JP2010169609A - バッテリシステム及び入出力電力推定方法 - Google Patents
バッテリシステム及び入出力電力推定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010169609A JP2010169609A JP2009013911A JP2009013911A JP2010169609A JP 2010169609 A JP2010169609 A JP 2010169609A JP 2009013911 A JP2009013911 A JP 2009013911A JP 2009013911 A JP2009013911 A JP 2009013911A JP 2010169609 A JP2010169609 A JP 2010169609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- current
- input
- voltage
- equivalent circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
【解決手段】 バッテリ6の内部抵抗成分に時定数の大きい成分と時定数の小さい成分を考慮したパラメータR1,R2,C1,C2を有する等価回路が設定され、バッテリの状態と等価回路に基づき、等価回路のパラメータを逐次推定する等価回路パラメータ推定部21と、逐次推定されるパラメータに基づいて、バッテリ6の内部抵抗となる電流電圧特性の傾きRを算出し、電流電圧特性の傾きRに基づいてバッテリの入出力可能な最大電流を算出する内部抵抗及び最大電流算出部22を備えた。
【選択図】 図1
Description
図1は実施例1のバッテリ装置の構成を示すブロック図である。
実施例1のバッテリ装置1は、バッテリコントローラ2、電流センサ3、温度センサ4、電圧センサ5、バッテリ6、負荷7を備えている。
バッテリコントローラ2は、バッテリ6の全体の容量(バッテリ容量)や、入出力可能電力を計算する。
電流センサ3は、バッテリ6から出力されるバッテリ電流を測定する。
温度センサ4は、バッテリ6のバッテリ温度を検出する。なお、温度センサ4で測定されるバッテリ温度は、バッテリ6の単位電池セルの外部で構成物の一部もしくは単位電池セルを収容した構成物の内部空気を測定するものであり、単位電池セルの内部温度を測定するものではない。
電圧センサ5は、バッテリ6から出力されるバッテリ電圧を測定する。
なお、SOC(State of charge、以下SOCと省略する)はバッテリ容量(%)である。
負荷7は、バッテリ6を電源として駆動される負荷である。負荷7の例として、車両の駆動に用いられるモータを挙げておく。
バッテリコントローラ2は、等価回路パラメータ推定部21、内部抵抗及び最大電流算出部22、SOC算出部23、入出力電力演算部24を備えている。
等価回路パラメータ推定部21は、電流センサ3からのバッテリ電流、電圧センサ5からのバッテリ電圧に基づいて等価回路パラメータを推定する。
内部抵抗及び最大電流算出部22は、等価回路パラメータ推定部21からの等価回路パラメータに基づいてバッテリ6の電流−電圧特性による内部抵抗と、最大電流を算出する。
SOC算出部23は、等価回路パラメータ推定部21からの等価回路パラメータと電流センサ3からのバッテリ電流に基づいて、SOCを算出する。
入出力電力演算部24は、温度センサ4からのバッテリ温度、内部抵抗及び最大電流算出部22からの内部抵抗、最大電流、電流センサ3からのバッテリ電流、SOC算出部23からのSOCに基づいて、バッテリ6の入出力可能な電力を算出する。
図3は実施例1における等価回路パラメータ推定部のブロック構成を示す説明図である。
等価回路パラメータ推定部21は、適応デジタルフィルタであり、バッテリ演算部211、バッテリモデル212、適応機構213、減算器214を備えている。そして、内部のパラメータを自己修正するフィルタである。
バッテリ演算部211は、この制御系への入力となる測定されるバッテリ電流(等価回路パラメータ推定部21の内部ではi(k)とする)を入力とし、測定されるバッテリ電圧(等価回路パラメータ推定部21の内部ではV(k)とする)を出力するように、適応デジタルフィルタに設定される演算部分である。このバッテリ演算部211は実値を扱うものとして設定されたものである。
適応機構213は、減算器214で演算される偏差に応じて、バッテリモデル212の演算内容を修正する出力を行う。
減算器214は、等価回路パラメータ推定部21の出力、つまり測定されるバッテリ電圧V(k)と、電圧モデル推定値V^(k)の偏差を演算する。
図4は実施例1のバッテリモデルの等価回路構成を示す図である。
バッテリモデル212の等価回路は、図4に示すように、開放電圧OCV、抵抗R0,R1,R2、コンデンサ容量C1,C2を備えている。
そして、開放電圧OCV、抵抗R0、抵抗R1とコンデンサ容量C1の並行接続部分、抵抗R2とコンデンサ容量C2の並行接続部分を直列接続した構成にする。
ここで、抵抗R0は、バッテリ6における電解液の抵抗として設けたものである。抵抗R1,C1はバッテリ6における電荷移動抵抗(電極反応抵抗)として設けたものである。
また、抵抗R2、コンデンサC2は、拡散抵抗等を考慮したものである。
[入出力電力演算処理]
図5に示すのは、実施例1のバッテリ装置1のバッテリコントローラ2で実行される入出力電力演算処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
図6は実施例1におけるバッテリの電流−電圧特性を示すグラフ図である。
バッテリ6のあるSOCでの電流−電圧特性は、図6のようになる。バッテリコントローラ2は、SOCの他に上位のコントローラに対してバッテリが入力(充電)可能な電力と出力(放電)可能な電力を送信する。そして、上位のコントローラは、この電力に応じてバッテリ6の充放電を行う電流を制御する。
なお、下限電圧は、バッテリの放電の限界値として設定するものであり、上限電圧は、バッテリの充電の限界値として設定するものである。
上限電圧と下限電圧はシステムによって決定する値である。しかし、バッテリ6の温度や劣化状態に応じて最大電流が変化するため、入出力可能な電力を算出するのは難しい。
実施例1では、状態変化による最大電流に対応し、精度よく入出力可能な電力を算出する。
等価回路パラメータ推定部21では、バッテリモデル212で図4に時定数の大きい拡散抵抗と、これに比較して時定数の小さい電極反応抵抗を有する等価回路を設けていることにため、バッテリ6の過渡的な状態を含め、より実際の状態に近いモデルで演算がされる。このため、SOC、バッテリ温度、バッテリ電流、劣化状態による影響が大きくあらわれる抵抗R1,R2が設定されることが推定精度を向上させる。
そして、等価回路パラメータ推定部21では、実値のものとして設定されるバッテリ演算部211の出力として測定されるバッテリ電圧V(k)と、電圧モデル推定値V^(k)の偏差が小さくなるように、適応機構213がバッテリモデル212のパラメータを変更する。これは、演算中で逐次、変更されるため、逐次状態推定となり、バッテリモデル212のパラメータは、実際のバッテリ状態を非常によく捉えたものとなる。(V^は、Vの推定値を表し、実際はVの上に^がある表記になる)
図7は実施例1における電流電圧特性の傾きを算出する場合の電流閾値範囲外で算出する状態を示すグラフ図である。図8は実施例1における電流電圧特性の傾きを算出する場合の電流閾値範囲内の状態を示すグラフ図である。
等価回路のパラメータを推定したならば、次に電流電圧特性の傾きを算出する。この処理はステップS3〜S5で行う。この電流電圧特性の傾きが内部抵抗Rとなる。
図7には、電流閾値範囲を符号102で示す。そして、バッテリ6の電流−電圧特性を符号101で示す。そして、電流値が図7に符号103で示す範囲(算出範囲)であって、電流閾値範囲外の場合に電流電圧特性の傾きを逐次算出する。
その際には、等価回路パラメータ推定部21で推定された等価回路パラメータから次の式を用いて電流電圧特性の傾きを逐次算出する。
なお、前回値を使っても問題ないのは、傾きの大きな電流から電流閾値範囲102へ電流が変化することはなく、実際には、図8に矢印104で示すように、電流と電圧の測定周期により範囲外で電流閾値範囲102の範囲内と傾きが同じ電流から、電流閾値範囲102の範囲内に電流が変化するからである。
また、図8に矢印105で示すように電流の符号が変化しても、電流閾値範囲102の範囲内で傾きがほぼ同じであるので、問題はない。
図9は実施例1における最大電流推定状態を示す説明グラフ図である。
電流電圧特性の傾きを算出したならば、次に最大電流の推定を行う。この処理はステップS6の処理で行う。
なお、図9において、上限電圧、下限電圧はシステムから予め設定されている。例えば、図9において、a点106やb点107のバッテリ電流、バッテリ電圧、推定した内部抵抗を直線の傾き(Ra,Rb)とすると、a点やb点それぞれにおける最大電流を以下の式により算出することができる。
特に大電流のb点107においては、図4のバッテリ6の等価回路において拡散を表す抵抗R2、コンデンサC2の変化を逐次推定するため、b点107での傾きRbが精度よく算出され、出力電力の推定精度が向上する。
なお、a点106の電流はb点107に比べて小さいため、最大電流が大きくなり出力可能な電力もb点107に比べて大きな値となる。これは、小電流放電では放電容量が維持されていることを表している。また、b点107で出力可能電力が減少するのは、大電流放電のため、放電容量が減少することを表している。
また、充電の場合も同様に最大電流を算出すれば、上限電圧の積から入力可能な電力を逐次推定することになる。
図10は電流−電圧特性を作成する際のバッテリ電流とバッテリ電圧のタイムチャートである。図11は作成した電流−電圧特性の例を示す説明グラフ図である。
入出力可能な電力を推定するには、以下のようにして推定することが考えられる。
あるSOCにおいて、電流i1(A)で放電し、t(s)後の端子電圧v1(V)を測定する。同様にして、電流i2,i3(A)での端子電圧v2,v3(V)を測定する(図10参照)。測定した、電流と電圧から電流−電圧特性を作成し、直線を延長して電圧が2.5(V)での電流を最大電流として、最大電流と電圧2.5(V)の積がこのSOCでの出力(放電)可能な電力となる(図11参照)。
充電の場合も同様にして最大電流を計算し、最大電流と電圧4.2(V)の積から、あるSOCにおける入力(充電)可能な電力を算出する。
図10、図11を用いて上記説明した内容では、図11に示すように、最大電流値の推定値と実際の最大電流とに誤差が生じてしまう。そのため、図12(a)に示す入出力可能な電力とSOCの関係に誤差が生じてしまう。
さらに、バッテリ温度や劣化に応じてテーブルデータを補正するか、事前に多数のテーブルデータを準備する必要がある。
図10、図11を用いて上記説明した内容で算出した入力可能な電力には誤差があるため、実際の電力よりも低い値でテーブルデータを設定することになる。これに対して実施例1では、入力可能な電力が正確に算出されるため、図12(b)にAで示す分、電力をバッテリに入力(充電)することにより、バッテリの使用時間が延びることになる。これにより、バッテリの小型化が可能となる。また、出力においても同様で、バッテリの容量を無駄なく使えるため、小型化が可能となる。
図13はバッテリの電流電圧特性において、最大電流を算出する状態を示す説明グラフ図である。
図13に示すように電流電圧特性はカーブしているため、適切なローパスフィルタが設定されていないと大電流でのモデルに誤差を生じてしまう。等価回路モデル自体においても、異なる2つの時定数を含むモデルになっていないため、拡散の影響で傾きが変化する電流での傾き、つまり内部抵抗を精度よく算出できない。またこの場合には、最大電流の推定値が、次に示す式で算出されることになるが、図13に示すように、小さい値となり、算出される入力可能な電力に誤差を生じてしまう。
電流電圧特性の傾きR=(開放電圧−下限電圧)/最大電流
数式4より、
最大電流推定値=(開放電圧−下限電圧)/電流電圧特性の傾きR
バッテリ6の等価回路としては、図14に示すものを考えることができる。しかし、図14に示す等価回路では、電極反応抵抗と拡散抵抗の分離がされてなく時定数があいまいなため、数式4、数式5を使わずに、電流電圧特性の傾きRの直線と、a点106の直線と、a点の電流値、電圧値から最大電流を求めた場合でも、バッテリ6の実際の最大電流に比べると大きくなってしまう。
これに対して、実施例1では、等価回路として図4に示す構成となり、電極反応抵抗と拡散抵抗が分離され、より実際のバッテリ状態に近い推定を行う点が有利である。
図15は放電状態のバッテリの最大電流を推定した結果を示すグラフ図である。なお、図15において、最大電流を符号Pで示し、実際のバッテリ6を測定したものを符号112で示し、図10、図11を用いて上記説明した内容で、図14の等価回路を用いて推定したものを符号114で示し、実施例1において推定したものを符号113で示す。
実施例1では、図15に示すように、最大電流の推定精度が向上し、より実際のバッテリ6に近い推定ができていることがわかる。
(1)充放電を行うバッテリ6を有するバッテリコントローラ2であって、バッテリ6の状態を測定する電流センサ3と温度センサ4、及び電圧センサ5と、バッテリ6の内部抵抗成分に時定数の大きい成分と時定数の小さい成分を考慮したパラメータR1,R2,C1,C2を有する等価回路が設定され、バッテリの状態と等価回路に基づき、等価回路のパラメータを逐次推定する等価回路パラメータ推定部21と、バッテリ6の状態とパラメータに基づいて、SOC推定値を算出するSOC算出部23と、逐次推定されるパラメータに基づいて、バッテリ6の内部抵抗となる電流電圧特性の傾きRを算出し、電流電圧特性の傾きRに基づいてバッテリの入出力可能な最大電流を算出する内部抵抗及び最大電流算出部22と、バッテリの状態とSOC、電流電圧特性の傾き、及び最大電流に基づいてバッテリの入出力可能な電力を演算する入出力電力演算部24を備えたため、等価モデルのパラメータから時定数の大小で分離した内部抵抗を逐次推定し、内部抵抗を電流電圧特性の傾きとして精度よく逐次推定し、この逐次推定により多数のテーブルデータを必要とせず、バッテリの入出力可能な電力を精度よく推定できる。
2 バッテリコントローラ
21 等価回路パラメータ推定部
211 バッテリ演算部
212 バッテリモデル
213 適応機構
214 減算器
22 最大電流算出部
23 SOC算出部
24 入出力電力演算部
3 電流センサ
4 温度センサ
5 電圧センサ
6 バッテリ
61 単位電池セル
7 負荷
Claims (7)
- 充放電を行うバッテリを有するバッテリシステムであって、
前記バッテリの状態を測定する電池状態測定手段と、
前記バッテリの内部抵抗成分に時定数の大きい成分と時定数の小さい成分を考慮したパラメータを有する等価回路が設定され、前記バッテリの状態と前記等価回路に基づき、前記等価回路のパラメータを逐次推定する等価回路パラメータ推定手段と、
前記バッテリの状態と前記パラメータに基づいて、SOC推定値を算出するSOC算出手段と、
逐次推定される前記パラメータに基づいて、前記バッテリの内部抵抗となる電流電圧特性の傾きを算出し、電流電圧特性の傾きに基づいてバッテリの入出力可能な最大電流を算出する内部抵抗及び最大電流算出手段と、
前記バッテリの状態と前記SOC、電流電圧特性の傾き、及び前記最大電流に基づいて前記バッテリの入出力可能な電力を演算する入出力電力演算手段と、
を備えた、
ことを特徴とするバッテリシステム。 - 請求項1に記載のバッテリシステムにおいて、
前記等価回路のパラメータは、前記バッテリの拡散反応を時定数の大きい成分として備え、前記バッテリの電極反応を時定数の小さい成分として備えた、
ことを特徴とするバッテリシステム。 - 請求項1又は請求項2に記載のバッテリシステムにおいて、
電池状態測定手段は、
前記バッテリのバッテリ電流を検出する電流検出手段と、
前記バッテリのバッテリ電圧を検出する電圧検出手段と、
を備え、
前記内部抵抗及び最大電流算出手段は、
バッテリの電流電圧特性において、電流値が0の近傍となる電流電圧領域として設定した電流閾値範囲と、
バッテリの電流電圧特性において、前記電流閾値範囲外で最大電流を囲む電流電圧領域として設定した算出範囲と、
を備えて、バッテリ電流が前記算出範囲にある場合に、前記バッテリの電流電圧特性の傾きを逐次算出する、
ことを特徴とするバッテリシステム。 - 請求項3に記載のバッテリシステムにおいて、
前記内部抵抗及び最大電流算出手段は、
バッテリ電流が前記電流閾値範囲にある場合は、前回算出した電流電圧特性の傾きを算出結果とする、
ことを特徴とするバッテリシステム。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のバッテリシステムにおいて、
前記バッテリの放電の限界を示す下限電圧と、前記バッテリの充電の限界を示す上限電圧とを予め設定し、
前記入出力電力演算手段は、
電流電圧特性の傾きと前記下限電圧又は前記上限電圧から入力可能電力又は出力可能電力を算出する、
ことを特徴とするバッテリシステム。 - 請求項5に記載のバッテリシステムにおいて、
前記入出力電力演算手段は、
SOCと入出力電力の関係を予めデータとして備え、
前記バッテリ電流から判断する入出力どちらかのバッテリ状態の入力可能電力又は出力可能電力を、電流電圧特性の傾きと前記下限電圧又は前記上限電圧から算出し、
他方のバッテリ状態の入力可能電力又は出力可能電力を、SOCと入出力電力の関係のデータから算出する、
ことを特徴とするバッテリシステム。 - 充放電を行うバッテリの状態を測定し、
前記バッテリの内部抵抗成分に電極反応と拡散反応を考慮したパラメータを有する等価回路を設定し、
前記バッテリの状態と前記等価回路に基づき、前記等価回路のパラメータを逐次推定し、
前記バッテリの状態と前記パラメータに基づいて、SOC推定値を算出し、逐次推定される前記パラメータに基づいて、前記バッテリの内部抵抗となる電流電圧特性の傾きを算出し、
電流電圧特性の傾きに基づいてバッテリの入出力可能な最大電流を算出し、
前記バッテリの状態と前記SOC、電流電圧特性の傾き、及び前記最大電流に基づいて前記バッテリの入出力可能な電力を演算する、
ことを特徴とする入出力電力推定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009013911A JP5393176B2 (ja) | 2009-01-26 | 2009-01-26 | バッテリシステム及び入出力電力推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009013911A JP5393176B2 (ja) | 2009-01-26 | 2009-01-26 | バッテリシステム及び入出力電力推定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010169609A true JP2010169609A (ja) | 2010-08-05 |
JP5393176B2 JP5393176B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=42701888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009013911A Expired - Fee Related JP5393176B2 (ja) | 2009-01-26 | 2009-01-26 | バッテリシステム及び入出力電力推定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5393176B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011103748A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池の充放電可能電流演算方法及び電源装置並びにこれを備える車両 |
WO2012032843A1 (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-15 | カルソニックカンセイ株式会社 | パラメータ推定装置 |
WO2012035868A1 (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-22 | カルソニックカンセイ株式会社 | フィルタによるパラメータ推定装置 |
JP2015094742A (ja) * | 2013-11-14 | 2015-05-18 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置、電池パック及び携帯端末 |
CN104685367A (zh) * | 2012-11-29 | 2015-06-03 | 株式会社Lg化学 | 用于估计包括混合正极材料的二次电池的功率的设备和方法 |
JP2015102444A (ja) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | 矢崎総業株式会社 | 電池状態検出装置及び電池状態検出方法 |
JP2015114135A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | 株式会社デンソー | 電池制御装置 |
JP2016126999A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社デンソー | 電池電力予測装置 |
JP2016173281A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社デンソー | 電池エネルギ予測装置 |
DE102015214130A1 (de) | 2015-07-27 | 2017-02-02 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Bestimmen eines Konstantstrom-Grenzwerts |
JP2017204485A (ja) * | 2017-08-15 | 2017-11-16 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置、電池パック、及び携帯端末 |
CN110915056A (zh) * | 2018-01-03 | 2020-03-24 | 株式会社Lg化学 | 用于优化电池的内阻的电池管理系统和方法 |
JP2020511737A (ja) * | 2017-11-03 | 2020-04-16 | エルジー・ケム・リミテッド | バッテリーの内部抵抗を最適化するためのバッテリー管理システム及び方法 |
WO2020203456A1 (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-08 | 株式会社デンソー | 制御装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104749533B (zh) * | 2015-03-25 | 2018-04-06 | 上海应用技术学院 | 一种锂离子电池健康状态在线估算方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003243017A (ja) * | 2002-02-13 | 2003-08-29 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 二次電池の電気的等価回路モデル作成方法、これを用いたシミュレーション方法およびプログラム |
JP2004311257A (ja) * | 2003-04-08 | 2004-11-04 | Mitsubishi Motors Corp | バッテリの内部インピーダンス推定装置 |
JP2007147487A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Nissan Motor Co Ltd | 二次電池の入出力可能電力推定装置 |
JP2007165211A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Hitachi Vehicle Energy Ltd | 蓄電池管理装置 |
JP2007306771A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Toyota Motor Corp | 蓄電装置の充放電制御装置およびそれを搭載した電動車両 |
JP2009512845A (ja) * | 2005-10-21 | 2009-03-26 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 電気エネルギー蓄積器の電力容量を予測する方法 |
-
2009
- 2009-01-26 JP JP2009013911A patent/JP5393176B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003243017A (ja) * | 2002-02-13 | 2003-08-29 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 二次電池の電気的等価回路モデル作成方法、これを用いたシミュレーション方法およびプログラム |
JP2004311257A (ja) * | 2003-04-08 | 2004-11-04 | Mitsubishi Motors Corp | バッテリの内部インピーダンス推定装置 |
JP2009512845A (ja) * | 2005-10-21 | 2009-03-26 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 電気エネルギー蓄積器の電力容量を予測する方法 |
JP2007147487A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Nissan Motor Co Ltd | 二次電池の入出力可能電力推定装置 |
JP2007165211A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Hitachi Vehicle Energy Ltd | 蓄電池管理装置 |
JP2007306771A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Toyota Motor Corp | 蓄電装置の充放電制御装置およびそれを搭載した電動車両 |
Cited By (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011103748A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池の充放電可能電流演算方法及び電源装置並びにこれを備える車両 |
US9207284B2 (en) | 2010-09-09 | 2015-12-08 | Calsonic Kansei Corporation | Parameter estimation device |
WO2012032843A1 (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-15 | カルソニックカンセイ株式会社 | パラメータ推定装置 |
WO2012035868A1 (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-22 | カルソニックカンセイ株式会社 | フィルタによるパラメータ推定装置 |
JP2012063251A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Calsonic Kansei Corp | フィルタによるパラメータ推定装置 |
US9784794B2 (en) | 2010-09-16 | 2017-10-10 | Calsonic Kansei Corporation | Parameter estimation device using filter |
JP2016507722A (ja) * | 2012-11-29 | 2016-03-10 | エルジー・ケム・リミテッド | 混合正極材を含む二次電池の出力推定装置及び方法 |
CN104685367A (zh) * | 2012-11-29 | 2015-06-03 | 株式会社Lg化学 | 用于估计包括混合正极材料的二次电池的功率的设备和方法 |
EP2894486A4 (en) * | 2012-11-29 | 2016-06-08 | Lg Chemical Ltd | DEVICE AND METHOD FOR ESTIMATING THE OUTPUT POWER OF A SECONDARY BATTERY WITH MIXED POSITIVE ELECTRODE MATERIAL |
US9389278B2 (en) | 2012-11-29 | 2016-07-12 | Lg Chem, Ltd. | Apparatus and method for estimating power of secondary blended comprising blended cathode material |
JP2015094742A (ja) * | 2013-11-14 | 2015-05-18 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置、電池パック及び携帯端末 |
JP2015102444A (ja) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | 矢崎総業株式会社 | 電池状態検出装置及び電池状態検出方法 |
JP2015114135A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | 株式会社デンソー | 電池制御装置 |
JP2016126999A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社デンソー | 電池電力予測装置 |
JP2016173281A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社デンソー | 電池エネルギ予測装置 |
DE102015214130A1 (de) | 2015-07-27 | 2017-02-02 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Bestimmen eines Konstantstrom-Grenzwerts |
US10067193B2 (en) | 2015-07-27 | 2018-09-04 | Robert Bosch Gmbh | Method and apparatus for determining a constant current limit value |
JP2017204485A (ja) * | 2017-08-15 | 2017-11-16 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置、電池パック、及び携帯端末 |
JP2020511737A (ja) * | 2017-11-03 | 2020-04-16 | エルジー・ケム・リミテッド | バッテリーの内部抵抗を最適化するためのバッテリー管理システム及び方法 |
US11009555B2 (en) | 2017-11-03 | 2021-05-18 | Lg Chem, Ltd. | Battery management system and method for optimizing internal resistance of battery |
CN110915056A (zh) * | 2018-01-03 | 2020-03-24 | 株式会社Lg化学 | 用于优化电池的内阻的电池管理系统和方法 |
JP2020520624A (ja) * | 2018-01-03 | 2020-07-09 | エルジー・ケム・リミテッド | バッテリーの内部抵抗を最適化するためのバッテリー管理システム及び方法 |
EP3633782A4 (en) * | 2018-01-03 | 2020-08-26 | Lg Chem, Ltd. | BATTERY MANAGEMENT SYSTEM AND METHOD FOR OPTIMIZING THE INTERNAL RESISTANCE OF A BATTERY |
US11193982B2 (en) | 2018-01-03 | 2021-12-07 | Lg Chem, Ltd. | Battery management system and method for optimizing internal resistance of battery |
CN110915056B (zh) * | 2018-01-03 | 2023-04-07 | 株式会社Lg新能源 | 用于优化电池的内阻的电池管理系统和方法 |
WO2020203456A1 (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-08 | 株式会社デンソー | 制御装置 |
JP2020169897A (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-15 | 株式会社デンソー | 制御装置 |
JP7036081B2 (ja) | 2019-04-03 | 2022-03-15 | 株式会社デンソー | 制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5393176B2 (ja) | 2014-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5393176B2 (ja) | バッテリシステム及び入出力電力推定方法 | |
JP5324196B2 (ja) | バッテリの劣化推定方法及び装置 | |
CN107690585B (zh) | 用于确定锂硫电池组的健康状况和充电状态的方法和装置 | |
Xiong et al. | A data-driven based adaptive state of charge estimator of lithium-ion polymer battery used in electric vehicles | |
JP4692246B2 (ja) | 二次電池の入出力可能電力推定装置 | |
JP6848144B2 (ja) | 二次電池の充電状態を推定するための装置及びその方法 | |
TWI384246B (zh) | 藉電池電壓變化模式估測開路電壓以估測電池電阻特徵之裝置及方法 | |
JP5511951B2 (ja) | 充電状態推定装置 | |
JP2010135075A (ja) | 組電池の温度推定方法及び装置 | |
JP2012057998A (ja) | 二次電池の充電率算出装置および充電率算出方法 | |
US10473723B2 (en) | Parameter and state limiting in model based battery control | |
CN110998344A (zh) | 劣化状态运算方法和劣化状态运算装置 | |
CN101169471A (zh) | 二次电池容量估算法 | |
JP2015038444A (ja) | 二次電池の残量推定方法及びその装置 | |
JP6171897B2 (ja) | 近似関数作成プログラム、近似関数作成方法、近似関数作成装置および充電率推定プログラム | |
JP5163542B2 (ja) | 二次電池の入出力可能電力推定装置 | |
JP5803767B2 (ja) | 2次電池の充電相当量算出装置 | |
JP7172013B2 (ja) | バッテリー管理装置、バッテリー管理方法及びバッテリーパック | |
JP2013250071A (ja) | 満充電容量検出装置及び蓄電池システム | |
CN110658466A (zh) | 一种蓄电池剩余容量计算方法 | |
CN108287316A (zh) | 基于阈值扩展卡尔曼算法的蓄电池剩余电量估计方法 | |
CN108693483A (zh) | 一种电池包荷电状态的计算方法及系统 | |
JP5393616B2 (ja) | 二次電池の容量維持率算出装置および容量維持率算出方法 | |
JP3689084B2 (ja) | バッテリ充電状態演算装置およびバッテリ充電状態演算方法 | |
CN108983109B (zh) | 用于电池的电流估算芯片、估算方法及剩余电量计量系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110831 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130806 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130924 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131015 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131015 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |