JP2010184332A - 締付け工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
インパクト機構に伝わる振動の影響を低減させ、回転トランス部の伝送効率を高め、高いトルク検出精度を実現した締付け工具を提供する。
【解決手段】
モータ3の回転を伝達するインパクト機構4と、インパクト機構4のメインシャフト5に連結され軸受手段(9、19)によりハウジング7に回転可能に保持される出力軸6を有し、モータ3の回転力を連続的又は断続的に出力軸に伝達する締付け工具において、メインシャフト5と出力軸6の突き当て部に、緩衝材17を介在させるようにした。メインシャフト5の前端部は断面が多角形状の嵌合軸5aであり、出力軸6の後端部は嵌合軸を嵌挿させる断面が多角形状の嵌合穴6aであり、緩衝材17は嵌合穴6a内に設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータにより回転駆動されボルト等の締結部材を締め付ける締付け工具に関し、特にハンマの打撃等によって発生する間欠的な打撃力を利用して締付けを行う締付け工具に関する。
ネジやボルト等の締め付けを行う締付け工具として、ハンマのメカニカルな衝突による打撃力を利用するインパクト工具が知られている。このような工具において、ボルト等の締付けトルクを確認あるいは制御するため、出力軸に歪ゲージなどのトルク検出手段を配置し測定する機能を持たせた製品がある。このようなトルク検出手段を設けた装置の例として、例えば特許文献1の技術がある。
特公平6−24713号公報
ここで締付け工具のメインシャフトと出力軸の連結構造について図4を用いて説明する。図4は、出願人の先行出願(特願2008−255068)に係る締付け工具101の全体を示す図であり、一部にその断面を示す。尚、本明細書の説明において上下及び左右の方向は、図4中に示した方向として説明する。締付け工具101には、トリッガスイッチ8により起動・停止する動力源である電動のモータ3が内蔵されており、モータ3の回転は動力伝達部たるインパクト機構104により断続的な打撃力に変換されてメインシャフト105を回転させ、ボールベアリング等のベアリング9によって保持された出力軸106に伝達される。出力軸106の先端は工具保持部106cが形成され、ここに図示しないソケット等の先端工具を取り付け、ネジやボルト等の締結部材を相手材に締付け・緩めを行う。
このような締付け工具101において、締付けトルク値の検出は出力軸106に取り付けた歪ゲージ10によって行うのが一般的である。歪ゲージ10によりボルト締付け時に発生するトルクによる出力軸106の歪を電気抵抗の変化に変換し、歪ゲージ10に接続された図示しない測定器により電気抵抗の変化をトルクに換算する。ここで歪ゲージ10は出力軸106と一体となり回転するが、測定器は本体内部あるいは工具本体の外部に固定されるため、歪ゲージ10と測定器を直接電線でつなぐ事ができない。そのため、歪ゲージ10と測定器の間は、回転トランスを介して連結する必要がある。
回転トランスは、出力軸106とほぼ同軸で固定され、出力軸106と一体で回転動作する円筒形状の可動コイル11a、11bと、ケース2に固定され内径が可動コイル11a、11bの外径と空間をもって対向する位置に配置される円筒形状の固定コイル14a、14bを含んで構成される。可動コイル11a、11bはボビン12a、12bに収容され、固定コイル14a、14bはボビン15a、15bに収容される。具体的には、測定器から歪ゲージ10への電力供給は固定コイル14bを介して、対向する可動コイル11bに誘導される。可動コイル11bに発生した電流は歪ゲージ10に入力され、歪ゲージ10からの出力は、別の可動コイル11aを介し、これと対向位置にある別の固定コイル14aに誘導され測定器に伝達される。これら誘導のために、固定コイル14a、14bは可動コイル11a、11bと対向する位置に精度良く固定される必要があり、かつ回転する可動コイル11a、11bの外径と接触することが無いように所定のクリアランスを保持している。
メインシャフト105と出力軸106は、メインシャフト105の先端に設けた断面形状が六角の嵌合軸105aと、出力軸106の端面に設けた断面形状が六角の嵌合穴106aとによって回転伝達可能に係合される。一方、出力軸106には、ベアリング9への挿入軸106dより軸径の大きいつば部106bを設けて段付にし、共回りするベアリング9の内輪につば部106bを突き当てることでメインシャフト105側への出力軸106の移動(ガタ)を規制する。または、つば部106bが当たることでベアリング9の内輪が損傷するのを防ぐため、メインシャフト105の嵌合軸105aと出力軸106の嵌合穴106aの底面とを突き当てることでメインシャフト105側への出力軸106の移動(ガタ)を規制する。
しかし図4の連結構造においては、ボルトやネジの締め付け時に、出力軸106は、ベアリング9の内輪またはメインシャフト105と衝突し、この時の衝撃力によって、インパクト機構104が矢印Aのように軸方向に振動してしまう恐れがあった。一般にインパクト機構104のモータ3側は、減速歯車機構を介して接続されることが多く、歯車機構を介してベアリング等に保持される。また、インパクト機構104の前方側は、嵌合軸105aの外側に出力軸106の挿入軸106dが位置し、この挿入軸106dがベアリング9の内輪に挿入され保持される。つまり、インパクト機構104は、ベアリング9や、図示しないモータ3とインパクト機構104の間にあるベアリングによって直接保持されるのでなく、別の部材を介して間接的に保持される。しかも、図示しない歯車機構や出力軸106とは接着固定されるわけではないので、インパクト機構104がいわば浮いた状態(フローティング状態)にあり、回転軸方向の衝撃が加わると、インパクト機構104が矢印Aのように振動しやすい。その結果、インパクト機構104の振動だけでなく出力軸106も振動の影響を受けることになり、出力軸106に取り付けた歪ゲージ10の配線が損傷したり、トルク検出精度が低下する恐れがあった。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、インパクト機構が振動しにくい締付け工具を提供することにある。
本発明の別の目的は、回転トランス部の伝送効率を高め、高いトルク検出精度を実現した締付け工具を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、振動の影響を低減させ、歪ゲージの配線部が損傷することを防止して製品寿命を長くすることができる締付け工具を低供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、モータと、モータの回転を伝達する動力伝達部と、動力伝達部のメインシャフトに連結され軸受手段によりハウジングに回転可能に保持される出力軸を有し、モータの回転力を連続的又は断続的に出力軸に伝達して、出力軸の先端に取り付けられる先端工具を回転させる締付け工具において、メインシャフトと出力軸の突き当て部に、緩衝材を介在させるようにした。メインシャフトの前端部は軸方向と鉛直な断面が多角形状、例えば六角形状の嵌合軸であり、出力軸の後端部は嵌合軸を嵌挿させる軸方向と鉛直な断面が多角形状、例えば六角形状の嵌合穴であり、緩衝材は嵌合穴内に設けられる。
本発明の他の特徴によれば、出力軸の嵌合穴が形成される部分において、内側において嵌合軸を収容し、外側が軸受手段によって保持されるように構成した。緩衝材は、軸方向と鉛直な断面が嵌合穴の断面形状に対応する多角形状、例えば六角形であると好ましい。緩衝材としては、例えばゴムが用いられる。出力軸には、出力軸の歪を検出するトルク検出手段(歪検出手段)と、トルク検出手段への電気信号の入出力のために用いられる回転トランスを設け、測定された締め付けトルク値をモニターしながらネジ等を被締め付け部材に規定トルクで締め付ける。
本発明のさらに他の特徴によれば、モータと、モータの回転を伝達する動力伝達部と、動力伝達部のメインシャフトに連結され、2つの軸受手段によりハウジングに回転可能に保持される出力軸を有し、モータの回転力を連続的又は断続的に出力軸に伝達して、出力軸の先端に取り付けられる先端工具を回転させる締付け工具において、出力軸に、軸受手段への挿入軸より軸径の大きいつば部を設け、軸受手段とつば部との間に緩衝材を介在させるように構成した。緩衝材と接触する軸受手段はボールベアリングであり、つば部は、ボールベアリングの内輪と同等かやや小さい外径を有し、内輪とツバ部の間にリング状の緩衝材を介在させるようにした。
請求項1の発明によれば、締付け工具において、メインシャフトと出力軸の突き当て部に、緩衝材を介在させたので、出力軸からメインシャフトに伝達される衝撃を大幅に減らすことができ、ボルトやネジの締め付け時に毎回生じる衝撃力を緩和し、歪ゲージの配線部の損傷防止、同時に、トルク検出精度を高めることができる。
請求項2の発明によれば、緩衝材は出力軸の後端部嵌合穴内に設けられるので、緩衝材が脱落することなく、安定して保持することができる。
請求項3の発明によれば、出力軸の嵌合穴が形成される部分において、内側において嵌合軸を収容し、外側が軸受手段によって保持されるので、出力軸を高剛性に保持することができる。
請求項4の発明によれば、緩衝材は、軸方向と鉛直な断面が嵌合穴の断面形状に対応する多角形状であるので、嵌合穴内に安定して配置することができる。
請求項5の発明によれば、緩衝材はゴムであるので、コストの上昇を抑えつつ衝撃力を緩和する構造を実現できる。
請求項6の発明によれば、出力軸に、出力軸の歪を検出するトルク検出手段と、トルク検出手段への電気信号の入出力のために用いられる回転トランスを設けたので、衝撃力の影響を低減させ、配線の損傷を防止したり、トルク検出精度の低下を防止できる。
請求項7の発明によれば、締付け工具において、出力軸に、軸受手段への挿入軸より軸径の大きいつば部を設け、軸受手段とつば部との間に緩衝材を介在させたので、出力軸から軸受手段に直接伝わる衝撃力を低減することができる。
請求項8の発明によれば、つば部は、ボールベアリングの内輪と同等かやや小さい外径を有し、内輪とツバ部の間にリング状の緩衝材を介在させたので、脱落することなく安定して緩衝材を保持することができる。また、緩衝材の製造コストも安く抑えることができる。
請求項9の発明によれば、出力軸に、出力軸の歪を検出するトルク検出手段と、トルク検出手段への電気信号の入出力のために用いられる回転トランスを設けたので、衝撃力の影響を低減させ、配線の損傷を防止したり、トルク検出精度の低下を防止できる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係る締付け工具の全体を示す断面図である。 図1の出力軸6とメインシャフト5の形状を説明するための図である。 本発明の別の実施例に係る締付け工具の全体を示す断面図である。 先行出願によるメインシャフトと出力軸の連結構造を示す図であり、一部にその断面を示す。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。図1は本発明の実施例に係る締付け工具の出力軸6回りの部分断面図である。図4で示した先行出願に係る構造と同じである部分には同じ参照符号を付している。
締付け工具1は、モータ3を駆動源としてインパクト機構4を駆動し、インパクト機構4に設けられたメインシャフト5を連続的に又は断続的に回転させる。モータ3とインパクト機構4はハウジング7の筒状の胴体部7a内に収容される。ハウジング7は胴体部7aとハンドル部7bが一体的に、プラスチック等により製造される。ハウジング7の胴体部7aから略直角に下方向に延びるハンドル部7bの取り付け部付近にはトリッガスイッチ8が配設され、モータ3を外部からの操作で制御する。
メインシャフト5の先端部には、回転軸に鉛直な面の断面形状が六角形である嵌合軸5aが形成される。出力軸6の後端端部には、回転軸に鉛直な面における内壁の断面が六角形であって嵌合軸5aを必要最小限の隙間を隔てて嵌挿可能な嵌合穴6aが形成され、ここに嵌合軸5aの先端が嵌挿される。このようにして回転伝達可能に保持された出力軸6に回転力と打撃力を与えることによってソケット等の図示しない先端工具に回転打撃力を直接又は間欠的に伝達してネジ締めやボルト締め等の作業を行う。
トリッガスイッチ8が引かれてモータ3が起動されると、モータ3の回転はインパクト機構4に伝達される。インパクト機構4の出力はメインシャフト5を介して出力軸6に伝達され、締結対象が設定トルクで締め付けられるまで打撃力が間欠的に繰り返し伝達される。出力軸6は、後ろ側端部がベアリング9により保持され、前側がメタル16によりケース2に回転可能に保持される。
ケース2の内側には2組の回転トランスが設けられ、回転トランスは可動コイル11aと固定コイル14a、及び、可動コイル11bと固定コイル14bの組み合わせで構成される。それぞれのコイルは金属製のボビン(12a、12b、15a、15b)の内部に巻きつけた電線を配置する構造である。歪ゲージ10は出力軸6の細径部に取り付けられる。歪ゲージ10の右方には、2つの可動コイル11a、11bがスペーサ13により所定の間隔を保ちながら、図示しないキーにより出力軸6と同軸で一体となるように取り付けられる。歪ゲージ10への入出力線は2つの可動コイル11a、11bに配線される。ケース2の内壁側には、2つの固定コイル14a、14bが固定コイル用のスペーサ16により所定の間隔を保って配設される。2つの固定コイル14a、14bの内径は、それぞれ2つの可動コイル11a、11bの外径よりもやや大きい関係にある。
一方、メインシャフト5の端部と、出力軸6の嵌合穴6aの底部との間には、緩衝材として、六角断面を成すウレタンゴム17が挿入され、メインシャフト5の端部と当接させることにより出力軸6のメインシャフト5側への移動を規制する。この構造について図2を用いて更に説明する。
図2は、図1の出力軸6とメインシャフト5の形状を説明するための図である。理解を容易にするために、回転トランス部と歪ゲージ部分の図示は省略してある。図2(1)から理解できるように、出力軸6は、前方側がメタル19によるベアリング手段で保持され、後方側がベアリング9で回転可能にケース2に保持される。ベアリング9は、いわゆるボールベアリングであって、外輪9aと内輪9bの間に複数のボール9cが配設される。出力軸6の後方側には、ベアリング9の内輪の前側側壁と接触するためのベアリング9の内周径より大きく、ベアリング9への挿入軸より軸径の大きいつば部6bが形成される。
出力軸6のつば部6bよりも後方側は、軸方向の断面形状が六角形の嵌合穴6aが形成される。嵌合穴6b内の軸方向端面(嵌合穴6b穴の底面)は、図4のような凹状(すり鉢状)でなく平らに形成され、この面が出力軸6側の突き当て部となる。一方、図2(2)に示すようにインパクト機構4のメインシャフト5の先端部5bは、平坦に構成され、子の面がメインシャフト5側の突き当て部となる。これら突き当て部の間にウレタンゴム17等の緩衝材が配置される。ここで、重要なことは、メインシャフト5と出力軸6は緩衝材を介して軸方向に接続されることであり、そのため、嵌合穴6a内の軸方向端面の形状と、メインシャフト5の先端部5bの形状は略相似の形状とすることが望ましい。この形状は、両者が平行な平面であっても良いし、すり鉢状にしても良い。また、突き当て部における両者の距離は必ずしも一定でなくても良く、周辺部の距離が中心部の距離よりも近接するようにして、緩衝材によるダンパ効果を可変となるように構成しても良い。
本実施例によれば、ボルトやネジの締め付け時に、出力軸6はメインシャフト5と衝突して、インパクト機構4が衝撃を直接受けることを防止でき、この時の衝撃力によって出力軸6が振動し、出力軸6に取り付けた歪ゲージ10の配線が損傷したり、トルク検出精度が低下することを防止できる。
次に、図3を用いて本発明の第2の実施例に係る締付け工具1aを説明する。モータ3、動力伝達部であるインパクト機構34、回転トランスなどの構成、および回転伝達手段などは第1の実施例と同じであるため、説明を省略する。出力軸36にはベアリング9との挿入軸36dより軸径の大きいつば部36bを設けて段付にし、つば部36bとベアリング9の内輪との間に、緩衝材として、リング状のウレタンゴム37を介在させ、出力軸36と共回りするベアリング9の内輪に当接させることにより出力軸36のメインシャフト35側への移動を規制するように構成した。ウレタンゴム37は、円周方向に連続して継ぎ目のない形状であるのが好ましい。
このような構成とすることで、出力軸36のメインシャフト35側への移動を、嵌合軸35aと嵌合穴36aというように剛体どうしを直接突き当てることで規制するのでなく、緩衝材であるウレタンゴム37を介して、出力軸36の移動を軸受9で受けるように構成した。この構成により、嵌合軸35aと嵌合穴36aの軸方向端面が突き当たった場合の衝撃力が大幅に緩和される。
本実施例によれば、ボルトやネジの締め付け時に毎回生じる衝撃力を緩和し、歪ゲージの配線部の損傷防止、同時に、トルク検出精度を高めることが出来る。
以上、本発明を示す実施例に基づき説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、本発明はハンマを有するインパクト機構だけでなく、オイルパルス機構を用いた締付け工具においても同様に適用できる。また、動力源としてエアーモータを用いた締付け工具や、ドライバ装置のモータと出力軸との連結部においても同様に適用可能である。
1、1a 締付け工具 2 ケース 3 モータ
4 インパクト機構 5 メインシャフト
5a (メインシャフトの)嵌合軸
6 出力軸 6a (出力軸の)嵌合穴
6b (出力軸の)つば部 6c (出力軸の)工具保持部
6d (出力軸の)挿入軸
7 ハウジング 7a (ハウジングの)胴体部
7b (ハウジングの)ハンドル部 8 トリッガスイッチ
9 ベアリング 9a (ベアリングの)外輪
9b (ベアリングの)内輪 9c (ベアリングの)ボール
10 歪ゲージ 11a、11b 可動コイル
12a、12b ボビン 13 スペーサ
14a、14b 固定コイル 15a、15b ボビン
16 スペーサ 17 ウレタンゴム
34 インパクト機構 35 メインシャフト
35a (メインシャフトの)嵌合軸
36 出力軸 36a (出力軸の)嵌合穴
36b (出力軸の)つば部 36c (出力軸の)工具保持部
36d (出力軸の)挿入軸 37 ウレタンゴム
101 締付け工具 104 インパクト機構 105 メインシャフト
105a (メインシャフトの)嵌合軸
106 出力軸 106a (出力軸の)嵌合穴
106c (出力軸の)工具保持部 106d (出力軸の)挿入軸

Claims (9)

  1. モータと、該モータの回転を伝達する動力伝達部と、該動力伝達部のメインシャフトに連結され軸受手段によりハウジングに回転可能に保持される出力軸を有し、前記モータの回転力を連続的又は断続的に前記出力軸に伝達して、前記出力軸の先端に取り付けられる先端工具を回転させる締付け工具において、
    前記メインシャフトと前記出力軸の突き当て部に、緩衝材を介在させたことを特徴とする締付け工具。
  2. 前記メインシャフトの前端部は軸方向と鉛直な断面が多角形状の嵌合軸であり、
    前記出力軸の後端部は前記嵌合軸を嵌挿させる軸方向と鉛直な断面が多角形状の嵌合穴であり、
    前記緩衝材は前記嵌合穴内に設けられることを特徴とする請求項1に記載の締付け工具。
  3. 前記出力軸の嵌合穴が形成される部分において、内側において前記嵌合軸を収容し、外側が軸受手段によって保持されることを特徴とする請求項2に記載の締付け工具。
  4. 前記緩衝材は、軸方向と鉛直な断面が前記嵌合穴の断面形状に対応する多角形状であることを特徴とする請求項2又は3に記載の締付け工具。
  5. 前記緩衝材は、ゴムであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の締付け工具。
  6. 先記出力軸に、前記出力軸の歪を検出するトルク検出手段と、該トルク検出手段への電気信号の入出力のために用いられる回転トランスを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の締付け工具。
  7. モータと、該モータの回転を伝達する動力伝達部と、該動力伝達部のメインシャフトに連結され、2つの軸受手段によりハウジングに回転可能に保持される出力軸を有し、前記モータの回転力を連続的又は断続的に前記出力軸に伝達して、前記出力軸の先端に取り付けられる先端工具を回転させる締付け工具において、
    前記出力軸に、前記軸受手段への挿入軸より軸径の大きいつば部を設け、
    前記軸受手段と前記つば部との間に緩衝材を介在させたことを特徴とする締付け工具。
  8. 前記緩衝材と接触する軸受手段はボールベアリングであり、
    前記つば部は、前記ボールベアリングの内輪と同等かやや小さい外径を有し、
    前記内輪と前記ツバ部の間にリング状の緩衝材を介在させたことを特徴とする請求項7に記載の締付け工具。
  9. 先記出力軸に、前記出力軸の歪を検出するトルク検出手段と、該トルク検出手段への電気信号の入出力のために用いられる回転トランスを設けたことを特徴とする請求項7又は8に記載の締付け工具。
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