JP2022050900A - 加熱装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022050900000001
【課題】発熱部材の過度の昇温を抑制することができる加熱装置及び画像処理装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の加熱装置は、ベルトと、発熱部材と、を持つ。ベルトは、筒状を有する。発熱部材は、前記ベルトの内側に設けられる。発熱部材は、前記ベルトの内周面に沿う円弧状に形成される。発熱部材は、前記ベルトの内周面に対して摺動可能に接する。前記ベルトのたわみ量をD、前記ベルトの内周面の曲率半径をA、前記発熱部材の外周面の曲率半径をBとしたとき、以下の式(1)及び(2)を満たす。
D≧10mm ・・・(1)
0.4mm≧A-B≧0mm ・・・(2)
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、加熱装置及び画像処理装置に関する。
画像処理装置は、ベルトの熱によりトナー(記録剤)をシートに定着させる加熱装置を備える。加熱装置は、ベルトを電磁誘導加熱方式により加熱する。加熱装置は、ベルトの発熱量の不足を補うため、ベルトの内周面に接する発熱部材を備える。発熱部材は、ベルトの内周面に沿う円弧状に形成される。発熱部材の寸法のバラツキによっては、ベルトと発熱部材との密着が十分でなく、発熱部材とベルトとの熱輸送が十分に行われず、発熱部材が過度に昇温する可能性がある。
特開2010-2797号公報
本発明が解決しようとする課題は、発熱部材の過度の昇温を抑制することができる加熱装置及び画像処理装置を提供することである。
実施形態の加熱装置は、ベルトと、発熱部材と、を持つ。ベルトは、筒状を有する。発熱部材は、前記ベルトの内側に設けられる。発熱部材は、前記ベルトの内周面に沿う円弧状に形成される。発熱部材は、前記ベルトの内周面に対して摺動可能に接する。前記ベルトのたわみ量をD、前記ベルトの内周面の曲率半径をA、前記発熱部材の外周面の曲率半径をBとしたとき、以下の式(1)及び(2)を満たす。
D≧10mm ・・・(1)
0.4mm≧A-B≧0mm ・・・(2)
実施形態の画像処理装置の模式図。 実施形態の加熱装置の模式図。 実施形態の発熱部材の模式図。 実施形態の発熱部材の幅寸法とベルトと発熱部材とのギャップとの関係を示す図。 実施形態のベルトと発熱部材とのギャップとサーモスタットの温度との関係を示す図。 実施形態のベルトの内径と発熱部材の外径との差とベルトと発熱部材との密着性との関係を示す図。 実施形態の発熱部材の幅寸法とサーモスタットの温度との関係を示す図。 実施例のベルトのたわみ量の測定方法の説明図。 実施例の内径30mmのベルトのたわみ量の測定結果を示す図。 実施例の内径40mmのベルトのたわみ量の測定結果を示す図。
以下、実施形態の加熱装置及び画像処理装置を、図面を参照して説明する。
図1は、第1実施形態の画像処理装置1の模式図である。
例えば、画像処理装置1は複合機(MFP:Multi-Function Peripheral)である。画像処理装置1は、用紙などのシート状の記録媒体(以下「シート」という。)上に形成された画像を読み取ってデジタルデータ(画像ファイル)を生成する。画像処理装置1は、デジタルデータに基づいて、トナーを用いてシート上に画像を形成する。
画像処理装置1は、表示部2、画像読取部3、シート供給部4、画像形成部5、シート反転部6及び制御部7を備える。
表示部2は、出力インターフェースとして動作し、文字や画像の表示を行う。表示部2は、入力インターフェースとしても動作し、ユーザから指示を受け付ける。例えば、表示部2は、タッチパネル式の液晶ディスプレイである。
例えば、画像読取部3は、カラースキャナである。カラースキャナには、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Devices)等がある。画像読取部3は、センサを用いて、シート上に形成されている画像を読み取り、デジタルデータを生成する。
シート供給部4は、画像出力に用いられるシートを画像形成部5に対して供給する。シート供給部4は、給紙カセット10と、ピックアップローラ11と、を備える。給紙カセット10は、シートPを収納する。ピックアップローラ11は、給紙カセット10からシートPを取り出す。
画像形成部5は、トナーを用いてシート上に画像を形成する。画像形成部5は、画像読取部3によって読み取られた画像データ又は外部機器から受信した画像データに基づいて画像を形成する。例えば、シート上に形成される画像は、ハードコピー、プリントアウト等と称される出力画像である。
画像形成部5は、中間転写体20、作像部21、一次転写ローラ22、二次転写部23及び加熱装置24を備える。
画像形成部5における転写には、第1転写工程及び第2転写工程がある。第1転写工程では、一次転写ローラ22は、各作像部21の感光体ドラム上のトナーによる画像(トナー像)を中間転写体20に転写する。第2転写工程では、二次転写部23は、中間転写体20上に積層された各色のトナーによって画像をシートに転写する。
中間転写体20は、無端状のベルトである。中間転写体20は、図1の矢印U方向に回転している。中間転写体20の表面にはトナーの画像が形成される。
作像部21は、各色(例えば5色)のトナーを用いて画像を形成する。作像部21は、中間転写体20に沿って複数設置されている。
一次転写ローラ22は、作像部21が形成したトナー像を中間転写体20に転写する。
二次転写部23は、二次転写ローラ25及び二次転写対向ローラ26を備える。二次転写部23は、中間転写体20上に形成されたトナー像をシートに転写する。
加熱装置24は、シート上に転写されたトナー像を、加熱及び加圧によってシートに定着させる。加熱装置24によって画像が形成されたシートは、排紙部8から装置外部に排出される。
シート反転部6は、加熱装置24の側方に配置される。シート反転部6は、シートの表裏を反転する。例えば、シートの表裏反転は、シートの表裏両面に対し画像を形成する場合に行われる。
制御部7は、画像処理装置1の各構成要素を制御する。
次に、加熱装置24について説明する。
図2は、実施形態の加熱装置24の模式図である。
図2に示すように、加熱装置24は、ベルト30、ベルト内部機構31、プレスローラ32及び誘導電流発生部33を備える。
ベルト30は、筒状のエンドレスベルトである。例えば、ベルト30の内径は35mm以上50mm以下の大きさに設定される。例えば、ベルト30は、基層上に、発熱部である発熱層(導電層)及び離型層を順次積層して形成される。例えば、基層は、ポリイミド樹脂(PI)により形成される。例えば、発熱層は、銅(Cu)等の非磁性金属により形成される。例えば、離型層は、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂(PFA)等のフッ素樹脂により形成される。なお、ベルト30は、発熱層を備えていれば、層構造を限定されない。
ベルト内部機構31は、ベルト30の内側に配置される。ベルト内部機構31は、発熱部材40、フレーム44、ニップパッド45、サーモスタット46、ホルダ47、第1付勢部材48及び第2付勢部材49を備える。
発熱部材40は、ベルト30の内周面に接する。発熱部材40は、ベルト30を挟んで誘導電流発生部33と対向する。発熱部材40は、磁性材料により形成される。例えば、発熱部材40は、発熱層よりも低いキュリー点の整磁合金により形成される。例えば、発熱部材40は、キュリー点が220℃~230℃である鉄、ニッケル合金等の整磁合金製の薄肉金属部材により形成される。
なお、発熱部材40は、鉄、ニッケル及びステンレス等の磁性特性を備える薄肉金属部材により形成されてもよい。発熱部材40は、磁性特性を備えれば、磁性粉末を含む樹脂等で形成されてもよい。発熱部材40は、磁性材料(フェライト)により形成されてもよい。
発熱部材40は、ベルト30の軸方向(以下「ベルト軸方向」という。)に長手を有する。発熱部材40は、ベルト30の内周面に沿って湾曲している。発熱部材40は、ベルト30の内周面に対して摺動可能に接する。発熱部材40は、湾曲部50、第1折り曲げ部51及び第2折り曲げ部52を備える。湾曲部50、第1折り曲げ部51及び第2折り曲げ部52は、同一の部材で一体に形成される。
湾曲部50は、ベルト30の内周面に沿う円弧状に形成される。湾曲部50は、ベルト30の内周面に接する。湾曲部50の曲率半径は、ベルト30の曲率半径よりも小さい。
湾曲部50の外周面には、窒化クロム及びダイヤモンドライクカーボン(DLC)等のメッキまたはコートが施されていてもよい。窒化クロム及びDLC等のメッキまたはコートを施すことによって、湾曲部50とベルト30との摺動性が向上する。
第1折り曲げ部51は、湾曲部50の周方向の第1端部55から内側に折り曲げられている。第1折り曲げ部51は、ベルト軸方向に複数設けられる。第1折り曲げ部51は、円環状の環状部57を有する。環状部57は、ベルト軸方向に沿う揺動軸(不図示)に支持される。発熱部材40は、揺動軸を中心に揺動可能とされる。
第2折り曲げ部52は、湾曲部50の周方向の第2端部56から内側に折り曲げられている。第2折り曲げ部52は、ベルト軸方向に複数設けられる。第2折り曲げ部52は、第1付勢部材48の第1端部に接続される。例えば、第1付勢部材48は、圧縮ばね等の弾性部材である。第1付勢部材48の第2端部は、ステイ59に接続される。ステイ59は、フレーム44に固定される。発熱部材40は、第1付勢部材48によってベルト30に対して押圧されている。
ニップパッド45は、ベルト30をプレスローラ32に対して押圧する。ニップパッド45は、フレーム44に固定される。ニップパッド45は、ベルト30とプレスローラ32との間にニップ65を形成する。ニップパッド45は、ニップ65を形成するニップ形成面66を有する。ニップ形成面66は、ベルト軸方向から見てベルト30の内側に向けて湾曲する。ニップ形成面66は、ベルト軸方向から見てプレスローラ32の外周面に沿って湾曲する。
例えば、ニップパッド45は、シリコンゴム及びフッ素ゴム等の弾性材料により形成される。ニップパッド45は、ポリイミド樹脂(PI)、ポリフェニレンサルファド樹脂(PPS)、ポリエーテルサルフォン樹脂(PES)、液晶ポリマ(LCP)及びフェノール樹脂(PF)等の耐熱性樹脂により形成されてもよい。
例えば、ベルト30とニップパッド45との間には、シート状の摩擦軽減部材(不図示)が配置される。例えば、摩擦軽減部材は、摺動性が良く耐摩耗性に優れるシート部材及び離型層等で形成される。摩擦軽減部材は、ベルト内部機構31に固定的に支持される。摩擦軽減部材は、走行するベルト30の内周面に摺接する。摩擦軽減部材は、潤滑性のある以下のシート部材により形成されてもよい。例えば、前記シート部材は、フッ素樹脂を含浸させたガラス繊維シートからなるものでもよい。例えば、摩擦軽減部材は、シリコンオイル等の潤滑油を含んでいてもよい。
サーモスタット46は、加熱装置24の安全装置として機能する。サーモスタット46は、発熱部材40の温度を検知する。サーモスタット46は、発熱部材40が異常発熱し、遮断閾値まで温度上昇したときに作動する。サーモスタット46の作動によって、誘導電流発生部33への電流が遮断される。誘導電流発生部33への電流が遮断されることによって、加熱装置24が異常発熱することを防止する。
サーモスタット46は、第2付勢部材49の第1端部に接続される。例えば、第2付勢部材49は、圧縮ばね等の弾性部材である。第2付勢部材49の第2端部は、ホルダ47に接続される。ホルダ47は、フレーム44に固定される。サーモスタット46は、第2付勢部材49によって発熱部材40に対して押圧されている。サーモスタット46は、第2付勢部材49の押圧によって発熱部材40の揺動に追従する。発熱部材40の揺動に追従することによって、サーモスタット46は常に発熱部材40に接する。
プレスローラ32は、不図示の加圧機構によりベルト30を加圧する。例えば、プレスローラ32は、芯金の周囲に耐熱性のシリコンスポンジ及びシリコンゴム層等を備える。例えば、プレスローラ32の表面には、離型層が配置される。離型層は、PFA樹脂等のフッ素系樹脂により形成される。
ベルト30及びプレスローラ32は、モータ等の駆動部(不図示)によって駆動される。プレスローラ32は、モータ駆動により矢印Q方向に回転する。ベルト30及びプレスローラ32の当接時において、ベルト30は、プレスローラ32に従動して、矢印R方向に回転する。ベルト30及びプレスローラ32の離反時において、ベルト30は、モータ駆動により、矢印R方向に回転する。
ベルト軸方向から見て、ベルト30の回転中心とプレスローラ32の回転中心とを通る仮想直線を第1直線Jとする。ベルト軸方向から見て、第1直線Jと直交しかつベルト30の回転中心を通る仮想直線を第2直線Kとする。ベルト軸方向から見て、発熱部材40は、第2直線Kよりも誘導電流発生部33側に配置される。
誘導電流発生部33は、ベルト30の外部に配置される。誘導電流発生部33は、ベルト30と対向する。誘導電流発生部33は、ベルト30を介して発熱部材40と対向する。誘導電流発生部33は、不図示のコイルを備える。コイルには、不図示のインバータ駆動回路から高周波電流が印加される。コイルに高周波電流を流すことによって、コイルの周囲には高周波磁界が発生する。高周波磁界の磁束によって、ベルト30が加熱される。
コイルが発生する磁束によって、発熱部材40とベルト30との間には磁束が発生する。発熱部材40とベルト30との間に発生した磁束によって、ベルト30が加熱される。発熱部材40は、キュリー点を超えると強磁性から常磁性に変化する。発熱部材40がキュリー点を超えると、発熱部材40と発熱層とを通る磁路を形成しなくなり、ベルト30の加熱をアシストしなくなる。発熱部材40を整磁合金で形成することによって、キュリー点を境に、低温時はベルト30の昇温を補助しつつ、高温時はベルト30の過度な昇温を抑制できる。
次に、発熱部材40について説明する。
図3は、実施形態の発熱部材40の模式図である。図3においては、発熱部材40の折り曲げ部51,52等の図示を省略する。図3に示すように、発熱部材40は、ベルト軸方向から見て円弧状の湾曲部50を有する。ベルト軸方向から見て、湾曲部50が半円弧状の場合、湾曲部50の円弧中心Cは、湾曲部50の周方向の両端部(第1端部55及び第2端部56)を含む同一面上に配置される。
ベルト軸方向から見て、発熱部材40の湾曲部50の周方向の両端部の最大幅を発熱部材の幅寸法Wとする。ベルト軸方向から見て、発熱部材の幅寸法Wと直交する発熱部材40の湾曲部50の最大高さを発熱部材の高さ寸法Hとする。
ベルト軸方向から見て、湾曲部50の円弧中心C、湾曲部50の周方向の両端部(第1端部55及び第2端部56)を通る仮想直線を第3直線Lとする。図2に示すように、ベルト軸方向から見て、第3直線Lは、第2直線Kに対して平行に配置される。ベルト軸方向から見て、第3直線Lは、第2直線Kよりも誘導電流発生部33側に配置される。ベルト軸方向から見て、湾曲部50の円弧中心Cは、第1直線J上に配置される。
上述の通り、誘導電流発生部33のコイルから発せられる磁束は、ベルト30の発熱層を発熱させ、発熱部材40と発熱層との間に磁路を形成し、さらに発熱部材40を自己発熱させる。発熱部材40とベルト30との間の熱輸送があれば、発熱部材40の温度はベルト30の温度よりも20℃程度高い温度で維持される。サーモスタット46はベルト軸方向の通紙領域に配置されることから、定着温度を160℃とするとサーモスタット46の検知温度は180℃程度となる。
しかし、ベルトと発熱部材との密着が十分でなく、発熱部材とベルトとの熱輸送が十分に行われず、発熱部材が過度に昇温する可能性がある。発熱部材が過度に昇温すると、サーモスタットの検知温度も過度に高くなってしまう。つまり、ベルトの温度に異常がないにもかかわらず、サーモスタットが動作してしまう、いわゆるサーモスタットの早切れが生じてしまう。
そこで、発熱部材の過度の昇温を抑制すべく、ベルトと発熱部材とを十分に密着させることが重要となる。ここで、ベルトと発熱部材との密着性を示す指標として、ベルトと発熱部材とのギャップを定義する。本願発明者は、鋭意研究の結果、ベルトと発熱部材とのギャップは、発熱部材の幅寸法と相関があることを見出した。
図4は、実施形態の発熱部材の幅寸法とベルトと発熱部材とのギャップとの関係を示す図である。図4において、横軸は発熱部材の幅寸法[mm]、縦軸はベルトと発熱部材とのギャップ[mm]をそれぞれ示す。図4に示すように、発熱部材の幅寸法が大きくなるに従ってベルトと発熱部材とのギャップが小さくなる関係が認められる。
ところで、発熱部材がベルトの内周面に沿う円弧状に形成される場合、発熱部材の寸法を管理する上で、理想的には発熱部材の輪郭度を測定することが好ましい。しかし、輪郭度の測定は、発熱部材の寸法を量産的に管理する上で極めて困難である。
そこで、本願では、発熱部材の幅寸法を測定することにより、発熱部材の寸法の量産管理を可能としている。例えば、発熱部材がプレス加工により成型される場合、プレス加工の金型寸法に対応するブランク寸法(製品寸法)は安定している。したがって、円弧状を有する発熱部材の寸法は、発熱部材の幅寸法を測定することにより量産管理可能である(図3に示す発熱部材の幅寸法W)。
本願発明者は、鋭意研究の結果、サーモスタットの温度は、発熱部材の幅寸法と相関があることを見出した。
図5は、実施形態のベルトと発熱部材とのギャップとサーモスタットの温度との関係を示す図である。図5において、横軸はサーモスタットの温度[℃]、縦軸はベルトと発熱部材とのギャップ[mm]をそれぞれ示す。図5に示すように、ベルトと発熱部材とのギャップが大きくなるとサーモスタットの温度が高くなる傾向が認められる。上述の通り、発熱部材の幅寸法が大きくなるに従ってベルトと発熱部材とのギャップが小さくなる関係がある(図4参照)。言い換えると、発熱部材の幅寸法が小さくなるとサーモスタットの温度が高くなる傾向があるといえる。
ところで、ベルトの内径とベルトの剛性とは相関がある。ベルトの剛性を定量化したものとしては、ベルトのたわみ量がある。ベルトの剛性が小さいということは、ベルトは外力により変形しやすいことを意味する。例えば、ベルトの内側から発熱部材を押圧していると、ベルトを回転させる外力、慣性力、内面摺動の反力などにより、ベルトの形状はいびつに変形しやすい。つまり、ベルトはきれいな円弧形状を保ちにくいとともに、発熱部材の円弧形状にも倣いにくい。結果として、回転時のベルトの形状が安定しないために、ベルトと発熱部材との密着性が悪くなり、ベルトと発熱部材との熱輸送も悪化してしまう。
図6は、実施形態のベルトの内径と発熱部材の外径との差とベルトと発熱部材との密着性との関係を示す図である。ここで、ベルトの内径は、ベルトを真円筒状としたときのベルトの内側の直径を意味する。発熱部材の外径は、発熱部材の湾曲部を半円弧状としたときの湾曲部の周方向の両端部の最大幅(発熱部材の幅寸法)を意味する。
ベルトと発熱部材との密着性の評価は、以下の通りに設定する。発熱部材の寸法がばらついてもサーモスタットの温度が目標値(図7に示す目標値T)を下回る場合(量産的に対応可能な場合)を「〇」とする。発熱部材の寸法のバラツキによってはサーモスタットの温度が目標値を超える場合(発熱部材の幅寸法の管理を行えばサーモスタットの温度が目標値を下回る場合)を「△」とする。図示はしないが、発熱部材の寸法のばらつきにかかわらずサーモスタットの温度が目標値を超える場合を「×」とする。例えば、内径40mmのベルトに対して外径39.2mmの発熱部材を設定した場合、基本的に密着性は「×」となるが、発熱部材の幅寸法の管理を行えば密着性は「△」となる。
図6に示すように、ベルトの内径と発熱部材の外径との差が0.6mm、0.7mmのとき、ベルトと発熱部材との密着性の評価は〇となることが認められる。一方、ベルトの内径と発熱部材の外径との差が0.8mmのとき、ベルトと発熱部材との密着性の評価は△となることが認められる。
図7は、実施形態の発熱部材の幅寸法とサーモスタットの温度との関係を示す図である。図7において、横軸は発熱部材の幅寸法[mm]、縦軸はサーモスタットの温度[℃]をそれぞれ示す。図7において、符号G1は内径40mmのベルトに対して外径39.6mmの発熱部材を設定したときの関係を示すグラフ、符号G2は内径40mmのベルトに対して外径39.2mmの発熱部材を設定したときの関係を示すグラフ、符号Tはサーモスタットの温度の目標値をそれぞれ示す。
図7に示すように、グラフG1及びグラフG2のいずれにおいても、発熱部材の幅寸法が大きくなるとサーモスタットの温度が低くなる傾向があると認められる。ベルトの内径が同一の条件で発熱部材の外径を大きくすることによって、サーモスタットの温度が低くなる傾向があると認められる。
図7において、グラフG1はベルトの内径と発熱部材の外径との差が0.4mmの場合、グラフG2はベルトの内径と発熱部材の外径との差が0.8mmの場合にそれぞれ相当する。グラフG1の場合は、グラフG2の場合よりもサーモスタットの温度が20℃程度低く、発熱部材の寸法がばらついてもサーモスタットの温度が目標値Tを下回る。一方、グラフG2の場合は、発熱部材の寸法のバラツキによってはサーモスタットの温度が目標値Tを超える可能性があるが、発熱部材の幅寸法の管理を行えばサーモスタットの温度が目標値Tを下回る。つまり、ベルトの内径と発熱部材の外径との差が0.7mm以下であれば、ベルトと発熱部材との密着性が良く(図6参照)、発熱部材の幅寸法にサーモスタットの温度が依存しにくくなる(図7参照)。
実施形態のベルト30及び発熱部材40は、以下の式(1)及び(2)を満たす。
D≧10mm ・・・(1)
0.4mm≧A-B≧0mm ・・・(2)
ここで、Dはベルトのたわみ量、Aはベルトの内周面の曲率半径、Bは発熱部材の外周面の曲率半径をそれぞれ意味する。具体的に、ベルトのたわみ量Dは、ベルト軸方向の長さが100mmのベルトに対してベルト軸方向の中央上部に200gの重りをのせたときのベルトのベルト軸方向端部の変位量を意味する。ベルトの内周面の曲率半径Aは、ベルトの内径の半分の値に相当する。発熱部材の外周面の曲率半径Bは、発熱部材の外径の半分の値に相当する。
なお、ベルトのたわみ量Dが10mm以上の場合は、ベルトの内径が35mm以上の場合に相当する。ベルトの内周面の曲率半径Aと発熱部材の外周面の曲率半径Bとの差(A-B)が0.4mmの場合は、ベルトの内径と発熱部材の外径との差が0.8mmの場合(図7に示すグラフG2)に相当する。
発熱部材40の寸法を変える場合、ベルト30の内周面に対する内接関係を維持することが好ましい。少なくとも上記の式(2)を満たす範囲で、ベルト軸方向から見て、発熱部材40の湾曲部50の円弧中心Cは、第1直線J上に配置されることが好ましい。すなわち、ベルトの内周面の曲率半径Aと発熱部材の外周面の曲率半径Bとの差(A-B)が0mmに近づくに従って、湾曲部50の円弧中心Cは第1直線J上を図2の紙面右側にずれてベルト30の中心(回転中心)に近づく。ベルト軸方向から見て、発熱部材40の湾曲部50の円弧中心Cが第1直線J上に配置されることにより、誘導電流発生部33に対する位置関係が維持されるため、必要な熱を得やすい。
実施形態のベルト30及び発熱部材40は、以下の式(3)を更に満たすことが好ましい。
0.35mm≧A-B ・・・(3)
なお、ベルトの内周面の曲率半径Aと発熱部材の外周面の曲率半径Bとの差(A-B)が0.35mmの場合は、ベルトの内径と発熱部材の外径との差が0.7mmの場合(図6参照)に相当する。
実施形態のベルト30及び発熱部材40は、上記の式(3)を更に満たすことに替えて、以下の式(4)及び(5)を更に満たしてもよい。
0.4mm≧A-B>0.35mm ・・・(4)
W>H ・・・(5)
ここで、Wは発熱部材の幅寸法、Hは発熱部材の高さ寸法をそれぞれ意味する(図3参照)。
なお、上記の式(4)におけるBは、板金のブランク寸法の理論値(プレス加工の金型寸法)とする。発熱部材の幅寸法Wが発熱部材の高さ寸法Hよりも大きい場合は、図3に示す半円弧状に相当する。
以上に説明されたように、実施形態の加熱装置24は、ベルト30と、発熱部材40と、を備える。ベルト30は、筒状を有する。発熱部材40は、ベルト30の内側に設けられる。発熱部材40は、ベルト30の内周面に沿う円弧状に形成される。発熱部材40は、ベルト30の内周面に対して摺動可能に接する。ベルト30のたわみ量をD、ベルト30の内周面の曲率半径をA、発熱部材40の外周面の曲率半径をBとしたとき、以下の式(1)及び(2)を満たす。
D≧10mm ・・・(1)
0.4mm≧A-B≧0mm ・・・(2)
以上の構成によって、以下の効果を奏する。
発熱部材40の寸法がばらついても、ベルト30と発熱部材40とを十分に密着させることができ、発熱部材40とベルト30との熱輸送を十分に行うことができる。したがって、発熱部材40の過度の昇温を抑制することができる。
加熱装置24は、以下の式(3)を更に満たすことが好ましい。
0.35mm≧A-B ・・・(3)
以上の構成によって、以下の効果を奏する。
ベルト30と発熱部材40とをより一層密着させることができ、発熱部材40とベルト30との熱輸送をより効果的に行うことができる。したがって、発熱部材40の過度の昇温をより効果的に抑制することができる。
加熱装置24は、上記の式(3)を更に満たすことに替えて、以下の式(4)及び(5)を更に満たしてもよい。
0.4mm≧A-B>0.35mm ・・・(4)
W>H ・・・(5)
以上の構成によって、以下の効果を奏する。
発熱部材の幅寸法Wの管理を行うことにより、発熱部材40の寸法がばらついても、ベルト30と発熱部材40とを十分に密着させることができ、発熱部材40とベルト30との熱輸送を十分に行うことができる。したがって、発熱部材40の過度の昇温を抑制することができる。
加熱装置24は、発熱部材40の内周面に接し発熱部材40の温度を検知するサーモスタット46を更に備えることで、以下の効果を奏する。
発熱部材40の過度の昇温を抑制することにより、サーモスタット46が早切れすることを抑制することができる。したがって、加熱装置24の安全装置としてサーモスタット46の動作を安定して行うことができる。
画像処理装置1は、前述された加熱装置24を備えることで、以下の効果を奏する。
加熱装置24は、発熱部材40の過度の昇温を抑制することができる。したがって、画像処理装置1は、画像品質を向上させることができる。
次に、実施形態の変形例について説明する。
実施形態の加熱装置は、以下の式(1)及び(2)を満たす。
D≧10mm ・・・(1)
0.4mm≧A-B≧0mm ・・・(2)
これに対して、加熱装置は、上記の式(2)に替えて、以下の式(6)を満たしてもよい。
0.98≦B/A≦1
ここで、B/Aは、ベルトの内周面の曲率半径Aに対する発熱部材の外周面の曲率半径Bの比を示す。
実施形態の発熱部材の湾曲部は、ベルト軸方向から見て半円弧状を有する。これに対して、発熱部材の湾曲部は、ベルト軸方向から見て半円弧状よりも周方向長さが小さい円弧状を有してもよい。または、発熱部材の湾曲部は、ベルト軸方向から見て半円弧状よりも周方向長さが大きい円弧状を有してもよい。例えば、発熱部材の湾曲部は、ベルトの内周面に沿う円弧状に形成されていればよい。
実施形態の画像処理装置は画像形成装置である。これに対して、画像処理装置は消色装置であってもよい。画像処理装置が消色装置である場合、加熱装置は、消色トナーによりシートに形成された画像を消色(消去)する処理を行う。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、ベルトのたわみ量をD、ベルトの内周面の曲率半径をA、発熱部材の外周面の曲率半径をBとしたとき、以下の式(1)及び(2)を満たす。
D≧10mm ・・・(1)
0.4mm≧A-B≧0mm ・・・(2)
以上の構成によって、以下の効果を奏する。
発熱部材の寸法がばらついても、ベルトと発熱部材とを十分に密着させることができ、発熱部材とベルトとの熱輸送を十分に行うことができる。したがって、発熱部材の過度の昇温を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例]
実施例は、円筒状のベルトを用いた。ベルトのベルト軸方向の長さは、100mmとした。ベルトは、内径30mmのベルト及び内径40mmのベルトの2種類を用いた。
[実験例]
実施例の内径30mmのベルト及び内径40mmのベルトのそれぞれにおいて、ベルトのたわみ量を測定した。ベルトのたわみ量の測定器は、ミツトヨ社製のハイトゲージを用いた。ベルトのたわみ量の測定サンプル数は、各内径において6個ずつとした。ベルトのたわみ量の測定位置は、ベルト軸方向両端部(図8に示すベルトの紙面左端上部Le及び紙面右端上部Reのそれぞれ)とした。
図8は、実施例のベルトのたわみ量の測定方法の説明図である。
ベルトのたわみ量の測定方法は、ベルトの初期位置(たわみ前の位置)を0とした。ここで、ベルトの初期位置は、ベルトに対してベルト軸方向の中央上部に200gの重りをのせる前の位置であって、ベルトが動かない程度(図8の矢印方向に回転しない程度)にベルトに対してベルト軸方向端部上部にハイトゲージの測定部をのせたときの軽負荷位置を意味する。
ベルトのたわみ量は、ベルトに対してベルト軸方向の中央上部に200gの重りをのせた後に測定した。ベルトのたわみ量の測定位置は、ベルトに対してベルト軸方向の中央上部に200gの重りをのせた後の位置であって、ベルトが動かない程度(図8の矢印方向に回転しない程度)にベルトに対してベルト軸方向端部上部にハイトゲージの測定部をのせたときの軽負荷位置とした。
図9は、実施例の内径30mmのベルトのたわみ量の測定結果を示す図である。
図9に示すように、内径30mmのベルトのたわみ量の平均値は6.2mmであることを確認できた。
図10は、実施例の内径40mmのベルトのたわみ量の測定結果を示す図である。
図10に示すように、内径40mmのベルトのたわみ量の平均値は14.4mmであることを確認できた。
以上より、ベルトの内径が大きくなると、ベルトのたわみ量が大きくなること(ベルトの剛性が低くなること)が分かった。なお、内径30mmのベルトのたわみ量と内径40mmのベルトのたわみ量との間の中央値は10mm程度であることから、ベルトのたわみ量が10mm以上の場合はベルトの内径が35mm以上の場合に相当すると推定できることが分かった。
1…画像処理装置、24…加熱装置、30…ベルト、40…発熱部材、46…サーモスタット、A…ベルトの内周面の曲率半径、B…発熱部材の外周面の曲率半径、D…ベルトのたわみ量、H…発熱部材の高さ寸法、W…発熱部材の幅寸法

Claims (5)

  1. 筒状のベルトと、
    前記ベルトの内側に設けられ、前記ベルトの内周面に沿う円弧状に形成され前記ベルトの内周面に対して摺動可能に接する発熱部材と、を備え、
    前記ベルトのたわみ量をD、前記ベルトの内周面の曲率半径をA、前記発熱部材の外周面の曲率半径をBとしたとき、以下の式(1)及び(2)を満たす
    加熱装置。
    D≧10mm ・・・(1)
    0.4mm≧A-B≧0mm ・・・(2)
  2. 以下の式(3)を更に満たす
    請求項1に記載の加熱装置。
    0.35mm≧A-B ・・・(3)
  3. 前記発熱部材の幅寸法をW、前記発熱部材の高さ寸法をHとしたとき、以下の式(4)及び(5)を更に満たす
    請求項1に記載の加熱装置。
    0.4mm≧A-B>0.35mm ・・・(4)
    W>H ・・・(5)
  4. 前記発熱部材の内周面に接し前記発熱部材の温度を検知するサーモスタットを更に備える
    請求項1から3のいずれか一項に記載の加熱装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の加熱装置を備える
    画像処理装置。
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