JP2010175728A - 立体画像表示装置と立体画像表示装置の基板接着方法 - Google Patents

立体画像表示装置と立体画像表示装置の基板接着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】狭額縁化を図った立体画像表示装置とその立体画像表示装置における基板の接着方法を提供することを目的とする。
【解決手段】基体と、基体よりも小さい寸法であり基体の一主面において基体の端辺より内側に配置されたレンズアレイシートと、を有するレンズアレイユニットと、レンズアレイユニットのレンズアレイシートに接するように配置された表示ユニットと、レンズアレイシートの端面、基体の表示ユニットと対向する面、及び、表示ユニットのレンズアレイユニットと対向する面によって囲まれた間隙領域からはみ出すように配置されレンズアレイユニットと表示ユニットとを接合するシール材と、を備えたことを特徴とする立体画像表示装置。
【選択図】図1A

Description

本発明はシール材を備えた立体画像表示装置とその立体画像表示装置における基板の接着方法に関する。
立体画像表示装置の立体画像を表示する方式には様々なものがある。その中には、半円筒形の形状をしたレンズを並べた構造のレンズアレイシートを有するレンズアレイユニットを表示領域に備え、観察者の左右の眼それぞれに異なる画像を写すという、両眼視差を利用する方式がある。特許文献1はこの両眼視差を利用する立体画像表示装置を開示している。
この立体画像表示装置は、表示ユニットと、光線制御素子であるレンズアレイユニットとを備えて構成されている。レンズアレイユニットと表示ユニットとは、周辺部において、レンズアレイ層が表示ユニットの表面に接することなく、スペーサを介して接着剤によって固定されている。 レンズアレイユニットと表示ユニットとを貼り合わせる接着剤は、塗布された後にレンズアレイユニットと表示ユニットとを貼り合わせる際に広がるため、この広がり分だけ余裕を確保する必要がある。したがって、立体画像表示装置の狭額縁化を実現しにくいという問題がある。
特開2008−89906号公報
本発明は、狭額縁化を図った立体画像表示装置及び立体画像表示装置の基板接着方法を提供することを目的とする。
この発明の第1態様によれば、基体と、前記基体よりも小さい寸法であり、前記基体の一主面において前記基体の端辺より内側に配置されたレンズアレイシートと、を有するレンズアレイユニットと、前記レンズアレイユニットの前記レンズアレイシートに接するように配置された表示ユニットと、前記レンズアレイシートの端面、前記基体の前記表示ユニットと対向する面、及び、前記表示ユニットの前記レンズアレイユニットと対向する面によって囲まれた間隙領域からはみ出すように配置され、前記レンズアレイユニットと前記表示ユニットとを接合するシール材と、を備えたことを特徴とする立体画像表示装置が提供される。
この発明の第2態様によれば、レンズアレイユニットの基体の一主面に、前記基体よりも寸法が小さいレンズアレイシートを、前記基体の端辺より内側に配置し、前記レンズアレイユニットの前記レンズアレイシートに接するように表示ユニットを配置し、前記レンズアレイシートの端面、前記基体の前記表示ユニットと対向する面、及び、前記表示ユニットの前記レンズアレイユニットと対向する面によって囲まれた間隙領域にシール材を塗布し、前記シール材を硬化して前記レンズアレイユニットと前記表示ユニットとを接着するようにした立体画像表示装置の基板接着方法が提供される。
本発明によれば、狭額縁化を図った立体画像表示装置及び立体画像表示装置の基板接着方法を提供することができる。
図1Aは、本発明の第1の実施の形態を表す立体画像表示装置の断面図である。 図1Bは、本発明の第1の実施の形態のシール材を切断した状態を表す立体画像表示装置の断面図である。 図2は、図1Aに示した立体画像表示装置の表示ユニットの構成を表す平面図である。 図3は、図1A及び図1Bに示した立体画像表示装置のレンズアレイユニットを表す斜視図である。 図4は、本発明の第2の実施の形態を表す立体画像表示装置の断面図である。 図5は、本発明の第3の実施の形態を表す立体画像表示装置の立体画像表示装置のレンズアレイユニット側から見た平面図である。 図6は、本発明の第4の実施の形態を表す立体画像表示装置の立体画像表示装置のレンズアレイユニット側から見た平面図である。
(第1の実施の形態)
以下、この発明の実施の形態に係る表示装置について図面を参照して説明する。図1Aは本発明の第1の実施の形態を表す立体画像表示装置の断面図である。図1Bは本発明の第1の実施の形態のシール材を切断した状態を表す立体画像表示装置の断面図である。
この表示ユニット10は、液晶表示パネル、プラズマ表示パネル、有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示パネル、電界放出型表示パネルなどのパネルを備えており、特に、パネルの種類は問わない。この実施の形態においては、特に、表示ユニット10として液晶表示パネルを適用した例について説明する。
尚、この発明の具体的な実施の形態の詳細を説明するに先立って、液晶表示パネル(表示ユニット)10を、図1A、図1B及び図2を用いて説明する。液晶表示パネル10はアレイ基板11及び対向基板12間に液晶層13を、図2には示していないが図1A及び図1Bに示したシール材14を使って保持した構造であり、画像を表示する表示エリアDAを備えている。
アレイ基板11は、例えばガラス基板等の光透過性を有する絶縁基板を用いて形成されている。このアレイ基板11は、絶縁基板上において、各画素PXに駆動信号を供給する配線部を備えている。この配線部は画素PXの行方向に沿って配置されたm本の走査線Y(Y1〜Ym)及びm本の補助容量線C(C1〜Cm)、画素PXの列方向に沿って配置されたn本の信号線X(X1〜Xn)、画素PX毎に配置されたスイッチング素子SW、そしてさらに各スイッチング素子SWに接続された画素電極PEなどを備えている。走査線Yのそれぞれは、駆動信号(走査信号)を供給するゲートドライバYDに接続されている。信号線Xのそれぞれは、駆動信号(映像信号)を供給するソースドライバXDに接続されている。
対向基板12は、例えばガラス基板等の光透過性を有する絶縁基板を用いて形成されている。この対向基板12は、絶縁基板上において、複数の画素電極PEに対向して配置された対向電極CEなどを備えている。
これらのアレイ基板11及び対向基板12は、画素電極PEと対向電極CEを対向させた状態で配設され、これらの間にセルギャップを形成する。液晶層13はこのセルギャップに封止された液晶組成物によって形成されている。そして、表示エリアDAに対応してアレイ基板11の外面に偏光板を含む第1光学素子OD1が配置され、また、対向基板12の外面にも同様に偏光板を含む第2光学素子OD2が配置されている。
レンズアレイユニット20は、図3に示すように、略矩形平板状の基体202と、基体202上に配置されたレンズアレイシート201と、を備えている。レンズアレイシート201は、基体202よりも小さい寸法である。レンズアレイシート201は、基体202の四方の端辺202Aより内側に配置されている。レンズアレイシート201は、半円筒状のシリンドリカルレンズが一方向に複数並んだものである。
図1A及び図1Bに示すように、レンズアレイシート201は、接着層203を介して基体202に接着されている。表示ユニット10は、レンズアレイシート201に接しながらレンズアレイユニット20とシール材30を使って接着される。レンズアレイユニット20と表示ユニット10とを接着するには樹脂製のシール材30が用いられている。このシール材30は、レンズアレイシート201を包囲するように、表示ユニット10及びレンズアレイユニット20を四方の側面に渡って、一つながりの略矩形の枠状に設けられる。つまり、シール材30は、表示ユニット10及びレンズアレイユニット20の接着面の、外側面に近い縁のごく狭い領域に設けられている。シール材30の端部は、図1Bに示すように、表示ユニット10の端面10T及び基体202の端面202Tに揃うか、図1Aに示すように、表示ユニット10の端面10T及び基体202の端面202Tから若干はみ出すようになっている。特に、図1Aに示した例では、シール材30の一部は、表示ユニット10の端面10T及び基体202の端面202Tの一部を覆っている。
このような立体画像表示装置の基板接着方法、すなわち、レンズアレイユニット20と表示ユニット10を接着する方法について説明する。まず、表示ユニット10とレンズアレイユニット20を接する状態で保持する。このとき表示ユニット10、及び、レンズアレイユニット20は主面を水平に保持されても良いし垂直に保持されても良い。続いて、表示ユニット10の端面10T、基体202の端面202Tから、レンズアレイユニット20の基体202と表示ユニット10の第2基板12との間隙領域GRに樹脂製のシール材30を入り込ませるように、シール材30を収納したディスペンサーを使って塗布する。このときシール材30が塗布面から垂れ落ちてしまう場合には、シール材30を塗布する側面を水平方向上側に向けて保持するのが良い。
上述のレンズアレイユニット20の基体202と表示ユニット10の第2基板12との間隙領域GRとは、レンズアレイユニット20を表示ユニット10に接するように保持したとき、レンズアレイシート201がレンズアレイユニット20の基体202よりも小さいことによってレンズアレイシート201の周囲に形成される領域をいう。より具体的には、レンズアレイシート201の端面201T、基体202の表示ユニット10と対向する面202S、及び、表示ユニット10(第2基板12)のレンズアレイユニット20と対向する面10Sによって囲まれた領域が間隙領域GRに相当する。レンズアレイシート201の端面201Tが基体202の四方の端辺202Aより内側に配置されているため、レンズアレイシート201から露出した基体202の表示ユニット10と対向する面202Sは、略矩形の枠状に設けられる。したがって、間隙領域GRは、略矩形の枠状に設けられる。シール材30は、このような枠状の間隙領域GRに配置される。なお、レンズアレイシート201の厚さが0.5mm程度である場合、この間隙領域GRの高さすなわち、基体202の表示ユニット10と対向する面202Sから表示ユニット10(第2基板12)のレンズアレイユニット20と対向する面10Sまでの距離も0.5mm程度となる。
なお、図1Aに示すように、シール材30の断面の表示ユニット10に平行な方向の長さをシール材30の幅Wとする。このようにしてシール材30を塗布すると、シール材30は塗布した位置に留まる。つまり、シール材30を塗布した後に加圧して表示ユニット10とレンズアレイユニット20とを接着する手法と比較して、シール材30が広がる恐れが少ないので、塗布するシール材30の量は従来の方法で塗布するシール材30の量よりも少なくすることができる。本実施の形態においてはシール材の幅Wはおよそ2mm以下である。
シール材30の材料としては、この実施例においてはレンズアレイユニット20と表示ユニット10とを希望の位置で保持したままずれが生じないうちに接着できる光硬化性の樹脂を使用することが望ましい。
なお、表示ユニット10の第1基板11と第2基板12を接着し、液晶層13を包囲するシール材14も光硬化性、特に紫外領域の波長の光によって硬化される樹脂が採用される場合がある。レンズアレイユニット20と表示ユニット10とを接着するシール材30はこれと同じものでも良く、また異なるものでも良い。表示ユニット10の第1基板11と第2基板12とを接着するシール材14は液晶層13の液晶材料と接する恐れがあるため、液晶表示パネル10の表示特性に及ぼす悪影響を考慮して材料を選択する必要がある。しかしレンズアレイユニット20と表示ユニット10とを接着するシール材30はそれを考慮する必要がない。シール材30の粘性によってはレンズアレイシート201と表示ユニット10の第2基板12との間に流れ込んでしまうため、この場合には、そのような恐れのない材料を選ぶ必要がある。
続いてシール材30を光照射により硬化する。これにより、表示ユニット10とレンズアレイユニット20とが接合される。その後、図1Bのようにレンズアレイユニット20や表示ユニット10の側面で硬化したシール材30の表示ユニット10の端面10T、基体202の端面202Tから外方に突出する部分をレーザー等により切断する。
上述した本実施の形態は、従来の方法によるよりもシール材30の量を少なくすることができ、また、シール材30の広がりが小さいので従来のシール材30の幅Wを小さくできる。つまり、本実施の形態によれば、狭額縁化を図った立体画像表示装置を提供することができる。加えて、表示ユニット10の端面10T、基体202の端面202Tより外側のシール材30を取り去ることにより更なる立体画像表示装置の狭額縁化に貢献する。この額縁の幅を狭くすることは生産効率を改善するのにも役立つ。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について図4を使って説明する。図4は本発明の第2の実施の形態を表す立体画像表示装置の断面図である。この実施の形態は、レンズアレイユニット20と表示ユニット10とを接着するシール材30と、レンズアレイシート201との間に突起部31、32を設けること以外は第1の実施の形態と同じなので、同じ部分の説明は省略する。
この実施の形態においては、シール材30が塗布後に額縁の幅方向に広がってレンズアレイシート201に侵入するのを防ぐために、シール材30が配置される間隙領域GRにおいて、シール材30を留めようとする位置とレンズアレイシート201との間に突起部31、32を備えた立体画像表示装置である。突起部31は表示ユニット10のレンズアレイユニット20と対向する面10S上に、レンズアレイシート201と対向する領域を包囲するように略矩形を描くよう枠状に設けられている。一方、突起部32はレンズアレイユニット20の基体202の表示ユニット10と対向する面202S上に、レンズアレイシート201を包囲するように略矩形を描くよう枠状に設けられている。
この突起部31、32は樹脂製であり、例えば光硬化性樹脂によって形成されている。表示ユニット10の第1基板11と第2基板12とを貼り合せるシール材30やレンズアレイユニット20と表示ユニット10とを接着するシール材30と同じ材料を使用すると製造作業を容易にすることができる。
突起部31、32を形成する工程、及び、レンズアレイユニット20と表示ユニット10とを貼り合せる工程は以下のようである。表示ユニット10とレンズアレイユニット20とを接着した時に、表示ユニット10のレンズアレイシート201と対向する領域の周囲(あるいは第2光学素子OD2を囲む領域)に、ディスペンサーを使って略矩形の枠状に光硬化性樹脂を塗布する。一方、レンズアレイユニット20にも、レンズアレイシート201に接しないように、レンズアレイシート201の周りに光硬化性樹脂を略矩形の枠状にディスペンサーを使って塗布する。そして、レンズアレイユニット20と表示ユニット10に塗布された樹脂を硬化させて突起部31、32を形成する。
続いてレンズアレイユニット20と表示ユニット10とを、レンズアレイユニット20が表示ユニット10の対向基板12の一主面に接するようにして所定の位置に保持する。次いで、レンズアレイユニット20及び表示ユニット10を光効果性樹脂のシール材30で接着する。この表示ユニット10、レンズアレイユニット20を接着する方法は第1の実施例における方法と同じで、シール材30を表示ユニット10の端面10T、基体202の端面202Tから間隙領域GRに入り込ませるようにして塗布し、光照射して硬化する。
上述した実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、狭額縁化を図った立体画像表示装置を提供することができる。
さらに、第2の実施の形態において、突起部31、32を設けることにより、シール材30の粘性が低いものであってもシール材30がレンズアレイシート201に侵入するのを防ぐので、表示エリアDAがシール材30によって汚染されることが無く、立体表示特性に悪影響を及ぼさない。なお、本実施の形態においては突起部31、32をレンズアレイユニット20及び表示ユニット10に設けることとしたが、シール材30がレンズアレイシート201への浸入を防ぐことができるならは、どちらか一方にのみ設けることもできる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について図5を使って説明する。図5は本発明の第3の実施の形態を表す立体画像表示装置のレンズアレイユニット側から見た平面図である。この実施の形態は、レンズアレイユニット20及び表示ユニット10を接着するシール材30を塗布する位置以外は第1の実施の形態と同じであるので、同一部分の説明は省略する。
この実施の形態においては、シール材30を、レンズアレイユニット20、及び、表示ユニット10の接着面に、断続的に設けている。換言すれば、シール材30が表示ユニット10、レンズアレイユニット20の対向する面における外周に沿って破線状に設けられている。
このレンズアレイユニット20と表示ユニット10との接着の方法については、第1の実施の形態と同様に、レンズアレイユニット20及び表示ユニット10を、レンズアレイユニット20のレンズアレイシート202が表示ユニットの対向基板12と接するようにして保持し、両ユニットの側面からシール材30を塗布する。ただし、このとき、シール材30を破線状に塗布する。
そして、基体202の端面202Tと表示ユニット10の端面10Tから外方にはみ出したシール材30は、レーザーなどで切断して除去する。
上述した実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、狭額縁化を図った立体画像表示装置を提供することができる。
さらに、この実施の形態は、シール材30の使用量が少なくても所定の接着強度が確保できる場合に有用である。
さらに、この実施の形態によっても、シール材30がレンズアレイシート201に侵入するおそれが少なくなる。なお、本実施の形態においては突起部31、32を設けていないが、シール材30の粘性によってレンズアレイシート201にシール材30が浸入するおそれがあるならば、シール材30を塗布する部分に沿って、シール材30を設ける部分とレンズアレイシート201との間に突起部31、32を設けても良い。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態について図6を使って説明する。図6は本発明の第4の実施の形態を表す立体画像表示装置のレンズアレイユニット側から見た平面図である。この実施の形態は、レンズアレイユニット20及び表示ユニット10を接着するシール材30を塗布する位置以外は第1の実施の形態と同じであるので、同一部分の説明は省略する。
この実施の形態においては、レンズアレイユニット20及び表示ユニット10の対向する一対の側面にシール材30を塗布している。
この立体画像表示装置のレンズアレイユニット20と表示ユニット10との接着方法は、第1実施の形態と同様に、レンズアレイユニット20と表示ユニット10を所定の位置で、且つレンズアレイユニット20のレンズアレイシート201が表示ユニット10の対向基板12に接するようにして保持する。続いて対向させたレンズアレイユニット20と表示ユニット10の接着面の、対向する一対の辺に沿って側面からシール材30を塗布する。略矩形のレンズアレイユニット20の基体202及び表示ユニット10の第2基板12の一対の長辺若しくは一対の短辺のどちらに塗布しても良いが、長辺に塗布する方が接着面積が広くなるため接着強度を高めることができるため、この実施の形態においては長辺に塗布することとする。
そして表示ユニット10の端面10Tと基体202の端面202Tから外方にはみ出したシール材30を、レーザーで切断する。
上述した実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、狭額縁化を図った立体画像表示装置を提供することができる。
なお、本実施の形態においては突起部31、32を設けていないが、シール材30の粘性によってレンズアレイシート201にシール材30が浸入するおそれがあるならば、シール材30を塗布する辺のシール材30を設ける部分とレンズアレイシート201の間に突起部31、32を設けても良い。
この実施の形態は、第3の実施の形態と同様、シール材30を基体202及び第2基板12の対向する一対の端辺に沿って設けるのみで接着強度が十分である時に有効である。
なお、シール材30のパターンは上述のものに限られず、表示ユニット10とレンズアレイユニット20とを貼り合わせることができれば他のパターンでも良い。
10 表示ユニット
11 第1基板
12 第二基板
13 液晶層
14 シール材
20 レンズアレイユニット
30 シール材
31 突起部
32 突起部
201 レンズアレイシート
202 基体
203 接着層
GR 間隙領域
DA 表示エリア
OD1 第1光学素子
OD2 第2光学素子

Claims (6)

  1. 基体と、前記基体よりも小さい寸法であり、前記基体の一主面において前記基体の端辺より内側に配置されたレンズアレイシートと、を有するレンズアレイユニットと、
    前記レンズアレイユニットの前記レンズアレイシートに接するように配置された表示ユニットと、
    前記レンズアレイシートの端面、前記基体の前記表示ユニットと対向する面、及び、前記表示ユニットの前記レンズアレイユニットと対向する面によって囲まれた間隙領域からはみ出すように配置され、前記レンズアレイユニットと前記表示ユニットとを接合するシール材と、
    を備えたことを特徴とする立体画像表示装置。
  2. 前記間隙領域内のシール材の内側に突起部を備えることを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示装置。
  3. 前記シール材が前記間隙領域内に間隔を置いて配置されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の立体画像表示装置。
  4. 基体と、前記基体よりも小さい寸法であり、前記基体の一主面において前記基体の端辺より内側に配置されたレンズアレイシートと、を有するレンズアレイユニットと、
    前記レンズアレイユニットの前記レンズアレイシートに接するように配置された表示ユニットと、
    前記レンズアレイシートの端面、前記基体の前記表示ユニットと対向する面、及び、前記表示ユニットの前記レンズアレイユニットと対向する面によって囲まれた間隙領域に配置され、前記レンズアレイユニット及び前記表示ユニットの側面と同一平面をなし、前記レンズアレイユニットと前記表示ユニットとを接合するシール材と、
    を備えたことを特徴とする立体画像表示装置。
  5. レンズアレイユニットの基体の一主面に、前記基体よりも寸法が小さいレンズアレイシートを、前記基体の端辺より内側に配置し、
    前記レンズアレイユニットの前記レンズアレイシートに接するように表示ユニットを配置し、
    前記レンズアレイシートの端面、前記基体の前記表示ユニットと対向する面、及び、前記表示ユニットの前記レンズアレイユニットと対向する面によって囲まれた間隙領域にシール材を塗布し、
    前記シール材を硬化して前記レンズアレイユニットと前記表示ユニットとを接着するようにした立体画像表示装置の基板接着方法。
  6. 前記硬化したシール材のうち、前記レンズアレイユニット及び前記表示ユニットからはみ出したシール材を除去するようにした請求項5に記載の立体画像表示装置の基板接着方法。
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