JP2010154070A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】煩わしい操作を要せず簡単で直感的な操作を行うのみで電源オフ状態から撮影待機状態に切り換えることができる操作性に優れたカメラを提供する。
【解決手段】撮像部16と、表示部18と、カメラ1の3方向の振動を検出する3方向加速度センサ11と、3方向加速度センサの出力を定期的に判定する判定部12と、判定部の判定結果に応じて3方向加速度センサを制御する制御部10とを有し、判定部はカメラを構えた場合の天地方向の姿勢への姿勢変化を判定し、制御部は判定部の判定結果に応じて3方向加速度センサの判定周期をさらに細かく制御するように構成される。
【選択図】図2

Description

この発明は、カメラ、詳しくは例えばデジタルカメラやビデオカメラ,カメラ付携帯電話等の静止画像や動画像の撮影機能を有する携帯型の撮影機器であるカメラにおける操作性の向上に関するものである。
従来、撮影光学系により結像された光学像を光電変換素子等を用いて電子的な画像信号に変換し、これを静止画像や動画像を表わす画像データとして取得する撮影機能を有すると共に、その画像データを記録媒体に記録し得るように構成され、使用者が手に持って使用し得るような携帯型の撮影機器、例えばデジタルカメラやビデオカメラ,カメラ付携帯電話等(以下、これらを総称してカメラという)が広く普及している。
従来のカメラにおいては、電源オフ状態にあるとき、使用を開始するためには、例えば電源スイッチ等の所定の操作部材を使用者が操作することによって、カメラ内部の各種の構成ユニット、例えば撮影光学系及びこれを駆動制御するレンズ部,光電変換素子や画像信号処理回路等を有する撮像部,表示装置等を有する表示部,記録媒体等を駆動制御する記録部等の各構成ユニットに対して電源部からの電力を供給し、各構成ユニットを起動させる制御が行われる。
また、従来のカメラにおいては、電源オン状態にあって撮影指示信号が発生したら、すぐに撮影動作を実行することのできる状態である撮影待機状態にあるときには、各構成ユニットのほとんどが常時動作している状態となっている。このように従来のカメラにおいては、撮影待機状態にある場合には常に多大な電力が消費され続けていることになる。
したがって、従来のカメラでは、撮影待機状態にあるときに撮影指示信号が一定の時間発生しなかった場合には、一部の構成ユニット、特に消費電力の大きな撮像部,表示部等を休止状態(スリープ状態)とする制御を行って消費電力を抑制する機能を有するものがある。そして、このスリープ状態にあるとき、所定の操作、例えばシャッターボタンの半押し操作等が行われた場合には、撮影待機状態に復帰させるような制御が行われる。
例えば、特開2007−279553号公報によって開示されているカメラは、手振れ検出センサ(角速度センサ)の出力値と、操作部材の操作の有無とに基いてスリープモードの切り換え制御を行うというものである。
特開2007−279553号公報
ところが、上記特開2007−279553号公報等によって開示されている従来のカメラにおいては、電源オフ状態若しくはスリープ状態から使用可能状態(撮影待機状態)に切り換える場合には、その都度使用者が所定の操作部材等の操作を行う必要がある。
また、カメラが電源オフ状態またはスリープ状態にあるときに、上記所定の操作が行われた場合には、カメラの制御部は、各種構成ユニットへの電力供給制御や起動処理制御を全て実行して撮影待機状態へと移行させるようになっている。したがって、カメラを起動させるためには所定の時間が必要となってしまうという問題がある。
また、上記特開2007−279553号公報等によって開示されている従来のカメラにおいては、スリープモードの切り換えを、手振れ検出センサ(角速度センサ)の出力値と、操作部材の操作の有無との組み合わせによって、判断するようにしているので、操作が煩わしいという問題点がある。
さらに、カメラが使用者の衣服等のポケットや鞄等の中に収納されて持ち運ばれているような場合にも振動は発生するので、手振れ検出センサからの出力が生じることがある。これに加えて、鞄等の内部でカメラが移動して所定の操作部材が操作される状態になることも考えられる。このような場合にもカメラが使用者の意図に反して起動してしまうような誤作動も考えられる。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、カメラを起動させる際に煩わしい操作を必要とせず、簡単で直感的な操作を行うのみで非使用状態(電源オフ状態若しくはスリープ状態)から使用可能状態(撮影待機状態)に即座に切り換えることができ、シャッターチャンスを逃さず片手で操作可能で、また誤作動を防止して確実な動作を確保すると共に、操作性に優れたカメラを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明によるカメラは、撮像部と、表示部と、カメラの3方向の振動を検出する3方向加速度センサと、上記3方向加速度センサの出力を定期的に判定する判定部と、上記判定部の判定結果に応じて上記3方向加速度センサを制御する制御部とを有し、上記判定部は、上記カメラを構えた場合の天地方向の姿勢への姿勢変化を判定し、上記制御部は、上記判定部の判定結果に応じて上記3方向加速度センサの判定周期をさらに細かく制御することを特徴とする。
本発明によれば、カメラを起動させる際に煩わしい操作を必要とせず、簡単で直感的な操作を行うのみで非使用状態(電源オフ状態若しくはスリープ状態)から使用可能状態(撮影待機状態)に即座に切り換えることができ、シャッターチャンスを逃さず片手で操作可能で、また誤作動を防止して確実な動作を確保すると共に、操作性に優れたカメラを提供することができる。
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のカメラを示す外観斜視図である。図2は、本実施形態のカメラの内部構成の概略を示すブロック構成図である。なお、図2においては、本発明に関わる主要構成ブロックのみを示しており、その他通常のカメラが有する一般的な構成については図示を省略している。図3は、本実施形態のカメラの動作シーケンスのうち本発明に関わる動作処理(モーション検知起動モード時の動作)の概略を示すフローチャートである。
図4,図6,図8は、本実施形態のカメラの使用時の姿勢の例を示す図である。このうち、図4は、カメラを横位置で構えた場合の例を示している。図6は、カメラを縦位置で構えた場合の例であってカメラの正面に向かって左側を下にした場合の例を示している。図7は、カメラを縦位置で構えた場合の例であってカメラの正面に向かって右側を下にした場合(図6とは逆)の例を示している。
図5,図7,図9は、本実施形態のカメラが図4,図6,図8に示す各姿勢にあるときの加速度センサの出力例をそれぞれ示す図である。
図10,図11は、本実施形態のカメラの加速度センサの出力例を示す図である。このうち、図10は、カメラを携帯している状態からカメラを撮影のために手に持って構えた状態としたときの変位を示している。図11は、カメラを手に持っている状態からカメラを固定台上に載置したときの変位を示している。
なお、図5,図7,図9,図10,図11においては、縦軸Vは加速度センサの出力値を、横軸Tは経過時間を、それぞれ示している。
図12は、撮像素子の出力信号のうち明るさを表わす信号の経時的変位を示している。ここで、縦軸Bは明るさを数値化したデータを、横軸Tは経過時間を、それぞれ示している。
まず、本発明の第1の実施形態のカメラの外観構成及び内部構成の概略を、図1,図2を用いて以下に説明する。
なお、以下の説明においては、カメラを横位置で構えたときの通常姿勢において、カメラの正面に向かって左右方向をX方向とし、カメラの正面に向かって上下方向(カメラの天地方向)をY方向とし、カメラを正面から見たときのカメラの前後方向をZ方向というものとする(図1の矢印X軸,Y軸,Z軸参照)。また、カメラを横位置で構えたときの通常姿勢において、カメラの正面に向かって左方向及び下方向をマイナス方向で示すものとする。この方向表示は、カメラの姿勢に関らず固定されている座標軸として考える。
図1に示すように、本実施形態のカメラ1は、扁平な箱型形状に形成される筐体を有して構成されている。この筐体内部には、後述する図2に示すような各種の構成ユニットが配設されている。
カメラ1の筐体の前面側には、撮影光学系等を有する撮影レンズ部(ユニット)2の一部と、閃光発光装置3の発光部が露呈して配置されている。また、カメラ1の筐体の上面側には、複数の操作部14のうちのシャッターボタン14aが配置されている。そして、図示されていないが、カメラ1の筐体の背面側には、表示部18(後述の図2参照)の表示画面が外面に露呈して配置されている。
カメラ1の筐体内部に設けられる各種の構成ユニットは、図2に示すように、例えば制御部10と、加速度センサ11と、姿勢検出回路12と、操作部14と、記録部15と、撮像部16と、顔検出部17と、表示部18と、電源部19等がある。
制御部10は、本カメラ1の構成ユニット全体を電気的に制御するCPU等からなる制御回路である。この制御部10は、撮像部16で取得した画像信号を一時的に記憶する一時メモリ(図示せず)や、この一時メモリに一時的に記憶されている画像信号についての各種の信号処理を行う画像処理部10aや、タイマー機能等を有する時計10b等を内部に有して構成されている。なお、上記一時メモリや画像処理部10aは、制御部10内に含めて構成する形態のほか、制御部10とは別体に構成するようにしてもよい。
加速度センサ11は、図1に示すカメラ1のX軸,Y軸,Z軸の各方向の振動を検出する3方向加速度センサである。
姿勢検出回路12は、加速度センサ11からの出力を定期的に検出し、その出力に基いてカメラ1の姿勢、例えばカメラ1の天地方向の姿勢への姿勢変化を判定する判定部として機能する回路である。この姿勢検出回路12としては、例えばコンパレータ (comparator;比較器) と論理回路とを組み合わせて構成される回路、若しくは専用マイコン等が適用される。
操作部14は、カメラ1の筐体外面に複数設けられる操作部材に連動する複数のスイッチ等を有し、各操作部材の操作に応じて生じる指示信号を制御部10へと伝達する回路部である。
記録部15は、画像処理部10aから出力される画像信号を受けて、記録媒体,記録メモリ等(図示せず)に記録するのに最適な所定の形態の画像データに変換して記録媒体への記録処理を行ったり、制御部10からの指示に基いて記録媒体に記録済みの画像データを読み出して制御部10等の一時メモリ等に一時記憶する処理等を行う回路部である。
撮像部16は、例えばCCD等の光電変換素子等からなる撮像素子を有する回路部である。この撮像部16は、撮影レンズ部2(図1参照)により形成される光学像を撮像素子の受光面に受けて、これを光電変換することで画像の電気信号を生成し、画像処理部10aへと出力する。
顔検出部17は、撮像部16により取得される画像信号に基いて画像中に人間の顔の画像を検出する画像処理を行う回路部である。
具体的には、例えば予め人間の顔のテンプレート画像を内部メモリ(図示せず)等に記憶しておき、このテンプレート画像にマッチする部分画像が取得画像中に存在するか否かを検出する画像処理等を行う。このような顔検出処理は、従来のカメラにおいて、近年広く普及している画像処理技術の一つである。
表示部18は、撮像部16により順次取得される画像信号を連続的に表示して、カメラ1の撮影時におけるファインダーの役目をするものである。また、表示部18は、記録部15に記録済みの画像データを画像として再生表示するものである。この表示部18としては、例えば液晶表示装置(LCD)等が適用される。
その他の構成については、本発明に直接関係しない部分であるので、その図示及び説明を省略する。
このように構成される本実施形態のカメラ1において、非使用状態である電源オフ状態若しくはスリープ状態(以下、電源オフ状態という)から使用可能状態であり撮影待機状態である電源オン状態へと切り換えるための手段としては、例えば、
(1)従来の通常のカメラと同様に、電源ボタン(図示せず)等の所定の操作部材を使用者が操作して実現する手段(このときの動作モードを通常起動モードという)、
(2)カメラ1がオフ状態(非使用状態)にあるときにカメラ1の姿勢を検出し、使用者が撮影を行う目的でカメラ1を構える等したとき、そのときのカメラ1の姿勢が予め規定された所定の姿勢(通常の手持ち撮影時に想定される基本的な姿勢)へと姿勢変化した場合に、自動的にカメラ1をオン状態(使用可能状態)とし、最終的に撮影待機状態として起動させ得る手段(モーション検知起動モード)、
との2つの起動モードを有している。
そこで、カメラ1の作用のうちモーション検知起動モード時の処理シーケンスを図3のフローチャートに基いて以下に説明する。
まず、カメラ1の基本設定画面(メニュー画面)にてカメラ1の起動モードを予めモーション検知起動モードに設定しておく。そして、カメラ1を電源オフ状態にする。
この状態において、カメラ1は、モーション検知起動モードに設定されており、かつ電源オフ状態となる(ステップS1)。
なお、この状態においては、カメラ1の内部の電気的な構成ブロックのほとんどの部分は休止状態となっており電力供給も停止されている。しかしながら、このとき、少なくとも加速度センサ11及び姿勢検出回路12,操作部14(図2において点線枠Aで囲う構成ブロック)に対しては電源部19からの微弱な電力が間欠的に供給されている。そのために、制御部10の一部は起動した状態にあり、この制御部10は電源部19の一部の制御(図2のAブロックへの微弱電力の供給制御)と、加速度センサ11及び姿勢検出回路12の制御と、この姿勢検出回路12及び操作部14からの入力信号の監視を行っている。
ステップS2において、制御部10又は姿勢検出回路12は、加速度センサ11の出力に基いてカメラ1の姿勢が狙いの姿勢となったか否かの判断を行う。
ここで、カメラ1の姿勢の狙いの姿勢とは、例えば使用者が当該カメラ1を用いて写真撮影動作を行うためにカメラ1を構えた場合の基本的なカメラの姿勢をいう。
通常の場合、写真撮影を行うのに際して使用者はカメラ1を両手によって保持することになる。この場合において、例えば取得しようとする写真の撮影画面を横位置とする場合(横長画面であって矩形状の画面の各辺が略水平垂直となるようにする場合)のカメラの姿勢は図4に示す形態となる。このとき、カメラ1の加速度センサ11は、例えば図4に示す矢印Yの方向(マイナス(−)方向)に1Gの加速度Vを検出する。これと同時に、X,Z方向の加速度Vはゼロ(0)又はそれに近い数値となる。この場合の加速度Vと時間Tとの関係は図5に示すようになる。
また、例えば、写真撮影を行うのに際して取得しようとする写真の撮影画面が縦位置とする場合(縦長画面であって矩形状の画面の各辺が略水平垂直となるようにする場合)のカメラの姿勢は図6又は図8に示す形態となる。このとき、カメラ1の加速度センサ11は、例えば図6に示す矢印Xの方向(マイナス(−)方向)又は図8に示す矢印Xの方向(プラス(+)方向)に1Gの加速度Vを検出する。これと同時に、Y,Z方向の加速度Vはゼロ(0)又はそれに近い数値となる。この場合の加速度Vと時間Tとの関係は図7,図9に示すようになる。
上述のステップS2の処理にて、カメラ1の姿勢が狙いの姿勢となったことが確認された場合、即ち、加速度センサ11からの出力が姿勢検出回路12へと出力され、姿勢検出回路12において上記図5,図7,図9に見られるような信号が検出された場合には、次のステップS3の処理に進む。
また、上記ステップS2の処理にて、カメラ1の姿勢が狙いの姿勢となったことが確認されない場合、即ち、加速度センサ11からの出力が姿勢検出回路12に全く入力されていないか、若しくは加速度センサ11からの出力が姿勢検出回路12に入力されたとしても上記図5,図7,図9に見られるような信号以外である場合には、このステップS2の処理を繰り返す。
なお、ステップS2の処理における加速度センサ11による加速度検出動作は、比較的長い時間間隔で、つまり遅いサンプリング周期、例えば1秒毎に1回程度の周期で実行される。
続いて、ステップS3において、制御部10又は姿勢検出回路12は、加速度センサ11による加速度検出動作のサンプリング周期をアップさせてサンプリングを実行させる制御を行う。この場合のサンプリング周期は、例えば1秒に10回〜50回程度の周期とする。つまり、このとき制御部10は加速度センサ11の判定周期をさらに細かく制御する。
そのために、このステップS3の処理において、制御部10は、さらに多くの制御作用を行うために、部分的な起動状態から正規の動作を行い得るよう起動する(図2において点線枠Bで囲う構成ブロックが起動する)。
ステップS4において、制御部10又は姿勢検出回路12は、加速度センサ11の出力に基いてカメラ1の姿勢が安定しているか否かの判断を行う。
ここで、カメラ1の姿勢が安定している状態とは、例えば使用者が写真撮影をしようとしてカメラ1を図4,図6,図8に示すいずれかの姿勢で構え、その状態を一定の時間継続して保持している状態である。
つまり、使用者がカメラ1を非使用状態で持ち歩いている状態から写真撮影のためにカメラ1を図4,図6,図8に示すいずれかの姿勢に構えたとき、加速度センサ11の出力波形は、図10に示すようになる。なお、図10において示す出力波形は、X軸,Y軸,Z軸の3軸のうちのX軸のみの出力波形を示している。
図10において、符合Pで示す期間は、使用者がカメラ1を非使用状態で持ち歩いているときの加速度センサ11の出力波形である。また、符合Qで示す期間は、写真撮影のためにカメラ1を図4,図6,図8に示すいずれかの姿勢に構えたときの加速度センサ11の出力波形である。この場合において、加速度センサ11の出力波形の振幅は、時間を経るに従って小となっている。
そして、図10を見ても明らかなように、期間Pの出力波形の振幅W1に比べて、期間Qの出力波形の振幅W2は小となっている。つまり、カメラ1の姿勢が安定している状態は、加速度センサ11の出力波形の振幅W2が所定のレベルまで小さくなったことを確認することで判断できるのである。
しかしながら、例えばカメラ1を充分に安定して固定されたたテープル等の台上に載置した場合にも、加速度センサ11の出力波形の振幅は充分に小さくなる。
図11において、符合Mで示す期間は、カメラ1を手に持っているときの加速度センサ11の出力波形である。また、符合Nで示す期間は、カメラ1を固定台上に載置したときの加速度センサ11の出力波形である。なお、図11において示す出力波形も、X軸,Y軸,Z軸の3軸のうちのX軸のみの出力波形を示している。
この場合において、加速度センサ11の出力波形の振幅W3は、時間を経るに従ってさらに小となり、次第に振幅ゼロの状態に近付いている。
このように、カメラ1を固定台上に載置した場合には、カメラ1は充分に安定した状態になり、加速度センサ11の出力波形の振幅はゼロ状態に近付いた状態になる。
そこで、本実施形態のカメラ1において、カメラ1の姿勢が安定している状態の判断は、加速度センサ11の出力波形の振幅W2(図10)が所定のレベルまで小さくなり、かつ所定のレベルの振幅が維持されている(ゼロではない)ことを確認することで判断するようにしている。
図4に戻って、上記ステップS4の処理にて、カメラ1の姿勢が安定していることが確認された場合には、次のステップS5の処理に進む。
また、上記ステップS4の処理にて、カメラ1の姿勢が安定していることが確認されない場合(カメラ1を携帯している状態)、若しくは、充分に安定している状態(台上載置状態)であると判断された場合には、上述のステップS2の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。この場合には、加速度センサ11のサンプリング周期は、元の状態に戻される。
続いて、ステップS5において、制御部10は、電源部19を制御して撮像部16等への給電を開始させる制御を行うと共に、撮像部16をオン状態とする制御を行う。これにより、図2において点線枠Cで囲う構成ブロックが起動する。その後、ステップS6の処理に進む。
ステップS6において、制御部10は、撮像部16を駆動制御して、撮像部16により取得された画像信号に被写体があるか否かの判断を行う。
この場合において、画像信号に被写体がある状態とは、例えば撮像部16により取得された画像信号中に何らかの形状を有する部分画像が存在したり、色情報や明るさ情報が存在する状態である。
通常の場合、カメラ1を非使用状態で携帯して持ち歩くようなときは、カメラ1を衣服のポケットや収納ケース内や鞄の中に収納した状態となっている。このような場合には、撮影光学系を介して撮像部16の撮像素子に到達する光量は極めて少ない状態であることが考えられる。したがって、このような状態にあるときに、撮像部16が起動して取得される画像信号には、色情報や明るさ情報が存在しないか、若しくは極めて少ない状態であるといえる。
図12において、符合Eで示す線分は、所定のレベル(Th;スレッショルド)以上の明るさを表わす信号が一定時間継続して入力されていることを示している。このことは、撮像部16の撮像素子が所定量以上の光量を受光している状態であると考えられる。
また、符合Fで示す線分は、所定のレベル以下の明るさを表わす信号が一定時間継続して入力されていることを示している。このことは、撮像部16の撮像素子が所定量以下の光量しか受光されていない状態であると考えられる。
つまり、撮像部16により取得される画像信号に基いて所定のレベル以上の明るさを表わす信号が一定時間継続して入力しているときには、画像信号に被写体がある状態と判断することができるわけである。
ここでは、図12を用いて明るさ表わす信号に着目して、被写体の有無の判断をする場合のみを説明している。しかし、ここでの判断基準は、これに限ることなく、例えば上述のように色情報に基づく判断を行ってもよいし、顔検出部17を用いて取得画像中の被写体の形態を判断するようにしてもよく、さらに、その他の異なる判断基準に基いて行なうこともできる。なお、顔検出部17を用いる判断の例については、後述する第2の実施形態にて詳述している。
図4に戻って、上記ステップS6の処理にて、画像信号に被写体があることが確認された場合には、ステップS7の処理に進む。
また、上記ステップS6の処理にて、画像信号に被写体がないと判断された場合、つまりカメラ1は、収納状態であると推測される場合には、上述のステップS2の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。この場合には、まず、加速度センサ11のサンプリング周期を元の状態に戻す制御と共に、撮像部16への給電を停止し撮像部16をオフ状態にする制御がなされた上で上記ステップS2の処理に戻ることになる。
続いて、ステップS7において、制御部10は、電源部19を制御して表示部18等への給電を開始させる制御を行うと共に、表示部18をオン状態とする制御を行う。これにより、図2において点線枠Dで囲う構成ブロックが起動する。この処理により、カメラ1は撮影待機状態に移行する。
以上説明したように上記第1の実施形態によれば、カメラ1の姿勢を検出する構成ユニット(加速度センサ11及び姿勢検出回路12)を設け、カメラ1の姿勢を検出し、カメラ1が所定の姿勢、即ち写真撮影のために矩形状の画面の各辺が略水平垂直となるようにするカメラ1を構えたときの姿勢となったときにのみ、非使用状態(電源オフ状態)から使用可能状態である撮影待機状態(電源オン状態)に切り換えることができる。
したがって、使用者は、カメラ1が非使用状態にあるときに、写真撮影のためにカメラ1を構える動作を行うのみで、従来行われていた規定の操作部材を操作する手順等の煩雑なスイッチ操作を不要としながら、カメラ1を即座に使用可能状態である撮影待機状態とすることができ、よって操作性の向上に寄与することができる。
この場合において、例えば、カメラ1が非使用状態で持ち運ばれていたり、ポケット,収納ケース,鞄等に収納されていたり、あるいは台上載置状態であると思われる場合には、使用可能状態への切り換えが行われないようにしているので、誤作動を抑止して、無駄な電力が消費されないようにしている。したがって、必要なときにのみカメラ1を起動させることができるので、カメラ1の省電力化に寄与することができる。
また、モーション検知起動モードにおいて、複数回のカメラ1の状態検出を段階的に行うようにしている。この場合においては、各段階に進む都度、カメラ1内の構成ブロックのうち部分的に起動させるようにしている。したがって、カメラ1の状態を把握する精度を高めることができると共に、多大な消費電力を要する撮像部や表示部等の構成ブロックの起動を遅らせて省電力化に寄与することができる。
次に、本発明の第2の実施形態のカメラについて、以下に説明する。
本実施形態のカメラの構成は、上述の第1の実施形態のカメラと全く同様の構成であり、動作シーケンスが若干異なるものとしている。したがって、カメラ自体の構成については、図1,図2を参照し、同じ構成部材については同一の符合を用いて説明する。
図13は、本発明の第2の実施形態のカメラにおけるモーション検知起動モード時の処理シーケンスを示すフローチャートである。
図14,図15は、本実施形態のカメラを利用する際の状況を示す図である。このうち、図14は、使用者がポケットに収納してあるカメラを取り出す際のようすを示している。図15は、図14の状態の後、取り出したカメラを横位置で構えた際のようすを示している。
図16は、本実施形態のカメラの利用時の加速度センサの出力例を示す図である。図17は、本実施形態のカメラの顔検出部による顔検出処理を説明する図である。図18は、本実施形態のカメラの表示部のオンオフ変位を示す図である。ここで、図18(A)は表示部のオフ状態を示し、図18(B)は表示部のオン状態を示している。
本実施形態のカメラにおけるモーション検知起動モード時の処理シーケンス(図13)は、基本的には上述の第1の実施形態と略同様であるが、本実施形態では上述の第1の実施形態に対して一部の処理ステップについて、さらに具体的な処理を例示して説明している。
本実施形態のカメラにおけるモーション検知起動モード時の処理シーケンスを、図13のフローチャートによって以下に説明する。
まず、カメラ1は、モーション検知起動モードに設定されており、かつ電源オフ状態にされているものとする。なお、このとき、制御部10は一部が起動しており、この制御部10が電源部19の一部の制御(図2のAブロックへの微弱電力の供給制御)と、加速度センサ11及び姿勢検出回路12の制御と、この姿勢検出回路12及び操作部14からの入力信号の監視を行っている。このことは上述の第1の実施形態と同様である。
このような状態にあるカメラ1の制御部10は、ステップS11において、姿勢検出回路12を制御して、比較的長い時間間隔、例えば1秒に1回毎の重力検出処理(サンプリング)を継続して実行させる。このときの加速度センサ11の3軸の出力波形は、図16に示す期間Pで示される。
次のステップS12において、制御部10は、Y方向の重力Gが「有」の状態に変化したか否かの判断を行う。
ここで、例えば使用者100が、図14に示すように衣服のポケット100a内に収納してあるカメラ1を取り出す動作を行って、図15に示す矢印Rのようにカメラ1をポケット100a外に取り出して、同カメラ1を手持ちで横位置に構えるまでの一連の動作を考えてみる。
図16には、この一連の動作時における加速度センサ11の出力波形の例が示されている。
図16において、期間Pは使用者がカメラ1をポケット内に縦位置となる姿勢で収納している状態で移動している期間である。この期間Pにおいては、加速度センサ11のX軸の出力(重力G)が大きく、これに比べてY,Z軸の出力は小さい。また、X軸の振幅W1が大きく出力されている。このことは、使用者の移動に伴ってカメラ1がポケット内にて主にX方向(収納されている状態で天地方向)に揺動しているものと推測できる。
次に、図16に示す符合Hの少し以前のタイミングで、カメラ1が図15の姿勢になるものとする。これにより、加速度センサ11のX軸の出力(重力G)は急激に小さくなる一方、これに変わってY軸の出力(重力G)が急激に大きくなる。このことは、カメラ1を横位置で構えた姿勢に移行されたと推測できる。
また、符合Hの時点以降の期間Qでは、Y軸の出力の振幅W2が次第に小さくなり、かつ所定の時間Tを経てもなお、Y軸の出力波形には若干の振幅がみられる。このことは、図15に示す姿勢とされた後、徐々にカメラ1の姿勢が安定し、かつ手持ち状態が継続されていると推測できる。
なお、Z軸の出力は符合Hの時点の前後において、期間Pから期間Qを通してさほどの変化は見られない。このことは、カメラ1を持っての移動中の姿勢(図14参照)でも、手に持って保持した姿勢(図15参照)でも、Z軸方向(カメラ1の前後方向)の揺れには変化が少ないと推測できる。
このような状況下にある場合において、上述のステップS12の処理にて、Y方向の重力Gが検出された(重力「無」から重力「有」に変化下)と判断された場合には、次のステップS13の処理に進む。
また、上記ステップS12の処理にて、Y方向の重力Gが検出されないままである場合には、上述のステップS11の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
ステップS13において、制御部10は、姿勢検出回路12を制御して、重力検出処理(サンプリング)の周期を、例えば1秒に50回毎として継続実行させる。このときの加速度センサ11の3軸の出力波形は、図16に示す期間Qで示される。
次のステップS14において、制御部10は、X軸,Y軸,Z軸の全ての出力波形の振幅が所定の周波数内であるか否かの判断を行う。ここで、全ての出力波形の振幅が所定の周波数内であることが確認された場合には、ステップS15の処理に進む。また、いずれかの出力波形の振幅が所定の周波数を超えている場合には、上述のステップS11の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
ステップS15において、制御部10は、X軸,Y軸,Z軸の全ての出力が所定の周期(例えば0.1Hz〜20Hz)でのピーク値(極大値)を示すか否かの判断を行う。ここで、全ての出力のピーク値が示されて、かつそのピーク値が所定値以下となっていることを検出した場合には、ステップS16の処理に進む。また、3軸のうちのいずれかの出力波形のピーク値が所定値を超えている場合には、上述のステップS11の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。この場合には、加速度センサ11の重力検出処理のサンプリング周期は、元の状態に戻される。
続いて、ステップS16において、制御部10は、電源部19を制御して撮像部16等への給電を開始させる制御を行うと共に、撮像部16をオン状態とする制御を行う。これにより、図2のCブロック内の構成ユニットが起動する。その後、ステップS17の処理に進む。
ここまでの処理(S11〜S16)は、上述の第1の実施形態におけるステップS1〜S5の処理に相当し、略同様の処理が行われる。
次に、ステップS17において、制御部10は、撮像部16と顔検出部17とを制御して顔検出画像処理を実行する。
この顔画像検出処理は、撮像部16により取得される画像信号に基づく取得画像18a(図17(A))と、予め用意されている顔テンプレート画像101(図17(B))とに基いて顔検出部17によって行われる。
顔検出部17は、取得画像18a内に顔テンプレート画像101にマッチした部分画像(顔画像)が存在するか否かの検出を行う。
ここで、図17(C)に示すように、取得画像18a中に顔画像101Aの存在が確認された場合には、制御部10は、撮像部16を制御して撮影動作を自動的に実行すると共に、記録部15を制御して、取得された画像信号についての記録動作処理を実行する(「撮影」処理)。
これと同時に、制御部10は、表示部18等の構成ブロック(図2のDブロック)を電源オン状態となるように制御する。これによりカメラ1は撮影待機状態になる。そして、表示部18の表示画面には、記録処理された画像が所定時間表示された後、撮像部16で継続的に取得される画像が表示される。図18においては、(A)のオフ状態から(B)のオン状態へと変化する際のようすを図示している。
一方、上述のステップS17において、取得画像中に顔画像が存在しないと判断された場合には、次のステップS18の処理に進む。
このステップS18の処理に進む場合としては、例えば撮像部16による取得画像が、人以外の被写体、即ち物の撮影であったり風景撮影であったりするような場合である。
この場合には、ステップS18の処理にて、撮像部16による取得画像中に画像全体若しくは所定の部分に明るさ情報が含まれるか否かの確認を行う。この確認は、撮像部16の撮像素子からの出力に基いて行われる。
ここで、取得画像中に所定量以上の明るさ情報が含まれていることが確認できた場合には、制御部10は、表示部18等の構成ブロック(図2のDブロック)を電源オン状態となるように制御する(図18参照)。これによりカメラ1は撮影待機状態になる。
また、取得画像中に所定量以上の明るさ情報が含まれないと判断された場合には、次のステップS19の処理に進む。この場合は、例えば夜景撮影を行う場合のように、周囲環境が暗い場合、即ち取得画像中の明るさ情報が所定量以下であっても、使用者が撮影を行う場合もあることを考慮して設けられる処理ステップである。
このステップS19において、制御部10は、取得画像中の明るさ情報が点光源に起因するものであるか否かの確認を行う。この確認は、例えば画面中の明るさ情報のパターン等を確認する等の所定の画像処理を画像処理部10a等において行なうことでなされる。
ここで、点光源であることが確認された場合には、制御部10は、表示部18等の構成ブロック(図2のDブロック)を電源オン状態となるように制御する(図18参照)。これによりカメラ1は撮影待機状態になる。また、点光源ではないと判断された場合には、次のステップS20の処理に進む。
ここまでの処理(S17〜S19)は、上述の第1の実施形態におけるステップS6の処理に相当し、より詳細な処理が行われている。
ステップS20において、制御部10は、内部時計10bのタイマー機能によって所定の時間が経過下か否かの確認を行う。ここで、所定の時間が経過するまでの間は、上述のステップS17の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
そして、上記ステップS20の処理において、所定の時間が経過したことが確認されると、次のステップS21の処理に進み、このステップS21において、制御部10は、撮像部16を電源オフ状態とする制御と、図2のBブロック及びCブロックへの電源供給断制御等を行って、その後、上述のステップS11の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
以上説明したように上記第2の実施形態によれば、上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態においては、カメラ1の状態についてのさらに詳細な検出処理を行うようにしたので、操作性を阻害することなく、さらなる省電力効果を得ることができる。
なお、上述の各実施形態においては、カメラ1内の構成ユニットについての全ての制御を制御部10を用いるようにしているが、この形態に限ることはない。
例えば、加速度センサ11及び姿勢検出回路12を専用のハードウエアによって構成したり、制御部10とは別にサブCPU等を設け、このサブCPUが加速度センサ11及び姿勢検出回路12,操作部14の監視や電源部19の制御を行うような構成も考えられる。このような構成とすれば、モーション検知起動モードの初期段階(図2のAブロックのみを起動させている段階)においては、制御部10をオフ状態としておくことができるようになり、さらなる省電力化に寄与することも可能である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施し得ることが可能であることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態のカメラを示す外観斜視図。 図1のカメラの内部構成の概略を示すブロック構成図。 図1のカメラのモーション検知起動モード時の動作の概略を示すフローチャート。 図1のカメラの使用時の姿勢のうちカメラを横位置で構えた場合を示す図。 図4に示す姿勢のときの加速度センサの出力例を示す図。 図1のカメラの使用時の姿勢のうちカメラを縦位置で構えた場合の一例を示す図。 図6に示す姿勢のときの加速度センサの出力例を示す図。 図1のカメラの使用時の姿勢のうちカメラを縦位置で構えた場合の他の一例を示す図。 図8に示す姿勢のときの加速度センサの出力例を示す図。 図1のカメラの携帯状態から構えた状態としたときの加速度センサの出力変位を示す図。 図1のカメラを手に持っている状態から固定台上に載置したときの加速度センサの出力変位を示す図。 図1のカメラにおける撮像素子の出力信号のうち明るさを表わす信号の経時的変位を示す図。 本発明の第2の実施形態のカメラにおけるモーション検知起動モード時の処理シーケンスを示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態のカメラを利用する際の状況のうち、使用者がポケットに収納してあるカメラを取り出す際のようすを示す図。 図14の状態の後、取り出したカメラを横位置で構えた際のようすを示す図。 本発明の第2の実施形態のカメラの利用時の加速度センサの出力例を示す図。 本発明の第2の実施形態のカメラの顔検出部による顔検出処理を説明する図。 本発明の第2の実施形態のカメラの表示部のオンオフ変位を示す図。
符号の説明
1……カメラ
10……制御部
10a……画像処理部
10b……時計
11……加速度センサ
12……姿勢検出回路
14……操作部
14a……シャッタボタン
15……記録部
16……撮像部
17……顔検出部
18……表示部
19……電源部

Claims (4)

  1. 撮像部と、
    表示部と、
    カメラの3方向の振動を検出する3方向加速度センサと、
    上記3方向加速度センサの出力を定期的に判定する判定部と、
    上記判定部の判定結果に応じて上記3方向加速度センサを制御する制御部と、
    を有し、
    上記判定部は、上記カメラを構えた場合の天地方向の姿勢への姿勢変化を判定し、
    上記制御部は、上記判定部の判定結果に応じて上記3方向加速度センサの判定周期をさらに細かく制御することを特徴とするカメラ。
  2. 上記判定部の出力が、それぞれ0.1Hz〜20Hzの周期で極大値を示し、かつその極大値が所定値以下の条件を検出した場合には、上記制御部は、上記撮像部への給電を開始する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 記録部を、さらに有し、
    上記制御部は、上記撮像部で取得された画像信号中に顔画像が検出された場合には、撮影動作を行って上記画像信号を記録する制御を行うことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 表示部を、さらに有し、
    上記制御部は、上記撮像部で取得された画像信号中に顔画像が検出された場合には、上記表示部への給電を開始する制御を行うことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
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