JP2007315698A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置を利用して関連操作子を特定できるようにして、誤操作をなくし使い勝手をよくするなど操作性を向上する。
【解決手段】加熱条件の設定や指示を行う第1の操作子であるスチームキー16と、このスチームキー16の周りを取り囲むようにリング状の表示装置18を配設し、更にその周りに隣接して前記スチームキー16に関連した調理形態を選択操作可能とする第2の操作子として、レンジ調理キー17a,オーブン調理キー17b,グリル調理キー17c,お好み温度調理キー17dを配置した構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱調理する際の操作子の操作性の改良を図った加熱調理器に関する。
一般に被加熱物を加熱する加熱手段を備えた加熱調理器では、調理器本体の前面側に操作パネルを配設し、加熱調理するために操作子として各種の操作キーを備えている。そして、被加熱物を調理する加熱手段にしてもマグネトロンによる高周波加熱、シーズヒータなどによるヒータ加熱、更にはスチーム加熱などの加熱手段を備え、バリエーションに富んだ加熱調理を可能とし、市場のニーズに対応している。しかるに、その反面、操作パネルにはスタートキー、時間設定キー、温度設定キーをはじめ、各種の調理形態を選択設定する複数の操作キーなど、多くのキーを備えキー操作を難しくしている。
そこで、利用頻度の多い例えば、スタートキーの操作により該キーの回りに点灯表示する表示装置を設け、更には点滅や回転表示などの表示バリエーションの自由度を高めるなどして使い勝手を良くし、少なくともスタートキーが操作されたことを使用者は容易に視認でき、操作性の向上を図った提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−361042号公報
しかしながら、上記構成では複数の加熱調理を選択設定する多くの操作子に対する操作性の改善、例えば誤操作や複数のキー操作を要する場合も多いことから、スタートキー以外の更なる操作性の改善および使い勝手の改善が求められている。
本発明は上記問題点を解決するため、表示装置を利用して次に操作する関連操作子を特定できるようにするなど、誤操作がなくて使い勝手を良くし操作性に優れた加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、
被加熱物を収容する加熱室と、
被加熱物を加熱する加熱手段と、
操作により加熱条件の設定や指示を行う第1の操作子と、
この第1の操作子の操作設定に関連した調理形態を選択操作可能な複数の第2の操作子であって、
この複数の第2の操作子は、第1の操作子を操作したあとに操作された場合、第1の操作子により設定又は指示された加熱条件が取り入れられるとともに、第1の操作子が操作されることなく第2の操作子の加熱条件の設定又は指示が可能であり、
前記第1の操作子の操作がされた場合、前記第2の操作子の位置を点灯表示する表示装置と、
を具備してなることを主たる特徴とするものである。
上記手段によれば、第1の操作子による設定内容に応じ、これに関連した調理形態を選択操作可能とする第2の操作子を表示装置で点灯表示でき、次ぎの操作を誤操作することなく設定でき操作性が向上する。しかも、第1の操作子が操作されることなく第2の操作子の単独操作に基づく加熱条件の設定等ができるようにしたので、各種の操作子を配備する操作パネル面を有効に利用できるとともに、加熱調理のバリエーションを高め得ながら操作も容易にできる加熱調理器を提供できる。
以下、本発明の一実施例を示す図1ないし図5を参照して説明する。
まず、加熱調理器全体の概略構成につき図2に示す開扉状態の外観図に基づき説明すると、箱状の調理器本体1の内部には被加熱物を収容する加熱室2が形成されており、調理器本体1の前面には加熱室2を開閉するための扉3が設けられている。同調理器本体1の前面において、前記扉3の右横には、操作パネル4(詳細は後述する)が設けられている。この操作パネル4の後方で、加熱室2の右横には図示しない機械室が形成され、通常レンジ調理と称する加熱調理の加熱手段である周知のマグネトロン25(図5参照)をはじめ、マグネトロン25などを冷却する冷却ファンや、マイクロコンピュータ等からなる後述する制御回路5(図5参照)などを配備している。
一方、加熱室2内の底部には、ターンテーブル6が着脱可能に配設され、外底部下面に設けられたターンテーブルモータ(図示せず)により回転駆動される。また、加熱室2の後面には通風孔7が設けられ、その背面側に設けられたファンと電気ヒータ(いずれも図示せず)からなる熱風供給装置にて生成された熱風を加熱室2内に供給するとともに、循環させる構成としており、所謂オーブン調理を可能としている。依って、図示しないこの熱風供給装置はオーブン加熱手段26(図5参照)を備えた構成としている。
更に、加熱室2の左側面にはスチーム吐出口8が設けられ、図示しないが水をシーズヒータで加熱してスチームを発生するスチーム発生器を備え、これはスチーム調理用の所謂スチーム加熱手段27(図5参照)を備えた構成としている。また、加熱室2の天井部分にはグリル調理用のグリル加熱手段28(図5参照)として機能する面状ヒータ(図示せず)を備えている。
ここで、前記操作パネル4の具体構成につき述べる。
この操作パネル4には、図3に拡大して示すように複数の操作子が配設され、ほぼ中央部には押圧操作を可能とする円形状のスタートキー9が設けられ、その上部に押圧操作により複数の調理メニューから選択設定して自動的に加熱調理を行なう自動調理キー10a,10b,10c,10dが配設されている。また、スタートキー9の下方側には押圧操作による取消キー11、および複数の関連するキー群を円形状に配置してなる複合操作キー12(詳細は後述する)、更に最下部には回動操作による所謂ダイヤル式の時間設定キー13が配設され、この時間設定キー13のダイヤル操作に対応してロータリーエンコーダ15(図5参照)が設けられている。このロータリーエンコーダ15は、時間設定キー13の回動操作に連動して回転量に応じたパルスを発生して制御回路5に入力するようになっており、制御回路5はそのパルス数に応じて時間を設定する。なお、この時間設定キー13は、他に異なる方向の回動操作により温度設定も可能としている。そして、操作パネル4の最上部には液晶ディスプレイ14が設けられ、各操作子による設定条件や調理経過などの情報を表示する。
ここで、前記した複合操作キー12の本実施例における具体的構成につき、図1の拡大図および図4の縦断側面図を参照して説明する。
まず、図1では同図(a)および(b)に操作の進展による異なる表示状態を示している。しかるに、複合操作キー12の具体的キーの組合せ例として述べると、先ず中央部に円形状のスチームキー16を配設し、その周りを取り囲むようにリング状に配設され点灯表示する表示装置18が配置され、その周りにレンジ調理キー17a,オーブン調理キー17b,グリル調理キー17c,お好み温度調理キー17dを環状配置した構成としている。従って、スチームキー16は、最初に操作される第1の操作子として加熱制御に関連する条件の設定や指示を行う操作キーで、ここでは前記スチーム加熱手段27による加熱制御が設定され、所謂スチーム調理(蒸し料理)を可能としている。
これに対して、前記表示装置18を介してレンジ調理キー17a(〜17d)などによる調理形態を選択し設定可能とした第2の操作子を配設している。これらの調理メニューは、上記第1の操作子たるスチームキー16により設定されたスチーム加熱を伴うオーブン調理やレンジ調理などの関連する調理形態が設定されている。しかるに、表示装置18はスチームキー16が押圧操作されたとき、環状に点灯表示し、スチームキー16(第1の操作子)に関連する調理形態のレンジ調理キー17aなど(第2の操作子)の位置や領域を指し示すものである。
従って、スチームキー16を押圧操作すると表示装置18が点灯し、関連するレンジ調理キー17a〜お好み温度調理キー17dの位置を表示するもので、この点灯表示した状態を交差状にハッチングして図1(a)に示している。同時に、本実施例ではこの点灯表示によりスチームキー16が操作されたことを併せて知らせる機能をも有している。そして、続いて例えばレンジ調理キー17aを選択して操作したとき、表示装置18は該レンジ調理キー17aに隣接した領域のみの表示部、所謂単位表示部18a(詳細は後述する)が点灯表示するようにしており、この状態を同図(b)に示している。因みに、この後、時間等を必要に応じ設定した後、前記スタートキー9を操作して加熱調理が開始されると、上記単位表示部18aは例えば点滅表示し、その進展状態を把握できるようにしている。
上記表示装置18の具体構成につき、特に図4の縦断側面図も参照して説明する。この表示装置18は、4個の発光ダイオード19a〜19d(一部のみ図示)が点灯制御されることに基づき機能し、これら各発光ダイオード19a〜19dは、上記レンジ調理キー17a,オーブン調理キー17b,グリル調理キー17c,お好み温度調理キー17dの各キーに対応して配設され、例えばレンジ調理キー17aでは1個の発光ダイオード19aが対応して配設され、これのみが点灯表示することで単位表示部18aとして機能するもので、上記以外の単位表示部18b,18c,18dも同様の構成である。依って、表示装置18は、リング状に配置された単位表示部18a〜18dにより構成され、レンジ調理キー17aなどの個々の調理キーに隣接して対応する個々の表示を可能としている。
しかるに、図4に示すように各発光ダイオード19a,19b,19c,19dは、各々が光干渉しないように、つまり単一に表示できるように周りに遮光処理を施したホルダ20に囲まれ支持されるとともに、上部には操作パネル4と同一面を形成するように光透過フィルタ21が被着され、以って単位表示部18a〜18dが夫々形成され、全体に表示装置18として構成されている。そして、複合操作キー12の裏面側にはPC板22が配置され、該PC板22に前記発光ダイオード19a〜19dをはじめ、スチームキー16が押圧操作されたとき動作するスイッチ23、およびレンジ調理キー17a,オーブン調理キー17b,グリル調理キー17c,お好み温度調理キー17dが選択的に押圧操作されたとき動作するスイッチ24a〜24d(24a,24cのみ図示)を実装している。その他、図示しないが図3に開示したスタートキー9や自動調理キー10などの各種の操作キーに対応したスイッチが設けられている。なお、上記発光ダイオード19a〜19dは、いずれも同一発光色としている。
図5には、本実施例における主要な電気的構成のブロック図を示している。制御回路5はマイクロコンピュータ及び駆動回路並びにA/Dコンバータなどを含んで構成されており、加熱運転制御手段や表示制御手段として機能する。そして、この制御回路5には前記操作パネル4に配備された各種操作キーのスイッチ入力回路29を経た操作信号やロータリーエンコーダ15のパルス信号などが入力され、およびサーミスタ30による温度検知信号等が入力される。なお、サーミスタ30は、オーブン調理時などの温度制御のため加熱室2内の温度を検知するものである。
上記のような入力信号に基づき制御回路5は、そのマイクロコンピュータのメモリに保有した運転プログラムに基づき、前記した加熱手段であるマグネトロン25、オーブン加熱手段26、グリル加熱手段28、スチーム加熱手段27、および液晶ディスプレイ14や発光ダイオード19(19a〜19d)等を制御するようにしている。
次に、上記構成の加熱調理器の作用について説明する。
特には、本実施例の特徴とする複合操作キー12における使い勝手につき例示すると、例えば、肉まんなどをしっとりと温めたい調理を行なう場合には、スチーム加熱を伴うレンジ調理が必要である。そこで、まず第1の操作子であるスチームキー16を押圧操作する。すると、発光ダイオード19(19a〜19d)が点灯発光し、リング状の表示装置18全体による表示が行なわれる。この表示により、使用者はスチームキー16を操作したことを確認できるとともに、点灯表示された表示装置18の周りに隣接した第2の操作子として調理形態選択メニューとして機能するレンジ調理キー17a,オーブン調理キー17b,グリル調理キー17c,お好み温度調理キー17dが、スチーム調理に関連する調理形態メニューであることを確実に知得できる。前記したように図1(a)は、このスチームキー16が操作され、表示装置18が点灯表示された状態を示している。
次いで、第2の操作子であるレンジ調理キー17aを選択して押圧操作する。これにより、表示装置18は当該レンジ調理キー17aに対応した単位表示部18aのみが点灯表示される。すなわち、発光ダイオード19aのみが点灯状態に維持され、他は消灯するもので、この表示状態を図1(b)に示している。そして、時間設定キー13を回動操作して時間設定を行なった後、スタートキー9を押圧操作する。制御回路5は、肉まんをスチーム加熱とマグネトロン25による高周波加熱を採用した加熱調理すべく、運転プログラムに基づき調理を開始する。この運転中、図示しないが上記単位表示部18aが例えば点滅表示するように発光ダイオード19aを制御し、加熱運転中であることを知らせる表示として機能させてもよい。しかして、スチーム加熱を併用したので、高周波加熱のみによる加熱調理では乾燥した仕上がり傾向にあった肉まんは、しっとりとした仕上がり状態に温めることができる。
上記以外に、スチーム加熱を併用した加熱調理としては、例えばフランスパンを焼く場合にも好適する。この場合には、スチームキー16の操作後、オーブン調理キー17bを選択して押圧操作する。表示装置18による表示機能は上記と同様に機能するとともに、焼き上がったフランスパンは香ばしく美味で仕上がり良好なパンとして提供できる。その他、ごはんをあたためる場合にも好適し、ラップなしでも炊き立ての状態にあたためることができる。
なお、第2の操作子としてのお好み温度調理キー17dの機能につき説明すると、これはマグネトロン25による加熱手段を採用する点で、上記レンジ調理キー17aと同様であるが、更に使用者が好みの温度に設定ができるもので、例えば標準よりも熱い、所謂熱々の飲み物などを希望する場合に好適する温度条件の設定を可能としている。
ところで、本実施例では複合操作キー12による上記以外の使い勝手も可能である。その一つに、例えばスチーム加熱手段27のみを利用した単独のスチーム調理に利用できる。この場合は、スチームキー16の操作後に時間設定キー13、そしてスタートキー9を操作することで、スチーム調理(所謂蒸し調理)のみを単独実行することができる。また、スチーム加熱を不要とする加熱調理も可能である。この場合は、斯かる第1の操作子を操作することなく直ちに第2の操作子たるレンジ調理キー17aなどのうちから希望する調理形態メニューを選択して設定操作し、以降同様に時間設定キー13、そしてスタートキー9を順次操作することで、第2の操作子のみによる加熱調理が実現できる。
以上説明したように、本実施例によれば次の効果を有する。
本実施例では複合操作キー12として、加熱制御に関連する条件の設定や指示を行う第1の操作子としてスチームキー16と、このスチームキー16の周りを取り囲むようにリング状の表示装置18を配設し、更にその周りに隣接して前記スチームキー16に関連した調理形態を選択操作可能とする第2の操作子として、レンジ調理キー17a,オーブン調理キー17b,グリル調理キー17c,お好み温度調理キー17dを配置した構成としたので、複数の各種キーをコンパクトに配備できる点で有効である。
特に、第1の操作子たるスチームキー16による設定内容に関連した調理形態を選択可能とする第2の操作子たるレンジ調理キー17aなどを、スチームキー16の操作に基づき隣接する表示装置18にて点灯表示でき、誤操作することなく関連する適正なキー選択ができ操作性が向上する。しかも、本実施例では表示装置18の点灯表示により、スチームキー16が操作されたことが確認できるばかりか、操作段階の進み具合を表示状態により確認でき、従って操作する途中に時間的な待機状態があっても表示状態から状況判断が容易にでき、次の操作を誤ったりすることがなく使い勝手が良好となる。
しかも、第2の操作子としてのレンジ調理キー17a〜お好み温度調理キー17dは、第1の操作子によるスチーム加熱と併用可能な複合的な調理形態メニューである他に、単独使用できる選択メニューでもあるので、多機能に応答した各操作キーをコンパクトに配置でき、加熱調理のバリエーションを高め得るとともに、配置スペースに制限がある操作パネル4の表面積を、液晶ディスプレイ14の配置も含め有効に利用できる。
上記実施例に対し、図6、図7は、夫々異なる変形例を示す図1(a)相当図で、上記実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分につき説明する。
これら変形例は、上記実施例ではスチームキー16を中央に、表示装置18およびレンジ調理キー17a〜お好み温度調理キー17dを円形状に配置した構成であるのに対し、角枠状の表示装置とし、該表示装置の表示枠内に少なくとも第2の操作子を配置した構成としている。
まず、図6に示す変形例は、第1および第2の操作子からなる複合操作子31を、全て角枠状の表示装置32で取り囲む構成としたものである。図示するように、第1の操作子である矩形状のスチームキー33を約左半分の領域に配置し、約右半分に第2の操作子たるレンジ調理キー34a,オーブン調理キー34b,グリル調理キー34c,お好み温度調理キー34dを縦列配置した構成にある。
斯かる構成によれば、第1、第2の操作子の機能については上記実施例と共通であり、同様にバリエーションに富んだ加熱調理ができる。しかるに、このものは表示装置32が全ての操作子を囲んだ構成にあり、スチームキー33を押圧操作したとき、表示装置32の点灯表示は、図6に示すように該スチームキー33を操作したことの確認とともに、このスチーム加熱に関連するレンジ調理キー34aなどの第2の操作子の表示枠内の位置を明確に指し示す。従って、続いて行なう第2の操作子における例えばレンジ調理キー34aを選択した押圧操作も容易に確実にできる。そして、運転開始に伴い表示装置32が点滅して加熱調理が開始されたことを表示する。このように、上記実施例に対し個々の操作子を表示するには不向きであるが、他の操作性やコンパクトな配置構成など上記実施例とほぼ同様の作用効果が期待できる。
一方、図7に示す他の変形例は、第1の操作子たるスチームキー35を、表示装置36およびその内部に配置した第2の操作子とは、やゝ離間した配置の複合操作子38の構成としたものである。
従って、スチームキー35の周りには表示手段がないが、該スチームキー35を操作したとき、第2の操作子たるレンジ調理キー37a,オーブン調理キー37b,グリル調理キー37c,お好み温度設定キー37dを全て取り囲む表示装置36が点灯表示されることで、スチームキー35が操作されたことを確認できるとともに、関連する調理形態の選択メニューが明解に示され、上記した変形例とほぼ同様の作用効果が期待できる。
ところで、これら変形例では個々の操作子の操作に応じた表示が不向きであるとしたが、表示装置32,36は、例えば連続点灯表示、点滅表示、回転表示などの制御が可能なので、操作の進展に応じた表示が可能であることから、これにより操作状態でもある状況判断を容易に確認することができる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されず、例えば表示装置はリング状とか角枠状に限らず、少なくとも第1の操作子の操作により第2の操作子の位置を特定できる点灯表示する形態であればよく、種々変形して実施できる。また、第1,第2の操作子もCRTディスプレイなどのタッチパネルや機械的な押し釦タイプでもよいし、且つ該操作子を有する操作パネルは扉に設けられた構成でもよい。
その他、第1,第2の操作子は異なる加熱手段の複合的な組合せに限らず、例えば第1の操作子として「あたためキー」とし、これに関連した第2の操作子には具体的な調理形態を示すメニュー表示、例えば「ごはんキー」、「生解凍(肉)キー」、「スープキー」などを選択する操作子を配置してもよいなど、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
本発明の一実施例における操作に応じた表示状態(a),(b)を示す要部の拡大図 開扉状態の加熱調理器の全体構成を示す外観図 操作パネルの拡大図 要部の縦断側面図 電気的構成を示すブロック図 変形例を示す図1(a)相当図 他の変形例を示す図1(a)相当図
符号の説明
図面中、1は調理器本体、2は加熱室、4は操作パネル、5は制御回路、12,31,38は複合操作キー、16,33,35はスチームキー(第1の操作子)、17a,34a,37aはレンジ調理キー(第2の操作子)、17b,34b,37bはオーブ調理キー(第2の操作子)、17c,34c,37cはグリル調理キー(第2の操作子)、17d,34d,37dはお好み温度調理キー(第2の操作子)、18,32,36は表示装置、18a〜18dは単位表示部、および19(19a〜19d)は発光ダイオードを示す。

Claims (2)

  1. 被加熱物を収容する加熱室と、
    被加熱物を加熱する加熱手段と、
    操作により加熱条件の設定や指示を行う第1の操作子と、
    この第1の操作子の操作設定に関連した調理形態を選択操作可能な複数の第2の操作子であって、
    この複数の第2の操作子は、第1の操作子を操作したあとに操作された場合、第1の操作子により設定又は指示された加熱条件が取り入れられるとともに、第1の操作子が操作されることなく第2の操作子の加熱条件の設定又は指示が可能であり、
    前記第1の操作子の操作がされた場合、前記第2の操作子の位置を点灯表示する表示装置と、
    を具備してなることを特徴とする加熱調理器。
  2. 第1の操作子の周りに表示装置を配置し、該表示装置の周りに第2の操作子を配置したことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
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