JP2010152056A - 反射防止フィルム及び反射防止フィルムを有する偏光板並びに画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材と、基材上に形成された電離放射線硬化型樹脂組成物を主成分とし、有機ケイ素系撥水剤及びシリコーン系レべリング剤を含有した低屈折率層と、を有することを特徴とする反射防止フィルム。
【選択図】図1
Description
多官能アクリレート化合物と有機ケイ素系撥水剤としてアルキルアルコキシラン化合物とシリコーン系レベリング剤としてBYK−UV3500(ポリエーテル変性アクリル基を有するポリジメチルシロキサン/ビックケミー株式会社製)を、モル比1:0.75:0.18の割合になるように組み合わせて混合した。この溶液と平均粒径60nmの中空シリカとを63重量部と37重量部の割合になるように組み合わせて混合した。さらに光重合開始剤を加え、固形分換算で4.5%になるように、イソプロピルアルコールで希釈させ、低屈折率層12の形成用塗液を調整した。
多官能アクリレート化合物とアルキルアルコキシラン化合物とBYK−UV3500(ビックケミー株式会社製)を、モル比1:0.75:0.18の割合になるように組み合わせて混合した。この溶液と平均粒径60nmの中空シリカとを63重量部と37重量部の割合になるように組み合わせて混合した。さらに光重合開始剤を加え、固形分換算で3.5%になるように、イソプロピルアルコールで希釈させ、低屈折率層12の形成用塗液を調整した。
多官能アクリレート化合物とアルキルアルコキシラン化合物とBYK−UV3500(ビックケミー株式会社製)を、モル比1:0.75:0.18の割合になるように組み合わせて混合した。この溶液と平均粒径60nmの中空シリカとを63重量部と37重量部の割合になるように組み合わせて混合した。さらに光重合開始剤を加え、固形分換算で2.5%になるように、イソプロピルアルコールで希釈させ、低屈折率層12の形成用塗液を調整した。
多官能アクリレート化合物とアルキルアルコキシラン化合物を、モル比1:0.75の割合になるように組み合わせて混合した。この溶液と平均粒径60nmの中空シリカとを63重量部と37重量部の割合になるように組み合わせて混合した。さらに光重合開始剤を加え、固形分換算で4.5%になるように、イソプロピルアルコールで希釈させ、低屈折率層12の形成用塗液を調整した。
多官能アクリレート化合物とアルキルアルコキシラン化合物を、モル比1:0.75の割合になるように組み合わせて混合した。この溶液と平均粒径60nmの中空シリカとを63重量部と37重量部の割合になるように組み合わせて混合した。さらに光重合開始剤を加え、固形分換算で3.5%になるように、イソプロピルアルコールで希釈させ、低屈折率層12の形成用塗液を調整した。
多官能アクリレート化合物とアルキルアルコキシラン化合物を、モル比1:0.75の割合になるように組み合わせて混合した。この溶液と平均粒径60nmの中空シリカとを63重量部と37重量部の割合になるように組み合わせて混合した。さらに光重合開始剤を加え、固形分換算で2.5%になるように、イソプロピルアルコールで希釈させ、低屈折率層12の形成用塗液を調整した。
多官能アクリレート化合物とアルキルアルコキシラン化合物とメガファックF470(DIC株式会社製)を、モル比1:0.75:0.18の割合になるように組み合わせて混合した。この溶液と平均粒径60nmの中空シリカとを63重量部と37重量部の割合になるように組み合わせて混合した。さらに光重合開始剤を加え、固形分換算で4.5%になるように、イソプロピルアルコールで希釈させ、低屈折率層12の形成用塗液を調整した。
多官能アクリレート化合物とアルキルアルコキシラン化合物とメガファックF470(DIC株式会社製)を、モル比1:0.75:0.18の割合になるように組み合わせて混合した。この溶液と平均粒径60nmの中空シリカとを63重量部と37重量部の割合になるように組み合わせて混合した。さらに光重合開始剤を加え、固形分換算で3.5%になるように、イソプロピルアルコールで希釈させ、低屈折率層12の形成用塗液を調整した。
多官能アクリレート化合物とアルキルアルコキシラン化合物とメガファックF470(DIC株式会社製)を、モル比1:0.75:0.18の割合になるように組み合わせて混合した。この溶液と平均粒径60nmの中空シリカとを63重量部と37重量部の割合になるように組み合わせて混合した。さらに光重合開始剤を加え、固形分換算で2.5%になるように、イソプロピルアルコールで希釈させ、低屈折率層12の形成用塗液を調整した。
スチールウール♯0000を用い、500g/cm2の荷重で10回往復擦傷試験を実施し、目視による傷の外観を検査した。評価は、傷なし(◎)、程度が小さい傷あり(○)、相当傷つく(△)、著しく傷つく(×)の4段階とした。
積層の施されていない面につや消し黒色塗料を塗布し、反射防止の処理を行った反射防止フィルムを目視で観察し、色ムラの発生を評価した。評価は、明るい環境下でも色ムラが見えにくい(◎)、明るい環境下にて色ムラが見える(○)、暗い環境下でも色ムラが見える(△)、暗い環境下にて色ムラがはっきりと見える(×)の4段階とした。
積層の施されていない面につや消し黒色塗料を塗布し、反射防止の処理を行った反射防止フィルムを目視で観察し、白化の発生を評価した。評価は、明るい環境下でも白化が見えにくい(◎)、明るい環境下にて白化が見える(○)、暗い環境下でも白化が見える(△)、暗い環境下にて白化がはっきりと見える(×)の4段階とした。
反射防止フィルムの表面に付着した油性ペンのインキをセルロース製不織布[旭化成工業(株)製:ベンコットM−3]で拭き取り、その取れ易さを目視判定で行った。評価は、油性ペンのインキを完全に拭き取ることが出来る(○)、油性ペンのインキの拭き取り跡が残る(△)、油性ペンのインキを拭き取ることが出来ない(×)の3段階とした。
反射防止フィルムの表面に付着した指紋をセルロース製不織布[旭化成工業(株)製:ベンコットM−3]で拭き取り、その取れ易さを目視判定で行った。評価は、指紋を完全に拭き取ることが出来る(○)、指紋の拭き取り跡が残る(△)、指紋を拭き取ることが出来ない(×)の3段階とした。
分光光度計により入射角5度で550nmにおける平均視感反射率を測定した。
分光測色計光度計によりa*とb*とを測定した。
Claims (9)
- 基材と、
前記基材上に形成された電離放射線硬化型樹脂組成物を主成分とし、有機ケイ素系撥水剤及びシリコーン系レべリング剤を含有した低屈折率層と、
を有することを特徴とする反射防止フィルム。 - 前記低屈折率層における前記電離放射線硬化型樹脂と前記シリコーン系レべリング剤のモル比(前記電離放射線硬化型樹脂/前記シリコーン系レべリング剤)が0.09以上0.25以下の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の反射防止フィルム。
- 前記低屈折率層における前記電離放射線硬化型樹脂と前記有機ケイ素系撥水剤のモル比(前記電離放射線硬化型樹脂/前記有機ケイ素系撥水剤)が0.50以上1.00以下の範囲であることを特徴とする請求項1または2に記載の反射防止フィルム。
- 前記低屈折率層の形成用塗液の固形分濃度が4.00%以上8.00%以下の範囲であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の反射防止フィルム。
- 前記低屈折率層が、粒径0.5nm以上200nm以下の低屈折率微粒子を含有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の反射防止フィルム。
- L*a*b*色度系における反射色相が0≦a*≦5かつ−3≦b*≦3であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の反射防止フィルム。
- 平均視感反射率(Y)がY≦1.3%であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の反射防止フィルム。
- 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の反射防止フィルムを有することを特徴とする偏光板。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の反射防止フィルムを有することを特徴とする画像表示装置。
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