JP2010167812A - ガス発生器用リテーナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ガス発生器用リテーナ10はステンレス製であり、円形底部11と、円形底部11の周縁に一体に形成された周壁部12とを有している。周壁部12は、周壁本体部13とそれぞれ分離して形成された複数の突起部14を有しており、複数の突起部14が、円形底部11に対して外側方向に広がるように傾斜して形成されている。ガス発生器内に取り付けたとき、複数の突起部14が燃焼室内壁の形状に応じて変形した状態で押圧する。
【選択図】 図1
Description
請求項1の発明は、課題を解決するための手段として、
円形底部と、前記円形底部の周縁に形成された周壁部とを有し、周壁部が半径方向の変形に対して弾力性を有しているガス発生器用リテーナであって、
前記周壁部が、周壁本体部と、それぞれ分離して形成された複数の突起部を有しており、
前記複数の突起部が、前記円形底部に対して外側方向に広がるように傾斜して形成されており、
前記円形底部の直径D1と前記複数の突起部により形成される円形開口部の直径D2がD1<D2の関係を有している、ガス発生器用リテーナを提供する。
請求項2の発明は、課題を解決するための手段として、
円形底部と、前記円形底部の周縁に形成された周壁部とを有し、周壁部が半径方向の変形に対して弾力性を有しているガス発生器用リテーナであって、
前記周壁部が、それぞれ分離して形成された複数の突起部からなり、
前記複数の突起部が、前記円形底部に対して外側方向に広がるように傾斜して形成されており、
前記円形底部の直径D1と前記複数の突起部により形成される円形開口部の直径D2がD1<D2の関係を有している、ガス発生器用リテーナを提供する。
請求項3の発明は、課題を解決するための手段として、前記周壁本体部からの前記突起部の高さH1と、前記円形底部からの前記突起部の高さH2との比率(H2/H1)が2〜8の範囲である、請求項1記載のガス発生器用リテーナを提供する。
請求項4の発明は、課題を解決するための手段として、前記円形底部の直径D1が25〜35cmであり、前記複数の突起部が、等間隔で6〜18個形成されている、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス発生器用リテーナを提供する。
請求項5の発明は、課題を解決するための手段として、前記D1と前記D2の比率(D2/D1)が1.05〜1.3の範囲である、請求項1〜4のいずれか1項記載のガス発生器用リテーナを提供する。
請求項6の発明は、課題を解決するための手段として、全体がステンレスからなり、少なくとも周壁部の厚みが0.2〜1mmの範囲である、請求項1〜5のいずれか1項記載のガス発生器用リテーナを提供する。
請求項7の発明は、課題を解決するための手段として、
ガス排出口を有するハウジング内にガス発生剤が収容され、前記ガス発生剤の収容室内に前記ガス発生剤を保持するためのリテーナが配置されているガス発生器であって、
前記リテーナが、請求項1〜6のいずれか1項記載のガス発生器用リテーナであり、その円形底部側が前記ハウジングの軸方向の内側を向くようにガス発生剤と接触して配置されており、
前記ガス発生剤収容室の半径方向外側には、前記ガス発生剤の収容室を形成する周壁があり、その内径と、前記ガス発生器用リテーナの円形底部の外径が同程度であり、
前記複数の突起部が、前記周壁の内面を押圧した状態で取り付けられている、ガス発生器を提供する。
請求項8の発明は、課題を解決するための手段として、
前記ガス発生剤収容室の半径方向にある周壁が筒状フィルタから形成されており、
前記筒状フィルタが、金網を内側から外側に向かって多数回巻き付けて形成され、巻始め部に段差を有するものであり、
前記ガス発生器用リテーナが、前記巻始め部の段差に対して前記突起部が押圧されるように取り付けられている、請求項7記載のガス発生器を提供する。
図1は、本発明のガス発生器用リテーナ10の斜視図(ガス発生器に取り付けた状態の斜視図)、図2は、図1の部分拡大正面図、図3は、図1に示すリテーナの取り付け前の断面形状を説明するための概略図である。
突起部14の数:6〜18個、より好ましくは8〜14個
突起部14の幅(W1):2〜10mm、より好ましくは3〜5mm
突起部14の高さ(H2):2〜8mm、より好ましくは3〜5mm
隣接する突起部14同士の間隔(W2):2〜14mm、より好ましくは6〜10mm
H2/H1:2〜8、より好ましくは4〜6
D2/D1(取り付け前):1.05〜1.3、より好ましくは1.1〜1.2。
図4は、本発明の別実施形態であるガス発生器用リテーナ10’の斜視図(ガス発生器に取り付ける前の状態の斜視図)である。
図5に示すガス発生器は、特開平10−44916号公報の図1に示されているガス発生器において、円形部92と周壁部93を有するプレート部材91に代えて、本発明のリテーナ10を取り付けたものである。
図6は、図4に示す本発明のガス発生器用リテーナ10’を用いたガス発生器160の軸方向断面図である。
図7は、ガス発生器内に配置された特定構造のフィルタ(例えば、米国特許5,551,724の図4に示されたフィルタ100)とリテーナ10との取り付け状態を示す部分斜視図である。
11、11’ 円形底部
12 周壁部
13 周壁本体部
14、14’ 突起部
Claims (8)
- 円形底部と、前記円形底部の周縁に形成された周壁部とを有し、周壁部が半径方向の変形に対して弾力性を有しているガス発生器用リテーナであって、
前記周壁部が、周壁本体部と、それぞれ分離して形成された複数の突起部を有しており、
前記複数の突起部が、前記円形底部に対して外側方向に広がるように傾斜して形成されており、
前記円形底部の直径D1と前記複数の突起部により形成される円形開口部の直径D2がD1<D2の関係を有している、ガス発生器用リテーナ。 - 円形底部と、前記円形底部の周縁に形成された周壁部とを有し、周壁部が半径方向の変形に対して弾力性を有しているガス発生器用リテーナであって、
前記周壁部が、それぞれ分離して形成された複数の突起部からなり、
前記複数の突起部が、前記円形底部に対して外側方向に広がるように傾斜して形成されており、
前記円形底部の直径D1と前記複数の突起部により形成される円形開口部の直径D2がD1<D2の関係を有している、ガス発生器用リテーナ。 - 前記周壁本体部からの前記突起部の高さH1と、前記円形底部からの前記突起部の高さH2との比率(H2/H1)が2〜8の範囲である、請求項1記載のガス発生器用リテーナ。
- 前記円形底部の直径D1が25〜35cmであり、前記複数の突起部が、等間隔で6〜18個形成されている、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス発生器用リテーナ。
- 前記D1と前記D2の比率(D2/D1)が1.05〜1.3の範囲である、請求項1〜4のいずれか1項記載のガス発生器用リテーナ。
- 全体がステンレスからなり、少なくとも周壁部の厚みが0.2〜1mmの範囲である、請求項1〜5のいずれか1項記載のガス発生器用リテーナ。
- ガス排出口を有するハウジング内にガス発生剤が収容され、前記ガス発生剤の収容室内に前記ガス発生剤を保持するためのリテーナが配置されているガス発生器であって、
前記リテーナが、請求項1〜6のいずれか1項記載のガス発生器用リテーナであり、その円形底部側が前記ハウジングの軸方向の内側を向くようにガス発生剤と接触して配置されており、
前記ガス発生剤収容室の半径方向外側には、前記ガス発生剤の収容室を形成する周壁があり、その内径と、前記ガス発生器用リテーナの円形底部の外径が同程度であり、
前記複数の突起部が、前記周壁の内面を押圧した状態で取り付けられている、ガス発生器。 - 前記ガス発生剤収容室の半径方向外側にある周壁が筒状フィルタから形成されており、
前記筒状フィルタが、金網を内側から外側に向かって多数回巻き付けて形成され、巻始め部に段差を有するものであり、
前記ガス発生器用リテーナが、前記巻始め部の段差に対して前記突起部が押圧されるように取り付けられている、請求項7記載のガス発生器。
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