JPS6326412A - 作動子を装入した浮動ブツシ - Google Patents

作動子を装入した浮動ブツシ

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JPS6326412A
JPS6326412A JP16669486A JP16669486A JPS6326412A JP S6326412 A JPS6326412 A JP S6326412A JP 16669486 A JP16669486 A JP 16669486A JP 16669486 A JP16669486 A JP 16669486A JP S6326412 A JPS6326412 A JP S6326412A
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JP
Japan
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actuator
shaft
floating bush
bearing
floating
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JP16669486A
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Shoji Nakagawa
中川 尚二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は軸外面と軸受内面との間に在って軸と相対的
に回転したときその周速を軸の周速の二分の一にした浮
動ブッシに関する。
従来の浮動ブッシは第1図のように同心の内外摺動面1
、2■有する(従って均等な肉厚を有する)円筒状の浮
動ブッシ3として示されこの内摺動面1は軸Aの外周面
aにまた外摺動面2は軸受Dの内周面dに夫々油膜を■
して滑入されている。このとき軸Aが上からの荷重Pを
受けて角速度W、(周速N1)また浮動ブッシ3は角速
度W2(周速N2)の回転をすると浮動ブッシ3の中心
O2は軸受の中心O5から■心O2O3すると共に軸の
中心O1は浮動ブッシの中心O2から■心O2O1しそ
れぞれ油膜空間a3■d3■a3及びa1■d1■a1
を形成する。これらの油膜空間は実験上a3■d3、a
1■d1においてほぼ正圧でありd3■a3、d1■a
1に至って高圧となり、特にa3、a1と下部極真の間
で最高値を示す。
そしてこれらの油圧の合成圧が上からの荷重Pと平衡す
る。
一般に軸受の温度は軸の周速の二乗に比例して高くなる
ので高速回転の場合浮動ブッシを用いて軸と共に浮動ブ
ッシも回転させ相対的速度差を少くして速度上昇の減少
を図ることがある。このとき浮動ブッシの周速N2を軸
の周速N1の二分の一にすれば理想的となる。しかしこ
の場合油膜空間a1■d1■a1の摺動抵抗が油膜空間
a3■d3■a3の摺動抵抗より大きいとN2がN1に
接近し逆に小さいとN2がN1より遠ざかる。そして摺
動抵抗は使用状態によって変動するからN2とN1の比
は不安定で一定値を示さないばかりかN1が小、または
Pが大きい場合浮動ブッシは殆んど回転しない。
そこでこの発明者は先づ浮動ブッシの内外摺動面1、2
の夫々に多数の油溜溝4を設けることにより軸及び浮動
ブッシが回転するさい夫々の油膜空間に摩擦ポンプ又は
粘性ポンプに該当するポンプ作用が発生することを発見
した。これらの油溜溝4を多数■設けた浮動ブッシは先
づ軸の回転により油膜空間a1■d1■a1の油圧が高
まりその粘性より浮動ブッシの回転を促す。即ち油膜空
間のa1及びa3を含む下部空間の油圧が高圧となり上
からの大きな荷重と平衡し設部の油膜はその荷重により
切断されることなく摺動抵抗も少くなって浮動ブッシは
回転可能の状態となる。しかし定量的にどの程度に回転
できるか不定である。
上記に鑑みこの発明者は第3図の速度線図でみるように
作動子(たとえばボール)が面上を転動するさい作動子
の中心は作動子の周速の二分の一の速度で移動すること
に着目した。そこで浮動ブッシの内外摺動面1、2を貫
通する窓5をその全周面に多数配設しそれらの窓内に荷
重を受けて軸Aの外周面aと軸受Dの内周面d間を転動
する作動子6を装入する構成を創出するに至った。
かくしてこの発明によれば軸と軸受との間にあって荷重
を受けて摺動回転する浮動ブッシは、窓に装入され一部
荷重を受けて転動する作動子によって押し動かされ軸の
周速の二分の一の周速で回転することができる。
以下この発明を第4図ないし第8図の実施例により詳細
に説明する。第4図は本願の一実施例を示す平面図及び
中央から切断した左半の側面図である。浮動ブッシ本体
3は軸受Dの内面dと接する外摺動面2とこれから均等
な肉厚hを隔てて軸Aの外面aに接する内摺動面1に軸
方向の幅bとからなる円筒体である。外摺動面2と内摺
動面1とは同一中心軸を有するから浮動ブッシ本体の肉
厚hは均等であり後記の作動子6の直径d1にほぼ等し
い。d1は肉厚hに油膜の厚さを加えた程度のものとな
る。第5図に示すように内外の摺動面1、2には幅b方
向に伸びる油溜溝4が多数条設けてある。これらの油溜
溝は外摺動面2と軸受内面d及び内摺動面1と軸外周面
aとで夫々造られる油膜空間と共に軸A及び浮動ブッシ
本体が回転したとき摩擦ポンプを構成する。そのポンプ
作用に基く油圧が高いことを望む場合には油溜溝相互の
間隔を小さくし、その条数を多くした方がよろしい。
しかし内外摺動面の■が小さい場合にはその面上にたと
えばボーラスメッキのように微細な溝の模様を施し上記
の油溜溝に代えることができる。
勿論油溜溝と共に微細な溝の模様を施すこともできる。
第4図及び第6図では油溜溝を省略した場合を示してい
るが一般には極小型小■の浮動ブッシ以外は油溜溝を設
ける。
浮動ブッシ本体の幅方向のほぼ中央部に摺動面に貫通し
て開口する窓5を周面全体に多数配設する。これらの窓
5の左右の端面7、8の夫々に作動子6の軸心端を接触
させて装入する。窓5の相■れるものの間に支持部11
があり第4図では断面円形、第5図では断面台形になっ
ている。支持部11の窓5内に向く側面に第4図におい
て軸方向に伸びる一対の突出条9、10を夫々設け、第
5図の場合には一対の弧状の突出条9、10を各作動子
6毎に一対あて設ける。上記■突出条の端には突起9+
1、9−1及び10+1、10−1を夫々形成し、これ
らの突起のうち半■方向外側の突起9+1、9−1、1
0+1相互の間隔は作動子6が外側から装入されるさい
外に抜け出ない程度の締め代を作り、半■方向内側の突
起は装入された作動子を受け止め作動子の軸心を浮動ブ
ッシ本体3の厚さの中央に一致する様にしてある。なお
第6図には上記の突起に該当する部分を窓5の左右の端
面7、8に直接設けている。これらの突起は作動子を位
置決めするが窓の形状を第6図左下に展開断面として示
した様にすれば上記の突起、後記の窪みに該当する部分
を容易に工作することができる。
このような構成において軸Aが荷重を受けて矢印の方向
に回転すると軸の周面aの周速N1(周面4を転動する
作動子6の周速)に対し作動子の中心は周速N1の二分
の一の周速N2で浮動ブッシ本体の厚さの中央を押し動
かし浮動ブッシ本体を周面a、d間に摺動回転させる。
このとき作動子の中心及び浮動ブッシの厚さの中央の速
度は軸の外周面aと作動子6の外周の速度の二分の一と
なる。
作動子6は突起と滑り接触しながら浮動ブッシを押し動
かし浮動ブッシの摺動抵抗を突起から反力として受ける
。作動子は荷重の一部を受け浮動ブッシは荷重の残部を
受けて摺動するから、作動子がなく全荷重を受ける場合
より周速は速くなる。その上荷重の一部を受けて転動す
る作動子により押し動かされ、その周速は上記のように
正しく軸の周速の二分の一となる。
作動子と軸の外面a及び軸受の内面dとは相互に接触す
る部分で荷重のため弾性変形又は永久変形し、該部で油
膜が切断されることもある。この切断部に潤滑油又は潤
滑性物質を与え逆に浮動ブッシ摺動面を軸外面及び軸受
内面との潤滑性を良好にするため第4図において支持部
11の断面を円形にし第5図の実施例では支持部11の
■角を丸めている。また窓内の作動子を支持部との間の
空間13は常時潤滑油が満されているもので上記のほか
油溜溝4と同様のポンプ作用を奏する。
上記の作動子の浮動ブッシを押し動かす力が浮動ブッシ
の摺動抵抗に及ばないとき作動子は軸又は軸受の周面上
を滑りを伴って転動するから浮動ブッシの回転は減少し
周速も落ちる。このようなとき浮動ブッシの摺動抵抗を
少くするため例えば軸及び軸受と浮動ブッシの摺動面と
の遊合を■くするか、作動子と軸及び軸受間の締め代を
強くする。前者によれば滑り軸受としての精度が低下し
後者によれば弾性変形が多くなるため転がり軸受けとし
ての寿命が短かくなる。本願によれば作動子6が荷重を
受けて軸及び軸受間を滑りなく転動し浮動ブッシを押し
動かす程度の摺動抵抗を有する摺動面以外の摺動面を削
り取り、削り取った部分の浮動ブッシの肉厚を■くして
いる。第6図において支持部11及び窓5の右端面8か
ら右端までの摺動面を削り取り(14)、該部の肉厚を
■くし(h)荷重の一部が作動子に仇いたとき軸及び軸
受面を作動子が滑りなく転動し浮動ブッシを押し動かす
ことができるように浮動ブッシの摺動面を制限している
第7図は本願の浮動ブッシがスラストを受ける場合の一
例として接触角90°のスラスト浮動ブッシを示した。
この場合■浮動ブッシ本体は軸受に対する摺動面2と軸
に対する摺動面1が共に平面となり均等な厚さと半径方
向の幅を有する円環板となる。図示のように作動子の軸
心は放射方向に向けられ円環状に配設された窓内に装入
されている。想像線により示すように作動子の軸心を放
射線方向に対し傾斜させることもできる。このとき軸の
周速N1に対し浮動ブッシはN1の二分の一の周速N2
で押し動かされる。軸の回転方向が逆向のときこの浮動
ブッシを裏返して使用すればよい。
第8図は本願の浮動ブッシの取付状態を示すもので図中
15はサークリップ、16は窓の端面に設けた作動子の
軸端を受ける窪み、17は軸端を塞ぐカバーである。浮
動ブッシを取付けるには軸受内面にサークリップ15ヶ
挿入し(軸受側が静止している場合)これを位置決めと
して軸と軸受間に押し込む。このとき作動子の締め代は
僅かであるから特別な工具がなくても容易に行うことが
できる。
以上のように本願の浮動ブッシによれば従来の浮動ブッ
シに対し軸の周速の二分の一の周速で摺動回転できるか
ら滑り軸受として温度の上昇が防止され高速度用滑り軸
受に適する。また従来のボール、ローラーまたはニード
ルベヤリングなどの転がり軸受は内外輪を使用している
のでその取付に特別の工具を必要とするが本願によれば
内外輪を必要としないので第8図に示すように特別な工
具を用いることなく容易に取付けることができる。
更に荷重を転がり部と滑り部に分担することができるの
で高速重荷重小形コンパクトと軽荷重から重荷重、小■
から大■のものに至るまで滑り、転がり併用の軸受とし
て多方面に共用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の一実施例を示すもので第1図は従来の浮動
ブッシの説明図、第2図及び第3図は本願の創出過程を
説明する図、第4図は本願のコロ状作動子を装入した場
合の平面断面図及び中央から切断した左半の側面図、第
5図はボール作動子を装入した場合の平面図及び側面図
、第6図は一部摺動面を削り取った場合の側面図及び上
面図と下面図の一半を示した図、第7図は接触角90度
のスラスト浮動ブッシの一半を示す平面図及び側断面図
。第8図は取付状態を示す側断面図及び矢視方向の一半
の平面図である。 図中 3は浮動ブッシ本体    5は窓 bは作動子 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸受の内周面に摺動する外摺動面と、この外摺動面
    から均等な厚さを隔てて軸の外周面に摺動する内摺動面
    とを有し一定の幅を限定する浮動ブッシ本体と、上記内
    外摺動面にその両面を貫通した窓を多数配設し、その窓
    内に装入され上記軸受内周面と軸外周面に夫々接して転
    動し上記浮動ブッシ本体を押し動かし摺動回転させる作
    動子とを含む浮動ブッシ。 2、上記内外摺動面には多数条の油溜溝を設けてある第
    1項記載の浮動ブッシ。 3、上記油溜溝と共にまたは油溜溝に代えて微細な溝の
    模様を施した第2項記載の浮動ブッシ。 4、上記内外摺動面の限定された面部分を削り取ってあ
    る第1項ないし第3項記載の浮動ブッシ。 5、上記作動子は、ボール・コロ又はニードルである第
    1ないし第4項記載の浮動ブッシ。
JP16669486A 1986-07-17 1986-07-17 作動子を装入した浮動ブツシ Pending JPS6326412A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173031A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Niigata Machine Techno Co Ltd 回転テーブルの振れ制御装置及びこれを備えた工作機械、回転テーブルの振れ制御方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4328484Y1 (ja) * 1964-08-05 1968-11-25
JPS4830091A (ja) * 1971-08-23 1973-04-20

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