JP2010171737A - D級増幅装置 - Google Patents

D級増幅装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010171737A
JP2010171737A JP2009012341A JP2009012341A JP2010171737A JP 2010171737 A JP2010171737 A JP 2010171737A JP 2009012341 A JP2009012341 A JP 2009012341A JP 2009012341 A JP2009012341 A JP 2009012341A JP 2010171737 A JP2010171737 A JP 2010171737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
circuit
power supply
class
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009012341A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5202354B2 (ja
JP2010171737A5 (ja
Inventor
Yasushi Maeda
泰史 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009012341A priority Critical patent/JP5202354B2/ja
Priority to US12/688,632 priority patent/US8203382B2/en
Priority to AT10151472T priority patent/ATE532259T1/de
Priority to EP10151472A priority patent/EP2211460B1/en
Publication of JP2010171737A publication Critical patent/JP2010171737A/ja
Publication of JP2010171737A5 publication Critical patent/JP2010171737A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5202354B2 publication Critical patent/JP5202354B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/30Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/03Indexing scheme relating to amplifiers the amplifier being designed for audio applications
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/372Noise reduction and elimination in amplifier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】 スイッチング電源とD級増幅器のスイッチング動作によるビートが音声帯域のノイズとなることを防ぎ、電源動作の制御が容易で、電力損失が少ないD級増幅装置を提供すること。
【解決手段】 基準クロックを発生する手段と、基準クロックを分周した第1周波数で動作するスイッチング電源と、基準クロックを分周した第1周波数より高い第2周波数の三角波発生手段とを含む。さらに、入力信号に応じてパルス幅変調されたパルスによりスイッチング動作するD級増幅器を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は民生あるいは産業用電子機器に使用されるD級増幅装置に関する。
スイッチング電源とD級増幅器のスイッチ駆動を同一の周波数、一定の通流率とし、位相差を入力信号に応じて変化させてパルス幅制御された出力を得ることで、周波数差に起因するビート・ノイズの抑制及び小型化を図ったD級増幅器がある(特許文献1参照)。スイッチング電源とD級増幅器のお互いのスイッチング周波数または高調波によるビート周波数が可聴帯域とならないようにスイッチング電源またはD級増幅器のスイッチング周波数を基板ごとに調整することでビート・ノイズ対策しているD級増幅器などがある。
図4は従来のD級増幅装置を示すブロック図である。2はハーフブリッジ方式の電源回路であり、AC電源5から電源供給を受け、発振回路27からのクロックに基づきデューティ50%でスイッチング動作をおこない、増幅回路3にパルス状電圧を供給している。増幅回路3は音声入力信号6に応じて、電源回路2からのパルス状電圧との位相差を変化させたパルスを発振回路27からのクロックから生成してスイッチング動作をおこなうことで電力増幅をおこない、スピーカ4に出力している。従って、スイッチング電源とD級増幅器は同一周波数でスイッチング動作することになり、お互いの周波数またはその高調波によるビート・ノイズが発生しないD級増幅装置を実現していた。
特開2001−298330号公報
しかしながら、従来の構成ではスイッチング電源とD級増幅器の駆動周波数とを等しくする必要があり、それぞれの最適な駆動周波数での駆動ができず、電力損失低減に限界があった。
そこで、本発明はスイッチング電源とD級増幅器のスイッチング動作によるビートが音声帯域のノイズとなることを防ぎ、電源動作の制御が容易で、電力損失が少ないD級増幅装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るD級増幅装置は、
外部から入力される第1クロックを波形整形する手段と、
前記第1クロックから電源用の第2クロックを分周生成する第1分周手段と、
前記第1分周手段より分周率の低い第2分周手段と、
前記第2クロックで動作するスイッチング電源と、
前記第2分周手段によって分周生成された第3クロックに基づいて三角波を発生させる三角波発生手段と、
前記三角波発生手段によって発生された三角波を用いて、入力信号に対してパルス幅変調をおこなうパルス幅変調手段と、
前記パルス幅変調手段から出力された信号によりスイッチング動作する手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る他のD級増幅装置は、
第1クロックから電源用の第2クロックを生成する第1位相同期手段と、
前記第2クロックより高い周波数の第3クロックを生成する第2位相同期手段と、
前記第2クロックで動作するスイッチング電源と、
前記第3クロックに基づいて三角波を発生させる三角波発生手段と、
前記三角波発生手段によって発生された三角波を用いて、入力信号に応じてパルス幅変調をおこなうパルス幅変調手段と、
前記パルス幅変調手段から出力された信号によりスイッチング動作する出力手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スイッチング電源とD級増幅器のスイッチング動作によるビートが音声帯域のノイズとなることを防ぎ、スイッチング電源及びD級増幅器の電源動作の制御を容易にし、電力損失を少なくできる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係るD級増幅装置の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本実施形態におけるD級増幅装置を示すブロック図である。図1において、キャリア32は、制御回路1に設けられたPLL回路(Phase-Locked Loop:位相同期回路)7とクロック検出回路8に接続される。クロック検出回路8は遅延回路9とミュート制御回路29に接続され、PLL回路7は遅延回路9に制御され、クロック(CLK)波形整形回路33を介して、電源回路2及び増幅回路3に接続される。電源回路2は、AC電源5が一次整流ブリッジ10に入力され、ハーフブリッジ用コンデンサ14に接続される。PLL回路7に接続されたクロック波形整形回路33に接続される分周回路11は駆動回路12に接続され、スイッチング素子13に接続される。スイッチング素子13及びハーフブリッジ用コンデンサ14にはトランス15が接続され、二次側整流ブリッジ16に接続され、さらに二次側平滑コンデンサ17に接続されて、増幅回路3に接続される。増幅回路3内では、誤差増幅器22にLPF(Low Pass Filter:LPF)20に接続された負帰還回路21と音声入力信号6とが接続されている。クロック波形整形回路33に接続される分周回路24がさらに三角波発生器25に接続され、誤差増幅器22とともに比較器23に接続され、駆動回路18に接続される。駆動回路18が接続されたスイッチング素子19にはLPF20が接続され、さらに出力ミュートスイッチ26が接続されて、スピーカ4に接続される。
上記構成において、外部からキャリア32が入力されると、クロック検出回路8がクロック信号が入力されたことを検出してキャリア検出信号を出力し、ミュート制御回路29をイネーブル状態にし、遅延回路9を通してPLL回路7の位相同期動作を始動する。ミュート制御回路29がイネーブル状態となり、電源回路2及び増幅回路3が動作を開始し電気的に安定した状態となる。そして更に一定時間後に、ミュート制御回路29が出力ミュートスイッチをオンにする。キャリア32が入力された時には、遅延回路9はクロック検出回路8からの入力信号に対して時間的遅延を持たせずにPLL回路7を始動する。
PLL回路7から出力されるクロック(第1クロック)はクロック波形整形回路33でパルスに波形整形された後、電源回路2の分周回路11(第1分周手段)に入力され、スイッチング電源に最適な周波数の電源用クロック(第2クロック)に分周される。クロック波形整形回路33で波形整形するため、PLL回路7から出力するクロックは高調波が少なく且つ小信号レベルのものでよく、正弦波であればさらに良い。
電源回路2において、スイッチング素子13と、ハーフブリッジ用コンデンサ14と、トランス15と、二次側整流ブリッジ16と、二次側平滑コンデンサ17とでハーフブリッジ方式のスイッチング電源40を構成する。通常、スイッチング素子13としては、MOSFETやIGBTなどが使われる。ハーフブリッジ方式のスイッチング電源40へは、入力されたAC電源5を一次整流ブリッジ10で整流した電圧を、ハーフブリッジ用コンデンサ14で平滑することで直流電圧として供給する。
分周回路11により生成されたクロックに基づき、PS駆動回路によりデューティ50%でスイッチング動作をおこない、二次側平滑コンデンサ17の両端子間から、増幅回路3に直流電圧を供給している。クロック波形整形回路33から出力されるクロックは増幅回路3の分周回路24(第2分周手段)に入力され、D級増幅回路に最適な周波数の第3クロックを分周生成する。音声入力信号6と負帰還回路21を通して帰還される増幅回路の出力信号との誤差出力が誤差増幅器22により増幅され、分周回路24から出力された第3クロックに基づいて三角波発生器25により生成された三角波と、比較器23により比較される。従って、比較器23はパルス幅変調手段として機能し、比較器23からは誤差増幅器22からの誤差電圧に基づいたPWMパルスが出力される。
駆動回路18は比較器23からの出力に基づきフルブリッジ構成になっているスイッチング素子19を駆動することで、電源回路2からの直流電圧をスイッチングし出力を得ている。通常、スイッチング素子19としてはMOSFETなどが使われる。スイッチング素子19からの出力に含まれる高調波成分はLPF20により除去され、音声帯域の電圧だけが出力ミュートスイッチを通してスピーカ4に電力供給される。PLL回路7にキャリア32が入力されなくなった場合、クロック検出回路8はミュート制御回路29にミュート状態にするよう制御信号を送り、即座に出力ミュートスイッチ26をオフする。
さらに、クロック検出回路8からの制御信号が遅延回路9に送られ、規定時間後にPLL回路7を停止し、電源回路2及び増幅回路3への基準クロック供給を停止することで、電源回路2を待機状態、増幅回路3を停止状態に制御する。スイッチング電源のクロックとしては、電力損失や形状などの製品仕様またはコストなどにより周波数が選定されるが、一般的に100kHz近辺の周波数とされることが多い。一方、D級増幅回路で必要とされるクロックは、増幅回路としての入出力周波数特性に依存しており、増幅回路で扱うべき最高周波数の20倍程度のクロック周波数とする。音声帯域の最高周波数が20kHzの場合には必要なクロックは400kHz程度とし、低音域専用の増幅回路であって最高周波数が10kHz程度であれば、クロックは200kHz程度でも充分である。
従って、キャリア32を分周して生成するスイッチング電源回路用クロック周波数fpsとキャリア32を分周して生成するD級増幅回路用クロック周波数fampの関係は、 fps ≦ famp
になる。また、D級増幅回路で使用するクロックとして正確に50%のデューティが要求される場合には、基準クロックの周波数foはfampの2倍の周波数が必要で、さらに分周生成可能な周波数関係になっている必要がある。従って、周波数の関係としては、 fps ≦ famp 且つ 2×fps ≦ fo
になる。さらに、スイッチング電源用クロックの基本波及びその高調波とD級増幅回路用クロックの基本波及びその高調波との周波数差が可聴帯域の周波数とならない設定とする。従って、分周回路11、24は、上述した周波数を得るのに必要な分周率に設定する。
なお、三角波発生器で生成する三角波は完全な三角波に限定されるものではなく、いわゆる鋸波などの三角形状の波形ならばどのようなものでもよい。
以上のように、本実施形態によれば、スイッチング電源とD級増幅器のスイッチング動作によるビートが音声帯域のノイズとなることを防ぎ、電源動作の制御が容易で、電力損失が少なく、輻射ノイズの低いD級増幅装置を提供することが可能となる。
(第2実施形態)
本発明に係るPLL回路の第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。図2は本発明の第2実施形態におけるD級増幅装置を示すブロック図である。第2実施形態は、第1実施形態における分周回路11、24に代えて、PLL回路30、31を用いたものである。その他の構成及び動作は第1実施形態と同様であるため、ここでは同じ構成要素については同じ符号を付し、それぞれの構成要素の詳しい説明を省略する。
クロック波形整形回路33に接続されたPLL回路30(第1位相同期手段)は駆動回路12に接続され、スイッチング素子13に接続される。クロック波形整形回路33に接続されるPLL回路31(第2位相同期手段)がさらに三角波発生器25に接続され、誤差増幅器22とともに比較器23に接続され、駆動回路18に接続される。
PLL回路7から出力されるクロックはクロック波形整形回路33でパルスに波形整形された後、電源回路2のPLL回路30に入力され、スイッチング電源に最適な周波数のクロックが生成される。
PLL回路30により生成されたクロックに基づき、駆動回路12によりデューティ50%でスイッチング動作をおこない、二次側平滑コンデンサ17の両端子間から、増幅回路3に直流電圧を供給する。
クロック波形整形回路33から出力されるクロックは増幅回路3のPLL回路31に入力される。PLL回路31は、PLL動作し、D級増幅回路に最適な周波数の第3クロックを生成する。PLL回路31から出力された第3クロックに基づいて三角波発生器25により三角波を生成する。負帰還回路21を通して帰還される増幅回路出力と、音声入力信号6との誤差を誤差増幅器22により増幅する。その比較結果と、比較器23により電圧比較している。従って、比較器23はパルス幅変調手段として機能し、比較器23からは誤差増幅器22からの誤差電圧に基づいたPWMパルスが出力される。
また、スイッチング電源及びD級増幅回路で使用するクロックはそれぞれのPLL回路により生成する構成とするため、必要に応じて基準クロックの周波数を逞倍あるいは分周した周波数とするPLL回路構成とする。
電源回路2内のPLL回路30と増幅回路3内のPLL回路31とは、別回路である必要はなく、ひとつのPLL回路からスイッチング電源とD級増幅回路に必要となる周波数のクロックを分周生成してもよい。
以上のように、本実施形態によればスイッチング電源とD級増幅器のスイッチング動作によるビートが音声帯域のノイズとなることを防ぎ、電源動作の制御が容易で、電力損失が少ないD級増幅装置を提供することが可能となる。さらに、供給する基準クロックはスイッチング電源またはD級増幅回路で必要な周波数より低い周波数とすることも可能であり、基準クロック供給ラインからの輻射ノイズをさらに抑える効果が得られる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図3は第3の実施形態におけるD級増幅装置を示すブロック図である。図3において、キャリア32が制御回路1内のPLL回路7とクロック検出回路8に接続され、クロック検出回路8は遅延回路9とミュート制御回路29に接続され、PLL回路7は遅延回路9に制御され、電源回路2a及び増幅回路3aに接続される。電源回路2aは、AC電源5が一次整流ブリッジ10に入力され、ハーフブリッジ用コンデンサ14に接続される。
PLL回路7に接続されたクロック波形整形回路33に接続される分周回路11は駆動回路12に接続され、スイッチング素子13に接続される。スイッチング素子13及びハーフブリッジ用コンデンサ14にはトランス15が接続され、二次側整流ブリッジ16に接続され、さらに二次側平滑コンデンサ17に接続されて、増幅回路3aに接続される。増幅回路3aは、誤差増幅器22に音声入力信号6及びLPF20に接続された負帰還回路21が接続されている。クロック波形整形回路33に接続される分周回路24がさらに三角波発生器25に接続され、誤差増幅器22とともに比較器23に接続され、駆動回路18に接続される。駆動回路18が接続されたスイッチング素子19にはLPF20が接続され、さらに出力ミュートスイッチ26aが接続されて、スピーカ4に接続される。制御回路1には電源回路2aと同じ回路構成の電源回路2bと電源回路2c、及び増幅回路3aと同じ回路構成の増幅回路3bと増幅回路3cが接続されている。
次に、上記構成において、キャリア32が入力されると、クロック検出回路8がクロック信号が入力されたことを検出し、ミュート制御回路29をイネーブル状態にし、遅延回路9を通してPLL回路7を始動する。ミュート制御回路29がイネーブル状態となり、電源回路2a及び増幅回路3aが動作を開始し電気的に安定した状態となる一定時間後に、出力ミュートスイッチをオンする動作をする。キャリア32が入力された時には、遅延回路9はクロック検出回路からの入力信号に対して時間的遅延を持たせずにPLL回路7を始動する。PLL回路7から出力されるクロックはクロック波形整形回路33でパルスに波形整形された後、電源回路2aの分周回路11に入力し、スイッチング電源に最適な周波数になるように分周している。
クロック波形整形回路33で波形整形するため、PLL回路7から出力するクロックは高調波が少なく且つ小信号レベルのものでよい。スイッチング素子13と、ハーフブリッジ用コンデンサ14と、トランス15と、二次側整流ブリッジ16と、二次側平滑コンデンサ17とでハーフブリッジ方式のスイッチング電源を構成している。ハーフブリッジ方式のスイッチング電源へは、入力されたAC電源5を一次整流ブリッジ10で整流した電圧を、ハーフブリッジ用コンデンサで平滑することで直流電圧として供給している。分周回路11により生成されたクロックに基づき、駆動回路12によりデューティ50%でスイッチング動作をおこない、二次側平滑コンデンサ17の両端子間から、増幅回路3aに直流電圧を供給している。
クロック波形整形回路33から出力されるクロックは増幅回路3aの分周回路24に入力され、D級増幅回路に最適な周波数になるように分周している。音声入力信号6と負帰還回路21を通して帰還される増幅回路出力が誤差増幅器22により比較され、分周回路24の出力に基づいて三角波発生器25により生成された三角波と、比較器23により電圧比較している。従って、比較器23からは誤差増幅器22からの誤差電圧に基づいたPWMパルスが出力される。駆動回路18は比較器23からの出力に基づきフルブリッジ構成になっているスイッチング素子19を駆動することで、電源回路2からの直流電圧をスイッチングし出力を得ている。
スイッチング素子19からの出力に含まれる高調波成分はLPF20により除去され、音声帯域の電圧だけが出力ミュートスイッチを通してスピーカ4に電力供給される。PLL回路7にキャリア32が入力されなくなった場合、クロック検出回路8はミュート制御回路29にミュート状態にするよう制御信号を送り、即座に出力ミュートスイッチ26aをオフする。さらに、クロック検出回路8からの制御信号が遅延回路9に送られ、規定時間後にPLL回路7を停止し、電源回路2a及び増幅回路3aへの基準クロック供給を停止することで、電源回路2aを待機状態、増幅回路3aを停止状態に制御する。電源回路2bと増幅回路3b及び電源回路2cと増幅回路3cも、電源回路2aと増幅回路3aと同様の動作をおこなう。
以上のように、本実施形態によればスイッチング電源とD級増幅器のスイッチング動作によるビートが音声帯域のノイズとなることを防ぎ、電源動作の制御が容易で、電力損失が少なく、輻射ノイズが低いD級増幅装置を提供することが可能となる。さらに、制御回路からの基準クロックを特定の電源回路と増幅回路に供給することで選択的に電源動作の制御することも可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
本発明の第1実施形態に係るD級増幅装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るD級増幅装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るD級増幅装置の構成を示すブロック図である。 従来例の増幅装置の構成を説明する図である。

Claims (4)

  1. 外部から入力される第1クロックを波形整形する手段と、
    前記第1クロックから電源用の第2クロックを分周生成する第1分周手段と、
    前記第1分周手段より分周率の低い第2分周手段と、
    前記第2クロックで動作するスイッチング電源と、
    前記第2分周手段によって分周生成された第3クロックに基づいて三角波を発生させる三角波発生手段と、
    前記三角波発生手段によって発生された三角波を用いて、入力信号に対してパルス幅変調をおこなうパルス幅変調手段と、
    前記パルス幅変調手段から出力された信号によりスイッチング動作する手段と、
    を備えることを特徴とするD級増幅装置。
  2. 第1クロックから電源用の第2クロックを生成する第1位相同期手段と、
    前記第2クロックより高い周波数の第3クロックを生成する第2位相同期手段と、
    前記第2クロックで動作するスイッチング電源と、
    前記第3クロックに基づいて三角波を発生させる三角波発生手段と、
    前記三角波発生手段によって発生された三角波を用いて、入力信号に応じてパルス幅変調をおこなうパルス幅変調手段と、
    前記パルス幅変調手段から出力された信号によりスイッチング動作する出力手段と、
    を備えることを特徴とするD級増幅装置。
  3. 外部から入力されるキャリアに同期する位相同期回路により基準クロックを生成する手段と、
    前記キャリアを検出しキャリア検出信号を出力する検出手段と、
    前記キャリア検出信号を遅延させ、位相同期動作を制御する遅延手段と、
    前記キャリア検出信号により制御されるミュート手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のD級増幅装置。
  4. 入力信号と出力信号を比較する比較手段を更に備え、
    前記パルス幅変調手段が前記比較手段からの誤差出力に応じて前記パルス幅変調を行なうことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のD級増幅装置。
JP2009012341A 2009-01-22 2009-01-22 D級増幅装置 Expired - Fee Related JP5202354B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009012341A JP5202354B2 (ja) 2009-01-22 2009-01-22 D級増幅装置
US12/688,632 US8203382B2 (en) 2009-01-22 2010-01-15 Amplifier circuitry
AT10151472T ATE532259T1 (de) 2009-01-22 2010-01-22 Verstärkerschaltkreis
EP10151472A EP2211460B1 (en) 2009-01-22 2010-01-22 Amplifier circuitry

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009012341A JP5202354B2 (ja) 2009-01-22 2009-01-22 D級増幅装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010171737A true JP2010171737A (ja) 2010-08-05
JP2010171737A5 JP2010171737A5 (ja) 2012-03-08
JP5202354B2 JP5202354B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=42173249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009012341A Expired - Fee Related JP5202354B2 (ja) 2009-01-22 2009-01-22 D級増幅装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8203382B2 (ja)
EP (1) EP2211460B1 (ja)
JP (1) JP5202354B2 (ja)
AT (1) ATE532259T1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190100171A (ko) * 2016-10-18 2019-08-28 메나리니 실리콘 바이오시스템스 에스.피.에이. 입자 조작을 위해 마이크로 유체 장치의 전극을 구동하기 위한 전자 구동 회로, 및 상응하는 분석 장치

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5439694B2 (ja) * 2009-06-22 2014-03-12 ルネサスエレクトロニクス株式会社 パルス幅変調回路
JP5633163B2 (ja) * 2010-03-18 2014-12-03 ヤマハ株式会社 D級電力増幅装置
EP2555423B1 (en) * 2010-03-31 2014-03-12 Panasonic Corporation Digital amplifier
FR2966994B1 (fr) * 2010-11-02 2018-01-26 Cddic Amplificateur audio class-d pwm combine avec un elevateur de tension et avec controle de dissipation.
US8410851B1 (en) * 2011-09-12 2013-04-02 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifier with an inductor
US8451057B2 (en) * 2011-11-02 2013-05-28 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifier using inductor current feedback
US9602067B2 (en) * 2011-11-15 2017-03-21 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifier with pulsed current supply
US8416020B1 (en) * 2011-11-20 2013-04-09 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifier and switching amplifying method
US8432221B1 (en) * 2011-11-27 2013-04-30 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifying method and switching amplifier
JP5984514B2 (ja) 2012-05-31 2016-09-06 キヤノン株式会社 電源装置およびそれを備えた画像形成装置
TWI448166B (zh) * 2012-08-17 2014-08-01 Elite Semiconductor Esmt 用於減少氣爆雜音的裝置
EP2926446A4 (en) * 2012-11-28 2016-08-31 Guangdong Rui Ding Electrical Technology Ltd SINGLE-FLOOR SINGLE-STAGE ISOLATED CUT POWER AMPLIFIER
JP5578745B1 (ja) * 2013-08-22 2014-08-27 株式会社京三製作所 D級増幅器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293003A (ja) * 1988-05-20 1989-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力増幅器
JP2004072707A (ja) * 2002-06-13 2004-03-04 Sony Corp パワーアンプ装置
JP2005136717A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Victor Co Of Japan Ltd デジタルアンプ装置
JP2008054050A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Yamaha Corp 調光器付デジタルアンプシステムおよび照明付スピーカシステム
JP2008124537A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Dx Antenna Co Ltd 高周波増幅器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001298330A (ja) 2000-04-11 2001-10-26 Ad Main Inc 絶縁型pwm電力増幅器
TW519792B (en) * 2000-08-30 2003-02-01 Cirrus Logic Inc Circuits and methods for reducing interference from switched mode circuits
JP2002223132A (ja) 2001-01-29 2002-08-09 Niigata Seimitsu Kk 音声再生装置および方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293003A (ja) * 1988-05-20 1989-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力増幅器
JP2004072707A (ja) * 2002-06-13 2004-03-04 Sony Corp パワーアンプ装置
JP2005136717A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Victor Co Of Japan Ltd デジタルアンプ装置
JP2008054050A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Yamaha Corp 調光器付デジタルアンプシステムおよび照明付スピーカシステム
JP2008124537A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Dx Antenna Co Ltd 高周波増幅器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190100171A (ko) * 2016-10-18 2019-08-28 메나리니 실리콘 바이오시스템스 에스.피.에이. 입자 조작을 위해 마이크로 유체 장치의 전극을 구동하기 위한 전자 구동 회로, 및 상응하는 분석 장치
KR102502573B1 (ko) * 2016-10-18 2023-02-23 메나리니 실리콘 바이오시스템스 에스.피.에이. 입자 조작을 위해 마이크로 유체 장치의 전극을 구동하기 위한 전자 구동 회로, 및 상응하는 분석 장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP2211460B1 (en) 2011-11-02
US20100182083A1 (en) 2010-07-22
ATE532259T1 (de) 2011-11-15
EP2211460A1 (en) 2010-07-28
JP5202354B2 (ja) 2013-06-05
US8203382B2 (en) 2012-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5202354B2 (ja) D級増幅装置
JP5633163B2 (ja) D級電力増幅装置
JP2008047945A (ja) アンプ装置
JP2007066778A (ja) 高周波電源装置
TW201545455A (zh) 電源開關驅動方法
US8212598B2 (en) Oscillation frequency control circuit, DC-DC converter including the oscillation frequency control circuit, and semiconductor device
TW200810330A (en) Multi-channels power converter with switching frequency modulation circuit for power saving
TWI511426B (zh) 調變方法及其調變模組與電壓轉換裝置
KR101116994B1 (ko) 반도체 장치
JP2007185000A (ja) 可変周波数増幅器
JP6153786B2 (ja) 高周波電源装置
JP6301112B2 (ja) 高周波電源
US20040145921A1 (en) DC to AC inverter
JP2005136717A (ja) デジタルアンプ装置
US8054053B2 (en) Audio apparatus, switching power supply, and switching control method
JP2005311472A (ja) D級増幅器
JP4956852B2 (ja) スイッチング制御装置
JP2018088819A (ja) 高周波電源
JP6474985B2 (ja) 高周波電源
JP5879248B2 (ja) スイッチング電源装置及びそれを用いた電源システム
TWI239711B (en) Control structure for parallel-connected inverters
JP2014220059A (ja) 高周波電源

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130212

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees