JP2010187544A - 魚釣用リール - Google Patents
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Abstract
【課題】糸止めを容易に行うことができるとともに、棚取り使用時における糸繰り出し停止時に釣糸係止部に係止した釣糸に急激な負荷がかかっても、糸繰り出し時の負荷低減を図り、釣糸係止部の破損や釣糸の損傷、切断を防止できる魚釣用リールを提供すること。
【解決手段】魚釣用リールは、スプールの適宜部位に貫通孔16dを形成し、前記貫通孔に釣糸係止部62bを有する係止部材62の軸部62aを挿入して弾性的に抜け止め係止し、前記釣糸係止部とスプールとの間に釣糸を挟持可能とした釣糸係止装置60を備えている。そして、釣糸係止部材62の軸部62aは、その軸部の軸方向と直交する方向に弾性部材66の付勢力に抗して移動可能である。
【選択図】 図2B
【解決手段】魚釣用リールは、スプールの適宜部位に貫通孔16dを形成し、前記貫通孔に釣糸係止部62bを有する係止部材62の軸部62aを挿入して弾性的に抜け止め係止し、前記釣糸係止部とスプールとの間に釣糸を挟持可能とした釣糸係止装置60を備えている。そして、釣糸係止部材62の軸部62aは、その軸部の軸方向と直交する方向に弾性部材66の付勢力に抗して移動可能である。
【選択図】 図2B
Description
本発明は、釣糸を係止する釣糸係止装置を備えた魚釣用リールに関する。
魚釣用リールにおいては、スピニングリールのスプールや両軸リールの側板等の適宜の位置に、釣糸を係止する釣糸係止装置(糸止め)が特許文献1や特許文献2で見られるように、従来から一般に知られている。
特許文献1で開示された釣糸係止装置は、リール本体の外壁に貫通孔を有するラインホルダ受けを設け、大径頭部を有するラインホルダ(糸止め)の軸部を貫通孔に上下方向にスライド可能に挿入して、バネ部材でラインホルダの軸部を弾性係止し、大径頭部とラインホルダとの間で釣糸を狭着係止する構造である。
特許文献2に開示されている釣糸係止装置は、スプールやリール本体の構成部材に形成した貫通孔に、ゴムで一体に形成された釣糸係止部材を挿入して弾性的に抜け止めした構造である。
一方、上記の従来技術に関連するものとして、特許文献3に開示されている保持手段は、外側からアクセス可能な側(スプールの外側)に、釣糸を固定するためのクリップを有している。また、この保持手段は、クリップとは逆の側(スプールの内側)に、半径方向に延びるガイド凸部を備えている。当該ガイド凸部は、長手方向に沿って延びた窓部内に案内されている。ガイド凸部はその自由端でスプールの内部に支持された圧縮バネに接続されている。保持手段は圧縮バネの力に抗してバネ変位により双方向に移動可能であるようにスプールに取り付けられている。
特許文献1によれば、使用時、ラインストッパを棚取り(適当と思われる釣糸繰出し量の位置で釣糸を係止して、巻取り後、再度釣糸を繰出したときに、釣糸係止位置で釣糸繰出しを自動的に停止させること)として使用する場合があるが、糸の繰り出し停止時に、ラインホルダに急激な負荷が直接加わることになり、ラインホルダの破損や釣糸の損傷の可能性がある。
特許文献2によれば、ゴムで一体成型されたラインストッパのため、ライン係止部が外側にめくれて糸が外れる可能性がある。このため、ラインストッパを棚取りに使用する際、急激な負荷でラインストッパが変形し、スプールから外れる可能性がある。
また、特許文献3のスプールの保持手段を用いると棚取りを行うことができるが、クリップにより糸を固定、保持する構造のため、係止状態が安定せずに糸が外れ易いとともに、クリップの位置が特定されるので糸の向き等を考慮する必要があり、通常の糸止めとして容易に使用することができない場合がある。
すなわち、特許文献1から特許文献3のいずれも、釣糸係止装置(ラインストッパ)を釣糸の巻き終わり終端の通常の糸止めと釣糸の繰出し長さを規定(規制)する棚取りの両機能を、実釣時に支障なく使い分けることができず、幅広い対応が難しい。
特許文献2によれば、ゴムで一体成型されたラインストッパのため、ライン係止部が外側にめくれて糸が外れる可能性がある。このため、ラインストッパを棚取りに使用する際、急激な負荷でラインストッパが変形し、スプールから外れる可能性がある。
また、特許文献3のスプールの保持手段を用いると棚取りを行うことができるが、クリップにより糸を固定、保持する構造のため、係止状態が安定せずに糸が外れ易いとともに、クリップの位置が特定されるので糸の向き等を考慮する必要があり、通常の糸止めとして容易に使用することができない場合がある。
すなわち、特許文献1から特許文献3のいずれも、釣糸係止装置(ラインストッパ)を釣糸の巻き終わり終端の通常の糸止めと釣糸の繰出し長さを規定(規制)する棚取りの両機能を、実釣時に支障なく使い分けることができず、幅広い対応が難しい。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、糸止めを容易に行うことができるとともに、棚取り使用時における糸繰り出し停止時に釣糸係止部に係止した釣糸に急激な負荷がかかっても、糸繰り出し時の負荷低減を図り、釣糸係止部の破損や釣糸の損傷、切断を防止できる魚釣用リールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る魚釣用リールは、スプールの適宜部位に貫通孔を形成し、前記貫通孔に釣糸係止部を有する係止部材の軸部を挿入して弾性的に抜け止め係止し、前記釣糸係止部とスプールとの間に釣糸を挟持可能とした釣糸係止装置を備えており、前記釣糸係止部材の軸部を、該軸部の軸方向と直交する方向に弾性部材の付勢力に抗して移動可能としたことを特徴とする。
また、前記貫通孔は、長孔に形成され、前記弾性部材は、前記軸部を前記貫通孔の長孔の一側に付勢するバネ部材であることが好ましい。
また、前記魚釣用リールのスプールと、前記釣糸係止部との間に緩衝部材が設けられていることが好ましい。
また、前記貫通孔は、長孔に形成され、前記弾性部材は、前記軸部を前記貫通孔の長孔の一側に付勢するバネ部材であることが好ましい。
また、前記魚釣用リールのスプールと、前記釣糸係止部との間に緩衝部材が設けられていることが好ましい。
スプールに形成した貫通孔に対して釣糸係止装置の軸部を挿入し、軸部をその軸方向に弾性部材の付勢力に抗して抜け止め係止したことにより、釣糸をスプールとの間で挟持保持できるので、糸止めを容易に行うことができる。また、スプールに対して係止した軸部を前記軸部と直交する方向に弾性的に移動可能としたことにより、棚取り使用時における釣糸繰り出し停止時に釣糸や釣糸係止部に急激な負荷が加えられても、釣糸係止部が弾性部材の付勢力に抗して釣糸放出方向に移動して釣糸への負荷低減が図れ、釣り糸係止部の破損や釣糸の損傷、切断を防止できる。したがって、この発明によれば、糸止めを容易に行うことができるとともに、棚取り使用時における糸繰り出し停止時に釣糸係止部に係止した釣糸に急激な負荷がかかっても、糸繰り出し時の負荷低減を図り、釣糸係止部の破損や釣糸の損傷、切断を防止できる。
貫通孔が長孔に形成され、弾性部材が軸部を前記貫通孔の長孔の一側に付勢するバネ部材であることにより、軸部を長孔の貫通孔に沿って、バネ部材の付勢力に抗して弾性的に移動させることができる。このため、釣糸への負荷低減が図れ、これに伴って釣糸係止装置への負荷低減も図れる。
貫通孔が長孔に形成され、弾性部材が軸部を前記貫通孔の長孔の一側に付勢するバネ部材であることにより、軸部を長孔の貫通孔に沿って、バネ部材の付勢力に抗して弾性的に移動させることができる。このため、釣糸への負荷低減が図れ、これに伴って釣糸係止装置への負荷低減も図れる。
また、魚釣用リールのスプールと、釣糸係止部との間に緩衝部材が設けられていることにより、急激な負荷が釣糸係止部に加えられても、より確実に衝撃を緩和できる。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態について説明する。
第1の実施の形態について図1ないし図2Cを用いて説明する。
第1の実施の形態について図1ないし図2Cを用いて説明する。
図1に示すように、魚釣用スピニングリール10は、釣竿に装着するための脚部12aが形成されたリール本体12と、リール本体12の前方に回転可能に配されたロータ14と、ロータ14の回転運動と同期して前後動可能に配されたスプール16とを有している。
リール本体12内には、ハンドル軸22が回転可能に支持されており、その突出端部には、巻取り操作されるハンドル22aが取り付けられている。ハンドル軸22には、ロータ14を巻取り駆動するための巻取り駆動機構が係合しており、この巻取り駆動機構は、ハンドル軸に取り付けられ内歯が形成された駆動ギヤ32と、この駆動ギヤ32に噛合し、ハンドル軸22と直交する方向に延出すると共に内部に軸方向に延出する空洞部が形成されたピニオン34とを備えている。ピニオン34は、軸受を介して回転可能に支持されており、その空洞部には、ハンドル軸22と直交する方向に延出し、先端側にスプール16を取り付けたスプール軸36が軸方向に移動可能に挿通、支持されている。
また、前記ピニオン34には、スプール軸36を前後動させるオシレーティング機構が係合している。このオシレーティング機構は、スプール軸36と平行に延出するウオームシャフト42と、このウオームシャフト42の外周面に形成された螺旋溝に係合すると共に、スプール軸36の基端部にビス止めして取り付けられた係合子44とを有している。ウオームシャフト42の端部には、前記ピニオン34と噛合するギヤ46が取り付けられており、ウオームシャフト42が、ピニオン34及びギヤ46を介して回転駆動されることで、スプール軸36は螺旋溝内に案内される係合子44を介して前後動される。
前記ピニオン34はスプール側に向けて延出しており、その先端部において、ナット(図示せず)を介して前記ロータ14が取り付けられている。また、ピニオン34には、その中間部分に転がり式の一方向クラッチ(図示せず)が取り付けられており、リール本体12の外部に取り付けられている切換え部材52を回動操作することで、一方向クラッチを作動状態と非作動状態に切換えるように構成されている。この場合、切換え部材52を作動状態に切換えることで、ハンドル22a(ロータ14)の逆転方向の回転が防止されるようになっている。
前記ロータ14は、スプール16のスカート部(構成部材)16a内に位置する円筒部(図示せず)と、一対の支持腕14aを備えている。各支持腕14aの前端部には、ベール支持部材14bが釣糸巻取り位置と釣糸放出位置との間で回動自在に支持されており、これらベール支持部材14bの間には、放出状態にある釣糸Tをピックアップするベール14cが配されている。この場合、ベール14cは、一方の基端部がベール支持部材14bに取り付けられており、他方の基端部がベール支持部材14bに一体的に設けられた釣糸案内部(図示せず)に取り付けられている。
前記スプール16は、スカート部16aとフランジ16bとの間に釣糸Tが巻回される巻回胴部16cを備えており、前記スプール軸36に、ドラグノブ54を介して取り付けられている。
上記した構成により、ハンドル22aを巻取り操作することで、ロータ14が駆動ギヤ32およびピニオン34を介して回転駆動され、かつスプール16がピニオン34およびオシレーティング機構を介して前後動され、釣糸Tは、釣糸案内部を介してスプール16の巻回胴部16cに均等に巻回される。また、釣糸の放出(仕掛けの投擲)は、支持部材14b(ベール14c)を釣糸放出位置に反転操作して、釣糸を釣糸案内部から外した状態とし、釣竿を振り下ろすことで成される。
なお、本実施の形態における一方向クラッチは、リール本体12の外部に突出して設けられた切換え部材(操作部材)52の操作によって回動されるレバー(図示せず)が設けられて、ピニオン34を逆転防止状態/フリー回転状態に保持するようになっている。
上述した構造を有するスピニングリール10において、図2Aから図2Cに示すように、スプール16のスカート部16aは、釣糸Tが案内されるようにスカート部16aの最外周面に対して段差をもって内側に凹んだ凹部16a´を備えている。スカート部16aの最外周面と凹部16a´との間の段差により形成される壁面は、釣糸Tに損傷を与えたり切断されるのを防止するため滑らかな曲面に形成されている。なお、スカート部16aの最外周面と凹部16a´との間は滑らかに連続する斜面であることも好ましい。
この凹部16a´は、後述する釣糸係止装置60が配設されるガイド部16a″を備えている。すなわち、スカート部16aは、凹部16a´とガイド部16a″とを備えている。ここで、ガイド部16a″は凹部16a´に囲まれている。
スカート部16aの凹部16a´には、釣糸係止装置60が配設されている。具体的には、スカート部16aの凹部16a´のガイド部16a″には貫通孔16dが形成され、貫通孔16dには、釣糸係止装置60が設けられている。貫通孔16dは真円ではなく、スプール16の軸方向に沿う方向が長い長孔に形成されている。なお、スプール16のスカート部16aと巻回胴部16cとの間には、段差壁部16eが形成されている。
図2Aから図2Cに示すように、釣糸係止装置60は、係止部材62と、緩衝部材64と、第1の弾性部材(第1のバネ材)66と、第2の弾性部材(第2のバネ材)68とを備えている。係止部材62は、硬質樹脂材や金属材で形成されている。また、緩衝部材64は、例えば柔軟な樹脂材やゴム材により形成されている。
係止部材62は、断面が略T字状に形成され、貫通孔16dを貫通するように配設された軸部62aと、軸部62aに一体的に形成されかつスプール16のスカート部16aの最外周面よりも一部が外側に突出するように配設された円盤部(釣糸係止部)62bとを備えている。円盤部62bは、その端部にスプール16のスカート部16aの凹部16a´の外周面に向かって形成されたフランジ部62cが形成されている。軸部62aは、例えば中実円柱状に形成されている。軸部62aのうち、スプール16のスカート部16aの内周面よりも内側に配設される部分には、例えばC字状や環状に凹部62dが形成されている。この凹部62dには、軸部62aが貫通孔16dから抜けるのを防止する抜け止め70が着脱可能に弾性係止する如く配設されている。そして、軸部62aには、スプール16のスカート部16aの内周面に当接し、かつ、軸部62aと緩衝部材64とをスカート部16aの凹部16a´の外周面に圧接する方向に付勢する第2の弾性部材68が配設されている。第2の弾性部材68として、例えば板状の皿バネが用いられる。このため、第2の弾性部材68は、係止部材62の軸部62aを図2A中の下側(図1に示すスプール軸36に近接する側)に付勢している。
係止部材62は、断面が略T字状に形成され、貫通孔16dを貫通するように配設された軸部62aと、軸部62aに一体的に形成されかつスプール16のスカート部16aの最外周面よりも一部が外側に突出するように配設された円盤部(釣糸係止部)62bとを備えている。円盤部62bは、その端部にスプール16のスカート部16aの凹部16a´の外周面に向かって形成されたフランジ部62cが形成されている。軸部62aは、例えば中実円柱状に形成されている。軸部62aのうち、スプール16のスカート部16aの内周面よりも内側に配設される部分には、例えばC字状や環状に凹部62dが形成されている。この凹部62dには、軸部62aが貫通孔16dから抜けるのを防止する抜け止め70が着脱可能に弾性係止する如く配設されている。そして、軸部62aには、スプール16のスカート部16aの内周面に当接し、かつ、軸部62aと緩衝部材64とをスカート部16aの凹部16a´の外周面に圧接する方向に付勢する第2の弾性部材68が配設されている。第2の弾性部材68として、例えば板状の皿バネが用いられる。このため、第2の弾性部材68は、係止部材62の軸部62aを図2A中の下側(図1に示すスプール軸36に近接する側)に付勢している。
そして、係止部材62の内側には、緩衝部材64が嵌着されている。緩衝部材64のうち、スプール16のスカート部16aの凹部16a´の外側に配設される端部は、係止部材62の円盤部62bのフランジ部62cの内側に配設されている。そして、緩衝部材64は、実際に釣糸Tをスプール16のスカート部16aの外表面に係止する際に押圧する押圧部材(釣糸係止部)として作用する。緩衝部材64のうち、スプール16のスカート部16aの内周面よりも内側に配設される端部は、軸部62aの外周面を覆うように筒状に形成されている。このため、緩衝部材64は、スプール16のスカート部16aの凹部16a´に形成された貫通孔16dと係止部材62の軸部62aとの間に生じる摩擦を低減させるとともに、第1および第2の弾性部材66,68を受けることができる。また、緩衝部材64は、棚取り使用時の釣糸繰り出し時における衝撃を緩和することができる。
緩衝部材64の外側には、第1の弾性部材66が配設されている。図2Bおよび図2Cに示すように、第1の弾性部材66は、1対の脚部66aと、係止部材62および緩衝部材64を所定の方向に付勢する押圧部66bとを有するバネ材である。第1の弾性部材66は、1対の脚部66aがスプール16の段差壁部16eの内周面の凹部16fに当接し、押圧部66bが段差壁部16eの内周面に近接する位置の緩衝部材64を段差壁部16eの内周面に対して離隔する方向に付勢している。この付勢方向(貫通孔16dの長手方向)は、軸部62aの軸方向に直交する方向である。そして、スプール16のスカート部16aの凹部16a´に形成された貫通孔16dの長手方向は段差壁部16eの内周面に対して離隔する方向(軸部62aの軸方向に直交する釣糸繰り出し方向、釣糸放出方向)に一致する。このため、係止部材62および緩衝部材64は、第1の弾性部材66の付勢力に抗して貫通孔16d内を移動可能である。
なお、スカート部16aの凹部16a´には緩衝部材64をガイドするガイド部16a″が形成されており、緩衝部材64がガイド部16a″に沿って移動可能である。すなわち、係止部材62および緩衝部材64が所定の方向にスライド可能である。
釣糸係止装置60に釣糸Tを係止する際には、係止部材62の円盤部62bを第2の弾性部材68の付勢力に抗して引っ張る。この状態で、釣糸Tをスプール16のスカート部16aの凹部16a´の表面と緩衝部材64との間に配置する。そして、係止部材62の円盤部62bを離すと、第2の弾性部材68の付勢力によって緩衝部材64および係止部材62の円盤部62bで釣糸Tをスプール16のスカート部16aの凹部16a´の外周面に係止する。
そして、例えば釣糸放出操作時の放出停止の際に釣糸Tに力が加えられた場合、第1の弾性部材66の付勢力に抗して係止部材62および緩衝部材64が軸部62aの軸方向に直交する貫通孔16dに沿って釣糸放出方向、つまり、スプール16の前方に向かって移動することができる。すなわち、係止部材62および緩衝部材64は段差壁部16eに向かって移動することができる。このため、棚取り使用時における釣糸繰り出し停止時に釣糸Tおよび/または釣糸係止装置60に急激な負荷がかかっても、釣糸放出方向に係止部材62および緩衝部材64が第1の弾性部材66の弾性力に抗して移動する。したがって、釣糸繰り出し停止時に釣糸Tおよび/または釣糸係止装置60に対する負荷の低減を図ることができ、釣糸係止装置60の破損や釣糸Tの損傷、切断を防止することができる。
また、スピニングリール10のスプール16のスカート部16aの凹部16a´に貫通孔16dを設け、その貫通孔16dに板状の皿バネ等の第2の弾性部材68で釣糸係止装置60の係止部材62を抜け止めすれば良い。このため、スプール16のスカート部16aの径方向内方のスペース的制約が少なく、ロータ14との間の距離を採ることができ、小型のスピニングリールにも釣糸係止装置60を同様に用いることができる。
なお、この実施の形態では、係止部材62に緩衝部材64を配設して用いる場合について説明したが、緩衝部材64が係止部材62に一体的に設けられることも好適である。又は、緩衝部材64自体が設けられていなくても良い。この場合、第1の弾性部材66は、係止部材62の軸部62aに直接接触し、円盤部62bの端部のフランジ部62cが設けられないことも好ましい。すなわち、この実施の形態では、緩衝部材64は設けられていることが好適であるが、後述する第4および第5の実施の形態(図5(A)および図6(A)参照)で説明するように緩衝部材64は必ずしも必要なものではない。
次に、第2の実施の形態について図3を用いて説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。第3から第5の実施の形態でも同様である。
図3に示すように、この実施の形態では、スプール16のスカート部16aの凹部16a´に形成された貫通孔(以下、符号16gを付す)の形状が第1の実施の形態で説明した貫通孔16d(図2Aから図2C参照)とは異なる弧状に形成されている。また、第1の弾性部材(以下、符号72を付す)の形状が第1の実施の形態で説明した第1の弾性部材66とは異なる。
第1の弾性部材72はバネ材であり、その第1の弾性部材72の一端72aは、スプール16のスカート部16aに固定(支持)されている。第1の弾性部材72は、略S字状に形成されたねじりコイルスプリングで構成されている。そして、第1の弾性部材72の他端72bは、段差壁部16eの内周面に近接する位置の緩衝部材64(又は軸部62a)を段差壁部16eの内周面に対して離隔する方向に巻回して付勢している。そして、第1の弾性部材72は、スカート部16aに固定された一端72aと緩衝部材64に巻回された開放された他端72bとの間の適当な位置で、ループ状に形成されたループ部72cを設けている。ループ部72cを設けたことにより、第1の弾性部材72は、緩衝部材64を段差壁部16eの内周面に対して離隔する方向への付勢力を維持することができる。
そして、スプール16のスカート部16aの凹部16a´に形成された貫通孔16gの長手方向に離間した位置に第1の弾性部材72の一端72aが固定されているので、第1の弾性部材72の一端72aを支点とする略円弧を描く方向に付勢力が作用する。このため、係止部材62および緩衝部材64は、第1の弾性部材72の付勢力に抗して軸部62aと直交する弧状の貫通孔16g内を移動可能である。
次に、第3の実施の形態について図4を用いて説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例である。
図4(A)および図4(B)に示すように、この実施の形態では、第1の実施の形態で説明した第2の弾性部材68が除去され、その代わりに、第1の弾性部材(以下、符号74を付す)が係止部材62の軸部62aおよび緩衝部材64の外周を巻回するように形成されている。
第1の弾性部材74は、2対の脚部74aと、係止部材62および緩衝部材64を巻回する巻回部74bとを有するバネ材である。図4(A)に示すように、巻回部74bは、一方がスプール16のスカート部16aの内周面に接し、他方が抜け止め70に接している。このため、巻回部74bは抜け止め70を図4(A)中の下側に付勢している。
このように、第1の弾性部材74が係止部材62の軸部62aおよび緩衝部材64の外周を巻回するように形成されていることにより、第1の実施の形態で説明した第2の弾性部材68と同じ作用を奏することができる。また、第1の弾性部材74は2対の脚部74aを有するが、第1の実施の形態の第1の弾性部材66の1対の脚部66aと同じ作用を奏することができる。すなわち、第1の弾性部材74を釣糸係止装置60に設けるだけで、第1の実施の形態で説明した第1および第2の弾性部材66,68の両方の作用を得ることができる。
次に、第4の実施の形態について図5を用いて説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例である。
この実施の形態では、第1の実施の形態で説明した貫通孔16dとは異なり、例えば長方形の貫通孔16hが形成されている。この貫通孔16hの長手方向は第1の実施の形態で説明した貫通孔16dと同じ方向である。そして、第1の実施の形態で説明した係止部材62の軸部62aの代わりに、軸部(以下、符号62eを付す)が形成されている。この軸部62eは横断面が矩形状に形成されている。軸部62eには凹部62fが形成され、この凹部62fには第1の実施の形態で説明したように、第2の弾性部材68および抜け止め70が配設されている。
そして、貫通孔16hには、軸部62eに隣接するように、例えば矩形状の第1の弾性部材(以下、符号76を付す)が配設されている。第1の弾性部材76は、例えばゴム材等、所定以上の力が加えられると弾性変形し、力が除去されると元に戻る性質を有するもので形成されている。
スプール16のスカート部16aの凹部16a´の貫通孔16hには第1の弾性部材76の後述する凸部76bが配設される凹部16iが形成されている。
第1の弾性部材76は、係止部材62の矩形状の軸部62eと接触する本体76aと、この本体76aに一体的に形成された凸部76bとを備えている。本体76aは、中空の直方体状に形成されている。このため、所定以下の力が加えられているときにはその直方体状の形状を維持し、所定以上の力が加えられたときには容易に変形することができる。そして、第1の弾性部材76の凸部76bは、貫通孔16hの凹部16iに嵌合されている。このため、本体76aに所定以上の力が加えられて本体76aが変形しても第1の弾性部材76が貫通孔16hから脱落することを防止できる。
したがって、釣糸係止装置60に釣糸を係止する際には、係止部材62の円盤部62bを第2の弾性部材68の付勢力に抗して引っ張る。この状態で、釣糸をスプール16のスカート部16aの凹部16a´の表面と円盤部62bとの間に配置する。そして、係止部材62の円盤部62bを離すと、第2の弾性部材68の付勢力によって係止部材62の円盤部62bで釣糸をスプール16のスカート部16aの凹部16a´の外周面に係止する。なお、係止部材62のフランジ部62cにより形成される円盤部62bとスプール16のスカート部16aの凹部16a´との間の距離は釣糸の直径よりも小さいことが好ましい。このため、釣糸を係止部材62の円盤部62bで確実に係止できる。
そして、例えば釣糸に力が加えられた場合、第1の弾性部材76の付勢力に抗して係止部材62が軸部62eの軸方向に直交する貫通孔16hに沿って移動することができる。すなわち、係止部材62は段差壁部16eに向かって移動することができる。このため、棚取り使用時における釣糸繰り出し停止時に釣糸および/または釣糸係止装置60に急激な負荷がかかっても、釣糸放出方向に係止部材62が第1の弾性部材76の弾性力に抗して移動する。したがって、釣糸繰り出し停止時に釣糸および/または釣糸係止装置60に対する負荷の低減を図ることができ、釣糸係止装置60の破損や釣糸の損傷、切断を防止することができる。
なお、この実施の形態では、第1の弾性部材76として例えばゴム材等を用いる例について説明したが、バネ材(例えば一端が凹部16iで固定されたコイルバネ)を用いることも好ましい。
なお、この実施の形態では、第1の弾性部材76として例えばゴム材等を用いる例について説明したが、バネ材(例えば一端が凹部16iで固定されたコイルバネ)を用いることも好ましい。
次に、第5の実施の形態について図6を用いて説明する。この実施の形態は第1および第4の実施の形態の変形例である。
図6(B)に示すように、この実施の形態では、第1の実施の形態で説明した貫通孔16dとは異なり、長孔形状ではなく正方形状の貫通孔16jが形成されている。そして、図6(A)および図6(B)に示すように、第1の実施の形態で説明した係止部材62の軸部62aの代わりに、軸部(以下、符号62gを付す)が形成されている。この軸部62gは横断面が正方形状に形成されている。軸部62gのうち、スプール16のスカート部16aの内周面よりも内側の位置には凹部62hが形成され、この凹部62hには第1の実施の形態で説明したように、第2の弾性部材68および抜け止め70が配設されている。
この軸部62gには、さらに直方体状の空間からなる凹部62iが形成されている。この軸部62gの凹部62iの横断面は長方形状に形成されている。凹部62iは、軸部62gのうち段差壁部16eに近接する側に形成されている。この凹部62iは、係止部材62の円盤部62bを引っ張ったときに釣糸を円盤部62bとスプール16のスカート部16aの凹部16a´の外周面との間に挟持可能な高さに形成されている。この凹部62iには、第1の弾性部材(以下、符号78を付す)が配設されている。この第1の弾性部材78は、円筒を2つに分割してその一方を用いた半筒状に形成されている。第1の弾性部材78は、その分割した円筒の両端78aが軸部62gの凹部62iの内周面に当接され、両端の間の外周面78bがスカート部16aの凹部16a´の貫通孔16jに当接されている。このため、第1の弾性部材78は軸部62gを段差壁部16eに対して離隔する方向に付勢するバネ材である。
したがって、釣糸係止装置60により係止部材62の円盤部62bとスプール16のスカート部16aの凹部16a´の外周面との間に係止した釣糸に力が加えられた場合、第1の弾性部材78の付勢力に抗して係止部材62の軸部62gが軸部62gの軸方向に直交する凹部62iに沿って移動することができる。すなわち、係止部材62は段差壁部16eに向かって移動することができる。このため、棚取り使用時における釣糸繰り出し停止時に釣糸および/または釣糸係止装置60に急激な負荷がかかっても、釣糸放出方向に係止部材62が第1の弾性部材78の弾性力に抗して移動する。したがって、釣糸繰り出し停止時に釣糸および/または釣糸係止装置60に対する負荷の低減を図ることができ、釣糸係止装置60の破損や釣糸の損傷、切断を防止することができる。
なお、第1から第5の実施の形態では、釣糸係止装置60をスピニングリール10のスプール16のスカート部16aに設けた例について説明したが、釣糸係止装置60を設ける位置はスプール16のスカート部16aに限定されることなく、他の部位にも適宜に設けることができる。
また、図示しないが、片軸リールや電動リールのリール本体の適宜の位置にも同様の釣糸係止装置60を配設しても良い。
これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
16…スプール、16a…スプールのスカート部、16a´…凹部、16a″…ガイド部、16c…巻回胴部、16d…貫通孔、16e…段差壁部、62…係止部材、62a…軸部、62b…円盤部(釣糸係止部)、64…緩衝部材、66…第1の弾性部材、66a…脚部、66b…押圧部、68…第2の弾性部材。
Claims (3)
- 魚釣用リールのスプールの適宜部位に貫通孔を形成し、前記貫通孔に釣糸係止部を有する係止部材の軸部を挿入して弾性的に抜け止め係止し、前記釣糸係止部とスプールとの間に釣糸を挟持可能とした釣糸係止装置を備えた魚釣用リールにおいて、
前記釣糸係止部材の軸部を、該軸部の軸方向と直交する方向に弾性部材の付勢力に抗して移動可能としたことを特徴とする魚釣用リール。 - 前記貫通孔は、長孔に形成され、
前記弾性部材は、前記軸部を前記貫通孔の長孔の一側に付勢するバネ部材であることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。 - 前記魚釣用リールのスプールと、前記釣糸係止部との間に緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の魚釣用リール。
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