JP2002320770A - 画像処理装置、画像処理用プログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
画像処理装置、画像処理用プログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002320770A JP2002320770A JP2001128478A JP2001128478A JP2002320770A JP 2002320770 A JP2002320770 A JP 2002320770A JP 2001128478 A JP2001128478 A JP 2001128478A JP 2001128478 A JP2001128478 A JP 2001128478A JP 2002320770 A JP2002320770 A JP 2002320770A
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Abstract
を標的とするガンゲームへの適用に好適な画像処理装置
に関し、モニタの個体差等に関わらず、表示すべき画面
中のいかなる領域にも指示点マークを移動させることを
目的とする。 【解決手段】 モニタ12に対向してモニタ12上の点
を指示する非接触式のポインティングデバイスによって
指示された照準点56の位置を検出する。照準点56の
位置に基づいて、モニタ12上における指示点マーク1
4の表示位置を決定する。その表示位置に指示点マーク
14を表示する。指示点マーク14の表示位置は、照準
点56がモニタ12の中心54から離れるほど、より大
きくその中心54から離れるように決定される。
Description
像処理用プログラム、およびそのプログラムを記録した
記録媒体に係り、特に、モニタ上に表示されたオブジェ
クトを標的とするガンゲームへの適用に好適な画像処理
装置、画像処理用プログラム、およびそのプログラムを
記録した記録媒体に関する。
トローラ)などのポインティングデバイスを使ってモニ
タ上に現れる敵を攻撃するタイプのゲーム(ガンゲー
ム)が知られている。図17は、従来のガンゲームの概
要を説明するための図を示す。図17に示すように、ガ
ンコントローラ10は、その銃口がモニタ12に対向す
るように用いられる。
り、モニタ12上に表示すべき画像に対応するビデオ信
号が供給される。モニタ12は、そのビデオ信号を受け
て、画面左上の始点から画面左下の終点に至るまで左か
ら右へ向かう水平走査を繰り返すことにより1フレーム
分の画像を表示する。
向して配置された場合に、その照準をモニタ12上の微
少な点に合わすことができる。以下、この点を「照準
点」と称す。ガンコントローラ10には、その照準点が
走査された際に、その照準点の光を検出するためのレン
ズやフォトセンサが内蔵されている。
12に供給されるものと同様のビデオ信号が供給されて
いる。このビデオ信号には、1フレームの書き始めのタ
イミング、すなわち、モニタ12の走査がその左上の点
から開始されるタイミングを表す垂直同期信号と、個々
の水平走査が開始されるタイミングを表す水平同期信号
とが含まれている。
期信号と水平同期信号とを参照しながら、所定のカウン
タを動作させることにより、モニタ12上の被走査点の
座標を常に把握している。そして、フォトセンサが照準
点の光を検知した際に、そのタイミングにおける被走査
点の座標を、照準点の座標として検出する。
ば、モニタ12に対向して用いられた場合に、その銃口
の向かう点の位置、すなわち、モニタ12上の照準点の
座標を検出することができる。ガンコントローラ10に
よって検出された照準点の座標は、図示しないゲーム装
置に送られる。
供給される照準点の座標に基づいて、図17に示すよう
な照準マーク14をモニタ12上に表示する。そして、
ユーザーによりガンコントローラ10の引き金(図示せ
ず)が引かれると、その時点で照準マーク14が指し示
している位置が被弾したものと処理する。このため、ユ
ーザーは、モニタ12上の所望の位置に照準マーク14
が合うようにガンコントローラ10を構えて引き金を引
くことで、ガンゲームを楽しむことができる。
ームにおいては、モニタ12の個体差などに起因して以
下に説明するような問題が生じていた。図18(A)
は、従来のガンゲームにおいて生じていた第1の問題を
説明するための図を示す。図18(A)において、符号
16を付して表す領域、すなわち、内側の実線で囲まれ
た領域はモニタ12の表示領域を示す。また、図18
(A)において、波線で囲まれた領域18は、モニタ1
2の被走査領域を示す。
図18(A)に示すように、被走査領域18の全体が表
示領域16の中に収まらないものが存在する。このよう
なモニタ12でガンゲームが実行された場合、標的とな
るべきオブジェクトが表示領域16の外に隠れてしまう
ことがある。
ニタ12上の光を検知して照準点の座標を検知する。従
って、オブジェクトが表示領域16の外に隠れてしまう
場合、ガンコントローラ10は、そのオブジェクトに合
う照準点の座標を検知することができない。このため、
従来のガンゲームでは、図18(A)に示すようなモニ
タ12が用いられた場合に、ゲーム画面の周辺に位置す
るオブジェクトを撃つことができないという問題が生じ
ていた。
て生じていた第2の問題を説明するための図を示す。図
18(B)は、一般にモニタ12の画面に生ずる歪みの
傾向を表した図である。モニタ12に表示される画面に
は、ある程度の歪みが生ずるのが通常である。特に、表
示領域16が平面でない通常のブラウン管式のモニタ1
2においては、図18(B)に示すように、表示領域1
6の周辺付近に近づくに連れてその歪みが大きくなる。
る照準点と、照準マーク14が表示される位置との間に
は、画像の歪みが大きいほど大きな誤差が生じ易い。こ
のため、従来のガンゲームでは、ゲーム画面の中央付近
ではユーザーの意図する位置に正しく着弾させることが
できるが、ゲーム画面の周辺付近では、ユーザーの意図
する位置に正しく着弾させることができないという問題
が生じていた。
て生じていた第3の問題を説明するための図を示す。図
18(C)において、波線で囲まれた領域20は、モニ
タ12の安定表示領域を示す。また、モニタ16の表示
領域16の外縁を表す実線と波線との間の領域22は、
非安定表示領域を示す。安定表示領域20は、時間の経
過に関わらず比較的特性が変化し難い領域である。一
方、非安定表示領域22は、時間の経過に伴って表示特
性が劣化し易い領域である。
周辺領域は一般に非安定表示領域22となり易い。つま
り、モニタ12の周辺に配置される個々の点は、経時劣
化によって被走査時における輝度を低下させ易い。ガン
コントローラ10による照準位置の検出は、モニタ12
上の個々の点の輝度が下がるに連れて困難となる。この
ため、従来のガンゲームにおいては、特にモニタ12が
古い場合に、非安定表示領域22内の照準点が正しく検
出されないという問題が生じていた。
めになされたもので、モニタの個体差等に関わらず、表
示すべき画面中のいかなる領域にも指示点マークを移動
させることのできる画像処理装置を提供することを第1
の目的とする。また、本発明は、表示画面の歪み等に関
わらず、表示画面中のオブジェクトをユーザーが違和感
なくポインティングデバイスで指示することのできる画
像処理装置を提供することを第2の目的とする。また、
本発明は、上述した2つの画像処理装置のそれぞれをコ
ンピュータ上で実現するための画像処理用プログラムを
提供することを第3および第4の目的とする。更に、本
発明は、上記の画像処理用プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを第5の
目的とする。
の目的を達成するため、画像処理装置であって、モニタ
に対向して前記モニタ上の点を指示する非接触式のポイ
ンティングデバイスによって指示された前記モニタ上の
指示点の位置を検出する指示位置検出手段と、前記指示
点の位置に基づいて、前記モニタ上における処理上の指
示点の位置を決定する処理上指示位置決定手段とを備
え、前記処理上指示位置決定手段は、前記指示点が前記
モニタの中央から離れるほど前記処理上の指示点の位置
をより大きく前記中央から離すことを特徴とする。
置であって、前記処理上指示位置決定手段は、前記モニ
タの中央と前記指示点との間の第1距離を検出する手段
と、前記指示点と前記処理上の指示点との間の補正距離
が、前記第1距離に比例するように前記処理上の指示点
の位置を決定する手段と、を含むことを特徴とする。
置であって、前記処理上指示位置決定手段は、前記モニ
タの中央と前記指示点との間の第1距離を検出する手段
と、前記指示点と前記処理上の指示点との間の補正距離
が、前記第1距離の増加に伴って指数関数的に増加する
ように前記処理上の指示点の位置を決定する手段と、を
含むことを特徴とする。
置であって、前記処理上指示位置決定手段は、前記モニ
タ上の領域を、その中央から周辺に向けて複数のゾーン
に分割して把握する手段と、前記複数のゾーンのそれぞ
れにつき、前記指示点に基づいて前記処理上の指示点の
位置を決定する規則を記録した手段と、前記指示点が何
れのゾーンに含まれるかを検出する手段と、前記指示点
に対する前記処理上の指示点の位置を、当該指示点が含
まれるゾーンに対応する前記規則に従って決定する手段
と、を備え、前記複数のゾーンに対応する規則は、前記
指示点が前記モニタの周辺に近いゾーンに含まれるほ
ど、当該指示点と前記処理上の指示点との距離が大きく
なるように設定されていることを特徴とする。
置であって、前記ゾーンの数、前記ゾーンの広さ、およ
び前記ゾーンに対応する前記規則の少なくとも1つにつ
いて、ユーザーによる設定を可能とする手段を更に備え
ることを特徴とする。
項記載の画像処理装置であって、前記モニタに表示され
る画面の画角を検出する手段を更に備え、前記処理上指
示位置決定手段は、前記画角が広いほど、前記処理上の
指示点の位置をより大きく前記中央から離すことを特徴
とする。
項記載の画像処理装置であって、ユーザーが、前記ポイ
ンティングデバイスを用いて指示しようとしている前記
モニタ内のオブジェクトを推定する手段と、推定された
前記オブジェクトの被写体深度を検出する手段と、を更
に備え、前記処理上指示位置決定手段は、前記指示点と
前記処理上の指示点との間の補正距離が、前記被写体深
度の関数となるように前記処理上の指示点の位置を決定
することを特徴とする。
置であって、前記処理上指示位置決定手段は、請求項2
記載の手段と、請求項3記載の手段と、請求項4記載の
手段とを備え、前記処理上指示位置決定手段に、請求項
2記載の手段、請求項3記載の手段、および請求項4記
載の手段の何れを用いて前記処理上の指示点の位置を決
定させるかを、ユーザーに選択させる手段を更に備える
ことを特徴とする。
項記載の画像処理装置であって、ユーザーが実行するト
リガ操作を検出する手段と、前記トリガ操作が実行され
た場合に、前記処理上の指示点の位置が被弾したものと
する手段と、前記モニタの周辺領域を除く所定の領域を
安定表示領域と把握し、前記指示点が前記安定表示領域
から外れた状況下で前記トリガ操作が繰り返された回数
をカウントするカウント手段と、前記カウント手段の計
数値が所定値以上である場合に、前記指示点と前記処理
上の指示点との間の補正距離を増大させる手段と、を備
えることを特徴とする。
るため、画像処理装置であって、モニタに対向して前記
モニタ上の点を指示する非接触式のポインティングデバ
イスによって指示された前記モニタ上の指示点の位置を
検出する指示位置検出手段と、前記指示点の位置に基づ
いて、前記モニタ上に処理上の指示点を設定する処理上
指示点設定手段と、前記モニタ上にオブジェクトを表示
する手段と、前記処理上の指示点に対してヒット判定範
囲を設定するヒット判定範囲設定手段と、前記ヒット判
定範囲が前記オブジェクトのヒット範囲と重なる場合
に、前記オブジェクトが指し示されていると判断する手
段とを備え、前記ヒット判定範囲設定手段は、前記処理
上の指示点の位置が前記モニタの中央から離れるほど前
記ヒット判定範囲を大きくすることを特徴とする。
理装置であって、前記ヒット判定範囲設定手段は、前記
モニタの中央と前記処理上の指示点との間の第1距離を
検出する手段と、前記ヒット判定範囲の大きさが前記第
1距離に比例するように、その大きさを決定する手段
と、を含むことを特徴とする。
理装置であって、前記ヒット判定範囲設定手段は、前記
モニタの中央と前記処理上の指示点との間の第1距離を
検出する手段と、前記ヒット判定範囲の大きさが前記第
1距離の増加に伴って指数関数的に増加するように、そ
の大きさを設定する手段と、を含むことを特徴とする。
理装置であって、前記ヒット判定範囲設定手段は、前記
モニタ上の領域を、その中央から周辺に向けて複数のゾ
ーンに分割して把握する手段と、前記複数のゾーンのそ
れぞれにつき、前記ヒット判定範囲の大きさを設定する
規則を記録した手段と、前記処理上の指示点が何れのゾ
ーンに含まれるかを検出する手段と、前記処理上の指示
点に対する前記ヒット判定範囲の大きさを、当該処理上
の指示点が含まれるゾーンに対応する前記規則に従って
設定する手段と、を備え、前記複数のゾーンに対応する
規則は、前記処理上の指示点が前記モニタの周辺に近い
ゾーンに含まれるほど、当該処理上の指示点に対する前
記ヒット判定範囲が大きくなるように設定されているこ
とを特徴とする。
理装置であって、前記ゾーンの数、前記ゾーンの広さ、
および前記ゾーンに対応する前記規則の少なくとも1つ
について、ユーザーによる設定を可能とする手段を更に
備えることを特徴とする。
れか1項記載の画像処理装置であって、前記オブジェク
トを含む画面の画角を検出する手段を更に備え、前記ヒ
ット判定範囲設定手段は、前記画角が広いほど、前記ヒ
ット判定範囲を大きく設定することを特徴とする。
れか1項記載の画像処理装置であって、前記オブジェク
トの被写体深度を検出する手段を更に備え、前記ヒット
判定範囲設定手段は、前記ヒット判定範囲の大きさを、
前記被写体深度の関数として設定することを特徴とす
る。
理装置であって、前記ヒット判定範囲設定手段は、請求
項11記載の手段と、請求項12記載の手段と、請求項
13記載の手段とを備え、前記ヒット判定範囲設定手段
に、請求項11記載の手段、請求項12記載の手段、お
よび請求項13記載の手段の何れを用いて前記ヒット判
定範囲を設定させるかを、ユーザーに選択させる手段を
更に備えることを特徴とする。
れか1項記載の画像処理装置であって、ユーザーが実行
するトリガ操作を検出する手段と、前記トリガ操作が実
行された場合に、前記処理上の指示点の位置が被弾した
ものとする手段と、前記モニタの周辺領域を除く所定の
領域を安定表示領域と把握し、前記指示点が前記安定表
示領域から外れた状況下で前記トリガ操作が繰り返され
た回数をカウントするカウント手段と、前記カウント手
段の計数値が所定値以上である場合に、前記ヒット判定
範囲を拡大する手段と、を備えることを特徴とする。
るため、画像処理用プログラムであって、モニタに対向
して前記モニタ上の点を指示する非接触式のポインティ
ングデバイスによって指示された前記モニタ上の指示点
の位置を検出する指示位置検出処理と、前記指示点の位
置に基づいて、前記モニタ上における処理上の指示点の
位置を決定する処理上指示位置決定処理とをコンピュー
タに実行させるためのプログラムを含み、前記処理上指
示位置決定処理は、前記指示点が前記モニタの中央から
離れるほど前記処理上の指示点の位置をより大きく前記
中央から離すことを特徴とする。
理用プログラムであって、前記処理上指示位置決定処理
は、前記モニタの中央と前記指示点との間の第1距離を
検出する処理と、前記指示点と前記処理上の指示点との
間の補正距離が、前記第1距離に比例するように前記処
理上の指示点の位置を決定する処理と、を含むことを特
徴とする。
理用プログラムであって、前記処理上指示位置決定処理
は、前記モニタの中央と前記指示点との間の第1距離を
検出する処理と、前記指示点と前記処理上の指示点との
間の補正距離が、前記第1距離の増加に伴って指数関数
的に増加するように前記処理上の指示点の位置を決定す
る処理と、を含むことを特徴とする。
理用プログラムであって、前記処理上指示位置決定処理
は、前記モニタ上の領域を、その中央から周辺に向けて
複数のゾーンに分割して把握する処理と、前記複数のゾ
ーンのそれぞれにつき、前記指示点に基づいて前記処理
上の指示点の位置を決定する規則を記録した処理と、前
記指示点が何れのゾーンに含まれるかを検出する処理
と、前記指示点に対する前記処理上の指示点の位置を、
当該指示点が含まれるゾーンに対応する前記規則に従っ
て決定する処理とを含み、前記複数のゾーンに対応する
規則は、前記指示点が前記モニタの周辺に近いゾーンに
含まれるほど、当該指示点と前記処理上の指示点との距
離が大きくなるように設定されていることを特徴とす
る。
理用プログラムであって、前記ゾーンの数、前記ゾーン
の広さ、および前記ゾーンに対応する前記規則の少なく
とも1つをユーザーに設定させる処理をコンピュータに
実行させるためのプログラムを更に含むことを特徴とす
る。
れか1項記載の画像処理用プログラムであって、前記モ
ニタに表示される画面の画角を検出する処理をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを更に含み、前記処
理上指示位置決定処理は、前記画角が広いほど、前記処
理上の指示点の位置をより大きく前記中央から離すこと
を特徴とする。
れか1項記載の画像処理用プログラムであって、ユーザ
ーが、前記ポインティングデバイスを用いて指示しよう
としている前記モニタ内のオブジェクトを推定する処理
と、推定された前記オブジェクトの被写体深度を検出す
る処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム
を更に含み、前記処理上指示位置決定処理は、前記指示
点と前記処理上の指示点との間の補正距離が、前記被写
体深度の関数となるように前記処理上の指示点の位置を
決定することを特徴とする。
理用プログラムであって、前記処理上指示位置決定処理
のためのプログラムは、請求項20記載の処理のための
プログラムと、請求項21記載の処理のためのプログラ
ムと、請求項22記載の処理のためのプログラムとを含
み、前記処理上指示位置決定処理に、請求項2記載の処
理、請求項3記載の処理、および請求項4記載の処理の
何れを用いて前記処理上の指示点の位置を決定させるか
を、ユーザーに選択させる処理をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを更に含むことを特徴とする。
れか1項記載の画像処理用プログラムであって、ユーザ
ーが実行するトリガ操作を検出する処理と、前記トリガ
操作が実行された場合に、前記処理上の指示点の位置が
被弾したものとする処理と、前記モニタの周辺領域を除
く所定の領域を安定表示領域と把握し、前記指示点が前
記安定表示領域から外れた状況下で前記トリガ操作が繰
り返された回数をカウントするカウント処理と、前記カ
ウント処理の計数値が所定値以上である場合に、前記指
示点と前記処理上の指示点との間の補正距離を増大させ
る処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを更に含むことを特徴とする。
るため、画像処理用プログラムであって、モニタに対向
して前記モニタ上の点を指示する非接触式のポインティ
ングデバイスによって指示された前記モニタ上の指示点
の位置を検出する指示位置検出処理と、前記指示点の位
置に基づいて、前記モニタ上に処理上の指示点を設定す
る処理上指示点設定処理と、前記モニタ上にオブジェク
トを表示する処理と、前記処理上の指示点に対してヒッ
ト判定範囲を設定するヒット判定範囲設定処理と、前記
ヒット判定範囲が前記オブジェクトのヒット範囲と重な
る場合に、前記オブジェクトが指し示されていると判断
する処理とをコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを含み、前記ヒット判定範囲設定処理は、前記処理上
の指示点の位置が前記モニタの中央から離れるほど前記
ヒット判定範囲を大きくすることを特徴とする。
理用プログラムであって、前記ヒット判定範囲設定処理
は、前記モニタの中央と前記処理上の指示点との間の第
1距離を検出する処理と、前記ヒット判定範囲の大きさ
が前記第1距離の増加に伴って指数関数的に増加するよ
うに、その大きさを設定する処理と、を含むことを特徴
とする。
理用プログラムであって、前記ヒット判定範囲設定処理
は、前記モニタの中央と前記オブジェクトとの間の第1
距離を検出する処理と、前記ヒット判定範囲の大きさが
前記第1距離の増加に伴って指数関数的に増加するよう
に、その大きさを設定する処理と、を含むことを特徴と
する。
理用プログラムであって、前記ヒット判定範囲設定処理
は、前記モニタ上の領域を、その中央から周辺に向けて
複数のゾーンに分割して把握する処理と、前記複数のゾ
ーンのそれぞれにつき、前記ヒット判定範囲の大きさを
設定する規則を記録した処理と、前記処理上の指示点が
何れのゾーンに含まれるかを検出する処理と、前記処理
上の指示点に対する前記ヒット判定範囲の大きさを、当
該処理上の指示点が含まれるゾーンに対応する前記規則
に従って設定する処理とを含み、前記複数のゾーンに対
応する規則は、前記処理上の指示点が前記モニタの周辺
に近いゾーンに含まれるほど、当該処理上の指示点に対
する前記ヒット判定範囲が大きくなるように設定されて
いることを特徴とする。
理用プログラムであって、前記ゾーンの数、前記ゾーン
の広さ、および前記ゾーンに対応する前記規則の少なく
とも1つをユーザーに設定させる処理をコンピュータに
実行させるためのプログラムを更に含むことを特徴とす
る。
れか1項記載の画像処理用プログラムであって、前記オ
ブジェクトを含む画面の画角を検出する処理をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを更に含み、前記ヒ
ット判定範囲設定処理は、前記画角が広いほど、前記ヒ
ット判定範囲を大きく設定することを特徴とする。
れか1項記載の画像処理用プログラムであって、前記オ
ブジェクトの被写体深度を検出する処理をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを更に含み、前記ヒット
判定範囲設定処理は、前記ヒット判定範囲の大きさを、
前記被写体深度の関数として設定することを特徴とす
る。
理用プログラムであって、前記ヒット判定範囲設定処理
のためのプログラムは、請求項29記載の処理のための
プログラムと、請求項30記載の処理のためのプログラ
ムと、請求項31記載の処理のためのプログラムとを含
み、前記ヒット判定範囲設定処理に、請求項29記載の
処理、請求項30記載の処理、および請求項31記載の
処理の何れを用いて前記ヒット判定範囲を設定させるか
を、ユーザーに選択させる処理をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを更に含むことを特徴とする。
れか1項記載の画像処理用プログラムであって、ユーザ
ーが実行するトリガ操作を検出する処理と、前記トリガ
操作が実行された場合に、前記処理上の指示点の位置が
被弾したものとする処理と、前記モニタの周辺領域を除
く所定の領域を安定表示領域と把握し、前記指示点が前
記安定表示領域から外れた状況下で前記トリガ操作が繰
り返された回数をカウントするカウント処理と、前記カ
ウント処理の計数値が所定値以上である場合に、前記ヒ
ット判定範囲を拡大する処理と、をコンピュータに実行
させるためのプログラムを更に含むことを特徴とする。
るため、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、請求項19乃至36の何れか1項記載のプログラム
を記録したことを特徴とする。
して、本発明の実施の形態1であるゲームシステムにつ
いて説明する。図1は、本実施形態のゲームシステムの
構成を表す概念図である。本実施形態のゲームシステム
は、ガンコントローラ10、モニタ12、スピーカ2
4、およびゲーム装置30を備えている。
像合成部34、および音声合成部36を備えている。ま
た、ゲーム装置30の内部には、DVDやCDROMな
どの記録媒体38が収納されている。記録媒体38に
は、後述するガンゲームの実行に必要なプログラムが記
録されている。
されているプログラムやデータ、並びにガンコントロー
ラ10から供給される位置信号(詳細は後述)などに基
づいて、ガンゲームを進行させるための処理を実行す
る。画像合成部34は、データ処理部32による処理結
果に基づいて、ゲームの進行と共にモニタ12上に表示
すべきゲーム画面を生成する。画像合成部32において
生成されたゲーム画面の情報は、ビデオ信号としてモニ
タ12およびガンコントローラ10に供給される。ま
た、音声合成部36は、ゲームの進行と共に出力すべき
効果音などの音声情報を生成する。音声合成部36で生
成された音声情報は、音声信号としてスピーカ24に供
給される。
の点に至るまで、左から右へ向かう水平走査を繰り返し
実行することで1フレーム分のゲーム画面を表示する。
上述したビデオ信号には、ゲーム画像そのものの情報に
加えて、垂直同期信号Vと、水平同期信号Hとが含まれ
ている。垂直同期信号Vは、モニタ12とゲーム装置3
0との間で、1フレーム分の画像を表示するための走査
の開始タイミングを同期させるための信号である。従っ
て、垂直同期信号Vは、モニタ12の左上の点が走査さ
れるべきタイミングで出力される。一方、水平同期信号
Hは、モニタ12とゲーム装置30との間で、個々の水
平走査が開始されるタイミングを同期させるための信号
である。従って、水平同期信号Hは、モニタ12が備え
る個々の水平走査線の最も左側に位置する点が走査され
るべきタイミングで出力される。
フォトセンサ42が内蔵されている。レンズ40は、ガ
ンコントローラ10の照準が合わされたモニタ12上の
1点、すなわち、モニタ12上の照準点が発する光を集
光してフォトセンサ42に供給するためのレンズであ
る。このため、フォトセンサ42は、ガンコントローラ
10の銃口がモニタ12に向けられている場合、照準点
が走査された瞬間に、その走査に伴う光を検知すること
ができる。
離器44が内蔵されている。HV分離器44には、ゲー
ム装置30で生成される上記のビデオ信号が供給されて
いる。HV分離器44は、そのビデオ信号の中から垂直
同期信号Vと水平同期信号とを分離し、それらの信号を
Yカウンタ46およびXカウンタ48に供給するユニッ
トである。
同期信号Vが供給されている。一方、Yカウンタ46の
カウント端子Cには水平同期信号Hが供給されている。
このため、Yカウンタ46によれば、走査の対象とされ
ている水平走査線のY方向位置(垂直方向位置)、すな
わち、被走査点のY方向位置に相当する値をカウントす
ることができる。
同期信号Hが供給されている。一方、Xカウンタ48の
カウント端子Cには、クロック回路50の発するクロッ
ク信号CLKが供給されている。クロック回路50は、
モニタ12上の個々の点が走査される間隔と同じ周期で
クロック信号CLKを発生する。従って、Xカウンタ4
8によれば、被走査点のX方向位置(水平方向位置)に
相当する値をカウントすることができる。
タ48の計数値は、共に位置演算部52に供給されてい
る。従って、モニタ12上の被走査点の位置(Y方向位
置、およびX方向位置)は、位置演算部52によって常
に検知されている。位置演算部52には、また、上述し
たフォトセンサ42が接続されている。フォトセンサ4
2は、照準点の光を検出すると、位置演算部52に光検
出信号を供給する。
光検出信号を受信すると、その時点で検知していた被走
査点の位置(Y方向位置、およびX方向位置)に基づい
て照準点の座標(X,Y)を生成する。そして、その座
標(X,Y)の情報を位置信号としてゲーム装置30の
データ処理部32に供給する。
き金と、トリガ信号出力部とが設けられている。トリガ
信号出力部は、上記の引き金が引かれた場合に、ゲーム
装置30のデータ処理部32に、トリガ信号を送信する
ためのユニットである。従って、ゲーム装置30は、ガ
ンコントローラ10より、位置信号とトリガ信号の供給
を受ける。
すると、その信号に含まれる照準点の座標(X,Y)に
基づいて処理上の照準点の位置を決定する。そして、こ
のようにして決定された位置に照準マークを含むゲーム
画面を生成し、そのゲーム画面をモニタ12に供給す
る。また、ゲーム装置30は、ガンコントローラ10か
らトリガ信号を受信すると、その時点で処理上の照準点
(照準マーク)が指示していた位置に基づいて被弾位置
を演算し、その結果に基づいてガンゲームを進行させ
る。このため、ユーザーは、モニタ12上の所望の点に
照準が合うようにガンコントローラ10を構えて引き金
を引くことで、ガンゲームを楽しむことができる。
ガンコントローラ10は、図18(A)に示すようなモ
ニタ12、すなわち、被走査領域18の全体が表示領域
16の中に収まらないモニタ12との組み合わせで用い
られる場合がある。また、本実施形態におけるゲーム装
置30およびガンコントローラ10は、図18(C)に
示すようなモニタ12、すなわち、周辺領域に非安定表
示領域22を有するモニタ12との組み合わせで用いら
れる場合がある。そこで、本実施形態におけるゲーム装
置30は、表示領域16の外に隠れたオブジェクトをも
指し示すことができるように処理上の照準点の位置を移
動させ、また、非安定表示領域22にも安定して処理上
の照準点を設定できるように、以下に説明する補正処理
を実行する。
態においてゲーム装置30が実行する一連の処理の概要
を説明するためのフローチャートである。図2に示す一
連の処理は、ゲーム装置30における処理周期である1
インター毎に、ガンコントローラ10から照準点の座標
(X,Y)を表す位置信号が供給される毎に実行され
る。
の座標(X,Y)に基づいて、モニタ12の中央からそ
の照準点までの距離L(以下、「第1距離」と称す)が
演算される(ステップ100)。ゲーム装置30には、
予めモニタ12の中心に相当する座標(X0,Y0)が
記録されている。上記ステップ100では、具体的に
は、次式に従って第1距離Lが演算される。 L=√{(X0−X)2+(Y0−Y)2}
(x、y)が演算される(ステップ102)。本ステッ
プで演算される補正座標(x、y)は、照準点の座標
(X,Y)より、所定の補正距離だけモニタ12の中央
から周辺側へずれた点の座標である。また、その補正距
離は、第1距離Lが大きくなるに連れて大きな値となる
ように決定された値である。
上記の補正座標(x、y)が処理上の照準点の座標、す
なわち、照準マークを表示すべき座標として設定される
(ステップ104)。その結果、本実施形態において
は、照準点の位置がモニタ12の中央から周辺側にずれ
るに従い、照準マークが、照準点に比してより大きくモ
ニタ12の周辺側にずれる現象が生ずる。この場合、照
準点がモニタ16の中央付近に位置する場合には、照準
点の位置と照準マークの表示位置とをほぼ一致させ、か
つ、照準点がモニタ12の中央付近から外れる場合に
は、照準点をモニタ12の外縁まで移動させるまでもな
く、照準マークをモニタ12の外縁付近に表示させるこ
とができる。
れば、図18(A)に示すようなモニタ12が用いられ
る場合は、表示領域16の中で照準点を移動させるだけ
で、被走査領域18の全域に処理上の照準点(照準マー
ク)を移動させることができる。また、図18(C)に
示すようなモニタ12が用いられる場合には、安定表示
領域20の中で照準点を動かすだけで、モニタ12上の
表示領域16の全域に処理上の照準点(照準マーク)を
移動させることができる。このように、本実施形態のゲ
ーム装置30によれば、モニタ12の個体差等に関わら
ず、常に、表示すべきゲーム画面のいかなる領域にも処
理上の照準点(照準マーク)を移動させることができ
る。
座標(x、y)を演算するために用いる手法について、
より詳細に説明する。 (第1の手法)図3は、本実施形態のゲーム装置30が
補正座標(x、y)を演算するために用いる第1の手法
を説明するための概念図である。図3において、符号5
4を付して表す十字マークはモニタ12の中心点を示
す。また、符号56を付して表す十字マークは、ガンコ
ントローラ10の銃口の延長線上に存在する照準点56
である。
点56と照準マーク14との間に、第1距離Lの関数f
(L)で表される補正距離が確保されるように、かつ、
モニタ12の中心点54と照準点56と照準マーク14
とが一直線上に並ぶように、照準マーク14の座標、す
なわち、補正座標(x、y)が決定される。関数f
(L)は第1距離Lが大きくなるに連れてその値が大き
くなる関数であり、例えば、f(L)=αL(αは比例
定数)とすることができる。
いて補正座標(x,y)を演算する場合に、上記ステッ
プ102(図2参照)において実行される具体的な処理
の流れを説明するためのフローチャートである。すなわ
ち、第1の手法が用いられる場合、補正座標(x、y)
を演算するための上記ステップ102では、先ず、上記
ステップ100で演算された第1距離Lが検出される
(ステップ110)。次に、その第1距離Lを関数f
(L)に代入して、補正距離f(L)=αLが演算され
る(ステップ112)。次に、照準点56の座標(X,
Y)や補正距離f(L)に基づいて補正座標(x、y)
が演算される。より具体的には、中心点56から照準点
56へ向かう長さLのベクトルが補正距離f(L)=α
Lだけ延長され、延長後のベクトルの先端が指し示す座
標が補正座標(x、y)として演算される(ステップ1
14)。
点54から遠ざかるに連れて、より大きく照準マーク1
4を中心点54から遠ざけること、すなわち、モニタ1
2の周縁に近づけることができる。また、上記の手法に
よれば、照準点56が中心点54から遠ざかるに連れ
て、補正距離f(L)=αLを徐々に増加させることが
できる。このため、第1の手法によれば、ユーザーに違
和感を与えることなく、モニタ12の個体差に起因する
問題(図18(A)、図18(C)参照)を解決するこ
とができる。
f(L)を線形関数αLとしているが、関数f(L)は
これに限定されるものではない。すなわち、関数f
(L)は第1距離Lの増加に伴ってその値を増加させる
ものであればよく、例えば、第1距離Lの増加に伴って
関数値を指数関数的に増加させる非線形関数であっても
よい。
ム装置30が補正座標(x、y)を演算するために用い
る第2の手法を説明するための概念図である。ゲーム装
置30は、第2の手法を用いる場合、モニタ16の表示
領域16を複数のゾーンに区分して把握する。図5は、
ゲーム装置30が表示領域16を3つのゾーンに区分し
て把握している例を示している。以下、図5中、内側の
波線で囲まれた領域を第1ゾーン58、外側の波線と内
側の波線とに挟まれた領域を第2ゾーン60、表示領域
16の外縁と外側の波線で挟まれた領域を第3ゾーン6
2と称す。
ン58,60,62では、それぞれ異なる規則に従って
照準マーク14の表示位置が決定される。すなわち、照
準マーク14は、第1ゾーン58の内部では照準点56
と同じ位置に表示される。また、第2ゾーン60の内部
では、照準マーク14の位置が、関数g(L)で求めら
れる補正距離だけ照準点56の位置から補正される。更
に、第3ゾーン62の内部では、照準マーク14の位置
が、関数f(L)で求められる補正距離だけ照準点56
の位置から補正される。
は、第2ゾーン60の内部で用いられる補正距離と、第
3ゾーン62の内部で用いられる補正距離とが段階的に
変化するように決められた関数である。例えば、これら
の関数は、関数g(L)を比例定数の小さな線形関数β
Lとし、関数f(L)を比例定数の大きな線形関数αL
(但し、β<α)とすることができる。また、関数g
(L)を増加率の小さな非線形関数とし、関数f(L)
を増加率の大きな非線形関数としてもよい。更には、関
数g(L)を線形関数βLとし、関数f(L)を非線形
関数としてもよい。
いて補正座標(x,y)を演算する場合に、上記ステッ
プ102(図2参照)において実行される具体的な処理
の流れを説明するためのフローチャートである。すなわ
ち、第2の手法が用いられる場合、補正座標(x、y)
を演算するための上記ステップ102では、先ず、上記
ステップ100で演算された第1距離Lが検出される
(ステップ120)。
いて、照準点56が属するゾーンが特定される(ステッ
プ122)。次いで、特定されたゾーンに基づいて、補
正座標(x、y)の演算に用いる規則が特定される(ス
テップ124)。
その規則に従って、先ず、照準点56と照準マーク14
の表示位置との間に確保すべき補正距離が演算される
(ステップ126)。図5に示す例によれば、照準点5
6が第1ゾーン58に属する場合は補正距離“0”が演
算され、照準点56が第2ゾーン60に属する場合は補
正距離g(L)が演算され、また、照準点56が第3ゾ
ーン62に属する場合は補正距離f(L)が演算され
る。
の如く演算された補正距離などに基づいて補正座標
(x、y)が演算される。具体的には、補正距離が
“0”である場合は、照準点56の座標(X,Y)がそ
のまま補正座標(x、y)とされる。また、補正距離が
“0”でない場合は、上述した第1の手法の場合と同様
に、中心点56から照準点56へ向かう長さLのベクト
ルを補正距離だけ延長する手法で補正座標(x、y)が
演算される(ステップ128)。
点54から遠ざかるに連れて、より大きく照準マーク1
4を中心点54から遠ざけることができる。また、上記
の手法によれば、照準点56が中心点54から遠ざかる
に連れて、補正距離を徐々に増加させることができる。
このため、第2の手法によれば、第1の手法が用いられ
る場合と同様に、ユーザーに違和感を与えることなく、
モニタ12の個体差に起因する問題(図18(A)、図
18(C)参照)を解決することができる。
および第3ゾーン60,62で確保すべき補正距離を第
1距離Lの関数g(L)またはf(L)で求めている
が、本発明はこれに限定されるものではない。すなわ
ち、それらの補正距離は、第3ゾーン62内での補正距
離が第2ゾーン60内での補正距離より大きい限り、定
数であってもよい。
2の表示領域16を第1乃至第3ゾーン58,60,6
2に分けることとしているが、ゾーンの数はこれに限定
されるものではない。更に、ゾーンの数や広さ、或いは
個々のゾーンで用いられる演算規則などは、ユーザーが
設定できるものとしてもよい。
は、モニタ12の中心54と照準点56との間の第1距
離Lに、X座標の偏差およびY座標の偏差の双方を反映
させているが、第1距離Lを求める手法はこれに限定さ
れるものではない。すなわち、第1距離Lは、モニタ1
2の中心54と照準点56のX座標の偏差、或いはY座
標の偏差そのものとしてもよい。
は、モニタ12の中心54から照準点56へ向かうベク
トルの延長線上に補正距離を加えて照準マーク14の表
示位置を決定しているが、その表示位置の決定手法はこ
れに限定されるものではない。すなわち、照準マーク1
4の表示位置は、照準点56からX方向にだけ、或いは
Y方向にだけ補正距離を延長した点としてもよい。
照して本発明の実施の形態2について説明する。図7
(A)および図7(B)は、それぞれ、本実施形態のゲ
ーム装置30によりモニタ12上に表示されるゲーム画
面の一例である。より具体的には、図7(A)は、広い
領域を画面に収めた広角画面であり、図7(B)は、狭
い領域をクローズアップして表した望遠画面である。
の周辺部分に歪みを生じさせ易い画面である。このた
め、モニタ12に広角画面が表示される場合は、表示領
域16の周辺付近で照準点56と照準マーク14との間
に大きな補正距離を確保しても、ユーザーは違和感を覚
え難い。一方、図7(B)に示すような望遠画面は、そ
の全面において歪みを発生させ難い画面である。このた
め、モニタ12に望遠画面が表示されている状況下で照
準点56と照準マーク14との間に大きな補正距離確保
すると、ユーザーが違和感を覚え易い。そこで、本実施
形態では、図7(A)および図7(B)に示すように、
照準点56と照準マーク14との間に、広角画面では大
きな補正距離を与え、望遠画面では小さな補正距離を与
えることとしている。
記の機能を実現すべく、上記図2に示すステップ102
において実行する一連の処理の流れを説明するためのフ
ローチャートである。尚、本実施形態のゲーム装置30
は、上記ステップ102において、図4または図6に示
す処理に代えて図8に示す処理を実行する点を除き、実
施の形態1のゲーム装置30と同様である。
モニタ12の中心54と照準点56との距離、すなわ
ち、第1距離Lが検出される(ステップ130)。次
に、モニタ12に表示すべきゲーム画面の画角θが検出
される(ステップ132)。
その画角に基づいて、補正座標(x、y)を演算するた
めの補正関数が特定される。ここで、補正関数は、第1
距離Lが大きいほど大きな補正距離が得られるように、
かつ、表示すべき画面の画角θが広いほど大きな補正距
離が得られるように特定される(ステップ134)。
尚、補正関数は、例えば、f(θ、L)=α・θ・L
(但し、αは定数)のような一般式にθを代入すること
で特定することができる。或いは、ゲーム装置30に予
め記録されている複数の関数の中から、θに対応する関
数を選択することにより特定することができる。
代入することで補正距離が演算される(ステップ13
6)。そして、このようにして演算された補正距離や、
照準点56の座標(X,Y)などに基づいて、実施の形
態1の場合と同様の手法で補正座標(x、y)が演算さ
れる(ステップ138)。
みが生じ易い広角画面内では大きな補正距離を確保し、
かつ、画面内に歪みの生じ難い望遠画面内では補正距離
を小さく抑制することができる。このため、本実施形態
のゲーム装置30によれば、ユーザーに与える違和感を
十分に抑えながら、モニタ12の個体差に起因する問題
(図18(A)、図18(C)参照)を解決することが
できる。
参照して本発明の実施の形態3について説明する。図9
は、モニタ12上に表示されるオブジェクト66の被写
体深度、すなわち、そのオブジェクト66に対して設定
されるZ値を説明するための図である。3次元画像を2
次元に投影してモニタ12に映し出す場合は、図9に示
すように、画像を構成するオブジェクト66毎に被写体
深度、すなわち、2次元画像が投影される仮想スクリー
ン64からの距離(Z値)が設定される。ゲーム装置3
0は、このようにして設定された被写体深度に基づいて
オブジェクト66の大きさを変更することで3次元画像
を生成する。
の深いオブジェクトと、被写体深度の浅いオブジェクト
とに対して、異なる補正距離を設定したい場合がある。
すなわち、被写体深度の浅いオブジェクトは、仮想的に
ユーザーに近い位置に存在するオブジェクトである。こ
のようなオブジェクトについては、照準点56と照準マ
ーク14との間に比較的大きな補正距離が存在しても、
ユーザーは違和感を覚え難い。一方、被写体深度の深い
オブジェクトは、仮想的にユーザーから離れた位置に存
在するオブジェクトである。このようなオブジェクトに
照準を合わせる場合に、照準点56と照準マーク14と
の間に大きな補正距離が存在すると、ユーザーは違和感
を覚え易い。従って、ユーザーの違和感を小さくするた
めには、オブジェクト66の被写体深度に応じて補正距
離を変更することが有効である。
上記の機能を実現すべく、上記図2に示すステップ10
2において実行する一連の処理の流れを説明するための
フローチャートである。尚、本実施形態のゲーム装置3
0は、上記ステップ102において、図4または図6に
示す処理に代えて図10に示す処理を実行する点を除
き、実施の形態1のゲーム装置30と同様である。
ず、モニタ12の中心54と照準点56との距離(第1
距離L)が検出される(ステップ140)。次に、照準
点56の座標(X,Y)に基づいて、標的として狙われ
ているオブジェクトが特定される(ステップ142)。
続いて、特定されたオブジェクトに対して設定されてい
る被写体深度(Z値)が検出される(ステップ14
4)。
と、その値に基づいて、補正座標(x、y)を演算する
ための補正関数が特定される。ここで、補正関数は、第
1距離Lが大きいほど大きな補正距離が得られるよう
に、かつ、標的であるオブジェクトの被写体深度が深い
ほど(Z値が大きいほど)小さな補正距離が得られるよ
うに特定される(ステップ146)。尚、補正関数は、
例えば、f(Z、L)=(α/Z)・L(但し、αは定
数)のような一般式にθを代入することで特定すること
ができる。或いは、ゲーム装置30に予め記録されてい
る複数の関数の中から、Zに対応する関数を選択するこ
とにより特定することができる。
代入することで補正距離が演算される(ステップ14
8)。そして、このようにして演算された補正距離や、
照準点56の座標(X,Y)などに基づいて、実施の形
態1の場合と同様の手法で補正座標(x、y)が演算さ
れる(ステップ150)。
ェクトの被写体深度が浅い場合には大きな補正距離を確
保し、かつ、その被写体深度が深い場合には補正距離を
小さく抑制することができる。このため、本実施形態の
ゲーム装置30によれば、ユーザーに与える違和感を十
分に抑えながら、モニタ12の個体差に起因する問題
(図18(A)、図18(C)参照)を解決することが
できる。
を参照して本発明の実施の形態4について説明する。図
11は、本実施形態のゲーム装置30の主要な機能を説
明するための図を示す。本実施形態のゲーム装置30
は、図11に示すように、モニタ12の表示領域16を
周辺領域68と安定表示領域69とに区分して把握す
る。安定表示領域69は、モニタ12の被走査領域のう
ち、モニタ12の個体差に関わらず確実に表示領域16
の内部に収まり、かつ、経時的にも表示特性が劣化し難
いと予想される領域である。一方、周辺領域68は、モ
ニタ12の被走査領域から安定表示領域69を除いた領
域、すなわち、モニタ12の被走査領域の周辺部分に、
安定表示領域69を取り囲むように存在する領域であ
る。
領域68に含まれる、或いはその近傍に位置する場合
は、ガンコントローラ10が照準点56の光を適正に検
出できない場合がある。このため、照準マーク14の座
標(x、y)を演算するための条件によっては、実施の
形態1乃至3のゲーム装置30においても照準点56が
周辺領域68の外縁付近に表示できない事態が生じ得
る。
照準点56が安定表示領域69から外れた状況下でユー
ザーによりトリガ操作が繰り返し実行された場合には、
照準マーク14の座標(x、y)の基礎となる補正距離
を延長する処理を実行する。照準点56が安定表示領域
69から外れている場合は、ガンコントローラ10の照
準が周辺領域68に向けられていると推定できる。ま
た、その状況下でトリガ操作が繰り返される場合は、周
辺領域68に表示されているオブジェクトが適正に被弾
しないため、そのオブジェクトを標的とするトリガ操作
がユーザーにより繰り返し行われていると推定できる。
と、照準マーク14をより周辺領域68の外縁に近づけ
ることができる。つまり、補正距離を延長することで、
周辺領域68の外縁付近に存在するオブジェクトを被弾
させることが可能となる。従って、本実施形態のゲーム
装置30によれば、周辺領域68の外縁付近に被弾なさ
せることができないオブジェクトが生ずるのを確実に防
止することができる。
上記の機能を実現すべく実行する一連の処理の流れを説
明するためのフローチャートである。尚、本実施形態の
ゲーム装置30は、上述した実施の形態1乃至3の何れ
かのゲーム装置30に、図12に示す処理を更に実行さ
せることにより実現することができる。
ず、ユーザーによりトリガ操作が行われたか否かが判別
される(ステップ160)。
れた場合は、次に、照準点56が安定表示領域69に含
まれていないか、すなわち、照準点56が周辺領域68
を指していると推定できるか否かが判別される(ステッ
プ162)。
ると判別された場合は、再び上記ステップ160の処理
が実行される。一方、照準点56が周辺領域を指してい
ると推定できる場合は、次に、周辺領域68内でトリガ
操作が繰り返された連続回数Nがカウントされる(ステ
ップ164)。
0以上であるか否かが判別される(ステップ166)。
準点56と照準マーク14の表示位置との間の補正距離
を延長する処理が実行される(ステップ168)。一
方、N≧N0が成立しないと判別される場合は、今回の
ルーチンでは何ら処理を行うことなく処理が終了され
る。
が安定表示領域69から外れた状況で連続してN0回以
上のトリガ操作が実行された場合に、補正距離を伸ばし
て、照準点マーク14の表示可能位置を周辺領域68の
外縁に向けて拡大することができる。このため、本実施
形態のゲーム装置30によれば、被弾させることのでき
ないオブジェクトが生じた場合に、適切にその状況から
の救済を図ることができる。
を参照して本発明の実施の形態5について説明する。図
13は、本実施形態のゲーム装置30の主要な機能を説
明するための図を示す。図13中に符号70を付して示
す○印は、モニタ12上に表示されるオブジェクトが指
し示されているか否かを判断するためのヒット判定範囲
である。モニタ12上に表示されるオブジェクトには、
それぞれヒット範囲(図示せず)が設定される。この
「ヒット範囲」は、ガンコントローラ10の照準が合っ
ているか否かを判断するうえでオブジェクトそのものと
同視できる領域である。本明細書において、「ヒット範
囲」の概念には、オブジェクトに比して大きな領域が含
まれると共に、オブジェクトそのものが含まれるものと
する。
けて発せられる弾丸の大きさに相当する範囲である。本
実施形態において、あるオブジェクトのヒット範囲がヒ
ット判定範囲70と干渉する場合、そのオブジェクトは
被弾したものと判断される。ヒット範囲がヒット判定範
囲70と干渉するか否かは、ヒット判定範囲70と同じ
大きさを有する弾丸の軌跡が、2次元的或いは3次元的
に設定されているヒット範囲と交わるか否かにより判断
される。
示すように、モニタ12の中心54付近には小さなヒッ
ト判定範囲70を設定し、また、モニタ12に周辺付近
には大きなヒット判定範囲70を設定する。
70の大きさは、具体的には、上述した実施の形態1に
おける第1の手法と近似した手法で決定されている。す
なわち、ヒット判定範囲70の大きさは、モニタ12の
中心54と照準マーク14との距離(第1距離)に基づ
いて、第1距離が大きいほどヒット判定範囲70が大き
くなるように決定されている。この場合、「ヒット判定
範囲70の大きさ」とは、直径、高さ、幅など、ヒット
判定範囲70の一次元的な大きさであっても、或いはヒ
ット判定範囲の二次元的な大きさである面積であっても
よい。また、第1距離に基づいてヒット判定範囲70の
大きさを演算するための関数は、実施の形態1の場合と
同様に、線形関数であっても、非線形関数であってもよ
い。
(X,Y)を検出し、その座標(X,Y)に基づいてゲ
ーム装置30が照準マーク14をモニタ12上に表示す
る過程では、照準点56と照準マーク14との間に、意
図しないずれ(すなわち誤差)がある程度発生する。特
に、そのような誤差は、照準点56がモニタ12の周辺
付近に位置する場合に大きく生じ易い。更に、本実施形
態のゲーム装置30は、実施の形態1乃至4の場合と同
様に、照準点56がモニタ12の周辺に近づくに連れ
て、照準点56と照準マーク14との間の補正距離を増
大させる。このため、ユーザーが照準を合わせようと意
図する点と照準マーク14が現実に表示される位置との
間には、照準点56がモニタ12の周辺に近づくほど大
きな誤差が生じ易い。
図13に示すように、モニタ12の中心54付近には小
さなヒット判定範囲70を設定し、また、モニタ54の
中心12から離れた位置には大きなヒット判定範囲70
を設定する。このような設定によれば、モニタ12の中
心から離れた位置に存在するオブジェクトが標的とされ
る場合に、照準マーク14の表示位置はユーザーの意図
する位置からずれるが、その照準マーク14の位置で狙
ったオブジェクトに適正に被弾させることができる。こ
のため、本実施形態のゲーム装置30によれば、モニタ
12の周辺付近における歪みの問題(図18(B)参
照)を解決して、ユーザーが違和感なくプレイすること
のできるガンゲームを提供することができる。
囲70の大きさが、実施の形態1における第1の手法に
近似する手法で決定されているが、その決定手法はこれ
に限定されるものではない。すなわち、図14に示すよ
うに、モニタ12の表示範囲16を複数のゾーン58,
60,62に区分したうえで、実施の形態1における第
2の手法に近似した手法でヒット判定範囲70の大きさ
を決定することとしてもよい。より具体的には、モニタ
12の周辺に近づくほどヒット判定範囲70が大きくな
るように、複数のゾーン58,60,62の中で、ヒッ
ト判定範囲70の大きさを決定するために、異なる関数
を用いてもよい。
発明の実施の形態6について説明する。図15(A)お
よび図15(B)は、それぞれ、本実施形態のゲーム装
置30によりモニタ12上に表示されるゲーム画面の一
例である。より具体的には、図15(A)は、広い領域
を画面に収めた広角画面であり、図15(B)は、狭い
領域をクローズアップして表した望遠画面である。
面の周辺部分に歪みを生じさせ易い。一方、図15
(B)に示すような望遠画面は、その全面において歪み
を発生させ難い。このため、望遠画面では、照準マーク
14がユーザーの意図する位置の近傍に表示され易い
が、広角画面では、照準マーク14がユーザーの意図す
る位置からずれ易い。
モニタ12の中心54から照準マーク14までの距離
(第1距離)が大きいほどヒット判定範囲70が大きく
なるように、かつ、表示すべき画面の画角θが広いほど
ヒット判定範囲70が大きくなるように、個々のヒット
判定範囲70を設定する。このような設定によれば、望
遠画面の内部で不必要にヒット判定範囲70を大きくす
ることなく、広角画面において、ユーザーがストレスな
くオブジェクトを被弾させ得る程度にヒット判定範囲7
0を大きくすることができる。
て、本発明の実施の形態7について説明する。図9は、
上記の如く、3次元画像を構成するオブジェクト66に
設定される被写体深度(Z値)を説明するための図であ
る。3次元画像を2次元に投影してモニタ12に映し出
す場合、個々のオブジェクト66は、その被写体深度に
応じた大きさで表示される。
の深いオブジェクトと、被写体深度の浅いオブジェクト
とに対して、ヒット判定範囲の大きさを異ならせたい場
合がある。すなわち、被写体深度の浅いオブジェクト
は、仮想的にユーザーに近い位置に存在するオブジェク
トである。このようなオブジェクトについては、大きな
ヒット判定範囲が設定されてもユーザーは違和感を覚え
難い。一方、被写体深度の深いオブジェクトは、仮想的
にユーザーから離れた位置に存在するオブジェクトであ
る。このようなオブジェクトに大きなヒット判定範囲が
設定されると、遠方のオブジェクトに被弾させることが
容易となりユーザーは違和感を覚え易い。このような観
点でガンゲームの仕様を決める場合は、オブジェクトの
被写体深度が深いほどヒット判定範囲を小さくすること
が必要となる。
ては、例えば、以下のような観点が重視される場合もあ
る。すなわち、被写体深度の浅いオブジェクトは、広い
ヒット判定範囲を設定するまでもなく被弾させることが
容易である。これに対して、被写体深度の深いオブジェ
クトは、被弾させることが困難であるため、ユーザーを
補助するために大きなヒット判定範囲を設定するべきで
ある。この場合、オブジェクトのヒット判定範囲は、そ
の被写体深度が深いほど大きくすることが必要となる。
モニタ12の中心54から照準マーク14までの距離
(第1距離)が大きいほどヒット判定範囲70が大きく
なるように、かつ、そのヒット判定範囲70の大きさ
が、命中判定の対象である個々のオブジェクトの被写体
深度(Z値)に応じて拡大または縮小されるように、ヒ
ット判定範囲70を設定する。このため、本実施形態の
ゲーム装置30によれば、モニタ12の周辺付近におけ
る歪みの問題(図18(B)参照)を解決しつつ、所望
の仕様をガンゲームに与えることができる。
本発明の実施の形態8について説明する。図16は、本
実施形態のゲーム装置30の主要な機能を説明するため
の図を示す。本実施形態のゲーム装置30は、図16に
示すように、モニタ12の表示領域16を周辺領域68
と安定表示領域69とに区分して把握する。モニタ12
の周辺領域68には歪みが生じ易い。このため、ガンコ
ントローラ10の照準が周辺領域68或いはその近傍に
合わされる場合は、ユーザーの意図通りにオブジェクト
が被弾しないことがある。
照準点56が安定表示領域69から外れた状況下でユー
ザーによりトリガ操作が繰り返し実行された場合には、
図16に示すように、ヒット判定範囲70を拡大する。
ヒット判定範囲70がこのようにして拡大されると、標
的であるオブジェクトが被弾し易い状態となる。このた
め、本実施形態のゲーム装置30によれば、周辺領域6
8内のオブジェクトがモニタ12の歪みに起因して被弾
し難いという事態が継続するのを確実に防止することが
できる。
理上の照準点に照準マーク14を表示することとしてい
るが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわ
ち、本発明においては、ガンコントローラ10により指
示される照準点56に基づいて処理上の照準点が決定さ
れていれば足り、照準マーク14はモニタ12上に表示
しないこととしてもよい。
ィングデバイスによる指示点がモニタの中央から離れる
に連れて、処理上の指示点の位置をより大きくモニタの
周辺側へ近づけることができる。このため、本発明によ
れば、モニタの個体差等に関わらず、モニタの被走査領
域の全域に、常に確実に処理上の指示点を移動させるこ
とができる。また、本発明によれば、ヒット判定範囲が
モニタの周辺付近ほど大きく設定される。このため、本
発明によれば、モニタの周辺領域に歪みが生じている場
合でも、その周辺領域内に存在するオブジェクトをポイ
ンティングデバイスで容易に指し示すことができる。
ロック図である。
る処理のフローチャートである。
y)を演算するために用い第1の手法を説明するための
図である。
いる場合に実行する処理のフローチャートである。
y)を演算するために用い第2の手法を説明するための
図である。
いる場合に実行する処理のフローチャートである。
説明するための図である。
る処理のフローチャートである。
において用いられるオブジェクトの被写体深度を説明す
るための図である。
れる処理のフローチャートである。
を説明するための図である。
れる処理のフローチャートである。
を説明するための図(その1)である。
を説明するための図(その2)である。
を説明するための図である。
を説明するための図である。
図である。
の図である。
Claims (37)
- 【請求項1】 モニタに対向して前記モニタ上の点を指
示する非接触式のポインティングデバイスによって指示
された前記モニタ上の指示点の位置を検出する指示位置
検出手段と、 前記指示点の位置に基づいて、前記モニタ上における処
理上の指示点の位置を決定する処理上指示位置決定手段
とを備え、 前記処理上指示位置決定手段は、前記指示点が前記モニ
タの中央から離れるほど前記処理上の指示点の位置をよ
り大きく前記中央から離すことを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項2】 前記処理上指示位置決定手段は、 前記モニタの中央と前記指示点との間の第1距離を検出
する手段と、 前記指示点と前記処理上の指示点との間の補正距離が、
前記第1距離に比例するように前記処理上の指示点の位
置を決定する手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記処理上指示位置決定手段は、 前記モニタの中央と前記指示点との間の第1距離を検出
する手段と、 前記指示点と前記処理上の指示点との間の補正距離が、
前記第1距離の増加に伴って指数関数的に増加するよう
に前記処理上の指示点の位置を決定する手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記処理上指示位置決定手段は、 前記モニタ上の領域を、その中央から周辺に向けて複数
のゾーンに分割して把握する手段と、 前記複数のゾーンのそれぞれにつき、前記指示点に基づ
いて前記処理上の指示点の位置を決定する規則を記録し
た手段と、 前記指示点が何れのゾーンに含まれるかを検出する手段
と、 前記指示点に対する前記処理上の指示点の位置を、当該
指示点が含まれるゾーンに対応する前記規則に従って決
定する手段と、を備え、 前記複数のゾーンに対応する規則は、前記指示点が前記
モニタの周辺に近いゾーンに含まれるほど、当該指示点
と前記処理上の指示点との距離が大きくなるように設定
されていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
置。 - 【請求項5】 前記ゾーンの数、前記ゾーンの広さ、お
よび前記ゾーンに対応する前記規則の少なくとも1つに
ついて、ユーザーによる設定を可能とする手段を更に備
えることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記モニタに表示される画面の画角を検
出する手段を更に備え、 前記処理上指示位置決定手段は、前記画角が広いほど、
前記処理上の指示点の位置をより大きく前記中央から離
すことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の
画像処理装置。 - 【請求項7】 ユーザーが、前記ポインティングデバイ
スを用いて指示しようとしている前記モニタ内のオブジ
ェクトを推定する手段と、 推定された前記オブジェクトの被写体深度を検出する手
段と、を更に備え、 前記処理上指示位置決定手段は、前記指示点と前記処理
上の指示点との間の補正距離が、前記被写体深度の関数
となるように前記処理上の指示点の位置を決定すること
を特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の画像処
理装置。 - 【請求項8】 前記処理上指示位置決定手段は、請求項
2記載の手段と、請求項3記載の手段と、請求項4記載
の手段とを備え、 前記処理上指示位置決定手段に、請求項2記載の手段、
請求項3記載の手段、および請求項4記載の手段の何れ
を用いて前記処理上の指示点の位置を決定させるかを、
ユーザーに選択させる手段を更に備えることを特徴とす
る請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 ユーザーが実行するトリガ操作を検出す
る手段と、 前記トリガ操作が実行された場合に、前記処理上の指示
点の位置が被弾したものとする手段と、 前記モニタの周辺領域を除く所定の領域を安定表示領域
と把握し、前記指示点が前記安定表示領域から外れた状
況下で前記トリガ操作が繰り返された回数をカウントす
るカウント手段と、 前記カウント手段の計数値が所定値以上である場合に、
前記指示点と前記処理上の指示点との間の補正距離を増
大させる手段と、 を備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項
記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 モニタに対向して前記モニタ上の点を
指示する非接触式のポインティングデバイスによって指
示された前記モニタ上の指示点の位置を検出する指示位
置検出手段と、 前記指示点の位置に基づいて、前記モニタ上に処理上の
指示点を設定する処理上指示点設定手段と、 前記モニタ上にオブジェクトを表示する手段と、 前記処理上の指示点に対してヒット判定範囲を設定する
ヒット判定範囲設定手段と、 前記ヒット判定範囲が前記オブジェクトのヒット範囲と
重なる場合に、前記オブジェクトが指し示されていると
判断する手段とを備え、 前記ヒット判定範囲設定手段は、前記処理上の指示点の
位置が前記モニタの中央から離れるほど前記ヒット判定
範囲を大きくすることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項11】 前記ヒット判定範囲設定手段は、 前記モニタの中央と前記処理上の指示点との間の第1距
離を検出する手段と、前記ヒット判定範囲の大きさが前
記第1距離に比例するように、その大きさを決定する手
段と、 を含むことを特徴とする請求項10記載の画像処理装
置。 - 【請求項12】 前記ヒット判定範囲設定手段は、 前記モニタの中央と前記処理上の指示点との間の第1距
離を検出する手段と、 前記ヒット判定範囲の大きさが前記第1距離の増加に伴
って指数関数的に増加するように、その大きさを設定す
る手段と、 を含むことを特徴とする請求項10記載の画像処理装
置。 - 【請求項13】 前記ヒット判定範囲設定手段は、 前記モニタ上の領域を、その中央から周辺に向けて複数
のゾーンに分割して把握する手段と、 前記複数のゾーンのそれぞれにつき、前記ヒット判定範
囲の大きさを設定する規則を記録した手段と、 前記処理上の指示点が何れのゾーンに含まれるかを検出
する手段と、 前記処理上の指示点に対する前記ヒット判定範囲の大き
さを、当該処理上の指示点が含まれるゾーンに対応する
前記規則に従って設定する手段と、を備え、 前記複数のゾーンに対応する規則は、前記処理上の指示
点が前記モニタの周辺に近いゾーンに含まれるほど、当
該処理上の指示点に対する前記ヒット判定範囲が大きく
なるように設定されていることを特徴とする請求項10
記載の画像処理装置。 - 【請求項14】 前記ゾーンの数、前記ゾーンの広さ、
および前記ゾーンに対応する前記規則の少なくとも1つ
について、ユーザーによる設定を可能とする手段を更に
備えることを特徴とする請求項13記載の画像処理装
置。 - 【請求項15】 前記オブジェクトを含む画面の画角を
検出する手段を更に備え、 前記ヒット判定範囲設定手段は、前記画角が広いほど、
前記ヒット判定範囲を大きく設定することを特徴とする
請求項10乃至14の何れか1項記載の画像処理装置。 - 【請求項16】 前記オブジェクトの被写体深度を検出
する手段を更に備え、 前記ヒット判定範囲設定手段は、前記ヒット判定範囲の
大きさを、前記被写体深度の関数として設定することを
特徴とする請求項10乃至15の何れか1項記載の画像
処理装置。 - 【請求項17】 前記ヒット判定範囲設定手段は、請求
項11記載の手段と、請求項12記載の手段と、請求項
13記載の手段とを備え、 前記ヒット判定範囲設定手段に、請求項11記載の手
段、請求項12記載の手段、および請求項13記載の手
段の何れを用いて前記ヒット判定範囲を設定させるか
を、ユーザーに選択させる手段を更に備えることを特徴
とする請求項10記載の画像処理装置。 - 【請求項18】 ユーザーが実行するトリガ操作を検出
する手段と、 前記トリガ操作が実行された場合に、前記処理上の指示
点の位置が被弾したものとする手段と、 前記モニタの周辺領域を除く所定の領域を安定表示領域
と把握し、前記指示点が前記安定表示領域から外れた状
況下で前記トリガ操作が繰り返された回数をカウントす
るカウント手段と、 前記カウント手段の計数値が所定値以上である場合に、
前記ヒット判定範囲を拡大する手段と、 を備えることを特徴とする請求項10乃至17の何れか
1項記載の画像処理装置。 - 【請求項19】 モニタに対向して前記モニタ上の点を
指示する非接触式のポインティングデバイスによって指
示された前記モニタ上の指示点の位置を検出する指示位
置検出処理と、 前記指示点の位置に基づいて、前記モニタ上における処
理上の指示点の位置を決定する処理上指示位置決定処理
とをコンピュータに実行させるためのプログラムを含
み、 前記処理上指示位置決定処理は、前記指示点が前記モニ
タの中央から離れるほど前記処理上の指示点の位置をよ
り大きく前記中央から離すことを特徴とする画像処理用
プログラム。 - 【請求項20】 前記処理上指示位置決定処理は、 前記モニタの中央と前記指示点との間の第1距離を検出
する処理と、 前記指示点と前記処理上の指示点との間の補正距離が、
前記第1距離に比例するように前記処理上の指示点の位
置を決定する処理と、 を含むことを特徴とする請求項19記載の画像処理用プ
ログラム。 - 【請求項21】 前記処理上指示位置決定処理は、 前記モニタの中央と前記指示点との間の第1距離を検出
する処理と、 前記指示点と前記処理上の指示点との間の補正距離が、
前記第1距離の増加に伴って指数関数的に増加するよう
に前記処理上の指示点の位置を決定する処理と、 を含むことを特徴とする請求項19記載の画像処理用プ
ログラム。 - 【請求項22】 前記処理上指示位置決定処理は、 前記モニタ上の領域を、その中央から周辺に向けて複数
のゾーンに分割して把握する処理と、 前記複数のゾーンのそれぞれにつき、前記指示点に基づ
いて前記処理上の指示点の位置を決定する規則を記録し
た処理と、 前記指示点が何れのゾーンに含まれるかを検出する処理
と、 前記指示点に対する前記処理上の指示点の位置を、当該
指示点が含まれるゾーンに対応する前記規則に従って決
定する処理とを含み、 前記複数のゾーンに対応する規則は、前記指示点が前記
モニタの周辺に近いゾーンに含まれるほど、当該指示点
と前記処理上の指示点との距離が大きくなるように設定
されていることを特徴とする請求項19記載の画像処理
用プログラム。 - 【請求項23】 前記ゾーンの数、前記ゾーンの広さ、
および前記ゾーンに対応する前記規則の少なくとも1つ
をユーザーに設定させる処理をコンピュータに実行させ
るためのプログラムを更に含むことを特徴とする請求項
22記載の画像処理用プログラム。 - 【請求項24】 前記モニタに表示される画面の画角を
検出する処理をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを更に含み、 前記処理上指示位置決定処理は、前記画角が広いほど、
前記処理上の指示点の位置をより大きく前記中央から離
すことを特徴とする請求項19乃至23の何れか1項記
載の画像処理用プログラム。 - 【請求項25】 ユーザーが、前記ポインティングデバ
イスを用いて指示しようとしている前記モニタ内のオブ
ジェクトを推定する処理と、 推定された前記オブジェクトの被写体深度を検出する処
理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを更
に含み、 前記処理上指示位置決定処理は、前記指示点と前記処理
上の指示点との間の補正距離が、前記被写体深度の関数
となるように前記処理上の指示点の位置を決定すること
を特徴とする請求項19乃至24の何れか1項記載の画
像処理用プログラム。 - 【請求項26】 前記処理上指示位置決定処理のための
プログラムは、請求項20記載の処理のためのプログラ
ムと、請求項21記載の処理のためのプログラムと、請
求項22記載の処理のためのプログラムとを含み、 前記処理上指示位置決定処理に、請求項2記載の処理、
請求項3記載の処理、および請求項4記載の処理の何れ
を用いて前記処理上の指示点の位置を決定させるかを、
ユーザーに選択させる処理をコンピュータに実行させる
ためのプログラムを更に含むことを特徴とする請求項1
9記載の画像処理用プログラム。 - 【請求項27】 ユーザーが実行するトリガ操作を検出
する処理と、 前記トリガ操作が実行された場合に、前記処理上の指示
点の位置が被弾したものとする処理と、 前記モニタの周辺領域を除く所定の領域を安定表示領域
と把握し、前記指示点が前記安定表示領域から外れた状
況下で前記トリガ操作が繰り返された回数をカウントす
るカウント処理と、 前記カウント処理の計数値が所定値以上である場合に、
前記指示点と前記処理上の指示点との間の補正距離を増
大させる処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを更に含
むことを特徴とする請求項19乃至26の何れか1項記
載の画像処理用プログラム。 - 【請求項28】 モニタに対向して前記モニタ上の点を
指示する非接触式のポインティングデバイスによって指
示された前記モニタ上の指示点の位置を検出する指示位
置検出処理と、 前記指示点の位置に基づいて、前記モニタ上に処理上の
指示点を設定する処理上指示点設定処理と、 前記モニタ上にオブジェクトを表示する処理と、 前記処理上の指示点に対してヒット判定範囲を設定する
ヒット判定範囲設定処理と、 前記ヒット判定範囲が前記オブジェクトのヒット範囲と
重なる場合に、前記オブジェクトが指し示されていると
判断する処理とをコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを含み、 前記ヒット判定範囲設定処理は、前記処理上の指示点の
位置が前記モニタの中央から離れるほど前記ヒット判定
範囲を大きくすることを特徴とする画像処理用プログラ
ム。 - 【請求項29】 前記ヒット判定範囲設定処理は、 前記モニタの中央と前記処理上の指示点との間の第1距
離を検出する処理と、 前記ヒット判定範囲の大きさが、前記第1距離に比例す
るように、その大きさを決定する処理と、 を含むことを特徴とする請求項28記載の画像処理用プ
ログラム。 - 【請求項30】 前記ヒット判定範囲設定処理は、 前記モニタの中央と前記処理上の指示点との間の第1距
離を検出する処理と、 前記ヒット判定範囲の大きさが前記第1距離の増加に伴
って指数関数的に増加するように、その大きさを設定す
る処理と、 を含むことを特徴とする請求項28記載の画像処理用プ
ログラム。 - 【請求項31】 前記ヒット判定範囲設定処理は、 前記モニタ上の領域を、その中央から周辺に向けて複数
のゾーンに分割して把握する処理と、 前記複数のゾーンのそれぞれにつき、前記ヒット判定範
囲の大きさを設定する規則を記録した処理と、 前記処理上の指示点が何れのゾーンに含まれるかを検出
する処理と、 前記処理上の指示点に対する前記ヒット判定範囲の大き
さを、当該処理上の指示点が含まれるゾーンに対応する
前記規則に従って設定する処理とを含み、 前記複数のゾーンに対応する規則は、前記処理上の指示
点が前記モニタの周辺に近いゾーンに含まれるほど、当
該処理上の指示点に対する前記ヒット判定範囲が大きく
なるように設定されていることを特徴とする請求項28
記載の画像処理用プログラム。 - 【請求項32】 前記ゾーンの数、前記ゾーンの広さ、
および前記ゾーンに対応する前記規則の少なくとも1つ
をユーザーに設定させる処理をコンピュータに実行させ
るためのプログラムを更に含むことを特徴とする請求項
31記載の画像処理用プログラム。 - 【請求項33】 前記オブジェクトを含む画面の画角を
検出する処理をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを更に含み、 前記ヒット判定範囲設定処理は、前記画角が広いほど、
前記ヒット判定範囲を大きく設定することを特徴とする
請求項28乃至32の何れか1項記載の画像処理用プロ
グラム。 - 【請求項34】 前記オブジェクトの被写体深度を検出
する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム
を更に含み、 前記ヒット判定範囲設定処理は、前記ヒット判定範囲の
大きさを、前記被写体深度の関数として設定することを
特徴とする請求項28乃至33の何れか1項記載の画像
処理用プログラム。 - 【請求項35】 前記ヒット判定範囲設定処理のための
プログラムは、請求項29記載の処理のためのプログラ
ムと、請求項30記載の処理のためのプログラムと、請
求項31記載の処理のためのプログラムとを含み、 前記ヒット判定範囲設定処理に、請求項29記載の処
理、請求項30記載の処理、および請求項31記載の処
理の何れを用いて前記ヒット判定範囲を設定させるか
を、ユーザーに選択させる処理をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを更に含むことを特徴とする請求
項28記載の画像処理用プログラム。 - 【請求項36】 ユーザーが実行するトリガ操作を検出
する処理と、 前記トリガ操作が実行された場合に、前記処理上の指示
点の位置が被弾したものとする処理と、 前記モニタの周辺領域を除く所定の領域を安定表示領域
と把握し、前記指示点が前記安定表示領域から外れた状
況下で前記トリガ操作が繰り返された回数をカウントす
るカウント処理と、 前記カウント処理の計数値が所定値以上である場合に、
前記ヒット判定範囲を拡大する処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを更に含
むことを特徴とする請求項28乃至35の何れか1項記
載の画像処理用プログラム。 - 【請求項37】 請求項19乃至36の何れか1項記載
のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ
読み取り可能な記録媒体。
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