JP2010181491A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウォームアップタイムの短縮及び連続通紙による定着部材の温度低下が抑制された定着装置を提供する。
【解決手段】金属層を有する定着ベルト61と、定着ベルト61との間に押圧部を形成し回転駆動される加圧ロール62と、定着ベルト61の金属層に渦電流を発生させ定着ベルト61を発熱させる電磁誘導加熱部材85と、電磁誘導加熱部材85に対し定着ベルト61を介して対向すると共に定着ベルト61の内側に接触して配置され、磁界により発熱する発熱体63とを有し、定着ベルト61と定着ベルト61の内側に配置された発熱体63との間に熱伝導性潤滑剤を具備することを特徴とする定着装置60。
【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
電磁誘導加熱方式を採用する定着装置は、誘導コイルの磁界の作用によって導電層に発生した渦電流により回転体を発熱させるものである。例えば、特許文献1には、外表面に導電性離型層が形成された定着ベルトと、定着ベルトを電磁誘導加熱する磁場発生ユニットとを備えた定着装置が記載されている。
特開2005−316240号公報
本発明の目的は、ウォームアップタイムの短縮及び連続通紙による定着部材の温度低下が抑制された定着装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、金属層を有する定着部材と、前記定着部材との間に押圧部を形成し回転駆動される加圧部材と、前記定着部材の前記金属層を発熱させる電磁誘導加熱部材と、前記電磁誘導加熱部材に対し前記定着部材を介して対向すると共に当該定着部材の内側に接触して配置され、磁界により発熱する発熱体と、を有し、前記定着部材と当該定着部材の内側に配置された前記発熱体との間に熱伝導性潤滑剤を具備することを特徴とする定着装置である。
請求項2に係る発明は、前記熱伝導性潤滑剤は、耐熱性オイルからなる基油と熱伝導性粉末を含むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置である。
請求項3に係る発明は、前記熱伝導性潤滑剤に含まれる耐熱性オイルは、フッ素系オイルを含むことを特徴とする請求項2に記載の定着装置である。
請求項4に係る発明は、前記熱伝導性潤滑剤の熱伝導率が0.2W/m・K以上であることを特徴とする請求項2に記載の定着装置である。
請求項5に係る発明は、前記発熱体は、前記電磁誘導加熱部材により発熱する磁性金属材料を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の定着装置である。
請求項6に係る発明は、トナー像を形成する像形成部と、前記トナー像を記録材に転写する転写部と、前記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着部と、を備え、前記定着部は、磁界により発熱する金属層を有する定着部材と、前記定着部材との間に押圧部を形成し回転駆動される加圧部材と、磁界により発熱し、前記定着部材の内側に接触して配置され且つ当該定着部材との間に熱伝導性潤滑剤を具備する発熱体と、前記発熱体に対し前記定着部材を介して対向して配置され、交流電流により生じる磁界によって当該発熱体と当該定着部材を発熱させる電磁誘導加熱部材と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項7に係る発明は、前記発熱体が具備する熱伝導性潤滑剤は、基油に対し熱伝導性粉末20重量%〜60重量%を含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項8に係る発明は、前記定着部の前記発熱体は、非磁性金属材料から構成された支持部材により前記定着部の内側に配置されることを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、定着部材と定着部材の内側に配置された発熱体との間に熱伝導性潤滑剤を具備しない場合に比べて、電磁誘導加熱方式を採用する定着装置において、ウォームアップタイムの短縮と連続通紙による定着部材の温度低下が抑制される。
請求項2に係る発明によれば、熱伝導性粉末を含まない場合に比べて、発熱体と定着部材との熱伝導性が向上する。
請求項3に係る発明によれば、フッ素系オイルを使用しない場合に比べて、定着温度における潤滑剤としての潤滑効果が保持される。
請求項4に係る発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、発熱体から定着部材への熱伝導性が良好となる。
請求項5に係る発明によれば、磁性金属材料を含まない場合に比べて、定着部材の温度低下が抑制される。
請求項6に係る発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、電磁誘導加熱方式を採用する定着装置を使用する場合、連続通紙可能速度が増大する。
請求項7に係る発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、より確実に連続通紙可能速度が増大する。
請求項8に係る発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、他部材への熱伝導が抑制される。
以下、本発明の実施の形態について説明する。尚、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。また、使用する図面は、本実施の形態を説明するために使用するものであり、実際の大きさを現すものではない。
(画像形成装置)
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置の概略構成図である。ここでは、一般にタンデム型と呼ぶ中間転写方式の画像形成装置を例に挙げ説明する。図1に示す画像形成装置100は、像形成部として、電子写真方式により各色成分のトナー像を形成する複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kを備える。次に、転写部として、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成する各色成分トナー像を中間転写ベルト(像保持体)15に順次転写(一次転写)する一次転写部10と、中間転写ベルト15上に転写した重畳トナー画像を記録材である用紙に一括転写(二次転写)する二次転写部20を有する。さらに、定着部として、二次転写された画像を用紙上に定着する定着装置60を備える。また、各装置(各部)の動作を制御する制御部40を有する。
図1に示すように、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、矢印A方向に回転する感光体ドラム11と、感光体ドラム11を帯電する帯電器12と、感光体ドラム11上に静電潜像を書込むレーザ露光器13と、各色成分トナーを収容し感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器14とを有する。また、感光体ドラム11上に形成する各色成分トナー像を一次転写部10にて中間転写ベルト15に転写する一次転写ロール16と、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17と、を有する。これらの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、中間転写ベルト15の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順に略直線状に配置されている。
中間転写ベルト15は、各種ロールにより、図1に示す矢印B方向に循環駆動する。各種ロールとして、中間転写ベルト15を駆動する駆動ロール31と、中間転写ベルト15を支持する支持ロール32と、中間転写ベルト15に一定の張力を与え蛇行を防止するテンションロール33と、二次転写部20に設けるバックアップロール25と、中間転写ベルト15上の残留トナーを掻き取るクリーニング部に設けるクリーニングバックアップロール34とを有している。
一次転写部10は、中間転写ベルト15を挟み感光体ドラム11に対向する一次転写ロール16を有する。二次転写部20は、中間転写ベルト15のトナー像保持面側に配置する二次転写ロール(転写部材)22と、二次転写ロール22の対向電極として中間転写ベルト15の裏面側に配置されたバックアップロール25と、バックアップロール25に二次転写バイアスを印加する給電ロール26とを有する。
二次転写部20の下流側に、中間転写ベルト15上の残留トナーや紙粉を除去する中間転写ベルトクリーナ35を設ける。イエローの画像形成ユニット1Yの上流側に、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにおける画像形成タイミングをとるための基準信号を発生する基準センサ(ホームポジションセンサ)42を配設する。また、黒の画像形成ユニット1Kの下流側には、画質調整を行うための画像濃度センサ43を配設する。
用紙搬送系には、用紙収容部50と、用紙収容部50中の用紙を取り出して搬送するピックアップロール51と、用紙を搬送する搬送ロール52と、用紙を二次転写部20へと送る搬送シュート53と、二次転写ロール22により二次転写された用紙を定着装置60へと搬送する搬送ベルト55と、用紙を定着装置60に導く定着入口ガイド56とを有する。
次に、画像形成装置100の基本的な作像プロセスについて説明する。
図1に示すような画像形成装置100では、画像読取装置(IIT)(図示せず)等から出力される画像データに画像処理を施した後、画像データをY、M、C、Kの4色の色材階調データに変換し、レーザ露光器13に出力する。レーザ露光器13は、入力される色材階調データに応じ、例えば、半導体レーザから出射された露光ビームBmを画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの矢印A方向に回転する各感光体ドラム11に照射する。各感光体ドラム11の表面を帯電器12によって帯電した後、レーザ露光器13によって表面を走査露光し、静電潜像を形成する。形成した静電潜像は、各々の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kによって、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像する。
つぎに、感光体ドラム11上に形成するトナー像を、一次転写部10において中間転写ベルト15の表面に順次重ね合わせて一次転写を行う。中間転写ベルト15は矢印B方向に移動してトナー像を二次転写部20に搬送する。用紙搬送系は、トナー像を二次転写部20に搬送するタイミングに合わせて、用紙収容部50から用紙を供給する。
二次転写部20では、中間転写ベルト15上に保持された未定着トナー像を、中間転写ベルト15と二次転写ロール22との間に挟み込まれた用紙上に静電転写する。その後、トナー像を静電転写した用紙を搬送ベルト55により定着装置60まで搬送し、定着装置60は、用紙上の未定着トナー像を熱および圧力で処理し用紙上に定着する。定着画像を形成した用紙は、画像形成装置100の排出部に設けた排紙載置部に搬送する。
(定着装置)
近年、電磁誘導加熱方式を採用する定着装置では、導電層を有するベルト部材の厚さを極力薄くすることにより、ベルト部材を定着操作に必要な温度にまで短時間で昇温させ、ウォームアップタイムを短縮する改善が行われている。この場合、ウォームアップタイムが短縮されるが、反面、連続通紙によりベルト部材の温度が低下する傾向にある。この対策としては、連続通紙の際に、発熱層を有する発熱体をベルト部材に接触させることにより、ベルト部材の温度低下を補うことが考えられる。この場合、ベルトガイド部材とベルト部材との間の良好な摺動性が必要である。
しかし、発熱体とベルト部材との間の摺動性を得るために使用される潤滑材は、通常、耐熱性オイル等を含み、熱伝導性が低いものが多い。このため、発熱体とベルト部材との間に潤滑剤が介在すると、連続通紙の際に、ベルト部材の温度が低下しやすいという事実を本発明者はつきとめた。
以下、定着装置について説明する。図2は、本実施の形態が適用される定着装置の一例を説明する図である。図2に示すように、定着装置60は、一方向(矢印D方向)へ回転する無端状の定着ベルト61(定着部材)と、定着ベルト61の周面に接し、一方向(矢印E方向)へ回転する加圧ロール62(加圧部材)と、定着ベルト61の加圧ロール62との圧接面とは反対の外周面に対向すると共に離間して配置される磁界発生装置85(電磁誘導加熱部材)と、磁界発生装置85に対し定着ベルト61を介して対向すると共に、定着ベルト61との間に熱伝導性潤滑剤を具備して定着ベルト61部材の内側に接触して配置され、磁界により発熱する発熱体63と、を備えている。
定着ベルト61の内周側には、加圧ロール62とで接触部を形成する固定部材(圧力パッド)64と、固定部材64を支持する支持部材65と、を備えている。発熱体63は、支持部材65により支持されている。尚、定着ベルト61の両端部には、定着ベルト61を回転駆動するために、その回転動力を伝達するための駆動伝達部材(図示せず)が設けられている。
定着ベルト61と加圧ロール62との接触部の用紙の搬送方向(矢印F方向)下流側には、剥離部材70が設けられている。剥離部材70は、一端が固定支持された支持部72と、これに支持されている剥離シート71とからなり、剥離シート71の先端が定着ベルト61に近接又は接触するように配置されている。
定着ベルト61は、円筒形状を有し、例えば、直径20mm〜50mm程度、厚さ30μm〜150μmのエンドレスベルトである。本実施の形態では、少なくとも磁界の作用により自己発熱する金属層を有するものが好ましい。例えば、ステンレススチール、パーマロイやセンダスト等の軟質磁性材料、Fe−Ni−CoやFe−Cr−Co合金等の硬質磁性材料で構成された金属ベルト、ポリイミド等を基材として金属層と離型層を積層した樹脂ベルト等が挙げられる。
本実施の形態では、金属層に非磁性金属材料が含まれている。非磁性金属材料としては、例えば、銅、アルミニウム、銀等が挙げられる。金属層は、厚さ2μm〜20μmを有する。定着ベルト61は、金属層の外周面に、例えば、厚さ1μm〜30μmの表面離型層(例えば、フッ素樹脂層)が形成されている。尚、例えば、2個のステンレスチール基材に金属層を挟んだベルトも適用し得る。
加圧ロール62は、例えば、金属製の円筒状の芯材621と、芯材621の表面に設けられた弾性層622(例えば,シリコーンゴム層、フッ素ゴム層等)とを備えたロールが適用し得る。また、加圧ロール62には、必要に応じて最表面に表面離型層(フッ素樹脂層)を備えてもよい。加圧ロール62は、両端部がバネ部材(図示せず)により定着ベルト61を介して固定部材64に押圧して配置されている。尚、予備加熱(定着可能状態になるまでの加熱)の際には、定着ベルト61と離間するように移動する。
発熱体63は、定着ベルト61の内周面に倣った形状に構成され、定着ベルト61内周面に接触すると共に磁界発生装置85に定着ベルト61を介し対向して配置されている。発熱体63は、支持部材65のバネ部材65Bにより、支持部材本体65Aとは非接触で定着ベルト61を円筒形状に維持させつつ、非押圧で定着ベルト61の内周面に接して配置されている。発熱体63と定着ベルト61との間に、後述するように熱伝導性潤滑剤が備えられている。
発熱体63は、磁界発生装置85から発生する磁界の作用により電磁誘導されて発熱し、厚さが表皮深さを超え且つ磁性金属材料を含んで構成されている。発熱体63の形状は、厚さが表皮深さを超え(例えば、0.05〜1.0mm)、例えば、円筒の中心角の範囲(例えば、30°〜180°)に相当する部分を切り出した形状等が挙げられる。
ここで表皮深さδ(m)は、励磁回路の周波数f(Hz)と、比透磁率μrと、固有抵抗ρ(Ωm)により次式で表される。
δ=503(ρ/(f×μr))1/2
上式は、電磁誘導で使われる電磁波の吸収の深さを示し、これより深いところでは電磁波の強度は1/e以下になる。即ち、ほとんどのエネルギーはこの深さまで吸収されていること意味する。従って、表皮深さδ(m)以上であることで、磁界の作用により発熱すると共に、熱が発熱体内部に蓄熱され、温度低下が生じ難くなる。
発熱体63に含まれる磁性金属材料としては、例えばネオジウム(Nd)−鉄(Fe)−ボロン(B)を主成分とした希土類系の磁性金属材料、サマリウム(Sm)−コバルト(Co)を主成分とした磁性金属材料、アルミ(Al)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)を主成分としたアルニコ系の磁性金属材料、バリウム(Ba)又はストロンチウム(Sr)と酸化鉄(Fe)を主成分としたフェライト系の磁性金属材料、軟質磁性材料、酸化物軟質磁性材料、整磁合金等が挙げられる。
本実施の形態では、磁性金属材料としては、例えば、その比透磁率が100以上、望ましくは500以上の強磁性体が好ましい。
また、本実施の形態では、磁性金属材料としては、キューリー点を持つ感温磁性金属材料も適用することができる。このキューリー点は、定着ベルト61の設定温度以上、定着ベルト61の耐熱温度以下の範囲であることが好ましく、具体的には、例えば、170℃〜250℃であることが望ましく、より望ましくは190℃〜230℃である。感温磁性金属材料としては、例えば、Ni−Fe系、Ni−Cr−Fe系の整磁合金が挙げられる。
固定部材64は、定着ベルト61の軸方向に軸線を有する棒状部材で構成され、加圧ロール62から作用する押圧力に抵抗するものとなっている。定着ベルト61を介して加圧ロール62が固定部材64に押圧されることで、定着ベルト61はその内周面側に変形される。固定部材64の材料としては、加圧ロール62から押圧力を受けたときの支持部材65と組み合わせたときのたわみ量が0.5mm以下になる程度の材料であれば、特に制限はない。具体的には、例えば、シリコーンゴム等の弾性体、ガラス繊維入りPPS(ポリフェニレンサルファイド)、フェノール、ポリイミド、液晶ポリマー等の耐熱性樹脂等が挙げられる。
支持部材65は、支持部材本体65Aと、発熱体63を支持するためのバネ部材65Bとから構成されている。支持部材本体65Aは、例えば金属材料、樹脂材料等により構成することができる、また、支持部材本体65Aは、発熱体63が上記感温磁性材料で構成する場合、非磁性金属材料(例えば、銅、アルミ、銀等)で構成することが好ましい。バネ部材65Bは、発熱体63と支持部材本体65Aとの連結部材であり、発熱体63を直接支持する。バネ部材65Bは、発熱体63をその幅方向両端部にて連結されている。
また、バネ部材65Bは、例えば湾曲した板バネ(例えば、金属製)で構成される。このバネ部材65Bにより、発熱体63は、支持されると共に、定着ベルト61が偏心して回転して、定着ベルト61が半径方向へ変位しても、その変位に対して追従し、定着ベルト61の内周面に接触状態が維持される。
磁界発生装置85は、定着ベルト61の外周面に倣った形状に構成され、発熱体63と定着ベルト61を介して対向すると共に、定着ベルト61の外周面との間隙が例えば1〜3mmとなるように配置されている。また、磁界発生装置85には、複数回巻き回されている励磁コイル(磁界発生手段)851が、定着ベルト61の軸方向へ沿って配置されている。励磁コイル851には、励磁コイル851に交流電流を供給する励磁回路(図示せず)が接続されている。励磁コイル851の表面上には磁性体部材852が、長さ方向(定着ベルト61の軸方向)に沿って延在して配置されている。
磁界発生装置85の出力は、例えば、キューリー点未満での発熱体63を磁束(磁界)によって発熱させる範囲で行われる。具体的には、例えば、190〜230の範囲が挙げられる。なお、磁性発生装置85は、定着ベルト61の内周面側に定着ベルト61と離間して設けられもよい。この場合、発熱体63は定着ベルト61の外周面に接して設けられる。
(熱伝導性潤滑剤)
本実施の形態が適用される定着装置60は、定着ベルト61と発熱体63との間に熱伝導性潤滑剤を具備している。ここで、熱伝導性潤滑剤とは、定着操作の際に、定着ベルト61の温度低下が抑制されるように、発熱体63から定着ベルト61へ熱が移動する程度の熱伝導性を有し、且つ、回転する定着ベルト61とこれに接触する発熱体63との間の摺動性を向上させる潤滑剤である。
熱伝導性潤滑剤の熱伝導率は、通常、0.2W/m・K以上、好ましくは、0.25W/m・K以上、より好ましくは、0.3W/m・K以上である。但し、熱伝導性潤滑剤の熱伝導率は、通常、1.0W/m・K以下である。熱伝導性潤滑剤の熱伝導率が過度に小さいと、本来必要としている熱伝導性が得られない傾向がある。熱伝導性潤滑剤の熱伝導率が過度に大きい純金属フィラーを用いた場合は、溶質イオンの影響でベースオイルの粘度変化(ゲル化)発生の傾向がある。
定着装置60の定着ベルト61とこれに接して配置された発熱体63の間に熱伝導性潤滑剤を存在させると、熱伝導性が向上することにより加熱準備時間の短縮と連続コピー時の温度低下の減少が抑制されると共に、摺動性が改善されることにより、連続コピー可能速度を増大させることができる。
本実施の形態において、熱伝導性潤滑剤は、耐熱性オイルからなる基油と、これに配合する熱伝導性粉末とを含むものである。耐熱性オイルとしては、フッ素系オイル、変性フッ素系オイル、シリコーンオイル等が挙げられる。
フッ素系オイルとしては、例えば、パーフルオロポリエーテル(PFPE)系オイル、クロロトリフルオロエチレン(CTFE)系オイル、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)系オイル等が挙げられる。これらのフッ素系オイルは公知のオイルとして市販され、例えば、ダイキン株式会社製フッ素系潤滑剤デムナムS−65、ダイフロイル#50等が挙げられる。
変性フッ素系オイルとしては、例えば、フッ素置換アルキル変性シリコーンオイル等が挙げられる。
シリコーンオイルとしては、例えば、メチルフェニルシリコーンオイル、ジメチルシリコーンオイル、アミン変性シリコーンオイル等が挙げられる。
これらの中でも、フッ素系オイルが好ましい。
耐熱性オイルは、1種または2種以上を混合して使用することができる。
熱伝導性潤滑剤に配合する熱伝導性粉末としては、例えば、平均粒径50μm以下の金属化合物等が挙げられる。具体的には、アルミナ粉末、窒化アルミニウム粉末、窒化ホウ素粉末、窒化珪素粉末、粉砕石英粉末、酸化マグネシウム粉末、酸化亜鉛粉末、酸化錫粉末等が挙げられる。さらに、グラファイト系粉末、マイカ粉末等も使用することができる。
これらの中でも、アルミナ粉末、酸化マグネシウム粉末が好ましい。また、熱伝導性粉末の熱伝導率は、0.3W/m・K以上であることが好ましい。
熱伝導性粉末は、1種又は2種以上を混合して使用することができる。
尚、本実施の形態で使用する熱伝導性潤滑剤には、上述した耐熱性オイルと熱伝導性粉末以外に、他の添加物又は配合材を含むことができる。このような他の添加物又は配合材としては、例えば、安定剤、酸化防止剤、脂肪族系オイル、芳香族系オイル、充填材等が挙げられる。
本実施の形態で使用する熱伝導性潤滑剤における耐熱性オイルと熱伝導性粉末との割合は特に限定されないが、通常、耐熱性オイルに対し熱伝導性粉末が20重量%以上、好ましくは、25重量%以上、より好ましくは、30重量%以上の割合で含まれている。但し、熱伝導性粉末の割合は、通常、50重量%以下である。
熱伝導性潤滑剤における耐熱性オイルに対する熱伝導性粉末の割合が過度に少ないと、本来必要としている熱伝導性が得られない傾向がある。熱伝導性潤滑剤における耐熱性オイルに対する熱伝導性粉末の割合が過度に多いと、潤滑剤の粘度が過度に上昇する傾向がある。
本実施の形態において、熱伝導性潤滑剤は、発熱体63の定着ベルト61と接触する面に予め塗布した後、発熱体63の定着ベルト61を組み立てることが好ましい。また、熱伝導性潤滑剤を定着ベルト61の内周面に予め塗布した後、発熱体63の定着ベルト61を組み立てることもできる。
本実施の形態において、熱伝導性潤滑剤の使用量は、特に限定されないが、定着ベルト61の内周面の面積に対し、通常、5%〜50%、好ましくは、10%〜40%、より好ましくは、20%〜30%の範囲で使用される。
熱伝導性潤滑剤の使用量が過度に少ないと、潤滑性の確保が困難になる傾向がある。熱伝導性潤滑剤の使用量が過度に多いと、潤滑剤自身が熱伝導性を妨げる傾向がある。
次に、本実施の形態が適用される定着装置60の動作について説明する。
定着装置60では、画像形成装置100におけるトナー画像形成動作が開始されると、定着ベルト61と加圧ロール62とが離間した状態でモータ(図示せず)により駆動伝達部材(図示せず)が回転駆動され、これに伴い定着ベルト61が矢印D方向へ、例えば、周速200mm/secで回転駆動される。定着ベルト61の回転駆動がなされると共に、励磁回路(図示せず)から磁界発生装置85に含まれる励磁コイル851に交流電流が供給される。励磁コイル851に交流電流が供給されると、励磁コイル851の周囲に磁束(磁界)が生成消滅を繰り返す。この磁束(磁界)が発熱体63を横切るとき、その磁界の変化を妨げる磁界が生じるように、発熱体63に渦電流が発生し、発熱体63の表皮抵抗及び発熱体63を流れる電流の大きさに二乗に比例して発熱する。
ここで、定着ベルト61が非磁性金属材料を含む発熱層を有する場合、定着ベルト61は磁束(磁界)が貫通すると共に、磁束(磁界)の作用によって発熱層が発熱する。
発熱体63は、定着ベルト61の内周面に擦られながら定着ベルト61を加熱する。本実施の形態では、定着ベルト61の内周面と発熱体63の間に、熱伝導性潤滑剤が塗布されている。熱伝導性潤滑剤により定着ベルト61の摺動による抵抗が軽減されると共に、発熱体63の加熱により、定着ベルト61の温度低下が抑制される。これにより、定着ベルト61は、例えば、10秒程度で設定温度(例えば、150℃)まで加熱される。
次に、定着ベルト61に対し加圧ロール62を押圧した状態で、用紙が定着ベルト61と加圧ロール62との間の接触部に送り込まれ、発熱体63により加熱された定着ベルト61と加圧ロール62とによって加熱押圧される。そして、トナー画像が用紙の表面に溶融圧着され、用紙表面に定着される。
ここで、定着ベルト61及び加圧ロール62による定着の際、発熱体63は、厚みが表皮深さを超え且つ磁性金属材料を含んで構成されているので、発熱すると共に蓄熱する。そのため、定着ベルト61と加圧ロール62との間の接触部を通過する用紙により定着ベルト61の熱が消費されても、発熱体63が蓄熱部材として機能し、発熱体63から定着ベルト61への熱の移動が発生する。
また、例えば、定着ベルト61の定着領域幅(軸方向長さ)よりも小さいサイズの用紙を連続して定着すると、定着ベルト61における通紙部では熱が消費されるのに対し、非通紙部では熱の消費がなされない。このため、定着ベルト61の非通紙部では昇温する。
これに対し、発熱体63を感温磁性金属材料で構成すると、温度が上昇する定着ベルト61の非通紙領域と接する発熱体63領域も温度が上昇する。このとき、定着ベルト61の非通紙部の温度が、発熱体63を構成する感温磁性金属材料のキューリー点以上となると、発熱体63の定着ベルト61の非通紙部と接触する領域が非磁性化され、磁束(磁界)を貫通するようになる。このように磁束(磁界)が貫通した発熱体63の領域では、磁束(磁界)が乱れ渦電流の発生が抑制され発熱量の低下が生じる。
このとき、非磁性金属材料で構成された支持部材本体65Aが存在すると、磁束(磁界)が支持部材本体65Aに及び、支持部材本体65Aに渦電流が主に流れ、定着ベルト61に流れる渦電流がより抑制される。また、発熱体63を貫通した磁束(磁界)は、非磁性金属材料で構成された支持部材本体65Aにより導かれて磁界発生装置85に戻る。さらに、支持部材本体65Aは、発熱体63と非接触で設けられ、定着ベルト61の熱を伝達しない。
一方、定着ベルト61及び加圧ロール62による定着の際、定着ベルト61は、その内周面の形状に倣った形状の発熱体63に非押圧で接触されて、支持されつつ回転し、摺動抵抗を抑制しつつ、定着ベルト61内周面の凹凸等の吸収と電磁力(コイルから磁界を妨げる方向)を受け止め、円筒形状を維持して定着が行われる。
そして、用紙は、定着ベルト61と加圧ロール62との接触部から送り出されたとき、その剛性によって送り出された方向に直進しようとし、曲げ回される定着ベルト61から先端が剥離され、その用紙の先端と定着ベルト61との間に剥離部材70が入り込み、用紙を定着ベルト61表面から剥離する。
以下、実施例及び比較例に基づき本発明をより具体的に説明する。尚、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜実施例10、比較例1,2)
以下、図2に示す定着装置60を備えた画像形成装置100を使用し、連続通紙試験を行った。定着装置60の各部材は以下のものを用いた。
・定着ベルト61:金属層として直径30mm、幅360mm、厚さ55μmのステンレススチール(SUS304)基材と、その外周面に厚さ30μmのPFA層(PFA:テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体)とで構成されたベルト(耐熱温度250℃程度)を使用した。
・加圧ロール62:直径約30mm、幅350mm、直径20mmのステンレス製シャフトに、弾性層として肉厚5mmのシリコーンゴム(ゴム硬度30°:JIS−A)を被覆し、さらに、その上に肉厚30μmのPFAチューブを被覆した弾性体ロールを使用した。
・発熱体63:厚さ0.35mm、長さ310mm、直径30mmの円筒の中心角125°に相当する部分を切り出した形状をした湾曲板形状であり、比透磁率500の炭素鋼の強磁性体で構成された発熱体を使用した。この構成の発熱体の表皮深さは、0.1mm以下である。
・支持部材本体65A:アルミニウムからなる支持部材本体を使用した。
上記構成の定着装置60の定着ベルト61とこれに接して配置された発熱体63の間に、表1に記載した熱伝導性潤滑剤を塗布し、定着試験を行った。定着試験の条件は以下の通りである。
磁界発生装置85の出力1000W、設定温度185℃、プロセススピード210mm/s(可変)の条件で、サイズB5の用紙を用いた。用紙の給紙方向は、用紙の短手部分を先頭に給紙した。コピースピード毎分35枚(可変)、用紙坪量110gsmである。
画像の定着は、連続して500枚行った。その際に、室温から設定温度までの加熱準備時間(Warm−Up Time)、その後の通紙領域における連続コピー時の温度低下(℃)(初期は、用紙が定着ベルト61から熱を急激に奪うために温度が低下するが、発熱体63から熱エネルギーが定着ベルト61に供給されるために戻る)、連続コピー可能速度(枚/分)、その際の最大駆動トルク(摺動トルク)(N・m)を測定した。結果を表1に示す。
Figure 2010181491
表1に示す結果から、電磁誘導加熱方式を利用した定着装置において、定着装置60の定着ベルト61とこれに接して配置された発熱体63の間に耐熱性オイルと熱伝導性粉末を含む熱伝導性潤滑剤を存在させると(実施例1〜実施例10)、熱伝導性が向上することにより加熱準備時間の短縮と連続コピー時の温度低下の減少が抑制されると共に、摺動性が改善されることにより、連続コピー可能速度が増大することが分かる。
一方、熱伝導性粉末を含まない潤滑剤を用いた場合は(比較例1,2)、熱伝導性が向上しないことから、加熱準備時間の短縮と連続コピー時の温度低下の減少が見られず、さらに、連続コピー可能速度が増大しないことが分かる。
本実施の形態が適用される画像形成装置の概略構成図である。 本実施の形態が適用される定着装置の一例を説明する図である。
1Y,1M,1C,1K…画像形成ユニット、11…感光体ドラム、12…帯電器、13…レーザ露光器、14…現像器、15…中間転写ベルト、16…一次転写ロール、17…ドラムクリーナ、20…二次転写部、22…二次転写ロール、31…駆動ロール、40…制御部、50…用紙収容部、60…定着装置、61…定着ベルト(定着部材)、62…加圧ロール、63…発熱体、64…固定部材(圧力パッド)、65…支持部材、65A…支持部材本体、65B…バネ部材、70…剥離部材、71…剥離シート、72…支持部、85…磁界発生装置(電磁誘導加熱部材)、100…画像形成装置、621…芯材、622…弾性層、851…励磁コイル(磁界発生手段)、852…磁性体部材

Claims (8)

  1. 金属層を有する定着部材と、
    前記定着部材との間に押圧部を形成し回転駆動される加圧部材と、
    前記定着部材の前記金属層を発熱させる電磁誘導加熱部材と、
    前記電磁誘導加熱部材に対し前記定着部材を介して対向すると共に当該定着部材の内側に接触して配置され、磁界により発熱する発熱体と、を有し、
    前記定着部材と当該定着部材の内側に配置された前記発熱体との間に熱伝導性潤滑剤を具備することを特徴とする定着装置。
  2. 前記熱伝導性潤滑剤は、耐熱性オイルからなる基油と熱伝導性粉末を含むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記熱伝導性潤滑剤に含まれる耐熱性オイルは、フッ素系オイルを含むことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記熱伝導性潤滑剤の熱伝導率が0.2W/m・K以上であることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  5. 前記発熱体は、前記電磁誘導加熱部材により発熱する磁性金属材料を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. トナー像を形成する像形成部と、
    前記トナー像を記録材に転写する転写部と、
    前記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着部と、を備え、
    前記定着部は、
    磁界により発熱する金属層を有する定着部材と、
    前記定着部材との間に押圧部を形成し回転駆動される加圧部材と、
    磁界により発熱し、前記定着部材の内側に接触して配置され且つ当該定着部材との間に熱伝導性潤滑剤を具備する発熱体と、
    前記発熱体に対し前記定着部材を介して対向して配置され、交流電流により生じる磁界によって当該発熱体と当該定着部材を発熱させる電磁誘導加熱部材と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記発熱体が具備する熱伝導性潤滑剤は、基油に対し熱伝導性粉末20重量%〜60重量%を含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記定着部の前記発熱体は、非磁性金属材料から構成された支持部材により前記定着部の内側に配置されることを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。
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