JP2010156477A - 加熱調理器 - Google Patents

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【課題】 加熱調理器の利便性を損なうことなく、時々刻々変化する作動情報等を表示可能とする。
【解決手段】 操作パネル5の表示パネル11に複数の加熱器3各々についての作動情報を同時に表示する。これにより、加熱調理器1の利便性を損なうことなく、時々刻々変化する作動情報等を表示することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、複数の加熱手段を有する加熱調理器に関するものであり、特に、同一の表示手段にて複数の加熱器の作動情報を同時に表示可能とした加熱調理器に関するものである。
加熱調理時の火力(加熱力)を自動制御可能な加熱調理器において、例えば、特許文献1に記載の発明では、7セグメント等の表示手段により、タイマー時間等の時々刻々変化する作動情報を表示している。
特開2006−242423号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、7セグメントで表示される表示手段の個数が加熱手段(ガスバーナ)の個数より少ないので、複数の加熱手段それぞれについての作動情報を表示させるには、7セグメントで表示される表示手段に表示対象の加熱手段の作動情報を切替表示させる必要があり、却って、加熱調理器の利便性が低下してしまうおそれがある。
本発明は、上記点に鑑み、加熱調理器の利便性を損なうことなく、時々刻々変化する作動情報等を表示可能とすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、複数の加熱手段(3)を有する加熱調理器であって、ユーザにより予め設定された作動態様に従って加熱手段(3)の作動を制御する制御手段(21)と、制御手段(21)により加熱手段(3)の作動が制御されている場合において、作動態様に関する作動情報が表示される表示手段(11)とを備え、表示手段(11)は、複数の加熱手段(3)各々についての作動情報を同時に表示可能であることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、複数の加熱手段(3)各々についての作動情報が同時に表示可能であるので、加熱調理器の利便性を損なうことなく、時々刻々変化する作動情報等を表示することができる。
請求項2に記載の発明では、ユーザにより作動態様が設定される際には、作動態様を設定するための設定情報が表示手段(11)に表示されることを特徴とする。
これにより、請求項2に記載の発明では、作動態様を設定するための設定情報を表示するために別途、新たな表示手段を設ける必要がないので、表示手段の個数が増大することによる設定操作時の視認性の低下を防止でき、加熱調理器の利便性を向上させることができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は、ガスバーナ等の燃焼式加熱手段を複数有する加熱調理器(ガステーブル)に本発明を適用した加熱調理器であり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る加熱調理器1の外観斜視図であり、図2は本実施形態に係る加熱調理器1の制御系のブロック図であり、図3(a)〜図3(d)、図4(a)〜図4(d)、図5(a)〜図5(d)、図6(a)〜図6(d)、図7(a)〜図7(d)、図8及び図9は表示パネル11等の表示例を示す図であり、図10は警告表示制御を示すフローチャートである。
2.加熱調理器の概略構成
2.1.加熱調理器の概要
本実施形態に係る加熱調理器1は、図1に示すように、ガスコンロ3A〜3C及びグリル3Dの複数のガスバーナを備えるガステーブルである。なお、以下、ガスバーナ3A〜3C及びグリル3Dを総称するときは、加熱器3と記す。
また、加熱調理器1は、加熱器3の火力(加熱力)を調理目的に応じて自動制御する自動制御機能を有しており、この自動制御機能を選択・設定するための操作パネル5が加熱調理器1の前面側に設けられている。
そして、本実施形態では、操作パネル5は、加熱調理器1の本体部に対して出没可能に収納されており、ユーザが自動制御機能を利用する際には、図1に示すように、ユーザは、操作パネル5を前方側に引き出して操作パネル5を操作することにより、調理目的に応じて加熱器3の選択及びその作動態様を選択・設定することができる。
なお、加熱器3の作動態様とは、例えば、「所定の火力(加熱温度)を所定時間保持した後、加熱器3を停止させる」等の作動パターンをいう。
因みに、本実施形態では、図3〜図7に示すように、「湯沸し」、「炊飯」、「揚げ物」及び「炙り調理」等の調理目的に応じて、火力とその火力を保持する時間(加熱器3の作動態様)を選択・設定することができる。
2.2.加熱調理器の制御系
図2は、本実施形態に係る加熱調理器1の制御系要部を示すブロック図である。
そして、加熱器用ガス量調整バルブ7は、加熱器3の火力を調整するためのバルブであり、この加熱器用ガス量調整バルブ7は、ガス量調整バルブ駆動回路7Aにより制御される。なお、加熱器用ガス量調整バルブ7は、機械的機構や電磁弁によってその開度を連続的に変化させる制御、又は単純にON−OFFさせる制御のいずれか又はそれらを組み合わせても用いてもよい。

因みに、図2は加熱器用ガス量調整バルブ7が1つのみ記載されているが、実際は、加熱器3毎に加熱器用ガス量調整バルブ7及びガス量調整バルブ駆動回路7Aが設けられている。
また、ガスバーナ3A〜3C用の加熱器用温度センサ9は、鍋等の直接的な加熱対象の温度を検出する温度検出手段であり、グリル3D用の加熱器用温度センサ(図示せず。)は、グリル3D内の庫内温度を検出する温度検出手段である。
また、操作パネル5は、LCD等の画像信号に基づいて任意の画像を表示することができる表示パネル11、ユーザにより回転操作されるダイヤル13、ダイヤル13の回転中心部に設けられた決定ボタン15、並びに決定ボタン15により選択決定され表示される設定メニュー画面(図3(b)等参照)や設定項目を以前の状態に戻す戻るボタン17等を有して構成されている。
因みに、ヘルプボタン19Aは、自動制御機能を選択・設定する際の操作方法や作動態様の選択に関するガイダンス(説明)を表示パネル11に表示させるための手段であり、センサ解除ボタン19Bは、予め設定された加熱器用温度センサ9により加熱器3の消火が作動する基準温度を解除し、設定温度を引き上げるための手段であり、これらのボタン19A、19Bはユーザにより直接的に操作されるものである。
また、制御回路21は、CPU、ROM、RAM及びタイマー(計時手段)等からなる周知のマイクロコンピュータにて構成されたものであり、CPUは、ROM等の不揮発性記憶手段に記憶されているプログラムを読み込んで、加熱器用温度センサ9からの出力信号、ダイヤル13及び決定ボタン15からの出力信号、センサ解除ボタン19Bからの信号、並びに予め組み込まれたプログラムに従って、各加熱器用ガス量調整バルブ7(ガス量調整バルブ駆動回路7A)及び表示パネル11の表示内容等を制御する制御手段である。
3.本実施形態に係る加熱調理器の特徴的作動
3.1.自動制御による加熱調理
自動制御機能を選択・設定すべく、操作パネル5が加熱調理器1から引き出され、ユーザがダイヤル13又は決定ボタン15等に触れると、図2に示すように、表示パネル11には、加熱器3それぞれを表すシンボル画像G1〜G4が表示された状態となる。因みに、ユーザがダイヤル13又は決定ボタン15等に触れる前の状態では、表示パネル11には、シンボル画像G1〜G4等は表示されていない。
すなわち、操作パネル5が加熱調理器1から引き出された直後においては、表示パネル11にはいずれのシンボル画像G1〜G4も表示されておらず、ダイヤル13が回転操作されると、シンボル画像G1〜G4が表示されるとともに、その回転操作量に応じて選択されたシンボル画像G1〜G4及び対応する表示箇所の表示状態が順次変更されていく。
因みに、本実施形態では、選択されたシンボル画像は、その他のシンボル画像と異なる表示形態(例えば、表示色を相違させる、又は点滅表示させる、又は選択されたシンボル画像のみ表示し、他のシンボル画像は表示しない等)となる。
そして、本実施形態では、ダイヤル13が右回転させられると、図3(a)→図4(a)→図5(a)→図6(a)→図7(a)→図3(a)の順に選択されたシンボル画像G1〜G4及び対応する表示箇所の表示状態が順次変更されていき、ダイヤル13が左回転させられると、右回転時とは逆に図3(a)→図7(a)→図6(a)→図5(a)→図4(a)→図3(a)の順に選択されたシンボル画像G1〜G4及び対応する表示箇所の表示状態が順次変更されていく。
なお、上記の説明においては、図3(a)に示す状態を起点としてシンボル画像G1〜G4及び対応する表示箇所の表示状態が変化するように説明したが、これは単に表示される順序を例示したものである。
このため、例えば図5(a)に示す状態からダイヤル13が右回転させられると、図5(a)→図6(a)→図7(a)→図3(a)→図4(a)→図5(a)の順に選択されたシンボル画像G1〜G4及び対応する表示箇所の表示状態が順次変更されていき、図5(a)に示す状態からダイヤル13が左回転させられると、右回転時とは逆に図5(a)→図4(a)→図3(a)→図3(a)→図7(a)→図6(a)の順に選択されたシンボル画像G1〜G4及び対応する表示箇所の表示状態が順次変更されていく。
そして、シンボル画像G1〜G4のうちいずれかのシンボル画像が選択された状態で、ユーザにより決定ボタン15が操作(押下)されると、対応する加熱器3の作動態様を、複数種類の自動制御機能の作動態様の中から選択・設定するための設定メニュー画面(図3(b)等参照)が表示される。
<ガスバーナ3A(左コンロ)について(図3参照)>
シンボル画像G1(ガスバーナ3A)が選択可能な状態(図3(a)参照)で、決定ボタン15が操作されると、ガスバーナ3Aにて選択可能な作動態様の設定メニュー画面(図3(b)参照)が表示される。
そして、この設定メニュー画面(図3(b)参照)が表示された状態でダイヤル13が回転操作されると、その回転操作量に応じていずれかの作動態様(「湯沸し」又は「タイマー」のいずれかのメニュー)が順次選択可能な状態にメニューの表示状態が変更される。
因みに、「湯沸し」メニューとは、水を沸騰させた後、その沸騰させた湯の温度を所定時間保持する作動態様であり、「タイマー」とは、シンボル画像G1〜G4に対応する加熱器3を点火した時から設定時間が経過したときに、加熱器3を自動的に消火する作動態様である。
次に、例えば、「湯沸し」が選択可能な状態で決定ボタン15が操作されると、沸騰させた湯の温度を保持する時間(保温時間)を設定するための設定画面(図3(c)参照)が表示され、この設定画面(図3(c)参照)が表示された状態でダイヤル13が回転操作されると、その回転量に応じて保温時間が変化する。
因みに、本実施形態では、標準(ディフォルト)の保温時間が予め設定されており、ダイヤル13が右回転させられると保温時間が増大し、ダイヤル13が左回転させられると保温時間が減少していく。
そして、所望の保温時間が表示された状態で決定ボタン15が操作されると、自動制御すべき作動態様として決定されるとともに、その決定された作動態様(メニュー)の具体的な設定内容、及びガスバーナ3Aの点火ボタンを操作すべき旨のメッセージが表示パネル11に表される(図3(d)参照)。
なお、「タイマー」が選択可能な状態で決定ボタン15が操作されると、ダイヤル13にて自動消火するまでの設定時間を設定・変更することができる。
次に、ガスバーナ3Aの点火ボタンがユーザにより操作されて、ガスバーナ3Aが実際に点火して自動制御が開始されると、表示パネル11には、図8に示すように、加熱器3それぞれに設定された作動態様に関する作動情報が表示される。
ここで、「作動態様に関する作動情報」とは、現在の火力、自動消火されるまでの残り時間、自動制御による加熱調理終了までの残り時間等の時々刻々と変化する加熱器3の作動状況の情報をいう。
以下の説明は、ガスバーナ3B、3C及びグリル3Dに関する作動態様の選択・設定に関する説明であり、具体的なメニュー(作動態様)が、ガスバーナ3Aと異なるものの、その要部はガスバーナ3Aと同じである。
<ガスバーナ3B(奥コンロ)について(図4参照)>
シンボル画像G2(ガスバーナ3B)が選択可能な状態(図4(a)参照)で、決定ボタン15が操作されると、ガスバーナ3Bにて選択可能な作動態様の設定メニュー画面(図4(b)参照)が表示される。
そして、この設定メニュー画面(図4(b)参照)が表示された状態でダイヤル13が回転操作されると、その回転操作量に応じていずれかの作動態様(「湯沸し」、「炊飯」又は「タイマー」)が順次選択可能な状態にメニューの表示状態が変更される。
次に、設定メニュー画面(図4(b)参照)で所望の作動態様が選択可能な状態に表示されたときに決定ボタン15が操作されると、この作動態様に応じて設定画面(図4(c)参照)が表示される。同様に、ダイヤル13が回転操作されて所望の作動態様を選択可能な状態に表示させるか、又は所望の時間に設定がされた後、決定ボタン15が操作されると、自動制御すべき作動態様として決定されるとともに、その決定された作動態様(メニュー)の具体的な設定内容、及びガスバーナ3Bの点火ボタンを操作すべき旨のメッセージが表示パネル11に表される(図4(d)参照)。
そして、ガスバーナ3Bの点火ボタンがユーザにより操作されて自動制御が開始されると、表示パネル11には、図8に示すように、加熱器3それぞれに設定された作動態様に関する作動情報が表示される。
<ガスバーナ3C(右コンロ)について(図5参照)>
シンボル画像G3(ガスバーナ3C)が選択可能な状態(図5(a)参照)で、決定ボタン15が操作されると、ガスバーナ3Cにて選択可能な作動態様の設定メニュー画面(図5(b)参照)が表示される。
そして、この設定メニュー画面(図5(b)参照)が表示された状態でダイヤル13が回転操作されると、その回転操作量に応じていずれかの作動態様(「揚げ物」、「湯沸し」、「炊飯」又は「タイマー」)が順次選択可能な状態にメニューの表示状態が変更される。
次に、設定メニュー画面(図5(b)参照)で所望の作動態様が選択可能な状態に表示されたときに決定ボタン15が操作されると、この作動態様に応じた設定画面(図5(c)参照)が表示される。同様に、ダイヤル13が回転操作されて所望の作動態様を選択可能な状態に表示させるか、又は所望の時間設定若しくは所望の温度に設定がされた後、決定ボタン15が操作されると、自動制御すべき作動態様として決定されるとともに、その決定された作動態様(メニュー)の具体的な設定内容、及びガスバーナ3Cの点火ボタンを操作すべき旨のメッセージが表示パネル11に表される(図5(d)参照)。
そして、ガスバーナ3Cの点火ボタンがユーザにより操作されて自動制御が開始されると、表示パネル11には、図8に示すように、加熱器3それぞれに設定された作動態様に関する作動情報が表示される。
<グリル3D(マニュアルグリル)について(図6参照)>
シンボル画像G4のマニュアルグリルが選択可能な状態(図6(a)参照)で、決定ボタン15が操作されると、グリル3Dのマニュアルグリルにて選択可能な作動態様の設定メニュー画面(図6(b)参照)が表示される。
そして、この設定メニュー画面(図6(b)参照)が表示された状態でダイヤル13が回転操作されると、その回転操作量に応じていずれかの作動態様(「グリル庫内温度」又は「タイマー」)が順次選択可能な状態にメニューの表示状態が変更される。
次に、設定メニュー画面(図6(b)参照)で所望の作動態様が選択可能な状態に表示されたときに決定ボタン15が操作されると、この作動態様に応じた設定画面(図6(c)参照)が表示される。同様に、ダイヤル13が回転操作されて、所望の温度又は所望の時間に設定がされた後、決定ボタン15が操作されると、自動制御すべき作動態様として決定されるとともに、その決定された作動態様(メニュー)の具体的な設定内容、及びグリル3Dの点火ボタンを操作すべき旨のメッセージが表示パネル11に表される(図6(d)参照)。
そして、グリル3Dの点火ボタンがユーザにより操作されて自動制御が開始されると、表示パネル11には、図8に示すように、加熱器3それぞれに設定された作動態様に関する作動情報が表示される。
<グリル3D(オートグリル)について(図7参照)>
シンボル画像G4のオートグリルが選択可能な状態(図7(a)参照)で、決定ボタン15が操作されると、グリル3Dのオートグリルにて選択可能な作動態様の設定メニュー画面(図7(b)参照)が表示される。
そして、この設定メニュー画面(図7(b)参照)が表示された状態でダイヤル13が回転操作されると、その回転操作量に応じていずれかの作動態様(炙り調理の対象となる食材等の区分)が順次選択可能な状態にメニューの表示状態が変更される。
次に、設定メニュー画面(図7(b)参照)で所望の食材等の区分(「魚」、「肉」、「野菜」、「あたため」又は「その他」)が選択可能な状態に表示されたときに決定ボタン15が操作されると、この食材等の区分に応じて食材の形態や料理の種類等の作動態様を設定する設定画面(図7(c)参照)が表示される。
同様に、ダイヤル13が回転操作されて所望の作動態様を選択可能な状態に表示された状態で決定ボタン15が操作されると、自動制御すべき作動態様として決定されるとともに、その決定された作動態様(メニュー)の具体的な設定内容、及びグリル3Dの点火ボタンを操作すべき旨のメッセージが表示パネル11に表される(図7(d)参照)。
そして、グリル3Dの点火ボタンがユーザにより操作されて自動制御が開始されると、表示パネル11には、図8に示すように、加熱器3それぞれに設定された作動態様に関する作動情報が表示される。
なお、図8では、火力表示画像Aによりグリル3Dの現在の火力、加熱器3の自動制御が終了するまでの残時間B、及び揚げ油やグリル庫内の温度等、加熱器3の作動状況が表示されている。
3.2.警告表示機能
本実施形態に係る加熱調理器1は、図示しないバッテリーや家庭用電源から電力の供給を得て、加熱器用温度センサ9及び制御回路21等が作動可能状態となって加熱器3の点火が可能となる。
そして、加熱器用温度センサ9の検出温度が所定温度以上となったときには、図9に示すように、所定温度以上の温度を検出した加熱器用温度センサ9に対応する加熱器3についての警告及びその内容が表示パネル11に表示され、ガス弁(図示せず。)が閉じられ、その加熱器3が消火される。以下、その警告表示機能制御について、図10に示すフローチャートに従って説明する。
図10に示す制御は、加熱器用温度センサ9及び制御回路21に電力が供給されると起動され、電力の供給が停止すると終了する。なお、図10に示す制御を実行するためのプログラムは、ROM等の不揮発性記憶手段に記憶されているとともに、電力の供給開始と同時に制御回路21(CPU)に読み込まれて実行される。
そして、本制御が起動されると、加熱器用温度センサ9の検出温度が所定温度を超えたか否かが判定され(S1)、検出温度が所定温度を超えていないと判定された場合には(S1:NO)、再び、S1が実行される。
一方、S1にて検出温度が所定温度を超えたと判定された場合には(S1:YES)、所定温度以上の温度を検出した加熱器用温度センサ9に対応する加熱器3(以下、この加熱器3を対象加熱器という。)についての警告及びその内容(図9参照)が表示パネル11に表示された後(S3)、タイマーによる計時が開始される(S4)。
なお、このタイマーによる計時は、警告表示を所定時間表示した後、警告表示を非表示とするためのものであるが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、加熱器用温度センサ9の検出温度が所定の温度以下となったことを判断して警告表示を非表示として、再び、S1を実行させてもよい。
そして、タイマーによる計時時間が所定時間を経過したか否かが判定され(S5)、計時時間が所定時間を経過したと判定された場合には(S5:NO)、表示パネル11に表示された表示警告が非表示状態となり(S7)、一方、計時時間が所定時間を経過していないと判定された場合には(S5:YES)、対象加熱器が再点火されたか否かが判定される(S6)。
このとき、対象加熱器が再点火されたと判定された場合には(S6:YES)、S7が実行された後、タイマーの計時が停止されるとともに、タイマー時間がリセットされ(S8)、再び、S1が実行される。一方、対象加熱器が再点火されていないと判定された場合には(S6:NO)、再び、S5が実行される。
4.本実施形態に係る加熱調理器の特徴
本実施形態では、加熱器3が加熱調理器1に配設されているようにシンボル画像G1〜G4をそれぞれ表示パネル11に表示されているので、加熱器3の配置位置を示す文字のみが表示されている場合に比べて、加熱調理時に使用対象となる加熱器3に対応するシンボル画像を直感的に選択することが可能となる。
また、本実施形態では、ダイヤル13は、ユーザによる操作量を連続的に検出するとともに、その検出された操作量に応じて選択対象となるシシンボル画像G1〜G4の表示状態を変更するので、シートキースイッチ等の押圧式スイッチを複数回押圧することにより対象となるシンボル画像を選択する手段に比べて、シンボル画像を選択するに要する操作量及び操作時間を短縮することができるとともに、ユーザはより直感的な選択・操作を行うことが可能となる。
また、ダイヤル13は、ユーザにより回転操作されるものであるので、ユーザは、ダイヤル13の操作開始位置及び操作終了位置等を意識することなく、現在の状態からの回転量及び回転の向きにより、シンボル画像を選択することができ、ユーザは更に直感的な選択・操作を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、3つのシンボル画像G1〜G3が三角形の頂点に位置するように配置されているので、N(3以上の自然数)個のシンボル画像G1〜G3がN角形の頂点に位置するように配置されていることとなり、ユーザは、シンボル画像G1〜G3の配置関係からダイヤル13を回転させて目的のガスバーナを直感的に把握することができ、操作性を更に向上させることができる。
また、本実施形態では、ダイヤル13は、選択されたシンボル画像G1〜G4に対応する加熱器3の作動態様を、複数種類の作動態様の中から選択・設定するためのメニュー選択機能も有しているので(例えば、図3(b)〜図3(d)等参照)、メニューを選択するための操作部の個数が増大してしまうことを防止でき、加熱調理器1の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態では、表示パネル11に警告内容を表示させるので、ユーザは、警告内容を容易に把握することができる。
また、本実施形態では、複数の加熱器3各々についての作動情報を同時に表示可能であるので、加熱調理器1の利便性を損なうことなく、時々刻々変化する作動情報等を表示することができる。
また、本実施形態では、ユーザにより作動態様が設定される際には、作動態様を設定するための設定情報(例えば、図3(b)〜図3(d)等参照)が表示パネル11に表示されるので、作動態様を設定するための設定情報を表示するために別途、新たな表示手段を設ける必要がない。したがって、設定操作時の視認性の低下を防止できるので、加熱調理器1の利便性を向上させることができる。
(第2実施形態)
上述の実施形態では、ユーザによる操作量を連続的に検出するに当たり、ユーザにより回転操作されるダイヤル13を採用したが、本実施形態は、図11に示すように、平行移動可能なスライド操作部13Aにより、ユーザによる操作量を連続的に検出するように構成したものである。
なお、図11では、スライド操作部13Aは、紙面左右方向に平行移動可能なものであるが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、紙面上下方向に平行移動可能なものであってもよい。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では加熱器3として、ガスバーナ等の燃焼式加熱手段を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばIH(誘導加熱)方式の加熱手段を採用してもよい。
また、操作パネル5の搭載位置は、図1に示された位置に限定されるものではない。
また、各シンボル画像G1〜G4の配置位置は、図2等に示されたものに限定されるものではない。さらに、操作パネル5から表示パネル11部分を分離し、その分離した表示パネル11を加熱調理器の天板面に配置してもよい。
また、操作パネル5を介して選択・設定される作動態様(メニュー)は、上述の実施形態に示されたものに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、ダイヤル13及びスライド操作部13A等の選択手段を表示パネル11とは別の操作手段として構成したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、表示パネル11をタッチパネルにて構成し、表示パネル11を表示手段及び選択手段として機能させてもよい。
なお、タッチパネルとは、ユーザが表示パネル11に触れたか否か、及び触れた位置を検出する機能を有するもので、この機能を介してユーザによる操作を検出し、選択手段を構成する。
また、ユーザにより操作されるダイヤル13又はスライド操作部13A等の選択手段として、平板状のセンサを指でなぞることによって操作が可能となるタッチパッドを用いてもよい。
また、加熱調理器1に主電源スイッチを設けて電力の供給又は遮断を可能にすることにより、電力消費を抑制する構成としてもよく、特に、バッテリーを電源とする場合に効果的である。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る加熱調理器1の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る加熱調理器1の制御系のブロック図である。 (a)〜(d)は本発明の実施形態に係る表示パネル11等の表示例を示す図である。 (a)〜(d)は本発明の実施形態に係る表示パネル11等の表示例を示す図である。 (a)〜(d)は本発明の実施形態に係る表示パネル11等の表示例を示す図である。 (a)〜(d)は本発明の実施形態に係る表示パネル11等の表示例を示す図である。 (a)〜(d)は本発明の実施形態に係る表示パネル11等の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示パネル11等の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示パネル11等の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る警告表示制御を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る操作パネル5を示す図である。
符号の説明
1…加熱調理器、3…加熱器、3A、3B、3C…ガスバーナ、3D…グリル、
5…操作パネル、7…加熱器用ガス量調整バルブ、
7A…ガス量調整バルブ駆動回路、9…加熱器用温度センサ、11…表示パネル、
13…ダイヤル、13A…スライド操作部、15…決定ボタン、
19A…ヘルプボタン、19B…センサ解除ボタン、21…制御回路。

Claims (2)

  1. 複数の加熱手段を有する加熱調理器であって、
    ユーザにより予め設定された作動態様に従って前記加熱手段の作動を制御する制御手段と、
    前記制御手段により前記加熱手段の作動が制御されている場合において、前記作動態様に関する作動情報が表示される表示手段とを備え、
    前記表示手段は、前記複数の加熱手段各々についての前記作動情報を同時に表示可能であることを特徴とする加熱調理器。
  2. ユーザにより前記作動態様が設定される際には、前記作動態様を設定するための設定情報が前記表示手段に表示されることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
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