JP2010175338A - 質量分析法に用いられる試料ターゲットおよびその製造方法、並びに当該試料ターゲットを用いた質量分析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レーザー光の照射により試料をイオン化して質量分析するときに、試料を保持するために用いられ、レーザー光の照射を受ける表面に開口する複数の細孔が繰り返し形成されている試料保持面を備えている試料ターゲットであって、上記試料保持面の表面が金属および/または半導体で被覆され、当該金属および/または半導体で被覆された試料保持面の表面がさらに表面処理剤で被覆されており、隣接する各細孔の間隔が1nm以上30μm未満であり、金属および/または半導体で被覆される前において、当該細孔の細孔径が8nm以上5μm未満であり、当該表面処理剤で被覆された試料保持面における液滴の接触角は60°以上180°未満である。
【選択図】図8
Description
を行うことが好ましい。
本発明にかかる試料ターゲットは、レーザー光の照射によって試料をイオン化して質量分析を行うレーザー脱離イオン化質量分析装置に用いられ、分析対象となる試料を載せる言わば試料台としての機能を果たすものである。
本発明にかかる試料ターゲットの試料保持面は、レーザー光の照射を受ける表面に開口する複数の細孔が繰り返し形成されている試料保持面を備えている試料ターゲットであって、隣接する各細孔の間隔が1nm以上30μm未満、金属および/または半導体で被覆される前における当該細孔の細孔径が8nm以上5μm未満となっている。かかる表面を試料保持面として用い、当該試料保持面の表面を、金属および/または半導体で被覆することにより、分子量が大きい物質のイオン化が可能となる。
本発明にかかる試料ターゲットの試料保持面では、該試料保持面の表面が、金属および/または半導体で被覆されている。これにより、イオン化性能を著しく向上させることができ、分子量が大きい物質のイオン化が可能となる。
本発明にかかる試料ターゲットの試料保持面では、金属および/または半導体で被覆された試料保持面の表面がさらに表面処理剤で被覆されており、当該表面処理剤で被覆された試料保持面における液滴の接触角は60°以上180°未満である。これにより、イオン化性能を著しく向上させることができ、amolオーダーの試料量においても再現性良く質量分析を行うことが可能となる。
CF3(CF2)n(O(CF2)m)l(O(CF2)p)q(CH2)r−Si−(OR)3 ・・・(1)
(一般式(1)中、n、m、l、p、q、およびrは1以上の整数を示し、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示す。)
で表される化合物を挙げることができる。
一実施形態において、本発明にかかる試料ターゲットは、上記表面処理剤で被覆された試料保持面の表面処理剤がパターニング処理によって一部除去されていてもよい。ここで、パターニング処理とは、試料保持面の表面処理剤を局所的に除去する処理であれば特に限定されるものではない。例えば、表面処理剤で被覆された試料保持面にマスクを置いて、プラズマ処理等を行うことにより、マスク開口部に対応した部分の表面処理剤を局所的に除去することができる。
試料保持面の材質は、上記形状を有するものであれば特に限定されるものではなく、例えば、合成高分子などの樹脂、セラミックス等を挙げることができる。導電性を有しない材質であっても金属および/または半導体で被覆することによりイオン化の効率を向上させることができる。
本発明にかかる試料ターゲットの製造方法は、上記試料ターゲットの製造方法であって、当該試料保持面の表面を金属および/または半導体で被覆する被覆工程と、当該被覆工程で被覆された試料保持面の表面をさらに表面処理剤で被覆する表面処理工程と、を含み、当該表面処理工程で被覆された試料保持面における液滴の接触角は60°以上180°未満である。以下に被覆工程、および表面処理工程について説明する。
上記被覆工程は、上記試料保持面の表面を、被覆できる方法であれば特に限定されるものではなく、従来公知の方法を用いることができる。かかる方法としては、例えば、スパッタリング、化学気相成長法(CVD)、真空蒸着法、無電解メッキ法、電解メッキ法、塗布法、貴金属ワニス法、有機金属薄膜法、ゾルゲル法等を挙げることができる。これらの方法を用いて、細孔の内面を含む試料保持面全体に金属および/または半導体を被覆させるか、または、細孔の内面に、金属および/または半導体で被覆されていない部分が存在するように金属および/または半導体を被覆させればよい。
上記表面処理工程は、上記試料保持面の表面を、被覆できる方法であれば特に限定されるものではなく、従来公知の方法を用いることができる。かかる方法としては、例えば、ディップコーティング法、スピンコーティング法、蒸着法、または化学気相成長法(CVD)等を挙げることができる。
上記被覆工程で金属および/または半導体を被覆する試料保持面を製造する方法としては、上記(I)で説明した試料保持面を製造することができる方法であれば特に限定されるものではない。中でも、かかる試料保持面の製造方法としては、例えば、ポーラスアルミナを用いる方法、微細な細孔が繰り返し形成された凹凸構造を有する第一構造物を鋳型として用い、鋳型として用いた第一構造物と同一の凹凸構造を有する他の材質からなる試料保持面を製造する方法等を好適に用いることができる。
ここで、ポーラスアルミナは、アルミニウムまたはその合金を陽極酸化することにより製造してもよいし、市販されているポーラスアルミナを用いてもよい。
微細な細孔が繰り返し形成された凹凸構造を有する第一構造物を鋳型として用い、鋳型として用いた第一構造物と同一の凹凸構造を有する他の材質からなる試料保持面を製造する方法としては、微細構造体を鋳型に用いて、その構造を別の物質に転写する「ナノインプリント」法であれば、特に限定されるものではなく、どのような方法を用いてもよい。近年、ナノテクノロジーの分野において、DNAチップ、半導体のデバイス、化学反応のための微小な容器などを作製するために、1nmから数十μmの単位で作製された微細構造体を鋳型に用いて、その構造を別の物質に転写する「ナノインプリント」法が種々開発されており、これらの従来公知の方法を好適に用いることができる。
一実施形態において、本発明にかかる試料ターゲットの製造方法は、上記被覆工程の後、且つ上記表面処理工程の前に、上記金属および/または半導体で被覆された試料保持面の有機物を除去するクリーニング処理工程をさらに含んでいてもよい。
一実施形態において、本発明にかかる試料ターゲットの製造方法は、上記被覆工程の後に、さらに、上記細孔の内面の、金属および/または半導体で被覆されていない部分をエッチング処理して、当該部分の細孔径を拡大するエッチング処理工程を含んでいてもよい。
一実施形態において、本発明にかかる試料ターゲットの製造方法は、上記表面処理工程の後に、さらに、0.1〜5mm2の範囲内で上記試料保持面に被覆された表面処理剤を除去するパターニング処理工程を含んでいてもよい。
本発明の試料ターゲットは、生体高分子や内分泌撹乱物質、合成高分子、金属錯体などの様々な物質の質量分析を行う場合に測定対象となる試料を載置するための言わば試料台として使用することができる。また、上記試料ターゲットは、特にレーザー脱離イオン化質量分析において用いられた場合に、試料のイオン化を効率的かつ安定的に行うことができるため有用である。
<表面処理剤で被覆された試料ターゲットの作製と評価>
〔1.試料ターゲットの作製〕
純度99.99%のアルミニウム板を、過塩素酸、エタノール混合溶液中(体積比1:4)で電解研磨処理を施した。鏡面化を行ったアルミニウム板の表面に、200nmの周期で突起が規則的に配列した構造を有するSiC製モールドを押し付け、表面に微細な凹凸パターンの窪みを形成した。かかるテクスチャリング処理を施したアルミニウム板を、0.5Mリン酸水溶液中で、浴温17℃において直流80Vの条件下で11分間陽極酸化を行い、細孔深さ500nmの陽極酸化ポーラスアルミナを形成した。その後、得られた陽極酸化ポーラスアルミナを10重量%リン酸水溶液に10分間浸漬し、孔径拡大処理を施し細孔径を100nmに調節した。得られた陽極酸化ポーラスアルミナの細孔深さ/細孔径は5であった。得られた陽極酸化ポーラスアルミナを試料保持面として用いた。上記試料保持面の表面から厚さ方向に伸びている細孔の中心線の方向と蒸着の方向とがなす角を80°として、イオンビームスパッタ装置を用いて、試料保持面を回転させながら、白金(Pt)を50nmコートすることにより、細孔周期200nmのPtで細孔の内面の一部を除く当該試料保持面の表面が被覆されているとともに、上記細孔の内面に、金属および/または半導体で被覆されていない部分が存在する試料保持面を得た。
(2−1.試料ターゲットの濡れ性の評価)
(評価方法)
試料ターゲットの濡れ性は、得られた試料ターゲットの試料保持面上に10μLの水を滴下したときの液滴と試料ターゲットとの接触角により評価した。接触角θの求め方は、上述した従来公知の接触角測定方法であるθ/2法を用いて求めた。
実施例1で得られた試料ターゲットのイオン化性能は、質量分析に用いることにより評価した。具体的には、得られた試料ターゲットに、5nMのペプチド(アンギオテンシン−I、分子量1295.7)50%メタノール溶液を1μL(500amol相当)滴下し、乾燥後に、飛行時間型質量分析計Voyager DE−Pro(アプライドバイオシステムズ社製)を用いて、リニアモードでレーザー脱離イオン化法による質量分析を行った。
〔比較例1〕
〔1.試料ターゲットの作製〕
試料保持面の表面を0.1wt%に調整したオプツールDSX(登録商標)で処理しなかった以外は、〔実施例1〕と同様の方法により、比較例1の試料ターゲットを作製した。なお、比較例1の試料ターゲットの作製に用いた陽極酸化ポーラスアルミナは、実施例1と同様に、細孔深さは500nm、および細孔径は100nm、および細孔深さ/細孔径は5であった。
(2−1.試料ターゲットの濡れ性の評価)
〔実施例1〕と同様の方法を用いて、比較例1で得られた試料ターゲットの濡れ性を評価した。比較例1で得られた試料ターゲットの接触角は、20°であった。
比較例1で得られた試料ターゲットを用いて、〔実施例1〕と同様にして、レーザー脱離イオン化法による質量分析を行い、イオン化性能の評価を行った。
<クリーニング処理を施した基板の作製>
〔1.試料ターゲットの作製〕
〔実施例1〕と同様の方法により、陽極酸化ポーラスアルミナ基板を作製した。得られた陽極酸化ポーラスアルミナの細孔深さは500nm、および細孔径は100nm、および細孔深さ/細孔径は5であった。
(2−1.試料ターゲットの濡れ性の評価)
〔実施例1〕と同様の方法を用いて、実施例2で得られた試料ターゲットの濡れ性を評価した。実施例2で得られた試料ターゲットの接触角は、130°であった。
実施例2で得られた試料ターゲットを用いて、レーザー脱イオン化法による質量分析を行い、イオン化性能の評価を行った。具体的には、得られた試料ターゲットに、1μMのペプチド(アンギオテンシン−I、分子量1295.7)50%メタノール溶液を1μL(1pmol相当)滴下し、乾燥後に、飛行時間型質量分析計Voyager DE−Pro(アプライドバイオシステムズ社製)を用いて、リニアモードでレーザー脱離イオン化法による質量分析を行った。
〔1.試料ターゲットの作製〕
試料保持面の表面をクリーニング処理しなかった以外は、〔実施例2〕と同様の方法により、実施例3の試料ターゲットを作製した。なお、実施例3の試料ターゲットの作製に用いた陽極酸化ポーラスアルミナは、実施例2と同様に細孔深さは500nm、および細孔径は100nm、細孔深さ/細孔径は5であった。
(2−1.試料ターゲットの濡れ性の評価)
〔実施例1〕と同様の方法を用いて、実施例3で得られた試料ターゲットの濡れ性を評価した。実施例3で得られた試料ターゲットの接触角は、130°であった。
実施例3で得られた試料ターゲットを用いて、〔実施例2〕と同様にして、レーザー脱離イオン化法による質量分析を行い、イオン化性能の評価を行った。具体的には、得られた試料ターゲットに、1μMのペプチド(アンギオテンシン−I、分子量1295.7)50%メタノール溶液を1μL(1pmol相当)滴下し、乾燥後に、飛行時間型質量分析計Voyager DE−Pro(アプライドバイオシステムズ社製)を用いて、リニアモードでレーザー脱離イオン化法による質量分析を行った。
<パターニング処理を施した基板の作製>
〔1.試料ターゲットの作製〕
〔実施例1〕と同様の方法により、陽極酸化ポーラスアルミナ基板を作製した。得られた陽極酸化ポーラスアルミナの細孔深さは500nm、および細孔径は100nm、細孔深さ/細孔径は5であった。
(2−1.試料ターゲットの濡れ性の評価)
〔実施例1〕と同様の方法を用いて、実施例4で得られた試料ターゲットの濡れ性を評価した。実施例4で得られた試料ターゲットの接触角は、130°であった。
実施例4で得られた試料ターゲットを用いて、〔実施例2〕と同様にして、レーザー脱離イオン化法による質量分析を行い、イオン化性能の評価を行った。
〔実施例5〕
<高分子量の物質の測定>
〔1.試料ターゲットの作製〕
純度99.99%のアルミニウム板を、過塩素酸、エタノール混合溶液中(体積比 1:4)で電解研磨処理を施した。鏡面化を行ったアルミニウム板の表面に、500nmの周期で突起が規則的に配列した構造を有するSiC製モールドを押し付け、表面に微細な凹凸パターンの窪みを形成した。かかるテクスチャリング処理を施したアルミニウム板を、0.1Mリン酸水溶液中で、浴温0℃において直流200Vの条件下で4分間陽極酸化を行い、細孔深さ500nmの陽極酸化ポーラスアルミナを形成した。
(2−1.試料ターゲットの濡れ性の評価)
〔実施例1〕と同様の方法を用いて、実施例5で得られた試料ターゲットの濡れ性を評価した。実施例5で得られた試料ターゲットの接触角は、130°であった。
(2−2.試料ターゲットのイオン化性能の評価)
次に、得られた試料ターゲットを用いてレーザー脱離イオン化法による質量分析を行った。分子量24000のトリプシノーゲンを5μMになるように50%メタノールに溶解した。得られたトリプシノーゲンのメタノール溶液0.2μLを、試料ターゲットに、担持させ、飛行時間型質量分析計Voyager DE−Pro(アプライドバイオシステムズ社製)を用いて、窒素レーザー337nmにより、リニアモードでレーザー脱離イオン化法による質量分析を行った。
〔実施例6〕
〔1.試料ターゲットの作製〕
上記試料保持面の表面から厚さ方向に伸びている細孔の中心線の方向と蒸着の方向とがなす角を0°とした以外は実施例5と同様にして試料ターゲットを作製した。
(2−1.試料ターゲットの濡れ性の評価)
〔実施例1〕と同様の方法を用いて、実施例6で得られた試料ターゲットの濡れ性を評価した。実施例6で得られた試料ターゲットの接触角は、130°であった。
次に、得られた試料ターゲットを用いて、実施例5と同様にして、レーザー脱離イオン化法による質量分析を行った。
2 端点
3 頂点
4 表面処理剤
101 ポーラスアルミナの層
102 アルミニウム(またはその合金)の層
103 バリアー層
Claims (34)
- レーザー光の照射により試料をイオン化して質量分析するときに、試料を保持するために用いられ、レーザー光の照射を受ける表面に開口する複数の細孔が繰り返し形成されている試料保持面を備えている試料ターゲットであって、
上記試料保持面の表面が金属および/または半導体で被覆され、
当該金属および/または半導体で被覆された試料保持面の表面がさらに表面処理剤で被覆されており、
隣接する各細孔の間隔が1nm以上30μm未満であり、
金属および/または半導体で被覆される前において、当該細孔の細孔径が8nm以上5μm未満であり、
当該表面処理剤で被覆された試料保持面における液滴の接触角は60°以上180°未満の範囲にあることを特徴とする試料ターゲット。 - 上記表面処理剤は、当該表面処理剤で被覆された平滑基板表面における液滴の接触角が、60°以上180°未満の範囲にある表面処理剤であることを特徴とする請求項1に記載の試料ターゲット。
- 上記表面処理剤は、シラン化合物またはフッ素化合物を含むことを特徴とする請求項2に記載の試料ターゲット。
- 上記フッ素化合物は、パーフルオロポリエーテル基を含むことを特徴とする請求項3に記載の試料ターゲット。
- 上記細孔の内面の一部を除く当該試料保持面の表面が、金属および/または半導体で被覆されているとともに、
上記細孔の内面に、金属および/または半導体で被覆されていない部分が存在することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の試料ターゲット。 - 上記細孔の内面の、金属および/または半導体で被覆されている部分は、当該細孔の側壁の上端部を含む側壁の上部であり、側壁の上端部と、被覆されている部分の下端との間の距離は、平均で細孔径×0以上、細孔径×1.73以下であることを特徴とする請求項5に記載の試料ターゲット。
- 上記複数の細孔は規則的に繰り返し形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の試料ターゲット。
- 上記細孔の内面の、金属および/または半導体で被覆されていない部分は、エッチング処理されて、当該部分の細孔径が拡大されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の試料ターゲット。
- 上記表面処理剤で被覆された試料保持面の表面処理剤がパターニング処理によって一部除去されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の試料ターゲット。
- 上記パターニング処理によって、0.1〜5mm2の範囲内で表面処理剤が除去されていることを特徴とする請求項9に記載の試料ターゲット。
- 上記試料保持面はポーラスアルミナであることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の試料ターゲット。
- 上記試料保持面は、微細な細孔が繰り返し形成された凹凸構造を有する第一構造物を鋳型に用いて当該第一構造物の凹凸構造を転写したネガ型の第二構造物を作製し、当該ネガ型の第二構造物を鋳型に用いて上記凹凸構造を転写した、上記第一構造物の凹凸構造と同一の形状の凹凸構造を表面に有する試料保持面であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の試料ターゲット。
- 上記第一構造物はポーラスアルミナからなることを特徴とする請求項12に記載の試料ターゲット。
- 上記試料保持面は、樹脂またはセラミックスを含むことを特徴とする請求項12または13に記載の試料ターゲット。
- 上記金属が、白金(Pt)または金(Au)であることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の試料ターゲット。
- 上記半導体が、Si、Ge、SiC、GaP、GaAs、InP、Si1−XGeX(0<X<1)、SnO2、ZnO、In2O3、または、これらの2種類以上の混合物、或いはカーボンであることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の試料ターゲット。
- 請求項1に記載の試料ターゲットの製造方法であって、
試料保持面の表面を金属および/または半導体で被覆する被覆工程と、
当該被覆工程で被覆された試料保持面の表面をさらに表面処理剤で被覆する表面処理工程とを含むことを特徴とする試料ターゲットの製造方法。 - 上記表面処理工程で用いられる、上記表面処理剤は、当該表面処理剤で被覆された平滑基板表面における液滴の接触角が、60°以上180°未満の範囲にある表面処理剤であることを特徴とする請求項17に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記表面処理剤は、シラン化合物またはフッ素化合物を含むことを特徴とする請求項18に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記フッ素化合物は、パーフルオロポリエーテル基を含むことを特徴とする請求項19に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記表面処理工程は、ディップコーティング法、スピンコーティング法、蒸着法、または化学気相成長法(CVD)を用いることを特徴とする請求項17から20のいずれか1項に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記被覆工程は、上記試料保持面の表面を、上記細孔の内面に金属および/または半導体で被覆されていない部分が存在するように、金属および/または半導体で被覆する工程であることを特徴とする請求項17から21のいずれか1項に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記被覆工程は、物理蒸着を用いるとともに、上記試料保持面の表面から厚さ方向に伸びている細孔の中心線の方向から斜めに傾けた角度から、上記金属および/または半導体を蒸着することを特徴とする請求項17から22のいずれか1項に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記物理蒸着は、スパッタリング、熱蒸着、電子ビーム蒸着、または、真空蒸着であることを特徴とする請求項23に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記被覆工程の後に、さらに、上記細孔の内面の、金属および/または半導体で被覆されていない部分をエッチング処理して、当該部分の細孔径を拡大するエッチング処理工程を含むことを特徴とする請求項17から24のいずれか1項に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記被覆工程の後、且つ上記表面処理工程の前に、上記金属および/または半導体で被覆された試料保持面の有機物を除去するクリーニング処理工程を含むことを特徴とする請求項17から25のいずれか1項に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記クリーニング処理工程は、プラズマ処理、エキシマランプ処理、またはUVオゾン処理を行うことを特徴とする請求項26に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記表面処理工程の後に、さらに、0.1〜5mm2の範囲内で上記試料保持面に被覆された表面処理剤を除去するパターニング処理工程を行うことを特徴とする請求項17から27のいずれか1項に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記パターニング処理は、プラズマ処理、エキシマランプ処理、またはUVオゾン処理を行うことを特徴とする請求項28に記載の試料ターゲットの製造方法。
- ポーラスアルミナを試料保持面として用いることを特徴とする請求項17から29のいずれか1項に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 上記試料保持面の表面を金属および/または半導体で被覆する工程の前に、
微細な凹部が繰り返し形成された凹凸構造を有する第一構造物を鋳型に用いて該第一構造物の凹凸構造を転写したネガ型の第二構造物を作製する工程と、
該工程で得られたネガ型の第二構造物を鋳型に用いて上記凹凸構造を転写して、上記第一構造物の凹凸構造と同一の形状の凹凸構造を表面に有する試料保持面を得る工程とを含むことを特徴とする請求項17から29のいずれか1項に記載の試料ターゲットの製造方法。 - 上記第一構造物はポーラスアルミナであることを特徴とする請求項31に記載の試料ターゲットの製造方法。
- 請求項1から16に記載の試料ターゲットを用いることを特徴とする質量分析装置。
- 測定対象となる試料にレーザー光を照射することによって、当該試料をイオン化してその分子量を測定するレーザー脱離イオン化質量分析装置であることを特徴とする請求項33に記載の質量分析装置。
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