JP2010173031A - 回転テーブルの振れ制御装置及びこれを備えた工作機械、回転テーブルの振れ制御方法 - Google Patents

回転テーブルの振れ制御装置及びこれを備えた工作機械、回転テーブルの振れ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回転テーブルの原点位置で軸受の振れを抑制して高精度の加工を実現する。
【解決手段】基台2に対して軸受10を介して回転テーブル3を回転可能に支持する。駆動モータの駆動力を出力ギヤからウオーム軸のウオーム軸入力ギヤに伝達し、ウオーム軸出力ギヤを介して円盤ギヤ17を回転テーブルと一体回転させる。出力ギヤの1回転毎の原点を回転位置検出器で検出し、回転テーブルの1回転毎の原点を回転テーブル位置検出器で検出する。出力ギヤとウオーム軸入力ギヤのギヤ比を1:N.5(Nは正の整数)にすると共に、ウオーム軸出力ギヤと円盤ギヤのギヤ比を1:Na(Naは奇数)にする。第二、第三コロ14,15は接触角αが90°で、その公転による移動角βは回転テーブル3の回転角ξの1/2になる。回転テーブル3を偶数回転させると、軸受10の第二コロ及び第三コロが原点に復帰し、振れの変動を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、基台に対して軸受の転動体を自転させながら公転させることで回転テーブルを回転させて回転テーブルの上面の振れを抑制するようにした回転テーブルの振れ制御装置及びこれを備えた工作機械、並びに回転テーブルの振れ制御方法に関する。
近年、工作機械において、高精度加工や高速加工の要求により、切削加工のためにワークを取り付ける回転テーブルにおいても、その支持手段を摺動抵抗の大きい滑り軸受から転がり軸受に移行しつつある。
転がり軸受によって回転テーブルを回転させたり角度調整する機構として、例えば下記特許文献1および2に記載されたものがある。
特許文献1に記載された工作機械の回転テーブル装置は、回転テーブルとこれを回転可能に支持する支持基台との間にクロスローラ軸受を設けている。このクロスローラ軸受は中心軸が所定角度傾斜する転動体が第1V字状溝と第2V字状溝との間に回転可能に収納され接触して転動する。隣接する転動体はその転動軸を直交させて配列されている。
また、特許文献2に記載された角度調整テーブル装置は、クロスローラ軸受で回転テーブルを回転可能に支持すると共にアームを回転テーブルに接触させている。そして、互いに直交する直動案内ユニットによってアームを当該直交する方向に移動させることで回転テーブルを微少角度回転駆動させるようにしている。
特開2003−311565号公報 特開2002−341076号公報
ところで、上述したクロスローラ軸受を含む転がり軸受は内外輪の間に転動体を挟む構造であるため、回転テーブルの回転角度と転動体の公転角度とには位置ずれが生じる。この位置ずれは回転テーブルが1回転して割出し角度的に原点(0°)に戻った状態でも、軸受内部の転動体の位置は元の位置である原点に戻らない。転動体は球状または円柱形状に形成されているが、径方向に極微細な寸法誤差が残っている。
この場合、転動体が元の位置である原点に戻らないと、内外輪と接触する転動体の直径の誤差分の振れが回転テーブルの上面に発生することになる。この回転テーブルの振れは回転テーブル上に支持されたワークの取り付け位置に回転テーブルのアキシャル方向(回転軸線方向)に誤差を生じさせるため、回転テーブルの割出し位置が同じであってもアキシャル方向に加工誤差を生じさせ、加工精度が安定しないことになる。
図6はワークを固定したイケールを保持する回転テーブルのアキシャル方向の振れを示す図である。
なお、回転テーブル及び転がり軸受の回転角とその転動体の回転面内での移動角(原点からの公転角)には次式(1)の関係がある。
転動体の移動角β={1−(Da・cosα/dpc}/2・ξ ……(1)
但し、Da:転動体の外径
α:回転テーブルの中心軸に対する転動体の接触角
dpc:転動体ピッチ円径。
ξ:軸受の内輪の回転角
ところで、回転テーブルの支持に用いる軸受は精密級で振れ精度Max:5μm、超精密級でMax:3μmが一般的であり、振れゼロはあり得ない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、転がり軸受の振れを回転テーブルの原点位置で抑制して、高精度の加工を実現できるようにした回転テーブルの振れ制御装置及びこれを備えた工作機械、並びに回転テーブルの振れ制御方法を提供することを目的とする。
本発明による回転テーブルの振れ制御装置は、基台に対して回転可能に支持されている回転テーブルと、駆動モータからの駆動力を伝達するウオーム軸と、回転テーブルを一体回転させると共にウオーム軸の出力ギヤに噛合して駆動力を伝達させる円盤ギヤと、基台と回転テーブルとの間に配設され回転テーブルの回転に従って自転しつつ公転する転動体を備えた軸受と、駆動モータに連結された出力ギヤの1回転毎の原点位置を検出する回転位置検出器と、回転テーブルの1回転毎の原点位置を検出する回転テーブル位置検出器とを備えていて、回転テーブル位置検出器で検出する回転テーブルの原点位置と回転位置検出器で検出する駆動モータの出力ギヤの原点位置とが同期して検出された位置で、軸受の転動体の公転位置が原点に復帰するようにしたことを特徴とする。
駆動モータの回転を出力ギヤからウオーム軸を介して円盤ギヤに伝達し、円盤ギヤと一体に回転テーブルが軸受の転動体を公転させつつ回転させ、そして回転テーブル位置検出器で検出する回転テーブルの原点位置と回転位置検出器で検出する駆動モータの出力ギヤの原点位置とが同期して検出された位置で、軸受における転動体の公転位置を原点に復帰させることができる。この原点位置を割出し位置として繰り返して検出し、その位置で例えば回転テーブルに固定したワークを加工することを繰り返せば、これら複数のワークについて誤差の変動を抑制して安定した加工精度が得られる。
また、駆動モータの出力ギヤと該出力ギヤに噛合するウオーム軸に設けたウオーム軸入力ギヤとのギヤ比が1:N.5(但し、Nは正の整数)であると共に、ウオーム軸に設けたウオーム軸出力ギヤと該ウオーム軸出力ギヤに噛合する円盤ギヤとのギヤ比が1:Na(但し、Naは奇数)であることが好ましい。
本発明によれば、円盤ギヤの偶数回の回転数毎に回転テーブル位置検出器で検出する回転テーブルの原点位置について、回転位置検出器で検出する駆動モータに連結された出力ギヤの原点位置と同期して検出できる。
また、軸受は、転動体が、固定保持された外輪部と回転テーブルに一体回転する内輪部とで挟持されて構成され、転動体は内輪部に連動して自転しつつ公転するようにしたことが好ましい。
これにより回転テーブルの回転に連動して内輪部によって転動体が自転しつつ公転する。
また、軸受に設けた転動体の、回転テーブルの中心軸に対する角度である接触角度αが90°に設定され、この場合、回転テーブルの原点位置からの回転角をξとすると、転動体の原点位置から公転した移動角β=ξ/2となるようにしたことが好ましい。
この場合、回転テーブル及び内輪部の回転角ξと転動体の公転角即ち移動角βとが2:1との関係になるから、駆動モータの出力ギヤとウオーム軸入力ギヤとのギヤ比、ウオーム軸出力ギヤと円盤ギヤとのギヤ比を設定し易くなる。
また、軸受に設けた転動体の、回転テーブルの中心軸に対する角度である接触角度αが90°未満に設定され、回転テーブルの原点位置からの回転角をξとすると、転動体の原点位置から公転した移動角βは下記(1)式で表されるようにしてもよい。
β={1−(Da・cosα/dpc}/2・ξ ……(1)
但し、Da:転動体の外径
α:回転テーブルの中心軸に対する転動体の接触角
dpc:転動体ピッチ円径。
この場合には、(1)式により、転動体の移動角βを算出すると共に、移動角βを積算することによって得られた回転テーブルと出力ギヤとが原点位置となる位置をメモリしておき、当該位置で軸受の転動体を公転させて原点に復帰させることができる。
本発明による回転テーブルの振れ制御装置を備えた工作機械では、回転テーブルはワークを工具で加工する工作機械に設けられていて、回転テーブルに固定された保持具の基準面にワークが固定されており、軸受の転動体が原点に復帰した位置で、基準面に固定されたワークを加工できるようにしてもよい。
この場合、それぞれの加工時に、軸受の転動体が原点に復帰した位置にあり、ワークの加工精度から転動体の直径の差分による振れ誤差を排除できるから、複数のワークについて加工精度が安定する。
本発明による回転テーブルの振れ制御方法は、駆動モータからの駆動力をウオーム軸に設けたウオーム軸出力ギヤを介して円盤ギヤに伝達させ、該円盤ギヤと一体に回転する回転テーブルを基台に対して軸受を介して回転可能に支持しており、回転テーブルの回転に従って軸受の転動体を自転させつつ公転させるようにした回転テーブルの振れ制御方法であって、駆動モータの出力ギヤとこれに噛合するウオーム軸のウオーム軸入力ギヤとのギヤ比が1:N.5(但し、Nは正の整数)に設定されていると共に、ウオーム軸出力ギヤとこれに噛合する円盤ギヤとのギヤ比が1:Na(但し、Naは奇数)に設定されており、駆動モータの出力ギヤ1回転毎の原点位置を検出するタイミングと、回転テーブルの1回転毎の原点位置を検出するタイミングとが同期して検出された位置で、転動体が回転テーブルと共に原点位置に復帰するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、駆動モータの出力ギヤが偶数回回転することで、原点に復帰する出力ギヤを回転位置検出器によって検出し、出力ギヤに噛合するウオーム軸のウオーム軸入力ギヤも原点に位置する。そして、ウオーム軸出力ギヤも一体回転するため、これに噛合する奇数の歯数Naの円盤ギヤも原点に復帰し、回転テーブルも原点に位置する。軸受の転動体は(1)式に基づいて回転テーブルの偶数回の回転に連動して自転しつつ公転するため、回転前のスタート時と回転後の原点復帰時とで加工誤差等を同一に制御できる。
また、回転テーブルの中心軸に対する転動体の角度である接触角度αが90°に設定されていてもよい。
転動体の接触角度αが90°の場合には、転動体は回転テーブルの偶数回の回転数の1/2回回転して原点に復帰することになり、回転テーブルの中心軸方向の振れが同一となる。この場合、上記(1)式により、回転テーブル及び内輪部の回転角ξと転動体の公転角即ち移動角βとが2:1との関係になるから、駆動モータの出力ギヤとウオーム軸入力ギヤとのギヤ比、ウオーム軸出力ギヤと円盤ギヤとのギヤ比を設定し易くなる。
本発明による回転テーブルの振れ制御装置及びこれを備えた工作機械、並びに回転テーブルの振れ制御方法は、転がり軸受の特性である転動体の振れを割出し角度0°の原点位置で元の状態に戻して回転テーブルを同じ姿勢に保つことで回転テーブルの振れを抑制して高精度な加工を実現できる。
本発明の実施形態による工作機械の回転テーブルの振れ制御装置の中央縦断面図である。 図1において回転テーブルと基台との間に設けた軸受の要部縦断面図である。 図1におけるA−A線水平断面図である。 図2に示す軸受の外輪部に対して内輪部と転動体の回転角を説明するための模式図である。 実施例による回転テーブルの振れ制御装置において、回転テーブルの振れ測定箇所を示す平面図である。 従来の回転テーブルに転がり軸受を設けた場合に、アキシャル方向の振れが発生する状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態による工作機械における回転テーブルの振れ制御装置について図1乃至図4に基づいて説明する。
図1乃至図4は本発明の実施形態を示すものである。本実施形態における工作機械は例えばマシニングセンターであり、図示しないベース上に設けた主軸を備えたコラムに対向して、図1に示す回転テーブルの振れ制御装置1が設けられている。そして、ワークWを保持する回転テーブルの振れ制御装置1と工具を固定した主軸とは互いに直交する3軸(X軸,Y軸,Z軸)方向に相対移動可能とされている。
図1に示す回転テーブル3の振れ制御装置1は基台2上に回転テーブル3が回転可能に支持されている。回転テーブル3はこれに連結されたパレット4の上面4aに固定した保持具(ジグ)としてのイケール7にワークWを保持してパレット4の上面4aに直交する中心軸O回りに回転可能としている。基台2は、スライドレール5にスライドブロック6が摺動可能に嵌合されていることで、回転テーブル3の振れ制御装置1を例えばZ軸方向に摺動可能とされている。この場合、例えば図示しないコラムはX軸方向に移動可能であり、コラムに設けた主軸はY軸方向に昇降可能とされている。
そして、回転テーブル3の振れ制御装置1は、パレット4の上面4aに例えば四角柱からなるイケール7を固定し、イケール7の一の側面を基準面7aとして加工または姿勢を調整し、基準面7aにワークWを取り付けて加工に供することになる。なお、イケール7の基準面7aに対向する側面7bや隣接する二側面にワークWを取り付けてもよく、任意の1または複数の側面にワークWを取り付けて加工に供することができる。
図2において、回転テーブル3の下面には中心軸Oを回転軸とする略円筒状のターレット9が固定され、ターレット9と基台2との間には軸受として例えば複合転がり軸受10が中心軸O回りに全周に亘って設けられている。この複合転がり軸受10は外輪部11と内輪部12との間に縦断面視3個の第一コロ13、第二コロ14、第三コロ15が所定間隔で周方向に配列されている。
外輪部11は、図2に示すように、内周面11aと上面11bと下面11cを有する所定厚みのリング板形状をなしていて基台2に固定配置されている。内輪部12は、ターレット9の外周面側に断面凹部に形成されていてターレット9と一体に回転可能である。内輪部12の凹部内に外輪部11が挿入されてその各面11a、11b、11cに対向して外周面12aと上面12bと下面12cが形成されている。
互いに対向する内外輪部11,12の外内周面12a、11a、上面12b、11b、下面12c、11c間に第一コロ13,第二コロ14、第三コロ15が自転及び公転可能に支承されている。これらのコロ13、14,15は例えば円柱状のニードルローラからなっており、転動体を構成する。
複合転がり軸受10は、回転テーブル3のアキシャル方向(中心軸O方向)荷重、ラジアル荷重及びモーメント荷重の複合荷重を支えるものである。
また、図1において、回転テーブル3におけるターレット9の下部には同軸にリング状の円盤ギヤ17が連結されている。
図3は図1における円盤ギヤ17に回転力を伝達する伝達機構を示す水平断面図である。図3において、基台2の一側面には駆動モータ18が取り付けられ、その出力軸には出力ギヤ19が連結されている。
出力ギヤ19は、駆動モータ18の停止状態からの回転スタート位置を割出し位置(0°)即ち原点と設定する。そして、原点における1の歯部に検出ドグ(標識)20を取り付け、原点にある検出ドグ20に対向して検出ドグ20を検出する回転位置検出器21が設けられている。回転位置検出器21によって駆動モータ18の1回転毎に原点位置に復帰する検出ドグ20を検出してON信号を出力し、出力ギヤ19が他の角度の場合には検出ドグ20を検出せず、OFF信号を出力する。
また、この出力ギヤ19は、基台2に回転可能に取り付けられたウオーム軸23の一端に設けたウオーム軸入力ギヤ24と噛合しており、駆動モータ18の回転を直接または図示しない減速機構を介してウオーム軸23に伝達して回転させる。ウオーム軸23には上述した回転テーブル3の円盤ギヤ17に噛合するウオーム軸出力ギヤ25が一体に固定されている。なお、ウオーム軸入力ギヤ24に代えて、ねじ歯車やハイポイドギヤ等を採用して噛合させて出力ギヤ19に噛合させもよい。
また、回転テーブル3には回転テーブル位置検出器27が設けられている。回転テーブル位置検出器27は、回転テーブル3の回転スタート位置を割り出し位置(0°)即ち原点と設定する。そして、回転テーブル位置検出器27は回転テーブル3の回転角度を検出する。
また、駆動モータ18の出力ギヤ19とウオーム軸入力ギヤ24のギヤ比は1:N+0.5に設定されているものとする。なお、Nは正の整数である。ウオーム軸23のウオーム軸出力ギヤ25と円盤ギヤ17のギヤ比は1:Na(但しNaは奇数)に設定されているものとする。
そして、回転テーブル3(及びパレット4)が奇数回回転すると、ウオーム軸出力ギヤ25とのギヤ比が奇数:1であるため、ウオーム軸23は奇数回回転する。この場合、ウオーム軸入力ギヤ24のギヤ比は出力ギヤ19に対してN+0.5:1であるため、出力ギヤ19は(整数+0.5)回回転することになる。この場合、回転テーブル位置検出器27は原点(0°位置)を検出して出力するが、回転位置検出器21はOFF信号を出力する。
他方、回転テーブル3(及びパレット4)が偶数回回転すると、ウオーム軸出力軸25とのギヤ比が奇数であっても、ウオーム軸23は偶数回回転する。この場合、ウオーム軸入力ギヤ24のギヤ比が出力ギヤ19に対してN+0.5であるから、出力ギヤ19は整数回回転することになる。この場合、回転テーブル位置検出器27は原点(0°位置)を出力し、回転位置検出器21はON信号を出力する。
これらの関係は表1に示すようになる。
Figure 2010173031
上述した複合転がり軸受10のスラスト方向振れ精度は精密級で最大5μm、超精密級で最大3μmが一般的である。
ここで、本実施形態による回転テーブル3の振れ制御装置1では、図1及び図2に示す複合転がり軸受10において、第一コロ13は回転テーブル3の中心軸Oと平行な垂直方向に配設されており、径の寸法誤差による振れがあってもパレット4の上面4aの振れに影響を与えない。
一方、第二コロ14及び第三コロ15は中心軸Oに対して例えば90°傾斜した角度(接触角αという)で凹部形状の内輪部12の上下面12b、12cに接触しており、これら上下面12b、12cは中心軸Oに対して90°をなす平面を構成している。そのため、第二、第三コロ14,15の直径の差分による各振れは回転テーブル3及びパレット4の上面4aに位置誤差が発生し、イケール7の基準面7aや他の側面に取り付けたワークWの加工誤差の原因になる。
なお、イケール7の基準面7aに発生する振れは、転動体である第二、第三コロ14,15の寸法誤差による振れと、これに接触する内外輪部11,12の上面12b、11b、下面12c、11cの平面度、平坦度、平行度による振れとに因る。また、各コロ13,14,15の径は下記に示す公転によるピッチ円径dpcと比較して非常に小さく、その寸法や真円度の精度も内外輪部11,12の接触面の精度と比較して格段に優れているので、各コロの自転位置による周方向の微細な誤差は無視できる。
図4は、第二コロ14(及び第三コロ15、第一コロ13)と内外輪部11,12との転動による位置関係を示す模式図である。円盤ギヤ17及びパレット4が中心軸O回りに回転すると、複合転がり軸受10の内輪部12が中心軸O回りに回転し、第二コロ14(及び第三コロ15)も転動して公転する。そのため、例えば回転テーブル3及び内輪部12が角度ξだけ回転すると、内輪部12の上面12b(下面12c)に線接触して自転しつつ公転する第二コロ14(第三コロ15)は次式(1)によって割出し位置を基準として角度β(これを移動角βという)だけ公転する。
移動角β={1−(Da・cosα/dpc}/2・ξ ……(1)
但し、Da:第二コロ14(第三コロ15)の外径
α:第二コロ14(第三コロ15)の接触角
dpc:第二コロ14(第三コロ15)のピッチ円径
ξ:内輪部12の回転角。
なお、第二コロ14(第三コロ15、第一コロ13)のピッチ円径dpcとは、第二コロ14(第三コロ15、第一コロ13)の公転による中心軸の円の直径を示す。
そのため、接触角α=90°の場合、(1)式により、第二コロ14及び第三コロ15の移動角βは0.5ξとなる。即ち回転テーブル3の原点位置からの2回転(偶数回転)で第二コロ14(第三コロ15)が公転1回転して原点位置に復帰することになる。回転テーブル3に固定されたイケール7で固定するワークWの切削加工を行う際、常に第二コロ14(及び第三コロ15)の原点が内輪部12の上面12b(及び下面12c)に接触する基準位置であれば回転テーブル3及びパレット4の上面4aに振れの変動が表れないために同一精度で切削加工を行える。
なお、この回転テーブル3の振れ制御装置1では、回転位置検出器21からのON信号と回転テーブル位置検出器27からの原点(0°)信号とを制御装置30に入力させる。制御装置30では、入力するこれらのON信号と原点信号が同期したか否かを判別して、同期している場合には回転テーブル3と第二コロ14及び第三コロ15とが原点(0°)の状態に戻されていることを認識できる。
本実施の形態における工作機械の回転テーブル3の振れ制御装置1は上述の構成を備えており、次に振れ制御方法について説明する。
先ず、回転テーブル3の振れ制御装置1を初期位置に設置する。この位置で、振れ制御装置1の駆動モータ18に設けた出力ギヤ19及び回転テーブル3がいずれも原点位置にあるものとする。このときの回転位置検出器21はON状態であり、回転テーブル位置検出器27は原点(0°位置)を示す。
この位置における回転テーブル3に固定したイケール7の図示しない主軸に対向する側面を加工または位置決め調整することで基準面7aとして設定し、この基準面7aや他の側面7bにワークWをそれぞれ固定する。基準面7aでのワークWの切削加工においては主軸に固定した工具とワークWとの位置関係が予め決められており、軸受10における外輪部11に対して内輪部12との間に設けた各水平方向の第二及び第三コロ14、15は例えば傾斜角度90°に設定されている。この状態で基準面7aに固定したワークWを切削加工する。
そして、駆動モータ18を駆動して、回転テーブル3及びパレット4を例えば所定角度回転させて他の側面7b等に固定した別のワークWを加工した後、加工済みのワークWを取り外し、新たな未加工のワークWをイケール7の基準面7a等に取り付ける。基準面7aに固定した新たなワークWを加工するために、駆動モータ18を回転駆動してウオーム軸23を介して円盤ギヤ17及び回転テーブル3を回転させる。
そして、駆動モータ18の回転によって出力ギヤ19を回転させると、1回転毎に出力ギヤ19の検出ドグ20を回転位置検出器21で検出してON信号を制御装置30に出力する。出力ギヤ19の回転に連動して、これに噛合するウオーム軸入力ギヤ24を介してウオーム軸23を回転させる。ウオーム軸23に固定したウオーム軸出力ギヤ25はこれに噛合する円盤ギヤ17を回転させ、回転テーブル3及びパレット4を一体に回転させる。回転テーブル3は1回転毎に回転テーブル位置検出器27で原点(0°位置)を検出して制御装置30に出力する。
回転テーブル3及びパレット4の回転に応じて軸受10の内輪部12も一体回転し、図4に示すように凹部形状の内輪部12の上面12b及び下面12cに接触する第二コロ14及び第三コロ15も自転しながら公転する。本実施形態では第二コロ14及び第三コロ15の接触角αが90°であるから、内輪部12及び回転テーブル3の回転角ξに対して第二コロ14及び第三コロ15の移動角βは上記(1)式から1/2ξとなる。そのため、内輪部12及び回転テーブル3が2回転(2ξ=720°)すると、第二コロ14及び第三コロ15は1回公転(β=360°)して原点(0°)に復帰する。
従って、表1により、回転テーブル3が奇数回回転(例えば1回転)すると、1回転毎に回転テーブル検出器27は原点(0°位置)信号を制御装置30に出力する。回転テーブル3の奇数回回転により、円盤ギヤ17のウオーム軸出力ギヤ25に対するギヤ比が奇数:1であるから、ウオーム軸23も奇数回転する。すると、ウオーム軸入力ギヤ24は出力ギヤ19に対してギヤ比N.5:1であるから、奇数×N.5回転し、出力ギヤ19は(整数+0.5)回転する。そのため回転位置検出器21では検出ドグ20を検出できず、OFFとなる。
そして、回転テーブル3が偶数回回転(例えば2回転)すると、1回転毎に回転テーブル検出器27は奇数回回転時と同じ原点(0°位置)信号を制御装置30に出力する。回転テーブル3の偶数回回転により、ウオーム軸23も偶数回回転し、ウオーム軸入力ギヤ24は偶数×N.5回転し、出力ギヤ19は整数回回転する。そのため回転位置検出器21では検出ドグ20を検出してON信号を出力する。回転テーブル3が偶数回回転すると、軸受10の第二及び第三コロ14、15は回転テーブル3の1/2回転するため、原点に復帰する。そのため、第二及び第三コロ14、15の振れは元の状態に戻り、回転テーブル3の上面3aの振れを同一の状態に調整できる。
しかも、この位置は、回転位置検出器21と回転テーブル位置検出器27から制御装置30に同期してON信号が出力することで識別できる。従って、これらのON信号を同期出力させることによって、繰り返して回転テーブル3の停止位置を検出でき、そして基準面7aに交換固定したワークWを順次加工することで、先に基準面7aで加工したワークWと同一の状態であるから同一の加工精度が得られる。
上述のように、本実施形態による回転テーブル3の振れ制御装置1によれば、摺動抵抗の小さい複合転がり軸受10によってワークWを固定保持する回転テーブル3及びパレット4を回転可能に支持し、転がり軸受10の特性である振れを割出し位置(0°)の原点において元の状態に戻すよう第二及び第三コロ14,15の公転位置(角度)を制御する。これによって、第二及び第三コロ14,15の自転を伴う公転による直径の差分に起因する振れを変化させないで回転テーブル3の上面3aのワークWをイケール7を介して同じ姿勢に保持し、ワークWを順次加工できる。そのため、高精度の加工を行うことができる。
なお、イケール7の基準面7aでない他の側面、例えば対向する側面7bに設けたワークWを切削加工する場合(図1参照)、上述の実施形態による回転テーブル3の振れ制御方法と同様に回転位置検出器21と回転テーブル位置検出器27から原点(0°位置)信号が同期して出力された回転テーブル3及びパレット4の回転位置でイケール7の基準面7aを割出して、更に回転テーブル3及びパレット4を180°回転させてワークWを加工すれば、同様に同一の振れが得られて同一の加工精度が得られる。また、イケール7の基準面7aの両側の側面にワークWを固定した場合でも同様にして、同一加工精度でワークWを加工できる。
次に上述した実施形態による回転テーブル3の振れ制御装置1の実施例として、回転テーブル3に固定したパレット4の上面4aにおける振れを測定具、例えばダイヤルゲージで測定して検証した。
上述した回転テーブル3の振れ制御装置1における軸受10のアキシャル方向(中心軸O方向)の振れ精度は実測値4μmのものを使用した。図5に示すように、回転テーブル3に固定したパレット4を800mm×800mmの略四角形とし、軸受10の外径寸法φ560mmのものを使用した。パレット4のコーナー部P1と中心軸Oとの距離を500mmとし、回転テーブル3及びパレット4を1回転させる毎に上面4aの隣接する2つのコーナー部P1とP2間をダイヤルゲージを走行させて上面4aのアキシャル方向の振れを測定した。その結果は表2に示すとおりである。
表2において、回転テーブル3を偶数回回転させた状態で、パレット4の上面4aのアキシャル方向の振れは0であり、奇数回転させた状態では7〜8μmの振れが発生した。
Figure 2010173031
上述の実施形態では、軸受10に設けた第二、第三コロ14,15の中心軸Oに対する傾斜角度である接触角度αを90°に設定したが、これに代えて転動体の接触角度を90°未満に設定してもよい。
接触角αが90°未満の場合でも、回転テーブル3の原点位置からの回転角ξに対し、第二、第三コロ14,15の原点位置(0°)から公転による移動角βは下記(1)式で表される。
β={1−(Da・cosα/dpc}/2・ξ ……(1)
但し、Da:転動体の外径
α:転動体の垂線に対する接触角
dpc:転動体ピッチ円径。
この場合には、(1)式により、第二、第三コロ14,15の移動角βを算出すると共に、算出した移動角βを積算することによって得られた回転テーブル3と出力ギヤ19とが駆動モータ18のスタート位置から原点位置となる特定位置(角度)のデータを記憶しておく。そして、これらの特定位置から原点位置を割り出すように制御すればよい。
1 回転テーブルの振れ制御装置
2 基台
3 回転テーブル
4 パレット
10 軸受
11 外輪部
12 内輪部
13 第一コロ(転動体)
14 第二コロ(転動体)
15 第三コロ(転動体)
18 駆動モータ
19 出力ギヤ
20 検出ドグ
21 回転位置検出器
23 ウオーム軸
24 ウオーム軸入力ギヤ
25 ウオーム軸出力ギヤ
27 回転テーブル位置検出器
30 制御装置
W ワーク

Claims (7)

  1. 基台に対して回転可能に支持されている回転テーブルと、
    駆動モータからの駆動力を伝達するウオーム軸と、
    前記回転テーブルを一体回転させると共に前記ウオーム軸の出力ギヤに噛合して駆動力を伝達させる円盤ギヤと、
    前記基台と回転テーブルとの間に配設され該回転テーブルの回転に従って自転しつつ公転する転動体を備えた軸受と、
    前記駆動モータに連結された出力ギヤの1回転毎の原点位置を検出する回転位置検出器と、
    前記回転テーブルの1回転毎の原点位置を検出する回転テーブル位置検出器とを備えていて、
    前記回転テーブル位置検出器で検出する前記回転テーブルの原点位置と前記回転位置検出器で検出する前記出力ギヤの原点位置とが同期して検出された位置で、前記軸受の転動体の公転位置が原点に復帰するようにしたことを特徴とする回転テーブルの振れ制御装置。
  2. 前記駆動モータの出力ギヤと該出力ギヤに噛合する前記ウオーム軸に設けたウオーム軸入力ギヤとのギヤ比が1:N.5(但し、Nは正の整数)であると共に、前記ウオーム軸に設けたウオーム軸出力ギヤと該ウオーム軸出力ギヤに噛合する前記円盤ギヤとのギヤ比が1:Na(但し、Naは奇数)である請求項1に記載された回転テーブルの振れ制御装置。
  3. 前記軸受は、前記転動体が、固定保持された外輪部と前記回転テーブルに一体回転させる内輪部とで挟持されて構成され、前記転動体は内輪部に連動して自転しつつ公転するようにした請求項1または2に記載された回転テーブルの振れ制御装置。
  4. 前記軸受に設けた転動体の、前記回転テーブルの中心軸に対する角度である接触角度αが90°に設定され、
    前記回転テーブルの原点位置からの回転角をξとすると、前記転動体の原点位置から公転した移動角β=ξ/2となるようにした請求項1乃至3のいずれかに記載された回転テーブルの振れ制御装置。
  5. 前記回転テーブルはワークを加工する工作機械に設けられていて、前記回転テーブルに固定された保持具の基準面にワークが固定されており、前記軸受の転動体が原点に復帰した位置で、前記基準面に固定されたワークを加工するようにした請求項1乃至4のいずれかに記載された回転テーブルの振れ制御装置を備えた工作機械。
  6. 駆動モータからの駆動力をウオーム軸に設けたウオーム軸出力ギヤを介して円盤ギヤに伝達させ、該円盤ギヤと一体に回転する回転テーブルを基台に対して軸受を介して回転可能に支持しており、前記回転テーブルの回転に従って前記軸受の転動体を自転させつつ公転させるようにした回転テーブルの振れ制御方法であって、
    前記駆動モータの出力ギヤとこれに噛合する前記ウオーム軸のウオーム軸入力ギヤとのギヤ比が1:N.5(但し、Nは正の整数)に設定されていると共に、前記ウオーム軸出力ギヤとこれに噛合する前記円盤ギヤとのギヤ比が1:Na(但し、Naは奇数)に設定されており、
    前記駆動モータの出力ギヤ1回転毎の原点位置を検出するタイミングと、前記回転テーブルの1回転毎の原点位置を検出するタイミングとが同期して検出された位置で、前記転動体が前記回転テーブルと共に原点位置に復帰するようにしたことを特徴とする回転テーブルの振れ制御方法。
  7. 前記回転テーブルの中心軸に対する前記転動体の角度である接触角度αが90°に設定されている請求項6に記載された回転テーブルの振れ制御方法。
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