JP2010165697A - 走査電子顕微鏡を備えた外観検査装置及び走査電子顕微鏡を用いた画像生成方法 - Google Patents

走査電子顕微鏡を備えた外観検査装置及び走査電子顕微鏡を用いた画像生成方法 Download PDF

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裕史 宮井
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Abstract

【課題】高精度の電子線画像を検出すると同時に、その際問題となる低サンプリングレートに対するAD変換素子の制約を排除した走査電子顕微鏡を用いた検査装置および検査方法を提供する。
【解決手段】二次電子検出器によって生成されたアナログ輝度信号を所定のサンプリングレートにてサンプリングしサンプリング信号を得る。このサンプリング信号に含まれる連続するN個のデジタル値毎に、該N個のデジタル値を次加算し、サンプリング周波数の1/Nの周波数のデジタル輝度信号を生成する。次に、このデジタル輝度信号のデジタル値の各々をNで割り算して、サンプリング信号のビット数と同一のビット数のデジタル値からなるデジタル信号を生成する。このデジタル信号の各デジタル値を1画素とする画像信号を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、走査電子顕微鏡(SEM)を用いて、試料の外観を検査する技術に関する。
コンピュータ等に使用されるメモリやマイクロコンピュータなどの半導体装置は、ホトマスクに形成された回路等のパターンを、露光処理、リソグラフィー処理、エッチング処理等により転写する工程を繰り返すことによって製造される。半導体装置の製造過程において、リソグラフィー処理、エッチング処理、その他の処理の結果の良否、異物発生等の欠陥の存在は、半導体装置の製造歩留まりに大きく影響を及ぼす。したがって、異常発生や不良発生を、早期に、あるいは、事前に検知するために、各製造工程の終了時に半導体ウエハ上のパターンの検査が実施されている。
ウエハの口径増大と回路パターンの微細化に追随して高スループット且つ高精度な検査を行うためには、非常に高速に、高SNな画像を取得する必要が有る。そのため、通常の走査型電子顕微鏡(SEM)の1000倍以上(100nA以上)の大電流ビームを用いて照射される電子数を確保し、高SN比を保持している。さらに、基板から発生する二次電子、反射電子の高速、且つ高効率な検出が必須である。
また、レジスト等の絶縁膜を伴った半導体基板が帯電の影響を受けないように2keV以下の低加速電子線を照射している。この技術については、日本学術振興会第132委員会編「電子・イオンビームハンドブック(第2版)」(日刊工業新聞社、1986年)622頁から623頁に記載がある。しかし、大電流で、かつ低加速の電子線では空間電荷効果による収差が生じ、高分解能な観察が困難であった。
この問題を解決する方法として、試料直前で高加速電子線を減速し、試料上で実質的に低加速電子線として照射する手法が知られている。例えば、日本特許公開平2−142045号公報、日本特許公開平6−139985号公報に記載された技術がある。
以上のような走査電子顕微鏡(SEM)を利用した検査装置においては、次のような問題がある。試料に照射する電子ビームの照射量が不足して十分なコントラストが得られないときにサンプリングレートを標準から下げることが効果的である。しかしながら、大幅にサンプリングレートを下げようとすると、デジタル変換するAD変換素子が使用範囲を越えて対応できない場合がある。また、この問題の解決には高精度なAD変換が必要となる。特開平05−55919号公報には、連続してサンプリングしたデータのそれぞれを、デジタル変換し、加算することで、低分解能のAD変換器を高分解能で動作させる技術が記載されている。
特開平02−142045号公報 特開平06−139985号公報 特開平09−288989号公報 特開2005−251753号公報 特開2005−251754号公報 特開平05−55919号公報
日本学術振興会第132委員会編「電子・イオンビームハンドブック(第2版)」(日刊工業新聞社、1986年)622頁から623頁
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、高精度の電子線画像を検出すると同時に、その際問題となる低サンプリングレートに対するAD変換素子の制約を排除した走査電子顕微鏡を用いた検査装置および検査方法を提供することにある。
本発明によると、二次電子検出器によって生成されたアナログ輝度信号を所定のサンプリングレートにてサンプリングしサンプリング信号を得る。このサンプリング信号に含まれる連続するN個のデジタル値毎に、該N個のデジタル値を順次加算し、サンプリング周波数の1/Nの周波数のデジタル輝度信号を生成する。次に、このデジタル輝度信号のデジタル値の各々をNで割り算して、サンプリング信号のビット数と同一のビット数のデジタル値からなるデジタル信号を生成する。このデジタル信号の各デジタル値を1画素とする画像信号を生成する。
また、前述の1/Nの周波数のデジタル輝度信号の各々をNよりも小さい数で割り算することで、サンプリング信号のビット数よりも大きなビット数のデジタル値からなるデジタル輝度信号を生成する。このデジタル輝度信号の各デジタル値を1画素とする画像信号を生成する。
本発明によれば、高精度の電子線画像を検出すると同時に、その際問題となる低サンプリングレートに対するAD変換素子の制約を排除した走査電子顕微鏡を用いた検査装置および検査方法を提供することができる。
本発明のSEM式外観検査装置の構成を説明する図である。 本発明のSEM式外観検査装置の二次電子検出部のAD変換器の構成の例を説明する図である。 本発明のSEM式外観検査装置の二次電子検出部のAD変換器の2つのフィルタ回路の動作を説明する図である。 本発明のSEM式外観検査装置の二次電子検出部のデジタル信号処理回路における加算処理及び平均化処理の例を説明する図である。 本発明のSEM式外観検査装置における走査速度とサンプリングレートの関係を説明する図である。 本発明のSEM式外観検査装置における輝度信号のコントラストを説明する図である。 本発明のSEM式外観検査装置の二次電子検出部のデジタル信号処理回路における加算処理及び平均化処理の他の例を説明する図である。 本発明のSEM式外観検査装置の二次電子検出部のデジタル信号処理回路における加算処理及び平均化処理の更に他の例を説明する図である。 本発明のSEM式外観検査装置におけるクロック周波数及び加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期の関係を示す図である。 本発明のSEM式外観検査装置のモニタの入力画面の例を示す図である。
図1を参照して、本発明によるSEM(走査顕微鏡)式外観検査装置の構成の例を説明する。本例のSEM式外観検査装置1は、検査室2を有し、検査室2は、電子光学系装置3と光学顕微鏡部4と試料室8を有する。
電子光学系装置3は、電子銃10、電子線の引出電極11、コンデンサレンズ12、ブランキング偏向器13、絞り14、走査偏向器15、対物レンズ16、円錐形状の反射板17、ExB偏向器18、及び、二次電子検出器20を有する。ブランキング偏向器13は、電子線19を絞り14の開口部の外側に偏向させる。それによって、必要な場合に、電子線19が試料9へ照射することを回避させることができる。ExB偏向器18は、電界と磁界の両方によって電子線19の軌道へは影響を与えずに二次電子の軌道を曲げる。
光学顕微鏡部4は、白色光源40、光学レンズ41、及び、CCDカメラ42を有し、電子光学系装置3の近傍に配置されている。電子光学系装置3と光学顕微鏡部4は、互いに影響を及ぼさない程度離れた位置に配置されており、両者の間の距離は既知である。
試料室8は、試料台30、Xステージ31、Yステージ32、及び、高圧電源36を有する。本例では、試料9は半導体ウエハである。試料9は、高圧電源36によって負の電圧が印加される。高圧電源36からの電圧を調節することによって、試料9に照射される電子線19を減速させることができる。こうして、電子銃10の電位を変化させることなく、試料9への電子線の照射エネルギーを最適な値に調節することができる。
Xステージ31またはYステージ32は、試料9を電子光学系装置3と光学顕微鏡部4の間にて往復移動させることができる。
SEM式外観検査装置1は、更に、画像処理部5、制御部6、二次電子検出部7、位置モニタ測長器34、試料高さ測定器35、補正制御回路43、走査信号発生器44、及び、対物レンズ電源45を有する。
画像処理部5は、第一画像記憶部46、第二画像記憶部47、差画像演算部48、欠陥判別部49、及び、モニタ50を含む。画像処理部5の各部の動作命令および動作条件は、制御部6から入出力される。
二次電子検出部7は、プリアンプ21、AD変換器22、光変換手段23、光伝送手段24、電気変換手段25、高圧電源26、プリアンプ駆動電源27、AD変換器駆動電源28、及び、逆バイアス電源29を有する。二次電子検出器20、プリアンプ21、AD変換器22、光変換手段23、プリアンプ駆動電源27、及び、AD変換器駆動電源28は、高圧電源26により正の電位にフローティングしている。二次電子検出器20は、この正の電位による吸引電界を生成する。
位置モニタ測長器34は、Xステージ31、及び、Yステージ32の位置を実時間でモニタし、その位置情報を、補正制御回路43を介して制御部6に送信する。試料高さ測定器35は、試料9の高さを実時間で測定し、測定した情報を補正制御回路43介して制御部6に送信する。本例では、試料高さ測定器35は、スリットを通過した細長い白色光を透明な窓越しに試料9に照射し、反射光の位置を位置検出モニタにて検出し、位置の変動から高さの変化量を算出する。
制御部6は、補正制御回路43を介して入力してデータに基づいて、補正信号を生成し、補正制御回路43に出力する。補正制御回路43は、対物レンズ電源45に対物レンズ16の補正信号を送信し、走査信号発生器44にブランキング偏向器13の補正信号を送信する。それによって電子線19の照射位置が制御される。制御部6は、試料9が交換されても、試料毎に電子線を照射した領域を記憶する。
制御部6には、あらかじめ電子線発生時の加速電圧、電子線偏向幅、偏向速度、二次電子検出器20の信号取り込みタイミング、試料台30の移動速度等々の条件が、目的に応じて任意にあるいは選択して設定できるよう入力されている。
次に、本例のSEM式外観検査装置1によって試料である半導体ウエハを検査する手順を説明する。試料9が図示しない試料交換室へロードされる。試料9は図示しない試料ホルダに搭載されて保持固定された後に試料交換室が真空排気される。試料9は、試料交換室がある程度の真空度に達したら検査室2に移載される。検査室2では、試料台30に、Xステージ31、及び、Yステージ32を介して試料ホルダごと載せられ、保持固定される。予め登録された電子線ビームの照射条件が設定され、フォーカスなどのキャリブレーションが実施される。
先ず、光学顕微鏡部4による準備作業が行われる。試料9は、Xステージ31、Yステージ32のXおよびY方向の移動により光学顕微鏡部4の下の所定の位置に配置され、CCDカメラ42により試料9の上に形成された回路パターンの光学顕微鏡画像が観察される。回路パターンがあるチップの位置やチップ間の距離、あるいはメモリセルのような繰り返しパターンの繰り返しピッチ等が測定され、制御部6に測定値が入力される。また、検査されるチップ、および、そのチップ内の被検査領域が指定され、制御部6に入力される。光学顕微鏡の画像は、比較的低い倍率によって観察が可能であり、また、試料9の表面が、例えば、シリコン酸化膜等により覆われている場合には、下地まで透過して観察可能であるので、チップの配列やチップ内の回路パターンのレイアウトを簡便に観察することができ、被検査領域が容易に設定できる。
以上のようにして光学顕微鏡部4による所定の補正作業や検査領域設定等の準備作業が完了すると、Xステージ31およびYステージ32の移動により、試料9が電子光学系装置3の下に移動される。試料9が電子光学系装置3の下に配置されると、光学顕微鏡部4により実施された補正作業や検査領域の設定と同様の作業を電子光学系装置3により実施する。既に光学顕微鏡画像により簡便な検査位置確認や位置合せ、および位置調整が実施され、且つ回転補正も予め実施されているため、大きな調整は不要である。
電子銃10と引き出し電極11との間に電圧を印加することにより、電子銃10から電子線19が引き出される。電子線19は、コンデンサレンズ12、絞り14、走査偏向器15、及び、対物レンズ16を経由して、試料9に照射される。光学顕微鏡画像による位置合せで記憶され補正された座標値に基づき、光学顕微鏡部4で観察されたものと同じ回路パターンに、電子線19が走査偏向器15によりX、Y方向に二次元的に走査される。
試料9に電子線19が照射されると試料9から二次電子51が発生する。二次電子51はExB偏向器18によって軌道を曲げられて反射板17を照射し、数eVから50eVのエネルギーを持つ第二の二次電子52が発生する。二次電子52は、二次電子検出器20によって生成された吸引電極に吸引され、二次電子検出器20によって検出される。ここでは、試料からの二次電子について説明するが、試料からの反射電子を用いてもよい。
二次電子検出器20からのアナログ輝度信号は、二次電子検出部7のプリアンプ21で増幅され、AD変換器22によりデジタル信号に変換される。デジタル輝度信号は、光変換手段23から光ファイバ等の光伝送手段24によって、画像処理部5の電気変換手段25へ送られる。
画像処理部5の電気変換手段25は、光伝送手段24を介して入力した画像信号を再び電気信号に変換する。電気変換手段25からの画像は、切り出されて、交互に、2つの画像記憶部46、47に保存される。差画像演算部48は、2つの画像記憶部46、47の画像を比較し、差画像を生成する。欠陥判別部49は、差画像から欠陥の有無、及び、欠陥の種類を判定する。モニタ50は、欠陥の位置、欠陥の種類、欠陥数等を表示する。
本例のSEM式外観検査装置では検査速度が速いことが必須の条件である。従って、通常の従来方式の走査電子顕微鏡(SEM)のように、pAオーダーの電子線電流の電子線を低速で走査することはなく、多数回の走査および各々の画像の重ね合せは行わない。また、絶縁材料への帯電を抑制するためにも、電子線走査は高速で一回あるいは数回程度にして多数回の走査は行わないようにする必要がある。そこで本実施例では、従来方式の走査電子顕微鏡に比べて約1000倍以上の、例えば100nAの大電流の電子線を一回のみ走査することにより、画像を得る。
電子銃10には拡散補給型の熱電界放出電子源が使用される。この電子銃10を用いることにより、従来の、例えばタングステン・フィラメント電子源や、冷電界放出型電子源に比べて安定した電子線電流を確保することができる。そのため、明るさ変動の少ない電子線画像が得られる。また、この電子銃10により電子線電流を大きく設定することができるため、後述するような高速検査を実現できる。
図2を参照して、本発明によるSEM式外観検査装置の二次電子検出部7のAD変換器22の構成の例を説明する。本例のAD変換器22は、第1のアナログスイッチ201、第1及び第2のフィルタ回路202a、202b、第2のアナログスイッチ203、AD変換子204、クロック発生回路205、及び、デジタル信号処理回路206を有する。
2つのアナログスイッチ201、203は、2つのフィルタ回路202a、202bの一方を有効にする。本例では、第1のフィルタ回路202aは、低サンプリングレートの場合に用いられ、第2のフィルタ回路202bは高サンプリングレートの場合に用いられる。サンプリングレートは、クロック発生回路205からのクロック信号の周波数によって決まる。ここでは、2つのフィルタ回路を設けるが、2個以上のフィルタ回路を設けてもよい。
図1に示したように、二次電子検出器20からのアナログ輝度信号は、プリアンプ21によって増幅されて、AD変換器22に供給される。増幅されたアナログ輝度信号は、2つのフィルタ回路202a、202bの一方によって、平滑化処理され、AD変換素子204に送られる。AD変換素子204は、クロック発生回路205のクロック信号に同期して、アナログ輝度信号をサンプリングし、デジタル信号を生成する。即ち、クロック信号の周波数と同一のサンプリングレートにてサンプリングする。
デジタル信号処理回路206は、デジタル信号の加算処理及び平均化処理を行う。加算処理及び平均化処理は、図4を参照して以下に説明する。デジタル信号処理回路208からのデジタル信号は、図1に示したように、光変換手段23に送られる。
図3を参照して、2つのフィルタ回路202a、202bの平滑化処理を説明する。曲線301は、低サンプリングレートの場合の平滑化処理後の信号の例を示し、曲線302は、高サンプリングレートの場合に平滑化処理後の信号の例を示す。曲線301、302上の黒丸はサンプリング時点を示す。曲線301に示すように、低サンプリングレートの場合には、変動が小さくなるように平滑化処理を行う。従って、第1のフィルタ回路202aは、曲線301のように、変動が小さくなるように平滑化する機能を有する。一方、曲線302に示すように、高サンプリングレートの場合には、平滑化しても比較的大きい変動が残る。従って、第2のフィルタ回路202bは、曲線302のように、変動が比較的大きいまま平滑化する機能を有する。
図4を参照して、デジタル信号処理回路206における加算処理及び平均化処理の例を説明する。図4Aは、AD変換器22に供給されるアナログ信号401の強度の時間変化を示す。横軸は時間である。アナログ信号401は、2次電子検出器20の出力信号のレベルを表す。図4Bは、クロック発生回路205のクロック信号402を示す。クロック信号402の周波数は、サンプリング周波数、即ち、サンプリングレートを表す。図4Cは、クロック信号402の立ち上がりで、アナログ信号401をサンプリングした状態を示す。この処理は、AD変換素子204が行う。図4Cの等間隔の縦線は、クロック信号402の立ち上がりを示し、縦線上の丸印はサンプリング信号403を示す。
こうして、AD変換素子204によって得られたサンプリング信号403を、以下に説明するように、デジタル信号処理回路206が加算処理及び平均化処理を行う。
図4Dは、サンプリング信号403をデジタル化した状態を示す。横軸上の矩形404は、クロック信号402の立ち上がり毎に形成されている。各矩形404には、サンプリング信号403のデジタル値が格納される。ここでは、8ビットのデジタル値を用いる。従って、図4Dの各矩形404には、0から255までの数字が格納される。
図4Eは、デジタル信号処理回路206による加算処理を示す。加算処理では、図4Dの8ビットのデジタル値を隣接する2つの矩形毎に加算する。横軸上の矩形405は、クロック信号402の2つのパルス毎に形成されている。各矩形405には、図4Dの隣接する2つの矩形のデジタル値の和が格納される。8ビットのデジタル値を加算すると、9ビットのデジタル値となる。従って、図4Eの各矩形405には、0から510までの数字が格納される。
図4Fは、デジタル信号処理回路206による平均化処理を示す。平均化処理では、図4Eの9ビットのデジタル値を2で割り算する。横軸上の矩形406は、クロック信号402の2つのパルス毎に形成されている。各矩形406には、図4Eの各矩形405のデジタル値の半分の数字が格納される。尚、1に満たない端数は切り捨てる。9ビットのデジタル値を半分にすると、8ビットのデジタル値となる。従って、図4Fの各矩形406には、0から255までの数字が格納される。図4Fの各矩形406に格納された0から255までの各デジタル値によって1画素を生成する。これらのデジタル値を用いて、画素信号を生成する。
図4Dと図4Fを比較すると、図4Fに示す加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数は、図4Dのサンプリングレートの半分である。例えば、図4Bのクロック信号402の周波数が100Mzであるとすれば、図4Fの加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数は、50MHzである。従って、加算処理と平均化処理によって、二次電子検出器20の出力信号に対するサンプリングレートは、実質的に半分になる。
一般に、サンプリングレートが低いほど、二次電子検出器20における二次電子の蓄積時間が長くなり、輝度信号の強度は大きくなる。サンプリングレートが高いと、二次電子検出器20における二次電子の蓄積時間が短く、輝度信号の強度は小さい。本例では、周波数が100Mzのクロック信号402を用いて、周波数が50Mzのデジタル信号を得ることができる。従って、実質的にサンプリングレートが半分になったのと同様であり、輝度信号のコントラストは大きくなり、画像がより鮮明となる。
図5を参照して、走査速度とサンプリングレートの関係を説明する。図5は、二次電子検出器20の出力信号を、周波数が100Mzのクロック信号402によってサンプリングした場合のサンプリング時点とサンプリング位置の関係を示す。縦軸は試料上の走査位置、横軸は時間である。本例では、サンプリングレートが100Mzであり、10ns毎にサンプリングを行う。直線501は、電子線の走査速度が10m/sの場合であり、直線502は、電子線の走査速度が5m/sの場合である。直線501、502上の点(黒丸で示す)は、サンプリング点を示す。
直線501の場合、試料上にて0.1μm毎にサンプリングを行うが、直線502の場合、試料上にて0.05μm毎にサンプリングを行う。
直線501、502上の隣接する2つのサンプリング点のデジタル値を加算し、平均化することによって、直線501、502上の2重点にて示すデジタル値が得られる。この加算及び平均化処理後のデジタル値の周波数は50Mzである。本発明によると、1個のデジタル値を用いて、1画素を生成する。本例では、黒丸で示すサンプリングレートに対して、2重丸で示すデジタル信号の周波数は、半分になっている。従って、本発明によると、実質的にサンプリングレートが半分になったのと同様であり、コントラストが大きい、より鮮明な画像を得ることができる。
直線501の場合、2重丸で示すデジタル値は、試料上にて0.2μm毎に、得られる。一方、直線502の場合、2重丸で示すデジタル値は、試料上にて0.1μm毎に、得られる。直線501と直線502を比較すると、サンプリングレートが同一でも、走査速度を小さくすると、試料上のサンプリング位置の周期は短くなる。従って、走査速度を小さくするほうが、コントラストが大きい、より鮮明な画像を得ることができる。
図6を参照して、本発明による加算処理及び平均化処理の結果を説明する。図6の縦軸は試料上の走査位置、横軸は輝度である。折れ線601は、従来の方法によって、得られた輝度信号を示す。即ち、加算処理及び平均化処理を行わない場合である。折れ線602は、本発明の方法によって加算処理及び平均化処理を行った後のデジタル信号を示す。図示のように、本発明によって得られた輝度信号は、従来の方法によって得られた輝度信号より、コントラストが大きいことが判る。
図7を参照して、デジタル信号処理回路206における加算処理及び平均化処理の他の例を説明する。図7Aから図7Eまでの処理は、図4Aから図4Eまでの処理と同様である。図7Aは、AD変換器22に供給されたアナログ信号401の強度の時間変化を示す。図7Bは、クロック発生回路205のクロック信号402を示す。図7Cは、クロック信号402の立ち上がりで、アナログ信号401をサンプリングした状態を示す。
図7Dは、サンプリング信号403をデジタル化した状態を示す。横軸上の矩形404は、クロック信号402の立ち上がり毎に形成されている。各矩形404には、8ビットのデジタル値、即ち、0から255までの数字が格納される。
図7Eは、デジタル信号処理回路206による第1の加算処理を示す。横軸上の矩形405は、クロック信号402の2つのパルス毎に形成されている。各矩形405には、9ビットのデジタル値、即ち、0から511までの数字が格納される。
図7Fは、デジタル信号処理回路206による第2の加算処理を示す。第2の加算処理では、図7Eの9ビットのデジタル値を隣接する2つの矩形毎に加算する。横軸上の矩形701は、クロック信号402の4つのパルス毎に形成されている。各矩形701には、図7Eの隣接する2つの矩形のデジタル値の和が格納される。9ビットのデジタル値を加算すると、10ビットのデジタル値となる。従って、図7Fの各矩形701には、0から1023までの数字が格納される。
図7Gは、デジタル信号処理回路206による平均化処理を示す。平均化処理では、図7Fの10ビットのデジタル値を4で割り算する。横軸上の矩形702は、クロック信号402の4つのパルス毎に形成されている。各矩形702には、図7Fの各矩形701のデジタル値の1/4の数字が格納される。尚、1に満たない端数は切り捨てる。10ビットのデジタル値を1/4にすると、8ビットのデジタル値となる。従って、図7Gの各矩形702には、0から255までの数字が格納される。図7Gの各矩形702に格納された0から255までの各デジタル値によって1画素を生成する。これらのデジタル値を用いて、画素信号を生成する。
ここで、図7Fの10ビットのデジタル値を例えば2で割り算する。横軸上の矩形702は、クロック信号402の4つのパルス毎に形成されている。矩形702には、図7Fの各矩形701のデジタル値の1/2の数字が格納される。尚、1に満たない端数は切り捨てる。10ビットのデジタル値を1/2にすると、9ビットのデジタル値となる。従って、図7Gの各矩形702には、0から511までの数字が格納される。図7Gの各矩形702に格納された0から511までの各デジタル値によって1画素を生成する。これらのデジタル値を用いて、サンプリング信号のビット数よりも大きなビット数の画素信号を生成でき、分解能の向上が図れる。
図8を参照して、デジタル信号処理回路206における加算処理及び平均化処理の更に他の例を説明する。図8Aから図8Dまでの処理は、図4Aから図4Dまでの処理と同様である。即ち、図8Aは、AD変換器22に供給されたアナログ輝度信号401の強度の時間変化を示す。図8Bは、クロック発生回路205のクロック信号402を示す。図8Cは、クロック信号402の立ち上がりで、アナログ信号401をサンプリングした状態を示す。図8Dは、サンプリング信号403をデジタル化した状態を示す。横軸上の各矩形404には、サンプリング信号403の8ビットのデジタル値、即ち、0から255までの数字が格納される。
図8Eは、デジタル信号処理回路206による加算処理を示す。本例の加算処理では、図8Dの8ビットのデジタル値を隣接する4つの矩形毎に加算する。横軸上の矩形801は、クロック信号402の4つのパルス毎に形成されている。各矩形801には、図8Dの隣接する4つの矩形のデジタル値の和が格納される。4個の8ビットのデジタル値を加算すると、10ビットのデジタル値となる。従って、図8Eの各矩形801には、0から1020までの数字が格納される。
図8Fは、デジタル信号処理回路206による平均化処理を示す。平均化処理では、図8Eの10ビットのデジタル値を4で割り算する。横軸上の矩形802は、クロック信号402の4つのパルス毎に形成されている。各矩形802には、図8Eの各矩形801のデジタル値の1/4の数字が格納される。尚、1に満たない端数は切り捨てる。10ビットのデジタル値を1/4にすると、8ビットのデジタル値となる。従って、図8Fの各矩形802には、0から255までの数字が格納される。図8Fの各矩形802に格納された0から255までの各デジタル値によって1画素を生成する。これらのデジタル値を用いて、画素信号を生成する。
ここで、図8Eの10ビットのデジタル値を例えば2で割り算する。横軸上の矩形802は、クロック信号402の4つのパルス毎に形成されている。矩形802には、図8Eの各矩形801のデジタル値の1/2の数字が格納される。尚、1に満たない端数は切り捨てる。10ビットのデジタル値を1/2にすると、9ビットのデジタル値となる。従って、図8Fの各矩形802には、0から511までの数字が格納される。図8Fの各矩形802に格納された0から511までの各デジタル値によって1画素を生成する。これらのデジタル値を用いて、サンプリング信号のビット数よりも大きなビット数の画素信号を生成でき、分解能の向上が図れる。
図4の例では、サンプリングレートは100MHz、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数は50MHzである。従って、図4Fに示す加算及び平均化処理後のデジタル信号の各デジタル値は、図4Dに示すサンプリング信号のデジタル値の2個分に相当する。即ち、1画素は、2個のサンプリング信号に相当する。
加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期は20nsである。従って、加算及び平均化処理後のデジタル信号のデジタル値の各々は、時間20nsにおける輝度信号の蓄積量に対応する。即ち、1画素は、時間20nsにおける輝度信号の蓄積量に対応する。
そこで、サンプリングレートが変化しても、1画素に対応する輝度信号の蓄積量が常に同一となることが好ましい。そのためには、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期が一定であればよい。サンプリングレートをf、サンプリング周期をTとすると、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期Teは次の式によって得られる。
Te=T×N=(1/f)×(f/fe)=1/fe
ここに、Nは、サンプリングレートfと加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数feの比である。Nは、1画素当たりのサンプリング信号の個数を表す。また、Teは、1画素当たりの輝度信号の蓄積量を表す。feは、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数である。図4の例の場合、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期Teは10×2=20nsである。1画素当たりのサンプリング信号の個数は2個である。図7及び図8の例では、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数は、25MHzであり、1画素当たりのサンプリング信号の個数は4個である。従って、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期Teは10×4=40nsである。
図9は、サンプリングレート(クロック周波数)と加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数が与えられたとき、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期Te(=T×N)の計算結果を示す。先ず、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期Teを20nsに設定した場合を考える。加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期Teが20nsとなるのは、サンプリングレートが100MHz、且つ、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数が50MHzの場合と、サンプリングレートが50MHz、且つ、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数が50MHzの場合の2つの場合である。しかしながら、後者の場合は、サンプリングレートfと加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数feが同一である。これは、加算処理及び平均化処理を行っていない従来技術の場合である。
次に、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期Teを40nsに設定した場合を考える。加算及び平均化処理後のデジタル信号の周期Teが40nsとなるのは、サンプリングレートが100MHz、且つ、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数が25MHzの場合と、サンプリングレートが50MHz、且つ、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数が25MHzの場合と、サンプリングレートが25MHz、且つ、加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数が25MHzの場合の3つの場合である。このうち、最後の場合は、サンプリングレートfと加算及び平均化処理後のデジタル信号の周波数feが同一である。これは、加算処理及び平均化処理を行っていない従来技術の場合である。
図10は、モニタ50の入力画面の例を示す。本例の入力画面1100は、メッセージエリア1101、入力促進用メッセージエリア1102、マップ表示エリア1103、共通ボタンエリア1104、情報表示アリア1105、1106、1107、及び、メニュー選択ボタンエリア1108を有する。これらのエリアのレイアウトは様々であり、図10に示す例に限定されない。例えば、共通ボタンエリア1104に配置したボタンをクリックすると、入力画面1100には、画像取得条件設定ウインドウ1110が表示される。画像取得条件設定ウインドウ1110は、サンプリングレートを入力する入力フィールド1111を有する。入力フィールド1111には、任意のサンプリングレートを設定することができる。例えば、任意のサンプリングレートを、サンプリングレートの標準値を1とした場合に、標準値に対する比として、設定してよい。尚、画像取得条件設定ウインドウ1110には、設定ボタン1112、キャンセルボタン1113、閉じるボタン1114等が配置されている。入力フィールド1111にサンプリングレートを入力し、設定ボタン1112をクリックすると、入力したサンプリングレートが設定される。キャンセルボタン1113をクリックすると、入力フィールド1111にて入力された値がキャンセルされる。閉じるボタン1114をクリックすると、画像取得条件設定ウインドウ1110が消える。
以上、本発明の例を説明したが本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは、当業者によって容易に理解されよう。
1…SEM式外観検査装置、2…検査室、3…電子光学系、4…光学顕微鏡部、5…画像処理部、6…制御部、7…二次電子検出部、8…試料室、9…試料、10…電子銃、11…引き出し電極、12…コンデンサレンズ、13…ブランキング偏向器、14…絞り、15…走査偏向器、16…対物レンズ、17…反射板、18…ExB偏向器、19…電子線、20…二次電子検出器、21…プリアンプ、22…AD変換器、23…光変換手段、24…光伝送手段、25…電気変換手段、26…高圧電源、27…プリアンプ駆動電源、28…駆動電源、29…逆バイアス電源、30…試料台、31…Xステージ、32…Yステージ、34…位置モニタ用測長器、35…被検査基板高さ測定器、36…高圧電源、40…光源、41…光学レンズ、42…CCDカメラ、43…補正制御回路、44…走査信号発生器、45…対物レンズ電源、46…第一画像記憶部、47…第二画像記憶部、48…差画像演算部、49…欠陥判別部、50…モニタ、51…二次電子、52…第二の二次電子、201…アナログスイッチ、202a、202b…フィルタ回路、203…アナログスイッチ、204…AD変換素子、205…クロック発生回路、206…デジタル信号処理回路、401…アナログ信号、402…クロック信号、403…サンプリング信号、1100…入力画面、1101…メッセージエリア、1102…入力促進用メッセージエリア、1103…マップ表示エリア、1104…共通ボタンエリア、1105、1106、1107…情報表示エリア、1108…メニュー選択エリア、1110…画像取得条件設定ウインドウ

Claims (5)

  1. 試料上に電子線を走査して得られる二次電子又は反射電子を検出してアナログ信号を生成する検出器と、
    前記アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換部と、
    前記デジタル信号を演算処理するデジタル信号処理部とを有し、
    前記デジタル信号処理部は、
    前記AD変換部から連続して出力されたN個の前記デジタル信号毎に加算し、N以下の数で除算して、1画素の画像信号とすることを特徴とする走査電子顕微鏡。
  2. 請求項1に記載の走査電子顕微鏡において、
    前記AD変換器は、複数のフィルタ回路を有し、さらに前記複数のフィルタ回路より前段に、前記複数のフィルタ回路の切替を行う切替手段を有することを特徴とする走査電子顕微鏡。
  3. 請求項1に記載の走査電子顕微鏡において、
    前記サンプリングレートが変更された場合、1画素の画像信号に対応する信号の蓄積時間が変化しないように、加算する前記デジタル信号の個数を設定することを特徴とする走査電子顕微鏡。
  4. 請求項1に記載の走査電子顕微鏡において、
    さらに前記画像信号により構成される画像を記憶し、前記記憶された画像から差画像を生成し、前記差画像から欠陥の有無を判定する画像処理部を有することを特徴とする走査電子顕微鏡。
  5. 試料上に電子ビームを照射する電子光学系と、
    前記照射によって得られる二次電子又は反射電子を検出してアナログ信号を生成する検出器と、
    前記アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器を有し、
    前記AD変換器は、
    前記アナログ信号を所定のサンプリングレートにてサンプリングしてデジタル信号に変換するAD変換子と、
    前記サンプリングレートの周期より大きな周期に含まれる前記デジタル信号を加算し、加算したデジタル信号の個数または前記加算したデジタル信号の個数より小さな数で除算して、1画素の画像信号とするデジタル信号処理回路とを有することを特徴とする走査電子顕微鏡。
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