JP2010160207A - プラスチック光ファイバケーブルの切断装置及び切断方法 - Google Patents

プラスチック光ファイバケーブルの切断装置及び切断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010160207A
JP2010160207A JP2009000921A JP2009000921A JP2010160207A JP 2010160207 A JP2010160207 A JP 2010160207A JP 2009000921 A JP2009000921 A JP 2009000921A JP 2009000921 A JP2009000921 A JP 2009000921A JP 2010160207 A JP2010160207 A JP 2010160207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
plastic optical
fiber cable
holding means
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009000921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5322659B2 (ja
Inventor
Seiji Sasho
誠司 佐生
Osamu Saito
修 斉藤
Koji Ushiyama
浩二 牛山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
USHIYAMA DENKI CO Ltd
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
USHIYAMA DENKI CO Ltd
Asahi Kasei E Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by USHIYAMA DENKI CO Ltd, Asahi Kasei E Materials Corp filed Critical USHIYAMA DENKI CO Ltd
Priority to JP2009000921A priority Critical patent/JP5322659B2/ja
Publication of JP2010160207A publication Critical patent/JP2010160207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5322659B2 publication Critical patent/JP5322659B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

【課題】プラスチック光ファイバケーブルを一定長さに連続で切断し、尚かつ切断面の平滑性を十分に高いものとする。
【解決手段】プラスチック光ファイバケーブル5を所定量送り出す搬送手段6、該プラスチック光ファイバケーブル5を保持する保持手段、及び該プラスチック光ファイバケーブル5を切断する切断刃9を具備する切断装置10であって、保持手段が間隙12をおいて配置された送り側保持手段7と受け側保持手段8からなり、送り側保持手段7がプラスチック光ファイバケーブル5を中に通すことが可能な筒状の第一の貫通孔7aを有し、受け側保持手段8がプラスチック光ファイバケーブル5を中に通すことが可能な筒状の第二の貫通孔8aを有し、切断刃9が間隙12で切断動作可能に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチック光ファイバケーブルの切断装置及び切断方法に関する。さらに詳述すると、本発明は、短距離の光信号伝送やセンサといった分野で多く利用されているプラスチック光ファイバケーブルの切断技術の改良に関する。
プラスチック光ファイバは、石英系光ファイバに比べ、可撓性に富み、且つ大口径で高開口数のものを製造しやすく、端面処理や接続が容易であることなどから、主に短距離の光信号伝送やセンサといった分野に使用されている。
実用化されているプラスチック光ファイバ素線としては、芯材にメタクリル酸メチルを主体とした共重合体(ポリメチルメタクリレート系樹脂)、又はポリカーボネート樹脂等の透明度の高い樹脂を用い、鞘材にフッ化ビニリデン系共重合体、又はフッ化メタクリレート系共重合体等の芯材より屈折率の低い樹脂を用いた、芯と鞘層とからなるプラスチック光ファイバ素線が広く使用されている。
通常これらのプラスチック光ファイバ素線は、傷等による光学特性の劣化を防ぐために素線の外側に低密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、又はポリアミド等の被覆層を被覆したプラスチック光ファイバケーブルとして使用される。
近年、プラスチック光ファイバケーブルを携帯電子機器に使用することが試みられている。なかでも多芯プラスチック光ファイバケーブルは、繰り返し屈曲に強く、しかも曲げによる光ロスが少ない光通信媒体とし実用化されている(特許文献1参照)。
一方、光ファイバの端面は、発光素子あるいは受光素子との結合効率を上げるため平滑であることが望まれる。プラスチック光ファイバ素線の端面を平滑化する方法としては、ホットプレート法(プラスチック光ファイバ素線の端面を鏡面板に押し付けながら鏡面板を加熱する方法)や研磨法や切断法が知られている。
特開2007−249111号公報 特開2004−306204号公報
しかしながら、多芯プラスチック光ファイバケーブルにおいては、ホットプレート法を使用した場合は、先端が太り芯と鞘層は半径方向に曲げられることにより光結合効率が悪くなり使えない。また、研磨法では生産効率が著しく悪く、携帯電子機器用途にはコスト高となってしまう。従って、切断しただけで受発光素子との結合効率が端面を形成できる切断法が望まれる。
このようなプラスチック光ファイバ素線の切断装置としては、ガイド本体と逃げ部を有するガイド本体支持部から外方に突出した光ファイバを支持刃と切断刃で切断する光ファイバ切断工具が提案されている(特許文献2参照)。しかしながら、プラスチック光ファイバケーブルを一定長さに連続に切断し、多芯であっても切断しただけで受発光素子と結合効率のいい端面を形成することの可能な自動化装置はなかった。
本発明の目的は、プラスチック光ファイバケーブルを一定長さに連続で切断でき、尚かつその場合に切断面の平滑性が十分に高いプラスチック光ファイバケーブルの切断装置及び切断方法を提供することである。
かかる課題を解決するべく本発明者は上記課題を中心に種々の検討を行った結果、かかる課題の解決に結び付く新たな知見を得るに至った。本発明はかかる知見に基づくものであり、プラスチック光ファイバケーブルを所定量送り出す搬送手段、該プラスチック光ファイバケーブルを保持する保持手段、及び該プラスチック光ファイバケーブルを切断する切断刃を具備するプラスチック光ファイバケーブルの切断装置であって、保持手段が間隙をおいて配置された送り側保持手段と受け側保持手段からなり、送り側保持手段がプラスチック光ファイバケーブルを中に通すことが可能な筒状の第一の貫通孔を有し、受け側保持手段がプラスチック光ファイバケーブルを中に通すことが可能な筒状の第二の貫通孔を有し、切断刃が間隙で切断動作可能に配置されることを特徴としている。
上述した課題は、間隙をおいて配置された2つの保持手段が有する貫通孔を直接ないしは間接的に通過させたプラスチック光ファイバを、該間隙において切断刃で切断することにより解決することができる。すなわち、切断時、切断刃の刃先は集中荷重の作用点となり、また、送り側保持手段および受け側保持手段のプラスチック光ファイバケーブルとの接点がこのような集中荷重に対する反力を作用させる結果、プラスチック光ファイバケーブルには曲げモーメントとせん断力とが作用することになる。この点、本発明にかかる切断装置によれば、切断箇所の送り側および受け側をそれぞれ貫通孔を有する保持手段によって保持しており、切断時に作用する曲げモーメントおよびせん断力が切断面の質に与えるうる影響を抑止し、当該切断面を軸に対し極めて垂直な平滑面に仕上げることが可能である。
このようなプラスチック光ファイバケーブルの切断装置では、切断刃の厚さが0.08mm以上0.25mm以下であることが好ましい。厚さが0.08mmを下回る程度だと薄すぎ、寿命が短くなるおそれがあり、厚さが0.25mmを超えるとファイバケーブルの切断に多く使用されている実際の切断刃の実情から乖離してしまうことがあるが、厚さが上述した範囲内にあればこのようなことが抑制される。
また、上述のプラスチック光ファイバケーブルの切断装置においては、送り側保持手段及び受け側保持手段が有する貫通孔の最小内径が、プラスチック光ファイバケーブルの外径より0.05mm〜0.5mm大きいことが好ましい。
さらに、送り側保持手段と受け側保持手段との間隙が、切断刃の厚さより大きい範囲でありかつ該間隙が0.2mm以上0.7mm以下であることが好ましい。
また、受け側保持手段が有する第二の貫通孔の長さが10mm以上500mm以下であることも好ましい。
さらに、プラスチック光ファイバケーブルの切断装置においては、第一の貫通孔と前記第第二の貫通孔の長さが略等しく、切断刃は、送り側保持手段と受け側保持手段との間隙の略中央に配置されていることが好ましい。
また、本発明にかかるプラスチック光ファイバケーブルの切断方法は、プラスチック光ファイバケーブルを所定量送り出す搬送手段、該プラスチック光ファイバケーブルを保持する保持手段、及び該プラスチック光ファイバケーブルを切断する切断刃を具備し、該保持手段が間隙をおいて配置された送り側保持手段と受け側保持手段からなり、該送り側保持手段がプラスチック光ファイバケーブルを中に通すことが可能な筒状の第一の貫通孔を有し、該受け側保持手段がプラスチック光ファイバケーブルを中に通すことが可能な筒状の第二の貫通孔を有し、該切断刃が該間隙で切断動作可能に配置されるプラスチック光ファイバケーブルの切断装置を用いてプラスチック光ファイバケーブルを一定長さに連続で切断する方法であって、光ファイバケーブルを搬送手段、送り側保持手段が有する第一の貫通孔、及び受け側保持手段が有する第二の貫通孔に通し、搬送手段により該プラスチック光ファイバケーブルを一定長さ送り出した状態で停止させる計量工程と、該間隙で切断動作可能に配置された切断刃で該プラスチック光ファイバケーブルを切断する切断工程とを繰り返すことを特徴としている。
かかる切断方法においては、プラスチック光ファイバケーブルの切断に際し一定回数の切断ごとに切断刃を切断に使用していない位置に順次変更して切断を行うことが好ましい。
さらに、かかる切断装置において、プラスチック光ファイバケーブルがプラスチック光ファイバ素線の周囲に被覆層を設けたものであって、素線の外径が0.1mm以上0.7mm以下、被覆層の厚みが50μm以上300μm以下である多芯プラスチック光ファイバケーブルであることが好ましい。
本発明のプラスチック光ファイバケーブルの切断装置及び切断方法によれば、プラスチック光ファイバケーブルを一定長さに連続で切断することができ、しかもその場合における切断面の平滑性が十分に高いため切断しただけで受発光素子との結合効率がよい切断面を有するプラスチック光ファイバケーブルを得ることができる。
本発明にかかるプラスチック光ファイバケーブル切断装置の要部を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態におけるプラスチック光ファイバケーブル切断装置を示す図である。 プラスチック光ファイバケーブルの一例を示す断面図である。
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
図1に本発明のプラスチック光ファイバケーブルの切断装置10の一例の要部を模式的に示す。図中、符号5はプラスチック光ファイバケーブル、6は搬送手段(図1の例ではローラ)、7は送り側保持手段(図1の例ではパイプ)、8は受け側保持手段(図1の例ではパイプ)、9は切断刃である。本発明にかかるプラスチック光ファイバケーブル切断装置10は、プラスチック光ファイバケーブル5を所定量送り出す搬送手段6、該プラスチック光ファイバケーブル5を保持する保持手段、及び該プラスチック光ファイバケーブル5を切断する切断刃9を具備する装置である。本実施形態のプラスチック光ファイバケーブル切断装置10では、保持手段は間隙12をおいて配置された送り側保持手段7と受け側保持手段8とからなる。また、切断刃9が、これら送り側保持手段7と受け側保持手段8との間隙12で切断動作可能に配置されている。
搬送手段6は、プラスチック光ファイバケーブル5を一定長送り出し、尚かつ送り出したところで停止させることができるものである。このような搬送手段6としては、例えばプラスチック光ファイバケーブル5を挟み込む構造の図1記載の送りローラが好ましく使用できる。送り出されるときのみならず停止しているときも、プラスチック光ファイバケーブル5は搬送手段6で把持された状態となっていることが好ましい。また、送りローラの表面は、例えばゴム層が形成されるなど、プラスチック光ファイバケーブル5の相対滑りを抑制したものであることが好ましい。
特に図示していないが、搬送手段6は、モータなどの動力源、および該動力源の動力を伝達するプーリやベルトなどの動力伝達装置によって駆動されている。本実施形態のようにプラスチック光ファイバケーブル5の精密な位置決めが必要となる切断装置10においては、例えばステッピングモータなどの動力源を用いたり、プラスチック光ファイバケーブル5の送り出し量を検出してフィードバックする構成としたりすることが好ましい。
保持手段は、互いに間隙12をおいて配置された送り側保持手段7と受け側保持手段8からなる(図1等参照)。また、送り側保持手段7はプラスチック光ファイバケーブル5を中に通すことが可能な筒状の第一の貫通孔7aを有し、受け側保持手段8はプラスチック光ファイバケーブル5を中に通すことが可能な筒状の第二の貫通孔8aを有している。さらに、これら第一の貫通孔7aと第2の貫通孔7bとは、同芯となるように配置される(図1等参照)。したがって、第一の貫通孔7aと第2の貫通孔7bの両方を貫通して保持された状態となっているプラスチック光ファイバケーブル5は、少なくともこれら第1の貫通孔7aおよび第2の貫通孔7bに保持されている部分において直線状となっている(図1参照)。
また、これら送り側保持手段7と受け側保持手段8は、第一の貫通孔7aおよび第2の貫通孔7bが同芯となっている状態で固定されている。このための構成は特に限定されないが、例えば本実施形態では、両保持手段7,8を一体のブロック11で固定している(図2参照)。なお、当該ブロック11の略中央部には、切断刃9が切断動作するに足りる間隙12が形成されている。
切断刃9は、上述した間隙12において切断動作可能に配置され、プラスチック光ファイバケーブル5を所定長さに切断する(図1等参照)。本実施形態の切断刃9は、間隙12において往復動(上下動)可能に設けられており、下降動作の際にプラスチック光ファイバケーブル5を切断するように設けられている。ただし、上下動は切断刃9の好適な態様の一例にすぎず、この他、例えば横方向に往復動するもの、複数の刃を周方向に配置し、所定角度ずつ回転させるものなどとすることもできる。なお、特に図示していないが、切断刃9は、モータなどの動力源、および該動力源の動力を伝達する動力伝達装置によって駆動されている。
また、同様に特に図示はしていないが、切断刃9を刃渡り方向にスライドさせ得る機構が併設されていることが好ましい。刃渡りが十分な切断刃9を用いた場合、一定回数の切断ごとに切断刃9の位置を刃渡り方向にずらすことにより刃の未使用部分に順次切り換えることが可能である。
ここで、図3に本実施形態で用いられるプラスチック光ファイバケーブル5の一例の断面を模式的に示す。図中、1は芯(コア)、2は鞘層(クラッド)、3は海層であり、これらでプラスチック光ファイバ素線が構成されている。該プラスチック光ファイバ素線の外側にさらに被覆層4を設けたものがプラスチック光ファイバケーブル5である。
本実施形態のプラスチック光ファイバケーブル5において、芯1は透明樹脂である。該透明樹脂の具体例としては、ポリメチルメタクリレート系樹脂、及びポリカーボネート系樹脂などがあげられる。そのなかでも、透明性の高いポリメチルメタクリレート系樹脂がより好ましい。芯1の数は7以上10000以下が好ましく、37以上3000以下がより好ましい。芯1が7以上であれば、曲げた時の光ロスが少なく、10000以下であれば全光量の損失が少ない。
鞘層2は芯1を取り囲み、芯1に用いた透明樹脂よりも屈折率の低い透明樹脂からなる。芯1を構成する樹脂が上述のポリメチルメタクリレート系樹脂の場合、鞘層2を構成する樹脂は、透明なフッ素樹脂であるか、又は透明なフッ素樹脂を含有する混合樹脂であることが好ましい。該透明なフッ素樹脂としては、ビニリデンフロライド系透明樹脂などがあげられる。
海層3は、鞘層2で周囲を囲まれた7〜10000個の芯1を囲んで、多芯プラスチック光ファイバ素線を構成する。海層3を構成する海樹脂としては、透明なフッ素樹脂を含有する樹脂が好ましく、上記ビニリデンフロライド系透明樹脂と、ポリメチルメタクリレート系樹脂、またはポリエチルメタクリレートとの混合樹脂があげられる。
プラスチック光ファイバケーブルは素線の外径が0.1mm以上0.7mm以下、被覆厚が50μm以上300μm以下であることが好ましい。素線の外径が0.1mmより小さいと紡糸することが難しく、0.7mmより大きいと切断刃9の寿命が短くなる。
このようなプラスチック光ファイバケーブル切断装置10においては、プラスチック光ファイバケーブル5の切断を下記のごとく行うことができる。
すなわち、プラスチック光ファイバケーブル5を切断するにあたっては、搬送手段6によってプラスチック光ファイバケーブル5を送り出し、送り側保持手段7の第一の貫通孔7a内を通過させ、間隙12を通過後、さらに受け側保持手段8の第二の貫通孔7b内を通過させる。当該プラスチック光ファイバケーブル5の先端(例えば、切断刃9による前回の切断面)から、切断刃9の真下位置までが所定長さとなったところで搬送手段6を停止させる。本実施形態のように上下一対のローラでプラスチック光ファイバケーブル5を挟み込む構造の切断装置10においては、搬送手段6を停止させることによってプラスチック光ファイバケーブル5を所定量送り出した状態で保持することが可能である。
ここで、切断刃9を動作させてプラスチック光ファイバケーブル5を切断する。本実施形態では、切断刃9を上位置から下位置に動かすことによりプラスチック光ファイバケーブル5を切断し、その後、該切断刃9を上位置に戻す。切断時、切断刃9の刃先は、下方向の集中荷重の作用点となる。また、送り側保持手段7および受け側保持手段8のプラスチック光ファイバケーブル5との接点(特に、両保持手段7,8の間隙12寄りの開口端)が、このような集中荷重に対する反力を作用させる。したがって、切断時、プラスチック光ファイバケーブル5(特に、間隙12に露出している部分)には、曲げモーメントとせん断力とが作用する。この点、本実施形態のプラスチック光ファイバケーブル切断装置10では、切断箇所の送り側および受け側をそれぞれ貫通孔7a,8aを有する保持手段7,8によって保持しており、しかも、間隙12の幅が十分に狭く、貫通孔7a,8aの長さが当該間隙12の幅に比して十分に長い(図1、図2参照)。このため、切断時においてプラスチック光ファイバケーブル5に作用する曲げモーメントおよびせん断力の影響を抑止し、当該プラスチック光ファイバケーブル5の切断面を軸に対し極めて垂直な平滑面に仕上げることが可能である。
しかも、本実施形態のプラスチック光ファイバケーブル切断装置10においては、ローラ(搬送手段)6によってプラスチック光ファイバケーブル5を送り出し、所定量送り出したところで停止させ、切断刃9を動作させてプラスチック光ファイバケーブル5を切断する、とうい動作を連続して行うことができる。これによれば、プラスチック光ファイバケーブル5を連続して一定長さに切断することができる。また、切断するだけで受発光素子との結合効率に優れる切断面を得ることができる。
ここで、プラスチック光ファイバケーブル5を切断する際、切断面の平滑性を十分に高いものとし、尚かつ連続して一定長さに切断するという点からすれば以下の諸形態が好ましい。
切断刃9は、間隙9の中央となる位置に配置されていることが好ましい(図1、図2参照)。こうすることにより、プラスチック光ファイバケーブル5の切断面の送り側および受け側に作用する曲げモーメントのバランスを整え、長軸に対し極力垂直な平滑面を実現することができる。
また、第一の貫通孔7a、第二の貫通孔8aの長さを等しくすることも好ましい。こうすることにより、プラスチック光ファイバケーブル5の切断面の送り側および受け側に作用する曲げモーメントのバランスをさらに整え、長軸に対し極力垂直な平滑面を実現することができる。
さらに、第一の貫通孔7a、第二の貫通孔8aはそれぞれ筒状に形成されているのは上述したとおりであるが、本実施形態でいう筒状とは、断面形状が円状(環状)、楕円状、矩形状、多角形状のいずれであってもよい。ただし、プラスチック光ファイバケーブル5の外形に合わせる、あるいはこれによって貫通孔7a,8aの内面とプラスチック光ファイバケーブル5との接触領域を僅かでも拡大する、といった観点からすれば、これら貫通孔7a,8aは円状(環状)であることが好ましい。また、送り側と受け側の筒状の貫通孔7a,8aの断面形状の組み合わせが送り側、受け側とも円状(環状)、あるいは送り側が円状で受け側が矩形など、いずれの組み合わせであってもよい。
送り側保持手段7が有する第一の貫通孔7aと受け側保持手段8が有する第二の貫通孔8aの最小内径は、プラスチック光ファイバケーブル5の外径よりも0.05mm以上0.5mm以下大きいことが好ましい。より好ましいのは、これらの最小内径が、プラスチック光ファイバケーブル5の外径よりも0.05mm以上0.3mm以下大きいことである。第一の貫通孔7aおよび第二の貫通孔8aの最小内径とプラスチック光ファイバケーブル5の外径との差が0.05mmより小さいと受け側保持手段8への導入が難しくなり、0.5mmより大きいと切断時にプラスチック光ファイバケーブル5が十分に固定されないため切断面の平滑性が劣る場合があり得るが、値がこれら好ましい範囲内にあれば切断面の平滑性が劣るのを抑制することができる。
また、送り側保持手段7と受け側保持手段8との間隔、すなわち間隙12の間隔は、切断刃9の厚さより大きい範囲にあり、尚かつ0.2mm以上0.7mm以下であることが好ましい。この間隔が0.2mmより小さいと送り側保持手段7や受け側保持手段8と切断刃9とが接触する可能性があるが、0.2mm以上であればこれを十分に回避することができる。また、間隔を0.7mm以下とすることにより、切断時にプラスチック光ファイバケーブル5が撓み切断面の平滑性が劣ることを抑制することができる。
受け側保持手段8が有する第二の貫通孔8aの長さは、10mm以上500mm以下であることが好ましい。10mmより短いと、静電気により、切断されたプラスチック光ファイバケーブル5が切断刃9や切断装置10に、あるいはプラスチック光ファイバケーブル5どうしで絡み、当該プラスチック光ファイバケーブル5を連続して切断することが困難になる。また、切断されたプラスチック光ファイバケーブル5は受け側保持手段8が有する第二の貫通孔8a内に残り、次の工程(例えば計量工程)で該第二の貫通孔8a内に送り出される後続のプラスチック光ファイバケーブル5により該受け側保持手段8から押し出されるので、第二の貫通孔8の長さは切断されたプラスチック光ファイバケーブル5の長さより短いことが好ましく、作業性をより向上させるためには500mm以下であることがより好ましい。
送り側保持手段7が有する第一の貫通孔7aと受け側保持手段8が有する第二の貫通孔8aの中心軸は、少なくとも送り側保持手段7の出口側と受け側保持手段8の入口側とにおいて同一直線上にあることが好ましく、両貫通孔7a,8aの全体において同一線上にあることがより好ましい。第一の貫通孔7aの中心軸と第二の貫通孔8aの中心軸とのずれをなくすことにより、送り側保持手段7から送り出されるプラスチック光ファイバケーブル5の先端が受け側保持手段8の第二の貫通孔8a内に自動的に送り込まれるようにすることができる。なお、第一の貫通孔7aの中心軸と第二の貫通孔8aの中心軸とのずれ量が第二の貫通孔8aの最小内径とプラスチック光ファイバケーブル5の外径との差より小さければ、両貫通孔7a,8aが同一直線上にあるものとして扱うことができる。
上述したように切断刃9を上位置から下位置に動かしてプラスチック光ファイバケーブル5を切断する際、該下位置は、切断面の平滑性と繰り返し切断速度とを向上させる観点からすれば、当該切断刃9の下端がプラスチック光ファイバケーブル5の下端より1〜10mm下に位置するよう設定されていることが好ましい。さらに、切断刃9を繰り返し動作させる際の繰り返し速度は、切断後のプラスチック光ファイバケーブル5の長さが50cmであれば1分間当り20〜50回、100cmであれば1分間当り10〜30回の切断が行える程度の速度とすることが好ましい。
切断刃9は、薄すぎると刃こぼれが生じて寿命が短くなりやすく、厚すぎるとプラスチック光ファイバケーブル5の端面の平滑性を劣化させるおそれがあるので、これらを回避する観点からその厚さは0.08mm以上0.25mm以下とすることが好ましく、より好ましくは0.08mm以上0.20mm以下とすることである。ちなみに、厚さ0.7mmの切断刃(カッター)でファイバケーブルを切断すると、切断面が潰れてしまい、発光素子あるいは受光素子との結合効率(光結合効率)が低下する。
切断刃9の刃渡りは、切断するプラスチック光ファイバケーブル5の直径の2〜500倍であることが好ましく、4〜250倍であることがより好ましい。切断刃9の刃渡りが十分に長ければ、プラスチック光ファイバケーブル5の切断に際し一定回数の切断ごとに切断刃9の位置を刃渡り方向にスライドさせ、未使用の刃に順次切り換えながら切断を行うことが可能であるから切断刃9自体の寿命(交換までの時間)を長くすることができる。一方で、切断刃9の刃渡りがプラスチック光ファイバケーブル5の直径の500倍を越えると、刃渡り方向へのスライド量が大きくなる結果、装置が大型化する場合がある。
また、第一の貫通孔7aの中心軸と第二の貫通孔8aの中心軸とが同一線上にある送り側保持手段7と受け側保持手段8を有する保持手段を製造する際の好適な手法の一例を以下に示す。まず、ブロック11にパイプ(保持手段)7,8を通す貫通孔を形成する。次に該ブロック11の中央部を切断して分割し、さらに一部を除去することにより間隙12に相当する幅を有する凹部を形成する。その後、送り側である第一の貫通孔7aが形成された第一のブロックと受け側である第二の貫通孔8aが形成された第二のブロックとを下部で接続することにより、保持手段を形成することができる(図2参照)。パイプ7,8を通す貫通孔の代わりに、プラスチック光ファイバケーブル5を直接通す貫通孔をブロック11に形成してもよい。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば上述の実施形態では多芯のプラスチック光ファイバケーブル5を例示したが、この他、単芯プラスチック光ファイバケーブル5であっても同様にこのプラスチック光ファイバケーブル切断装置10によって切断することができる。あるいは、図3において符号2で示した鞘層(クラッド)の部分が存在せず、符号3で示した海層が鞘層2の機能を果たす構成のプラスチック光ファイバ素線であっても切断対象とすることができる。
本発明が有効であることの確認として本発明者らは実験を行った。以下、実施例および比較例として説明する。
なお、プラスチック光ファイバケーブル5の切断面の光結合効率は以下のとおりとした。すなわち、両端面を住友スリーエム社製ラッピングフィルムシート(粒度0.3μm)で研磨して仕上げた多芯プラスチック光ファイバケーブル50cmに、波長850nmの面発光レーザをファイバ受光面でレーザ径が素線の外径以下となるように入射したときの多芯プラスチック光ファイバケーブル5の出射光パワーをHAKTRONICS社photom205で測定して得た値を0dBとし、さらに、本発明にかかる切断装置10及び切断方法にて両端を切断した同じ多芯プラスチック光ファイバ50cmに同じ入射条件でレーザを入射したときの光パワーを測定した値を結合ロスとした。
多芯プラスチック光ファイバケーブル5として以下のものを用いた。すなわち、芯1を構成する透明樹脂としてポリメチルメタクリレート、鞘層2を構成する透明樹脂としてテトラフロロエチレン32モル%とヘキサフロロプロピレン11モル%とビニリデンフロライド57モル%の共重合体、海層3を構成する海樹脂としてビニリデンフロライド80モル%とテトラフロロエチレン20モル%の共重合体を使用した1本のファイバ中の芯数は37である直径400μmの素線(断面における芯樹脂の占める面積の比率65%、鞘層2の厚み2μm)に、被覆層4としてナイロン6−12共重合体を被覆し、外径が0.7mm(被覆層4の厚み150μm)のケーブルである。
該多芯プラスチック光ファイバケーブル5を本実施形態にて説明したプラスチック光ファイバケーブル切断装置10の搬送手段(ローラ)6により送り出し、0.3mmの間隙12をあけて配置された最小内径0.8mm長さ40mmの第一の貫通孔7aを有する送り側保持手段(パイプ)7と最小内径0.8mm長さ25mmの第二の貫通孔8aを有する受け側保持手段(パイプ)8aを通し、送り側保持手段7の出口と受け側保持手段8の入口との中間位置で厚さ0.11mm、幅50mmの炭素工具鋼からなる切断刃9で切断した。
次に、搬送手段6の送り出し長さを50cmに設定し、該搬送手段6によりプラスチック光ファイバケーブル5を50cm送り出した状態で停止させる工程(計量工程)と、間隙12を上下する切断刃9で該多芯プラスチック光ファイバケーブル5を切断する切断工程とを連続で繰り返し、1分当り30本(30回切断)の処理スピードで3000本の50cm長のプラスチック光ファイバケーブル5を得た。
上記切断後の多芯プラスチック光ファイバケーブル5について、ファイバ受光面でのレーザ径を200μmとして光結合効率の測定を実施したところ、光結合ロスは、1本目が0.1dB、3000本目は0.2dBであった。このとき、この2本の多芯プラスチック光ファイバケーブル5の軸に垂直な平面と切断面とのなす角度はともに1度であった。以上から、本発明にかかる切断装置10によれば、切断面の平滑性が十分に高くなるようにプラスチック光ファイバケーブル5を一定長さで連続して切断できることが確認された。また、3000本のプラスチック光ファイバケーブル5を切断しても光結合ロスの大きな劣化は認められないため、品質を保持しながら多数回の切断を実施する場合に適していることも確認された。
[比較例1]
実施例1で使用したものと同じ多芯プラスチック光ファイバケーブル5を、受け側保持手段8がない以外は実施例1と同一の切断装置10を用いて切断した。すなわち、多芯プラスチック光ファイバケーブル5を搬送手段6により送り出し、最小内径0.8mm長さ40mmの送り側保持手段7を通してその出口から0.15mmの位置で厚さ0.11mm、幅50mmの炭素工具鋼からなる切断刃9で切断した。
次に搬送手段6の送り出し長さを50cmに設定し、搬送手段6によりプラスチック光ファイバケーブル5を50cm送り出した状態で停止させる工程(計量工程)と、送り側保持手段7の出口から0.15mmに位置する上下する切断刃9で該多芯プラスチック光ファイバケーブル5を切断する切断工程とを連続で繰り返し1分当り30本(30回切断)の処理スピードで切断した。
上記切断後の多芯プラスチック光ファイバケーブル5について、ファイバ受光面でのレーザ径を200μmとして光結合効率の測定を実施したところ、1本目の光結合ロスは、0.7dBであった。このとき、多芯プラスチック光ファイバケーブル5の軸に垂直な平面と切断面は12度であった。
本発明は、プラスチック光ファイバケーブル5の切断加工の分野において好適に使用できる。
1…芯、2…鞘層、3…海層、4…被覆層、5…プラスチック光ファイバケーブル、6…ローラ(搬送手段)、7…パイプ(送り側保持手段)、7a…第一の貫通孔、8…パイプ(受け側保持手段)、8a…第二の貫通孔、9…切断刃、10…プラスチック光ファイバケーブル切断装置、11…ブロック、12…間隙

Claims (9)

  1. プラスチック光ファイバケーブルを所定量送り出す搬送手段、該プラスチック光ファイバケーブルを保持する保持手段、及び該プラスチック光ファイバケーブルを切断する切断刃を具備するプラスチック光ファイバケーブルの切断装置であって、
    前記保持手段が間隙をおいて配置された送り側保持手段と受け側保持手段からなり、前記送り側保持手段が前記プラスチック光ファイバケーブルを中に通すことが可能な筒状の第一の貫通孔を有し、前記受け側保持手段がプラスチック光ファイバケーブルを中に通すことが可能な筒状の第二の貫通孔を有し、前記切断刃が前記間隙で切断動作可能に配置されることを特徴とするプラスチック光ファイバケーブルの切断装置。
  2. 前記切断刃の厚さが0.08mm以上0.25mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のプラスチック光ファイバケーブルの切断装置。
  3. 前記送り側保持手段及び受け側保持手段が有する貫通孔の最小内径が、前記プラスチック光ファイバケーブルの外径より0.05mm〜0.5mm大きいことを特徴とする請求項1または2に記載のプラスチック光ファイバケーブルの切断装置。
  4. 前記送り側保持手段と受け側保持手段との間隙が、前記切断刃の厚さより大きい範囲でありかつ該間隙が0.2mm以上0.7mm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプラスチック光ファイバケーブルの切断装置。
  5. 前記受け側保持手段が有する第二の貫通孔の長さが10mm以上500mm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のプラスチック光ファイバケーブルの切断装置。
  6. 前記第一の貫通孔と前記第第二の貫通孔の長さが等しく、前記切断刃は、前記送り側保持手段と受け側保持手段との間隙の略中央に配置されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプラスチック光ファイバケーブルの切断装置。
  7. プラスチック光ファイバケーブルを所定量送り出す搬送手段、該プラスチック光ファイバケーブルを保持する保持手段、及び該プラスチック光ファイバケーブルを切断する切断刃を具備し、該保持手段が間隙をおいて配置された送り側保持手段と受け側保持手段からなり、該送り側保持手段がプラスチック光ファイバケーブルを中に通すことが可能な筒状の第一の貫通孔を有し、該受け側保持手段がプラスチック光ファイバケーブルを中に通すことが可能な筒状の第二の貫通孔を有し、該切断刃が該間隙で切断動作可能に配置されるプラスチック光ファイバケーブルの切断装置を用いてプラスチック光ファイバケーブルを一定長さに連続で切断する方法であって、
    光ファイバケーブルを前記搬送手段、送り側保持手段が有する第一の貫通孔、及び受け側保持手段が有する第二の貫通孔に通し、前記搬送手段により該プラスチック光ファイバケーブルを一定長さ送り出した状態で停止させる計量工程と、前記間隙で切断動作可能に配置された切断刃で該プラスチック光ファイバケーブルを切断する切断工程とを繰り返すことを特徴とするプラスチック光ファイバケーブルの切断方法。
  8. プラスチック光ファイバケーブルの切断に際し一定回数の切断ごとに切断刃を切断に使用していない位置に順次変更して切断を行う請求項7に記載のプラスチック光ファイバケーブルの切断方法。
  9. プラスチック光ファイバケーブルがプラスチック光ファイバ素線の周囲に被覆層を設けたものであって、素線の外径が0.1mm以上0.7mm以下、被覆層の厚みが50μm以上300μm以下である多芯プラスチック光ファイバケーブルであることを特徴とする請求項7または8に記載のプラスチック光ファイバケーブルの切断方法。
JP2009000921A 2009-01-06 2009-01-06 多芯プラスチック光ファイバケーブルの切断装置及び切断方法 Expired - Fee Related JP5322659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009000921A JP5322659B2 (ja) 2009-01-06 2009-01-06 多芯プラスチック光ファイバケーブルの切断装置及び切断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009000921A JP5322659B2 (ja) 2009-01-06 2009-01-06 多芯プラスチック光ファイバケーブルの切断装置及び切断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010160207A true JP2010160207A (ja) 2010-07-22
JP5322659B2 JP5322659B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=42577429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009000921A Expired - Fee Related JP5322659B2 (ja) 2009-01-06 2009-01-06 多芯プラスチック光ファイバケーブルの切断装置及び切断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5322659B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017211472A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 東レ株式会社 照光プラスチック光ファイバライトガイドおよびその製造方法
JP2018517639A (ja) * 2015-04-29 2018-07-05 コンダクティクス ヴァンプフラー フランス 光ファイバをボビンの上に挿入するための装置及び方法
JP2020028954A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 株式会社東京精密 ファイバーケーブル切断装置
JPWO2019045046A1 (ja) * 2017-08-31 2020-07-16 旭化成株式会社 プラスチック光ファイバ、プラスチック光ファイバケーブル、コネクタ付プラスチック光ファイバケーブル、光通信システム、及びプラスチック光ファイバセンサ
JP2020160409A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 本多通信工業株式会社 切断装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5836427A (ja) * 1981-08-05 1983-03-03 ジヨルマ・リルバツカ ホ−ス切断機
JPS6215762Y2 (ja) * 1982-04-21 1987-04-21
JPH01171402U (ja) * 1988-05-13 1989-12-05
JPH0396602U (ja) * 1990-01-22 1991-10-03
JP2000343481A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd 光ファイバの切断装置及び光ファイバの製造方法
JP2001322085A (ja) * 2000-05-15 2001-11-20 Nishi Nippon Electric Wire & Cable Co Ltd ゴムチュ−ブ切断機
JP2002071967A (ja) * 2000-08-30 2002-03-12 Asahi Glass Co Ltd プラスチック製光ファイバの切断器具
JP2004306204A (ja) * 2003-04-08 2004-11-04 Mitsubishi Rayon Co Ltd 光ファイバ切断工具
JP2006251034A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Fujikura Ltd 光ファイバ切断装置
JP2006284613A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Toshiba Corp 光ファイバ端面の整形方法、被覆除去具及び光ファイバ接続器
JP2007249111A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 耐屈曲プラスチック光ファイバケーブル

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5836427A (ja) * 1981-08-05 1983-03-03 ジヨルマ・リルバツカ ホ−ス切断機
JPS6215762Y2 (ja) * 1982-04-21 1987-04-21
JPH01171402U (ja) * 1988-05-13 1989-12-05
JPH0396602U (ja) * 1990-01-22 1991-10-03
JP2000343481A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd 光ファイバの切断装置及び光ファイバの製造方法
JP2001322085A (ja) * 2000-05-15 2001-11-20 Nishi Nippon Electric Wire & Cable Co Ltd ゴムチュ−ブ切断機
JP2002071967A (ja) * 2000-08-30 2002-03-12 Asahi Glass Co Ltd プラスチック製光ファイバの切断器具
JP2004306204A (ja) * 2003-04-08 2004-11-04 Mitsubishi Rayon Co Ltd 光ファイバ切断工具
JP2006251034A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Fujikura Ltd 光ファイバ切断装置
JP2006284613A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Toshiba Corp 光ファイバ端面の整形方法、被覆除去具及び光ファイバ接続器
JP2007249111A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 耐屈曲プラスチック光ファイバケーブル

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018517639A (ja) * 2015-04-29 2018-07-05 コンダクティクス ヴァンプフラー フランス 光ファイバをボビンの上に挿入するための装置及び方法
JP7324567B2 (ja) 2015-04-29 2023-08-10 コンダクティクス ヴァンプフラー フランス 光ファイバをボビンの上に挿入するための装置及び方法
JP2017211472A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 東レ株式会社 照光プラスチック光ファイバライトガイドおよびその製造方法
JPWO2019045046A1 (ja) * 2017-08-31 2020-07-16 旭化成株式会社 プラスチック光ファイバ、プラスチック光ファイバケーブル、コネクタ付プラスチック光ファイバケーブル、光通信システム、及びプラスチック光ファイバセンサ
JP7035064B2 (ja) 2017-08-31 2022-03-14 旭化成株式会社 プラスチック光ファイバ、プラスチック光ファイバケーブル、コネクタ付プラスチック光ファイバケーブル、光通信システム、及びプラスチック光ファイバセンサ
JP2020028954A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 株式会社東京精密 ファイバーケーブル切断装置
JP7132497B2 (ja) 2018-08-23 2022-09-07 株式会社東京精密 ファイバーケーブル切断装置
JP7397369B2 (ja) 2018-08-23 2023-12-13 株式会社東京精密 ファイバーケーブル切断装置
JP2020160409A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 本多通信工業株式会社 切断装置
JP7244908B2 (ja) 2019-03-28 2023-03-23 本多通信工業株式会社 切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5322659B2 (ja) 2013-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5322659B2 (ja) 多芯プラスチック光ファイバケーブルの切断装置及び切断方法
EP3324225A1 (en) Rotary optical beam generator
JP6046310B2 (ja) 光ファイバの製造方法
US11385431B2 (en) Optical fiber core wire
JP6046311B2 (ja) テープ心線の製造方法
EP1832906A2 (en) Optical signal transmission system
JP6636273B2 (ja) マルチコア光ファイバの接続方法
KR101222014B1 (ko) 비대칭 코어를 구비한 광섬유 및 이의 제조방법
WO2023191932A1 (en) Multi-core optical fibre and fabrication thereof
WO2023191972A1 (en) Graded-index polymer optical fibre and the fabrication thereof
US9946040B2 (en) Optical fibers without cladding
CN105676344A (zh) 光纤、光缆、通信设备及照明器具
JP2006139209A (ja) 光ファイバコード及び光ファイバコードと光コネクタとの接続方法
JP2008164935A (ja) 光ファイバ接続方法、光ファイバ接続構造および融着接続機
JP5095328B2 (ja) 光送信モジュール
US9597765B2 (en) Fiber optic dielectric waveguide structure for modal multiplexed communication and method of manufacture
CN110431459B (zh) 塑料光纤、塑料光缆、线束以及车辆
US11054548B2 (en) Plastic optical fiber, plastic optical fiber cable, connector-attached plastic optical fiber cable, optical communication system, and plastic optical fiber sensor
KR101181991B1 (ko) 플라스틱 광섬유 커플러
JP2006154448A (ja) 光ファイバコード
CN111934175B (zh) 基于无芯光纤的泵浦与信号合束器及其制备方法
TWI255928B (en) Method of manufacturing light guide sheet material
JP4831780B2 (ja) 光ファイバコード折曲部及びその製造方法
JP5232849B2 (ja) 光ファイバケーブル及びその分岐方法
JPH10307213A (ja) プラスチック光ファイバー切断機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5322659

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees