JP2010184009A - 決定装置、決定方法、ならびに、プログラム - Google Patents

決定装置、決定方法、ならびに、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010184009A
JP2010184009A JP2009029507A JP2009029507A JP2010184009A JP 2010184009 A JP2010184009 A JP 2010184009A JP 2009029507 A JP2009029507 A JP 2009029507A JP 2009029507 A JP2009029507 A JP 2009029507A JP 2010184009 A JP2010184009 A JP 2010184009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
display
image
user
display area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009029507A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5430962B2 (ja
Inventor
Yuichi Asami
祐一 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konami Digital Entertainment Co Ltd
Original Assignee
Konami Digital Entertainment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konami Digital Entertainment Co Ltd filed Critical Konami Digital Entertainment Co Ltd
Priority to JP2009029507A priority Critical patent/JP5430962B2/ja
Priority to US12/704,782 priority patent/US20100201645A1/en
Publication of JP2010184009A publication Critical patent/JP2010184009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5430962B2 publication Critical patent/JP5430962B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display
    • G06F3/1438Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display using more than one graphics controller
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/04842Selection of displayed objects or displayed text elements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display
    • G06F3/1431Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display using a single graphics controller
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2360/00Aspects of the architecture of display systems
    • G09G2360/12Frame memory handling
    • G09G2360/125Frame memory handling using unified memory architecture [UMA]
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/12Synchronisation between the display unit and other units, e.g. other display units, video-disc players
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/14Display of multiple viewports

Abstract

【課題】表示される画面の隅の位置をユーザが指定しやすくする。
【解決手段】決定装置200において、生成部201は仮想空間を表す画像を生成する。第1表示部202Aは仮想空間の第1表示領域に含まれる画像を表示する。第2表示部202Bは仮想空間の第2表示領域に含まれる画像を表示する。入力受付部203は生成される画像内の位置を指定する指示入力を受け付ける。指示入力が示す位置が第1表示領域内に設定される周縁領域と第2表示領域内に設定される周縁領域のいずれにも含まれない場合、決定部204は、第1の大きさの指示領域を仮想空間内に設定する。指示入力が示す位置が第1表示領域内に設定される周縁領域と第2表示領域内に設定される周縁領域のいずれか1つに含まれる場合、決定部204は、第1の大きさよりも大きい第2の大きさの指示領域を仮想空間内に設定する。指示領域内がユーザによる指示の対象となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示される画面の隅の位置をユーザが指定しやすくするために好適な決定装置、決定方法、ならびに、プログラムに関する。
ユーザ(プレイヤー)がコントローラやマウスなどの入力デバイスを操作することにより仮想空間内の位置を指定したりオブジェクトを選択したりするゲームがある。また近年では、ディスプレイの表面に重ねて配置されたタッチパネルに指やペン等を用いて触れることにより位置を指定したりオブジェクトを選択したりできるゲームが普及している。
例えば特許文献1には、オブジェクト(仮想ペット)に当たり判定範囲を設定しておき、ユーザによってタッチされた位置と仮想カメラの位置を結ぶ直線が当たり判定範囲と交わるか否かにより当たり判定を行い、当たっていればオブジェクトをズームアップして表示するゲーム装置が開示されている。
一方で、1つの画像を複数のディスプレイや複数のウインドウに分割して表示する手法がある。例えば、画像サイズが大きい場合に、上半分と下半分に分割したり、左半分と右半分に分割したり、あるいは3つ以上に分割したりして、画像を表示することがある。
特開2006−252185号公報
ところで、ゲーム画面を複数のディスプレイや複数のウインドウに分割して表示すると、本来連続して表示されるべき画像が分割して表示されることがある。そのため、分割の境界付近で、言い換えればゲーム画面の隅の辺りで、オブジェクトの位置などを把握しづらくなったり、分割の境界付近だけ極端にゲームが難しくなってしまったりするという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するものであり、表示される画面の隅の位置をユーザが指定しやすくするために好適な決定装置、決定方法、ならびに、プログラムを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
本発明の第1の観点に係る決定装置は、生成部、複数の表示部、入力受付部、決定部を備える。
生成部は、ユーザに提示すべき画像を生成する。
複数の表示部のそれぞれは、画像の一部の表示領域を表示する。
入力受付部は、画像内の位置を指定する指示入力をユーザから受け付ける。
決定部は、受け付けられた指示入力により指定される位置に対応付けられる指示領域を決定する。
また、決定部は、指示入力により指定される位置が、複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
(a)いずれの周縁領域にも含まれない場合、指定される位置を含む第1の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
(b)いずれか1つの周縁領域に含まれる場合、指定される位置を含む第2の大きさの領域を当該指示領域として決定する。
また、当該第2の大きさは、当該第1の大きさよりも大きいものとする。
本発明の決定装置において生成される、ユーザに提示すべき画像とは、例えば、ユーザ(プレイヤー)からの指示に応じて変化するゲーム画像である。ただし、決定装置は、映画の画像やプレゼンテーション資料を表す画像などを生成してもよい。画像の種類は本発明によって限定されない。
この画像内には少なくとも2つの表示領域が設定される。画像全体のうち表示領域に含まれる部分がディスプレイもしくはウインドウに表示される。決定装置は、設定した表示領域のそれぞれに対応するディスプレイもしくはウインドウに、画像の一部を表示する。
決定装置は、隣り合う複数の表示領域を画像内に設ける。隣り合う表示領域の一方を「第1表示領域」と呼び、他方を「第2表示領域」と呼ぶ。典型的には、表示領域同士が接するように表示領域が設定される。
例えば、2次元仮想空間内で縦に隣り合う2つの表示領域が設定される。ユーザから見て上側に設置される第1ディスプレイに第1表示領域内の画像が表示され、ユーザから見て下側に設置される第2ディスプレイに第2表示領域内の画像が表示される。第1表示領域と第2表示領域が接する場合、第1ディスプレイと第2ディスプレイには連続する画像が表示されることになる。
表示領域の境界付近のことを「周縁領域」もしくは「周縁」という。例えば表示領域が4辺からなる矩形で表されるとき、表示領域内であってそれぞれの辺から所定距離内の領域が周縁領域である。ただし、周縁領域の位置、数、大きさ、形状は自由に定義してよい。
ユーザは、例えばマウス、コントローラ、タッチパネルなどの入力デバイスを用いて、画像内の任意の位置を指定することができる。決定装置は、指定された位置の周囲に指示領域を設定する。指示領域は、ユーザによる指示対象を決定するために用いられる。
例えば、仮想空間内には敵キャラクタオブジェクトやアイテムオブジェクト(以下、「オブジェクト」という。)が配置される。ユーザは、戦う対象となる相手や、拾う対象となるアイテムを、入力デバイスを用いて指定する。このとき、入力デバイスを用いて指定される位置を、正確に指示対象の位置とすると、数ドット程度の誤差も許されないことになり、ユーザにとって酷である。そこで、決定装置は、ユーザに指定される位置を含む周囲に指示領域を設け、オブジェクトの一部(あるいは全部)が指示領域の中に入っていれば、そのオブジェクトを指示対象として扱うのである。
また、決定装置は、ユーザによって指示された位置に応じて、指示領域の大きさや形状を変化させることができる。具体的には、ユーザによって指示された位置が周縁領域に含まれない場合、表示領域は第1の大きさに設定される。一方、ユーザによって指示された位置が周縁領域に含まれる場合、表示領域は第1の大きさより大きい第2の大きさに設定される。大きさの基準は、典型的には面積値、ドット数、ピクセル数などである。
つまり、周縁領域に含まれる位置をユーザが指定するとき、指示対象の判定に用いられる指示領域が広くなる。指示領域が広くなるので、指示対象のオブジェクトが指示領域の中に入り易くなる。従って、本発明によれば、ユーザは、周縁領域付近、すなわち画面の隅の位置を指定しやすくなる。
例えば、画面の真ん中に近いほどユーザはオブジェクトの位置を把握しやすい。一方、画面の隅に近いと、オブジェクトの一部しか表示されない、あるいは、オブジェクトが移動して画面から消えたり画面に現れたり繰り返す、といったようにオブジェクトの位置を把握しづらくなる可能性がある。そのため、画面の隅(表示領域内の周縁領域)でゲームが極端に難しくなってしまう恐れがある。しかし、本発明によれば、周縁領域付近で指示領域を拡張することにより、ゲームの難易度を調整することが可能になる。
決定部は、指示入力により指定される位置が、複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
(a’)いずれの周縁領域にも含まれない場合、指定される位置を含む当該第1の大きさと第1の形状とを有する領域を当該指示領域として決定し、
(b’)いずれか1つの周縁領域に含まれる場合、指定される位置を含む当該第2の大きさと第2の形状とを有する領域を当該指示領域として決定してもよい。
すなわち、決定装置は、ユーザによって指示される位置に応じて、指示領域の大きさだけでなく指示領域の形状も変化させることができる。
例えば、ユーザによって指示される位置が表示領域内に設定される周縁領域に含まれる場合、表示領域の境界に近いほど指示領域が広くなるように、指示領域の形状が変わる。指示領域が境界に近づくほど広くなるので、指示対象のオブジェクトは境界に近いほど指示領域の中に入り易くなる。従って、本発明によれば、ユーザは、周縁領域付近、すなわち画面の隅の位置を指定しやすくなる。
複数の表示部により表示される表示領域のそれぞれには、当該周縁領域を構成する1つ又は複数の単位領域が設定されてもよい。
また、複数の表示部は、互いに隣り合う第1表示部と第2表示部とを有してもよい。
そして、決定部は、
(b’’)指示入力により指定される位置が、第1表示部により表示される表示領域(以下「第1表示領域」という。)の周縁領域を構成する単位領域のうち第2表示部により表示される表示領域(以下「第2表示領域」という。)に隣り合う単位領域に含まれる場合、当該隣り合う単位領域に当該第2の大きさの当該指示領域を配置してもよい。
すなわち、表示領域内に設定される周縁領域は、1つ以上の単位領域から構成される。また、それぞれの表示領域には1つのディスプレイ又は1つのウインドウが割り当てられる。仮想空間における第1表示領域と第2表示領域の位置関係が保たれるように、現実空間におけるディスプレイ同士の位置関係もしくはユーザから見たウインドウ同士の位置関係が定められる。
例えば、第1表示領域と第2表示領域が隣り合っていて、それぞれの表示領域内に周縁領域が定義されるとき、第1表示領域内の周縁領域には第2表示領域と隣り合う単位領域が存在し、同様に第2表示領域内の周縁領域には第1表示領域と隣り合う単位領域が存在する。
このとき、決定装置は、ユーザによって指示される位置が、隣り合う周縁領域の単位領域に含まれるか否かに応じて、指示領域の大きさと形状を変化させることができる。つまり、ユーザによって指示される位置が表示領域内に設定される周縁領域の中であったとしても、隣り合わない単位領域に含まれる場合には指示領域の大きさや形状は変わらない。しかし、ユーザによって指示される位置が隣り合う単位領域に含まれる場合には指示領域が広がる。指示領域が隣り合う表示領域の境界に近づくほど広くなるので、指示対象のオブジェクトは指示領域の中に入り易くなる。従って、本発明によれば、ユーザは、周縁領域付近、すなわち画面の隅の位置を指定しやすくなる。
生成される画像には、ユーザが選択可能なオブジェクト画像が含まれてもよい。
また、決定装置は、当該オブジェクト画像と当該指示領域が重なる場合、当該オブジェクト画像を示す情報を選択結果として出力する出力部を更に備えてもよい。
オブジェクト画像は、上述のように仮想空間内に配置される敵キャラクタオブジェクトやアイテムオブジェクトを表す画像や、所定の処理と関連付けられるボタンを表す画像などである。指示領域の中にオブジェクト画像が存在する場合、そのオブジェクト画像もしくはそのオブジェクト画像に関連付けられる処理がユーザによって選択されたものとして扱われる。
例えば、表示領域内に複数のボタンが配置される画像が、複数のディスプレイやウインドウにまたがって表示される。ユーザは任意のボタンを選択できる。ボタンにはディスプレイの中央付近に配置されるものもあれば、ディスプレイの隅(つまり表示領域内に設定される周縁領域)に配置されるものもある。ユーザは、画面の隅に近いほどボタンの位置関係を把握しづらくなったり、画面の境界に近いほどボタンを選択しづらくなったりすることがある。
しかし、本発明によれば、周縁領域に含まれる位置をユーザが指定すると指示対象の判定に用いられる指示領域が広くなるので、オブジェクト画像(ボタン画像)が指示領域の中に入り易くなる。従って、ユーザは、周縁領域付近、すなわち画面の隅の位置を指定しやすくなる。
生成される画像には、ユーザによる選択対象を示すポインタ画像が含まれてもよい。
そして、出力部は、画像内における当該ポインタ画像の位置が、複数の表示部により表示される領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
(a’’’)いずれの周縁領域にも含まれない場合、当該ポインタ画像を所定の大きさで表示し、
(b’’’)いずれか1つの周縁領域に含まれる場合、当該所定の大きさを拡大した当該ポインタ画像を表示してもよい。
ポインタ画像は、ユーザが現在指示している位置がどこであるかを示すマークであり、一般にはマウスカーソル、マウスポインタなどと呼ばれることがある。本発明では、ユーザにより指定される位置に応じて、指示領域の大きさだけでなく、ポインタ画像の大きさも変化させることができる。
例えば、ユーザによって指示される位置が表示領域内に設定される周縁領域に含まれる場合、ポインタ画像が大きく表示される。従って、本発明によれば、周縁領域付近にポインタ画像を移動させるとポインタ画像が大きくなり、現在自分がどこを指示しているかを容易に把握できる。そして、ユーザは、周縁領域付近、すなわち画面の隅の位置を指定しやすくなる。なお、指示領域の境界に近づくほどポインタ画像を大きく表示されるように構成してもよい。
生成される画像には、ユーザが選択可能なオブジェクト画像が含まれてもよい。
そして、決定部は、指示入力により指定される位置が、複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
(a’)いずれの周縁領域にも含まれない場合、指定される位置を含む当該第1の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
(b1)いずれか1つの周縁領域に含まれ、且つ、指示入力により指定される位置が含まれる周縁領域に当該オブジェクト画像の位置が含まれる場合、指定される位置を含む当該第2の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
(b2)いずれか1つの周縁領域に含まれ、且つ、指示入力により指定される位置が含まれる周縁領域に当該オブジェクト画像の位置が含まれない場合、指定される位置を含む当該第1の大きさの領域を当該指示領域として決定してもよい。
つまり、ユーザにより指定される位置が表示領域内に設定される周縁領域の中であっても、オブジェクト画像も同じく周縁領域に含まれていないならば、指示領域の大きさは変わらない。しかし、ポインタ画像に加えてユーザによって選択される可能性のあるオブジェクト画像も周縁領域に含まれていれば、指示領域は拡張される。決定装置は、オブジェクト画像が周縁領域に含まれていなければ、指示領域を変化させる処理を省略できる。
決定装置は、受け付けられる指示入力に応じて、仮想空間内におけるゲームを進行させるゲーム進行部と、
ユーザの当該ゲームの上達度を推定する推定部と、
を更に備えてもよい。
そして、決定部は、指示入力により指定される位置が、複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
(a’)いずれの周縁領域にも含まれない場合、指定される位置を含む当該第1の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
(b1)いずれか1つの周縁領域に含まれ、且つ、ユーザの上達度が所定レベル未満であると推定部により推定された場合、指定される位置を含む当該第2の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
(b2)いずれか1つの周縁領域に含まれ、且つ、ユーザの上達度が当該所定レベル以上であると推定部により推定された場合、指定される位置を含む当該第1の大きさの領域を当該指示領域として決定してもよい。
本発明では、決定装置により生成される画像は、ユーザ(プレイヤー)がプレイするゲームの画像である。決定装置は、ユーザからの入力に基づきゲームを進行させる。決定装置は、ユーザからの入力に基づいて、ユーザのゲームの上達度を推定することができる。例えば、ユーザが獲得したスコアが所定値に満たない場合には初心者であると推定し、所定値以上である場合には初心者ではないと推定する。そして、ユーザが初心者であると推定される場合に、ユーザによって指示される位置に応じて指示領域を大きくする。従って、決定装置は、ユーザが操作しやすいように、操作性をユーザに合わせることができる。
なお、ユーザの上達度を推定するためのパラメータには、例えば、ゲームをプレイした回数、ゲームをプレイした(ゲームをプレイしている)時間、ゲームをプレイする(ゲームをプレイしている)時間帯、ゲームをプレイする頻度、その他ゲームについての履歴を表す情報などがある。
本発明のその他の観点に係る決定方法は、生成部、複数の表示部、入力受付部、決定部を有する決定装置にて実行される決定方法であって、生成ステップ、表示ステップ、入力受付ステップ、決定ステップを備える。
生成ステップでは、生成部が、ユーザに提示すべき画像を生成する。
表示ステップでは、複数の表示部のそれぞれが、画像の一部の表示領域を表示する。
入力受付ステップでは、入力受付部が、画像内の位置を指定する指示入力をユーザから受け付ける。
決定ステップでは、決定部が、受け付けられた指示入力により指定される位置に対応付けられる指示領域を決定する。
また、決定ステップでは、指示入力により指定される位置が、複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
(a)いずれの周縁領域にも含まれない場合、決定部が、指定される位置を含む第1の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
(b)いずれか1つの周縁領域に含まれる場合、決定部が、指定される位置を含む第2の大きさの領域を当該指示領域として決定する。
また、当該第2の大きさは、当該第1の大きさよりも大きいものとする。
本発明によれば、周縁領域に含まれる位置をユーザが指定するとき、指示対象の判定に用いられる指示領域が広くなる。指示領域が広くなるので、指示対象のオブジェクトが指示領域の中に入り易くなる。ユーザは、周縁領域付近、すなわち画面の隅の位置を指定しやすくなる。
本発明のその他の観点に係るプログラムは、コンピュータを、生成部、複数の表示部、入力受付部、決定部として機能させる。
生成部は、ユーザに提示すべき画像を生成する。
複数の表示部のそれぞれは、画像の一部の表示領域を表示する。
入力受付部は、画像内の位置を指定する指示入力をユーザから受け付ける。
決定部は、受け付けられた指示入力により指定される位置に対応付けられる指示領域を決定する。
また、決定部は、指示入力に指定される位置が、複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
(a)いずれの周縁領域にも含まれない場合、指定される位置を含む第1の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
(b)いずれか1つの周縁領域に含まれる場合、指定される位置を含む第2の大きさの領域を当該指示領域として決定する。
また、当該第2の大きさは、当該第1の大きさよりも大きいものとする。
本発明によれば、コンピュータを上述のように動作する決定装置として機能させることができる。
また、本発明のプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記憶媒体に記録することができる。
上記プログラムは、プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記憶媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、表示される画面の隅の位置をユーザが指定しやすくするために好適な決定装置、決定方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
本発明の決定装置が実現される典型的な情報処理装置の概要構成を示す図である。 決定装置の機能的な構成を説明するための図である。 (a)仮想空間を示す図である。(b)第1表示領域を示す図である。(c)第2表示領域を示す図である。 (a)〜(d)は、周縁領域の例を示す図である。 (a)第1表示領域内を表す画像の構成例である。(b)第2表示領域内を表す画像の構成例である。 (a)第1表示領域内を表す画像の構成例である。(b)第2表示領域内を表す画像の構成例である。 決定処理を説明するためのフローチャートである。 (a)第1のウインドウと第2のウインドウの構成例を示す図である。(b)第1のディスプレイと第2のディスプレイの構成例を示す図である。(c)第1表示領域と第2表示領域を示す図である。 実施形態2において、決定処理を説明するためのフローチャートである。 (a)と(b)は、実施形態2において、ポインタ画像が周縁領域の中に存在するときの指示領域の例を示す図である。 実施形態3において、決定装置の機能的な構成を説明するための図である。 実施形態3において、オブジェクトが選択された旨のメッセージの出力例を示す図である。 実施形態4において、ポインタ画像の大きさの変化を説明するための図である。 (a)と(b)は、実施形態4において、ポインタ画像の拡大率の変化を示す図である。 (a)実施形態5において、仮想空間を示す図である。(b)第1のウインドウと第2のウインドウを示す図である。 (a)実施形態6において、仮想空間を示す図である。(b)第1のウインドウと第2のウインドウを示す図である。 (a)実施形態7において、仮想空間を示す図である。(b)第1のディスプレイと第2のディスプレイを示す図である。 (a)第1表示領域内を表す画像の構成例である。(b)第2表示領域内を表す画像の構成例である。 仮想空間における第1表示領域と第2表示領域の配置例を示す図である。 (a)第1表示領域内を表す画像の構成例である。(b)第2表示領域内を表す画像の構成例である。
(実施形態1)
本発明の実施形態を説明する。以下では、理解を容易にするため、ゲーム用の情報処理装置を利用して本発明が実現される実施形態を説明するが、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
図1は、プログラムを実行することにより、本発明の決定装置の機能を果たす典型的な情報処理装置100の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、インターフェース104と、コントローラ105と、外部メモリ106と、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)ドライブ107と、画像処理部108と、音声処理部109と、NIC(Network Interface Card)110と、を備える。
ゲーム用のプログラムおよびデータを記憶したDVD−ROMをDVD−ROMドライブ107に装着して、情報処理装置100の電源を投入することにより、当該プログラムが実行され、本実施形態の決定装置が実現される。
CPU 101は、情報処理装置100全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。また、CPU 101は、レジスタ(図示せず)という高速アクセスが可能な記憶域に対してALU(Arithmetic Logic Unit)(図示せず)を用いて加減乗除等の算術演算や、論理和、論理積、論理否定等の論理演算、ビット和、ビット積、ビット反転、ビットシフト、ビット回転等のビット演算などを行うことができる。さらに、マルチメディア処理対応のための加減乗除等の飽和演算や、三角関数等、ベクトル演算などを高速に行えるように、CPU 101自身が構成されているものや、コプロセッサを備えて実現するものがある。
ROM 102には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、DVD−ROMに記録されたプログラムをRAM 103に読み出してCPU 101による実行が開始される。また、ROM 102には、情報処理装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM 103は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、DVD−ROMから読み出したプログラムやデータ、その他ゲームの進行やチャット通信に必要なデータが保持される。また、CPU 101は、RAM 103に変数領域を設け、当該変数に格納された値に対して直接ALUを作用させて演算を行ったり、RAM 103に格納された値を一旦レジスタに格納してからレジスタに対して演算を行い、演算結果をメモリに書き戻す、などの処理を行う。
インターフェース104を介して接続されたコントローラ105は、プレイヤーがダンスゲームやサッカーゲームなどのゲームの実行の際に行う操作入力を受け付ける。インターフェース104には、複数のコントローラ105が接続されていてもよい。
インターフェース104を介して着脱自在に接続された外部メモリ106には、ゲームのプレイ状況(過去の成績等)を示すデータ、ゲームの進行状態を示すデータ、ネットワークを用いたゲームのチャット通信のログ(記録)のデータなどが書き換え可能に記憶される。プレイヤーは、コントローラ105を介して操作入力を行うことにより、これらのデータを適宜外部メモリ106に記録することができる。
DVD−ROMドライブ107に装着されるDVD−ROMには、ゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データが記録される。CPU 101の制御によって、DVD−ROMドライブ107は、これに装着されたDVD−ROMに対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデータを読み出し、これらはRAM 103等に一時的に記憶される。
画像処理部108は、DVD−ROMから読み出されたデータをCPU 101や画像処理部108が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部108が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され画像処理部108に接続されるモニター(図示せず)へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。
画像演算プロセッサは、2次元の画像の重ね合わせ演算やαブレンディング等の透過演算、各種の飽和演算を高速に実行できる。
また、仮想3次元空間に配置され、各種のテクスチャ情報が付加されたポリゴン情報を、Zバッファ法によりレンダリングして、所定の視点位置から仮想3次元空間に配置されたポリゴンを所定の視線の方向へ俯瞰したレンダリング画像を得る演算の高速実行も可能である。
さらに、CPU 101と画像演算プロセッサが協調動作することにより、文字の形状を定義するフォント情報にしたがって、文字列を2次元画像としてフレームメモリへ描画したり、各ポリゴン表面へ描画することが可能である。
また、ゲームの画像などの情報をDVD−ROMに用意しておき、これをフレームメモリに展開することによって、ゲームの様子などを画面に表示することができるようになる。
音声処理部109は、DVD−ROMから読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、これに接続されたスピーカー(図示せず)から出力させる。また、CPU 101の制御の下、ゲームの進行の中で発生させるべき効果音や楽曲データを生成し、これに対応した音声をスピーカーから出力させる。
音声処理部109では、DVD−ROMに記録された音声データがMIDIデータである場合には、これが有する音源データを参照して、MIDIデータをPCMデータに変換する。また、ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)形式やOgg Vorbis形式等の圧縮済音声データである場合には、これを展開してPCMデータに変換する。PCMデータは、そのサンプリング周波数に応じたタイミングでD/A(Digital/Analog)変換を行って、スピーカーに出力することにより、音声出力が可能となる。
NIC 110は、情報処理装置100をインターネット等のコンピュータ通信網(図示せず)に接続するためのものであり、LAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE−T/100BASE−T規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これらとCPU 101との仲立ちを行うインターフェース(図示せず)により構成される。
このほか、情報処理装置100は、ハードディスク等の大容量外部記憶装置を用いて、ROM 102、RAM 103、外部メモリ106、DVD−ROMドライブ107に装着されるDVD−ROM等と同じ機能を果たすように構成してもよい。
次に、上記構成を有する情報処理装置100により実現される、本実施形態の決定装置200の機能的な構成について説明する。
図2は、決定装置200の機能的な構成を説明するための図である。決定装置200は、生成部201、複数の表示部202(本実施形態では第1表示部202Aと第2表示部202Bの2つ)、入力受付部203、決定部204を備える。
図3(a)〜(c)は、本実施形態の決定装置200が扱う仮想空間300を表す図である。
図4(a)〜(d)は、仮想空間300に設定される表示領域内に設定される周縁領域(詳細は後述する)を説明するための図である。
図5(a)と(b)は、決定装置200に接続されるモニターに表示される画面の構成を説明するための図である。
生成部201は、決定装置200のユーザに提示すべき画像を生成する。本実施形態において生成部201により生成される画像は、ユーザ(以下「プレイヤー」とも言う。)がコントローラ105を操作して行う仮想空間300内におけるゲームの画像である。ただし、生成部201によって生成される画像は、ゲームの画像に限られない。CPU 101と画像処理部108が協働して生成部201として機能する。
第1表示部202A,第2表示部202Bは、生成部201によって生成される画像のうち、後述のように設定される表示領域の中に含まれる画像をモニターに表示する。CPU 101は、仮想空間300内に複数の表示領域を設定する。
第1表示部202Aは第1表示領域310内を表す画像を表示し、第2表示部202Bは第2表示領域320内を表す画像を表示する。CPU 101と画像処理部108が協働して第1表示部202A,第2表示部202Bとして機能する。
本実施形態では、決定装置200は2つの表示部を備え、2つの表示領域を仮想空間300内に設定する。ただし、決定装置200が3つ以上の表示部を備え3つ以上の表示領域を仮想空間300内に設定する実施形態を採用することもできる。
ここで、表示領域について図3(a)〜(c)を用いて詳しく説明する。決定装置200によって実行されるゲームが扱う仮想空間300には、図3(a)に示すように、第1表示部202Aに対応付けられる第1表示領域310と、第2表示部202Bに対応付けられる第2表示領域320が設定される。また、仮想空間300を表す画像には、ポインタ画像330が含まれる。
本実施形態で扱う仮想空間300は2次元空間であるが、3次元空間でもよい。3次元空間の場合、第1表示部202Aと第2表示部202Bによって表示される画像は、仮想空間300内に配置されるオブジェクトを、仮想空間300内に設定される視点の位置から視線の方向(仮想カメラの方向)へ所定の投影面に投影した画像である。
例えば、決定装置200は、1つのモニター(以下「ディスプレイ」とも言う。)に接続される。モニターに表示される画面には、隣り合う2つの画像エリア(いわゆる“ウインドウ”)が存在する。第1のウインドウ内には第1表示領域310内を表す画像が表示され、第2のウインドウ内には第2表示領域320内を表す画像が表示される。
あるいは、決定装置200は、隣り合う2つのモニターに接続されていてもよい。例えば、一方のモニターには第1表示領域310内を表す画像が表示され、他方のモニターには第2表示領域320内を表す画像が表示されてもよい。
第1表示領域310の位置と第2表示領域320の位置は、仮想空間300内に予め定義されるグローバル座標系(図3(a)の場合、X−Y座標系である。)による位置座標値を用いて表される。第1表示領域310の位置と第2表示領域320の位置は、CPU 101の制御により移動可能である。
例えば、CPU 101は、プレイヤーからの指示入力に基づいて、第1表示領域310の位置と第2表示領域320の仮想空間300内における位置を変える。第1表示領域310の位置及び/又は第2表示領域320の位置が移動すると、ウインドウあるいはモニターに表示される画像が変化する。この移動は、一般には“スクロール”と呼ばれる。
第1表示領域310の形状は、図3(b)に示すように、4つの辺311〜314で囲まれる矩形である。同様に、第2表示領域320の形状は、図3(c)に示すように、4つの辺321〜324で囲まれる矩形である。
第1表示領域310と第2表示領域320は、仮想空間300内において互いに隣り合うように配置される。典型的には、第1表示領域310と第2表示領域320は、いずれか1つの辺どうしが重なるように、接している。図3(a)では、第1表示領域310の辺313と第2表示領域320の辺321とが重なっている。ただし、第1表示領域310と第2表示領域320は、必ずしも接していなくてもよく、所定の距離だけ離れていてもよいし、重なる部分があってもよい。
第1表示領域310と第2表示領域320は、次に示すいずれかの組み合わせの各辺が互いに隣り合うように、仮想空間300内に配置される。
(1)第1表示領域310の辺311と第2表示領域320の辺323の組み合わせ。
(2)第1表示領域310の辺312と第2表示領域320の辺324の組み合わせ。
(3)第1表示領域310の辺313と第2表示領域320の辺321の組み合わせ。
(4)第1表示領域310の辺314と第2表示領域320の辺322の組み合わせ。
本実施形態では、第1表示領域310と第2表示領域320は同一の形状且つ同一の大きさである。ただし、形状と大きさの両方あるいは一方が異なっていてもよい。
次に、入力受付部203は、仮想空間300を表す画像内における位置を指定する入力(指示入力)をユーザから受け付ける。CPU 101とコントローラ105が入力受付部203として機能する。
例えば、ユーザ(プレイヤー)は、モニターに表示されるポインタ画像330の位置を、コントローラ105の上下左右ボタンを押圧することにより移動させる。ポインタ画像330は、第1表示領域310と第2表示領域320のどちらか一方に配置されるものとする。つまり、ユーザは、第1表示領域310内の任意の1箇所の位置、又は、第2表示領域320内の任意の1箇所の位置を指定することができる。
ポインタ画像330の位置は、第1表示領域310と第2表示領域320に予め定義されるローカル座標系(図3(b),(c)の場合、x−y座標系である。)による位置座標値を用いて表される。CPU 101は、ローカル座標系からグローバル座標系に座標変換することにより、仮想空間300内におけるポインタ画像330の位置を求めることができる。ポインタ画像330の位置は、第1表示領域310内、又は、第2表示領域320内で移動可能である。
ポインタ画像330が示す位置が、ユーザによって指定される位置である。図3(a)ではポインタ画像330の形状は十字形である。十字形の縦線と横線がクロスする点が、ユーザによって指定される位置である。
ただし、ポインタ画像330の形状や大きさを任意に変更してもよい。ポインタ画像330は、一般的には、マウスカーソル、マウスポインタなどと呼ばれることがある。
決定部204は、入力受付部203によって受け付けられた指示入力に指定される位置に対応付けられる指示領域を決定する。CPU 101と画像処理部108が協働して決定部204として機能する。
指示領域500は、図5(a)に示すように、ポインタ画像330の位置を含む所定の大きさ及び所定の形状を有する領域である。指示領域500は、ユーザが決定装置200に指示を与える際、指示対象を指定する領域である。
ユーザによって指定される位置を上述のように十字形の縦線と横線がクロスする点のみとすると、ユーザは、1ドット〜数ドット程度の正確さで位置を指定しなければならない。しかし、指示領域500を設けることにより、ユーザによって指定される位置の誤差が指示領域500の広さの分だけ許容される。
例えば、第1表示領域310及び/又は第2表示領域320にはキャラクタオブジェクト550(以下「オブジェクト」と呼ぶ。図5(a),(b)では550A,550B,550Cの3つ。)の画像が配置される。指示領域500内にオブジェクト550が存在すると、CPU 101は、指示領域500内に存在するオブジェクト550がユーザによって選択されたと判別する。指示領域500は、決定装置200がユーザによって選択されるオブジェクト550を判別するために用いられる。
あるいは、指示領域500内にオブジェクト550が存在し、且つ、ユーザによる所定の指示操作(例えばマウスのクリック操作など)があると、CPU 101は、指示領域500内に存在するオブジェクト550がユーザによって選択されたと判別してもよい。
仮想空間300内におけるオブジェクト550と第1表示領域310と第2表示領域320との位置関係によっては、例えば図5(a),(b)に示すオブジェクト550Bのように、仮想空間300内に存在する1つのオブジェクト550が、第1表示領域310内と第2表示領域320内の両方に同時に存在する場合もある。
指示領域500の形状は、例えば、ポインタ画像330が示す位置を取り囲む多角形である。典型的には、ポインタ画像330が示す位置が、指示領域500を表す図形の中心点や重心点になる。指示領域500の形状は本発明によって限定されない。指示領域500は、ポインタ画像330が示す位置を中心(あるいは重心)とする円、楕円、あるいは、任意の形状の図形で表される領域でもよい。
指示領域500の位置は、仮想空間300内に定義されるグローバル座標系を用いる座標値、又は、第1表示領域310内に定義されるローカル座標系を用いる座標値、又は、第2表示領域320内に定義されるローカル座標系を用いる座標値で表される。
CPU 101は、指示領域500の大きさと形状を、ポインタ画像330の位置に応じて変化させることができる。
すなわち、ポインタ画像330の位置がそれぞれの表示領域について定義される周縁領域に含まれない場合、CPU 101は、指示領域500を第1の大きさに設定する。一方、ポインタ画像330の位置が周縁領域に含まれる場合、CPU 101は、指示領域500を第1の大きさよりも面積が広い第2の大きさに設定する。
例えば図4(a)に示すように、第1表示領域310を構成する4辺の近くに4つの領域411〜414が定義される。領域411〜414のそれぞれが、第1表示領域310の周縁領域である。あるいは、4つの領域411〜414をまとめて1つの周縁領域として定義してもよい。
同様に、第2表示領域320を構成する4辺の近くに4つの領域421〜424が定義される。領域421〜424のそれぞれが、第2表示領域320の周縁領域である。あるいは、4つの領域421〜424をまとめて1つの周縁領域として定義してもよい。
例えば図4(b)に示すように、領域411〜414及び領域421〜424のうち、隣り合う領域413と領域421のみを周縁領域として定義してもよい。
例えば図4(c)に示すように、第1表示領域310のうち第2表示領域320側の幅C1の領域415と、第2表示領域320のうち第1表示領域310側の幅C2の領域425とを、それぞれ周縁領域として定義してもよい。C1とC2は、ゼロ以上の任意の値である。
第1表示領域310と第2表示領域320は、図4(a)〜(c)に示すようにY軸方向に隣り合ってもよいし、図4(d)に示すようにX軸方向に隣り合っていてもよい。そして、第1表示領域310のうち第2表示領域320側の幅C3の領域416と、第2表示領域320のうち第1表示領域310側の幅C4の領域426とを、それぞれ周縁領域として定義してもよい。C3とC4は、ゼロ以上の任意の値である。
本実施形態では、図5(a)に示すように、ポインタ画像330が頂点P5,P6,P7,P8で囲まれる範囲(周縁領域ではない範囲)内にある場合、CPU 101は、指示領域500の大きさを所定の第1の大きさに設定する。図5(a)では、指示領域500は、一辺の長さがL1の正方形に設定されている。
一方、図6(a)に示すように、ポインタ画像330が第1表示領域310内に設定される周縁領域の中にある場合、CPU 101は、指示領域500の大きさを所定の第2の大きさに設定する。図6(a)では、指示領域500は、一辺の長さがL2(L1<L2)の正方形に設定されている。
第1表示領域310には、4つの周縁領域511〜514が設定される。周縁領域511〜514のそれぞれは、第1表示領域310の周縁領域を構成する単位領域とも呼ばれる。
周縁領域511は、頂点P1,P2,P6,P5を結ぶ線で囲まれる領域である。周縁領域511は、第1表示領域310の辺311に対応付けられる。
周縁領域512は、頂点P2,P3,P7,P6を結ぶ線で囲まれる領域である。周縁領域512は、第1表示領域310の辺312に対応付けられる。
周縁領域513は、頂点P3,P4,P8,P7を結ぶ線で囲まれる領域である。周縁領域513は、第1表示領域310の辺313に対応付けられる。
周縁領域514は、頂点P4,P1,P5,P8を結ぶ線で囲まれる領域である。周縁領域514は、第1表示領域310の辺314に対応付けられる。
同様に、図6(b)に示すように、ポインタ画像330の位置が第2表示領域320の周縁領域521,522,523,524のいずれかの中にある場合、CPU 101は、指示領域500を所定の第3の大きさに設定する。図6(b)では、指示領域500は、一辺の長さがL3(L1<L3)の正方形に設定されている。なお、第2の大きさと第3の大きさは同じでも良い。
第2表示領域320には、4つの周縁領域521〜524が設定される。周縁領域521〜524のそれぞれは、第2表示領域320の周縁領域を構成する単位領域とも呼ばれる。
周縁領域521は、頂点P9,P10,P14,P13を結ぶ線で囲まれる領域である。周縁領域521は、第2表示領域320の辺321に対応付けられる。
周縁領域522は、頂点P10,P11,P15,P14を結ぶ線で囲まれる領域である。周縁領域522は、第2表示領域320の辺322に対応付けられる。
周縁領域523は、頂点P11,P12,P16,P15を結ぶ線で囲まれる領域である。周縁領域523は、第2表示領域320の辺323に対応付けられる。
周縁領域524は、頂点P12,P9,P13,P16を結ぶ線で囲まれる領域である。周縁領域524は、第2表示領域320の辺324に対応付けられる。
図5(a),図5(b),図6(a),図6(b)に示す周縁領域511〜514、521〜524は例示に過ぎない。周縁領域511〜514、521〜524の形状と大きさは本発明によって限定されず、任意に設定した実施形態を採用することができる。
また、辺の長さL1,L2,L3は自由に変更できる。ただし、L1<L2、且つ、L1<L3とする。
なお、本実施形態では、指示領域500は後述する決定処理を行うために内部的に設定され、CPU 101はモニターに指示領域500を明示的に表示させることはないものとする。ただし、CPU 101は、仮想空間300のうち指示領域500が占める領域の明度・彩度・色相(これら3つをまとめて「色調」ともいう。)のうちいずれか1つ以上を変更して表示してもよい。
次に、上記構成を備える本実施形態の決定装置200の各部が実行する決定処理について、図7のフローチャート等を用いて説明する。
まず、CPU 101は、仮想空間300内における第1表示領域310の位置と第2表示領域320の位置とを決定する(ステップS701)。例えばCPU 101は、第1表示領域310及び/又は第2表示領域320の位置を移動させる旨の操作入力をユーザから受け付け、第1表示領域310及び/又は第2表示領域320の仮想空間300における位置を移動する。
第1表示領域310の位置が決まると、CPU 101は、仮想空間300全体を表す画像のうち第1表示領域310内を表す画像を第1のウインドウ(もしくは第1のモニター)に表示させる。同様に、第2表示領域320の位置が決まると、CPU 101は、仮想空間300全体を表す画像のうち第2表示領域320内を表す画像を第2のウインドウ(もしくは第2のモニター)に表示させる(ステップS702)。
CPU 101は、第1表示領域310内の位置を指定する指示入力、又は、第2表示領域320内の位置を指定する指示入力をユーザから受け付ける(ステップS703)。
例えばユーザは、コントローラ105を操作して、第1表示領域310内もしくは第2表示領域320内に表示されるポインタ画像330の位置を移動させる。ポインタ画像330によって示される位置が、指示入力により指定される位置である。
CPU 101は、ステップS703で受け付けられた指示入力が示す位置が、第1表示領域310の周縁領域511〜514と第2表示領域320の周縁領域521〜524のいずれかに含まれるか否かを判別する(ステップS704)。
周縁領域511〜514と周縁領域521〜524のいずれにも含まれないと判別された場合(ステップS704;NO)、CPU 101は、ステップS703で受け付けられた指示入力が示す位置を含み、且つ、第1の大きさをもつ指示領域500を決定する(ステップS705)。
例えば図5(a)に示すように、ポインタ画像330の位置が周縁領域511〜514のいずれにも含まれない場合、CPU 101は、ポインタ画像330の位置を重心とし1辺の長さがL1の正方形で囲まれる領域を指示領域500に設定する。
一方、周縁領域511〜514と周縁領域521〜524のうちいずれか1つの周縁領域に含まれると判断された場合(ステップS704;YES)、CPU 101は、ステップS703で受け付けられた指示入力が示す位置を含み、且つ、第1の大きさよりも大きい第2の大きさをもつ指示領域500を決定する(ステップS706)。
例えば図6(a)に示すように、ポインタ画像330の位置が周縁領域513に含まれる場合、CPU 101は、ポインタ画像330の位置を重心とし1辺の長さがL2(L1<L2)の正方形で囲まれる領域を指示領域500に設定する。
すなわち、ポインタ画像330が示す位置がいずれかの周縁領域の中であれば、指示領域500が大きくなる。
更に、CPU 101は、ステップS706で決定された指示領域500にオブジェクト550の位置が含まれるか否かを判別する(ステップS707)。
指示領域500にオブジェクト550の位置が含まれないと判別された場合(ステップS707;NO)、CPU 101は決定処理を終了する。
指示領域500にオブジェクト550の位置が含まれると判別された場合(ステップS707;YES)、CPU 101は、そのオブジェクト550がユーザによって選択されたと判別する(ステップS708)。
例えば、CPU 101は、仮想空間300内をランダムに移動するオブジェクト550の位置にプレイヤーがポインタ画像330を合わせることによりプレイヤーがオブジェクト550を“捕獲”するゲームを実行する。CPU 101は、ユーザからの入力に応じてゲームを進行させる。CPU 101は、指示領域500にオブジェクト550の位置が含まれると判別された場合、そのオブジェクト550がプレイヤーによって“捕獲”されたと判別する。そして、CPU 101は、プレイヤーのスコアに所定ポイントを加算する。
本実施形態では、ポインタ画像330の位置がいずれかの周縁領域に含まれるときには、指示領域500が広く設定されるので、オブジェクト550の位置が指示領域500の中に入りやすくなる。ユーザは、第1表示領域310又は第2表示領域320の境界に近い部分の位置を指定しやすくなる。
例えば図6(a)に示されるオブジェクト550Bは、第1表示領域310の隅に配置されている。第1表示領域310内にはオブジェクト550Bの一部分しか表示されず、ユーザがピンポイントでオブジェクト550Bを指し示すことは比較的難しくなる。
また例えば、オブジェクト550Bが第1表示領域310と第2表示領域320とを行き来するように移動する。ユーザは2つの表示領域を瞬時に見比べながらどちらの表示領域内を指せばよいのか判断する必要があり、ユーザがピンポイントで550Bを指し示すことは難しくなる。このため、表示領域の周縁領域付近、言い換えれば、画面の隅において、ゲームが極端に難しくなってしまう恐れがある。
しかし、本実施形態によれば、周縁領域付近では指示領域500が広がるので、実質的にオブジェクト550とポインタ画像330の当たり判定が緩くなる。周縁領域付近においてユーザが位置を指定しづらくなる可能性があるものの、決定装置200は当たり判定を緩くすることができるので、ゲームの難易度のバランスを調節できるようになる。決定装置200は、表示される画面の隅の位置をユーザが指定しやすくすることができる。
CPU 101は、例えば、初心者がゲームをプレイしていると判断あるいは推定されるときには、ポインタ画像330の位置が周縁領域の中に入ると、指示領域500を広く設定する。一方、上級者がゲームをプレイしていると判断あるいは推定されるときには、CPU 101は、ポインタ画像330の位置が周縁領域の中に入っても指示領域500を広く設定せず既定値のままにする。このようにすれば、まだゲーム慣れしていない初心者をアシストできる機能をゲームに搭載することができる。
CPU 101は、プレイヤーによる選択入力に従って、プレイヤーが初心者か否かを判断してもよい。
CPU 101は、ゲームをプレイした回数、ゲームをプレイした(ゲームをプレイしている)時間、ゲームをプレイする(ゲームをプレイしている)時間帯、ゲームをプレイする頻度、その他ゲームについての履歴を表す情報を外部メモリ106等に格納させ、適宜更新し、格納されるこれらの情報に基づいて、ユーザの上達度が所定レベル以上か否かを推定してもよい。CPU 101は、ユーザの上達度が所定レベル以上であれば上級者であると推定し、所定レベル未満であれば初心者であると推定してもよい。
また、例えば、プレイヤーがゲームをしている日時(つまり現在時刻や現在日時)が所定の時間帯(夜間帯など)の場合であって、ポインタ画像330の位置が周縁領域の中に入った場合、CPU 101は、指示領域500を広く設定してもよい。このようにすれば、暗くて画面が見えづらいと推測されるケースでも、プレイヤーが画面の隅を指しやすくなり、プレイヤーがゲームを進めやすくすることができる。
(実施形態2)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。本実施形態では、ポインタ画像330が複数の周縁領域のうちどの周縁領域の中にあるかによって指示領域500の大きさや形状が変わる。
図8(a)は、画面800の構成例を示す図である。
図8(b)は、画面800が表示されるディスプレイ830,840の配置例を示す図である。
図8(c)は、仮想空間300内に設定される第1表示領域310と第2表示領域320を示す図である。本実施形態では、第1表示領域310と第2表示領域320は、図8(c)に示すように、第1表示領域310の所定の一辺と第2表示領域320の所定の一辺とが重なるように、隣り合わせに配置される。
図8(a)に示すように、モニターに映し出される画面800には、第1表示領域310を表す画像が出力される第1のウインドウ810と、第2表示領域320を表す画像が出力される第2のウインドウ820が、仮想空間300内の第1表示領域310と第2表示領域320との位置関係が保たれるように、隣り合わせに配置される。
あるいは、図8(b)に示すように、第1表示領域310を表す画像が出力される第1のディスプレイ830と、第2表示領域320を表す画像が出力される第2のディスプレイ840は、仮想空間300内の第1表示領域310と第2表示領域320との位置関係が保たれるように、隣り合わせに配置される。
第1のウインドウ810(もしくは第1のディスプレイ830)と第2のウインドウ820(もしくは第2のディスプレイ840)は、互いに接していてもよいし、離れていてもよい。
例えば図8(c)に示すように、仮想空間300には、第1表示領域310が第2表示領域320の上側(Y座標が小さい側)に配置される。
また、図8(a)に示すように、第1のウインドウ810と第2のウインドウ820は、プレイヤーから見て第1表示領域310を表す画像が上に、第2表示領域320を表す画像が下になるように、それぞれ配置される。
例えば、画面800の左上の隅を原点とするローカル座標系(図8(a)の場合、p−q座標系である。)が画面800内に定義される。図8(c)に示すように、第1表示領域310と第2表示領域320は、仮想空間300に定義されるグローバル座標系(X−Y座標系)において、第1表示領域310内の任意の点のY座標値が、第2表示領域320内の任意の点のY座標値よりも小さくなるように、配置される。
第1表示領域310と第2表示領域320は、画面800に定義されるローカル座標系(p−q座標系)において、第1表示領域310内の任意の点のq座標値が、第2表示領域320内の任意の点のq座標値よりも小さくなるように、配置される。
第1表示領域310の周縁領域513と第2表示領域320の周縁領域521は、隣り合って表示される。
次に、本実施形態の決定処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。
まず、CPU 101は、仮想空間300内における第1表示領域310の位置と第2表示領域320の位置とを決定する(ステップS901)。
第1表示領域310の位置が決まると、CPU 101は、仮想空間300全体を表す画像のうち第1表示領域310内を表す画像を第1のウインドウ810に表示させる。同様に、第2表示領域320の位置が決まると、CPU 101は、仮想空間300全体を表す画像のうち第2表示領域320内を表す画像を第2のウインドウ820に表示させる(ステップS902)。
CPU 101は、第1表示領域310内の任意の位置を指定する指示入力、又は、第2表示領域320内の任意の位置を指定する指示入力をユーザから受け付ける(ステップS903)。
CPU 101は、ステップS903で受け付けられた指示入力が示す位置が、すべての周縁領域のうち隣り合う周縁領域のいずれかに含まれるか否かを判別する。すなわち、CPU 101は、ステップS903で受け付けられた指示入力が示す位置が、第1表示領域310の周縁領域513又は第2表示領域320の周縁領域521に含まれるか否かを判別する(ステップS904)。
指示入力が示す位置が隣り合う周縁領域のいずれにも含まれないと判別された場合(ステップS904;NO)、CPU 101は、指示領域500の大きさを、所定の第1の大きさに決定する(ステップS905)。
そして、CPU 101は、第1表示領域310と第2表示領域320のうちポインタ画像330の位置が含まれるほうに、第1の大きさの指示領域500を設定する(ステップS906)。
つまり、CPU 101は、ポインタ画像330の位置が第1表示領域310内にある場合には、第1表示領域310内に指示領域500を設定し、ポインタ画像330の位置が第2表示領域320内にある場合には、第2表示領域320内に指示領域500を設定する。
一方、ポインタ画像330の位置が隣り合う周縁領域のいずれかに含まれると判断された場合(ステップS904;YES)、CPU 101は、指示領域500の大きさを、所定の第2の大きさに決定する(ステップS907)。第2の大きさは、第1の大きさよりも大きい。
そして、CPU 101は、第1表示領域310及び/又は第2表示領域320に、第2の大きさの指示領域500を設定する(ステップS908)。
ここで、「第1表示領域310“又は”第2表示領域320」に指示領域500を設定する場合とは、図10(a)に示すように指示領域500全体が第1表示領域310の中に収まる場合、もしくは、指示領域500全体が第2表示領域320の中に収まる場合のことである。
例えば、指示領域500を、一辺の長さがL2であってポインタ画像330の位置を重心位置とする正方形に設定するとき、第1表示領域310の辺313とポインタ画像330との距離がL2/2(長さL2の半分)以上であれば、指示領域500全体が第1表示領域310の中に収まる。指示領域500全体が第2表示領域320の中に収まる場合も同様である。
また、「第1表示領域310“及び”第2表示領域320」に指示領域500を設定する場合とは、図10(b)に示すように指示領域500全体が第1表示領域310の中に収まりきらずに第2表示領域320にも含まれる場合、もしくは、指示領域500全体が第2表示領域320の中に収まりきらずに第1表示領域310にも含まれる場合のことである。
例えば、指示領域500を、一辺の長さがL2であってポインタ画像330の位置を重心位置とする正方形に設定するとき、第1表示領域310の辺313とポインタ画像330との距離がL2/2(長さL2の半分)未満であれば、指示領域500全体が第1表示領域310の中に収まらない。このとき、第1表示領域310には、指示領域500全体のうち上から長さL2Aの部分だけが含まれる。
第1表示領域310内に指示領域500全体が収まらない場合、CPU 101は、収まらない部分、つまり指示領域500全体のうち下から長さL2Bの部分(ただしL2A+L2B=L2とする)を、第2表示領域320に配置する。
なお、CPU 101は、L2A+L2B>L2となるように、すなわち、画面800を見るユーザにとって、隣り合う周縁領域の向きに“間延び”するように、指示領域500を拡張してもよい。
次に、CPU 101は、ステップS906又はS908で設定した指示領域500に、オブジェクト550の位置が含まれるか否かを判別する(ステップS909)。
指示領域500にオブジェクト550の位置が含まれないと判別された場合(ステップS909;NO)、CPU 101は決定処理を終了する。
指示領域500にオブジェクト550の位置が含まれると判別された場合(ステップS909;YES)、CPU 101は、そのオブジェクト550がユーザによって選択されたと判別する(ステップS910)。
本実施形態では、ポインタ画像330の位置が隣り合う周縁領域の中のいずれかに含まれるときには、指示領域500が広く設定されるので、オブジェクト550の位置が指示領域500に入りやすくなる。ユーザは、第1表示領域310のうち第2表示領域320に近い部分の位置や、第2表示領域320のうち第1表示領域310に近い部分の位置を指定しやすくなる。
例えば、図8(a)に示されるオブジェクト550Bは、第1表示領域310の隅に配置されている。第1表示領域310内にはオブジェクト550Bの一部分しか表示されないため、ユーザがピンポイントでオブジェクト550Bを指し示すことが難しくなる。
また例えば、第1のウインドウ810と第2のウインドウ820との“隙間”があると、この隙間をユーザが誤って指してしまう可能性があり、ユーザがピンポイントでオブジェクト550Bを指し示すことが難しくなる。つまり、周縁領域付近(画面の隅)において、ゲーム制作者の意図に反して、ゲームが極端に難しくなってしまう恐れがある。
しかし、本実施形態によれば、他の表示領域と隣り合う周縁領域付近では指示領域500が広がるので、実質的にオブジェクト550とポインタ画像330の当たり判定が緩くなる。他の表示領域と隣り合う周縁領域付近においてユーザが位置を指定しづらくなる可能性があるものの、決定装置200は当たり判定を緩くすることができるので、ゲームの難易度のバランスを調節できるようになる。ユーザは、表示される画面の隅の位置を指定しやすくなる。
(実施形態3)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。
図11は、本実施形態の決定装置200の機能的な構成を示す図である。決定装置200は、出力部1101を更に備える。
出力部1101は、オブジェクト550と指示領域500が重なる場合、言い換えればオブジェクト550の位置が指示領域500に含まれる場合、オブジェクト550を示す情報を選択結果として出力する。CPU 101と画像処理部108が協働して出力部1101として機能する。
オブジェクト550を示す情報とは、例えば図12に示すように、オブジェクト550がユーザによって選択された旨を示すメッセージ1200である。あるいは、オブジェクト550がユーザによって選択された旨を示す画像データでもよい。
また、CPU 101は、オブジェクト550と指示領域500が重なる場合、画像処理部108を制御してメッセージ1200を表示するのに加えて、あるいはメッセージ1200を表示する代わりに、音声処理部109を制御して所定の音声データを再生することにより、オブジェクト550を示す情報を選択結果として出力してもよい。
例えば、CPU 101は、上記ステップS708もしくはステップS910でオブジェクト550がユーザによって選択されたと判別した後、オブジェクト550を示す情報を出力する。
なお、CPU 101は、オブジェクト550の位置が指示領域500に含まれ、且つ、所定の入力操作がなされた場合に、オブジェクト550を示す情報を選択結果として出力してもよい。所定の入力操作とは、例えば、マウスのクリック操作、ダブルクリック操作、所定ボタンの押圧操作などである。
本実施形態によれば、ユーザは、指示領域500の中にオブジェクト550の位置を合わせることができたか否かを明確に把握できる。ユーザは、現在指示領域500がどこに設定されているのかを容易に把握できる。
(実施形態4)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。本実施形態では、ポインタ画像330の位置が周縁領域の中にあるか否かによって、ポインタ画像330の表示形式が変化する。
図13は、第1表示領域310を表す画像の例を示す図である。
CPU 101は、ユーザにより指定される位置が第1表示領域310の周縁領域のいずれにも含まれない場合には、既定値の大きさのポインタ画像1310を表示する。一方、CPU 101は、ユーザにより指定される位置が第1表示領域310の周縁領域のいずれかに含まれる場合には、既定値よりサイズが拡大されたポインタ画像1330を表示する。
また、CPU 101は、ユーザにより指定される位置が第1表示領域310の周縁領域のいずれにも含まれない場合には、第1の大きさの指示領域1320を設定する。一方、CPU 101は、ユーザにより指定される位置が第1表示領域310の周縁領域のいずれかに含まれる場合には、第2の大きさの指示領域1340を設定する。上述のように、第2の大きさは第1の大きさよりも大きい。
図13には2つのポインタ画像1310,1330が図示されているが、これは大きさを比較し易いように便宜的に記載したものであり、モニターにはどちらか1つのポインタ画像が表示される。同様に、図13には2つの指示領域1320,1340が図示されているが、仮想空間300にはどちらか1つの指示領域が設定される。また、指示領域1320,1340の位置や形状を示す情報は、モニターに表示されなくてもよい。
CPU 101は、ユーザにより指定される位置が第1表示領域310の周縁領域のいずれかに含まれる場合、その周縁領域に対応する辺とユーザにより指定される位置(ポインタ画像1330の位置)との距離Dが短いほど大きくなるように、ポインタ画像1330を拡大して表示してもよい。
例えば図13に示すように周縁領域513の幅がD1であるとき、CPU 101は、図14(a)に示すように、0≦D≦D1において、ポインタ画像1330の表示サイズの拡大率Zを距離Dに対して単調減少させる。拡大率は1≦Z≦ZMAXの範囲で変化する。一方、D>D1では、CPU 101は、既定値の大きさ(つまり拡大率Z=1)のポインタ画像1310を表示させる。このようにすれば、ユーザが指定する位置が第1表示領域310の“際”に近いところであればあるほどポインタ画像1330が大きくなるので、ユーザは現在どの位置を指定しているのかが分かりやすくなる。
あるいは図14(b)に示すように、CPU 101は、周縁領域513の幅の大きさに関係なく、ポインタ画像1330の表示サイズの拡大率Zを距離Dに対して単調減少させてもよい。拡大率はZMIN≦Z≦ZMAXの範囲で変化する。CPU 101はD≧D2(D2は所定値)では拡大率を一定にすることが望ましい。D2の値は、典型的には、0(ゼロ)以上、周縁領域513に対応する辺313と第1表示領域310の中心点との距離以下、である。
ここでは第1表示領域310の周縁領域513を例にとって説明した。しかし、CPU 101は、第1表示領域310の他の周縁領域511,512,514あるいは第2表示領域320の周縁領域521〜524においても同様にポインタ画像1310,1330の大きさを変化させることができる。
また、CPU 101は、ポインタ画像1310,1330の大きさを変化させるだけでなく、ポインタ画像1310,1330の色調や点滅の速度などを変化させることができる。
例えば、CPU 101は、距離Dが減少するほど明度を大きくして、ポインタ画像1310,1330を表示してもよい。つまり、ユーザが指定した位置が表示領域の“際”に近いほど、ポインタ画像1310,1330が明るく表示される。従って、周縁領域に近いとポインタ画像1310,1330が強調表示されるので、ユーザはポインタ画像1310,1330が指し示す位置を把握しやすくなり、周縁領域付近(画面の隅)を指定しやすくなる。CPU 101は、ポインタ画像1310,1330の明度、彩度、色相の少なくとも1つ以上を任意に変化させることができる。
なお、CPU 101は、ユーザにより指定される位置が、第1表示領域310の周縁領域のうち第2表示領域320と隣り合う周縁領域のいずれかに含まれる場合に、ポインタ画像330の表示形式を変化させるようにしてもよい。
本実施形態によれば、ユーザは、指定する位置が周縁領域に含まれるのか否か、あるいは、指定する位置が表示領域の境界にどの程度近いのかといった情報を簡単かつ明瞭に把握できるようになる。そして、ユーザは、表示領域の境界近くを指定し易くなる。
(実施形態5)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。
図15(a)は、本実施形態の第1表示領域1510と第2表示領域1520を表す図である。上記実施形態では、第1表示領域310と第2表示領域320がY方向に隣り合って配置されているが、本実施形態では、第1表示領域1510と第2表示領域1520がX方向に隣り合うように配置される。
図15(b)は、モニターに表示される画面1500の構成例を示す図である。画面1500には、第1表示領域1510内の画像を表示する第1のウインドウ1530と、第2表示領域内1520内の画像を表示する第2のウインドウ1540とが含まれる。
第1表示領域1510内には1つの周縁領域1515が定義される。第2表示領域1520内には1つの周縁領域1525が定義される。周縁領域1515と周縁領域1525は、画面1500内で隣り合うように配置される。図15(b)に示すように、1つの表示領域につき、1つの周縁領域のみが対応付けられてもよい。
第1のウインドウ1530と第2のウインドウ1540の間には所定幅の隙間1590が設けられている。所定幅の大きさは任意である。例えば所定幅の大きさをゼロにすれば、第1のウインドウ1530と第2のウインドウ1540は隣接することになる。
上記実施形態では、CPU 101は仮想空間300内にポインタ画像330を配置しているが、本実施形態では、CPU 101は画面1500内にポインタ画像1550,1570を配置する。つまり、図15(b)に示すように、ポインタ画像1550,1570が第1のウインドウ1530又は第2のウインドウ1540からはみ出して表示されることがある。
図15(b)には2つのポインタ画像1550,1570が記載されているが、これはポインタ画像1550,1570のサイズの違いを分かりやすくするために記載しただけである。画面1500内には、ポインタ画像1550,1570のどちらか一方が表示されるものとする。
ユーザによって指示された位置が周縁領域1515,1525に含まれない場合、CPU 101は、ユーザによって指示された位置に既定値のサイズのポインタ画像1550を配置する。そして、CPU 101は、ユーザによって指示された位置を含む指示領域1560を仮想空間300内に設定する。
また、ユーザによって指示された位置が周縁領域1515,1525のどちらかに含まれる場合、CPU 101は、ユーザによって指示された位置に既定値より大きいサイズのポインタ画像1570を配置する。典型的には、CPU 101は、ポインタ画像1550を任意の拡大率で拡大した画像を、ポインタ画像1570とする。
そして、CPU 101は、ユーザによって指示された位置を含む指示領域1580を仮想空間300内に設定する。指示領域1580の面積は、指示領域1560の面積よりも広い。
なお、CPU 101は、ポインタ画像1550に任意の画像変換処理を施して生成した画像を、ポインタ画像1570としてもよい。例えば、CPU 101は、ポインタ画像1550に、所定方向への拡大又は縮小、所定角度の回転、色調(明度・彩度・色相)の変更、等の処理を施して生成した画像を、ポインタ画像1570とすることができる。
(実施形態6)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。上記実施形態では、ユーザによって指示される位置に応じて指示領域500の大きさが変化するが、本実施形態では、大きさの代わりに、もしくは大きさに加えて、形状を変化させている。ここでは、上記実施形態5の変形例として、特徴を説明する。
図16(a)は、本実施形態の第1表示領域1610と第2表示領域1620を表す図である。本実施形態では、第1表示領域1610と第2表示領域1620がX方向に隣り合うように配置される。
図16(b)は、モニターに表示される画面1600の構成例を示す図である。画面1600には、第1表示領域1610内の画像を表示する第1のウインドウ1630と、第2表示領域内1620内の画像を表示する第2のウインドウ1640とが含まれる。
ユーザによって指示された位置が周縁領域1615,1625に含まれない場合、CPU 101は、ユーザによって指示された位置を含む第1の形状を有する指示領域1660を仮想空間300内に設定する。
一方、ユーザによって指示された位置が周縁領域1615,1625のどちらかに含まれる場合、CPU 101は、ユーザによって指示された位置を含む第2の形状を有する指示領域1680を仮想空間300内に設定する。
ここで、CPU 101は、指示領域1660の形状を、隣りの表示領域側に向かって面積が広がるように、変化させる。
ユーザによって指示された位置が周縁領域1615,1625に含まれない場合、CPU 101は、ユーザによって指示された位置に所定の大きさのポインタ画像1650を表示する。また、CPU 101は、第1の形状の指示領域1660を設定する。
一方、ユーザによって指示された位置が周縁領域1615,1625に含まれる場合、CPU 101は、ユーザによって指示された位置にサイズを拡大したポインタ画像1670を表示する。
また、CPU 101は、第2表示領域1620側(第2のウインドウ1640側)に向かって広がるように変形させた第2の形状の指示領域1680を設定する。ユーザによって指示された位置と指示領域1680の中心位置とが一致しなくてもよい。
例えば図16(b)では、指示領域1680は、ユーザによって指示された位置を含む第1表示領域1610内だけでなく、隣りの第2表示領域1620内にも拡張されている。ユーザは、第2表示領域1620の周縁領域1625近くの位置を指示したい場合、ポインタ画像1670を第2のウインドウ1640内に移動させなくても、第2表示領域1620の周縁領域1625近くの位置を指示することができる。
同様に、ユーザによって指示される位置が第2表示領域1620内であっても、指示領域1680は、ユーザによって指示される位置を含む第2表示領域1620内だけでなく、隣りの第1表示領域1610内にも拡張される。ユーザは、第1表示領域1610の周縁領域1615近くの位置を指示したい場合、ポインタ画像1670を第1のウインドウ1630内に移動させなくても、第1表示領域1610の周縁領域1615近くの位置を指示することができる。
本実施形態によれば、ユーザは、表示される画面の隅の近くを、特に、隣り合う表示領域の境界付近の位置を、指定しやすくなる。
(実施形態7)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。本実施形態では、1つの表示領域には1つのディスプレイ(モニター)が対応付けられている。
図17(a)は、本実施形態の第1表示領域1710と第2表示領域1720を表す図である。本実施形態では、第1表示領域1710と第2表示領域1720がY方向に隣り合うように配置される。
図17(b)は、第1表示領域1710を表す画像が出力される第1のディスプレイ1730と、第2表示領域1720を表す画像が出力される第2のディスプレイ1740の配置例を示す図である。第1のディスプレイ1730と第2のディスプレイ1740は、仮想空間300内における第1表示領域1710と第2表示領域1720の位置関係が保たれるように、隣り合わせに配置される。
周縁領域1715と周縁領域1725は仮想空間300において互いに隣り合っている。また、周縁領域1715と周縁領域1725は現実空間においても互いに隣り合っている。
第1のディスプレイ1730と第2のディスプレイ1740の表面には、それぞれタッチパネルが備え付けられている。ユーザは、第1のディスプレイ1730又は第2のディスプレイ1740に表示される画像・アイコン・ボタン等の位置に対応するタッチパネル部分にタッチペン1790を接触させることにより、決定装置200に様々な指示を入力できる。
以下の説明では、第1のディスプレイ1730又は第2のディスプレイ1740に表示される画像・アイコン・ボタン等の位置に対応するタッチパネル部分にユーザが指やタッチペン1790等で触れることを、「(画像・アイコン・ボタン等に)タッチする」と表現する。
ユーザは、第1ディスプレイ1730の表面にタッチすることにより、仮想空間300のうち第1表示領域1710内の任意の位置を指定することができる。同様に、ユーザは、第2ディスプレイ1740の表面にタッチすることにより、仮想空間300のうち第2表示領域1720内の任意の位置を指定することができる。
ユーザがタッチペン1790を用いてタッチすると、CPU 101は、タッチされた位置にポインタ画像1750を表示する。そして、CPU 101は、タッチされた位置を含む指示領域1760を設定する。
ユーザによって指示された位置(タッチされた位置)が周縁領域1715,1725に含まれない場合、CPU 101は、ユーザによって指示された位置を含む第1の形状及び/又は第1の大きさを有する指示領域1760を仮想空間300内に設定する。
一方、ユーザによって指示された位置が周縁領域1715,1725のどちらかに含まれる場合、CPU 101は、ユーザによって指示された位置を含む第2の形状及び/又は第2の大きさを有する指示領域1760を仮想空間300内に設定する。
CPU 101は、隣りの表示領域側に向かって形状を広げるように、指示領域1760を変化させてもよい。
例えば図17(b)では、指示領域1760は、ユーザによって指示された位置を含む第1表示領域1710内だけでなく、隣りの第2表示領域1720内にも拡張されている。ユーザは、第2表示領域1720の周縁領域1725近くの位置を指示したい場合、タッチペン1790を第2のディスプレイ1740上に移動させなくても、第1表示領域1710の周縁領域1715近くの位置を指示することができる。
同様に、ユーザによって指示される位置が第2表示領域1720内であっても、指示領域1760は、ユーザによって指示される位置を含む第2表示領域1720内だけでなく、隣りの第1表示領域1710内にも拡張される。ユーザは、第1表示領域1710の周縁領域1715近くの位置を指示したい場合、タッチペン1790を第1のディスプレイ1730上に移動させなくても、第1表示領域1710の周縁領域1715近くの位置を指示することができる。
本実施形態によれば、ユーザは、表示される画面の隅の近くを、特に、隣り合う表示領域の境界付近の位置を、指定しやすくなる。
例えば、図18(a),(b)は、仮想空間300内を移動するオブジェクト1800(本図中では1800A,1800B,1800Cの3つ)をタッチペン1790でタッチして捕まえるゲームを表す図である。
このゲームにおいて、オブジェクト1800Bが周縁領域1715と周縁領域1725を頻繁に行ったり来たりするとき、ユーザが周縁領域1715内の位置を指定すると、CPU 101は、第2表示領域1725側に指示領域1760の形状を拡張する。ポインタ画像1750の位置は第1表示領域1710内にあるものの、指示領域1760は第1表示領域1710だけでなく第2表示領域1720にも拡張される。
よって、ユーザは、第1表示領域1710の画像が表示される第1のディスプレイ1730上にタッチペン1790を移動させなくても、第2表示領域1720内にのみ存在するオブジェクト1800Bを指す(オブジェクト1800Bを捕獲する)ことができる。ユーザは、タッチペン1790を第1のディスプレイ1730側に持っていったり第2のディスプレイ1740側に持っていったりして繰り返さなければならないような煩わしさが無くなる。
なお、CPU 101は、オブジェクト1800Bがユーザによって選択された旨を示すメッセージ1850を、ポインタ画像1750を表示している第1のディスプレイ1730に表示する。ただし、CPU 101は、メッセージ1850を第2のディスプレイ1740に表示してもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。また、上述した実施形態の各構成要素を自由に組み合わせることも可能である。
図17(a)においては第1表示領域1710と第2表示領域1720は重ならずに互いに接している。しかし、図19に示すように、第1表示領域1910と第2表示領域1920とが重なっていてもよい。
また、1つの周縁領域は、表示領域を構成する辺のうちの2つ以上の辺(もしくは辺の一部)に対応付けられていてもよい。図19では、第1表示領域1910は4つの辺1911〜1914で囲まれる領域であり、第2表示領域1920は4つの辺1921〜1924で囲まれる領域である。周縁領域1915は2つの辺1913,1914に対応付けられ、周縁領域1925は2つの辺1921,1922に対応付けられる。第1表示領域1910と第2表示領域1920とが重なる部分にオブジェクト1930が配置されている。
図20(a)は、図19に示される第1表示領域1910を表す画像の例である。図20(b)は、図19に示される第2表示領域1920を表す画像の例である。オブジェクト1930は、第1表示領域1910と第2表示領域1920の両方に存在する。第1表示領域1910を表す画像は、図17(b)に示す第1のディスプレイ1730に表示され、第2表示領域1920を表す画像は、図17(b)に示す第2のディスプレイ1740に表示される。
決定装置200の全部又は一部としてコンピュータを動作させるためのプログラムを、メモリカード、CD−ROM、DVD、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、表示される画面の隅の位置をユーザが指定しやすくするために好適な決定装置、決定方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
100 情報処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 インターフェース
105 コントローラ
106 外部メモリ
107 DVD−ROMドライブ
108 画像処理部
109 音声処理部
110 NIC
200 決定装置
201 生成部
202A 第1表示部
202B 第2表示部
203 入力受付部
204 決定部
300 仮想空間
310 第1表示領域
311〜314 第1表示領域を構成する辺
320 第2表示領域
321〜324 第2表示領域を構成する辺
330 ポインタ画像
411〜416、421〜426 領域
500 指示領域
511〜514、521〜524 周縁領域
550,550A,550B,550C キャラクタオブジェクト(オブジェクト)
800 画面
810 第1のウインドウ
820 第2のウインドウ
830 第1のディスプレイ
840 第2のディスプレイ
1101 出力部
1200 メッセージ
1310,1330 ポインタ画像
1320,1340 指示領域
1500,1600 画面
1510,1610,1710 第1表示領域
1520,1620,1720 第2表示領域
1515,1525,1615,1625,1715,1725 周縁領域
1530,1630 第1のウインドウ
1540,1640 第2のウインドウ
1550,1570,1650,1670,1750 ポインタ画像
1560,1580,1660,1680,1760 指示領域
1590 第1表示領域と第2表示領域との隙間
1730 第1のディスプレイ
1740 第2のディスプレイ
1790 タッチペン
1800A,1800B,1800C オブジェクト
1850 メッセージ
1910 第1表示領域
1911〜1914 第1表示領域を構成する辺
1915 第1表示領域の周縁領域
1920 第2表示領域
1921〜1924 第2表示領域を構成する辺
1925 第2表示領域の周縁領域
1930 オブジェクト

Claims (9)

  1. ユーザに提示すべき画像を生成する生成部と、
    複数の表示部であって、当該複数の表示部のそれぞれは、前記画像の一部の表示領域を表示する表示部と、
    前記画像内の位置を指定する指示入力を前記ユーザから受け付ける入力受付部と、
    前記受け付けられた指示入力により指定される位置に対応付けられる指示領域を決定する決定部と、
    を備え、
    前記決定部は、前記指示入力により指定される位置が、前記複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
    (a)いずれの周縁領域にも含まれない場合、前記指定される位置を含む第1の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
    (b)いずれか1つの周縁領域に含まれる場合、前記指定される位置を含む第2の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
    当該第2の大きさは、当該第1の大きさよりも大きい、
    ことを特徴とする決定装置。
  2. 請求項1に記載の決定装置であって、
    前記決定部は、前記指示入力により指定される位置が、前記複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
    (a’)いずれの周縁領域にも含まれない場合、前記指定される位置を含む当該第1の大きさと第1の形状とを有する領域を当該指示領域として決定し、
    (b’)いずれか1つの周縁領域に含まれる場合、前記指定される位置を含む当該第2の大きさと第2の形状とを有する領域を当該指示領域として決定する、
    ことを特徴とする決定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の決定装置であって、
    前記複数の表示部により表示される表示領域のそれぞれには、当該周縁領域を構成する1つ又は複数の単位領域が設定され、
    前記複数の表示部は、互いに隣り合う第1表示部と第2表示部とを有し、
    前記決定部は、
    (b’’)前記指示入力により指定される位置が、前記第1表示部により表示される表示領域(以下「第1表示領域」という。)の周縁領域を構成する単位領域のうち前記第2表示部により表示される表示領域(以下「第2表示領域」という。)に隣り合う単位領域に含まれる場合、当該隣り合う単位領域に当該第2の大きさの当該指示領域を配置する、
    ことを特徴とする決定装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の決定装置であって、
    前記生成される画像には、前記ユーザが選択可能なオブジェクト画像が含まれ、
    当該オブジェクト画像と当該指示領域が重なる場合、当該オブジェクト画像を示す情報を選択結果として出力する出力部を更に備える、
    ことを特徴とする決定装置。
  5. 請求項4に記載の決定装置であって、
    前記生成される画像には、前記ユーザによる選択対象を示すポインタ画像が含まれ、
    前記出力部は、前記画像内における当該ポインタ画像の位置が、前記複数の表示部により表示される領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
    (a’’’)いずれの周縁領域にも含まれない場合、当該ポインタ画像を所定の大きさで表示し、
    (b’’’)いずれか1つの周縁領域に含まれる場合、当該所定の大きさを拡大した当該ポインタ画像を表示する、
    ことを特徴とする決定装置。
  6. 請求項1に記載の決定装置であって、
    前記生成される画像には、前記ユーザが選択可能なオブジェクト画像が含まれ、
    前記決定部は、前記指示入力により指定される位置が、前記複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
    (a’)いずれの周縁領域にも含まれない場合、前記指定される位置を含む当該第1の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
    (b1)いずれか1つの周縁領域に含まれ、且つ、前記指示入力により指定される位置が含まれる周縁領域に当該オブジェクト画像の位置が含まれる場合、前記指定される位置を含む当該第2の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
    (b2)いずれか1つの周縁領域に含まれ、且つ、前記指示入力により指定される位置が含まれる周縁領域に当該オブジェクト画像の位置が含まれない場合、前記指定される位置を含む当該第1の大きさの領域を当該指示領域として決定する、
    ことを特徴とする決定装置。
  7. 請求項1に記載の決定装置であって、
    前記受け付けられる指示入力に応じて、仮想空間内におけるゲームを進行させるゲーム進行部と、
    前記ユーザの当該ゲームの上達度を推定する推定部と、
    を更に備え、
    前記決定部は、前記指示入力により指定される位置が、前記複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
    (a’)いずれの周縁領域にも含まれない場合、前記指定される位置を含む当該第1の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
    (b1)いずれか1つの周縁領域に含まれ、且つ、前記ユーザの上達度が所定レベル未満であると前記推定部により推定された場合、前記指定される位置を含む当該第2の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
    (b2)いずれか1つの周縁領域に含まれ、且つ、前記ユーザの上達度が当該所定レベル以上であると前記推定部により推定された場合、前記指定される位置を含む当該第1の大きさの領域を当該指示領域として決定する、
    ことを特徴とする決定装置。
  8. 生成部、複数の表示部、入力受付部、決定部を有する決定装置にて実行される決定方法であって、
    前記生成部が、ユーザに提示すべき画像を生成する生成ステップと、
    前記複数の表示部のそれぞれが、前記画像の一部の表示領域を表示する表示ステップと、
    前記入力受付部が、前記画像内の位置を指定する指示入力を前記ユーザから受け付ける入力受付ステップと、
    前記決定部が、前記受け付けられた指示入力により指定される位置に対応付けられる指示領域を決定する決定ステップと、
    を備え、
    前記決定ステップでは、前記指示入力により指定される位置が、前記複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
    (a)いずれの周縁領域にも含まれない場合、前記決定部が、前記指定される位置を含む第1の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
    (b)いずれか1つの周縁領域に含まれる場合、前記決定部が、前記指定される位置を含む第2の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
    当該第2の大きさは、当該第1の大きさよりも大きい、
    ことを特徴とする決定方法。
  9. コンピュータを、
    ユーザに提示すべき画像を生成する生成部、
    複数の表示部であって、当該複数の表示部のそれぞれは、前記画像の一部の表示領域を表示する表示部と、
    前記画像内の位置を指定する指示入力を前記ユーザから受け付ける入力受付部、
    前記受け付けられた指示入力により指定される位置に対応付けられる指示領域を決定する決定部、
    として機能させ、
    前記決定部は、前記指示入力により指定される位置が、前記複数の表示部により表示される表示領域内に設定される1つ以上の周縁領域のうち
    (a)いずれの周縁領域にも含まれない場合、前記指定される位置を含む第1の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
    (b)いずれか1つの周縁領域に含まれる場合、前記指定される位置を含む第2の大きさの領域を当該指示領域として決定し、
    当該第2の大きさは、当該第1の大きさよりも大きい、
    ことを特徴とするプログラム。
JP2009029507A 2009-02-12 2009-02-12 決定装置、決定方法、ならびに、プログラム Active JP5430962B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009029507A JP5430962B2 (ja) 2009-02-12 2009-02-12 決定装置、決定方法、ならびに、プログラム
US12/704,782 US20100201645A1 (en) 2009-02-12 2010-02-12 Determination apparatus, determination method and data storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009029507A JP5430962B2 (ja) 2009-02-12 2009-02-12 決定装置、決定方法、ならびに、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010184009A true JP2010184009A (ja) 2010-08-26
JP5430962B2 JP5430962B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=42540031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009029507A Active JP5430962B2 (ja) 2009-02-12 2009-02-12 決定装置、決定方法、ならびに、プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20100201645A1 (ja)
JP (1) JP5430962B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012059222A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Toshiba Corp 電子機器、電子機器の制御方法
WO2012073598A1 (en) * 2010-11-29 2012-06-07 Nec Casio Mobile Communications, Ltd. Touch-sensitive electronic device
JP2012143271A (ja) * 2011-01-06 2012-08-02 Nintendo Co Ltd 表示制御プログラム、表示装置、表示システム、および、表示制御方法
KR20120132955A (ko) * 2011-05-30 2012-12-10 삼성전자주식회사 터치 스크린을 구비한 기기에서 전자 지도의 브라우징을 위한 장치 및 방법
JP2013130915A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Seiko Epson Corp 表示装置、プロジェクター、画像表示方法及び表示システム
JP2017063444A (ja) * 2016-10-28 2017-03-30 セイコーエプソン株式会社 表示装置、頭部装着型表示装置および表示装置の制御方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5229289B2 (ja) 2010-09-24 2013-07-03 日本電気株式会社 表示装置、座標通知方法およびプログラム
KR20130130453A (ko) * 2012-05-22 2013-12-02 엘지전자 주식회사 영상표시장치 및 그 동작 방법
TWI470598B (zh) * 2012-08-07 2015-01-21 Wistron Corp 顯示調整方法及其電腦程式產品
JP6055277B2 (ja) * 2012-11-06 2016-12-27 川崎重工業株式会社 乗物用メータ表示装置
US9075494B2 (en) * 2013-02-01 2015-07-07 Cyberlink Corp. Systems and methods for performing object selection
WO2014186972A1 (en) * 2013-05-24 2014-11-27 Thomson Licensing Method and apparatus for rendering object for multiple 3d displays
CN106850719B (zh) * 2015-12-04 2021-02-05 珠海金山办公软件有限公司 一种数据传输方法及装置
GB201709199D0 (en) * 2017-06-09 2017-07-26 Delamont Dean Lindsay IR mixed reality and augmented reality gaming system
WO2019066678A1 (en) * 2017-09-29 2019-04-04 Ringcentral, Inc. (A Delaware Corporation) FACILITATION SYSTEMS AND METHODS FOR PARTICIPANTS OF AUDIO OR VIDEO CONFERENCE SESSION
JP7292024B2 (ja) * 2018-10-22 2023-06-16 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、コンピュータプログラム
CN109876433B (zh) * 2019-03-28 2020-09-18 瑞声科技(新加坡)有限公司 一种游戏角色的位置提示方法、终端设备以及存储介质

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0816353A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Sharp Corp オブジェクト表示拡大方法
JPH09313738A (ja) * 1996-05-27 1997-12-09 Namco Ltd シューティング型ゲーム装置及びスクリーン判断方法
JPH10161835A (ja) * 1996-12-02 1998-06-19 Hitachi Ltd オーバーラップ表示方法およびマルチスクリーンシステム
JP2000284941A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Mitsubishi Electric Corp マルチディスプレイシステムのカーソル表示装置
JP2002320770A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Namco Ltd 画像処理装置、画像処理用プログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2006254979A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Namco Bandai Games Inc ゲームシステム、ゲーム端末、サーバ、プログラム及び情報記憶媒体
JP2006314536A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Nintendo Co Ltd ゲームプログラムおよびゲーム装置
JP2007111318A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Sony Computer Entertainment Inc ゲーム制御方法、プログラム、及びゲーム装置
JP2008096792A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Hitachi Ltd 投写型映像表示システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6081267A (en) * 1998-11-19 2000-06-27 Columbia Scientific Incorporated Computerized apparatus and method for displaying X-rays and the like for radiological analysis and manipulation and transmission of data
JP3708535B2 (ja) * 2004-03-12 2005-10-19 コナミ株式会社 射的ゲーム装置
US7525511B2 (en) * 2004-07-02 2009-04-28 Microsoft Corporation System and method for determining display differences between monitors on multi-monitor computer systems

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0816353A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Sharp Corp オブジェクト表示拡大方法
JPH09313738A (ja) * 1996-05-27 1997-12-09 Namco Ltd シューティング型ゲーム装置及びスクリーン判断方法
JPH10161835A (ja) * 1996-12-02 1998-06-19 Hitachi Ltd オーバーラップ表示方法およびマルチスクリーンシステム
JP2000284941A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Mitsubishi Electric Corp マルチディスプレイシステムのカーソル表示装置
JP2002320770A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Namco Ltd 画像処理装置、画像処理用プログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2006254979A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Namco Bandai Games Inc ゲームシステム、ゲーム端末、サーバ、プログラム及び情報記憶媒体
JP2006314536A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Nintendo Co Ltd ゲームプログラムおよびゲーム装置
JP2007111318A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Sony Computer Entertainment Inc ゲーム制御方法、プログラム、及びゲーム装置
JP2008096792A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Hitachi Ltd 投写型映像表示システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012059222A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Toshiba Corp 電子機器、電子機器の制御方法
WO2012073598A1 (en) * 2010-11-29 2012-06-07 Nec Casio Mobile Communications, Ltd. Touch-sensitive electronic device
JP2013543998A (ja) * 2010-11-29 2013-12-09 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 タッチセンシティブ電子デバイス
US9195387B2 (en) 2010-11-29 2015-11-24 Nec Corporation Separating a cursor when a touch selection continues from a first to second screen
JP2012143271A (ja) * 2011-01-06 2012-08-02 Nintendo Co Ltd 表示制御プログラム、表示装置、表示システム、および、表示制御方法
US8988494B2 (en) 2011-01-06 2015-03-24 Nintendo, Co., Ltd. Storage medium encoded with display control program, display, display system, and display control method
KR20120132955A (ko) * 2011-05-30 2012-12-10 삼성전자주식회사 터치 스크린을 구비한 기기에서 전자 지도의 브라우징을 위한 장치 및 방법
KR101883354B1 (ko) * 2011-05-30 2018-07-30 삼성전자주식회사 터치 스크린을 구비한 기기에서 전자 지도의 브라우징을 위한 장치 및 방법
JP2013130915A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Seiko Epson Corp 表示装置、プロジェクター、画像表示方法及び表示システム
JP2017063444A (ja) * 2016-10-28 2017-03-30 セイコーエプソン株式会社 表示装置、頭部装着型表示装置および表示装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20100201645A1 (en) 2010-08-12
JP5430962B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5430962B2 (ja) 決定装置、決定方法、ならびに、プログラム
JP5462828B2 (ja) 選択装置、選択方法、ならびに、プログラム
US8172681B2 (en) Storage medium having stored therein game program and game device
JP3961545B2 (ja) オブジェクト選択装置、オブジェクト選択方法、ならびに、プログラム
JP5576061B2 (ja) プログラム及びゲーム装置
JP4376292B2 (ja) 指示内容決定装置、指示内容決定方法、ならびに、プログラム
JP2014079643A (ja) 画像処理装置およびその方法
JP2007102503A (ja) 画像生成装置及び方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2008250813A (ja) 画像生成装置、画像処理方法、および、プログラム
JP2006102275A (ja) ゲームシステム、プログラム及び情報記憶媒体
KR100950835B1 (ko) 화상생성장치, 화상생성방법 및 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 정보기록매체
JP4881981B2 (ja) 仮想空間表示装置、視点設定方法、および、プログラム
JP5351674B2 (ja) ゲーム装置、ゲーム制御方法、ならびに、プログラム
JP5124545B2 (ja) ゲーム装置、ゲーム処理方法、ならびに、プログラム
JP5209654B2 (ja) 表示装置、表示方法、ならびに、プログラム
JP5307060B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、ならびに、プログラム
JP5177453B2 (ja) ゲーム装置、ゲーム処理方法、ならびに、プログラム
JP5401380B2 (ja) 処理装置、処理方法、ならびに、プログラム
JP5155427B2 (ja) ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法、ならびに、プログラム
JP5138669B2 (ja) 選択装置、選択方法、ならびに、プログラム
JP5143805B2 (ja) 画像処理装置、処理方法、ならびに、プログラム
JP2013065328A (ja) 選択装置、選択方法、ならびに、プログラム
JP2000167241A (ja) 3次元コンピュータグラフィックスにより生成するゲーム映像上に注意喚起図案を表示する機能に特徴を有するビデオゲーム機およびプログラム記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5430962

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250