JPH01132132A - ウエハの光学的プリアライメント装置 - Google Patents

ウエハの光学的プリアライメント装置

Info

Publication number
JPH01132132A
JPH01132132A JP63213900A JP21390088A JPH01132132A JP H01132132 A JPH01132132 A JP H01132132A JP 63213900 A JP63213900 A JP 63213900A JP 21390088 A JP21390088 A JP 21390088A JP H01132132 A JPH01132132 A JP H01132132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
light
alignment
emitting element
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63213900A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0722178B2 (ja
Inventor
Koichi Murakami
浩一 村上
Hideo Sakakawa
坂川 英生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP21390088A priority Critical patent/JPH0722178B2/ja
Publication of JPH01132132A publication Critical patent/JPH01132132A/ja
Publication of JPH0722178B2 publication Critical patent/JPH0722178B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体ウェハの光学的プリアライメント装置
に関し、通常のシリコン半導体ウェハや光透過性のS 
OS (silicon on 5apphire )
ウェハなど各種の半導体ウェハの光学的プリアライメン
ト装置に関するものである。
(従来の技術) 古くは、例えばウエハプローバ等における半導体ウェハ
のアライメントは、1枚目のウェハを測定ステージ上に
搬送載置した上でアライメントしそのまま電気的特性の
測定を行ない1次いで、2枚目以降のウェハについても
同様に順次測定ステージに搬送載置してアライメントし
た上で測定するというように、測定ステージ上で行なわ
れていた。しかし、この方式は、ウェハアライメントと
測定を同一の測定ステージ上で交互に行なうことから、
作業能率が悪く、スループットを上げることができない
ため、近年では、測定ステージに搬送される前の段階で
ウェハのプリアライメントを行ない、その後にプリアラ
イメントした状態を保持しつつ、測定ステージにウェハ
を搬送して、アライメントと測定を別々の位置で並行的
に行なうのが通例となってきた。
このような半導体ウェハのプリアライメント装置として
は、従来、半導体ウェハのオリエンテーションフラット
(以下、単にオリフラという)を接触部材などで機械的
に検出するものが多く、又。
特に図示しないが、容量センサによりウェハ載置台とウ
ェハへ向けて所定量照射した光の反射を検出してウェハ
のプリアライメントを行なう装置もあった。
(従来技術の課題) しかしながら、上記した接触部材等による機械的なプリ
アライメントでは、アライメント精度が不十分で、かつ
、エッヂ等と接触部材との接触により摩擦、塵など好ま
しくない状態を生ずるという課題がある。
また、容量センサを用いて搬送台部分とウェハ部分の反
射光の容量の相違を検出してプリアライメントすれば、
上記問題は生じないが、容量センサを用いた装置自体が
非常に高くなってしまい、大幅なコスト高を招来すると
いう課題がある。しかも、この容量センサによるプリア
ライメントでは、光を1反射する通常の半導体ウェハと
異なり光を透過する、例えばS OS (silico
n on 5apphire)ウェハなどの光透過性の
半導体ウェハにおいては光が透過して容量センサの測定
量を狂わすため。
正確なプリアライメントを行なえないという課題があっ
た。
本発明は、上記の課題に鑑み、各種の半導体ウェハに対
して極めて正確にプリアライメントでき、かつ発塵等の
問題の生じず、しかも比較的安価なウェハのプリアライ
メント装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述のような課題を解決するため次のように
構成した。
すなわち、ウェハの予め定められた位置へのアライメン
トを発光素子と受光素子により光学的に検出しアライメ
ントする装置において、上記発光素子による照射をウェ
ハに対して傾斜状態に設定し、上記ウェハのエッヂに照
射されるよう構成した。
また、ウェハの予め定められた位置へのアライメントを
発光素子と受光素子により光学的に検出しアライメント
する装置において、ウェハの表裏面の一面に発光素子を
、他面に受光素子をそれぞれ配置し、この受光素子の受
光量を検出してウェハの中心位置と偏心量を算出し、ウ
ェハの偏心補正とウェハのオリフラの位置決めを行なう
ことによりウェハをプリアライメントするよう構成した
(作用) 本発明は、上述のように発光素子による照射をウェハに
対して傾斜状態に設定し、ウェハのエッヂに照射される
ように構成したので、ウェハにあたる照射光は該ウェハ
のエッヂ部でほぼ反射され極めて僅かしか透過しない、
このエッヂ部での乱反射現象を利用し、ウェハのエッヂ
ライン及び偏心量を正確にセンシングすることができ、
ウェハの高精度かつクリーンなプリアライメントを行う
ことができる。
また、ウェハの表裏面の一面に発光素子を、他面に受光
素子をそれぞれ配置し、この受光素子の受光量を検出す
るようにしたので、光を透過しない通常のウェハを回転
させつつセンシングすると、受光素子は、ウェハで遮ら
れずに光の当る面積に比例して例えば電流を出力する。
この受光素子の出力を基にウェハの中心位置と偏心量を
算出して。
高精度かつクリーンなプリアライメントを行なうことが
できる。
(実施例) 以下に1本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明のプリアライメント装置の一実施例を示
す側面図で、図中、1はプリアライメント装置の保持部
であり、該保持部1の先端下側には、コ字形状に形成し
た光センサ取付部1′がボルト等の取付は手段により傾
斜状態で一体的に配設されている。この二字形状光セン
サ取付部1′の垂下部のうち、SO8半導体ウェハ(サ
ファイアの基板上にシリコン膜を形成したもの)6の上
方に位置する一側鍔部には発光素子3が内設され、他一
方の垂下部の対応する鍔部位置で上記発光素子3からの
光路には受光素子4が内設され、該発受光素子3.4に
より光センサ2が構成されている。該光センサ2の光軸
は1発光素子3による照射をSO8半導体ウェハ6に対
して傾斜状態に設定し該ウェハ6のエッヂに照射される
よう、サブチャック5に載置されるSO8半導体ウェハ
6のエッヂに位置させており、具体的には、ウェハサイ
ズに対応してYステージ7及び前記サブチャック5を形
成した2ステージ8を所定位置に移動・停止させること
で、上記の如く傾斜状態で光センサ取付部1′に配設さ
れた該光センサ2の上記光軸をSO8半導体ウェハ6の
エッヂに位置させている。また、上記光センサ2の発光
素子3は、例えば発光ダイオードを設け、投光レンズを
介してなり、又、受光素子4は1例えばフォトダイオー
ドからなりレンズを介してなるが、発光素子3及び受光
素子4は、上記以外の任意の素子をも使用し得る1本例
では上記光センサ2の傾斜角度を該エッヂに対するセン
サ光の入射角が約75@どなるよう設定しているが、傾
斜状態に受発光素子3゜4を配設した光センサ2の光軸
がSO8半導体ウェハ6の外周エッヂの一部に位置する
よう構成されていれば光センサ2の傾斜角度は特に限定
されるものではなく、光透過性のSO8半導体ウェハ6
のエッヂにセンサ光が当たった場合に、その大部分が反
射される角度、即ち約45°以上90゜未満の角度であ
ってSO8半導体ウェハ6の光反射特性に応じた適宜の
角度を設定することができる。これは、即ち、平面は光
透過性のウェハでもエッヂ部の加工は乱反射部となるこ
とを利用したものであり、仮に容量センサを用いた従来
方法でこのようなSO8半導体ウェハ、ガラスウェハな
どの光透過性の半導体ウェハのプリアライメントを行な
えば、ICチップなどのウェハ部分も光センサの照射光
を透過してしまうため、第12図に示す如くセンサの出
力データがばらついてプリアライメントの精度が極めて
低くなり、到底実施に堪えない状況となるのを、上述の
構成によってプリアライメント可能にしたものである。
第1図では上記光センサ2の発光素子3及び受光素子4
は各々1つしか設けていないが、各々複数段け、SO8
半導体ウェハ6のウェハサイズ(3,5,8インチ等)
に対応して複数の発光素子3及び受光素子4を同一の回
路内に配設し、切換制御回路を介してプリアライメント
を行うことができるように構成してもよい、このアライ
メントは1例えば、ウェハのOFで光が全部透過するこ
とによるフォトトランジスタでの光電流の変化をみて実
行できる。
なお、第1図中、9はサブチャック5が降下したときに
、SO8半導体ウェハ6を載置し、SO8半導体ウェハ
6のX方向の偏心補正を可能とするピンセットである。
上記した本発明を用いてウェハのプリアライメントを行
うには、第3図のフローチャートに示すごとく、先ず、
受発光素子3.4等の作動をチエツクした後、第1枚目
のサンプルSO8半導体ウェハ6をサブチャック5に載
置し、Yステージ7をY方向に移動させて2ステージ8
、サブチャック5ともどもSO8半導体ウェハ6をY方
向に移動させ、次いで、SOS半導体ウェハ6を1回転
し、光センサ2により該SO8半導体ウェハ6のエッヂ
ラインをセンシングし、第5図に示すセンサ出力に基づ
きΔSを積分してウェハ面積を算出してウェハサイズを
チエツクし、ウェハエッヂの位置とセンサ出力の相関関
係データをサンプリング採取しつつ、サブチャック5上
に載置されるSO8半導体ウェハ6に対し傾斜状態で配
設される前記光センサ2の光軸が該SO8半導体ウェハ
6のエッヂに位置するよう理想的な位置にYステージ7
を移動させていき、Yステージ7の初期設定位置を決定
する。このサンプリング採取した相関データは第6図に
示す如く、光軸から離れるに従い非直線状となるため、
データを変換してセンサ出力対エッヂ位置が直線関係と
なるように、相関近似処理を行う。
このようにしてプリアライメント装置を構成した後、サ
ブチャック5上に載置されたSO8半導体ウェハ6のエ
ッヂ近傍に受光素子3からセンサ光を照射し、該ウェハ
を1回転させてエッヂデータをセンシングし、このエッ
ヂデータを上記相関関係に基づいてデータ変換して第4
図に示す如きセンサ出力として取りだし、SO8半導体
ウェハ6の偏心量を計算して前記Yステージ7、サブチ
ャック5及びピンセット9を動がして偏心補正を行い、
更に同様のセンシングを行ってOF位置を判別し、OF
を定められた角度に位置決めする。
なお、偏心量を計算するにあたり、精度を高めるため、
自己相関演算により電気的ノイズ成分を除去している。
また、2枚目以降のSO8半導体ウェハ6のプリアライ
メントに際しては、ウェハサイズに変動のない限り、最
初からサブチャック5上に載置されるSO8半導体ウェ
ハ6に対し傾斜状態で配設される前記光センサ2の光軸
が該SO8半導体ウェハ6のエッヂに位置し、発光索子
3からエッヂに照射されるようYステージ7を最初から
所定位置に移動させればよい。
なお、第8図は上記センサ出力をマイクロコンピュータ
等の演算回路で解析する際のセンサ出力の処理回路の一
例を示したブロック図であり、光センサの出力電流を変
換回路Aで電圧変換し、ローパスフィルタB、サンプル
・ホールド回路Cを介して変換回路りでAD変換し、マ
イクロコンピュータのCPUに入力するようにしている
次に、本実施例の作用について説明する。
SO8半導体ウェハ6にあたる照射光は該ウェハ6のエ
ッヂ部でほぼ反射され極めて僅かしか透過しない、この
エッヂ部での乱反射現象を利用し、SO8半導体ウェハ
6のエッヂライン及び偏心量を正確にセンシングするこ
とができ、SOS半導体ウェハ6の高精度かつクリーン
なプリアライメントを行うことができる。
上記実施例では透過光検出形の光学的プリアライメント
装置の例について説明したが、フォトトランジスタの位
置はエッヂ部からの反射光を受光する位置に配設しても
良い。
なお、本発明のウェハのプリアライメント装置は、上記
したSO8半導体ウェハだけでなく、ガラスウェハ、水
晶ウェハ、GaAsウェハなどの光透過性のウェハのす
べてに適用することができることは言うまでもなく、又
、光を透過しないウェハに対して適用してもよい。
次に1本発明の第2実施例を図面に従って説明する。
第9図は1本発明の第2実施例に係るプリアライメント
装置を示す斜視図、第10図は同上のセンシング状態を
示す部分側面図、第11図は同上のセンサ出力を示すグ
ラフ図である。
本実施例における光学的プリアライメント装置は、基本
的には、上記第9図及び第10図に示すごとく、ウェハ
のY方向の位置決めを行うYステージ10と連動すると
ともに昇降自在なZステージ11に設けたサブチャック
12上にウェハ13を載置し、該サブチャック12を回
転させて該ウェハ13を1回転させ、同じくzステージ
11に垂直上向きに設けた光センサの発光素子14から
垂直上向きのセンサ光を照射し、センサスリフト14a
を通過しウェハ13で遮られる部分以外、即ち、ウェハ
13のエッヂ外側を通過するセンサ光を、センサ保持部
15に垂直下向きに形成した受光素子16で検出して、
第7図に示すような該センサの検出結果を得てウェハ1
3の中心位置及び偏心量を算出し、その結果に基づきY
ステージ10の移動によりY方向の位置補正を行い、更
にサブチャック12を降下させて、該ウェハ13をZス
テージ11に設けたピンセット17に載せて所定量スラ
イドさせてX方向の位置補正を行い。
更に、サブチャック11を所定角度回転させウェハ13
のオリフラの位置合せを行うようプリアライメント装置
を構成しているものである。
上記発光素子14は1本例では赤外LEDを使用し、又
、受光素子16には光学フィルタ付フォトダイオードを
使用したが、これに限定されるものではなく、実施に応
じて適宜の発・受光素子を選択し得る。
また、第13図はセンサスリット14aを通過する光と
受光部16、ウェハ13との関係を示した模式図で、発
光素子14からの光は1■一幅、長さ20m閣のセンサ
スリット14aを通り、ウェハ13に遮られる部分dを
除いて受光素子16に受光される。この場合、第10図
にあ□るように、発光素子14を横に複数並べ、3”、
3.5”、4”、5”、6”等の各ウェハサイズに対応
して発光素子14を変えることで、ウェハサイズ対応機
能を持たせている。
上述した第2実施例のプリアライメント装置によるプリ
アライメントの手順を第14図にフローチャートで示す
すなわち、まず、イニシャライズし1発光素子14とし
てのLED、受光素子16としてのフォトダイオード受
光センサ、A/Dコンバータなどの作動ユニットの初期
設定をチエツクする。このユニットチエツクの設定値モ
デルを第15図に示す、同図のサンプリングにおいて、
移動量(Gain)と変更量(shift)との関係式
は1例えば次のように表わされる。
胛 ■ Y (11)  = −コΣx (Q) 十FFF
■、Y (QF ) =−苧x (8) + 7 FF
FOY(21L)=−安X(u)+−jFFF◎Y (
2F) =−審x(9)+ −4FFF次いで、最初の
プリアライメント用ウェハ13をプリアライメント位置
のサブチャック12上に載置して、センシングのための
分解能計算(GainX 1 p s h x f t
 =0 )を行なう、この場合、第16図に示すように
、ビット当りの長さLoとすると、理論値り、 = 2
0mm10FFFH=4.88 p ra/ bit実
測値り、 = ((n、+1m5) −no)/Nd−
Nd+1となる。なお、同一型式の2枚目以降のウェハ
13のプリアライメントに際しては、この分解能計算は
不要である。
ここで、ウェハの回転を開始して、データの採取、平滑
化を行なう、データの採取は、第17図に示すように行
なうが、例えば、以下のような条件でデータ採取を行な
う。
サンプリング間隔  データ10.9@データ数   
   360” 10.9°=400個サンプリング時
間  4800μS/デ一タトータルサンプリング時間
 4800X400=lJ2gまた。このように採取し
たデータの雑音除去、平滑化は1等間隔で逐次サンプル
されたデータ点のある範囲に最小二乗誤差で多項式を適
合させる多項式適合法によって行ない、真の信号を抽出
する。
ここで、この平滑化されたデータに基づいて。
ウェハの偏心有無、偏心量を1例えば以下のように計算
する。
第18図において、6′はウェハ13の偏心位置、5は
中心位置、θは回転補正量、しは移動補正量を各示す、
ここで、偏心量の計算は1円周上の2点を結ぶ直線の垂
直二等分線上に真の円の中心があり、又、他の線分の垂
直二等分線との交点は円の中心であるとの原理を用い、
採取データから各々の計算を行なう、そして、第19図
にあるように、データ採取・平滑化後、任意の点Aと該
点Aと1800対向する点Bのデータの差が±500μ
園以内(IA−Bl≦500μ園)であれば、ウェハの
中心が出たものとしてオリフラ位置合わせの段階に入る
。上記データの差が±500μ■を超えているときは、
該偏心量に従ってウェハ13の偏心補正を行なう、すな
わち、ウェハを回転させてθ方向を合わせ、次いでサブ
チャック12をダウンさせ、ウェハ13をピンセット1
7上に載置して該ビンセット17の移動によってX方向
位置合わせを行った後、サブチャック12をアップさせ
、再度前記データ採取を行なう、この繰返しは、偏心量
がIA−Bl≦500μ論となるまで繰返される。
次いで、偏心量が上記範囲内にある場合には、オリフラ
計算、オリフラの位置合わせを行なう。
本例におけるオリフラ計算の具体的計算式を、第20図
乃至第22図を参照しつつ説明する。
第20図に示すように、ウェハのオリフラが図中0から
始まり、■で終わるものと仮定する。これをX、Yの直
交座標に変換して、データサンプリングとして表わすと
第21図のようになる。このとき、推定される曲線を、
二次曲線 y=ax”+bx+cとする。また、未知数a。
b、cを最小二乗法を用いてデータから推定する。
すなわち1式y=ax”+bx+cによるyの計算値Y
と、実際のデータyとの差の二乗和が最小になるように
式の係数a、b、cを決定する。
実データと計算値Yとの差 E== ’/z−Y、= FQ −(a x”+ b 
x + c)偏差の二乗和 として連立方程式を解く、すなわち、 nc+bΣ入+aΣ〈=ΣyI CΣ翫+bΣかaΣを=夏山 C状+bΣすaΣかとjzλ これを解いて係数a、b、cを求める。
また、第21図において、傾きが0のところがオリフラ
のセンタと考えられるので、 曲線y=ax”+bx+aを微分すると。
y’  =2ax+b=0 ;、X=−b/2a よって、第22図にあるように、点XI、をオリフラセ
ンタとする。
このようにして、ウェハのオリフラの位置合わせが終わ
ると、ウェハのプリアライメントは終わり、ウェハはそ
の位置を保ったまま図示しない測定ステージへと搬送さ
れる。
なお、上記第2実施例におけるセンサ出力処理回路等に
ついては、第8図に示す第1実施例と同様の回路を用い
ればよく、その他特に変える必要のないところは同様の
構成とし得る。
また、上記各実施例においては、ウェハにオリフラが設
けられている場合を例にとってプリアライメント装置を
説明したが、本発明は1例えばウェハの円周に切欠きノ
ツチ部が設けられているような場合にも適用できること
はいうまでもない。
見匪勿免来 以上のことから明らかなように、本発明によると、ウェ
ハの予め定められた位置へのアライメントを発光素子と
受光素子により光学的に検出しアライメントする装置に
おいて、上記発光素子による照射をウェハに対して傾斜
状態に設定し、上記ウェハのエッヂに照射されるよう構
成したので、ウェハのエッヂライン及び偏心量等を極め
て正確に検出することができ、SOSウェハ、ガラスウ
ェハなど光透過性のウェハであっても、高精度なプリア
ライメントを行うことができる。
また、ウェハの表裏面の一面に発光素子を、他面に受光
素子をそれぞれ配置し、この受光素子の受光量を検出し
てウェハの中心位置と偏心量を算出し、ウェハの偏心補
正とウェハのオリフラの位置決めを行なうよう構成した
ので、比較的安価かつ正確に偏心量等を検出でき、高精
度なプリアライメントを行なうことができる等の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプリアライメント装置の一実施例を示
す側面図、第2図は同上のセンシング原理図、第3図は
同上のプリアライメントのフローチャート、第4図は同
上のセンサ出力を示すグラフ図、第5図は同上のウェハ
サイズチエツクの際のセンサ出力波形図、第6図は同上
のセンサ出力対エッヂ位置の相関関係を示すセンサデー
タ図。 第7図は同上のOFの識別波形図、第8図は同上の実施
例におけるセンサ出力処理回路の一例を示したブロック
図であり、第9図は本発明の第2実施例に係る光学式プ
リアライメント装置を示す斜視図、第10図は同上のセ
ンシング状態を示す部分側面図、第11図は同上のセン
サ出力を示すグラフ図、第12図は光透過性のウェハに
対する同上のセンサ出力を示すグラフ図、第13図はウ
ェハとスリット及びセンサ受光部との関係を示す模式図
、第14図は同第2実施例に係るプリアライメントのフ
ローチャート、第15図はユニットチエツクの初期セッ
トデータ図、第16図は分解能計算の理論値と実測値と
の関係を示す模式図、第17図はウェハの偏心データ採
取、サンプリングのフローチャート、第18図及び第1
9図はウェハの偏心量計算を示す模式図、第20図及び
第22図は夫々ウェハのオリフラ計算のための模式図で
ある。 1,15・・・・センサの保持部 1′・・・・光センサ取付部、 2・・・・光センサ、
3.14・・・・発光素子、  4,16・・・・受光
素子、5.12・・・・サブチャック、6.13・・・
・ウェハ。 7.10・・・・Yステージ、8,11・・・・Zステ
ージ、14a・・・・センサスリフト、17・・・−ピ
ンセット。 第1図 第4図 ウェハI!l耘P項 第5図 ′7エ八匡I吸角 第60 工!干°位1 第7図 第8図 第9図 @11’SA        第12図1工八回籾li
t雇                ワΩ■回撃勇湿
第1:5図 第15図 汗 第14図 Q立1つ 第18図 第19図 第20図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウェハの予め定められた位置ヘのアライメントを
    発光素子と受光素子により光学的に検出しアライメント
    する装置において、上記発光素子による照射をウェハに
    対して傾斜状態に設定し、上記ウェハのエッヂに照射さ
    れるよう構成したことを特徴とするウェハの光学的プリ
    アライメント装置。
  2. (2)ウェハの予め定められた位置へのアライメントを
    発光素子と受光素子により光学的に検出しアライメント
    する装置において、ウェハの表裏面の一面に発光素子を
    、他面に受光素子をそれぞれ配置し、この受光素子の受
    光量を検出してウェハの中心位置と偏心量を算出し、ウ
    ェハの偏心補正とウェハのオリフラの位置決めを行なう
    ことによりウェハをプリアライメントするようにしたウ
    ェハの光学的プリアライメント装置。
JP21390088A 1987-08-28 1988-08-29 ウエハの光学的プリアライメント装置 Expired - Lifetime JPH0722178B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21390088A JPH0722178B2 (ja) 1987-08-28 1988-08-29 ウエハの光学的プリアライメント装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13004287 1987-08-28
JP62-130042 1987-08-28
JP21390088A JPH0722178B2 (ja) 1987-08-28 1988-08-29 ウエハの光学的プリアライメント装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01132132A true JPH01132132A (ja) 1989-05-24
JPH0722178B2 JPH0722178B2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=26465264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21390088A Expired - Lifetime JPH0722178B2 (ja) 1987-08-28 1988-08-29 ウエハの光学的プリアライメント装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0722178B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003530712A (ja) * 2000-04-07 2003-10-14 バリアン・セミコンダクター・エクイップメント・アソシエイツ・インコーポレイテッド GaAsウエハ用のウエハ方向センサー
WO2003101677A1 (fr) * 2002-05-30 2003-12-11 Rorze Corporation Procede d'apprentissage de position de reference automatique, procede de positionnement automatique, procede de port automatique d'objet en forme de disque, dispositif d'apprentissage de position de reference automatique, dispositif de positionnement automatique, dispositif de port automatique d'objet en forme de disque ass
JP2009032445A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Hitachi High-Technologies Corp 走査電子顕微鏡を備えた外観検査装置及び走査電子顕微鏡を用いた画像生成方法
JP2009103714A (ja) * 2009-02-06 2009-05-14 Yunikon Kk フラットディスプレイパネル検査用プローブ基板
JP2010165697A (ja) * 2010-04-30 2010-07-29 Hitachi High-Technologies Corp 走査電子顕微鏡を備えた外観検査装置及び走査電子顕微鏡を用いた画像生成方法
JP6463862B1 (ja) * 2018-05-08 2019-02-06 ハイソル株式会社 プローバ装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125627A (ja) * 1983-01-07 1984-07-20 Toshiba Corp ウエハ外周座標測定装置
JPS6085536A (ja) * 1983-10-17 1985-05-15 Hitachi Ltd ウエハ位置決め装置
JPS61244039A (ja) * 1985-04-23 1986-10-30 Hitachi Electronics Eng Co Ltd ウエハのアライメント装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125627A (ja) * 1983-01-07 1984-07-20 Toshiba Corp ウエハ外周座標測定装置
JPS6085536A (ja) * 1983-10-17 1985-05-15 Hitachi Ltd ウエハ位置決め装置
JPS61244039A (ja) * 1985-04-23 1986-10-30 Hitachi Electronics Eng Co Ltd ウエハのアライメント装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003530712A (ja) * 2000-04-07 2003-10-14 バリアン・セミコンダクター・エクイップメント・アソシエイツ・インコーポレイテッド GaAsウエハ用のウエハ方向センサー
JP4942129B2 (ja) * 2000-04-07 2012-05-30 バリアン・セミコンダクター・エクイップメント・アソシエイツ・インコーポレイテッド GaAsウエハ用のウエハ方向センサー
WO2003101677A1 (fr) * 2002-05-30 2003-12-11 Rorze Corporation Procede d'apprentissage de position de reference automatique, procede de positionnement automatique, procede de port automatique d'objet en forme de disque, dispositif d'apprentissage de position de reference automatique, dispositif de positionnement automatique, dispositif de port automatique d'objet en forme de disque ass
US7933665B2 (en) 2002-05-30 2011-04-26 Rorze Corporation Method and system for teaching reference position of semiconductor wafer in automated wafer handling manufacturing equipment
JP2009032445A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Hitachi High-Technologies Corp 走査電子顕微鏡を備えた外観検査装置及び走査電子顕微鏡を用いた画像生成方法
JP4528317B2 (ja) * 2007-07-25 2010-08-18 株式会社日立ハイテクノロジーズ 走査電子顕微鏡を備えた外観検査装置及び走査電子顕微鏡を用いた画像生成方法
US8086022B2 (en) 2007-07-25 2011-12-27 Hitachi High-Technologies Corporation Electron beam inspection system and an image generation method for an electron beam inspection system
JP2009103714A (ja) * 2009-02-06 2009-05-14 Yunikon Kk フラットディスプレイパネル検査用プローブ基板
JP2010165697A (ja) * 2010-04-30 2010-07-29 Hitachi High-Technologies Corp 走査電子顕微鏡を備えた外観検査装置及び走査電子顕微鏡を用いた画像生成方法
JP6463862B1 (ja) * 2018-05-08 2019-02-06 ハイソル株式会社 プローバ装置
JP2019197771A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 ハイソル株式会社 プローバ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0722178B2 (ja) 1995-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5125791A (en) Semiconductor object pre-aligning method
US5238354A (en) Semiconductor object pre-aligning apparatus
JP2949528B2 (ja) ウエハの中心位置検出方法及びその装置
US7723710B2 (en) System and method including a prealigner
US6608689B1 (en) Combination thin-film stress and thickness measurement device
JP2000068361A (ja) 半導体の製造装置及びウェ―ハのアライメント状態を決定する方法
JPH01132132A (ja) ウエハの光学的プリアライメント装置
JPH11351850A (ja) 端部傷検査方法およびその装置
US6677602B1 (en) Notch and flat sensor for wafer alignment
US6728596B1 (en) Wafer prealigner with phase sensitive detection
JPS6294952A (ja) 円板物体の位置決め装置
US6201603B1 (en) Position detecting apparatus for semiconductor wafer
US20050086024A1 (en) Semiconductor wafer location sensing via non contact methods
US20020075478A1 (en) Inspection device having wafer exchange stage
JP2551728Y2 (ja) 全反射蛍光x線分析装置における高さ調節用ダミー
JPS62162342A (ja) ウエハの位置合せ装置
US5936254A (en) Thin film detection method and apparatus
JPH084606Y2 (ja) 全反射蛍光x線分析装置
JPH04128605A (ja) オリエンテーションフラット検出装置
JPH0312946A (ja) ウエハのプリアライメント方法
JP2000208590A (ja) ウエハの位置検出方法および位置検出装置
CN219978695U (zh) 一种晶片寻边装置及光刻系统
US20240027186A1 (en) Apparatus to characterize substrates and films
JPH0530304B2 (ja)
JPH06105746B2 (ja) ウェハカウンタ及びウェハカウント方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 14