JP2010152635A - カード処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上下に分割可能な構造のカード処理装置において、カード処理装置の上部または下部を回転させて開口させた場合に、当該カード処理装置の各部の破損を抑制することが出来るカード処理装置を提供する。
【解決手段】上部フレーム11を下部フレーム51に対して45°の角度内で回動させる場合は、係合部23と係合部63との係合により、上部フレーム11の回動範囲が規制される。上部フレーム11を下部フレーム51に対して45°の角度を超えて回動させる場合は、本体上部31に取り付けられた天板21を取り外した後に回動させる。上部フレーム11と下部フレーム51とを分離する場合は、天板21が取り外された本体上部31を90°の角度まで回動させた後、排出方向Oにスライドさせて両フレームを分離する。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動取引装置等に搭載されるカード処理装置に関するものであり、特に、カードの搬入/排出動作を自動で行うカード処理装置に関するものである。
ATM(Automatic Teller Machine)に代表される自動取引装置等には、取引に使用されるカードを取り扱うためのカード処理装置が搭載されている。このカード処理装置は、例えば、カードの表面にIC(Integrated Circuit)チップの端子(以下「IC端子」という。)を備えたICカードや、カードの表面に磁気ストライプを備えた磁気カード、あるいは、カードの表面にIC端子を備えるとともに、その裏面に磁気ストライプを備えたIC/磁気併用型カードが利用可能な構成となっている。
IC/磁気併用型カードが利用可能なカード処理装置の内部は、例えば、図13に示すような構造になっている。図13に示すカード処理装置200において、201は、カード300を挿入するための挿入口であり、202は、カード処理装置200内部にカード300を搬送する際の搬送路であり、203は、カード300を搬送するためのローラである。また、204は、カード300のIC端子(図示省略)に接触することでデータの読出しや書込みを行うIC接点部であり、205は、カード300の磁気ストライプ(図示省略)に接触することでデータの読出しや書込みを行う磁気ヘッドである。206は、カード処理装置200の制御を行うための部品(図示省略)が搭載された制御基板である。
上述したIC接点部204や磁気ヘッド205は、カード300の搬入/排出動作が繰り返し行われることにより、次第に汚損され、磨耗していく。また、長年の使用等による歪みや欠損のあるカード300が、カード処理装置200に挿入された場合は、当該カード300が正常に搬入/排出されずに、カード処理装置200の内部に詰まってしまう場合がある。
このため、IC接点部204や磁気ヘッド205が汚損または磨耗した場合は、これらの清掃や交換を行う必要があり、また、カード処理装置200の内部にカード300が詰まった場合は、当該カード300を手動で除去しなければならない。
このような清掃・交換作業や除去作業を容易にするために、カードの挿入口201から延びているカード300の搬送路202を中心として、上下に分割可能な構造としたカード処理装置が、下記特許文献1〜5に記載されている。
特許第2976093号公報 特開平10−283444号公報 特開平10−283443号公報 特開2000−207499号公報 特許第2864344号公報
しかしながら、図13において上記特許文献に記載されたいずれの構成を採用した場合でも、カード処理装置の上部を回転させて、当該カード処理装置を開口させた場合、IC接点部204と制御基板206とを接続するケーブル(図示省略)が引っ張られるため、これにより、当該ケーブルの抜脱や断線が生じる場合がある。これは、カード処理装置の下部を回転させて、当該カード処理装置を開口させた場合も同様であり、この場合、磁気ヘッド205と制御基板206とを接続するケーブルが引っ張られるため、これにより、当該ケーブルの抜脱や断線が生じる場合がある。
このため、カード処理装置の開口に際しては、十分な注意が必要となるが、状況によっては、カード処理装置の上部または下部を大きく回転させて開口しなければならない場合もあり、この場合には、ケーブルの抜脱や断線が生じやすくなる。
本発明は、上述した問題点に鑑み、上下に分割可能な構造のカード処理装置において、カード処理装置の上部または下部を回転させて開口させた場合に、当該カード処理装置の各部の破損を抑制することが出来るカード処理装置を提供することを目的としている。
本発明に係るカード処理装置は、挿入されたカードを搬送するための搬送路を形成する一対のフレームと、一対のフレームの内、いずれか一方のフレームを他方のフレームに対して回動させるための回動機構とを備えており、一対のフレームを、第1の基部と第1回動規制部材とを有する第1フレームと、第2の基部と第2回動規制部材とを有する第2フレームとから構成している。そして、第1回動規制部材と第2回動規制部材とにより、第1フレームを第2フレームに対して第1の所定角度内で回動させる場合の回動範囲を規制する。また、第1回動規制部材および/または第2回動規制部材は、第1フレームおよび/または第2フレームから取り外し可能であって、当該取り外しにより、第1フレームは第2フレームに対して第1の所定角度を超えて回動可能となる。さらに、第1フレームと第2フレームとは分離可能であって、第1フレームを、第2フレームに対して第1の所定角度を超えて、第2の所定角度まで回動させた後、カードの排出方向に平行移動させることにより両フレームが分離する。
このようにすることで、第1フレームを第2フレームに対して回動させる場合に、第1の所定角度までしか回動しない段階と、第1の所定角度を超えて回動するが、第1フレームと第2フレームとを分離することが出来ない段階と、第1フレームと第2フレームとを分離することが出来る段階とを選択することが出来るため、カード処理装置を開口した場合における、当該カード処理装置の各部の破損を抑制することが出来る。
本発明のカード処理装置において、回動機構は、第1の基部に形成されカードの挿入方向に対して側方へ突出する突出部と、第2の基部に形成されカードの挿入方向に延びた後、その終端部からカードの厚み方向に延びたL字形の案内溝とから構成してもよい。
このようにすることで、第2の所定角度まで第1フレームを回動させた場合にのみ、当該第1フレームをカードの排出方向に平行移動させることが出来るため、第1フレームと第2フレームとが分離する条件を限定することができ、以って、カード処理装置を開口した場合における、当該カード処理装置の各部の破損を効果的に抑制することが出来る。
本発明のカード処理装置において、案内溝の内、カードの挿入方向に延びた案内溝の一端は、開口していてもよい。
このようにすることで、略垂直の姿勢にある第1フレームをカードの排出方向に平行移動させると、第1の基部の突出部が第2の基部の案内溝から離脱するので、第1フレームと第2フレームとを容易に分離することが出来る。
本発明のカード処理装置において、第1回動規制部材は、第1の基部の上方に取り付けられた金属製の天板の一部に形成された係合突起とし、第2回動規制部材は、第2の基部の側方に取り付けられた金属製の側板の一部に形成された係合突起としてもよい。
このようにすることで、互いの係合突起の係合に際して、過度な力が加えられた場合においても、それぞれの係合突起が破損することなく、係合状態を維持することが出来るため、カード処理装置を開口した場合における、当該カード処理装置の各部の破損を抑制することが出来る。
本発明のカード処理装置において、第2回動規制部材を、側板の一部に形成された係合突起に代えて、第2の基部の側方に形成した係合突起で構成してもよい。
このようにすることで、側板を省略して部品点数を削減することが出来るため、工数やコストの増加を抑制することが出来る。
本発明によれば、フレームが第1の所定角度までしか回動しない段階と、第1の所定角度を超えて回動するがフレームを分離出来ない段階と、フレームを分離出来る段階とを選択することが出来るため、開口時における各部の破損を抑制することが可能なカード処理装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。以下の図では、 同一部分または対応する部分に同一符号を付してある。
図1は、本発明の実施形態であるカード処理装置100の外観図であり、カード300の挿入方向に対して左側面方向から見た状態を示している。図2は、図1と同様、カード処理装置100の外観図であり、カード300の挿入方向に対して右側面方向から見た状態を示している。
ここで、カード300の挿入方向は、図中のIで示される方向であり、以下、「挿入方向I」と記載する。同様に、上述した左側面方向は、図中のLで示される方向であり、以下、「左側面方向L」と記載する。上述した右側面方向は、図中のRで示される方向であり、以下、「右側面方向R」と記載する。
また、カード300の排出方向は、挿入方向Iと反対の方向、つまり、図中のOで示される方向であり、以下、「排出方向O」と記載する。さらに、挿入方向I−排出方向O、および、左側面方向L−右側面方向Rとそれぞれ直交する上向きの方向は、図中のUで示される方向であり、以下、「垂直上方向U」と記載する。同様に、挿入方向I−排出方向O、および、左側面方向L−右側面方向Rとそれぞれ直交する下向きの方向は、図中のDで示される方向であり、以下、「垂直下方向D」と記載する。
図1〜図2に示されるカード処理装置100は、詳しくは、図3に示すとおり、上部フレーム11と、下部フレーム51とから構成されている。更に詳しくは、上部フレーム11は、金属製の天板21と、本体上部31とから構成されており、下部フレーム51は、金属製の側板61と、本体下部71とから構成されている。
ここで、上部フレーム11は、本発明における第1フレームの一実施形態であり、下部フレーム51は、本発明における第2フレームの一実施形態である。また、本体上部31は、本発明における第1の基部の一実施形態であり、本体下部71は、本発明における第2の基部の一実施形態である。
挿入方向Iに向かってカード処理装置100を見た状態は、図4で示され、当該図4中において斜線部で示される箇所は、カード処理装置100内にカード300(図1)を搬送するための搬送路41である。また、図中の42は、カード300の挿入口を示している。
図3において、天板21には、挿入口42(図4)の反対側に位置する端部に突出片22が形成されている。詳しくは、突出片22は、天板21の右側面方向Rの端部から、天板21の面に対して垂直下方向Dに突出している。そして、この突出片22の先端には、当該突出片22に対して略垂直な方向、つまり、右側面方向Rに突出した係合部23が形成されている。ここで、係合部23は、本発明にける第1回動規制部材の一実施形態である。
また、天板21には、突出片22とは別の突出片24が形成されている。詳しくは、突出片24は、突出片22の近傍位置に形成されており、垂直下方向Dに突出している。そして、この突出片24には、当該天板21と本体上部31とを固定する固定部材(図示省略)を取り付けるための取付孔25が穿設されている。
本体上部31(図3)には、挿入口42(図4)の反対側に位置する端部の2箇所に、カード300の挿入方向Iに対して側方へ突出する突出部32が形成されている。詳しくは、突出部32の一方は、本体上部31の右側面方向Rの側面に形成されており、当該側面に対して略垂直な方向、つまり、右側面方向Rに突出している。突出部32の他方は、本体上部31の左側面方向Lの側面に形成されており、当該側面に対して略垂直な方向、つまり、左側面方向Lに突出している。ここで、突出部32は、本発明における回動機構の一実施形態である。
また、本体上部31の右側面方向Rの側面には、当該本体上部31と天板21とを固定する固定部材(図示省略)を取り付けるための取付孔33が穿設されている。尚、本体上部31と天板21とを固定する場合は、取付孔25および取付孔33に上述した固定部材を貫入させて固定する。さらに、本体上部31には、前述したIC接点部204(図13)を取り付けるための取付孔34が穿設されている。なお、IC接点部204は、ケーブル(図示省略)を介して、側版61と反対側に設けられた制御基板(図示省略)に接続されている。
側板61(図3)には、挿入口42(図4)の反対側に位置する端部に突出片62が形成されている。詳しくは、突出片62は、側板61の端部から、天板21の面に対して垂直上方向Uに突出している。そして、この突出片62の先端には、係合部63が形成されており、当該係合部63は、突出片62に対して略垂直な方向、つまり、左側面方向Lに突出している。ここで、係合部63は、本発明における第2回動規制部材の一実施形態である。
また、側板61には、後述する嵌合部74を取り付けるための取付孔64が穿設されている。
本体下部71には、挿入口42の反対側に位置する端部の2箇所に係合部72が形成されている。詳しくは、係合部72の一方は、本体下部71の右側面方向Rの端部から、垂直上方向Uに突出している。係合部72の他方は、本体下部71の左側面方向Lの端部から、垂直上方向Uに突出している。
そして、各係合部72には、本体上部31の突出部32を係合させて、本体上部31を挿入方向Iや排出方向O、垂直上方向Uや垂直下方向Dにスライドさせるための案内溝73が、それぞれ形成されている。案内溝73は、カード300の挿入方向Iに延びた後、その終端部からカード300の厚み方向(垂直上方向U)に延びたL字形の形状を有している。ここで、案内溝73は、本発明にける回動機構の一実施形態である。
また、本体下部71には、挿入口42の反対側に位置する端部の1箇所に嵌合部74が形成されている。この嵌合部74は、右側面方向Rに突出しており、当該嵌合部74と上述した取付孔64とを嵌合させることにより、側板61と本体下部71とが固定される。
さらに、本体下部71には、前述した磁気ヘッド205(図13)を取り付けるための取付孔75と、搬送路41(図4)の一部である凹状の収容部76とが形成されている。尚、搬送路41は、この収容部76と本体上部31の底面(図示省略)によって構成されている。
以上の構成からなるカード処理装置100において、例えば、取付孔34に取り付けられたIC接点部(図示省略)や、取付孔75に取り付けられた磁気ヘッド(図示省略)等の清掃を行う場合や、収容部76に留まっているカード300を取り除く場合は、上部フレーム11を45°の角度まで回転させて、カード処理装置100を開口させる。
詳しくは、まず始めに、上部フレーム11を挿入方向Iに押圧することにより、L字形の案内溝73におけるコーナー位置まで、係合突起32をスライドさせる。詳しくは、図5に示す初期位置Sから、図6に示す所定位置P(コーナー位置)まで突出部32をスライドさせる。
続いて、挿入口42側の上部フレーム11の端部を垂直上方向Uに持ち上げるようにして、突出部32回りに当該上部フレーム11を回転させる。そして、上部フレーム11の回転が規制される位置まで、当該上部フレーム11を回転させ、カード処理装置100に設けられている保持機構(図示省略)により、上部フレーム11の開口状態を保持する。
詳しくは、上部フレーム11を回転させる直前の天板21と側板61の位置関係は、図7で示され、図中において、天板21に形成されている係合部23と、側板61に形成されている係合部63は、離れた状態にある。つまり、係合部23と係合部63とが係合していない状態にある。
そして、図7の状態から、上部フレーム11を更に回動させてゆくと、図8の(a)〜(c)に示すように、係合部23と係合部63は次第に接近し、最終的には、図8の(c)に示すように、係合部23と係合部63とが係合する。これにより、上部フレーム11の回動が45°の範囲に規制される。尚、上部フレーム11の回動が規制される角度45°は、本発明における第1の所定角度の一例である。
ここで、上部フレーム11の回動規制時において、図9に示すように、突出部32は、案内溝73の上端に位置するため、例えば、上部フレーム11(図3)が、排出方向Oに押圧された場合においても、案内溝73に沿って突出部32はスライドしない。よって、上部フレーム11は、下部フレーム51から不意に脱落することはない。
次に、カード処理装置100において、例えば、上部フレーム11の本体上部31を取り替える場合は、係合部23と係合部63との係合による上部フレーム11の回動規制を解除した後、さらに、上部フレーム11を回動させてカード処理装置100から取り外す。
詳しくは、まず始めに、本体上部31と天板21とを固定するための固定部材(図示省略)を取付孔33から取り外し、本体上部31から天板21を取り外す。これにより、上述した係合部23と係合部63の係合がなくなるため、係合部23と係合部63との係合による上部フレーム11の回動規制が解除される。
続いて、図10に示すように、本体上部31を90°の角度まで回転させた後、そのままの状態で排出方向Oに押圧して、案内溝73(図3)に沿って突出部32(図3)を排出方向Oにスライドさせる。
詳しくは、本体上部31を90°の角度まで回転させることにより、突出部32(図3)は、図9に示す状態から図6に示す状態に移行する。これにより、案内溝73に沿って突出部32をスライドさせることが可能となるため、本体上部31を排出方向Oに押圧しながらスライドさせ、図5に示す状態まで突出部32を移動させる。尚、本体上部31を排出方向Oにスライドさせることが可能となる当該本体上部31の回動角度90°は、本発明における第2の所定角度の一例である。
そして、案内溝73は、図3に示されるように排出方向O側の端部が開口しているため、図5の状態から、更に、本体上部31を排出方向Oに押圧しながらスライドさせることにより、図11に示すように、本体上部31と下部フレーム51とを分離させることが出来る。
このように上述した実施形態においては、上部フレーム11を下部フレーム51に対して45°の角度内で回動させる場合は、係合部23と係合部63との係合により、上部フレーム11の回動が規制される範囲で回動させ(図8)、上部フレーム11を下部フレーム51に対して45°の角度を超えて回動させる場合は、本体上部31に取り付けられた天板21を取り外した後に回動させ(図10)、上部フレーム11と下部フレーム51とを分離する場合は、天板21が取り外された本体上部31を90°の角度まで回動させた後、排出方向Oにスライドさせる(図11)。これにより、45°の角度までしか回動しない段階と、45°の角度を超えて回動するが、上部フレーム11と下部フレーム51とを分離することが出来ない段階と、上部フレーム11と下部フレーム51とを分離することが出来る段階とを選択することが出来るため、カード処理装置100を開口した場合における、IC接点部204と制御基板とを結ぶケーブルの抜脱や断線を抑制することが出来る。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、上記実施形態では、天板21に形成された係合部23と側板61に形成された係合部63とを係合させて、上部フレーム11の回動範囲を規制したが、これに限られず、係合部23を図3に示す方向とは反対の方向、つまり、左側面方向Lに突出させ、側板61の係合部63に代えて、本体下部71の係合部72の外側面に、図12に示す突出部81を右側面方向Rに突出するように形成し、この突出部81を、左側面方向Lに突出させた係合部23と係合させることにより、上部フレーム11の回動範囲を規制してもよい。
また、上記実施形態においては、本体上部31から天板21を取り外すことにより、係合部23、63による上部フレーム11の回動規制を解除したが、本体下部71から側版61を取り外すことにより、係合部23、63による上部フレーム11の回動規制を解除するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、上部フレーム11の回動が規制される角度、つまり、本発明における第1の所定角度を45°とし、本体上部31を排出方向Oにスライドさせることが可能となる当該本体上部31の回動角度、つまり、本発明における第2の所定角度を90°としたが、これに限られず、第1の所定角度を、例えば40°や50°とし、第2の所定角度を、例えば85°や95°としてもよい。
カードの挿入方向に対して左側面方向から見たカード処理装置の外観図である。 カードの挿入方向に対して右側面方向から見たカード処理装置の外観図である。 カード処理装置の構造を示した図である。 カードの挿入方向から見たカード処理装置の外観図である。 案内溝における係合突起の動きを説明する図である。 案内溝における係合突起の動きを説明する図である。 天板と側板を示した図である。 上部フレームの回動規制を説明する図である。 案内溝における係合突起の動きを説明する図である。 本体上部の取り外し直前の状態を示した図である。 本体上部の取り外し直後の状態を示した図である。 他の実施形態の要部を示した図である。 従来のカード処理装置を示した図である。
符号の説明
11 上部フレーム
23 係合部
31 本体上部
32 突出部
51 下部フレーム
63 係合部
71 本体下部
73 案内溝
100 カード処理装置

Claims (5)

  1. 挿入されたカードを搬送するための搬送路を形成する一対のフレームと、
    前記一対のフレームの内、いずれか一方のフレームを他方のフレームに対して回動させるための回動機構と、
    を備えたカード処理装置において、
    前記一対のフレームを、第1の基部と第1回動規制部材とを有する第1フレームと、第2の基部と第2回動規制部材とを有する第2フレームとから構成し、
    前記第1回動規制部材と前記第2回動規制部材とにより、前記第1フレームを前記第2フレームに対して第1の所定角度内で回動させる場合の回動範囲を規制し、
    前記第1回動規制部材および/または前記第2回動規制部材は、前記第1フレームおよび/または前記第2フレームから取り外し可能であって、当該取り外しにより、前記第1フレームは前記第2フレームに対して前記第1の所定角度を超えて回動可能となり、
    前記第1フレームと前記第2フレームとは分離可能であって、前記第1フレームを、前記第2フレームに対して前記第1の所定角度を超えて、第2の所定角度まで回動させた後、前記カードの排出方向に平行移動させることにより両フレームが分離することを特徴とするカード処理装置。
  2. 請求項1に記載のカード処理装置において、
    前記回動機構は、
    前記第1の基部に形成され、前記カードの挿入方向に対して側方へ突出する突出部と、
    前記第2の基部に形成され、前記カードの挿入方向に延びた後、その終端部から前記カードの厚み方向に延びたL字形の案内溝と、
    から構成されることを特徴とするカード処理装置。
  3. 請求項2に記載のカード処理装置において、
    前記案内溝の内、前記カードの挿入方向に延びた案内溝の一端は、開口していることを特徴とするカード処理装置。
  4. 請求項1に記載のカード処理装置において、
    前記第1回動規制部材は、前記第1の基部の上方に取り付けられた金属製の天板の一部に形成された係合突起であり、
    前記第2回動規制部材は、前記第2の基部の側方に取り付けられた金属製の側板の一部に形成された係合突起であることを特徴とするカード処理装置。
  5. 請求項4に記載のカード処理装置において、
    前記第2回動規制部材を、前記側板の一部に形成された係合突起に代えて、前記第2の基部の側方に形成した係合突起で構成したことを特徴とするカード処理装置。
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