JP2010154479A - 立体画像再生装置、立体画像再生プログラム、撮像装置 - Google Patents

立体画像再生装置、立体画像再生プログラム、撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することが可能な立体画像再生装置を提供する。
【解決手段】システム制御部11は、立体画像Aの再生中に立体画像Bの再生指示がなされた場合、立体画像Aを再生するのに必要な立体画像データaと、立体画像Bを再生するのに必要な立体画像データbとに基づいて、中間画像を再生するのに必要な中間画像データを準備し(ステップS5)、この中間画像データを表示部23に出力して中間画像を再生した後(ステップS6)、立体画像データbを表示部23に出力して立体画像Bを再生する(ステップS8)。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の画像データで構成される立体画像データを表示手段に出力して立体画像の再生を行う再生手段を有する立体画像再生装置、立体画像再生プログラム、及びこの立体画像再生装置を備える撮像装置に関する。
従来、複数の視点に対応する複数の撮像手段で撮影して得られた複数の画像データを、レンティキュラレンズを貼り付けた表示パネルに合成して表示することで、立体視を可能にしたデジタルカメラが提案されている(特許文献1参照)。
このようなデジタルカメラにおいては、再生中の立体画像を別の立体画像に切り替える際、切り替え前後で主要被写体の視差が変化してしまう。このため、立体画像を閲覧する際に疲労や違和感を伴ってしまう。これは、デジタルカメラに限らず、立体視可能な表示部で立体画像を再生する電子機器全般に言えることである。
特開2008−167066号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することが可能な立体画像再生装置、立体画像再生プログラム、及びこの立体画像再生装置を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の立体画像再生装置は、立体画像データを表示手段に出力して立体画像の再生を行う再生手段を有する立体画像再生装置であって、第一の立体画像の再生中に第二の立体画像の再生指示がなされた場合、前記第一の立体画像を再生するのに必要な第一の立体画像データと、前記第二の立体画像を再生するのに必要な第二の立体画像データとに基づいて、第三の立体画像を再生するのに必要な第三の立体画像データを準備する画像データ準備手段を備え、前記再生手段は、前記再生指示に応じて、前記第三の立体画像データを前記表示手段に出力して前記第三の立体画像を再生した後、前記第二の立体画像データを前記表示手段に出力して第二の立体画像を再生する。
本発明の立体画像再生プログラムは、コンピュータを、前記立体画像再生装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
本発明の撮像装置は、複数の撮像手段と、前記複数の撮像手段の各々から得られた画像データを立体視可能に表示する表示手段と、前記立体画像再生装置とを備える。
本発明によれば、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することが可能な立体画像再生装置、立体画像再生プログラム、及びこの立体画像再生装置を備えた撮像装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の一例であるデジタルカメラの概略構成を示す図である。図示するデジタルカメラの撮像系は、右眼撮像系と左眼撮像系とを含む。右眼撮像系には撮影レンズ1Rと、固体撮像素子5Rと、この両者の間に設けられた絞り2Rと、赤外線カットフィルタ3Rと、光学ローパスフィルタ4Rとが含まれる。左眼撮像系には撮影レンズ1Lと、固体撮像素子5Lと、この両者の間に設けられた絞り2Lと、赤外線カットフィルタ3Lと、光学ローパスフィルタ4Lとが含まれる。図1に示すデジタルカメラは、このような撮像系を有することにより、同一被写体を複数視点(図1では左右二つの視点を例示)から撮影可能となっている。
デジタルカメラの電気制御系全体を統括制御するシステム制御部11は、所定のプログラムによって動作するプロセッサを主体に構成されている。システム制御部11は、フラッシュ発光部12を制御し、レンズ駆動部8を制御して撮影レンズ1R,1Lの位置をフォーカス位置に調整したりズーム調整を行ったりし、絞り駆動部9を介し絞り2R,2Lの開口量を制御して露光量調整を行ったりする。
又、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を介して固体撮像素子5R,5Lを駆動し、撮影レンズ1R,1Lを通して撮像した被写体画像を撮像信号として出力させる。システム制御部11には、操作部14を通してユーザからの指示信号が入力される。
デジタルカメラの電気制御系は、更に、固体撮像素子5Rの出力に接続された相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部6Rと、このアナログ信号処理部6Rから出力された撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路7Rと、固体撮像素子5Lの出力に接続された相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部6Lと、このアナログ信号処理部6Lから出力された撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路7Lとを備え、これらはシステム制御部11によって制御される。
更に、このデジタルカメラの電気制御系は、メインメモリ16と、メインメモリ16に接続されたメモリ制御部15と、A/D変換回路7R,7Lから出力される撮像信号にそれぞれ所定のデジタル信号処理(補間演算やガンマ補正演算,RGB/YC変換処理等)を行って画像データを生成するデジタル信号処理部17と、デジタル信号処理部17で生成された画像データをJPEG形式に圧縮したり圧縮画像データを伸張したりする圧縮伸張処理部18と、後述する立体画像再生時に用いる中間画像データが登録される中間画像データベース19と、着脱自在の記録媒体21が接続される外部メモリ制御部20と、画像データを立体視可能に表示する表示部23が接続される表示制御部22とを備え、これらは、制御バス24及びデータバス25によって相互に接続され、システム制御部11からの指令によって制御される。
以下の説明では、A/D変換回路7Rから出力されてデジタル信号処理を施して得られた画像データを右眼用画像データと言い、A/D変換回路7Lから出力されてデジタル信号処理を施して得られた画像データを左眼用画像データと言う。これら右眼用画像データと左眼用画像データは、互いに関連付けられ、又は、デジタル信号処理部17により合成されて1つの立体画像データとして記録媒体21に記録される。また、立体画像データには付属情報が付加されて記録される。付属情報とは、立体画像データに基づく立体画像に含まれる主要被写体の位置(主要被写体の中心点の画面上での座標値)や、その位置によって決まる主要被写体の両眼視差(輻輳角と同義、以下、単に視差という。)等の情報を含む。これらの情報は、撮影時にシステム制御部11で求めておいても良いし、撮影後に画像処理等によって求めておいても良い。
中間画像データベース19には、主要被写体は同一のデータであるが、その主要被写体の視差がそれぞれ異なる多数の中間画像データが記録されている。この中間画像データは、表示部23において立体画像を再生するのに必要な右眼用画像データ及び左眼用画像データと主要被写体の視差情報とで構成されている。中間画像データベース19には、視差の取り得る値の数だけ中間画像データが記録されている。
表示部23は、かまぼこ状のレンズ群を有したいわゆるレンティキュラレンズが前面に配置されたカラー液晶パネル等の表示装置である。この表示部23は、撮影済み画像を表示するための画像表示部として利用されるとともに、各種設定時にGUIとして利用される。また、撮影時には、固体撮像素子5R,5Lで捉えた画像がスルー表示され、電子ファインダとして利用される。
図2は、表示部23で立体視表示が可能となる仕組みについて説明するための図である。表示部23の前面(観者の視点(左眼EL、右眼ER)が存在するz軸方向)には、レンティキュラレンズ24aが配置されている。レンティキュラレンズ24aは、複数の円筒状凸レンズを図2中のx軸方向に連ねることで構成される。
表示部23に表示される立体画像の表示領域は、右眼用短冊画像表示領域24Rと左眼用短冊画像表示領域24Lとから構成されている。右眼用短冊画像表示領域24R及び左眼用短冊画像表示領域24Lは、それぞれ画面の図2中y軸方向に細長い短冊形状をしており、図2中x軸方向に交互に配置される。
レンティキュラレンズ24aの各凸レンズは、観者の所与の観察点を基準として、それぞれ一組の右眼用短冊画像表示領域24R及び左眼用短冊画像表示領域24Lを含む短冊集合画像表示領域24cに対応した位置に形成される。
図2では、観者の右眼ERには、レンティキュラレンズ24aの光屈折作用により、表示部23の右眼用短冊画像表示領域24Rに表示された右眼用短冊画像が入射される。また、観者の左眼ELには、レンティキュラレンズ24aの光屈折作用により、表示部23の左眼用短冊画像表示領域24Lに表示された左眼用短冊画像が入射される。したがって、観者の右眼は右眼用短冊画像のみを、観者の左眼は左眼用短冊画像のみを見ることになり、これら右眼用短冊画像の集合である右眼用画像及び左眼用短冊画像の集合である左眼用画像による左右視差により立体視が可能となる。
図1に示すデジタルカメラでは、システム制御部11が画像再生プログラムを実行することにより、記録媒体21に記録されている画像データの再生時に以下に説明するような処理を実施する。
図3は、図1に示すデジタルカメラの画像再生時の動作フローを示す図である。
画像再生モードに設定され、右眼用画像データaRと左眼用画像データaLからなる立体画像データaの再生指示が操作部14からなされると、システム制御部11は記録媒体21に記録されている右眼用画像データaRと左眼用画像データaLをメインメモリ16に読み出し、これらを圧縮伸張処理部18にて伸張する。システム制御部11は、伸張後の右眼用画像データaRと左眼用画像データaLを表示用の形式に変換後、右眼用画像データaRを右眼用短冊画像表示領域24Rに表示させ、左眼用画像データaLを左眼用短冊画像表示領域24Lに表示させる。これにより、表示部23には立体画像データaに基づく立体画像Aが表示され(ステップS1)、立体画像Aの再生が行われる。なお、立体画像データが右眼用画像データと左眼用画像データを予め合成済みのデータである場合には、そのデータを表示用の形式に変換後、表示部23に出力するだけで立体画像が再生される。
立体画像Aの再生中、操作部14の操作により、右眼用画像データbRと左眼用画像データbLを含んで構成されている立体画像データbへの再生切り替え指示があると(ステップS2:YES)、システム制御部11は、立体画像データaの付属情報から立体画像データaの主要被写体の視差情報を読み出し(ステップS3)、立体画像データbの付属情報から立体画像データbの主要被写体の視差情報を読み出す(ステップS4)。
次に、システム制御部11は、立体画像データaの主要被写体の視差情報と立体画像データbの主要被写体の視差情報を参照し、中間画像データベース19から、立体画像データaの主要被写体の視差Saと立体画像データbの主要被写体の視差Sbとの間の視差となる主要被写体を含む中間画像データを読み出す(ステップS5)。
例えば、図4に示すように、立体画像データaの主要被写体の視差Saが40度であり、立体画像データbの主要被写体の視差Sbが60度であった場合、システム制御部11は、視差が40度と60度の間の50度となる主要被写体を含む中間画像データを読み出す。
次に、システム制御部11は、読み出した中間画像データを構成する右眼用画像データを右眼用短冊画像表示領域24Rに表示させ、左眼用画像データを左眼用短冊画像表示領域24Lに表示させる。これにより、表示部23には中間画像データに基づく中間画像が表示され(ステップS6)、中間画像が再生される。
中間画像データに基づく中間画像の再生後、画像の切り替え指示が操作部14によりなされるか、又は、所定時間が経過すると、中間画像の表示期間が終了する。なお、中間画像の表示期間は、画像の切り替え指示があってから、立体画像データbに基づく立体画像Bの再生までに必要な時間以上の時間とすれば良い。中間画像の表示期間が終了すると(ステップS7:YES)、システム制御部11は、記録媒体21に記録されている右眼用画像データbRと左眼用画像データbLをメインメモリ16に読み出し、これらを圧縮伸張処理部18にて伸張する。システム制御部11は、伸張後の右眼用画像データbRと左眼用画像データbLを表示用の形式に変換後、右眼用画像データbRを右眼用短冊画像表示領域24Rに表示させ、左眼用画像データbLを左眼用短冊画像表示領域24Lに表示させる。これにより、表示部23には立体画像データbに基づく立体画像Bが表示され(ステップS8)、立体画像Bが再生される。
以上のように、図1に示すデジタルカメラでは、再生対象となる立体画像をAからBに切り替える際、立体画像Bが直ぐに再生されるのではなく、立体画像Aと立体画像Bのそれぞれの主要被写体の視差の間の視差となる主要被写体を含む中間画像が一旦表示され、この後に立体画像Bが表示される。例えば、図4に示すように、再生される立体画像の主要被写体の視差が40度→50度→60度と段階的に大きくなる。このため、表示が切り替わる際の主要被写体の視差の急峻な変化を防ぐことができ、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
なお、以上の説明では、再生画像を切り替える際に中間画像を1つしか再生していないが、複数の中間画像を連続して再生するようにしても良い。この場合、図3のステップS5において、システム制御部11が、主要被写体の視差がそれぞれ異なる複数の中間画像データ(例えば、主要被写体の視差が45度、50度、55度の3つの中間画像データ)を読み出し、これらに基づく中間画像を、その主要被写体の視差が立体画像データaの主要被写体の視差Saに近いものから順(45度→50度→55度の順)に表示部23に表示させれば良い。このようにすることで、主要被写体の視差の変化をより滑らかにすることができ、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感をより軽減することができる。
また、中間画像で表示される主要被写体は所定の大きさとなっているが、この大きさを、立体画像Aの主要被写体の大きさと、立体画像Bの主要被写体の大きさとの間の大きさとなるようにしても良い。この場合、中間画像データベース19に記録されている多数の中間画像データ毎に、その主要被写体の大きさを変えたパターンの中間画像データを複数記録しておく。そして、図3のステップS5において、システム制御部11が、立体画像データaと立体画像データbから画像認識等により主要被写体の大きさを認識し、認識した大きさの間となる大きさの主要被写体を含む中間画像データを読み出すようにすれば良い。このようにすることで、主要被写体の大きさが急激に変化するのを防ぐことができ、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感をより軽減することができる。
また、中間画像で表示される主要被写体は所定の色調となっているが、この色調を、立体画像Aの主要被写体の色調と、立体画像Bの主要被写体の色調とに相関のある色調となるようにしても良い。この場合、中間画像データベース19に記録されている多数の中間画像データ毎に、その主要被写体の色調を変えたパターンの中間画像データを複数記録しておく。そして、図3のステップS5において、システム制御部11が、立体画像データaと立体画像データbから画像認識等により主要被写体の大きさを認識し、認識した主要被写体の色調を認識する。そして、認識した色調同士の間となる色調の主要被写体を含む中間画像データを読み出すようにすれば良い。例えば、立体画像Aの主要被写体が青色を基調としたものであり、立体画像Bの主要被写体が緑色を基調としたものであった場合、主要被写体がエメラルド色を基調とした中間画像を表示させれば良い。このようにすることで、主要被写体の色調が急激に変化するのを防ぐことができ、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感をより軽減することができる。
以下、図1に示すデジタルカメラの変形例について説明する。
(第一の変形例)
第一の変形例では、中間画像の主要被写体の視差を立体画像Aの主要被写体と立体画像Bの主要被写体との間の視差とするのではなく、中間画像の主要被写体の位置を立体画像Aの主要被写体と立体画像Bの主要被写体との間の位置にすることで、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減するようにしている。
第一の変形例のデジタルカメラの中間画像データベース19には、主要被写体は同一のデータであるが、その主要被写体の位置がそれぞれ異なる多数の中間画像データが記録されている。この中間画像データは、表示部23において立体画像を再生するのに必要な右眼用画像データ及び左眼用画像データと主要被写体の位置情報とで構成されている。位置情報とは、中間画像データに基づく立体画像を表示した際に、主要被写体が画面上のどの位置にあるのかを示した情報であり、例えば主要被写体の中心点を示す座標値がこれに相当する。中間画像データベース19には、画面上に設定される座標点の数だけ中間画像データが記録されている。なお、第一の変形例のデジタルカメラで記録される立体画像データの付属情報には、主要被写体の位置情報が含まれているものとする。
以下、第一の変形例のデジタルカメラの画像再生時の動作について説明する。
図5は、第一の変形例のデジタルカメラの画像再生時の動作フローを示す図である。図5において図3と同じ処理には同一符号を付して説明を省略する。
立体画像Aの再生中、操作部14の操作により、右眼用画像データbRと左眼用画像データbLを含んで構成される立体画像データbへの再生切り替え指示があると(ステップS2:YES)、システム制御部11は、立体画像データaの付属情報から立体画像データaの主要被写体の位置情報を読み出し(ステップS11)、立体画像データbの付属情報から立体画像データbの主要被写体の位置情報を読み出す(ステップS12)。
次に、システム制御部11は、立体画像データaの主要被写体の位置情報と立体画像データbの主要被写体の位置情報を参照し、中間画像データベース19から、立体画像データaの主要被写体の位置Laと立体画像データbの主要被写体の位置Lbとの間の位置となる主要被写体を含む中間画像データを読み出す(ステップS13)。
例えば、図6に示すように、立体画像データaの主要被写体の位置Laと立体画像データbの主要被写体の位置Lbとを結ぶ直線上に中心がくる主要被写体を含む中間画像データを読み出す。
次に、システム制御部11は、読み出した中間画像データを構成する右眼用画像データを右眼用短冊画像表示領域24Rに表示させ、左眼用画像データを左眼用短冊画像表示領域24Lに表示させる。これにより、表示部23には中間画像データに基づく中間画像が表示される(ステップS6)。以降、ステップS7、ステップS8の処理が行われる。
以上のように、第一の変形例のデジタルカメラでは、再生対象となる立体画像をAからBに切り替える際、立体画像Bが直ぐに再生されるのではなく、立体画像Aと立体画像Bのそれぞれの主要被写体の位置の間の位置となる主要被写体を含む中間画像が一旦表示され、この後に立体画像Bが表示される。例えば、図6に示すように、再生される立体画像の主要被写体の位置が右から左へと滑らかに移動する。このため、表示が切り替わる際の主要被写体の位置の急峻な変化を防ぐことができ、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
なお、以上の説明では、再生画像を切り替える際に中間画像を1つしか再生していないが、複数の中間画像を連続して再生するようにしても良い。この場合、図5のステップS13において、システム制御部11が、主要被写体の位置がそれぞれ異なる複数の中間画像データを読み出し、これらに基づく中間画像を、その主要被写体の位置が立体画像データaの主要被写体の位置Laに近いものから順に表示部23に表示させれば良い。このようにすることで、主要被写体の位置の変化をより滑らかにすることができ、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感をより軽減することができる。
また、中間画像で表示される主要被写体は所定の大きさとなっているが、この大きさを、立体画像Aの主要被写体の大きさと、立体画像Bの主要被写体の大きさとの間の大きさとなるようにしても良い。この場合、中間画像データベース19に記録されている多数の中間画像データ毎に、その主要被写体の大きさを変えたパターンの中間画像データを複数記録しておく。そして、図5のステップS13において、システム制御部11が、立体画像データaと立体画像データbから画像認識等により主要被写体の大きさを認識し、認識した大きさの間となる大きさの主要被写体を含む中間画像データを読み出すようにすれば良い。このようにすることで、主要被写体の大きさが急激に変化するのを防ぐことができ、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感をより軽減することができる。
また、中間画像で表示される主要被写体は所定の色調となっているが、この色調を、立体画像Aの主要被写体の色調と、立体画像Bの主要被写体の色調とに相関のある色調となるようにしても良い。この場合、中間画像データベース19に記録されている多数の中間画像データ毎に、その主要被写体の色調を変えたパターンの中間画像データを複数記録しておく。そして、図5のステップS13において、システム制御部11が、立体画像データaと立体画像データbから画像認識等により主要被写体の色調を認識し、認識した主要被写体の色調を認識する。そして、認識した色調同士の間となる色調の主要被写体を含む中間画像データを読み出すようにすれば良い。このようにすることで、主要被写体の色調が急激に変化するのを防ぐことができ、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感をより軽減することができる。
(第二の変形例)
第二の変形例のデジタルカメラでは、中間画像の主要被写体の視差及び位置を立体画像Aと立体画像Bとに基づいて決めるものであり、図1に示したデジタルカメラの機能と第一の変形例のデジタルカメラの機能とを組み合わせたものである。
第二の変形例のデジタルカメラの中間画像データベース19には、主要被写体は同一のデータであるが、その主要被写体の視差がそれぞれ異なる多数の中間画像データが記録されている。また、この多数の中間画像データ毎に、その主要被写体の位置を変えたパターンの中間画像データが複数記録されている。中間画像データは、表示部23において立体画像を再生するのに必要な右眼用画像データ及び左眼用画像データと主要被写体の視差情報及び位置情報とで構成されている。
第二の変形例のデジタルカメラで記録される立体画像データの付属情報には、主要被写体の視差情報及び位置情報が含まれているものとする。
以下、第二の変形例のデジタルカメラの画像再生時の動作について説明する。
図7は、第二の変形例のデジタルカメラの画像再生時の動作フローを示す図である。図7において図3と同じ処理には同一符号を付して説明を省略する。
立体画像Aの再生中、操作部14の操作により、右眼用画像データbRと左眼用画像データbLを含んで構成される立体画像データbへの再生切り替え指示があると(ステップS2:YES)、システム制御部11は、立体画像データaの付属情報から立体画像データaの主要被写体の視差情報及び位置情報を読み出し(ステップS3’)、立体画像データbの付属情報から立体画像データbの主要被写体の視差情報及び位置情報を読み出す(ステップS4’)。
次に、システム制御部11は、立体画像データaの主要被写体の視差情報及び位置情報と立体画像データbの主要被写体の視差情報及び位置情報を参照し、中間画像データベース19から、立体画像データaの主要被写体の視差Saと立体画像データbの主要被写体の視差Sbとの間の視差となり、且つ、立体画像データaの主要被写体の位置Laと立体画像データbの主要被写体の位置Lbとの間の位置となる主要被写体を含む中間画像データを読み出す(ステップS5’)。
次に、システム制御部11は、読み出した中間画像データを構成する右眼用画像データを右眼用短冊画像表示領域24Rに表示させ、左眼用画像データを左眼用短冊画像表示領域24Lに表示させる。これにより、表示部23には中間画像データに基づく中間画像が表示される(ステップS6)。以降、ステップS7、ステップS8の処理が行われる。
以上のように、図1のデジタルカメラの機能と第一の変形例のデジタルカメラの機能とを組み合わせることで、立体画像の切り替え時に主要被写体の視差や位置の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感をより軽減することができる。第二の変形例においても、中間画像の主要被写体が、立体画像Aの主要被写体と立体画像Bの主要被写体との間の大きさ又は色調となるようにしても良い。
なお、第二の変形例においても、複数の中間画像を連続して再生するようにしても良い。この場合、図7のステップS5’において、システム制御部11が、主要被写体の視差及び位置がそれぞれ異なる複数の中間画像データを読み出し、これらに基づく中間画像を、その主要被写体の視差及び位置が立体画像データaの主要被写体の視差Sa及び位置Laに近いものから順に表示部23に表示させれば良い。例えば、主要被写体の視差と位置の組み合わせが、(45度,位置Laよりも位置Lbよりの位置L1)、(50度,位置L1よりも位置Lbよりの位置L2)、(55度,位置L2よりも位置Lbよりの位置L3)となる3つの中間画像データX,Y,Zを読み出し、中間画像データX、中間画像データY、中間画像データZの順に再生を行うようにすれば良い。このようにすることで、主要被写体の位置の変化をより滑らかにすることができ、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感をより軽減することができる。
なお、これまでの説明では、デジタルカメラ内のシステム制御部11が図3,5,7に示したような処理を行うものとしたが、これに限らない。例えば、画像再生プログラムをコンピュータにインストールし、コンピュータ内のプロセッサがこれを実行することで、図3,5,7に示した処理をコンピュータ上で実施することも可能である。このように、上述した画像再生プログラムは、立体画像データを再生可能な電子機器全てにインストールして用いることができる。
また、これまでの説明では、中間画像データに含まれる主要被写体が、立体画像データaや立体画像データbの主要被写体とは全く関係のないものとしたが、中間画像データに含まれる主要被写体を、立体画像データaや立体画像データbの主要被写体と相関性のある主要被写体とすることが好ましい。
この場合、システム制御部11は、中間画像データを読み出した後、立体画像データaの主要被写体と立体画像データbの主要被写体とに相関性を持つ主要被写体を表示するための被写体データを、例えばモーフィング技術等を利用して生成する。そして、読み出した中間画像データの主要被写体を、生成した被写体データに置換して、新たな中間画像データを生成し、これに基づく中間画像を表示させるようにする。このようにすることで、全く関係のない主要被写体が表示される場合と比較して、違和感を減らすことができる。
なお、中間画像データベース19を用いずに、再生切り替え指示が行われる度に中間画像データを生成する方法を採用しても良い。つまり、システム制御部11が、立体画像データa及びその付属情報と、立体画像データb及びその付属情報とから被写体データを生成し、立体画像データa及びその付属情報と、立体画像データb及びその付属情報と、被写体データとを用いて、中間画像データを生成するようにしても良い。
以上説明したように、本明細書には以下の事項が開示されている。
開示された立体画像再生装置は、立体画像データを表示手段に出力して立体画像の再生を行う再生手段を有する立体画像再生装置であって、第一の立体画像の再生中に第二の立体画像の再生指示がなされた場合、前記第一の立体画像を再生するのに必要な第一の立体画像データと、前記第二の立体画像を再生するのに必要な第二の立体画像データとに基づいて、第三の立体画像を再生するのに必要な第三の立体画像データを準備する画像データ準備手段を備え、前記再生手段は、前記再生指示に応じて、前記第三の立体画像データを前記表示手段に出力して前記第三の立体画像を再生した後、前記第二の立体画像データを前記表示手段に出力して第二の立体画像を再生する。
この構成により、例えば、第三の立体画像を、第一の立体画像の主要被写体の視差と第二の立体画像の主要被写体の視差の間の視差を持つ主要被写体を含む立体画像としたり、第一の立体画像の主要被写体の位置と第二の立体画像の主要被写体の位置の間の位置に主要被写体が存在する立体画像としたりすることで、第一の立体画像から第二の立体画像へ表示が切り替わる際の視差や注視点の急峻な変化を防ぐことができる。この結果、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データとして、前記第一の立体画像データの主要被写体の第一の視差と前記第二の立体画像データの主要被写体の第二の視差との間の視差となる主要被写体を含む立体画像を再生するのに必要な画像データを準備する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の視差の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データを、主要被写体の視差がそれぞれ異なる複数パターン準備し、前記再生手段が、前記再生指示に応じて、前記複数パターンの第三の立体画像データに基づく複数の第三の立体画像を連続して再生する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の視差の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記再生手段が、前記複数の第三の立体画像を、その主要被写体の視差が前記第一の視差に近いものから順に再生する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の視差の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データとして、前記第一の立体画像データの主要被写体の第一の視差と前記第二の立体画像データの主要被写体の第二の視差との間の視差となり且つ前記第一の立体画像データの主要被写体の第一の位置と前記第二の立体画像データの主要被写体の第二の位置との間の位置となる主要被写体を含む立体画像を再生するのに必要な画像データを準備する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の視差や位置の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データを、主要被写体の位置及び視差がそれぞれ異なる複数パターン準備し、前記再生手段が、前記再生指示に応じて、前記複数パターンの第三の立体画像データに基づく複数の第三の立体画像を連続して再生する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の視差及び位置の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記再生手段が、前記複数の第三の立体画像を、その主要被写体の視差及び位置が前記第一の視差及び前記第一の位置に近いものから順に再生する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の視差及び位置の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データとして、前記第一の立体画像データの主要被写体の第一の位置と前記第二の立体画像データの主要被写体の第二の位置との間の位置となる主要被写体を含む立体画像を再生するのに必要な画像データを準備する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の位置の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データを、主要被写体の位置がそれぞれ異なる複数パターン準備し、前記再生手段が、前記再生指示に応じて、前記複数パターンの第三の立体画像データに基づく複数の第三の立体画像を連続して再生する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の位置の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記再生手段が、前記複数の第三の立体画像を、その主要被写体の位置が前記第一の位置に近いものから順に再生する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の位置の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の疲労や違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データとして、前記第一の立体画像データの主要被写体の大きさと前記第二の立体画像データの主要被写体の大きさとの間の大きさの主要被写体を含む画像データを準備する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の大きさの急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データとして、前記第一の立体画像データの主要被写体の色調と前記第二の立体画像データの主要被写体の色調とに相関のある色調の主要被写体を含む画像データを準備する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の色調の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生装置は、前記第一の立体画像データと前記第二の立体画像データから、前記第一の立体画像データの主要被写体と前記第二の立体画像データの主要被写体とに相関性を持つ被写体データを生成する被写体データ生成手段を備え、前記画像データ準備手段は、前記第一の立体画像データと、前記第二の立体画像データと、前記被写体データとに基づいて、前記被写体データを主要被写体として含む前記第三の立体画像データを生成する。
この構成により、立体画像の切り替え時に主要被写体の外観の急峻な変化を防ぐことができるため、立体画像を閲覧する際の違和感を軽減することができる。
開示された立体画像再生プログラムは、コンピュータを、前記立体画像再生装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
開示された撮像装置は、複数の撮像手段と、前記複数の撮像手段の各々から得られた画像データを立体視可能に表示する表示手段と、前記立体画像再生装置とを備える。
本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の一例であるデジタルカメラの概略構成を示す図 図1に示す表示部で立体視表示が可能となる仕組みについて説明するための図 図1に示すデジタルカメラの画像再生時の動作フローを示す図 図1に示すデジタルカメラの画像再生時の画面遷移を説明するための図 図1に示すデジタルカメラの第一の変形例の画像再生時の動作フローを示す図 図1に示すデジタルカメラの第一の変形例において中間画像データの選択方法を説明するための図 図1に示すデジタルカメラの第二の変形例の画像再生時の動作フローを示す図
符号の説明
11 システム制御部
23 表示部

Claims (15)

  1. 立体画像データを表示手段に出力して立体画像の再生を行う再生手段を有する立体画像再生装置であって、
    第一の立体画像の再生中に第二の立体画像の再生指示がなされた場合、前記第一の立体画像を再生するのに必要な第一の立体画像データと、前記第二の立体画像を再生するのに必要な第二の立体画像データとに基づいて、第三の立体画像を再生するのに必要な第三の立体画像データを準備する画像データ準備手段を備え、
    前記再生手段は、前記再生指示に応じて、前記第三の立体画像データを前記表示手段に出力して前記第三の立体画像を再生した後、前記第二の立体画像データを前記表示手段に出力して第二の立体画像を再生する立体画像再生装置。
  2. 請求項1記載の立体画像再生装置であって、
    前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データとして、前記第一の立体画像データの主要被写体の第一の視差と前記第二の立体画像データの主要被写体の第二の視差との間の視差となる主要被写体を含む立体画像を再生するのに必要な画像データを準備する立体画像再生装置。
  3. 請求項2記載の立体画像再生装置であって、
    前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データを、主要被写体の視差がそれぞれ異なる複数パターン準備し、
    前記再生手段が、前記再生指示に応じて、前記複数パターンの第三の立体画像データに基づく複数の第三の立体画像を連続して再生する立体画像再生装置。
  4. 請求項3記載の立体画像再生装置であって、
    前記再生手段が、前記複数の第三の立体画像を、その主要被写体の視差が前記第一の視差に近いものから順に再生する立体画像再生装置。
  5. 請求項1記載の立体画像再生装置であって、
    前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データとして、前記第一の立体画像データの主要被写体の第一の視差と前記第二の立体画像データの主要被写体の第二の視差との間の視差となり且つ前記第一の立体画像データの主要被写体の第一の位置と前記第二の立体画像データの主要被写体の第二の位置との間の位置となる主要被写体を含む立体画像を再生するのに必要な画像データを準備する立体画像再生装置。
  6. 請求項5記載の立体画像再生装置であって、
    前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データを、主要被写体の位置及び視差がそれぞれ異なる複数パターン準備し、
    前記再生手段が、前記再生指示に応じて、前記複数パターンの第三の立体画像データに基づく複数の第三の立体画像を連続して再生する立体画像再生装置。
  7. 請求項6記載の立体画像再生装置であって、
    前記再生手段が、前記複数の第三の立体画像を、その主要被写体の視差及び位置が前記第一の視差及び前記第一の位置に近いものから順に再生する立体画像再生装置。
  8. 請求項1記載の立体画像再生装置であって、
    前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データとして、前記第一の立体画像データの主要被写体の第一の位置と前記第二の立体画像データの主要被写体の第二の位置との間の位置となる主要被写体を含む立体画像を再生するのに必要な画像データを準備する立体画像再生装置。
  9. 請求項8記載の立体画像再生装置であって、
    前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データを、主要被写体の位置がそれぞれ異なる複数パターン準備し、
    前記再生手段が、前記再生指示に応じて、前記複数パターンの第三の立体画像データに基づく複数の第三の立体画像を連続して再生する立体画像再生装置。
  10. 請求項9記載の立体画像再生装置であって、
    前記再生手段が、前記複数の第三の立体画像を、その主要被写体の位置が前記第一の位置に近いものから順に再生する立体画像再生装置。
  11. 請求項2〜10のいずれか1項記載の立体画像再生装置であって、
    前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データとして、前記第一の立体画像データの主要被写体の大きさと前記第二の立体画像データの主要被写体の大きさとの間の大きさの主要被写体を含む画像データを準備する立体画像再生装置。
  12. 請求項2〜10のいずれか1項記載の立体画像再生装置であって、
    前記画像データ準備手段が、前記第三の立体画像データとして、前記第一の立体画像データの主要被写体の色調と前記第二の立体画像データの主要被写体の色調とに相関のある色調の主要被写体を含む画像データを準備する立体画像再生装置。
  13. 請求項2〜10のいずれか1項記載の立体画像再生装置であって、
    前記第一の立体画像データと前記第二の立体画像データから、前記第一の立体画像データの主要被写体と前記第二の立体画像データの主要被写体とに相関性を持つ被写体データを生成する被写体データ生成手段を備え、
    前記画像データ準備手段は、前記第一の立体画像データと、前記第二の立体画像データと、前記被写体データとに基づいて、前記被写体データを主要被写体として含む前記第三の立体画像データを生成する立体画像再生装置。
  14. コンピュータを、請求項1〜13のいずれか1項記載の立体画像再生装置の各手段として機能させるための立体画像再生プログラム。
  15. 複数の撮像手段と、
    前記複数の撮像手段の各々から得られた画像データを立体視可能に表示する表示手段と、
    請求項1〜13のいずれか1項記載の立体画像再生装置とを備える撮像装置。
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