JP2007199286A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 立上時間短縮、非通紙部昇温防止。
【解決手段】 定着ベルトを用いた定着装置で、定着ベルトの内部に定着ローラと支持部材を有する。支持部材は移動可能なリブまたはコロを有し、定着ベルトの温度に応じてこのリブまたはコロの突出量を可変にすることで、定着ベルトと支持部材との接触状態をかえて、非通紙部昇温を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録材上にトナー画像を定着する定着装置、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を採用した画像形成装置において、未定着トナー画像を加熱溶融定着する定着装置として、種々の方式のものが提案されている。
このような定着装置の一つに、誘導加熱させた定着ベルトを用いたものが、例えば特許文献1に開示されている。
この定着装置は、2本のローラにより定着ベルトを支持しており、定着ベルトの外部に誘導加熱コイルを配置した構成である。ウォーミングアップタイムの短縮を目的としている。
また、特許文献2に開示されている定着装置は、誘導加熱源である誘導加熱コイルを、記録材の通路を介し定着ベルトに対向して配置している。記録材の加熱時間を長くすることを目的としている。
さらに、特許文献3に開示されている定着装置は、誘導加熱コイルを定着ベルトの外部に配置してあり、定着ベルトと発熱ローラを同時に加熱している。ベルトの温度分布を均一にしながらウォーミングアップタイムを短くすることを目的としている。
特開平1−144084号公報 特開平10−74004号公報 特開2003−215956号公報
しかしながら、上述の従来技術によると、次のような問題点がある。
特許文献1、2、3に開示されている定着装置はいずれもウォームアップを短縮するために定着部材に熱容量が小さいベルトが用いられている。定着ベルトは熱容量が小さい故に熱応答性が高く、短い時間で温度上昇させることが可能である。しかしこのことは一方で以下のような課題を生じることにつながる。画像形成動作が開始され記録材が定着装置に搬送されてくると、記録材の通紙領域においては記録材に熱が奪われるために定着ベルトの温度が低下する。この温度低下を回復させる為に定着ベルトを加熱すると、記録材が通紙されない領域においては定着ベルトの温度が低下していないにもかかわらず加熱が行われるため定着ベルトの温度が必要以上に上昇してしまう非通紙部昇温という問題が発生する。ここで定着ベルトは低熱容量のため温度の上昇率が極めて大きいため、従来の熱容量の大きい熱ロールを用いた定着装置に比べるとこの非通紙部昇温が大きくなりやすくなってしまう。この非通紙部昇温が大きくなると、記録材の搬送や安全面で様々な問題が生じてしまう。また小サイズの記録材を通紙した後、大サイズ紙を通紙すると、大サイズの通紙領域内では定着ベルトの温度に大きな差が生じている為、定着後画像が不均一になってしまうという画像面での問題も発生する。
そこで、本発明は、低熱容量の定着ベルトを用いることによりウォーミングアップタイムを短縮し、かつ非通紙部昇温を防止し上記課題を解消した定着装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
本出願に係る第1の発明によれば、上記目的は、少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体を有し、該支持体は該定着用エンドレスベルト当接面にリブを有し、該リブの高さが可変であることにより達成される。
本出願に係る第2の発明によれば、上記目的は第1の発明において、上記リブの高さが上記定着用エンドレスベルトの温度に応じて制御されることにより達成される。
本出願に係る第3の発明によれば上記目的は第1乃至第2の発明において、上記定着用エンドレスベルトの通紙域の温度を検出する第1温度検出手段と、上記エンドレスベルトの非通紙域の温度を検出する第2温度検出手段とを有し、該第1温度検出手段の出力値及び該第2温度検出手段の出力値に応じて非通紙域で該定着エンドレスベルトに接触する上記リブの高さが制御されることにより達成される。
本出願に係る第4の発明によれば上記目的は、第1乃至第3の発明において上記定着エンドレスベルトの温度が基準温度より高くなった場合に、上記リブの高さが基準値より低くなることにより達成される。
本出願に係る第5の発明によれば上記目的は、少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体を有し、該支持体は該定着用エンドレスベルト当接面に回転可能なコロを有し、該コロの高さが可変であることにより達成される。
本出願に係る第6の発明によれば上記目的は第5の発明において上記コロの高さが上記定着用エンドレスベルトの温度に応じて制御されることにより達成される。
本出願に係る第7の発明によれば上記目的は第5乃至第6の発明において上記定着用エンドレスベルトの通紙域の温度を検出する第1温度検出手段と、上記エンドレスベルトの非通紙域の温度を検出する第2温度検出手段とを有し、該第1温度検出手段及び該第2温度検出手段の出力値に応じて、非通紙域で該定着エンドレスベルトに接触する上記コロの高さが制御されることにより達成される。
本出願に係る第8の発明によれば上記目的は、第5乃至第7の発明において上記定着エンドレスベルトの温度が基準温度より高くなった場合に、上記コロの高さが基準値より低くなることにより達成される。
本出願に係る第9の発明によれば上記目的は、少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体と、該定着用エンドレスベルトの通紙域の温度を検出する第1温度検出手段と、上記エンドレスベルトの非通紙域の温度を検出する第2温度検出手段とを有し、該支持体は通紙域と非通紙域とにおいて熱伝導率の異なる複数の部材からなり、該第1温度検出手段及び該第2温度検出手段の検出値に応じて、該複数の支持体と該定着用エンドレスベルトとの接触状態が変動することにより達成される。
本出願に係る第10の発明によれば上記目的は、少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体を有し、該支持体は通紙域と非通紙域とにおいて熱伝導率の異なる複数の部材からなり、記録材のサイズまたは種類に応じて、該複数の支持体と該定着用エンドレスベルトとの接触状態が変動することにより達成される。
本出願に係る第11の発明によれば上記目的は、第9乃至第10の発明において非通紙域で上記定着用エンドレスベルトとに接触する上記支持体の熱伝導率が、通紙域で上記定着用エンドレスベルトに接触する上記支持体の熱伝導率よりも大きいことにより達成される。
本出願に係る第12の発明によれば上記目的は、第9乃至第11の発明において上記複数の支持体は、上記定着用エンドレスベルトとの接触面にリブもしくは回転可能なコロをそれぞれ有することにより達成される。
本出願に係る第13の発明によれば上記目的は、第9乃至第12の発明において上記リブもしくは上記コロと、上記定着用エンドレスベルトとの接触面積が、通紙域と非通紙域とで異なることにより達成される。
本出願に係る第14の発明によれば上記目的は、第1乃至第13の発明において上記定着用エンドレスベルトが電磁誘導加熱で加熱されることにより達成される。
本出願の第1の発明の効果として少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体を有し、該支持体は該定着用エンドレスベルト当接面にリブを有し、該リブの高さが可変であることにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。
本出願の第2の発明の効果として、上記第1の発明において、上記リブの高さが上記定着用エンドレスベルトの温度に応じて制御されることにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。
本出願の第3の発明の効果として、上記第1乃至第2の発明において、上記定着用エンドレスベルトの通紙域の温度を検出する第1温度検出手段と、上記エンドレスベルトの非通紙域の温度を検出する第2温度検出手段とを有し、該第1温度検出手段及び該第2温度検出手段の出力値に応じて、非通紙域で該定着エンドレスベルトに接触する上記リブの高さが制御されることにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。
本出願の第4の発明の効果として、上記第1乃至第3の発明において、上記定着エンドレスベルトの温度が基準温度より高くなった場合に、上記リブの高さが基準値より低くなることにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。
本出願の第5の発明の効果として、少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体を有し、該支持体は該定着用エンドレスベルト当接面に回転可能なコロを有し、該コロの高さが可変であることにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。また定着用エンドレスベルトのスリップも防止できる。
本出願の第6の発明の効果として、上記第5の発明において、上記コロの高さが上記定着用エンドレスベルトの温度に応じて制御されることにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。また定着用エンドレスベルトのスリップも防止できる。
本出願の第7の発明の効果として、上記第5乃至第6の発明において、上記定着用エンドレスベルトの通紙域の温度を検出する第1温度検出手段と、上記エンドレスベルトの非通紙域の温度を検出する第2温度検出手段とを有し、該第1温度検出手段及び第2温度検出手段の出力値に応じて、非通紙域で該定着エンドレスベルトに接触する上記コロの高さが制御されることにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。また定着用エンドレスベルトのスリップも防止できる。
本出願の第8の発明の効果として、上記第5乃至第7の発明において上記定着エンドレスベルトの温度が基準温度より高くなった場合に、上記コロの高さが基準値より低くなることにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。また定着用エンドレスベルトのスリップも防止できる。
本出願の第9の発明の効果として、少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体と、該定着用エンドレスベルトの通紙域の温度を検出する第1温度検出手段と、上記エンドレスベルトの非通紙域の温度を検出する第2温度検出手段とを有し、該支持体は通紙域と非通紙域とにおいて熱伝導率の異なる複数の部材からなり、該第1温度検出手段及び該第2温度検出手段の検出値に応じて、該複数の支持体と該定着用エンドレスベルトとの接触状態が変動することにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。
本出願の第10の発明の効果として、少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体を有し、該支持体は通紙域と非通紙域とにおいて熱伝導率の異なる複数の部材からなり、記録材のサイズまたは種類に応じて、該複数の支持体と該定着用エンドレスベルトとの接触状態が変動することにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。
本出願の第11の発明の効果として、上記第9乃至第10の発明において非通紙域で上記定着用エンドレスベルトとに接触する上記支持体の熱伝導率が、通紙域で上記定着用エンドレスベルトに接触する上記支持体の熱伝導率よりも大きいことにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。
本出願の第12の発明の効果として、上記第9乃至第11の発明において上記複数の支持体は、上記定着用エンドレスベルトとの接触面にリブもしくは回転可能なコロをそれぞれ有することにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。
本出願の第13の発明の効果として、上記第9乃至第12の発明において上記リブもしくは上記コロと、上記定着用エンドレスベルトとの接触面積が、通紙域と非通紙域とで異なることにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。
本出願の第14の発明の効果として、上記第1乃至第13の発明において上記定着用エンドレスベルトが電磁誘導加熱で加熱されることにより、ウォームアップを短縮できるとともに非通紙部昇温も防止することができる。
以下に、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施例は、本発明における最良の実施の形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
以下に本発明に係る定着装置を図面に則して詳しく説明する。画像形成装置の全体構成、機能についての詳しい説明は省略し、本発明の特徴部分である定着装置についてのみ説明する。
図1は本発明における定着装置の断面図、図2は本発明における支持部材の断面図、図3は本発明における支持部材の斜視図、図4は本発明におけるプレートの断面図である。
図1は本発明における定着装置の断面図である。
定着ベルト1は内径が34mmで電気鋳造法によって製造したニッケルを基層とし、基層の厚みは50μmである。基層の外周には弾性層として耐熱性シリコーンゴム層が100〜1000μmの範囲で選択可能であり、定着ベルトの熱容量を小さくしてウォーミングアップタイムを短縮し、かつカラー画像を定着するときに好適な定着画像を得ることを考慮して本実施例では300μmの厚みで設けられている。このシリコーンゴムは、JIS−A 20°の硬度を持ち、熱伝導率は0.8W/mKである。更に弾性層の外周には、表面離型層としてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が30μmの厚みで設けられる。基層の内面には、定着ベルト内包物との摺動摩擦を低下させるために、フッ素樹脂やポリイミドなどの樹脂層を10〜50μm設けても良い。本実施例では、ポリイミドを20μm設けた。また、定着ベルト内面が接する内包物が導電性の場合は、定着ベルト基層金属層に有効に誘導電流を流すために、定着ベルト内面には電気絶縁層が有ることが望ましい。なお、定着ベルト1はニッケルのほかに鉄合金や銅、銀など適宜選択可能である。また、樹脂基層にそれら金属を積層させるなどの構成でも良い。金属層の厚みは、後で説明する誘導加熱コイルに流す高周波電流の周波数と金属層の透磁率・導電率に応じて調整して良く、5〜200μm程度の間で設定する。
定着ベルト1は、ベルト支持部材2と定着ローラ3によって支持されている。
ベルト支持部材2は樹脂製であり本実施例ではPPS製である。ベルト支持部材2の断面図を図2に、斜視図を図3に示す。ベルト支持部材2は定着ベルト1に対して5kgfの張力を与えており、定着ベルト1の内面と接する部分にはリブ21が設けてある。ここでリブ21は図3に示すように、ベルト支持体2に空けられた溝穴に挿入されており、このリブ21は支持体2の表面からの突出量が可変になるように溝穴内で移動可能となっており、更には支持体2の内部でプレート9によって加圧され突出量が規定されている。このようなリブ21を設けることにより、ベルト支持部材2が定着ベルト1の内面と接触する面積を減らして、摩擦抵抗を減らすことができる。また、定着ベルト1の内面と接触する面積を減らして、加熱した定着ベルト1からの熱の伝導を減少させて効率よく定着ベルト1のみを高温に保つためでもある。さらに、定着ベルト1の内面との摩擦抵抗を減らすために図1に示したベルト支持部材カバー22を設けると良い。このベルト支持部材カバー22は、ベルト支持部材2の定着ベルト1の回転方向上流部分に固定されたガラス繊維製のクロスをフッ素樹脂でコーティングしたものや、凹凸を設けて接触面積を減らすよう工夫したポリイミドのシートなどを用いるとよい。本実施例では前者を採用している。
ここで図4に示すようにプレート9は樹脂または金属からなり、記録材のサイズにあわせた複数のプレートからなっており、付図示の稼動手段によってそれぞれのプレートがスライド可能となっている。このプレート9が図2において右方向にスライドすると、プレートの右端がリブ21に接触して右方向にリブを押し出す。このときプレート9の右側の形状は記録材のサイズに合わせて突出量が異なっている為、このプレート9によって押し出されるリブの突出量も記録材のサイズに応じて変更することができる。その結果選択するプレート形状によってリブの突出量が長手方向で異なることになる。リブの突出量が異なるということは、ベルト支持部材2と定着ベルト1との接触状態が異なるということに繋がる。前述したようにリブの突出量が小さく、定着ベルト1とベルト支持部材2との接触面積が大きい箇所は定着ベルト1の熱量がベルト支持部材2に移行していくため、接触した定着ベルト部の温度は低くなる。一方リブの突出量が大きく、定着ベルト1とベルト支持部材2との接触面積が小さい箇所は、定着ベルト1の熱量はベルト支持部材2に移行しにくいので定着ベルト1の温度は小さくなりにくい。このようにリブの突出量を可変にすることで定着ベルト1の温度を部分的に変更することが可能となる。
定着ローラ3は、外径が20mmで、長手方向中央部の径が16mmで両端部の径が14mmである鉄合金製の芯金に、熱伝導率を小さくして定着ベルト1からの熱伝導を少なくするためにシリコーンゴムスポンジ層が設けてある。長手方向中央部での定着ローラ3の硬度はASK-C硬度計で約60度である。芯金にテーパー形状をつけているのは、加圧した時に定着ローラ3が撓んでも加圧ローラ4との圧接部の幅が長手方向にわたって均一にするためである。また、定着ベルト1の回転は、定着ローラ3を図示しないモーターによって駆動し、定着ローラ3のシリコーンゴムスポンジ表面と定着ベルト1の内面ポリイミド層との摩擦によって定着ベルト1は回転する。ベルト支持部材カバー22によってベルト支持部材2と定着ベルト1との摺動摩擦が小さくなるので、定着ベルト1のスリップ無く安定して定着ベルト1を回転させることが出来る。
加圧ローラ4は、外径が20mmで長手方向中央部の径が16mmで両端部の径が14mmである鉄合金製の芯金に、シリコーンゴム層が設けてある。表面は、離型層としてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が30μmの厚みで設けられる。加圧ローラ4の長手方向中央部における硬度は、ASKER−C 70°である。芯金にテーパー形状をつけているのは、定着ローラ3と同様の理由で、加圧した時に加圧ローラ4が撓んでも定着ローラ3との圧接部の幅が長手方向にわたって均一にするためである。加圧ローラ4の弾性層がシリコーンゴムスポンジではなくシリコーンゴムを用いたのは、定着ローラ3より加圧ローラ4の硬度を固くして、定着ベルト1と加圧ローラ4との圧接部において、定着ベルト1を大きく変形させて、トナー画像が形成された記録材の定着ベルト1からの剥離を容易にするためである。加圧ローラ4は定着ベルト1に対して、20kgfで加圧され、定着ベルト1と加圧ローラ4との圧接部の回転方向の幅は、約10mmである。
定着ベルト1の加熱源としての誘導加熱コイル5は、誘導加熱コイル5はによって発生した磁界が定着ベルト1の金属層以外に漏れないように磁性体コア6で覆われており、更に電気絶縁性の樹脂によって、誘導加熱コイル5と磁性体コア6は一体でモールドされている。定着ベルト1と誘導加熱コイル5は0.5mmのモールドにより電気絶縁の状態を保ち、定着ベルト1と誘導加熱コイル5との間隔は1.5mm(モールド表面と定着ベルト表面の距離は1.0mm)で一定であり、定着ベルト1は均一に加熱される。誘導加熱コイル5は、記録材Pの通紙幅方向(記録材Pの搬送方向に直交する方向)に沿っての長さが、画像形成に供される最大通紙幅の記録材Pのその通紙幅よりも長くなるように形成されている。上述の誘導加熱コイル5には、20〜50kHzの高周波電流が流されて、定着ベルト1の金属層が誘導発熱し、定着ベルト1の目標温度である170℃で一定になるように、温度センサ7の検出値に基づいて高周波電流の周波数を変化させて誘導加熱コイル5に入力する電力を制御して温度調節される。定着ローラ3のシリコーンゴムスポンジ層は最も薄いところでも2mmあり、誘導加熱コイル5によって芯金が発熱することはほとんどないので、本実施例では効率よく定着ベルト1のみを加熱することが出来る。温度センサ7は、ベルト支持体2の通紙域に取り付けられており、定着ベルト1の内面の誘導加熱コイル5による発熱量が最も高い位置に接触しており、その部分の温度を検出している。定着ベルト1に金属層が発熱するので、本実施例のように温度センサ7を配置すれば、極めて正確に、かつ応答速度早く定着ベルト1の温度を検出可能である。なお、定着ベルト1の発熱量が最も高い位置は、図1で2つに分割して図示してある励磁コイル5の回転方向それぞれの部分の中央部である(温度センサ7が図示してある位置、もう一方は定着ローラ3によってその位置を占められている)。また温度センサ7とベルト回転方向に対して同等の位置で、非通紙域に温度センサ8が温度センサ7と同様に定着ベルト1に接触して、ベルトの非通紙域の温度を検出している。
誘導加熱コイル5が、高温になる定着ベルト1の外部に配置されることで、励磁コイル5の温度が高温になりにくいので、安価な耐熱グレードのコイル材を使用できるといったメリットがある。また、誘導加熱コイル5が高温にならないので、電気抵抗も上昇せず高周波電流を流してもジュール発熱による損失を軽減するメリットもある。
定着ベルト1は、少なくとも画像形成実行時には、駆動手段(不図示)によって定着ローラ3が回転駆動されることで、図1の矢印Xの向きに所定の周速度、すなわち画像転写部側(転写ドラム5a側)から搬送されてくる、未定着トナー画像を担持した記録材Pの搬送速度とほぼ同一の周速度でシワなく回転駆動される。本実施例の場合、定着ベルト1の表面回転速度が、160mm/secで回転し、フルカラーの画像を1分間にA4サイズ40枚定着することが可能である。
また、定着ベルト1が所定の定着温度に立ち上がって温調された状態において、圧接部における定着ベルト1と加圧ローラ4との間に、未定着トナー画像Tを有する記録材Pがそのトナー画像担持面側を定着ベルト1側に向けて導入されて圧接部において定着ベルト1の外周面に密着し、定着ベルト1と一緒に圧接部を挟持搬送されていくことにより、主に定着ベルト1の熱が付与され、また圧接部の加圧力を受けて未定着トナー画像Tが記録材Pの表面に熱圧定着される。圧接部を通った記録材Pは定着ベルト1の外周面から定着ベルト1の表面が圧接部の出口部分の変形によって自己分離されて定着装置外へ搬送される。
ここで本実施例の特徴であるプレート9とリブ21の動作について詳細に説明する。
まず通常のスタンバイ状態においては、図4に示したAのプレートがリブ21に接触した状態となる。このプレートAは長手方向に均一であるため、リブ21の突出量は支持部材2の長手方向で均一となる。すなわち定着ベルト1のから支持部材2への伝熱量は長手方向で均一となり、定着ベルト1の長手方向での温度ムラは小さくなる。次に画像形成が行われて連続して定着装置に通紙が行われた場合を説明する。まず画像形成初期はスタンバイ状態でリブ21に接触しているプレートAが、そのままリブ21に接触してリブの突出量は長手方向で均一のままとなっている。この状態で記録材が順次搬送されてくると、通紙域の温度が低下してくる。これを温度センサ7が検知すると定着ベルト1の加熱手段がONとなり定着ベルト1の加熱が行われる。ここで非通紙域においては定着ベルト1は温度低下していないにも関わらず加熱されるため定着ベルト1の温度が上昇していく。このとき非通紙域の定着ベルト1の温度は温度センサ8で検出されている。ここで温度センサ8の検出値が基準値を超えると、プレートAから他の形状のプレートに切替動作が行われる。すなわち図4おいて突出幅が通紙サイズに近いプレートB〜Dが選択され、このプレートが図2において右方向に移動しリブ21に接触する。その状態で今までリブ21に接触していたプレートAが図2において左側に移動してリブ21から離間する。するとリブ21に接触するのは、通紙サイズに近い幅の突出域を持つプレートであるので、リブ21の突出量も通紙域と非通紙域で異なることになる。つまり通紙域においてはリブ21の突出量はプレートAが接触していた場合と変わらず、非通紙域のリブ21の突出量がプレートAが接触していた場合と比べ小さくなる。この結果非通紙域に置いては定着ベルト1と支持部材2との接触面積が大きくなる為、定着ベルト1から支持部材2への熱の移動量が大きくなり、定着ベルト1の非通紙域の温度上昇を押さえることができる。このとき支持部材2の中にヒートパイプ等を配置しておくと非通紙域で支持部材2に伝達された熱を他の箇所ですばやく拡散でき、より効果的となる。
更には温度センサを定着ベルト1の長手方向に多数配置しておけば、更に細かく温度検出ができるので、温度上昇の具合にしたがって接触するプレートを順次切りかえていくことでより効果的に温度上昇を防止することが可能となる。
また、通紙域において定着ベルト1から記録材への伝熱量が加熱手段による定着ベルト1への供給熱量より小さい場合は通紙域の定着ベルト1の温度は除々に回復していくが、ここで定着ベルト1の温度が通紙域の方が非通紙域より多くなった場合は再びプレートAが接触するように切り替えればよい。
この非通紙部昇温の抑制の度合いは用いる部材の材質や厚さ、通紙の状況によってかわるため、一概には言えないが少なくともリブの高さが一定の場合より温度上昇は抑制する事ができる。一例として本実施例では上述した図1乃至図4に示した構成で、且つ支持体2内にヒートパイプを用いた場合の結果を図5、図6に示す。
定着スピードは160mm/secで、A4サイズの紙を縦方向送りで30枚/1分の間隔で100枚通紙をおこなった。通紙中は定着装置へ800Wの電力供給を行った。また温度制御は通紙域の温度センサ7を180℃でON/OFFし、また温度センサ7と非通紙域の温度を検出する温度センサ8との温度差が20℃以上を検出した場合、A4縦送り幅でリブが当接するプレート9がリブ21に当接するように制御した。又リブ21の突出量は最大で3mmとした。
図5はプレートA固定のままの結果、図6は本実施例の結果である。グラフの横軸は定着ベルト1の長手方向の温度分布を表している。本実施例においてはリブの高さが一定のものは非通紙域の温度が220℃まで上昇しているのに対して、リブの高さを変更したものについては195℃に抑制することができた。これはヒートパイプの効果も合わせた結果である。
以上のように記録材のサイズに応じてリブ21の突出量を変更することで非通紙部昇温を抑制することが可能となる。
また、非通紙部昇温対策のため定着ベルト1の表面に放熱ローラ等を当接させることも考えられるが、本発明のように定着ベルト1の表面には当接物を用いることなく、内面の部材の当接状態を可変とすることで、定着ベルト1の表面にダメージを与えることは無く、又放熱ローラ等を定着ベルト1の表面に当接させるような手段に比べると、放熱ローラ汚れによる画像不良といった問題を発生させることはないため、非常に有効な手段となる。
本実施例は図7に示すように、実施例1で用いたリブ21の変わりに先端に回転可能なコロ23を用いたものである。図7は本実施例の支持部材の断面図である。コロ部材10は先端に樹脂または金属からなる回転可能なコロ101とコロ支持部材102からなる。本実施例はこのコロ部材10を実施例1と同様に支持部材2の溝穴部に挿入したもので、動作は実施例1と同様に行えば同様の効果を得ることができる。
更に本実施例においては実施例1に比べ、定着ベルト1に接触する部分が固定のリブから回転可能なコロに変わった為、定着ベルト1への摩擦力を低減することができるので、ベルトの摺動性が向上し、スリップ等の問題が発生しにくくなるため、より性能が向上する。
本実施例を図8を用いて説明する。図8は第3の実施例の支持部材の斜視図である。
本実施例は定着ベルト1に接触するコロを支持する支持部材を複数に分割したものである。
図8において支持部材11は樹脂等の熱伝導率の低い材料からなり、通常定着ベルト1はこの支持部材11に接触して支持されている。支持部材12は可動式で通常は定着ベルト1には接触しないようになっており、ある条件下で位置が移動し、定着ベルト1の主に非通紙域近辺で定着ベルト1に接触するようになっている。支持部材12は金属などの熱伝導率が支持部材11より大きい材質となっている。またそれぞれの支持部材の定着ベルト1との接触面には回転可能なコロ13が配備されている。熱伝導率が支持部12の方が大きいということにより接触した場合定着ベルト1からの熱の移動量は支持部材12の方が大きいということになる。支持部材12が接触した箇所においては定着ベルト1から多くの熱量が支持部材12に移動し、支持部材12は熱伝導率が大きいため、移動した熱量は順次支持部材内面に拡散していきやすい。したがって支持部材12と定着ベルト1との接触面に滞留する熱量は支持部材11が接触する箇所に比べると少なくなる為、定着ベルト1から指示部材に移動する熱量は支持部材の熱伝導率が大きい方が大きくなる。
このような支持部材11、12を用いた場合の画像形成動作を説明する。
図8において通常は支持部材11が定着ベルト1に接し、支持部材12は定着ベルト1と接しない状態となっている。このような状態で本体電源が投入されると実施例1と同様に加熱動作がおこなわれ、画像形成可能状態となる。次に、定着ベルト1の幅に近い大サイズ紙の画像形成の場合は、支持部材11がそのまま定着ベルト1に接触し画像形性が行われる。一方、定着ベルト1に幅に対して幅の狭い小サイズ紙の画像形成の場合は定着ベルトの非通紙域が大きくなるため、非通紙部昇温が発生する。これを防止する為、予め支持部材11に加え支持部材12を定着ベルト1に接触するように移動を行う。
その結果定着ベルト1の通紙領域においては支持部材11が接触し、非通紙領域については支持部材11及び支持部材12が接触する。このことにより非通紙領域においては通紙領域に比べ定着ベルト1からの熱移動量が大きくなる。すなわち支持部材11の接触する通紙域と、支持部材12が接触する非通紙域においては非通域のほうが定着ベルト1から多く熱量を奪っていくことになる。従って支持部材12が接触した場合の方が接触しない場合に比べて、小サイズの画像形成時の非通紙部の昇温を小さくすることができる。
ここで支持部材12に配置されているコロ121の接触幅を支持部材11に配置されているコロ111の幅より大きくしたり、コロ121の材質をころ111の材質より熱伝導率の大きな材質にすることでより効果を大きくすることができる。また支持部材12の内部にヒートパイプ等の熱拡散手段を設けることにより、支持部材12に移動した熱量を他の箇所へ寸時に拡散することができ、より効果的となる。
実施例1の定着装置の断面図 実施例1の支持部材の断面図 実施例1の支持部材の斜視図 実施例1の支持部材加圧プレートの上視図 実施例1の比較例 実施例1の結果 実施例2の支持部材の断面図 実施例3の支持部材の斜視図
符号の説明
1 定着用エンドレスベルト
2 支持部材
21 リブ
22 支持部材カバー
3 定着ローラ
4 加圧ローラ
5 励磁コイル
6 磁性体コア
7 通紙域温度センサ
8 非通紙域温度センサ
9 加圧用プレート
10 コロ部材
101 コロ
102 コロ支持部材
11 支持部材
111 コロ
12 支持部材
121 コロ

Claims (15)

  1. 少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体を有し、該支持体は該定着用エンドレスベルト当接面にリブを有し、該リブの高さが可変であることを特徴とする定着装置。
  2. 上記リブの高さが上記定着用エンドレスベルトの温度に応じて制御されることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  3. 上記定着用エンドレスベルトの通紙域の温度を検出する第1温度検出手段と、上記エンドレスベルトの非通紙域の温度を検出する第2温度検出手段とを有し、該第1温度検出手段及び該第2温度検出手段の出力値に応じて、非通紙域で該定着エンドレスベルトに接触する上記リブの高さが制御されることを特徴とする請求項1乃至2に記載の定着装置。
  4. 上記定着エンドレスベルトの温度が基準温度より高くなった場合に、上記リブの高さが基準値より低くなることを特徴とする請求項1乃至3に記載の定着装置。
  5. 少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体を有し、該支持体は該定着用エンドレスベルト当接面に回転可能なコロを有し、該コロの高さが可変であることを特徴とする定着装置。
  6. 上記コロの高さが上記定着用エンドレスベルトの温度に応じて制御されることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 上記定着用エンドレスベルトの通紙域の温度を検出する第1温度検出手段と、上記エンドレスベルトの非通紙域の温度を検出する第2温度検出手段とを有し、該第1温度検出手段及び該第2温度検出手段の出力値に応じて非通紙域で該定着エンドレスベルトに接触する上記コロの高さが制御されることを特徴とする請求項5乃至6に記載の定着装置。
  8. 上記定着エンドレスベルトの温度が基準温度より高くなった場合に、上記コロの高さが基準値より低くなることを特徴とする請求項5乃至7に記載の定着装置。
  9. 少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体と、該定着用エンドレスベルトの通紙域の温度を検出する第1温度検出手段と、上記エンドレスベルトの非通紙域の温度を検出する第2温度検出手段とを有し、該支持体は通紙域と非通紙域とにおいて熱伝導率の異なる複数の部材からなり、該第1温度検出手段及び該第2温度検出手段の検出値に応じて、該複数の支持体と該定着用エンドレスベルトとの接触状態が変動することを特徴とする定着装置。
  10. 少なくとも定着用エンドレスベルトと該定着用エンドレスベルトに圧接し記録剤を狭持搬送する加圧手段によって、熱と圧力を加えることによって記録材上の未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、該定着用エンドレスベルトを内部から支持する支持体を有し、該支持体は通紙域と非通紙域とにおいて熱伝導率の異なる複数の部材からなり、記録材のサイズまたは種類に応じて、該複数の支持体と該定着用エンドレスベルトとの接触状態が変動することを特徴とする定着装置。
  11. 非通紙域で上記定着用エンドレスベルトとに接触する上記支持体の熱伝導率が、通紙域で上記定着用エンドレスベルトに接触する上記支持体の熱伝導率よりも大きいことを特徴とする請求項9乃至10に記載の定着装置。
  12. 上記複数の支持体は、上記定着用エンドレスベルトとの接触面にリブもしくは回転可能なコロをそれぞれ有することを特徴とする請求項9乃至11に記載の定着装置。
  13. 上記リブもしくは上記コロと、上記定着用エンドレスベルトとの接触面積が、通紙域と非通紙域とで異なることを特徴とする請求項12に記載の定着装置。
  14. 上記定着用エンドレスベルトが電磁誘導加熱で加熱されることを特徴とする請求項1乃至13に記載の定着装置。
  15. 請求項1乃至14に記載の定着装置を用いた画像形成置。
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