものである。
しかしながら、上記装飾装置は、棒状発色部材を用いて、複数の発光手段を組み合わせることにより色や点灯、点滅のパターンなどの発光態様を多様化することができるが、棒状発色部材とその周囲とが別々に発光態様を変化する構成なので、遊技者はすぐに見慣れてしまい、興趣が持続するものではない。
本発明の課題は、上記実情に鑑みてなされたものであり、複数の光源を組み合わせることにより、興趣に富んだ発光態様を実現することが可能な遊技機の装飾構造及び遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機の装飾構造は、
遊技機の装飾に用いられる装飾構造であって、
遊技者が視認可能な所定位置に設けられる装飾レンズ体と、
その装飾レンズ体の背面側に配置され、該装飾レンズ体を照射して面発光させる複数の光源と、を備え、
複数の光源は、第1の発光色で照射する第1光源と、その第1の発光色とは異なる第2の発光色で照射可能な第2光源とを有し、
第1及び第2光源は、装飾レンズ体を面発光させる際に、それぞれの第1及び第2の発光色で発光する領域を形成しつつ、当該第1及び第2光源の発光色を混色した第3の発光色で発光する領域を形成可能に配置されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
以上のような装飾構造を用いたことを特徴とする。
上記本発明の遊技機によれば、装飾レンズ体の後面側に配置された第1及び第2光源が、装飾レンズ体を面発光させる際に、それぞれの第1及び第2の発光色を混色した第3の発光色で面発光する領域を形成しつつ、第1及び第2の発光色で発光する領域が残存可能に配置されている。これによれば、第1光源と第2光源といった複数の光源を組み合わせたときに、第1光源の発光による第1の発光色と、第2光源の発光による第2の発光色のみならず、それらが混色した第3の発光色によっても装飾レンズ体を面発光するので、発光色や点灯、点滅のパターンにグラデーション効果を加えて発光態様のバリエーションを増加することができ興趣に富んだ発光態様を実現することができる。ひいては、遊技者はその発光態様に見慣れることなく、興趣を持続させることができる。
また、第1及び第2光源としてフルカラーのLEDを用いることなく単色のLEDを用いた場合にも、混色することでLED(光源)の個数を減らした状態で発光態様を多様化することができ、製造コストを低減することができる。また、フルカラーのLEDを用いた場合には、飛躍的に発光態様を増加させることができる。
また、遊技機の装飾構造の具体的な態様として、第1光源が照射光の光軸を装飾レンズ体と平行になるように配置され、その第1光源の照射光を装飾レンズ体に向けて反射する反射面を有する反射レンズ体を備え、
反射面には、反射レンズ体の中部からの光を装飾レンズ体に向けて射出可能な第1反射領域と、該中部からの光を遮断する第2反射領域とが形成され、
反射レンズ体に、第2光源が照射した照射光の一部が所定位置から中部に導光されて第1反射領域から射出されることにより、第1光源の反射光と合わさって装飾レンズ体を第3の発光色で発光する一方、第2反射領域では、中部に導光された第2光源の光を遮断して第1光源の反射光によって装飾レンズ体を第1の発光色で発光する構成を採用することができる。
これによれば、装飾レンズ体の背面側(装飾レンズ体と反射レンズ体の間)に第1光源が照射光の光軸を装飾レンズ体と平行になるように配置されているので、装飾構造の大きさ(厚み)を小さく(薄く)して小スペースに設置することができる。また、第1光源の照射光は反射レンズ体の反射面を介し反射光として装飾レンズ体を発光させるので、点光りが抑制されムラなく面発光させることができる。
なお、第2光源は、反射レンズ体の背面側に配置することができ、第2光源の第2の発光色は、反射面以外の場所から射出されて装飾レンズ体を照射することができる。
また、遊技機の装飾構造は、第2光源が第1光源と対向して配置され、
第1及び第2光源は、反射レンズ体の第2反射領域においてそれぞれの第1及び第2の発光色で装飾レンズ体を面発光する一方、第1反射領域においてそれぞれの屈折光及び反射光によって混色した第3の発光色で装飾レンズ体を面発光する構成を採用することができる。
これによれば、装飾レンズ体の背面側でその装飾レンズ体と平行になるように配置された第1光源と対応して第2光源が配置されているので、装飾構造の大きさ(厚み)を小さく(薄く)して小スペースに設置することができる。
また、遊技機の装飾構造として第2反射領域は、反射レンズ体の前面側に配置された柔軟性及び光透過性を有する配線基板の導体パターン或いは塗料・印刷インクなどの不透明部によって形成され、第1光源がその配線基板に実装されている構成を採用することができる。これによれば、第1光源が実装された配線基板を反射レンズ体の前面側に配置することができるので、簡単な構造となり、組み立てが容易である。また、配線基板を反射レンズ体にそのまま配置することができるので、薄型化やコンパクト化となる。さらには、光透過性を有する配線基板の透明度等を適宜調整して、配線基板自身を反射レンズ体として利用してもよい。
なお、ここでいう「光透過性」とは、少なくとも可視光の波長の領域の光を透過する性質のことであり、発光手段の光源が視認し得る状態又は発光手段の光源の光が視認し得る状態をなし得ることを示し、透明又は半透明の他に透過する光が拡散されるため、又は透過率が低いために、その材質を通して向こう側の形状等を明確に認識できない、又はまったく認識できない状態のものも含む。
また、遊技機の装飾構造は、第2反射領域は、反射レンズ体の前面側に配置された柔軟性及び光透過性を有する配線基板の導体パターン或いは塗料・印刷インクなどの不透明部によって形成され、第1及び第2光源がその配線基板に実装されている構成を採用することができる。これによれば、第1及び第2光源が実装された配線基板を反射レンズ体の前面側に配置するだけでいいので、構造が簡単となり、組み立てが容易である。配線基板を反射レンズ体にそのまま配置することができるので、薄型化やコンパクト化となる。
本発明の実施形態に係る遊技機の一例を示す正面図である。 スピーカーに装飾構造を用いた概念説明図である。 装飾構造の第1態様の概略を説明する概念図である。 装飾構造の第2態様の概略を説明する概念図である。
以下、本発明における実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、遊技機1(以下、ぱちんこ機1ともいう)には、外枠、内枠、前面枠などからなる枠体1aに遊技盤2が取り付けられている。この遊技盤2の盤面2a(前面)には、内外の2本のガイドレール2bによって区画された略円形の遊技領域2cが形成されている。そして、遊技領域2cの中央には、液晶表示部2dが搭載され、その液晶表示部2dの下方(遊技領域2bの中央下部)に大入賞装置2eが配置されている。また、液晶表示部2dと大入賞装置2eとの間には、始動入賞装置2fが配置されている。
また、ぱちんこ機1には、枠体1aの前面側の遊技盤2の下方に遊技球を貯留しその遊技球を球発射装置(図示せず)に誘導する球受皿3が配置されている。また、ぱちんこ機1には、その球発射装置が遊技球を遊技盤2(遊技領域2c)内に発射する際に遊技者が操作する発射ハンドル4や、タバコの灰皿5が配置されている。また、ぱちんこ機1は、枠体1aの前面側の上側両隅に遊技者が視認可能な状態でスピーカー6,6が配置されている。すなわち、スピーカー6,6に対応する枠体1aの前面枠の上側両隅が透明に形成されている。
なお、本明細書において、ぱちんこ機1における上下方向とは遊技盤2の盤面2aに沿う態様で遊技球が流下する方向(鉛直方向)を意味する。また、左右方向とは遊技盤2の盤面2aに沿う態様で上下方向に直交する方向(水平方向)を意味する。また、前後方向とは遊技盤2の盤面2aに直交する方向(水平方向)を意味し、盤面2aの遊技者側が前側であり、盤面2aの奥側が後側である。
スピーカー6は、図2に示すように、リード線10の一端をハンダ付けした円筒状のボイスコイル11と、このボイスコイル11を軸線方向に振動可能に支持するダンパー12と、ボイスコイル11によって駆動され音波を発生する振動体としての略円錐形状(コーン型)の振動板13と、ボイスコイル11を配置する磁気ギャップを形成するための磁気回路部14と、その磁気回路部14,ダンパー12及び振動板13のエッジを所定の位置に支持するフレーム15とを含み構成されている。
スピーカー6は、ボイスコイル11の先端を閉塞するセンターキャップ16と、振動板13を挟んでフレーム15へ固着される環状のガスケット17と、音声電流の入力端子18とを備えている。そして、スピーカー6の後方には、スピーカー6を照射して装飾する発光ユニット20が配置されている。
ダンパー12は、ポリプロピレン(PP),ポリカーボネイト(PC),ポリエチレンテレフタレート(PET)等の光透過性樹脂(例えば、透明)により平板ダンパーとして形成されている。
振動板13は、ポリプロピレン(PP),ポリカーボネイト(PC),ポリエチレンテレフタレート(PET)等の光透過性樹脂(例えば、透明)により先端のエッジで開口し中心に通孔が開設された略円錐形状に形成されている。なお、振動板13は、円錐形をしたものだけでなく、正面視して楕円,多角形状のものあるいはドーム型,平面型のものであってもよい。
フレーム15は、ポリプロピレン(PP),ポリカーボネイト(PC),ポリエチレンテレフタレート(PET)等の光透過性樹脂により、例えば透明に形成されている。また、フレーム15は、本実施形態において光透過性樹脂により音波発生方向に拡開放する略円錐台形の深皿形状に形成されており、その開口周縁部がフランジ状に形成されて振動板13を保持するガスケット17が支持されている。また、フレーム15には、厚さ1mm程度の基板に、リード線10の他端が接続された厚さ0.5mm程度の薄い金属板からなるプラスとマイナスの端子部を取り付けた入力端子18がビスなどの締結部材19によって固定されている。
なお、本実施形態においてセンターキャップ16,ガスケット17は、ダンパー12,振動板13及びフレーム15と同様にポリプロピレン(PP),ポリカーボネイト(PC),ポリエチレンテレフタレート(PET)等の光透過性樹脂により形成することができる。つまり、発光ユニット20の前方に位置してスピーカー6を構成するリード線10、ボイスコイル11、磁気回路部14以外はすべて少なくとも可視光の波長の領域の光を透過する光透過性樹脂により形成することができ、磁気回路部14の外周方向に位置して設けられる発光ユニット20の発光が視認可能となる。
すなわち、本発明の装飾構造は、ぱちんこ機1の装飾に用いることができ、本実施形態ではその一例としてスピーカー6に採用したものである。したがって、ダンパー12,振動板13,フレーム15,センターキャップ16及びガスケット17が、遊技者が視認可能な所定位置に設けられる本発明の装飾レンズ体として構成されている。
発光ユニット20は、装飾レンズ体としてのスピーカー6の背面側に配置され、そのスピーカー6を照射して面発光させる複数の光源を備えている。そして、複数の光源は、第1の発光色で照射する第1光源と、その第1の発光色とは異なる第2の発光色で照射可能な第2光源とを有している。また、第1及び第2光源は、スピーカー6(装飾レンズ体)を面発光させる際に、それぞれの第1及び第2の発光色で発光する領域を形成しつつ、当該第1及び第2光源の発光色を混色した第3の発光色で発光する領域を形成可能に配置されている。
発光ユニット20は、ドーナツ状(環状)形態をなし、磁気回路部14に嵌め込まれる形でスピーカー6の後面側に配置されている。なお、発光ユニット20は、スピーカー6を全体的に発光させるために、本発明の装飾構造を構成する第1及び第2光源の組を所定角度ごとに複数配置している。
具体的には、発光ユニット20は、環状の板状形態をなす反射レンズ体21と、その反射レンズ体21の前面側に配置される第1配線基板30と、反射レンズ体21の後面側に配置される第2配線基板40とを含み構成されている。
第1配線基板30は、反射レンズ体21に対応して環状のシート状形態をなし、柔軟性及び光透過性を有する透明フレキシブル基板で形成されている。第1配線基板30には、第1光源として径方向に沿って対向して配置された外側LED31と内側LED32とが前面側に実装されている。外側LED31及び内側LED32は、第1配線基板30の実装面に対して光軸が平行となるサイドビュータイプの発光ダイオードが用いられ、外側LED31は光軸が径方向内側を向くように実装され、内側LED32は光軸が径方向外側を向くように実装されている。
また、第1配線基板30は、導体パターン或いは塗料・印刷インクなどの不透明部33を形成している。具体的には、不透明部33は、外側LED31及び内側LED32の光軸と重なる位置に形成されている。不透明部33は、後述する反射レンズ体21の前面側に形成される隆起部22の傾斜面23の一部を覆うように配置されている。なお、反射レンズ体21は、光を効率よく拡散するためにローレット,Vカット,しぼなどの凹凸表面加工が隆起部22も含め表面(前面)に施されている。
第2配線基板40は、環状の板状形態をなし、剛性を有するリジット基板によって形成されている。第2配線基板40の前面側には、第2光源として反射レンズ体21を照射する後側LED41が実装されている。後側LED41は、第2配線基板40の実装面に対して光軸が垂直となるトップビュータイプの発光ダイオードが用いられ、自身の光軸が第1配線基板30の外側LED31及び内側LED32の光軸と交差するように配置されている。
次に、図3を用いて本発明の装飾構造の概略について説明する。なお、図3は、装飾構造を分かり易く説明するために、スピーカー6の代わりに板状の装飾レンズ体50を発光ユニット20の前方に配置した例である。
まず、反射レンズ体21は、第1光源としての外側LED31及び内側LED32の照射光を装飾レンズ体50(スピーカー6)に向けて反射する反射面25を隆起部22の傾斜面23によって形成している。反射面25には、反射レンズ体21の中部からの光を装飾レンズ体50に向けて射出可能な第1反射領域25aと、該中部からの光を遮断する第2反射領域25bとが形成されている。本実施形態においては、反射レンズ体21の前面側に、透明フレキシブル基板によって形成された第1配線基板30が重ねられて配置されているため、不透明部33によって第2反射領域25bが形成されている。なお、反射レンズ体21に部分的にメッキなどを施して直接第2反射領域25bを形成してもよい。
これにより、反射レンズ体21に、後側LED41(第2光源)が照射した照射光の一部が所定位置から中部に導光されて第1反射領域25aから射出されることにより、外側LED31及び内側LED32(第1光源)の反射光と合わさって装飾レンズ体50を第3の発光色(第2領域,第4領域)で発光する。第2反射領域25bでは、中部に導光された後側LED41(第2光源)の光を遮断して外側LED31及び内側LED32(第1光源)の反射光によって装飾レンズ体50を第1の発光色(第1領域,第5領域)で発光することができる。なお、後側LED41(第2光源)反射レンズ体21の反射面25以外のところから装飾レンズ体50を照射して第2の発光色(第3領域)で発光することができる。
例えば、図3に示すように、第1光源としての外側LED31及び内側LED32、第2光源としての後側LED41を次の発光色で発光させる。
外側LED31:赤色(R)の発光色で発光
内側LED32:緑色(G)の発光色で発光
後側LED41:青色(B)の発光色で発光
その結果、上述のごとく、反射レンズ体21が外側LED31,内側LED32及び後側LED41の照射を受けて装飾レンズ体50の第1領域から第5領域が次のように発光することとなる。
第1領域:赤色(R)の発光色で発光
第2領域:紫色(マゼンダ:M)の発光色で発光(赤色(R)+青色(B)の発光色で発光)
第3領域:青色(B)の発光色で発光
第4領域:水色(シアン:C)の発光色で発光(緑色(G)+青色(B)の発光色で発光)
第5領域:緑色(G)の発光色で発光
これによれば、第1光源と第2光源といった複数の光源を組み合わせたときに、複雑な回路設計や制御をしなくとも、第1光源の発光による第1の発光色と、第2光源の発光による第2の発光色のみならず、それらが混色した第3の発光色によっても装飾レンズ体を面発光するので、発光色や点灯、点滅のパターンにグラデーション効果を加えて発光態様のバリエーションを増加することができ興趣に富んだ発光態様を実現することができる。さらには、第3の発光色である混色領域を形成することで、制御によって第1光源と第2光源との輝度の割合を変化させることで、その混色される第3の発光色を変化させることが可能である。ひいては、遊技者はその発光態様に見慣れることなく、興趣を持続させることができる。
次に、図4を用いて、装飾構造の別の実施形態について説明する。図4に示すように、外側LED31及び内側LED32が対向して配置され、反射レンズ体21の隆起部22がその間で山形状に形成されている。すなわち、第2配線基板40が省略され、外側LED31及び内側LED32のそれぞれが第1光源及び第2光源として形成することができる。これにより、第1及び第2光源は、反射レンズ体21の第2反射領域25bにおいてそれぞれの第1及び第2の発光色(第1領域,第3領域)で装飾レンズ体50を面発光する一方、第1反射領域25aにおいてそれぞれの屈折光及び反射光によって混色した第3の発光色(第2領域)で装飾レンズ体50を面発光させることができる。
例えば、図4に示すように、第1光源としての外側LED31,第2光源としての内側LED32次の発光色で発光させる。
外側LED31:赤色(R)の発光色で発光
内側LED32:緑色(G)の発光色で発光
その結果、上述のごとく、反射レンズ体21が外側LED31,内側LED32の照射を受けて装飾レンズ体50の第1領域から第3領域が次のように発光することとなる。
第1領域:赤色(R)の発光色で発光
第2領域:黄色(Y)の発光色で発光(赤色(R)+緑色(G)の発光色で発光)
第3領域:緑色(G)の発光色で発光
本発明では遊技機の一例としてぱちんこ機について説明したが、他に例えばアレンジボール遊技機、雀球遊技機等の遊技機に適用することができる。
1 ぱちんこ機(遊技機)
1a 枠体
6 スピーカー(装飾レンズ体)
12 ダンパー(装飾レンズ体)
13 振動板(装飾レンズ体)
15 フレーム(装飾レンズ体)
16 センターキャップ(装飾レンズ体)
17 ガスケット(装飾レンズ体)
20 発光ユニット
21 反射レンズ体
25 反射面
25a 第1反射領域
25b 第2反射領域
30 第1配線基板
31 外側LED(第1光源,第2光源)
32 内側LED(第1光源,第2光源)
33 不透明部
40 第2配線基板
41 後側LED(第2光源)
50 装飾レンズ体

Claims (6)

  1. 遊技機の装飾に用いられる装飾構造であって、
    遊技者が視認可能な所定位置に設けられる装飾レンズ体と、
    その装飾レンズ体の背面側に配置され、該装飾レンズ体を照射して面発光させる複数の光源と、を備え、
    前記複数の光源は、第1の発光色で照射する第1光源と、その第1の発光色とは異なる第2の発光色で照射可能な第2光源とを有し、
    前記第1及び第2光源は、前記装飾レンズ体を面発光させる際に、それぞれの第1及び第2の発光色で発光する領域を形成しつつ、当該第1及び第2光源の発光色を混色した第3の発光色で発光する領域を形成可能に配置されていることを特徴とする遊技機の装飾構造。
  2. 前記第1光源が照射光の光軸を前記装飾レンズ体と平行になるように配置され、その第1光源の照射光を前記装飾レンズ体に向けて反射する反射面を有する反射レンズ体を備え、
    前記反射面には、前記反射レンズ体の中部からの光を前記装飾レンズ体に向けて射出可能な第1反射領域と、該中部からの光を遮断する第2反射領域とが形成され、
    前記反射レンズ体に、前記第2光源が照射した照射光の一部が所定位置から中部に導光されて前記第1反射領域から射出されることにより、前記第1光源の反射光と合わさって前記装飾レンズ体を第3の発光色で発光する一方、前記第2反射領域では、中部に導光された第2光源の光を遮断して前記第1光源の反射光によって前記装飾レンズ体を第1の発光色で発光する請求項1に記載の遊技機の装飾構造。
  3. 前記第2光源が前記第1光源と対向して配置され、
    前記第1及び第2光源は、前記反射レンズ体の第2反射領域においてそれぞれの第1及び第2の発光色で前記装飾レンズ体を面発光する一方、前記第1反射領域においてそれぞれの屈折光及び反射光によって混色した第3の発光色で装飾レンズ体を面発光する請求項2に記載の遊技機の装飾構造。
  4. 前記第2反射領域は、前記反射レンズ体の前面側に配置された柔軟性及び光透過性を有する配線基板の導体パターン或いは塗料・印刷インクなどの不透明部によって形成され、前記第1光源がその配線基板に実装されている請求項2または3に記載の遊技機の装飾構造。
  5. 前記第2反射領域は、前記反射レンズ体の前面側に配置された柔軟性及び光透過性を有する配線基板の導体パターン或いは塗料・印刷インクなどの不透明部によって形成され、前記第1及び第2光源がその配線基板に実装されている請求項2または3に記載の遊技機の装飾構造。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の装飾構造を用いた遊技機。
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