JP2010171137A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】n型MOSトランジスタ、p型MOSトランジスタにおいて共通のゲート絶縁膜構造及びゲート電極材料を用いながら、各々のトランジスタのしきい値電圧を適正な値へ設定し、且つゲート絶縁膜における酸素欠損に伴う移動度の低下を抑制する。
【解決手段】メタルゲート電極及び高誘電率ゲート絶縁膜を用いた半導体装置の製造方法であって、n型半導体領域200及びp型半導体領域300上にそれぞれ、シリコン酸化物からなる第1のゲート絶縁膜、La,Al,Oを含む第2のゲート絶縁膜、Hfを含む第3のゲート絶縁膜を積層し、その上に金属膜からなるゲート電極を形成し、次いでp型半導体領域300上の、第1のゲート絶縁膜,第2のゲート絶縁膜,第3のゲート絶縁膜,及びゲート電極の積層構造を、水素拡散防止膜350で被覆した後、水素雰囲気で熱処理を施す。
【選択図】 図4

Description

本発明は、メタルゲート電極及び高誘電率ゲート絶縁膜を用いた半導体装置において、熱処理プロセスの改良をはかった半導体装置の製造方法及びこの方法を用いて作製された半導体装置に関する。
近年、LSIの高性能化のために、ゲート絶縁膜としてSiO2 よりも高い誘電率を有する High-k 膜を用い、ゲート電極としてメタルゲート電極材料を用いることが検討されている。メタルゲート電極材料を選択するにあたっての前提は、消費電力を抑えるために、n型,p型の双方のMOSトランジスタにおいて適正なしきい値電圧を与える仕事関数をゲート絶縁膜との界面で示すことである。具体的には、n型MOSトランジスタにおいては、シリコンの伝導帯端のエネルギーに近い4.1eV程度、さらにp型MOSトランジスタにおいては同じく価電子帯端のエネルギーに近い5.2eV程度の仕事関数を持つことが望ましい。
しかし、n型,p型のMOSトランジスタにおいてそれぞれ異なる金属材料をゲート電極として用いる場合は、製造プロセスが極めて煩雑化すると共に製造コストの増大を招く。加えて、n型MOSトランジスタ向け、p型MOSトランジスタ向けの各々のメタルゲート電極において、ソース・ドレイン領域の活性化熱処理等のLSI製造プロセスに耐性があり、かつ前記のような仕事関数を示す金属材料を見出せていない。より具体的には、n型MOSトランジスタ用ゲート電極材料では仕事関数が理想値よりも増加し、p型MOSトランジスタ用ゲート電極材料では逆に仕事関数が理想値よりも低下してしまい、各々のトランジスタにおいてしきい値電圧が高くなってしまう傾向がある。
これらの問題の対策として、Si基板上の酸化ハフニウム膜からなるゲート絶縁膜上にプラチナ膜を堆積し、プラチナ膜の還元触媒効果を利用してn型MOSトランジスタ側のゲート絶縁膜のみを選択的に還元することにより、n型MOSトランジスタのゲート電極の仕事関数を変動させ、n型MOSトランジスタ、p型MOSトランジスタのしきい値電圧を調整する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この方法は、水素アニールによる酸化ハフニウムの還元作用により生成した酸素欠損を利用するものであるため、酸化ハフニウム中に酸素欠損が生じ、チャネル近傍に酸素欠損が存在することから、キャリア移動度の低下を招くことが懸念される。
特開2006−128416号公報
CRC Handbook of Chemistry and Physics 78th edition
本発明の目的は、n型MOSトランジスタ、p型MOSトランジスタにおいて共通のゲート絶縁膜構造及びゲート電極材料を用いながら、各々のトランジスタのしきい値電圧を適正な値へ設定することができ、且つゲート絶縁膜における酸素欠損に伴う移動度の低下を抑制できる半導体装置の製造方法及びこの方法を用いて作製された半導体装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、次のような構成を採用している。
即ち、本発明の一態様に係わる半導体装置の製造方法は、n型半導体領域及びp型半導体領域上にそれぞれ、半導体領域側から順にシリコン酸化物からなる第1のゲート絶縁膜、La,Al,Oを含む第2のゲート絶縁膜、及びHfを含む第3のゲート絶縁膜が積層された構造を形成する工程と、前記第3のゲート絶縁膜上に、該第3のゲート絶縁膜に接する金属膜を有するゲート電極を形成する工程と、前記p型半導体領域上の、前記第1のゲート絶縁膜,前記第2のゲート絶縁膜,前記第3のゲート絶縁膜,及び前記ゲート電極の積層構造を、水素拡散防止膜で被覆する工程と、前記水素拡散防止膜で被覆する工程を行った後に、水素雰囲気で熱処理を施す工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明の別の一態様に係わる半導体装置は、n型半導体領域及びp型半導体領域上にそれぞれ形成された、シリコン酸化物からなる第1のゲート絶縁膜と、前記第1のゲート絶縁膜上に形成された、La,Al,Oを含む第2のゲート絶縁膜と、前記第2のゲート絶縁膜上に形成された、Hfを含む第3のゲート絶縁膜と、前記第3のゲート絶縁膜上に形成された金属膜からなるゲート電極と、を具備し、前記n型半導体領域上に形成された第1,第2,第3のゲート絶縁膜中に含まれるトータルの水素量が、前記p型半導体領域上に形成された第1,第2,第3のゲート絶縁膜中に含まれるトータルの水素量よりも多いことを特徴とする。
本発明によれば、n型MOSトランジスタ、p型MOSトランジスタにおいて共通のゲート絶縁膜構造及びゲート電極材料を用いながら、各々のトランジスタのしきい値電圧を適正な値へ設定することができる。しかも、ゲート絶縁膜における酸素欠損を少なくすることができるため、酸素欠損に伴う移動度の低下を抑制することができる。
ウェハ面内における原子比La/(La+Al)の変化を示す特性図。 熱処理時の各水素濃度におけるVfbの原子比La/(La+Al)依存性を示す特性図。 第1の実施形態に係わる半導体装置の素子構造を示す断面図。 第1の実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す断面図。 第1の実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す断面図。 第2の実施形態に係わる半導体装置の素子構造を示す断面図。 第2の実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す断面図。 第3の実施形態に係わる半導体装置の素子構造を示す斜視図。
まず、実施形態を説明する前に、本発明の概要及び原理を、図1及び図2を参照して説明する。
本発明では、前記課題を克服するために、p型MOSトランジスタのゲート絶縁膜中へ選択的に高濃度の水素を熱処理雰囲気から導入することにより、n型,p型の各MOSトランジスタのゲート絶縁膜及びメタルゲート電極構造を同一にしつつ、両トランジスタに対して適性なしきい値電圧を与える製造方法及び装置を提供する。なお、ここで云うMOSとは、ゲート絶縁膜にシリコン酸化膜以外の絶縁膜を用いたいわゆるMIS構造も含むものとする。
まず、水素雰囲気の熱処理を施すことによりしきい値電圧を制御できることを示す実験結果について説明する。
5nmの熱酸化膜(SiO2 )を形成させてある3インチのSiウェハ上にPLD(Pulsed laser deposition)法によって、La23 とAl23 のターゲットを用いて、ウェハ面上でLaとAlの組成比を変化させながらLa,Al,Oからなる絶縁膜を形成させた。AES(Auger Electron Spectroscopy)により分析して得られた原子比(La/(La+Al))のウェハ面位置依存性を、図1に示す。
図1に示されるように、原子比La/(La+Al)はウェハ端から端までほぼ100%〜0%まで変化していることが分かる。さらに、このLa,Al,Oからなる絶縁膜上に同じくPLD法によりHfO2 をウェハ全面に堆積させ、その後にゲート電極としてPtを電子蒸着法により堆積させMOSキャパシターを作製した。その後、H2/N2 =3%及び10%の雰囲気で熱処理を実施した。
ここで、(特許文献1)と異なる構成は、HfO2 とSiO2 の間にLa,Al,Oからなる絶縁膜が形成されている点である。La23 及びAl23 の標準生成エンタルピー(ΔHo)はそれぞれ、-1793.7 kJ/mol,-1675.7 kJ/mol であるのに対してHfO2 のそれは -1144.7kJ/mol であることから、La,Al,Oからなる絶縁膜はHfO2 よりも熱的安定であり、酸素欠損を生成し難い(例えば、非特許文献1参照)。これは、(特許文献1)の構成と比べると、チャネルに近い位置に酸素欠損を生成し難いLa,Al,Oからなる絶縁膜を配した本発明の構造の方が(特許文献1)よりも望ましいことを示している。
図2には、前記のようにH2/N2 =3%及び10%での熱処理を実施したウェハの面上の端から端まで連続的に存在するキャパシターを測定したC−Vカーブから抽出したフラットバンド電圧(Vfb)、及び実効仕事関数(Φeff)のLa/(La+Al)依存性プロットを載せる。
図2に示されるように、H2/N2 =3%で熱処理を施した場合、Vfbは、La/(La+Al)が0〜20%程度の領域では急激に減少し、20%〜83%ではほぼ一定の値となり、83%を越えるとまた増加する傾向が観測される。0〜20%程度の領域における急激な減少は、SiO2 とLa,Al,Oからなる絶縁膜との間に存在するLaに起因したダイポールがLa濃度の増加に伴ってその密度が増加するためと考えられる。また、83%を越えるとVfbシフトが増加する要因は、La濃度が高くなり、且つAl濃度が低くなった結果、La23 が特徴的に持つ、高い吸湿性に起因した現象であると考えられる。例えば、絶縁膜が吸湿した結果、負の電荷が発生して、Vfbの増加をもたらすことなどが考えられる。
一方、H2/N2 =10%で熱処理を施した場合は、La/(La+Al)の増加に伴うVfb値の減少は極めて小さい。この実験結果から、同じLa/(La+Al)比を持つ膜を用いても、n−MOSFETとp−MOSFET各々に対して異なる水素濃度で熱処理を施すことにより、大きく異なるVfb値を与えることが可能である。例えば、p−MOSFETに対する熱処理の水素濃度を高く(H2/N2 =10%)、n−MOSFETに対する熱処理の水素濃度を低く(H2/N2 =3%)することにより、p−MOSFETのVfb値を低くさせることなく、n−MOSFETのVfb値のみを低くさせることができる。これは、同一構成のp−MOSFET及びn−MOSFETにそれぞれ適したしきい値を実現するのに有効である。
また、二次イオン質量分析(SIMS)の結果、H2/N2 =10%で熱処理を施した場合は、絶縁膜中の水素濃度は1×1020(atoms/cc)以上であることが分かっている。さらに、H2/N2 =3%で熱処理を施した場合は、水素濃度は5×1019(atoms/cc)であったが、H2/N2 =3%に限らず、10%に満たない水素濃度条件で熱処理を施した場合は、La/(La+Al)の増加に伴いVfb値は大きく減少した。これらのことから、La/(La+Al)の増加に伴うVfb値の減少を抑制するには、水素濃度は1×1020(atoms/cc)以上であることが必要である。
また、H2/N2 =3%の場合と水素雰囲気熱処理を施さない場合とでは、VfbのLa/(La+Al)に対する挙動に有意な違いは無かった。さらに、H2/N2 =3%の場合でもSiO2 層が下層に無い場合には、図2に示したようなVfb差は生まれなかった。これらのことから、大きなVfb差をもたらすには、少なくともSiO2 を含む層がLa,Al,Oからなる層の下に形成されていることが重要である。
以下では、本発明の詳細を図示の実施形態によって説明する。なお、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって特許請求の範囲内で、変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、以下の説明が特許請求の範囲を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図3は、本発明の第1の実施形態に係わる半導体装置(CMOSトランジスタ)の素子構造を示す断面図である。
Si基板100上に、SiO2 からなる素子分離絶縁膜101によって分離されるように、n型ウェル(n型半導体領域)200及びp型ウェル(p型半導体領域)300が形成されている。なお、基板100としては、SOI(Silicon On Insulator)構造の基板を用いてもよい。n型ウェル200上にはp型MOSトランジスタ、p型ウェル300上にはn型MOSトランジスタが形成されている。
p型MOSトランジスタにおいては、n型ウェル200上のゲート絶縁膜として、基板100側からSiO2 を含む層/La,Al,Oから成る層/HfO2 からなる層の3層が形成されている。即ち、n型ウェル200上に、SiO2 を含む第1のゲート絶縁膜211、La,Al,Oから成る第2のゲート絶縁膜212、及びHfO2 からなる第3のゲート絶縁膜213が積層形成されている。第3のゲート絶縁膜213の上には、Ptからなるゲート電極220が形成されている。そして、各ゲート絶縁膜211,212,213及びゲート電極220からなるゲート部の側面には、SiNからなる側壁絶縁膜240が形成されている。さらに、ゲート部の両側には、n型ウェル200の表面にソース/ドレイン及びエクステンション層となるp型拡散層230が形成されている。
n型MOSトランジスタにおいては、p型MOSトランジスタと同様に、p型ウェル300上のゲート絶縁膜として、基板100側からSiO2 を含む第1のゲート絶縁膜311、La,Al,Oから成る第2のゲート絶縁膜312、及びHfO2 からなる第3のゲート絶縁膜313が積層形成されている。さらに、第3のゲート絶縁膜313上にはゲート電極320が形成され、各ゲート絶縁膜311,312,313及びゲート電極320からなるゲート部の側面には側壁絶縁膜340が形成されている。そして、ゲート部の両側には、p型ウェル300の表面にソース・ドレイン及びエクステンション層となるn型拡散層330が形成されている。
p型MOSトランジスタ及びn型MOSトランジスタが形成された基板上には、ゲート部間を埋め込むように層間絶縁膜102が形成され、基板表面が平坦化されている。なお、ゲート電極側の最上層である第3のゲート絶縁膜213,313はHfシリケート(HfSiO)、窒化ハフニウムシリケート(HfSiON)等であってもかまわない。ゲート電極220,320やゲート側壁絶縁膜240,340の構成はこれに限ったものではなく、デバイス用途に応じてその材料を自由に選択できる。また、ゲート絶縁膜211,212,312,313は非晶質、多結晶、単結晶のいかなる形態をとっても良い。
本実施形態においては、p型MOSトランジスタ及びn型MOSトランジスタにおける第2のゲート絶縁膜212,312の組成比(La/(La+Al))は、上述したように20%〜83%の値であることが望ましい。また、積層されたゲート絶縁膜中に含まれる水素量は、水素熱処理条件に違いに応じてp型MOSトランジスタ中の方がn型MOSトランジスタ中よりも多いことがCMOSトランジスタとしての本実施形態の構造的特徴である。
本実施形態による上記構造によれば、n型MOSトランジスタの実効仕事関数は4.1eV、p型MOSトランジスタ実効仕事関数は4.9eVを示すことから、n型MOSトランジスタ,p型MOSトランジスタに共通のゲート電極及びゲート絶縁膜を用いながら、n型MOSトランジスタ,p型MOSトランジスタ共に低しきい値電圧にて動作させることができる。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について、図4及び図5を参照して説明する。本実施形態の半導体装置の製造方法は、トランジスタ製造にいわゆるダミーゲートを利用するリプレースメントゲートプロセスを用いる。なお、この製造方法は、ゲート電極にPtを使用した場合を例にとって説明する。
まず、図4(a)に示すように、Si基板100に、STI構造の素子分離絶縁膜101によって分離されたn型ウェル200及びp型ウェル300を形成する。続いて、n型ウェル200及びp型ウェル300にそれぞれダミーゲート(図示せず)を形成し、このダミーゲートをマスクとして、n型ウェル200にp型不純物を注入してp型エクステンション層231を形成し、p型ウェル300にn型不純物を注入してn型エクステンション層331を形成する。その後、上記ダミーゲートの側部にゲート側壁絶縁膜240,340を形成する。そして、ダミーゲート及びゲート側壁絶縁膜240,340をマスクとしてn型ウェル200にp型不純物を注入してp型ソース・ドレイン領域232を形成し、p型ウェル300にn型不純物を注入してn型ソース・ドレイン領域332を形成する。続いて、層間絶縁膜102を堆積し、この層間絶縁膜102を平坦化する。その後、上記ダミーゲートを除去することにより図4(a)に示す構造を得る。
図4(a)から分かるように、ダミーゲートが除去された箇所に形成されるのが、ダミーゲート溝である。なお、拡散層上にサリサイド層が形成されていてもよい。なお、ダミーゲートとしては、Siなどの材料を用いる。このとき、ダミーゲート除去には、アルカリ溶液によるウェットエッチングなどの手法を用いる。
次に、図4(b)に示すように、ゲート絶縁膜105を堆積する。ここでのゲート絶縁膜105は前記のように3層からなる。まず、熱酸化膜(SiO2 層)を0.3nm形成した。その後、ALD(Atomic layer deposition)法によりLa,Al,Oから成る層を1nm堆積させた。さらに、同様にALD法によりHfO2 層を2nm堆積させた。堆積法は、ダミーゲートが除去された後の溝の底面及び側面に沿って絶縁膜を形成することが可能であれば良く、CVD(Chemical vapor deposition)法などでもかまわない。なお、熱酸化膜はゲート溝の側面には形成されないので、ゲート溝の側面の絶縁膜は、La,Al,Oから成る層とHfO2 層の2層となる。
ここで、本実施形態の仕事関数の変調作用を最も効率的に発揮させるためには、La,Al,Oから成る層は、上述したように原子比La/(La+Al)で20%〜83%の組成比を持つことが望ましい。
なお、ゲート絶縁膜105は、上記した3層構造であれば良く、その形成方法は何ら限定されない。上記例では、第1,第2,第3のゲート絶縁膜を順に積層したが、これらの形成順序は何ら限定されるものではなく、例えば第2及び第3のゲート絶縁膜を積層した後に、熱処理により第1のゲート絶縁膜を形成することも可能である。
次に、図4(c)に示すように、ゲート絶縁膜105上にゲート電極材料膜(金属膜)106を堆積する。ここでは、スパッタ法によりPt膜を100nm堆積した。ここで、ゲート電極材料はPtに限らず、W,Ru,Ta,TiN,TaC,WSi,NiSi,HfCN,Mo,MoN,TaNなどの材料を用いても良い。
また、ゲート電極は必ずしも金属膜の単層に限るものではなく、上記の何れかの金属膜の上にポリSi膜を積層した構造であっても良い。さらに、金属膜の上にポリSi膜とNiSi膜を積層した構造であっても良い。また、金属膜とポリSiとの間にバリアメタルとしてTiNを設けた構造であっても良い。即ち、ゲート絶縁膜105に接する部分が金属膜であればよい。
次に、通常のCMP(Chemical mechanical polishing)プロセスによってデバイス構造を平坦化することにより、p型MOS用のゲート電極220及びn型MOS用のゲート電極320を形成し、図5(d)に示す構造を得る。また、ゲート絶縁膜105は、pMOS用のゲート絶縁膜210とnMOS用のゲート絶縁膜310に分離される。
次に、図5(e)に示すように、p型ウェル300の上部にのみ水素拡散防止膜350を設けた。水素拡散防止膜350は、次の水素雰囲気での熱処理工程にて、n型MOSトランジスタのゲート絶縁膜中への水素供給を避けるために配置する。ここでは、水素拡散防止膜350として厚さ50nmのシリコン窒化膜を用いたが、これ以外にシリコン酸化膜,BPSG(Boro-phospho silicate glass)膜,アルミニウム酸化膜,及びアルミニウム窒化膜を用いることも可能である。
引き続き、水素雰囲気の熱処理を行う。このときの雰囲気ガスは、機能的には水素100%、水素ラジカル雰囲気などが最も相応しいが、プロセス管理の利便性を考慮すればN2+H2 ガスが最も好ましい。さらに、最大の仕事関数変化を得るためには水素10%以上の濃度での熱処理が必要である。
この熱処理により、p型MOSトランジスタではゲート絶縁膜210中に水素が十分に拡散することになるが、n型MOSトランジスタではゲート絶縁膜310中に水素が殆ど拡散されない。このため、ゲート絶縁膜210,310を異なる水素濃度で熱処理することが可能となる。
また、ここでは、熱処理温度は400℃以上600℃以下の温度範囲で行うことが好ましい。400℃より低い温度では、大きな仕事関数の低下が確認できなかった。600℃より高い熱処理温度では、仕事関数変調作用は効率的に行われると予測されるが、p型エクステンション層231及びn型エクステンション層331の不純物プロファイルが変化してしまうため、不適である。またこのときの熱処理時間は、p型MOSトランジスタのゲート絶縁膜に水素を十分いきわたらせる目的から、30分以上の時間をかけて行うことが望ましい。
最後に、水素拡散防止膜350として配したシリコン窒化膜をリソグラフィー技術とリン酸を用いたウェットエッチングにより取り除くことにより、前記図3に示す構造が得られる。なお、水素拡散防止膜350として、例えばアルミニウム酸化膜を用いた場合には、リン酸:80%+硝酸:5%+酢酸:5%+H2O:10%の混酸を用いたウェットエッチングにより取り除く。このように水素拡散防止膜350の除去には、水素拡散防止膜350の膜種に応じた方法を用いればよい。
このように本実施形態によれば、p型ウェル300上の第1のゲート絶縁膜311、第2のゲート絶縁膜312、第3のゲート絶縁膜313、及びゲート電極320の積層構造を水素拡散防止膜350で被覆した状態で熱処理を施すことにより、n型MOSトランジスタのゲート絶縁膜311,312,313中への水素供給を抑制することができる。
このため、p型MOSトランジスタのVfbを変えることなく、n型MOSトランジスタのVfbを低めることができる。逆に言えば、n型MOSトランジスタのVfbを変えることなく、p型MOSトランジスタのVfbを高めることができる。これにより、n型MOSトランジスタ、p型MOSトランジスタにおいて共通のゲート絶縁膜構造及びゲート電極材料を用いながら、各々のトランジスタのしきい値電圧を適正な値へ設定することができる。また、第2のゲート絶縁膜212,312として用いたLa,Al,Oからなる膜はHfO2 よりも熱的安定であり、酸素欠損を生成し難いため、チャネル近傍における酸素欠損の発生を抑制することができ、キャリア移動度の低下を抑制することができる利点もある。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係わる半導体装置(CMOSトランジスタ)の素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
本実施形態が先に説明した第2の実施形態と異なる点は、ゲート絶縁膜を、ゲート側部に形成することなく、ゲート底部のみに形成したことにある。即ち、n型ウェル200とゲート電極220との間には第1の実施形態と同様に、SiO2 を含む第1のゲート絶縁膜211、La,Al,Oから成る第2のゲート絶縁膜212、及びHfO2 からなる第3のゲート絶縁膜213が積層形成されている。さらに、p型ウェル300とゲート電極320との間には第1の実施形態と同様に、SiO2 を含む第1のゲート絶縁膜311、La,Al,Oから成る第2のゲート絶縁膜312、及びHfO2 からなる第3のゲート絶縁膜313が積層形成されている。
そして、ゲート電極220の側面は、ゲート絶縁膜212,213を介することなく側壁絶縁膜240に直接接している。同様に、ゲート電極320の側面は、ゲート絶縁膜312,313を介することなく側壁絶縁膜340に直接接している。
本実施形態の半導体装置は、従来のシリコンゲート同様のセルフアラインプロセスを用いて作製されたCMOSデバイスである。セルフアラインプロセスでは、ゲート電極のドライエッチング加工、さらにその後の1000℃以上の高温熱処理工程を要することから、ゲート電極には1000℃以上の高温熱処理工程を経ても劣化しない性質を持つ金属を用いる。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について、図7を参照して説明する。
まず、図7(a)に示すように、Si基板100に、STI構造の素子分離絶縁膜101によって分離されたn型ウェル200及びp型ウェル300を形成する。続いて、n型ウェル200,p型ウェル300,及び素子分離絶縁膜101上に、前記した3層構造のゲート絶縁膜105を形成し、更にその上にゲート電極材料膜106を50nm堆積する。ここでの、ゲート絶縁膜材料は第1の実施形態と同じである。
次に、図7(b)に示すように、n型ウェル200上及びp型ウェル300上のゲート電極材料膜106及びゲート絶縁膜105をパターニングすることにより、pMOSトランジスタのゲート電極220と、nMOSトランジスタのゲート電極320を形成する。ここでは、酸素RIE(Reactive Ion Etching)によりパターニングし、ゲート電極を形成した。引き続き、ゲート電極220,320でマスクされていない部分のゲート絶縁膜105を、ウェットエッチング等を用いて除去することにより、pMOSトランジスタのゲート絶縁膜210とnMOSトランジスタのゲート絶縁膜310を形成する。
続いて、n型ウェル200にゲート電極220をマスクとして自己整合的にp型不純物を注入してp型エクステンション層231を形成する。その後、p型ウェル300にゲート電極320をマスクとして自己整合的にn型不純物を注入してn型エクステンション層331を形成する。
次に、図7(c)に示すように、ゲート電極220,320の側部に絶縁材で形成されたゲート側壁絶縁膜240,340を形成する。その後、ゲート電極220,320及びゲート側壁絶縁膜240,340をマスクとして、n型ウェル200及びp型ウェル300に別々にイオン注入することにより、p型ソース・ドレイン領域232及びn型ソース・ドレイン領域332を形成する。続いて、基板の全面に層間絶縁膜102を堆積し、平坦化のための研磨(例えば、CMP)を行う。
引き続き、第1の実施形態と同様に、n型MOSトランジスタの上部領域にのみ、水素拡散防止膜350を堆積した。水素拡散防止膜350は、次の水素雰囲気での熱処理工程にて、n型MOSトランジスタのゲート絶縁膜310中への水素供給を避けるために配置する。ここでは、水素拡散防止膜350としてシリコン窒化膜を用いた。引き続き、水素雰囲気の熱処理を行う。このときの望ましい雰囲気ガス、条件は第1の実施形態に示したものと同じである。また、本実施形態の効果を得るという観点からは、ゲート電極の加工前に水素雰囲気熱処理工程を行ってもかまわない。
この熱処理により、p型MOSトランジスタではゲート絶縁膜210中に水素が十分に拡散することになるが、n型MOSトランジスタではゲート絶縁膜310中に水素が殆ど拡散されない。このため、ゲート絶縁膜210,310を異なる水素濃度で熱処理することが可能となる。従って、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態に係わる半導体装置(CMOSトランジスタ)の素子構造を示す斜視図である。本実施形態は、p型及びn型の半導体領域を基板表面から突出させた、いわゆるFinFETに適用した例である。
Si基板(半導体基板)80上にSiO2 等の埋め込み絶縁膜81が形成され、この絶縁膜上に、Fin状のp型Si層82とFin状のn型Si層83が平行に形成されている。n型,p型Si層82,83の上面及び側面の一部には、第1、2の実施形態と同様に3層からなるゲート絶縁膜84,85が形成されている。そして、各ゲート絶縁膜84,85を覆うように、Ptからなる共通のゲート電極86が形成されている。また、ゲート電極86の側面には、ゲート側壁絶縁膜87が形成されている。さらに、図には示さないが、p型Si層82及びn型Si層83にはそれぞれ、ソース・ドレイン領域が形成されている。
このような構成であっても、n型MOSトランジスタ領域上に水素拡散防止膜等を被覆した状態で水素雰囲気中での熱処理を施すことにより、水素雰囲気熱処理条件をp型MOSトランジスタとn型MOSトランジスタで変えることができる。これにより、同じゲート電極材料を用いながら、n型MOSトランジスタ,p型MOSトランジスタ共に適性なしきい値電圧にて動作させることができ、先の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(変形例)
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の発明の要旨の範疇において様々に変更可能である。また、本発明は、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。
100…Si基板
101…素子分離絶縁膜
102…層間絶縁膜
105…3層構造ゲート絶縁膜
106…ゲート電極材料膜
200…n型ウェル(n型半導体領域)
210…pMOS用ゲート絶縁膜
211,311…第1のゲート絶縁膜
212,312…第2のゲート絶縁膜
213,313…第3のゲート絶縁膜
220…pMOS用ゲート電極
230…p型拡散層
231…p型エクステンション層
232…p型ソース・ドレイン領域
240…pMOS用側壁絶縁膜
300…p型ウェル(p型半導体領域)
310…nMOS用ゲート絶縁膜
320…nMOS用ゲート電極
330…n型拡散層
340…nMOS用側壁絶縁膜
331…n型エクステンション層
332…n型ソース・ドレイン領域
350…水素拡散防止膜

Claims (6)

  1. n型半導体領域及びp型半導体領域上にそれぞれ、半導体領域側から順にシリコン酸化物からなる第1のゲート絶縁膜、La,Al,Oを含む第2のゲート絶縁膜、及びHfを含む第3のゲート絶縁膜が積層された構造を形成する工程と、
    前記第3のゲート絶縁膜上に、該第3のゲート絶縁膜に接する金属膜を有するゲート電極を形成する工程と、
    前記p型半導体領域上の、前記第1のゲート絶縁膜,前記第2のゲート絶縁膜,前記第3のゲート絶縁膜,及び前記ゲート電極の積層構造を、水素拡散防止膜で被覆する工程と、
    前記水素拡散防止膜で被覆する工程を行った後に、水素雰囲気で熱処理を施す工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第2のゲート絶縁膜を構成するLa及びAlの原子比La/(La+Al)が、20%以上83%以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記水素拡散防止膜は、シリコン酸化膜,シリコン窒化膜,BPSG膜,アルミニウム酸化膜,及びアルミニウム窒化膜の何れかで形成されることを特徴とする1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記水素雰囲気での熱処理は、水素濃度10%以上で行われることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. n型半導体領域及びp型半導体領域上にそれぞれ形成された、シリコン酸化物からなる第1のゲート絶縁膜と、
    前記第1のゲート絶縁膜上に形成された、La,Al,Oを含む第2のゲート絶縁膜と、
    前記第2のゲート絶縁膜上に形成された、Hfを含む第3のゲート絶縁膜と、
    前記第3のゲート絶縁膜上に形成された金属膜からなるゲート電極と、
    を具備し、
    前記n型半導体領域上に形成された第1,第2,第3のゲート絶縁膜中に含まれるトータルの水素量が、前記p型半導体領域上に形成された第1,第2,第3のゲート絶縁膜中に含まれるトータルの水素量よりも多いことを特徴とする半導体装置。
  6. 前記n型半導体領域上に形成された第1,第2,第3のゲート絶縁膜中に含まれる水素量が1×1020(atoms/cc)以上であることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
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