JP2010157190A - 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のデータ項目を容易に選択できるとともに、所望のデータ項目の表示位置を容易に把握可能なユーザインターフェースを提供する。
【解決手段】本発明の表示制御装置100は、表示画面に、複数の第1データ項目を一覧表示する第1選択エリア11と、第1選択エリア11に対応する第1スクロールバー21と、複数の第2データ項目を一覧表示する第2選択エリア12と、第2選択エリア12に対応する第2スクロールバー22を表示させる表示制御部110と、第1選択エリア11に一覧表示された第1データ項目の中から少なくとも1つの項目を選択するための選択操作を受け付ける入力部103と、を備え、表示制御部110は、第1データ項目の選択操作に連動して、第2選択エリア12に一覧表示される第2データ項目と、第2スクロールバー21の表示態様を変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関する。
近年、データ処理技術の発展に伴い、ユーザは、多量のデータに接する機会が増加している。例えば、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラで撮影したコンテンツデータや、ビデオレコーダで録画したテレビジョン放送番組のコンテンツデータなど、多量のコンテンツデータをユーザが視聴する機会が多くなってきている。例えば、ビデオカメラで撮影した多量のコンテンツデータが存在する場合、ユーザは、該多数のコンテンツデータの中から所望のコンテンツデータだけを選択して再生したい場合がある。
従来、データ選択用のユーザインターフェースとしては、リストボックスやウィンドウなどの選択エリアにデータ識別情報(ファイル名、サムネイル画像等)を一覧表示し、その中からユーザが所望データを指定する方式が一般的である(例えば特許文献1参照)。
特開2006−295236号公報
しかし、従来のデータ選択のためのユーザインターフェースは、1つの選択エリア内にデータ項目を一覧表示し、その中から所望のデータ項目を個々に選択する方式である。このため、データ項目の範囲(始点と終点)を指定した選択操作や、複数種類のデータ項目の選択操作に適していなかった。
例えば、上記ビデオカメラの例では、ユーザは、多数のコンテンツデータの中から、撮影された日付期間(開始日付と終了日付)を指定することで、再生したい所望のコンテンツデータを選択する場合がある。このような場合、表示画面に上記1つの選択エリアのみを表示するユーザインターフェースでは、ユーザは開始日付と終了日付の双方を選択することが不便であった。また、開始日付と終了日付をそれぞれ選択するために複数の選択エリアを設けたとしても、双方の選択エリアにはそれぞれ多数の項目が表示されるため、ユーザの選択操作が煩雑となってしまう。加えて、ユーザは、各々の選択エリアに一覧表示されたデータ項目(日付)の項目数や所望のデータ項目の場所を一目で把握することが困難であり、所望のデータ項目の選択操作に手間と時間がかかってしまう。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、複数のデータ項目を容易に選択できるとともに、所望のデータ項目の表示位置を容易に把握可能なユーザインターフェースを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、表示画面に、複数の第1データ項目を一覧表示する第1選択エリアと、前記第1選択エリアに対応する第1スクロールバーと、複数の第2データ項目を一覧表示する第2選択エリアと、前記第2選択エリアに対応する第2スクロールバーを表示させる表示制御部と、前記第1選択エリアに一覧表示された前記第1データ項目の中から少なくとも1つの項目を選択するための選択操作を受け付ける入力部と、を備え、前記表示制御部は、前記第1データ項目の選択操作に連動して、前記第2選択エリアに一覧表示される前記第2データ項目と、前記第2スクロールバーの表示態様を変更する、表示制御装置が提供される。
前記表示制御部は、データテーブルに保持された1又は2以上のデータ群から、前記第1データ項目、前記第2データ項目をそれぞれ抽出して、前記第1選択エリア、前記第2選択エリアに一覧表示するようにしてもよい。
前記表示制御部は、前記データテーブルに基づいて、前記選択操作により選択された前記第1データ項目に応じて前記第2データ項目を選別し、当該選別された第2データ項目を前記第2選択エリアに一覧表示するようにしてもよい。
前記表示制御部は、前記第2選択エリアに一覧表示される、前記選別された第2データ項目の個数に応じて、前記第2スクロールバーの表示態様を変更するようにしてもよい。
前記第2スクロールバーの表示態様は、前記第2スクロールバーの表示位置又は大きさの少なくもいずれかであるようにしてもよい。
前記第1データ項目と前記第2データ項目は、同種のデータ項目であり、前記データテーブルに保持された同一のデータ群からそれぞれ抽出されるようにしてもよい。
前記第1データ項目と前記第2データ項目は、異種のデータ項目であり、前記データテーブルで関連づけられた相異なるデータ群からそれぞれ抽出されるようにしてもよい。
前記表示制御部は、前記第1選択エリアに一覧表示される前記第1データ項目の個数に応じて、前記第1スクロールバーの表示態様を変更し、前記第2選択エリアに一覧表示される前記第2データ項目の個数に応じて、前記第2スクロールバーの表示態様を変更するようにしてもよい。
前記データベースに保持された前記データ群は、コンテンツデータに関するメタデータであり、前記表示制御装置は、前記第1選択エリアで選択された前記第1データ項目及び前記第2選択エリアで選択された前記第2データ項目に対応する前記コンテンツデータを再生する再生部をさらに備えるようにしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、表示画面に、複数の第1データ項目を一覧表示する第1選択エリアと、前記第1選択エリアに対応する第1スクロールバーと、複数の第2データ項目を一覧表示する第2選択エリアと、前記第2選択エリアに対応する第2スクロールバーを表示するステップと、前記第1選択エリアに一覧表示された前記複数の第1データ項目の中から1つの項目を選択するためのユーザ入力を受け付けるステップと、前記第1データ項目の選択操作に連動して、前記第2選択エリアに一覧表示される前記第2データ項目と、前記第2スクロールバーの表示態様を変更するステップと、を含む、表示制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、表示画面に、複数の第1データ項目を一覧表示する第1選択エリアと、前記第1選択エリアに対応する第1スクロールバーと、複数の第2データ項目を一覧表示する第2選択エリアと、前記第2選択エリアに対応する第2スクロールバーを表示するステップと、前記第1選択エリアに一覧表示された前記複数の第1データ項目の中から1つの項目を選択するためのユーザ入力を受け付けるステップと、前記第1データ項目の選択操作に連動して、前記第2選択エリアに一覧表示される前記第2データ項目と、前記第2スクロールバーの表示態様を変更するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
上記構成により、表示画面に、複数の第1データ項目を一覧表示する第1選択エリアと、前記第1選択エリアに対応する第1スクロールバーと、複数の第2データ項目を一覧表示する第2選択エリアと、前記第2選択エリアに対応する第2スクロールバーが表示され、前記第1選択エリアに一覧表示された前記複数の第1データ項目の中から1つの項目を選択するためのユーザ入力が受け付けられ、前記第1データ項目の選択操作に連動して、前記第2選択エリアに一覧表示される前記第2データ項目と、前記第2スクロールバーの表示態様が変更される。これにより、第1選択エリアで選択された第1データ項目に応じて、第2選択エリアに一覧表示される第2データ項目と、第2スクロールバーの表示態様が変更される。従って、ユーザは、第1選択エリアで第1データ項目を選択した後に、第2選択エリアに一覧表示される第2データ項目と第2スクロールバーの表示態様を確認することで、第2選択エリアにて選択可能な第2データ項目の表示位置を容易に把握でき、所望の第2データ項目を容易に選択できる。
以上説明したように本発明によれば、複数のデータ項目を容易に選択できるとともに、所望のデータ項目の表示位置を容易に把握可能なユーザインターフェースを提供できる。
本発明の関連技術に係るデータ選択画面の表示例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る再生日付選択画面の表示例を示す模式図である。 同実施形態に係る表示制御装置である撮像装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るコンテンツのメタデータを保持するデータテーブルを示す模式図である。 同実施形態に係る開始日付選択エリアにおける日付リストのスクロール動作を説明するための説明図である。 同実施形態に係るスクロールバーの表示動作を説明するための説明図である。 同実施形態に係る再生日付選択画面の開始日付選択エリアの表示制御動作を示すフローチャートである。 同実施形態に係る再生日付選択画面の終了日付選択エリアの表示制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るデータ選択画面の表示例を示す模式図である。 同実施形態の変更例に係るデータ選択画面の表示例を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施の形態(複数の選択エリアで同種のデータ項目(開始日付及び終了日付)を選択するためのGUI)
[1.1.第1の実施形態の関連技術に係るGUI]
[1.2.第1の実施形態に係るGUIの概要]
[1.3.表示制御装置の構成]
[1.4.データテーブルの構成]
[1.5.データ選択方法]
[1.6.表示制御動作フロー]
2.第2の実施の形態(複数の選択エリアで異種のデータ項目(日時、ジャンル、場所等)を選択するユーザインターフェース画面)
[2.1.第2の実施形態に係るGUIの概要]
[2.2.データ選択画面の一例]
[2.3.データ選択画面の変更例]
<1.第1の実施形態>
以下に、本発明の第1の実施形態に係る表示制御装置、表示制御方法及びプログラムについて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、本発明の表示制御装置を撮像装置、例えばビデオカメラに適用し、選択エリアのデータ項目として、ビデオカメラで撮像されたコンテンツデータのメタデータを利用して、再生対象のコンテンツデータを選択する例を挙げて説明する。しかし、本発明はかかる例に限定されるものではない。
[1.1.本実施形態の関連技術に係るGUI]
まず、本実施形態の説明に先立ち、図1を参照して、本実施形態の関連技術に係るデータ選択用のグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI:Graphical User Interface)について説明する。図1は、本実施形態の関連技術に係るデータ選択画面1の表示例を示す模式図である。
図1に示すように、例えばビデオカメラのディスプレイには、データ選択用のGUIである再生日付選択画面1が表示される。再生日付選択画面1は、一覧表示された複数のデータ項目の中から少なくとも1つのデータ項目を選択するためのデータ選択画面の一例である。この再生日付選択画面1は、ビデオカメラで撮像されて記録媒体に記録されている多数のコンテンツデータ(以下、単に「コンテンツ」と称する。)の中から、ユーザが日付期間を指定して、再生を所望するコンテンツを選択するための画面である。ここで、本実施形態に係るコンテンツの再生は、例えば、通常再生、ハイライト再生、スライドショー再生、ランダム再生など、複数のコンテンツを連続して再生する方式であれば、任意の再生方式であってよい。ハイライト再生とは、複数のコンテンツの中から各コンテンツの特徴部分のみを抽出して連続的に再生する再生方式である。
図1の再生日付選択画面1は、開始日付選択エリア11と終了日付選択エリア12を含む。開始日付選択エリア11及び終了日付選択エリア12は、一覧表示された複数のデータ項目(選択肢)の中から1つのデータ項目を選択する選択エリアの一例であり、例えば、リストボックスで構成される。この開始日付選択エリア11及び終了日付選択エリア12は、ユーザにより選択されるデータ項目として、複数の日付を一覧表示する。この日付は、ビデオカメラによるコンテンツの撮像日を表す。即ち、開始日付選択エリア11及び終了日付選択エリア12は、ビデオカメラが保持する複数のコンテンツそれぞれの撮像日を、日付リストとして一覧表示する。開始日付選択エリア11は、ユーザが再生を所望する複数のコンテンツのうちの再生開始するコンテンツの日付(開始日付)を選択するためのエリアである。一方、開始日付選択エリア11は、ユーザが再生を所望する複数のコンテンツのうちの再生終了するコンテンツの日付(終了日付)を選択するためのエリアである。
ユーザは、かかる開始日付選択エリア11及び終了日付選択エリア12を用いて、再生を所望するコンテンツの範囲、即ち、再生日付期間(開始日付と終了日付)を指定できる。これにより、ユーザは、ビデオカメラに保持されている多数のコンテンツの中から、再生を所望する複数のコンテンツを選択できる。ビデオカメラは、かかる再生日付選択画面1におけるユーザによる再生日付期間の選択操作に応じて、選択された再生日付期間のコンテンツを再生して、ディスプレイに表示する。即ち、ビデオカメラは、開始日付選択エリア11で選択された日付のコンテンツから再生を開始し、終了日付選択エリア12で選択された日付のコンテンツまで、撮像日順にコンテンツを再生する。
ここで、再生日付選択画面1における日付の選択手順について詳述する。まず、ユーザは、開始日付選択エリア11において開始日付を選択するときには、上下ボタン13を押下することで日付リストが上下に動作して、開始日付の選択を行うことができる。中央カーソル15の表示位置は固定であり、選択したい開始日付を中央カーソル15の位置に合わせる事で開始日付の選択が可能である。図示の例は、中央カーソル15の位置に合わせられた日付「2008/1/25」が選択されていることを表す。
次に、終了日付を選択するときには、まず、ユーザは、選択エリア切換ボタン16を押下することにより、終了日付選択エリア12をアクティブにする。その後、ユーザは、開始日付の選択時と同様に、終了日付選択エリア12において上下ボタン14を押下して、所望の日付を中央カーソル17に合わせることで、終了日付を選択する。上記のようにして、開始日付と終了日付を選択し終えたら、ユーザは、最後に決定ボタン18を押下する。これにより、ビデオカメラは、記録されている多数のコンテンツの中から、上記選択された再生日付期間に撮像された複数のコンテンツを抽出し、該抽出したコンテンツを撮像日順に順次再生する。なお、開始日付を選択した時点で、終了日付選択エリア12に表示される日付リストを、当該開始日付以降の日付のみを表示する日付リストに変更してもよい。
ところが、上記図1の再生日付選択画面1においては、ユーザは、開始日付選択エリア11及び終了日付選択エリア12で日付リストを選択するときに、上下ボタン13、14を何度も押下する必要がある。また、選択可能な日付リストのリスト量(データ項目数)を確認するときにも、ユーザは上下ボタン13、14を何度も押下する必要がある。このように、上記再生日付選択画面1は、多量のデータの中から所望のデータを選択する場合には不向きであった。
また、開始日付を選択した時点で、終了日付選択エリア12に表示される終了日付リストを、該開始日付を条件としてフィルタリングして、開始日付以降の日付のみをリスト表示することで、終了日付リストの量を減らすことは可能である。しかし、かかるフィルタリングを行ったとしても、日付リストの中から所望の日付を選択したり、日付リストのリスト量を確認したりするためには、ユーザは、上下ボタン13、14を何度も押下する必要がある。従って、ビデオカメラで撮像した多量のコンテンツの中から所望のコンテンツを日付単位で選択して再生しようとすると、かなりの手間と時間がかかってしまい、利便性が低い。また、日付リストが膨大な時は、ユーザが意図した日付期間を選択してコンテンツを再生することは困難である。加えて、ユーザは、開始日付選択エリア11及び終了日付選択エリア12に一覧表示される日付リストの個数や、該日付リスト全体の中で現在選択している日付の位置などを、一目で把握することができなかった。
そこで、以下に詳述する本実施形態は、上述した本発明の背景技術に係るユーザインターフェースの問題に加え、図1に示した本実施形態に係る関連技術に係るユーザインターフェースの問題点をも解決しようとするものである
[1.2.第1の実施形態に係るGUIの概要]
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係るデータ選択用のGUIの概要について説明する。図2は、本実施形態に係る再生日付選択画面10の表示例を示す模式図である。
図2に示すように、本実施形態に係る表示制御装置であるビデオカメラのディスプレイには、データ選択用のユーザインターフェースである再生日付選択画面10が表示される。この再生日付選択画面10は、一覧表示された複数のデータ項目の中から少なくとも1つのデータ項目を選択するための選択エリアを複数備えたデータ選択画面の一例である。かかる再生日付選択画面10は、図1の再生日付選択画面1と同様に、開始日付選択エリア11(第1選択エリア)と、終了日付選択エリア12(第2選択エリア)と、上下ボタン13、14と、中央カーソル15、17と、選択エリア切換ボタン16と、決定ボタン18とを備える。開始日付選択エリア11は、例えば、ユーザにより選択される複数の開始日付(第1データ項目)を一覧表示するリストボックスであり、終了日付選択エリア12は、ユーザにより選択される複数の終了日付(第2データ項目)を一覧表示するリストボックスである。
さらに、再生日付選択画面10は、開始日付選択エリア11(第1選択エリア)に対応するスクロールバー21(第1スクロールバー)と、終了日付選択エリア12(第2選択エリア)に対応するスクロールバー22(第2スクロールバー)を備えている。かかるスクロールバー21、22はそれぞれ、開始日付選択エリア11、終了日付選択エリア12の一側に、スクロールエリア23、24内を上下方向に移動可能に設けられる。
スクロールバー21は、開始日付選択エリア11に一覧表示される開始日付の中から1つの開始日付を選択するためのGUI部品である。スクロールバー22は、終了日付選択エリア12に一覧表示される開始日付の中から1つの終了日付を選択するためのGUI部品である。また、スクロールエリア23は、開始日付選択エリア11の側辺に沿って設けられ、その長さが開始日付選択エリア11の縦方向の長さと同一である。スクロールエリア23は、スクロールバー21の上下方向の可動範囲を規定する。一方、スクロールエリア24は、終了日付選択エリア12に側辺に沿って設けられ、その長さが終了日付選択エリア12の縦方向の長さと同一である。スクロールエリア24は、スクロールバー22の上下方向の可動範囲を規定する。
上記スクロールバー21の大きさは、開始日付選択エリア11に一覧表示される開始日付の個数に応じて変更される。また、スクロールエリア23内のスクロールバー21の表示位置は、当該開始日付の個数と、開始日付選択エリア11内で選択されているデータ項目(中央カーソル15の位置に合っている開始日付)の表示順位に応じて変更される。同様に、スクロールバー22の大きさは、終了日付選択エリア12に一覧表示される終了日付の個数に応じて変更される。スクロールエリア24内のスクロールバー22の表示位置は、当該終了日付の個数と、終了日付選択エリア12内で選択されているデータ項目(中央カーソル17の位置に合っている終了日付)の表示順位に応じて変更される。
このように、スクロールバー21、22は、自身が対応する開始日付選択エリア11、終了日付選択エリア12内に表示されるデータ項目(日付)の個数や、選択されるデータ項目の位置に応じて、リアルタイムで変動表示される。本実施形態では、再生日付選択画面10において上記スクロールバー21、22を表示することで、ユーザは、それぞれの選択エリア11、12に表示されているデータ項目(日付)の個数や、選択されているデータ項目の位置を容易に把握できる。
かかる再生日付選択画面10において、ユーザは、上下ボタン13を押下して、開始日付選択エリア11に一覧表示された開始日付の中から少なくとも1つの日付を選択する操作を行う。すると、ビデオカメラの表示制御部は、かかる開始日付の選択操作に連動して、当該選択された開始日付に応じて、終了日付選択エリア12に一覧表示される終了日付の表示内容と、スクロールバー22の表示態様を変更する。
即ち、開始日付と終了日付からなる日付期間を選択する場合、開始日付が選択されると、終了日付は、その開始日付以後の日付に絞り込まれる。図2の例では、開始日付として「2008/1/25」が選択されているので、終了日付は「2008/1/25」以後の日付に絞り込まれる。そこで、表示制御部は、開始日付選択エリア11で選択された開始日付に応じて、終了日付を選別(フィルタリング)して、選別した終了日付を終了日付選択エリア12に一覧表示する。即ち、表示制御部は、終了日付としての表示候補の日付データ群の中から、開始日付選択エリア11で選択された開始日付以後の日付データを抽出し、その日付データを終了日付の選択候補として終了日付選択エリア12に一覧表示する。これにより、終了日付選択エリア12には、データベースに存在する日付データ群の全ての日付ではなく、上記選択された開始日付以後の日付のみが一覧表示される。このため、終了日付選択エリア12に選択肢として表示される終了日付を、実際に選択可能な日付のみに絞り込むことで、終了日付リストの個数を低減できる。従って、ユーザは、終了日付選択エリア12において、所望の終了日付を容易に見つけだして、選択できる。
加えて、表示制御部は、開始日付選択エリア11における開始日付の選択操作に連動して、終了日付選択エリア12のスクロールバー22の表示態様(大きさ、表示位置など)を変更する。詳細には、表示制御部は、上記のようにして、開始日付選択エリア11で選択された開始日付に応じて終了日付を選別するとともに、当該選別された終了日付の個数に応じて、スクロールバー22の大きさを変更する。さらに、表示制御部は、上記選別された終了日付のリストのうち、中央カーソル17により現在選択されている終了日付のリスト内位置(表示順位)に応じて、スクロールエリア24内におけるスクロールバー22の表示位置を変更する。これにより、ユーザは、当該変更後のスクロールバー22の大きさと表示位置を確認することで、終了日付選択エリア12に一覧表示される終了日付の個数と、現在選択している終了日付のリスト内位置を容易に把握できる。従って、ユーザは、終了日付選択エリア12において、より容易に所望の終了日付を見つけだして、選択できるようになる。
以上、本実施形態に係る再生日付選択画面10を用いたGUIの概要について説明した。本実施形態によれば、開始日付選択エリア11(第1選択エリア)と終了日付選択エリア12(第2選択エリア)で、相互に関連する同種のデータ項目(即ち、日付)を表示する。このとき、本実施形態では、開始日付選択エリア11における開始日付の選択操作に連動して、終了日付選択エリア12における終了日付の表示内容とスクロールバー22の表示態様を変更することを特徴としている。
以下に、かかるユーザインターフェースを提供するための本実施形態に係る表示制御装置及び表示制御方法について詳述する。
[1.3.表示制御装置の構成]
次に、図3を参照して、本実施形態に係る表示制御装置のハードウェア構成について詳細に説明する。図3は、本実施形態に係る表示制御装置である撮像装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る撮像装置100は、例えば、被写体を撮像して動画像のコンテンツを記録可能なデジタルビデオカメラとして構成されている。撮像装置100は、撮像部101と、信号処理部102と、タッチスクリーン105と、圧縮/伸張回路106と、ストレージ部107と、CPU(Central Processing Unit)110と、操作部124と、メモリ部125〜127を備える。
このうち、撮像部101は、撮像光学系111により撮像素子112に被写体像を結像させ、撮像素子112により、受光した被写体像を撮像して画像信号を出力する。また、信号処理部102は、撮像素子112から出力された画像信号を処理することにより被写体像の画像データ(コンテンツ)を生成する。タッチパネル103は、本発明の入力部の一例であり、上記の再生日付選択画面10に表示された項目を選択するための選択操作(ユーザ入力)を受け付ける。液晶パネル104は、本発明の表示画面を具備する表示部の一例であり、上記の再生日付選択画面10を表示する。ストレージ部107は、本発明の記憶部の一例であり、撮像されたコンテンツや、コンテンツのメタデータを保持するデータテーブルなどを記憶する。また、CPU110及びメモリ部125〜127は、本発明の表示制御部の一例であり、撮像装置100の各部を制御する。また、CPU110及び圧縮/伸張回路106は、本発明の再生部の一例であり、ストレージ部107に記録されたコンテンツを再生する。以下に、撮像装置100の各部について説明する。
撮像光学系111は、例えば、フォーカスレンズ、ズームレンズ等のレンズ群、絞り、光学フィルタ、その他の光学部品などから構成される。この撮像光学系111を介して入射する被写体光の光路上には、撮像素子112が配設されている。撮像素子112は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)、C−MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子で構成される。この撮像素子112は、撮像光学系111により撮像面に集光された光学像を光電変換して、画像信号を出力する。
モータドライバ121は、CPU110からの指示に基づいて、撮像部101の駆動機構120を制御して、ズームレンズ、フォーカスレンズ、絞りなどを駆動させる。これにより、操作部124やタッチパネル103に対するユーザ操作に応じて、適切なフォーカス、露出等で被写体が撮像される。また、タイミングジェネレータ(TG:Timing Generator)122は、CPU110からの指示に基づき、撮像素子112の電子シャッタースピードを制御する。撮像素子112は、TG122からのタイミング信号に基づいて、露光量に応じた画像信号を読み出して出力する。
信号処理部102は、アナログ信号処理部113と、A/D変換部114と、デジタル信号処理部115とを備える。アナログ信号処理部113は、露光画像信号を前処理する所謂アナログフロントエンドであり、サンプルホールド回路、AGC(Automatic Gain Control)回路などを備える。例えば、アナログ信号処理部113は、撮像素子112から出力されるアナログ画像信号に対して、CDS(correlated double sampling:相関2重サンプリング)処理、プログラマブル・ゲイン・アンプ(PGA)によるゲイン処理などを行う。A/D変換部114は、該アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。デジタル信号処理部115は、A/D変換部114からの画像信号(R、G、B)に対し各種の画像信号処理(例えば、階調補正、シェーディング補正、RGB/YUV変換、フレーム補間処理、周波数特性補正など)を施すことで、画像データを生成する。かかる信号処理部102により生成された画像データは、液晶パネル104、圧縮/伸張回路106又はストレージ部107などに出力される。
タッチパネル103は、液晶パネル104の表面上に重畳して配設される透明な感圧式の入力装置である。タッチパネル103と液晶パネル104とでタッチスクリーン105が構成される。タッチパネル103は、位置指定受付手段の一例であり、表示画面内の任意の箇所に対するユーザの入力操作を受け付ける。ユーザが指又はタッチペンを用いてタッチパネル103にタップすると、タッチパネル103は、当該タップ位置の座標を検出してCPU110に出力する。なお、位置指定受付手段としては、表示部に表示された撮像画像に対するユーザの位置指定を検出可能であれば、タッチパネル103以外にも、任意の位置検出デバイスを使用してもよい。
液晶パネル104は、液晶ディスプレイ等の表示パネル部と、該表示パネル部を表示駆動する表示駆動部が設けられる。上記表示駆動部は、バス128を介して入力される各種の表示データを上記表示パネル部に表示させるための画素駆動回路で構成されている。画素駆動回路は、上記表示パネル部においてマトリクス状に配置されている各画素について、それぞれ所定の水平/垂直駆動タイミングで画像信号に基づく駆動信号を印加し、表示を実行させる。また、液晶パネル104の表示パネルには、上記タッチパネル103等の位置指定手段を併設してもよい。
圧縮/伸張回路106は、バス128を介して入力される画像データについての圧縮/伸張処理、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式に従った画像圧縮/伸張処理を行う。撮像により得られた画像データをストレージ部107に記録するときには、圧縮/伸張回路106は、当該画像データを圧縮して、保存データ量を低減する。一方、ストレージ部107に記録された画像データを再生するときには、圧縮/伸張回路106は、当該画像データを伸張して、液晶パネル104等の表示部に送る。
ストレージ部107は、コンテンツ(画像データ、音声データ)その他の各種データの保存に用いられる。このストレージ部107は、フラッシュメモリなどの半導体メモリにより構成されてもよいし、例えばHDD(Hard Disk Drive)などにより構成されてもよい。また、ストレージ部107は、撮像装置100に内蔵された記録媒体ではなく、撮像装置100に着脱可能なリムーバブル記録媒体に対応する記録再生ドライブなどで構成されてもよい。リムーバブル記録媒体は、例えば、半導体メモリを内蔵したメモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、ホログラムメモリ等の記録媒体などである。光ディスクは、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk Disc)、BD(Blu−ray Disc)等を使用できる。もちろん、内蔵タイプのメモリと、リムーバブル記録媒体に対する記録再生ドライブの両方が搭載されてもよい。かかるストレージ部107は、CPU110の制御に基づき、バス128を介して入力される画像データ、その他の各種データを記録/再生する。
ここで、撮像時においては、CPU110の制御に基づき、信号処理部102から出力された画像データが上記圧縮/伸張回路106に供給され、該圧縮/伸張回路106において圧縮処理された画像データが生成される。すると、ストレージ部107は、CPU110の制御に基づき、圧縮処理された圧縮画像データを記録媒体に記録する。また、撮像時にCPU110は、信号処理部102から出力された画像データを液晶パネル104に供給するよう制御する。これにより、撮像時に、撮像素子112で撮像された画像信号から得た撮像画像データが、液晶パネル104にリアルタイムで表示される(ライブビュー画像)。ユーザは、このライブビュー画像をみることで、撮像範囲(画角)や被写体の模様などを確認できる。
また、ストレージ部107に記録された圧縮画像データの再生指示が行われた場合、CPU110は、該圧縮画像データを読み出すようストレージ部107を制御するとともに、該圧縮画像データを伸張するよう圧縮/伸張回路106を制御する。そして、CPU110は、当該伸張された画像データが液晶パネル104上に表示されるように制御する。これにより、ストレージ部107に記録された圧縮画像データが再生されて表示される。
CPU110は、撮像装置100の各部を制御する制御部として機能する。このCPU110に付随して、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)125、プログラムROM(Read Only Memory)126、RAM(Random Access Memory)127などのメモリ部が設けられる。
CPU110は、プログラムROM126等のメモリ部に格納されるプログラムに従って各種演算処理を実行する。該CPU110は、撮像部101、信号処理部102、タッチスクリーン105、圧縮/伸張回路106、ストレージ部107、操作部124などの各部と、制御信号のやりとりを行って、当該各部に所要の動作を実行させる。例えば、CPU110は、液晶パネル104を制御することで、液晶パネル104の表示画面に上記再生日付選択画面10を表示させる。そして、CPU110は、再生日付選択画面10で選択されたコンテンツをストレージ部107から読み出し、該コンテンツの圧縮データを圧縮/伸張回路106で伸張して(コンテンツの再生処理)、液晶パネル104に表示させるよう制御する。また、撮像時には、CPU110は、撮像された画像データ(コンテンツ)に関するメタデータを生成して、ストレージ部107等にデータテーブルとして記録する。
CPU110に付随して設けられるプログラムROM126等のメモリ部には、CPU110に上記各種の制御処理を実行させるためのプログラムが格納されており、CPU110は、該プログラムに基づいて、上記各制御のための必要な演算・制御処理を実行する。
本実施形態に係るプログラムは、上述したCPU110の各種の制御処理を、CPU110に実行させるためのプログラムである。このプログラムは、撮像装置100に内蔵された記憶装置(メモリ部、HDD、ROM等)に予め格納しておくことができる。また、当該プログラムは、CD、DVD、BD等の光ディスク、メモリカードなどのリムーバブル記録媒体に格納されて、撮像装置100に提供されてもよい。或いは、当該プログラムは、LAN、インターネット等のネットワークを介して撮像装置100にダウンロードされてもよい。
操作部124は、例えばキー、ボタン、ダイヤル等の操作子を有する。例えば、操作部124は、電源オン/オフを指示するための操作子や、撮像画像の記録の開始/停止を指示するための操作子、ズーム調整用の操作子、各種の動作指示や情報入力を行うための操作子を具備する。操作部124は、このような操作子から得られる情報をCPU110に供給し、CPU110はこれらの情報に対応した必要な演算処理や制御を行う。
[1.4.データテーブルの構成]
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツのメタデータを保持するデータテーブルについて説明する。図4は、本実施形態に係るコンテンツのメタデータを保持するデータテーブル130を示す模式図である。
図4に示すように、データテーブル130は、撮像装置100により撮像されたコンテンツに関する各種のメタデータ(属性情報)を、該コンテンツごとに関連づけて保持する。データテーブル130は、複数の行(row)と複数の列(Colum)を有している。行は、1つのデータ(コンテンツ)に関する複数種類のメタデータ(データ群)を関連づけて保持し、列は、複数のコンテンツに関する1つの属性に関するメタデータ(データ群)を保持する。
データテーブル130は、コンテンツのメタデータとして、シリアルナンバー131、撮影日付132、ジャンル133、録画時間134、GPS(Global Positioning System)データ135、顔データ136などを保持する。シリアルナンバー131は、コンテンツごとにシーケンシャルに付与される識別番号(コンテンツ識別情報)である。撮影日付132は、撮像装置100によりコンテンツを撮像及び録画した日付(撮影日時情報)である。ジャンル133は、コンテンツのジャンルであり、例えば、旅行、運動会、コンサートなどである。また、TV放送番組コンテンツである場合、そのジャンルを、例えば、スポーツ、ニュース、ドラマ、映画、コメディーなどと分類してもよい。録画時間134は、コンテンツの録画時間(再生時間に相当する。)である。GPSデータ135は、コンテンツの撮影場所を表す場所情報であり、例えばGPSにより得られた緯度及び経度情報である。顔データ136は、コンテンツの映像に含まれる被写体の顔の識別情報であり、例えば、顔認識技術により得られる。なお、データテーブル130が保持するメタデータは、図4の例に限定されず、他にも任意のメタデータを保持することが可能である。
このようなデータテーブル130のメタデータは、撮像装置100により撮像及び録画されたコンテンツを、識別、分類、再生するために利用される。例えば、複数のコンテンツの中からコンテンツを選別して再生するときには、撮像日付132の列のデータ群(非撮像日付データ群)を用いて、再生対象のコンテンツの範囲を日付期間で選別することができる。同様に、ジャンル133や、GPSデータ135(撮影場所)、顔データ136などの属性を用いても、コンテンツを選別して再生できる。このように本実施形態では、データテーブル130のメタデータを用いて、撮像装置100に保存されている多数のコンテンツの中から、ある特定の条件に合致したコンテンツだけを抽出することができる(フィルタリング機能)。
上述した図2の再生日付選択画面1における開始日付選択エリア11及び終了日付選択エリア12は共に、図4のデータテーブル130に関連付けられている。そして、開始日付選択エリア11及び終了日付選択エリア12には、データテーブル130の撮像日付132の列のデータ群(日付データ群)から抽出したデータ項目(開始日付、終了日付)が一覧表示される。このように本実施形態では、2つのデータ選択エリアに、データテーブル130の同一のデータ群から抽出された同種のデータ項目が表示されるが、本発明はかかる例に限定されない。
[1.5.データ選択方法]
次に、上述した図2、図4と、図5〜図6を参照しながら、本実施形態に係るGUIを用いたコンテンツの選択方法について詳述する。図5は、本実施形態に係る開始日付選択エリア11における日付リストのスクロール動作を説明するための説明図である。図6は、本実施形態に係るスクロールバー21、22の表示動作を説明するための説明図である。
まず、再生日付選択画面10の初期表示について説明する。撮像装置100において、ユーザがハイライト再生を行うための指示を入力すると、液晶パネル104には、図2に示したような再生日付選択画面10が表示される。この図2の再生日付選択画面10は、上述したように、図1に示した開始日付選択エリア11、終了日付選択エリア12、上下ボタン13、14、中央カーソル15、17、選択エリア切換ボタン16及び決定ボタン18に加え、スクロールバー21、22及びスクロールエリア23、24を含む。
このとき、撮像装置100のCPU110(表示制御部に相当する。)は、図4のデータテーブル130に含まれるメタデータに基づいて、図2の開始日付選択エリア11、終了日付選択エリア12の表示内容を制御する。即ち、CPU110は、データテーブル130から、撮像装置100で撮像された複数のコンテンツの撮影日付を表す撮像日付132の列の日付データ群を抽出して、開始日付選択エリア11に開始日付リストとして一覧表示する。同様にして、終了日付選択エリア12にも、当該日付データ群が終了日付リストとして表示される。
なお、開始日付選択エリア11には、図4のデータテーブル130の撮像日付132の日付データ群の全てが、開始日付としてリスト表示される。一方、終了日付選択エリア12には、開始日付選択エリア11にて中央カーソル15により選択されている開始日付以降の日付が、終了日付としてリスト表示される。
次に、上記のように初期表示された再生日付選択画面10にて、開始日付及び終了日付を選択する方法を説明する。
まず、開始日付の選択方法について説明する。CPU110は、開始日付選択エリア11に対するユーザの選択操作に応じて、開始日付選択エリア11における開始日付リストを表示変更しながら、中央カーソル15に合わせられた日付を開始日付として選択する。図5に示すように、ユーザは、図2の上下ボタン13の上ボタンを押下することで、日付を遡るようにして開始日付リストをスクロールさせて、開始日付を選択できる。一方、上下ボタン13の下ボタンを押下することで、日付を先送りするように開始日付リストをスクロールさせて、開始日付を選択できる。なお、中央カーソル15の表示位置は固定であり、ユーザは、選択したい日付を中央カーソル15の位置に合わせることで、開始日付を選択することができる。また、ユーザは、上下ボタン13を操作する代わりに、開始日付選択エリア11に付随して設けられたスクロールバー21を操作することでも、開始日付リストをスクロールさせて、開始日付を選択可能である。即ち、ユーザは、スクロールバー21にタッチし、スクロールバー21をスクロールエリア23内で上下動させて所望位置にドラッグすることで、開始日付リストをスクロールバー21に伴って上下動させて、開始日付を選択することができる。
なお、開始日付選択エリア11には、図4のデータテーブル130の撮影日付132の日付データ群の全て(No.1〜末尾までの撮影日付)が、開始日付リストとして一覧表示される。また、CPU110は、開始日付選択エリア11にて中央カーソル15で選択されている開始日付のデータテーブル130でのアドレス値を、日付ポインタとしてRAM127に保持する。上下ボタン13又はスクロールバー21の操作により中央カーソル15で選択されている開始日付が変化すると、当該日付ポインタも変化する。
次に、終了日付の選択方法について説明する。まず、ユーザが選択エリア切換ボタン16を押下すると、CPU110は、終了日付選択エリア12をアクティブにする。これにより、上下ボタン14又はスクロールバー22に対する選択操作に応じて、終了日付選択エリア12にて終了日付を選択可能な状態となる。
次いで、CPU110は、終了日付選択エリア12に対するユーザの選択操作に応じて、終了日付選択エリア12における終了日付リストを表示変更しながら、中央カーソル17に合わせられた日付を終了日付として選択する。上記の開始日付の選択同様に、ユーザは、図2の上下ボタン14を押下して、終了日付リストをスクロールさせて、選択したい日付を中央カーソル17の位置に合わせることで、終了日付を選択できる。また、開始日付と同様に、終了日付選択エリア12に付随して設けられたスクロールバー22を操作することで、終了日付リストを上下にスクロールさせて、終了日付を選択することも可能である。
なお、終了日付選択エリア12には、上記開始日付選択エリア11にて選択された開始日付以降の日付が、終了日付リストとして一覧表示される。CPU110は、上述の開始日付に対応する日付ポインタを参照し、図4のデータテーブル130の撮影日付132の日付データ群の中から、当該日付ポインタの表す日付以降の日付データを抽出して、終了日付選択エリア12に終了日付リストとして表示する。
即ち、終了日付は開始日付より前の日付に設定不可であるので、終了日付選択エリア12の終了日付リストとして、「開始日付として選択された日付」から「最終の日付」まで期間の日付リストが表示され、開始日付おり前の日付は表示されない。従って、ユーザは、当該期間の日付リストの中から、最終日付を選択する操作が可能である。例えば、データテーブル130の撮影日付132の列に、図5に示すように「2008/10/10」〜「2008/10/15」までの日付が存在する場合を考える。この場合、開始日付として「2008/10/12」が選択されたときには、終了日付リストで選択可能な日付は、「2008/10/12」〜「2008/10/15」の間の日付となる。
ここで、上記のような開始日付及び終了日付の選択時における、スクロールバー21、22の表示態様(表示位置、大きさ等)について、図6を参照して説明する。
まず、スクロールバー21、22の表示位置について説明する。図6(a)に示すように、データテーブル130の撮影日付132の日付データ群のうちの最初の日付(図4のNo.1の撮影日付)が開始日付として選択されている場合、スクロールバー21の表示位置は、スクロールエリア23の上端に位置する。そして、図6(b)に示すように、上記日付データ群のうちのNo.2以降の撮影日付が開始日付として選択されるにつれ、スクロールバー21の表示位置は、スクロールエリア23の下端側に移動する。そして、図6(c)に示すように、末端の撮影日付(最終日)が選択された場合は、スクロールバー21の表示位置は、スクロールエリア23の下端に位置する。スクロールエリア24内におけるスクロールバー22の表示位置も同様である。
次に、スクロールバー21、22の大きさについて説明する。図6に示すように、スクロールバー21、22の大きさはそれぞれ、開始日付選択エリア11、終了日付選択エリア12に表示される日付リストの項目数(データ項目の個数)に応じて変化する。例えば、開始日付選択エリア11に表示される開始日付リストの項目数がαである場合、スクロールバー21の大きさは、スクロールエリア23をα分割した大きさで表示される。スクロールバー22の大きさも同様である。
従って、開始日付選択エリア11、終了日付選択エリア12に表示される日付リストの項目数が多ければ、スクロールバー21、22は小さくなり、当該日付リストの項目数が少なければ、スクロールバー21、22は大きくなる。このとき、終了日付選択エリア12では、開始日付選択エリア11で選択されている開始日付以降の日付が、終了日付リストとして一覧表示されるので、スクロールバー22の大きさはスクロールバー21の大きさ以下で表示される。
つまり、上述したように、開始日付は、データテーブル130の撮影日付132の列の全ての日付データ群の中から選択可能であるが、終了日付は、選択された開始日付より前の日付からは選択できない。従って、終了日付選択エリア12のスクロールバー22は、終了日付として選択可能な日付期間(データ項目数の範囲)に対応した大きさになるように表示制御される。一方、開始日付選択エリア11には常に、データテーブル130内の日付データ群の全ての日付がリスト表示されるので、開始日付選択エリア11のスクロールバー21の大きさは、常に一定となる。
例えば、図6(a)に示すように、最初の日付が開始日付として選択されている場合、開始日付選択エリア11と終了日付選択エリア12に表示される項目数は同一であるので、スクロールバー21とスクロールバー22の大きさは同一である。また、図6(b)に示すように、上記撮影日付のデータ群のうち時系列で中間に位置する日付が開始日付として選択された場合、終了日付選択エリア12に表示される項目数は半減するので、スクロールバー22の大きさは、スクロールバー21の約2倍となる。そして、図6(c)に示すように、末端の撮影日付(最終日)が選択された場合は、終了日付選択エリア12に表示される項目数は1つのみであるので、スクロールバー22の大きさは、スクロールエリア23全体の大きさとなる。
以上のように、CPU110は、開始日付選択エリア11、終了日付選択エリア12に表示される日付リストの項目数と、選択された開始日付に応じて、スクロールバー21、22の表示態様を変更する。これにより、ユーザは、開始日付選択エリア11、終了日付選択エリア12に表示された日付リストの項目数と、当該日付リスト内で現在選択している日付のリスト内位置(表示順位)を容易に把握できる。
次に、上述した再生日付選択画面10の使用例について説明する。例えば、ユーザが、撮像装置100に保存された多数のコンテンツのうち、日付リスト全体の約1/3の日付期間に相当するコンテンツを選択して再生させたい場合を考える。この場合、まず、開始日付選択操作において、ユーザは、上下ボタン13を押下して、又は、スクロールバー21をタッチ&ドラッグして、開始日付として選択したい日付を中央カーソル15に合わせる。ここでは、本実施形態に係るGUIの効果を分かり易くするために、上記多数のコンテンツのうち最も古い撮影日付を、開始日付として選択したとする。
次に、ユーザは、選択エリア切換ボタン16を押下して、終了日付選択操作に移行する。この場合、上記で最も古い撮影日付を開始日付として選択したので、終了日付選択エリア12には、撮像装置100内に保存された全てのコンテンツの日付リストが表示される。ここで、ユーザが、上記最も古い撮影日付から全体の約1/3の日付までの日付期間に相当するコンテンツを再生させたい場合、スクロールバー22をスクロールエリア24内の上端から1/3程度下方にドラッグする。これにより、終了日付選択エリア12には、全体の約1/3の日付付近の日付リストが表示されるので、ユーザは、上下ボタン14を用いて、この日付リストのうちの所望の日付を中央カーソル17に合わせて、終了日付を選択する。
以上の操作により、ユーザは、撮像装置100内に保存されている多数のコンテンツの中から、所望の日付期間に撮像されたコンテンツを再生コンテンツとして容易かつ迅速に選択することができる。撮像装置100は、選択された日付期間のコンテンツを順次再生(例えば、ハイライト再生、スライドショー再生など)して、液晶パネル104に表示する。
[1.6.表示制御動作フロー]
次に、図7A、図7Bを参照して、本実施形態に係る撮像装置100による再生日付選択画面10の表示制御動作について説明する。図7A、図7Bは、本実施形態に係る撮像装置100による再生日付選択画面10の表示制御動作を示すフローチャートである。
上述のように、再生日付選択画面10において、ユーザが上下ボタン13又はスクロールバー21を操作して開始日付を選択する操作を行う。すると、CPU110は、この選択操作に連動して、終了日付選択エリア12に表示される終了日付リスト及びスクロールバー22の表示態様をリアルタイムで変更する。このような開始日付と終了日付の連動表示制御方法は、例えば、図7A及び図7Bに示すルーチンにより実現することができる。図7Aのルーチンは、連動元の開始日付選択エリア11を表示制御するためのルーチンであり、図7Bのルーチンは、連動先の終了日付選択エリア12を表示制御するためのルーチンである。かかる図7A及び図7Bのルーチンを実現するために、CPU110が、それぞれのルーチンの動作を行うためのプログラムを実行する。図7A及び図7Bでは、これらのルーチンの連動処理についてのみ示すが、図7Aのルーチンは、連動元において所定の周期で実行され、図7Bのルーチンは、連動先において所定の周期で実行されるものである。以下に、図7A及び図7Bに示すルーチンについて詳述する。
まず、図7Aを参照して、連動元エリアである開始日付選択エリア11の表示制御ルーチンについて詳述する。図7Aに示すように、まず、ステップS10において、CPU110は、開始日付選択エリア11にて開始日付の選択操作がなされたか否か、即ち、上下ボタン13又はスクロールバー21が操作されたか否かを判別する。選択操作がなされていない場合には(S10のNO)、図7Aのルーチンを全て終了する。従って、上下ボタン13又はスクロールバー21が操作されていない場合には、連動表示制御に関する処理は何も実行されないことになり、開始日付選択エリア11の開始日付リストの表示内容に変化はない。
一方、S10において、上下ボタン13又はスクロールバー21を用いた選択操作がなされた場合には(S10のYES)、処理はステップS10からステップS12に進む。このステップS12では、CPU110は、開始日付選択エリア11に表示される開始日付リストを更新するとともに、スクロールバー21の表示位置を更新する。つまり、CPU110は、図5に示したように、上下ボタン13又はスクロールバー21に対するユーザ操作に応じて、開始日付選択エリア11に表示される開始日付リストをスクロール表示する。この結果、中央カーソル15に合わせられた日付が開始日付として選択される。また、CPU110は、開始日付選択エリア11に表示される開始日付リストの位置に応じて、スクロールエリア23内のスクロールバー21の表示位置を変更する。
次いで、ステップS14では、CPU110は、開始日付選択エリア11において選択された開始日付の識別情報(日付ポインタ)を抽出する。例えば、CPU110は、データテーブル130の撮影日付132の日付データ群のアドレス値の中から、上記中央カーソル15の位置に合わせられた開始日付に相当する日付のアドレス値を、日付ポインタとして抽出する。この日付ポインタは、開始日付選択エリア11(第1選択エリア)における開始日付(第1データ項目)の選択結果を表す情報に相当する。
その後、ステップS16では、CPU110は、S14で抽出された日付ポインタを、連動先の終了日付選択エリア12の表示制御(図7B)用データとして伝達し、その後、図7Aのルーチンを終了する。
以上のように図7Aのルーチンによれば、上下ボタン13又はスクロールバー21が操作されるごとに、中央カーソル15に位置する開始日付の日付ポインタが連動先となる終了日付選択エリア12の表示制御用データとして伝達される。
次に、図7Bを参照して、連動先エリアである終了日付選択エリア12の表示制御ルーチンについて詳述する。図7Bに示すように、まず、ステップS20において、CPU110は、上記図7AのルーチンのステップS16により伝達されるデータ、即ち、開始日付の日付ポインタが伝達されてきたか否かを判別する。伝達されてきていない場合には(S20のNO)、図7Bのルーチンを全て終了する。従って、上述した開始日付リスト選択において上下ボタン13又はスクロールバー21が操作されていない場合には、連動表示制御に関する処理は何も実行されないことになり、終了日付選択エリア12の終了日付リストの表示内容に変化はない。
一方、S20において、日付ポインタが伝達されてきた場合には(S20のYES)、処理はステップS20からステップS22に進む。このステップS22では、CPU110は、当該伝達されてきた日付ポインタに基づき、データテーブル130の撮影日付132の列の日付データ群を選別し、当該日付ポイント以降の日付データを終了日付選択エリア12に表示する終了日付リストとして抽出する。詳細には、CPU110は、上記伝達されてきた日付ポインタに基づいて、終了日付選択エリア12に表示される終了日付リストの開始日付、及び、該終了日付リストの表示項目数を特定する。終了日付リストの開始日付は、図7AのルーチンのステップS16から伝達された日付ポインタの表す日付に該当する。また、終了日付リストの表示項目数については、データテーブル130の日付データ群のうち、当該日付ポインタの表す日付以降の日付の総数である。例えば、図4のデータテーブル130の例では、日付ポインタがNo.5の撮影日付「2008/1/9」を指していた場合、終了日付リストの開始日付はNo.5の撮影日付「2008/1/9」となる。また、終了日付リスト表示項目数は、当該開始日付からデータテーブル130の末端の日付データまでの総数となる。
その後、ステップS24では、CPU110は、S22での選別結果に応じて、終了日付選択エリア12における終了日付リストの表示内容を更新するとともに、スクロールバー22の表示態様(表示位置及び大きさ)を更新する。詳細には、CPU110は、ステップS22で得た終了日付リストの開始日付に基づいて、終了日付選択エリア12の終了日付リストを表示更新する。また、CPU110は、ステップS22で得た終了日付リストの表示項目数を使用して、スクロールバー22の表示態様を更新する。スクロールバー22の表示制御では、終了日付リストの表示項目数に応じて、スクロールバー22の大きさを変化させる必要がある。そこで、CPU110は、ステップS22で得た終了日付リストの表示項目数αを用いてスクロールエリア24をα分割した大きさを求め、スクロールバー22の大きさが当該α分割した大きさとなるように表示更新する。例えば、終了日付リストの表示項目数が「10」であった場合、スクロールバー22の大きさは、スクロールエリア24を10分割した大きさとなる。なお、スクロールバー22の表示開始位置は、スクロールエリア24内の上段寄せである。
このようして、終了日付選択エリア12における終了日付リストの表示項目と、スクロールバー22の表示態様が更新されると、図7Bのルーチンの全ての処理を終了する。
以上、図7A及び図7Bを参照して、本実施形態に係る表示制御処理について説明した。かかる表示制御処理により、開始日付選択エリア11における開始日付の選択操作に応じて、終了日付選択エリア12における終了日付リストの表示内容及びスクロールバー22の表示態様も連動して変更される。よって、ユーザは、終了日付選択エリア12に表示される終了日付リストの項目数と、現在の選択している終了日付を容易に把握できるとともに、終了日付リストの中から所望の終了日付を容易かつ迅速に選択できる。
以上、本発明の第1の実施形態に係る表示制御装置及び表示制御方法について説明した。本実施形態によれば、ユーザは、例えば撮像装置100に表示される上記再生日付選択画面10において、スクロールバー21、22を操作することにより、より円滑に日付リストを選択可能となる。さらに、開始日付を選択した時点で、終了日付選択エリア12には、該選択した開始日付以降の終了日付が一覧表示されるため、ユーザは、余計な操作を行わずに、終了日付を容易に選択可能となる。また、スクロールバー21、22の大きさ、表示位置は、日付リストの項目数に応じて可変である。従って、ユーザは、スクロールバー21、22の大きさ、表示位置により、日付リストの表示範囲を容易に把握可能であるとともに、スクロールバー21、22の大きさにより、日付リストの項目数も容易に把握可能である。
<2.第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、上述した第1の実施形態と比べて、複数の選択エリアを用いて相異なる種別のデータ項目を選択する点で相違し、その他の機能構成は、第1の実施形態と同様であるので、その詳細説明は省略する。
[2.1.第2の実施形態に係るGUIの概要]
上述した第1の実施形態では、GUIのデータ選択画面として、撮像装置100によりハイライト再生するコンテンツの日付期間を指定するために、開始日付と終了日付という同種のデータ項目を選択する再生日付選択画面10の例について説明した。第2の実施形態では、上述したデータテーブル130に保存されている複数種類のメタデータのうち、相異なる種類のメタデータを用いて、再生するコンテンツを選択するデータ選択画面の応用例について説明する。
例えば、次の(1)〜(4)に示すように、図4のデータテーブル130の異種の2以上のメタデータを使用することで、撮像装置100に保存されている多数のコンテンツの中から、再生コンテンツをフィルタリング(絞り込み)することができる。
(1)フィルタリング条件として撮影日付132とジャンル133を使用した再生コンテンツの絞込み
(2)フィルタリング条件として撮影日付132とGPSデータ135を使用した再生コンテンツの絞込み
(3)フィルタリング条件としてジャンル133とGPSデータ135を使用しての再生データの絞込み
(4)フィルタリング条件として顔データ136と、撮影日付132、ジャンル133又はGPSデータ135のいずれかを使用した再生データの絞込み
上記(1)〜(4)は、図4に示すデータテーブル130の例の5種類のメタデータのうち、2種類のメタデータ項目を使用したコンテンツの絞込みを例示している。しかし、1画面上に複数の選択エリアを同時に表示可能であれば、3種類以上のデータ項目を使用したデータの絞込みも可能である。以下に、このように相異なる複数種類のデータ項目を選択可能なデータ選択画面を用いたデータ選択方法について説明する。
[2.2.データ選択画面の一例]
まず、図8を参照して、本発明の第2の実施形態に係るデータ選択用のGUIについて説明する。図8は、本実施形態に係るデータ選択画面30の表示例を示す模式図である。なお、図8では、第1データ項目として「撮影月」、第2データ項目として「ジャンル」を選択するデータ選択画面30を例示している。
図8に示すように、第2の実施形態に係る撮像装置100の液晶パネル104には、データ選択用のGUIであるデータ選択画面30が表示される。この図8のデータ選択画面30は、撮影月選択エリア31(第1選択エリア)と、ジャンル選択エリア32(第2選択エリア)と、上下ボタン33、34と、中央カーソル35、37と、選択エリア切換ボタン36と、決定ボタン38とを備える。撮影月選択エリア31は、例えば、コンテンツが撮像された月(第1データ項目)を一覧表示するリストボックスであり、ジャンル選択エリア32は、コンテンツのジャンル(第2データ項目)を一覧表示するリストボックスである。
さらに、図8のデータ選択画面30は、図2の再生日付選択画面10と同様に、撮影月選択エリア31(第1選択エリア)に対応するスクロールバー41(第1スクロールバー)と、ジャンル選択エリア32(第2選択エリア)に対応するスクロールバー42(第2スクロールバー)とを備える。かかるスクロールバー41、42はそれぞれ、撮影月選択エリア31、ジャンル選択エリア32の一側に、スクロールエリア43、44内を上下方向に移動可能に設けられる。かかるデータ選択画面30のGUI部品は、第1選択エリアで選択される第1データ項目が「撮影月」であり、第2選択エリアで選択される第2データ項目が「ジャンル」である。これらの点を除いては、データ選択画面30のGUI部品は、図2に示した再生日付選択画面10のGUI部品と同様の機能構成を有するので、その詳細説明は省略する。
上記のようなデータ選択画面30において、ユーザは、上下ボタン33又はスクロールバー41を操作して、撮影月選択エリア31に一覧表示された撮影月リストの中から少なくとも1つの撮影月を選択する。すると、撮像装置100のCPU110(表示制御部)は、かかる撮影月の選択操作に連動して、当該選択された撮影月に応じて、ジャンル選択エリア32に一覧表示されるジャンルリストの表示内容と、スクロールバー42の表示態様を変更する。
即ち、コンテンツのメタデータとして撮影月とジャンルを用いて、再生コンテンツを絞り込む場合、コンテンツの撮影月が選択されると、再生コンテンツのジャンルは、当該選択された撮影月に撮像されたコンテンツに対応するジャンルに絞り込まれる。図8の例では、撮影月として「2008年/3月」が選択されているので、再生コンテンツのジャンルは、「2008年/3月」に撮像されたコンテンツに対応するジャンルに絞り込まれる。そこで、CPU110は、撮影月選択エリア31で選択された撮影月に応じて、ジャンルを選別(フィルタリング)して、選別したジャンルをジャンル選択エリア32に一覧表示する。即ち、CPU110は、データテーブル130のジャンル133の列のジャンルデータ群の中から、撮影月選択エリア31で選択された撮影月に撮像されたコンテンツに対応するジャンルデータを抽出し、そのジャンルデータをジャンル選択エリア32に一覧表示する。これにより、ジャンル選択エリア32には、データテーブル130のジャンル133の列に存在するジャンルデータ群の全てではなく、上記選択された撮影月に撮像されたジャンルデータのみが一覧表示される。これにより、ジャンル選択エリア32に選択肢として表示されるジャンルを、実際に選択可能なジャンルのみに絞り込んで、ジャンルリストの個数(表示項目数)を低減できる。従って、ユーザは、ジャンル選択エリア32において、その撮影月に撮像されたコンテンツのうちの所望のジャンルを容易に見つけだして、選択できる。
加えて、CPU110は、撮影月選択エリア31における撮影月の選択操作に連動して、ジャンル選択エリア32のスクロールバー42の表示態様(大きさ、表示位置など)を変更する。詳細には、CPU110は、上記のようにして、撮影月選択エリア31で選択された撮影月に応じてジャンルを選別するとともに、当該選別されたジャンルの個数に応じて、スクロールバー42の大きさを変更する。さらに、CPU110は、上記選別されたジャンルのうち、中央カーソル37により現在選択されているジャンルのリスト内位置(表示順位)に応じて、スクロールエリア44内におけるスクロールバー42の表示位置を変更する。これにより、ユーザは、当該変更後のスクロールバー42の大きさと表示位置を確認することで、ジャンル選択エリア32に一覧表示されるジャンルの個数と、現在選択しているジャンルのリスト内位置を容易に把握できる。従って、ユーザは、ジャンル選択エリア32において、より容易に所望のジャンルを見つけだして、選択できるようになる。
以上、本実施形態に係るデータ選択画面30を用いたGUIについて説明した。本実施形態によれば、撮影月選択エリア31(第1選択エリア)とジャンル選択エリア32(第2選択エリア)で、コンテンツに関連づけられた異種のデータ項目(即ち、撮影月とジャンル)を表示する。このとき、本実施形態では、撮影月選択エリア31における撮影月の選択操作に連動して、ジャンル選択エリア32におけるジャンルリストの表示内容とスクロールバー42の表示態様を変更する。
本実施形態によれば、ユーザは、例えば上記データ選択画面30において、スクロールバー41、42を操作することにより、撮影月リスト及びジャンルリストをより円滑に選択可能となる。さらに、撮影月を選択した時点で、ジャンル選択エリア32には、該選択した撮影月に撮像されたコンテンツのジャンルが一覧表示されるため、ユーザは、余計な操作を行わずに、ジャンルを容易に選択できる。また、スクロールバー42の大きさ、表示位置は、ジャンルの項目数に応じて可変である。従って、ユーザは、スクロールバー42の大きさ、表示位置により、ジャンルリストの表示範囲を容易に把握可能であるとともに、スクロールバー42の大きさにより、ジャンルリストの項目数も容易に把握可能である。
[2.3.データ選択画面の変更例]
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施形態の変更例に係るデータ選択用のGUIについて説明する。図9は、本実施形態の変更例に係るデータ選択画面50の表示例を示す模式図である。なお、図9では、第1データ項目として「ジャンル」、第2データ項目として「撮影場所」、第3データ項目として「撮影年」を選択するデータ選択画面50を例示している。
図9に示すように、第2の実施形態の変更例に係る撮像装置100の液晶パネル104には、データ選択用のGUIであるデータ選択画面50が表示される。この図9のデータ選択画面50は、ジャンル選択エリア51(第1選択エリア)と、撮影場所選択エリア52(第2選択エリア)と、撮影年選択エリア53(第3選択エリア)と、上下ボタン54、55、56と、中央カーソル57、58、59と、選択エリア切換ボタン60、61と、決定ボタン62とを備える。ジャンル選択エリア51は、コンテンツのジャンル(第1データ項目)を一覧表示するリストボックスである。撮影場所選択エリア52は、コンテンツが撮像された場所(第2データ項目)を一覧表示するリストボックスである。撮影年選択エリア53は、コンテンツが撮像された年(第3データ項目)を一覧表示するリストボックスである。
さらに、図9のデータ選択画面50は、図2の再生日付選択画面10と同様に、ジャンル選択エリア51(第1選択エリア)に対応するスクロールバー71(第1スクロールバー)と、撮影場所選択エリア52(第2選択エリア)に対応するスクロールバー72(第2スクロールバー)と、撮影年選択エリア53(第3選択エリア)に対応するスクロールバー73(第3スクロールバー)とを備える。かかるスクロールバー71、72、73はそれぞれ、ジャンル選択エリア51、撮影場所選択エリア52、撮影年選択エリア53の一側に、スクロールエリア74、75、76内を上下方向に移動可能に設けられる。かかるデータ選択画面50のGUI部品は、第1選択エリアで選択される第1データ項目が「ジャンル」であり、第2選択エリアで選択される第2データ項目が「撮影場所」である点と、第3選択エリアで第3データ項目「撮影年」が選択可能である。これらの点を除いては、データ選択画面50のGUI部品は、図2に示した再生日付選択画面10のGUI部品と同様の機能構成を有するので、その詳細説明は省略する。
上記のようなデータ選択画面50において、ユーザは、上下ボタン54又はスクロールバー71を操作して、ジャンル選択エリア51に一覧表示されたジャンルリストの中から少なくとも1つのジャンルを選択する。すると、CPU110は、かかるジャンルの選択操作に連動して、当該選択されたジャンルに応じて、撮影場所選択エリア52に一覧表示される撮影場所リストの表示内容と、スクロールバー72の表示態様を変更する。さらに、ユーザは、上下ボタン55又はスクロールバー72を操作して、撮影場所選択エリア52に一覧表示された撮影場所リストの中から少なくとも1つの撮影場所を選択する。すると、CPU110は、かかる撮影場所の選択操作に連動して、当該選択された撮影場所に応じて、撮影年選択エリア53に一覧表示される撮影年リストの表示内容と、スクロールバー73の表示態様を変更する。
即ち、コンテンツのメタデータとしてジャンルと撮影場所と撮影年を用いて、再生コンテンツを絞り込む場合、コンテンツのジャンルが選択されると、再生コンテンツの撮影場所は、当該選択されたジャンルのコンテンツに対応する撮影場所に絞り込まれる。図9の例では、ジャンルとして「旅行」が選択されているので、再生コンテンツの撮影場所は、ジャンルが「旅行」であるコンテンツの撮影場所に絞り込まれる。そこで、CPU110は、ジャンル選択エリア51で選択されたジャンルに応じて、撮影場所を選別(フィルタリング)して、選別した撮影場所を撮影場所選択エリア52に一覧表示する。即ち、CPU110は、データテーブル130のGPSデータ135の列の撮影場所データ群の中から、ジャンル選択エリア51で選択されたジャンルのコンテンツに対応する撮影場所データを抽出し、その撮影場所データを撮影場所選択エリア52に一覧表示する。これにより、撮影場所選択エリア52には、データテーブル130のGPSデータ135の列に存在する撮影場所データ群の全てではなく、上記選択されたジャンルのコンテンツの撮影場所データのみが一覧表示される。このため、撮影場所選択エリア52に選択肢として表示される撮影場所を、実際に選択可能な撮影場所のみに絞り込んで、撮影場所リストの個数(表示項目数)を低減できる。従って、ユーザは、撮影場所選択エリア52において、そのジャンルのコンテンツのうちから、所望の撮影場所のコンテンツを容易に見つけだして、選択できる。
加えて、CPU110は、上記と同様にして、ジャンル選択エリア51におけるジャンルの選択操作に連動して、撮影場所選択エリア52のスクロールバー72の表示態様(大きさ、表示位置など)を変更する。これにより、ユーザは、当該変更後のスクロールバー72の大きさと表示位置を確認することで、撮影場所選択エリア52に一覧表示される撮影場所の個数と、現在選択している撮影場所のリスト内位置を容易に把握できる。従って、ユーザは、撮影場所選択エリア52において、より容易に所望の撮影場所を見つけだして、選択できるようになる。
さらに、撮影場所選択エリア52でコンテンツの撮影場所が選択されると、再生コンテンツの撮影年は、上記選択されたジャンル及び撮影場所のコンテンツに対応する撮像年に絞り込まれる。図9の例では、撮影場所として「九州」が選択されているので、再生コンテンツの撮影年は、ジャンルが「旅行」であり、かつ、撮影場所が「九州」であるコンテンツに対応する撮像年に絞り込まれる。そこで、CPU110は、撮影場所選択エリア52で選択された撮影場所に応じて、撮影年を選別(フィルタリング)して、選別した撮影年を撮影年選択エリア53に一覧表示する。これにより、撮影年選択エリア53には、データテーブル130の撮影日付132の列に存在する撮影日付データ群が表す撮影年全てではなく、上記選択されたジャンル及び撮影場所のコンテンツに対応する撮影年のみが一覧表示される。これにより、撮影年選択エリア53に選択肢として表示される撮影年を、実際に選択可能な撮影年のみに絞り込んで、撮影年リストの個数(表示項目数)を低減できる。従って、ユーザは、撮影年選択エリア53において、そのジャンル及び撮影場所のコンテンツのうちから、所望の撮影年に撮像されたコンテンツを容易に見つけだして、選択できる。
加えて、CPU110は、上記と同様にして、撮影場所選択エリア52における撮影場所の選択操作に連動して、撮影年選択エリア53のスクロールバー73の表示態様(大きさ、表示位置など)を変更する。これにより、ユーザは、当該変更後のスクロールバー73の大きさと表示位置を確認することで、撮影年選択エリア53に一覧表示される撮像年の個数と、現在選択している撮像年のリスト内位置を容易に把握できる。従って、ユーザは、撮影年選択エリア53において、より容易に所望の撮像年を見つけだして、選択できるようになる。
以上、本実施形態の変更例に係るデータ選択画面50を用いたGUIについて説明した。本実施形態によれば、ジャンル選択エリア51(第1選択エリア)と撮影場所選択エリア52(第2選択エリア)と撮影年選択エリア53(第3選択エリア)で、コンテンツに関連づけられた異種の3つのデータ項目(即ち、ジャンル、撮影場所、撮影年)を表示する。このとき、本実施形態の変更例では、ジャンル選択エリア51における撮影月の選択操作に連動して、撮影場所選択エリア52におけるジャンルリストの表示内容とスクロールバー72の表示態様を変更する。さらに、撮影場所選択エリア52における撮影場所の選択操作に連動して、撮影年選択エリア53における撮影年リストの表示内容とスクロールバー73の表示態様を変更する。
本実施形態の変更例によれば、ユーザは、例えば上記データ選択画面50において、スクロールバー71、72、73を操作することにより、ジャンルリスト、撮影場所リスト及び撮影年リストをより円滑に選択可能となる。さらに、ジャンルを選択した時点で、撮影場所選択エリア52には、該選択したジャンルのコンテンツに対応する撮影場所が一覧表示されるため、ユーザは、余計な操作を行わずに、撮影場所を容易に選択できる。同様に、撮影場所を選択した時点で、撮影年選択エリア53には、該選択した撮影場所で撮像されたコンテンツに対応する撮影年が一覧表示されるため、ユーザは、余計な操作を行わずに、撮影年を容易に選択できる。また、スクロールバー72、73の大きさ、表示位置はそれぞれ、撮影場所、撮影年の項目数に応じて可変である。従って、ユーザは、スクロールバー72、73の大きさ、表示位置により、撮影場所リスト、撮影年リストの表示範囲を容易に把握可能である。さらに、スクロールバー72、73の大きさにより、撮影場所リスト、撮影年リストの項目数も容易に把握可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記第1の実施形態に係る選択エリアでは、データ項目として、コンテンツが撮像された日付を一覧表示したが、本発明はかかる例に限定されない。選択エリアに一覧表示されるデータ項目は、例えば、コンテンツデータのID、タイトル、ファイル名などといったコンテンツの識別情報を表示してもよい。
また、上記第2の実施形態では、図8にて撮影月とジャンルを選択する例について説明し、図9にてジャンルと撮影場所と撮影年を選択する例について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、上記(1)〜(4)で述べたように、撮影日付132、ジャンル133、GPSデータ135、顔データ136などの各種のメタデータの中から選択された任意の2種類のデータ項目を選択するようにしてもよい。また、任意の3種類以上のデータ項目を選択するようにしてもよい。また、データ項目の選択順序は、上記図8、図9の例に限定されず、任意の順序であってよい。また、時間情報を選択項目とする場合には、時刻、日付、月、季節、年など、時間単位は問わない。
また、本発明のGUIでの選択対象となるデータは、上記実施形態のような映像コンテンツデータに限られず、例えば、音声コンテンツデータ、文書データ、ソフトウェアのプログラムデータなど、表示制御装置で取り扱い可能な任意のデータであってよい。
また、上記実施形態では、本発明の表示制御装置をビデオカメラ等の撮像装置100に適用する例について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の表示制御装置は、ビデオカメラ以外にも、例えば、デジタルスチルカメラなどの撮像装置、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯型映像プレーヤ、携帯電話、テレビジョン受像機等の情報家電など、任意の電子機器に適用可能である。
また、上記実施形態に係る表示制御装置は、データ選択用の画面を表示する表示装置(液晶パネル104)を具備していたが、本発明の表示制御装置は、かかる例に限定されない。例えば、表示制御装置は、表示装置を具備しなくてもよく、表示制御装置に接続された他の機器が具備する表示装置に、データ選択用の画面を表示させるように制御してもよい。
また、上記実施形態では、ユーザの選択操作を受け付ける入力部として、タッチパネル103を使用したが、本発明はかかる例に限定されず、例えば、キー、キーボード、マウス、その他の操作子を用いてもよい。
また、上記実施形態に係る選択エリアは、中央カーソルの位置を固定して、データ項目のリストを上下にスクロールさせて、所望のデータ項目を中央カーソルに合わせることで、データ項目を選択する方式であった。しかし、本発明はかかる例に限定されず、例えば、入力部に対するユーザ操作により、ポインタ、カーソル等の選択を移動させて、所望のデータ項目を指定することで、選択エリア内のデータ項目を選択する方式であってもよい。
1、10 再生日付選択画面
11 開始日付選択エリア
12 終了日付選択エリア
13、14、33、34、54、55、56 上下ボタン
15、17、35、37、57、58、59 中央カーソル
16、36、60、61 選択エリア切換ボタン
18、38、62 決定ボタン
21、22、41、42、71、72、73 スクロールバー
23、24、43、44、74、75、76 スクロールエリア
30、50 データ選択画面
100 撮像装置
101 撮像部
102 信号処理部
103 タッチパネル
104 液晶パネル
105 タッチスクリーン
106 圧縮/伸張回路
107 ストレージ部
110 CPU

Claims (11)

  1. 表示画面に、複数の第1データ項目を一覧表示する第1選択エリアと、前記第1選択エリアに対応する第1スクロールバーと、複数の第2データ項目を一覧表示する第2選択エリアと、前記第2選択エリアに対応する第2スクロールバーを表示させる表示制御部と、
    前記第1選択エリアに一覧表示された前記第1データ項目の中から少なくとも1つの項目を選択するための選択操作を受け付ける入力部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記第1データ項目の選択操作に連動して、前記第2選択エリアに一覧表示される前記第2データ項目と、前記第2スクロールバーの表示態様を変更する、表示制御装置。
  2. 前記表示制御部は、データテーブルに保持された1又は2以上のデータ群から、前記第1データ項目、前記第2データ項目をそれぞれ抽出して、前記第1選択エリア、前記第2選択エリアに一覧表示する、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御部は、前記データテーブルに基づいて、前記選択操作により選択された前記第1データ項目に応じて前記第2データ項目を選別し、当該選別された第2データ項目を前記第2選択エリアに一覧表示する、請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御部は、前記第2選択エリアに一覧表示される、前記選別された第2データ項目の個数に応じて、前記第2スクロールバーの表示態様を変更する、請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記第2スクロールバーの表示態様は、前記第2スクロールバーの表示位置又は大きさの少なくもいずれかである、請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 前記第1データ項目と前記第2データ項目は、同種のデータ項目であり、前記データテーブルに保持された同一のデータ群からそれぞれ抽出される、請求項2〜5のいずれかに記載の表示制御装置。
  7. 前記第1データ項目と前記第2データ項目は、異種のデータ項目であり、前記データテーブルで関連づけられた相異なるデータ群からそれぞれ抽出される、請求項2〜5のいずれかに記載の表示制御装置。
  8. 前記表示制御部は、
    前記第1選択エリアに一覧表示される前記第1データ項目の個数に応じて、前記第1スクロールバーの表示態様を変更し、
    前記第2選択エリアに一覧表示される前記第2データ項目の個数に応じて、前記第2スクロールバーの表示態様を変更する、請求項1に記載の表示制御装置。
  9. 前記データベースに保持された前記データ群は、コンテンツデータに関するメタデータであり、
    前記表示制御装置は、前記第1選択エリアで選択された前記第1データ項目及び前記第2選択エリアで選択された前記第2データ項目に対応する前記コンテンツデータを再生する再生部をさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載の表示制御装置。
  10. 表示画面に、複数の第1データ項目を一覧表示する第1選択エリアと、前記第1選択エリアに対応する第1スクロールバーと、複数の第2データ項目を一覧表示する第2選択エリアと、前記第2選択エリアに対応する第2スクロールバーを表示するステップと、
    前記第1選択エリアに一覧表示された前記複数の第1データ項目の中から1つの項目を選択するためのユーザ入力を受け付けるステップと、
    前記第1データ項目の選択操作に連動して、前記第2選択エリアに一覧表示される前記第2データ項目と、前記第2スクロールバーの表示態様を変更するステップと、
    を含む、表示制御方法。
  11. 表示画面に、複数の第1データ項目を一覧表示する第1選択エリアと、前記第1選択エリアに対応する第1スクロールバーと、複数の第2データ項目を一覧表示する第2選択エリアと、前記第2選択エリアに対応する第2スクロールバーを表示するステップと、
    前記第1選択エリアに一覧表示された前記複数の第1データ項目の中から1つの項目を選択するためのユーザ入力を受け付けるステップと、
    前記第1データ項目の選択操作に連動して、前記第2選択エリアに一覧表示される前記第2データ項目と、前記第2スクロールバーの表示態様を変更するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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