JP2010151492A - 磁石取付方法及び磁石取外し方法 - Google Patents

磁石取付方法及び磁石取外し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 タイヤ検査装置においてリムをスピンドルに取り付けている永久磁石を着脱する際に、永久磁石の破損を防止しつつ脱着作業を簡単かつ効率的に行えるようにする。
【解決手段】本発明の磁石取付方法は、スピンドル6に永久磁石9が挿入される有底の装着孔18を形成し、装着孔18の底部に装着孔18の開口側と反対側に向かって伸びる貫通孔28を形成し、貫通孔28に棒状の案内部材29をその突端が装着孔18の底部から開口側に向かって突き抜けるまで挿し込み、底部への永久磁石9の磁着力に対抗するように案内部材29の突端で永久磁石9の底部側を支持しながら、当該永久磁石9を装着孔18内に挿入するものである。永久磁石9を取り外す際には、永久磁石9の磁着力に対抗するように案内部材29の突端で永久磁石9の底部側を押し上げながら永久磁石9を装着孔18から抜き出せば良い。
【選択図】図4

Description

本発明は、タイヤ検査装置のリム交換装置に永久磁石を脱着する際に用いられる磁石取付方法及び磁石取外し方法に関するものである。
従来より、製品上がりのタイヤに対して製品検査を行うタイヤ検査装置にはタイヤを挟み込んで支持する一対のリムが設けられている。リムには支持するタイヤのサイズに合わせて複数の種類があり、検査しようとするタイヤのサイズや種類が変われば、リムも交換しなければならない。それゆえ、従来のタイヤ検査装置にはリムの交換を行うリム交換装置が設けられている。
このようなリム交換装置としては、例えばスピンドル側に揺動可能に設けられた固定部材でリムを固定するものが知られている。ところが、このように固定部材を用いてリムを機械的に固定するリム交換装置は構造が複雑なものとなり易く、装置価格やメンテナンスの面で好ましくない。
そこで、リムの着脱をより容易に行えるように、特許文献1には永久磁石を用いてリムをスピンドルに着脱するリム交換装置が開示されている。
特開平1−283131号公報
ところで、特許文献1のリム交換装置では、スピンドルのフランジ部に有底の装着孔を形成し、この装着孔に強い磁力を備えたフェライト磁石などの永久磁石を装着する構成が採用されている。しかし、永久磁石を装着孔の底部に近づけると永久磁石と装着孔の底部との間には強い磁力(磁着力)が発生するため、永久磁石が装着孔の底部に勢いよく当たってフェライトなどの脆性材料で形成された永久磁石に破損が生じる可能性がある。
また、永久磁石を装着孔に組み込む際に永久磁石が何らかの拍子に装着孔の内周面や装着孔の開口部周辺のスピンドル表面に勢いよく引き寄せられた場合にも、同様な永久磁石の破損が生じる可能性もある。
このような永久磁石の破損が生じると、磁石の破片が飛び散って装着孔の内部やフランジ部などスピンドルの表面に磁着し、これらの破片を取り除く作業が必要となって生産性を大きく損なうことになる。
また、装着孔の内部やスピンドルの表面と永久磁石との間に磁力が作用すると、この磁力が邪魔になって永久磁石を装着孔から抜き出すことが難しく、一旦装着した永久磁石は取外しされないものとなっていた。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、永久磁石の装着孔の内部やスピンドルの表面への永久磁石の勢いのよい磁着を防止して永久磁石の破損を防止でき、永久磁石の脱着作業が簡単かつ効率的に行える磁石取付方法及び磁石取外し方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じている。
即ち、本発明の磁石取付方法は、タイヤを挟み込んでスピンドルに固定するリムを備え、該リムとスピンドルとを固定する永久磁石を前記スピンドル側に備えたタイヤ検査装置において、前記スピンドルに永久磁石を取り付ける磁石取付方法であって、
前記スピンドルに、前記永久磁石が挿入される有底の装着孔を形成し、前記装着孔の底部に、当該装着孔の開口側と反対側に向かって伸びる貫通孔を形成し、前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記装着孔の底部から開口側に向かって突き抜けるまで挿し込み、前記底部への前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を支持しながら、当該永久磁石を装着孔内に挿入することを特徴とするものである。
このようにすれば、永久磁石と装着孔の底部との間に互いに引き合う方向の力(磁着力)が作用しても、案内部材がその突端で永久磁石を装着孔の底部側から支持しているので、永久磁石が装着孔の底部に勢いよく当たって破損することを防止することができる。また、前記装着孔は前記リムに対向する側に開口しているのが好ましく、この場合には前記永久磁石を前記リム側から前記装着孔内に挿入するのが良い。
このようにすれば、永久磁石をリムへ近づけることができるため、リムを可及的に強い磁力でスピンドル側に固定することができる。
さらに、前記案内部材を磁性材料で形成し、前記永久磁石を前記案内部材の突端に磁着させた状態で前記装着孔内に挿入することもできる。
このようにすれば、永久磁石が案内部材の突端に磁着して案内部材から横ずれし難くなり、また、何らかの拍子に装着孔の内部やスピンドルの表面に永久磁石が引き寄せられても、永久磁石が装着孔の内部やスピンドルの表面に近寄り難くなる。そのため、永久磁石を案内部材でしっかりと保持したまま装着孔に対して挿入することができ、また、磁着力に邪魔されることなく装着孔に対して永久磁石を簡単に挿入することができる。
なお、永久磁石に以下のようなものを設けても良い。
例えば、前記リムに面した永久磁石の表面に前記リムに永久磁石が直接触れることを規制する蓋体を設けて、前記永久磁石と蓋体とを一体(一緒)又は別体(別々)に前記装着孔に挿入することもできる。
このようにすれば、外部からの永久磁石に対する衝撃などにより永久磁石が破損しても磁石の破片が装着孔の外側に飛び散ることがなくなり、生産性を大きく損なうことがなくなる。
また、前記永久磁石の外周側に前記装着孔の内周面に永久磁石が直接触れることを規制する非磁性材料からなるケース体を設け、前記永久磁石とケース体とを一体(一緒)又は別体(別々)に前記装着孔に挿入することもできる。
このようにすれば、永久磁石が装着孔の内周面に直接磁着することが規制され、永久磁石を装着孔の内周面に引き寄せる力が小さくなって、磁力に邪魔されることなく永久磁石を簡単に装着孔に挿入することができる。
さらに、前記永久磁石の底面に装着孔の底部に永久磁石が直接触れることを規制する底体を設け、前記永久磁石と底体とを一体(一緒)に前記装着孔に挿入することもできる。
このようにすれば、永久磁石は底体により保護されているので永久磁石が直接装着孔の底部に勢いよく当たることがなく、破損が生じにくくなる。
なお、前記底体を磁性材料で形成しておけば、永久磁石が破損しても磁性材料の部材に破片が磁着し、装着孔から破片を取り除くことが容易に行える。
また、前記ケース体の外周面と前記装着孔の内周面とを互いに螺合可能に形成すると共に、当該案内部材と当該貫通孔とを螺合させ、前記案内部材を前記貫通孔に対して回動させて当該案内部材を装着孔に挿入し、前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を支持し、前記案内部材を回動させて前記突端の位置を調整しながら当該永久磁石を装着孔内に挿入するようにしてもよい。このようにすれば、装着孔に対してケース体を回動させることで装着孔内に永久磁石の磁力が作用していても容易に永久磁石を挿脱することができる。また、永久磁石が貫通孔に螺合する案内部材によりしっかりと保持されているので永久磁石が装着孔の底部に勢いよく当たって破損することをより確実に防止することができる。さらに、装着孔に挿入されたケース体は螺合で取り付けられているため、装着孔から抜け落ちることもない。
さらに、案内部材が貫通孔に対して螺合しているので、案内部材が装着孔で不意に動くことがない。それゆえ、案内部材の突端で永久磁石を確実に保持しながら永久磁石を装着孔に挿入することができる。
また、本発明の磁石取付方法においては、案内部材により永久磁石を案内しなくても永久磁石を装着孔に着脱することもできる。
例えば、タイヤを挟み込んでスピンドルに固定するリムを備え、該リムとスピンドルとを固定する永久磁石を前記スピンドル側に備えたタイヤ検査装置において、前記スピンドルに永久磁石を取り付ける磁石取付方法であって、
前記スピンドルに、前記永久磁石が挿入される有底の装着孔を形成し、前記装着孔の内周面および底部に永久磁石が直接触れることを規制するケース体を設け、前記ケース体の外周面と前記装着孔の内周面とを互いに螺合可能に形成し、前記ケース体を装着孔に対してねじ込み、前記底部への前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記ケース体で前記永久磁石の底部側を支持しながら前記永久磁石とケース体とを装着孔に挿入すれば良い。
このようにすれば、ケース体をねじり出しながらそのケース体に取り付けられた永久磁石をケース体ごと装着孔から取り出すので、装着孔に対して永久磁石が傾かないように取り外すことができる。また、案内部材を用いて永久磁石を支えるのに比べて案内部材の挿脱作業が不要となり、作業性がさらに良くなる。
一方、本発明の磁石取外し方法は、上述の磁石取付方法を用いて前記スピンドルに取り付けられた永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際して、前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記永久磁石の底部側に当たるまで挿し込み、前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を押しながら、当該永久磁石を装着孔から抜き出すことを特徴とするものである。
なお、蓋体と一体又は別体に前記装着孔に挿入された永久磁石を前記蓋体と一体又は別体に当該スピンドルから取り外すに際しては、前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記永久磁石の底部側に当たるまで挿し込み、前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を押し上げながら、前記蓋体と永久磁石とを一体(一緒)に装着孔から抜き出すと良い。
また、ケース体と一体又は別体に前記装着孔に挿入された永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記永久磁石の底部側に当たるまで挿し込み、前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を押しながら、前記ケース体と永久磁石とを一体(一緒)に装着孔から抜き出すと良い。
さらに、底体と一体に前記装着孔に挿入された永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記底体に当たるまで挿し込み、前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記案内部材の突端で前記底体を押しながら、前記底体と永久磁石とを一体(一緒)に装着孔から抜き出すと良い。
なお、前記ケース体を装着孔に対してねじ込みながら前記ケース体と一体に装着孔に挿入された永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記ケース体の底部側に当たるまで挿し込み、前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を押すと共に前記装着孔にねじ込まれたケース体を当該ねじ込み方向とは逆方向にねじりながら、前記ケース体と永久磁石とを一体(一緒)に装着孔から抜き出すと良い。
また、前記案内部材を前記貫通孔に対して回動させながら装着孔に挿入された永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、前記案内部材を、取り付け時とは逆方向に回動させて前記貫通孔に挿し込み、前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を押しながら、当該永久磁石を装着孔から抜き出すと良い。
さらに、案内部材を用いずに前記装着孔の内周面および底部に永久磁石が直接触れることを規制するケース体を装着孔に対してねじ込みながら装着孔に挿入された永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、前記ケース体を取り付け時とは逆方向にねじりながら、前記ケース体と永久磁石とを一体(一緒)に装着孔から抜き出すと良い。
本発明の磁石取付方法及び磁石取外し方法によれば、永久磁石の破損やスピンドルへの永久磁石の磁着を防止して、永久磁石の脱着作業を簡単かつ効率的に行うことができる。
まず、磁石取付方法及び磁石取外し方法が行われるタイヤ検査装置1について図面に基づき説明する。
図1に模式的に示されるように、本発明のタイヤ検査装置1は、検査対象のタイヤTを水平状態で搬送する搬送ローラ2の上方を跨ぐように設置されたフレーム3内に配備されており、タイヤTを上下リム4、5間に挟んで回転させる上下スピンドル14、16と、上下スピンドル14、16のタイヤTに対して水平に移動して接離自在とされた回転ドラム22とを備え、回転されているタイヤTのユニフォミティや形状あるいは動バランスを測定する構造とされている。
また、タイヤ検査装置1は、上下リム4、5を上下スピンドル14、16に磁着する上側及び下側の永久磁石9、10と、タイヤTの種類やサイズに合わせて上下リム4、5を上下スピンドル14、16のそれぞれに対して着脱する上下リム交換装置11、12とから成るリム着脱機構とを備えている。
なお、図1の紙面の上下をタイヤ検査装置1を説明する際の上下方向とする。また、上スピンドル14の回転軸心から半径方向に離れる方向をタイヤ検査装置1を説明する際の径外側、径外側から回転軸心に近づく方向を径内側とする。
図1及び図2に示されるように、上スピンドル14は、駆動モータ13により正逆双方に回転駆動する上スピンドル14ように構成されている。上スピンドル14の下端面には上方に向かって凹んだ係合部15が形成されており、この係合部15に下スピンドル16の上端を嵌合することで上下スピンドル14、16が連結されて1本に繋がるようになっている。
上スピンドル14の下端側には、外周面から板状に張り出したフランジ部17が形成されている。フランジ部17の下面は平坦に形成されており、この平坦な下面には上方に向かって窪んだ上側の装着孔18が上スピンドル14の回転軸心回りに複数形成されている。これらの装着孔18には上リム4を上スピンドル14に磁着する上側の永久磁石9がそれぞれ装着されている。
上側の永久磁石9は、上スピンドル14のフランジ部17の下面に形成された複数の装着孔18のそれぞれに挿入されている。上側の永久磁石9は、下方に向かって開口したこれら有底の装着孔18に収容されて、上スピンドル14のフランジ部17の下面側に向けて強い磁力を発生しており、上リム4を上スピンドル14に磁着できるようになっている。
図1及び図3に示されるように、下スピンドル16は、下スピンドルハウジング7に対して回転可能に取り付けられており、このスピンドルハウジング7は、上下方向に伸縮自在な昇降シリンダ44に取り付けられている。下スピンドル16の上端は上方に向かってテーパ状に形成されており、上スピンドル14の係合部15に係合可能となっている。また、下スピンドル16におけるテーパ状に形成された部分の下側には、板状に張り出したフランジ部20が形成されている。フランジ部20の上面は平坦に形成されており、この平坦な上面には下方に向かって窪んだ下側の装着孔21が下スピンドル16の回転軸心回りに複数形成されている。これらの装着孔21には下リム5を下スピンドル16に磁着する下側の永久磁石10がそれぞれ装着されている。
下側の永久磁石10は、上側の永久磁石9と同様に下スピンドル16のフランジ部20の上面に形成された有底の装着孔21に挿入されており、下リム5を磁着できるようになっている。
図1に示されるように、ドラム部8は、上下方向を向く軸周りに円筒状に形成された回転ドラム22と、この回転ドラム22を回転自在に支持するドラム支持体23とを備えている。ドラム部8は、フレーム3に対してスライドレール24を用いてドラム支持体23を水平方向に移動させることで、回転ドラム22の外周面に形成された模擬路面をタイヤTに接触・離反させることができるように構成されている。
本実施形態のタイヤ検査装置1では、昇降シリンダ44を伸ばして下スピンドル16を上方に向かって移動させて上スピンドル14に連結させ、上下スピンドル14、16に取り付けられている上下リム4、5間にタイヤTを挟持することでタイヤTが保持される。そして、タイヤTを回転ドラム22に接触させた状態で駆動回転させるとタイヤT走行時の負荷に起因する力が回転ドラム22に作用し、回転ドラム22に取り付けられたユニフォミティ測定部(図示略)でこの力を計測することでタイヤTのユニフォミティが評価される。
図2及び図3に示されるように、リム着脱機構は、上下リム4、5を装着する場合は上述のように上下スピンドル14、16のフランジ部17、20に設けられた上側及び下側の永久磁石9、10を用いて上下リム4、5を上下スピンドル14、16に磁着させる。そして、上下リム4、5を離脱させる場合は、上リム交換装置11を用いて上リム4を上スピンドル14から取り外し、この上リム交換装置11で上リムを取り外した後に下リム交換装置12を用いて下リム5を下スピンドル16から取り外す構成となっている。
上リム交換装置11は、フレーム3の下端部に垂下状に取り付けられたブラケット25と、このブラケット25の下端に設けられるアクチュエータ26とを有しており、アクチュエータ26の押圧力により上リム4を上スピンドル14のフランジ部17から引き離すことができるようになっている。
下リム交換装置12は、フレーム3に取り付けられた箱状の部材であり、その上面には下リム着脱穴27が開口状に形成されている。この下リム着脱穴27は、下スピンドル16のフランジ部20に対しては上下方向の通過を許容しつつ下リム5に対しては上下方向の通過を許容しない大きさに形成されており、下リム5が磁着した下スピンドル16を下方に移動させることで下リム5を下スピンドル16から引き離すことができるように形成されている。
なお、リム着脱機構を用いて上下リム4、5を上下スピンドル14、16に取り付ける際には、下リム着脱穴27と同心となるように下リム交換装置12上に上下リム4、5を予め重ね合わせた状態で載置しておき、次に下スピンドル16を上方に伸ばせば、下側の永久磁石10により最初に下リム5が下スピンドル16に、また上側の永久磁石9により上リム4が上スピンドル14に順番に磁着して上下リム4、5の取り付けが行われる。
ところが、上述のような永久磁石9、10を上下スピンドル14、16の装着孔18、20に装着する際には永久磁石9、10の破損が起こりやすい。上側の永久磁石9を装着孔18に装着する場合を例にとって説明すると、永久磁石9を装着孔18の底部に近づけると永久磁石9と装着孔18の底部との間には強い磁力(磁着力)が発生するため、永久磁石9が装着孔18の底部に勢いよく当たってフェライトなどの脆性材料で形成される永久磁石9に破損が生じる可能性がある。また、永久磁石9が何らかの拍子に装着孔18の内周面や開口部周辺の上スピンドル14表面に勢いよく引き寄せられた場合にも、同様な永久磁石9の破損が生じる可能性もある。
このような永久磁石9の破損が生じると、磁石の破片が飛び散って装着孔18の内部や上スピンドル14の表面に磁着し、これらの破片を取り除く作業が必要となってリム交換作業ひいてはタイヤの各種検査の生産性を大きく損なうことになる。また、永久磁石9の取り付けや取り外しの際に装着孔18の内部と永久磁石9との間に磁力が作用するので、この磁力が邪魔になって永久磁石9を装着孔18に対してスムーズに挿脱できないこともあり、永久磁石9の着脱作業に手間がかかることも考えられる。
そこで、本発明の磁石取付方法では、装着孔18、21の底部に開口側と反対側に向かって伸びる貫通孔28を形成して、この貫通孔28に棒状の案内部材29をその突端が装着孔18、21の底部から開口の外方に向かって突き抜けるまで挿し込み、底部への永久磁石9、10の磁着力に対抗するように案内部材29の突端で永久磁石9、10の底部側を支持しながら、永久磁石9、10の取り付けを行うようにしている。
貫通孔28は、装着孔18、21の底部と、この装着孔18、21が開口した面と上下方向に反対側のフランジ部17、20の表面との間を直線的に繋ぐように形成されている。貫通孔28は装着孔18、21に挿入された永久磁石9、10が通過できない孔径に形成されており、この貫通孔28を通って永久磁石9、10が抜け落ちることはない。
案内部材29は、貫通孔28に挿し込める太さの棒状に形成されている。案内部材29は、装着孔18、21の開口側と上下方向の反対側から貫通孔28に挿し込まれて、装着孔18、21の内部又は開口の上方に突き出た突端で永久磁石9、10を底部側から支持できるように構成されている。本実施形態の案内部材29は、永久磁石9、10の底部側に対して引き合う方向に磁力を発生する磁性材料で形成されており、突端に永久磁石9、10の底部を磁着させた状態で永久磁石9、10を装着孔18、21内に挿入できるようになっている。なお、案内部材29は、永久磁石9、10の底部側に磁着するものであれば磁着可能な金属系材料であって良いし、永久磁石9、10の底部側と極性の異なる磁石であっても良い。
具体的には、本実施形態の磁石取付方法は、以下のように行われる。なお、上側の永久磁石9を上スピンドル14のフランジ部17に形成された装着孔18に挿入する場合を例にとって説明する。
図4(a)に示されるように、上スピンドル14のフランジ部17では、装着孔18は下方に向かって開口している。そして、この装着孔18に対して上側の永久磁石9を挿入する際には、まず貫通孔28の上側の開口部から案内部材29を下方に向けて挿し込む。
図4(b)に示されるように、案内部材29を貫通孔28に挿し込んでいくと、案内部材29の突端が装着孔18の内部に突き抜ける。そして、装着孔18の開口部を通って装着孔18の外側に突き出た案内部材29に対しては、案内部材29の突端と永久磁石9の底部との間に磁力が、互いが引き合う方向に作用し、案内部材29の突端が永久磁石9の底部に磁着する。この状態で案内部材29における永久磁石9側とは反対側の端部を支えることで、永久磁石9を装着孔18の底部側への磁力(磁着力)に抗して案内部材29の突端で底部側から支持することができる。
図4(c)に示されるように、永久磁石9を装着孔18の底部側に近づけると、永久磁石9と装着孔18の底部との間に大きな磁力(磁着力)が作用し、永久磁石9が装着孔18の底部側に強く引きつけられる。しかし、上述のように案内部材29の突端で永久磁石9を底部側から支持していれば、装着孔18の底部に対する磁力に対抗して永久磁石9を装着孔18内にゆっくりと挿入することができる。
このように、永久磁石9が装着孔18の底部に到達するまで支持することにより、永久磁石9が底部に勢いよく当たって破損することを防止できる。
また、案内部材29で支持しながら永久磁石9を装着孔18に近づけると、永久磁石9と上スピンドル14の装着孔18の内周面や開口部周囲との間にも磁力が作用するようになる。しかし、特に、案内部材29を永久磁石9の底部側と引き合う磁性材料で形成すれば、永久磁石9が案内部材29の突端に磁着するので、案内部材29に磁着した永久磁石9が案内部材29の突端から横ずれしにくくなり、永久磁石9の挿入がよりスムーズ且つ簡単になる。
なお、装着孔18に挿入された永久磁石9を取り外す場合には、取り付けのときとは逆の手順で操作すればよい。即ち、貫通孔28に棒状の案内部材29を、その突端が永久磁石9の底部側に当たるまで挿し込み、次に永久磁石9の磁力に対抗するように案内部材29の突端で永久磁石9の底部側を押し上げる。 このようにすれば、永久磁石9が装着孔18の底部に強固に磁着していても、この永久磁石9と装着孔18の底部との間に作用する磁力に対抗して永久磁石9を装着孔18から離脱させることができ、永久磁石9を装着孔18から容易に抜き出すことができる。
次に、第2実施形態〜第4実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法について説明する。
第1実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法で取り付けられる永久磁石9は磁石単体だけで構成されていた。しかし、図5(a)〜図5(c)に示されるように、永久磁石9に対して予め蓋体30、ケース体31、及び/又は底体32を設け、磁石取付方法及び磁石取外し方法がより一層容易に行えるようにしても良い。
図5(a)の左図に示されるように、例えば第2実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法では、上リム4に面した永久磁石9の表面に上リム4に永久磁石9が直接触れることを抑制する蓋体30を設けている。
蓋体30は、永久磁石9における装着孔18の開口側の表面に配備された板部材であり、本実施形態では永久磁石9に磁着しない非磁性体で形成されている。蓋体30は、永久磁石9の表面に固定されており、取付時や取外し時には永久磁石9と一緒に移動するようになっている。
蓋体30は、永久磁石9の表面よりやや大きい面積に形成されている。一方、第2実施形態の装着孔18は、下部(開口側)が上部に比べて内径が大きい段付き穴形状に形成されており、装着孔18の上部に永久磁石9を、また装着孔18の下部に蓋体30を嵌め込むことができるようになっている。それゆえ、永久磁石9を装着孔18の上部に挿入すると蓋体30が装着孔18の下部に嵌め込まれて装着孔18が密閉状態となり、リム着脱時の衝撃のような外部からの衝撃など、何らかの拍子に永久磁石9が破損した際の破片が装着孔18内から飛散することを抑制することができるようになっている。また、蓋体30は、上リム4が直接当たらないようにして、リム着脱時の衝撃により永久磁石9が破損することも防止している。
次に、第2実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法は、具体的には以下のように行われる。
図5(a)の右図に示されるように、蓋体30が一体に設けられた永久磁石9を装着孔18に取り付ける際は、案内部材29の突端で永久磁石9を底部側から支持しながら永久磁石9と蓋体30とを一体に装着孔18に挿入する。このようにすれば、案内部材29の突端で底部側から支持されながら永久磁石9が装着孔18の上部に挿入されると共に蓋体30が装着孔の下部を覆い、永久磁石9の装着と共に蓋体30の装着が行われる。また、永久磁石9を装着孔18から取り外す際は、貫通孔28に棒状の案内部材29をその突端が永久磁石9の底部側に当たるまで挿し込み、永久磁石9の磁力に対抗するように案内部材29の突端で永久磁石9の底部側を押し上げながら、蓋体30と永久磁石9とを一体に装着孔から抜き出す。
このように蓋体30を設ければ、リム着脱時の衝撃のような外部からの衝撃など、何らかの拍子に永久磁石9が破損して破片が発生しても破片が装着孔の外側へ飛び散る虞がない。
なお、第2実施形態では、蓋体30が永久磁石9に一体に設けられたものを例示したが、蓋体30を永久磁石9と着脱自在(別体)に設けることもできる。このような場合は、永久磁石9を装着孔18に取り付ける際に永久磁石9を装着孔18の上部にまず挿入し、その後蓋体30を装着孔18の下部に嵌め込むと良い。
また、蓋体30の下面の位置が上スピンドル14のフランジ部17の表面よりやや上方(装着孔内側)になるように蓋体30を装着孔18の開口部に嵌め込むこともできる。このようにすれば、上リム4がフランジ部17に面状態で接触するように構成しても、蓋体30の表面と上リム4との間に隙間ができて、上リム4から蓋体30を介して永久磁石9に伝わる着脱時の衝撃をさらに低減することができる。
図5(b)の左図に示されるように、例えば第3実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法では、蓋体30に加えて、永久磁石9の外周側に装着孔18の内周面に永久磁石9および蓋体30が直接触れることを抑制するケース体31を設けている。
ケース体31は、その内径が永久磁石9の外径より大きな筒状に形成されており、永久磁石9を内周側に収容して永久磁石9と一体に移動可能に形成されている。ケース体31の上下方向の幅は永久磁石9より蓋体30の厚みの分だけ厚く形成されており、ケース体31は互いに重ね合わされた磁性材料の蓋体30と永久磁石9とを外周側から抱囲できるように形成されている。ケース体31は、合成樹脂、ステンレス、アルミ又は銅などの非磁性材料で形成されており、永久磁石9との間に磁力を発生させないように構成されている。それゆえ、ケース体31が取り付けられた永久磁石9を装着孔18に挿入する際には、非磁性材料で形成されたケース体31の厚みの分だけ装着孔18の内周面や開口部周囲と永久磁石9との間に発生する磁力が弱まり、その磁力に邪魔されることなく永久磁石9を装着孔18内に挿入することが可能になる。また、磁性材料で形成された永久磁石9と蓋体30との外周側を非磁性材料のケース体31で抱囲することで、永久磁石9の磁力が上リム4側(下側)に強く作用することになり、上リム4を上スピンドル14のフランジ部17に強く磁着することが可能となる。さらに、リム着脱時の衝撃のような外部からの衝撃など、何らかの拍子に永久磁石9が破損して破片が発生しても破片が装着孔の外側へ飛び散る虞がない。
次に、第3実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法は具体的には以下のように行われる。
図5(b)の右図に示されるように、ケース体31が一体に設けられた永久磁石9を装着孔18に取り付ける際は、案内部材29の突端で底部側から支持しながら永久磁石9とケース体31とを一体に装着孔18に挿入する。このようにすれば、案内部材29の突端で底部側から支持しながら永久磁石9が装着孔18に挿入されると共にケース体31が永久磁石9の外周側と装着孔18の内周面との間に配備され、永久磁石9と一緒にケース体31を装着孔18に挿入することができる。また、永久磁石9を装着孔18から取り外す際は、貫通孔28に棒状の案内部材29をその突端が永久磁石9の底部側に当たるまで挿し込み、永久磁石9の磁着力に対抗するように案内部材29の突端で永久磁石9の底部側を押し上げながら、ケース体31と永久磁石9とを一体に装着孔18から抜き出す。
このように永久磁石9とケース体31とを一体に装着孔18に挿脱することで、非磁性材料で形成されたケース体31の厚みの分だけ装着孔18の内周面や開口部周囲と永久磁石9との間に発生する磁力が弱まり、永久磁石9の着脱作業が容易に行える。
なお、第3実施形態では、蓋部材30とケース体31が永久磁石9に一体に装着孔に挿入するものを例示したが、蓋部材30とケース体31と永久磁石9とを個別に(別体に)装着孔に挿入することもできる。このようにすれば、例えばケース体31を装着孔18の内周面に予め取り付けておくことができ、永久磁石9を装着孔18内にスムーズに挿入することや、装着孔18から永久磁石9をスムーズに取り出すことが可能となり、永久磁石9の着脱作業がより簡単に行える。
図5(c)の左図に示されるように、第4実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法では、蓋体30及びケース体31に加えて、永久磁石9の底面に装着孔18の底部に永久磁石9が直接触れることを抑制する底体32を設けている。
底体32は、永久磁石9の底部に配備された板部材であり、本実施形態では非磁性体で形成されている。底体32は、上述したケース体31と一体に形成されて永久磁石9の底面側を覆っており、取付時や取外し時には永久磁石9と一緒に(一体に)移動して装着孔18内に着脱することができるようになっている。それゆえ、底体32と共に永久磁石9を装着孔18に挿入すると、非磁性材料で形成された底体32の厚みの分だけ装着孔18の底面と永久磁石9との間に発生する磁力が弱まり、永久磁石9の破損を防止しつつ永久磁石9をより容易に着脱することができる。
第4実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法は、具体的には以下のように行われる。
図5(c)の右図に示されるように、ケース体30に一体的に形成された底体32と共に永久磁石9を装着孔18に取り付ける際は、案内部材29の突端で底部側から支持しながら永久磁石9と底体32とを一体に(一緒に)装着孔18に挿入する。また、永久磁石9を装着孔18から取り外す際は、貫通孔28に棒状の案内部材29をその突端が底体32に当たるまで挿し込み、永久磁石の磁力に対抗するように案内部材29の突端で底体32を押し上げながら、底体32と永久磁石9とを一体に装着孔18から抜き出す。
このようにすれば、リム着脱時の衝撃のような外部からの衝撃など、何らかの拍子に永久磁石9が破損して破片が発生しても破片が装着孔の外側へ飛び散る虞がない。さらには、破片をケース体30と底体32と一緒に装着孔18から取り除くことができ、永久磁石9の破片の処分に余計な労力を使う必要がなくなって、永久磁石9の脱着作業を効率的に行うことができる。
なお、第2実施形態から第4実施形態で例示した蓋体30、ケース体31、または底体32については、これらのうち少なくともどれか1つ又は2つを選んで予め永久磁石9に取り付けておいても良く、永久磁石9にこれらの全てを予め取り付けておいても良い。また、蓋体30、ケース体31、または底体32の中から複数を選んで永久磁石9に設ける場合には、少なくともいずれか1つを磁性材料で形成し、残りを非磁性材料で形成するのが良い。このようにすれば、永久磁石9が破損しても破片が蓋体30、ケース体31又は底体32のうち少なくとも1つに磁着し、装着孔18から破片を取り除くことが容易となるからである。また、ケース体31の装着孔18への固定方法、および、蓋体へのケース体31への固定方法は、接着、溶接、ねじ止め又はねじ込み(螺合)等から適宜選択することができる。また、案内部材29で案内しながら永久磁石9を装着孔内に挿入する方法を行うものであれば、蓋体30、ケース体31、または底体32を永久磁石に対して予め取り付けておく必要はない。
次に、第5実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法について説明する。
第5実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法で用いられる永久磁石9は、第3実施形態〜第4実施形態と同じように蓋体30およびケース体31を備えている。第5実施形態のケース体31では、ケース体31が永久磁石9に磁着しない非磁性材料で形成されており、ケース体31の外周面と装着孔18の内周面とが螺合可能となっている。
すなわち、ケース体31の外周面には装着孔の内周面に形成された第1雌ねじ部33に螺合可能な第1雄ねじ部34が形成されている。それゆえ、ケース体31を装着孔18に対して一方向に回転させれば、ケース体31の第1雄ねじ部34が装着孔の第1雌ねじ部33に螺合して永久磁石がケース体31と一緒に装着孔内に挿入される。また、ケース体31を逆方向に回転させれば、永久磁石9がケース体31と一緒に装着孔18から抜け出て、永久磁石9の着脱が可能となる。
また、ケース体31のリム装着側にケース体の内径よりも一回り小さな開口部が形成されており、この開口部には、ケース体31の内側から磁性材料からなる蓋体30が取り付けられている。この蓋体は、径の異なる二つの円板を重ね合わせたような形に形成されており、大径部がケース体31の内周に嵌り小径部が開口部に嵌るようになっている。また小径部の厚さ(上下方向の高さ)は開口部の深さ(上下方向の高さ)以下に設定されている。
また、第5実施形態では、案内部材29が磁性材料で形成されており、案内部材29の外周面と貫通孔28の内周面とが螺合可能となっている。すなわち、案内部材29の外周面には貫通孔28の内周面に形成された第2雌ねじ部35に螺合可能な第2雄ねじ部36が形成されている。それゆえ、案内部材29を貫通孔28に対してどちらかの方向に回転させれば、案内部材29の第2雄ねじ部36が貫通孔28の第2雌ねじ部35に螺合し、案内部材29の突端の位置を上下方向に精度良く調整しながら永久磁石9を装着孔18に着脱することができる。また、これらの第2雄ねじ部36と第2雌ねじ部35とのピッチを小さくすれば、案内部材29を回転させる力が弱い場合であっても案内部材29を上下方向に強い力で移動させることができ、永久磁石9と装着孔18の底部との間に強い磁力が作用する場合であっても永久磁石9の磁力に対抗して永久磁石9を装着孔18に対して着脱することが可能となる。また、案内部材29が軸方向(上下方向)へ不用意に動いてしまうことも防止できる。
第5実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法は、具体的には以下のように行われる。
図6(a)に示されるように、永久磁石9の外側には永久磁石9の外周面を覆うケース体31が設けられており、このケース体31の下側(リム取付け側)にはケース体31を回転させるための着脱可能な治具37が取付けられている。ケース体31の下側端面には、案内部材29の回転軸心回りに等間隔をあけて4つの係合凹部38が形成されている。この係合凹部38は上方に向かって凹状に形成されており、ケース体31の下方から治具37の係合突起39と係合可能となっている。それゆえ、治具37をいずれかの方向に回転させると、ケース体31が装着孔18に対して回転する。
この状態で案内部材29を貫通孔28に対して一方向(図6では時計方向)に回転させると、案内部材29の外周面に形成された第2雄ねじ部36が貫通孔28の内周面に形成された第2雌ねじ部35に螺合し、案内部材29が下方に向かって移動する。そして、やがて案内部材29の突端が永久磁石9の上面に当接して案内部材29と永久磁石9とが磁着する。
図6(b)に示されるように、案内部材29と永久磁石9とが磁着すると、案内部材29を貫通孔28に対して逆方向(図6では反時計方向)に回転させる。第2雄ねじ部36が第2雌ねじ部35に螺合しながら、案内部材29が上方に向かって移動し案内部材29の突端の位置が上方に変化する。また、治具37を案内部材29の回転方向と同じ方向に回転させると、治具37に係合したケース体31の外周面に形成された第1雄ねじ部34が装着孔18の内周面に形成された第1雌ねじ部33に螺合し、ケース体31がねじられながら(回転しながら)上方に向かって移動する。
図6(c)に示されるように、ケース体31が装着孔18内に完全に収容されると、フランジ部17の側面から装着孔18の内周面に向かって伸びる案内孔40に螺合状態で備えられたロックピン41を突出させ、ロックピン41でケース体31を装着孔18内に固定する。
このようにして装着孔18に挿入された永久磁石9を取り外す場合には、取り付けのときとは逆の手順で操作すればよい。即ち、貫通孔28に螺合させた案内部材29をその突端がケース体31の底部側に当たるまでねじ込み、装着孔18にねじ込まれたケース体31をねじ込み方向とは逆方向にねじり、これ動作に合わせて案内部材29を取り付け時とは逆方向に回動させながら、ケース体31と永久磁石9とを一体に装着孔18から抜き出すと良い。
このようにすれば、貫通孔28に対して案内部材29を回動させるとともに、装着孔18に対してケース体31を回動させて永久磁石9を支持しながら位置を微調整できるので、永久磁石9を確実に支持しながら永久磁石9を装着孔18にゆっくりと近づけることができ、永久磁石9が装着孔18の底部に勢いよく当たって破損することをより確実に防止することができる。また、装着孔18に挿入されたケース体31は螺合で取り付けられているため、永久磁石9が装着孔18から抜け落ちることもない。
さらに、ねじジャッキの如く構成された貫通孔28に螺合した案内部材29で永久磁石9に対して強力な押出力を付与することができ、案内部材29を貫通孔28に対して回動させながら永久磁石9を徐々に且つ確実に装着孔18から抜き出することができる。
なお、第5実施形態では、ケース体31の外周面と装着孔18の内周面とが螺合し合うと共に案内部材29の外周面と貫通孔28の内周面とが螺合し合うものを例示して説明した。しかし、ケース体31の外周面と装着孔の内周面とだけが互いに螺合し合うように構成しても良いし、案内部材29の外周面と貫通孔28の内周面とだけが互いに螺合し合うように構成しても良い。また、装着孔の底部側にこれと対向するケース体の端面と当接する底板を追加しても良い。
次に、第6実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法について説明する。
図7に示されるように、第6実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法では、第1実施形態から第5実施形態とは異なり、永久磁石9を装着孔18内に案内する案内部材29が用いられておらず、また案内部材29を挿通するための貫通孔28もフランジ部17に設けられていない。そして、装着孔18の内周面および底面に永久磁石9が直接触れることを抑制するケース体31、すなわち装着孔31の底部側において有底状に形成されたケース体31が設けられており、このケース体31の外周面には装着孔18の内周面に形成された第1雄ねじ部34と互いに螺合する第2雌ねじ部35が形成されている。
また、第5実施形態と同様に、ケース体31の下側端面には、その回転軸心回りに等間隔をあけて4つの係合凹部38が形成されている。この係合凹部38は上方に向かって凹状に形成されており、ケース体31を回転させるための着脱可能な治具37が取り付けられている。
それゆえ、永久磁石9を装着孔18に取り付ける場合は、ケース体31を装着孔18に対して一方向に回動させる。このようにすると、ケース体31の第1雄ねじ部34が装着孔18の第1雌ねじ部33に螺合し、ケース体31が上方に移動して永久磁石9がケース体31と一緒に装着孔18内に挿入される。また、永久磁石9を装着孔18から取り外す場合は、ケース体31を取り付け時とは逆方向に回動させる。このようにすると、装着孔底部への永久磁石の治着力に対抗するようにケース体31で永久磁石を支持しながらケース体31を移動させることができる。 このようにすれば、永久磁石9が装着孔18の底部に到達するまで支持することにより、永久磁石9が底部に勢いよく当たって破損することを防止できる。また、ケース体31をねじりながら永久磁石9をケース体31ごと装着孔18から取り出すことができ、永久磁石9を装着孔18に対して傾けないように取り外すことができ、案内部材29を用いて永久磁石9を着脱するより調整の手間が省けて作業性も良くなる。
第6実施形態では蓋体を設けていないものを説明したが、例えば上記他の実施形態のように蓋体を設けるようにしてもよい。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、発明の本質を変更しない範囲で各部材の形状、構造、材質、組み合わせなどを適宜変更可能である。
上記実施形態では、案内部材29に磁性材料で形成されたものを例示した。しかし、案内部材29は非磁性材料で形成されていても良い。
上記第5実施形態で開示したケース体31の外周面と装着孔18の内周面との螺合、及び案内部材29の外周面と貫通孔28の内周面との螺合は、第1実施形態〜第4実施形態についても適用することができる。
上記実施形態では、上スピンドル14のフランジ部17に形成された装着孔18に上側の永久磁石9を着脱する場合を例に挙げて磁石取付方法及び磁石取外し方法を説明した。しかし、本発明の磁石取付方法及び磁石取外し方法は、下スピンドル16のフランジ部20に形成された装着孔21に下側の永久磁石10を着脱する場合にも用いることができる。
タイヤ検査装置の正面図である。 上スピンドルの正面断面図である。 下スピンドルの正面断面図である。 第1実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法を示す説明図である。 第2実施形態〜第4実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法を示す説明図である。 第5実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法を示す説明図である。 第6実施形態の磁石取付方法及び磁石取外し方法を示す説明図である。
符号の説明
1 タイヤ検査装置
2 搬送ローラ
3 フレーム
4 上リム
5 下リム
6 上スピンドルハウジング
7 下スピンドルハウジング
8 ドラム部
9 上側の永久磁石
10 下側の永久磁石
11 上リム交換装置
12 下リム交換装置
13 駆動モータ
14 上スピンドル
15 係合部
16 下スピンドル
17 上側のフランジ部
18 上側の装着孔
20 下側のフランジ部
21 下側の装着孔
22 回転ドラム
23 ドラム支持体
24 スライドレール
25 ブラケット
26 アクチュエータ
27 下リム着脱穴
28 貫通孔
29 案内部材
30 蓋体
31 ケース体
32 底体
33 第1雌ねじ部
34 第1雄ねじ部
35 第2雌ねじ部
36 第2雄ねじ部
37 治具
38 係合凹部
39 係合突起
40 案内孔
41 ロックピン
T タイヤ

Claims (17)

  1. タイヤを挟み込んでスピンドルに固定するリムを備え、該リムとスピンドルとを固定する永久磁石を前記スピンドル側に備えたタイヤ検査装置において、前記スピンドルに永久磁石を取り付ける磁石取付方法であって、
    前記スピンドルに、前記永久磁石が挿入される有底の装着孔を形成し、
    前記装着孔の底部に、当該装着孔の開口側と反対側に向かって伸びる貫通孔を形成し、
    前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記装着孔の底部から開口側に向かって突き抜けるまで挿し込み、
    前記底部への前記永久磁石の磁着力に対抗 するように前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を支持しながら、当該永久磁石を装着孔内に挿入する
    ことを特徴とする磁石取付方法。
  2. 前記装着孔は、前記リムに対向する側に開口しており、
    前記永久磁石を、前記リム側から前記装着孔内に挿入することを特徴とする請求項1に記載の磁石取付方法。
  3. 前記案内部材を磁性材料で形成し、
    前記案内部材を、その突端が前記開口部から突き抜けるまで挿し込み、
    前記永久磁石を前記突端に磁着させた状態で前記装着孔内に挿入することを特徴とする請求項1又は2に記載の磁石取付方法。
  4. 前記リムに面した永久磁石の表面にリムに永久磁石が直接触れることを規制する蓋体を設け、
    前記永久磁石と蓋体とを一体又は別体に前記装着孔に挿入することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の磁石取付方法。
  5. 前記永久磁石の外周側に前記装着孔の内周面に永久磁石が直接触れることを規制する非磁性材料からなるケース体を設け、
    前記永久磁石とケース体とを一体又は別体に前記装着孔に挿入することを特徴とする請求項1〜4に記載の磁石取付方法。
  6. 前記永久磁石の底面に装着孔の底部に永久磁石が直接触れることを規制する底体を設け、
    前記永久磁石と底体とを一体に前記装着孔に挿入することを特徴とする請求項1〜5に記載の磁石取付方法。
  7. 前記底体を磁性材料で形成することを特徴とする請求項6記載の磁石取付方法。
  8. 前記ケース体の外周面と前記装着孔の内周面とを互いに螺合可能に形成し、
    前記ケース体を装着孔に対してねじ込みながら前記永久磁石とケース体とを一体に装着孔に挿入することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の磁石取付方法。
  9. 前記案内部材の外周面と前記貫通孔の内周面とを互いに螺合可能に形成すると共に、当該案内部材と当該貫通孔とを螺合させ、
    前記案内部材を前記貫通孔に対して回動させて当該案内部材を装着孔に挿入し、
    前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を支持し、前記案内部材を回動させて前記突端の位置を調整しながら当該永久磁石を装着孔内に挿入することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のタイヤ検査装置の磁石取付方法。
  10. タイヤを挟み込んでスピンドルに固定するリムを備え、該リムとスピンドルとを固定する永久磁石を前記スピンドル側に備えたタイヤ検査装置において、前記スピンドルに永久磁石を取り付ける磁石取付方法であって、
    前記スピンドルに、前記永久磁石が挿入される有底の装着孔を形成し、
    前記装着孔の内周面および底部に永久磁石が直接触れることを規制するケース体を設け、
    前記ケース体の外周面と前記装着孔の内周面とを互いに螺合可能に形成し、
    前記ケース体を装着孔に対してねじ込み、前記底部への前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記ケース体で前記永久磁石の底部側を支持しながら前記永久磁石とケース体とを装着孔に挿入することを特徴とする磁石取付方法。
  11. 請求項1〜3の何れかに記載の磁石取付方法を用いて前記スピンドルに取り付けられた永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、
    前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記永久磁石の底部側に当たるまで挿し込み、
    前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を押し上げながら、当該永久磁石を装着孔から抜き出す
    ことを特徴とする磁石取外し方法。
  12. 請求項4に記載の磁石取付方法を用いて前記スピンドルに取り付けられた永久磁石を前記蓋体と一体又は別体に当該スピンドルから取り外すに際しては、
    前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記永久磁石の底部側に当たるまで挿し込み、
    前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を押し上げながら、前記永久磁石を装着孔から抜き出す
    ことを特徴とする磁石取外し方法。
  13. 請求項5に記載の磁石取付方法を用いて前記スピンドルに取り付けられた永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、
    前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記永久磁石の底部側に当たるまで挿し込み、
    前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を押し上げながら、前記ケース体と永久磁石とを一体に装着孔から抜き出す
    ことを特徴とする磁石取外し方法。
  14. 請求項6又は7に記載の磁石取付方法を用いて前記スピンドルに取り付けられた永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、
    前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記底体に当たるまで挿し込み、
    前記永久磁石の磁着力に対抗するように前記案内部材の突端で前記底体を押し上げながら、前記底体と永久磁石とを一体に装着孔から抜き出す
    ことを特徴とする磁石取外し方法。
  15. 請求項8に記載の磁石取付方法を用いて前記スピンドルに取り付けられた永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、
    前記貫通孔に棒状の案内部材を、その突端が前記ケース体の底部側に当たるまで挿し込み、
    前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を押し上げると共に前記装着孔にねじ込まれたケース体を当該ねじ込み方向とは逆方向にねじりながら、前記ケース体と永久磁石とを一体に装着孔から抜き出す
    ことを特徴とする磁石取外し方法。
  16. 請求項9に記載の磁石取付方法を用いて前記スピンドルに取り付けられた永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、
    前記案内部材を、取り付け時とは逆方向に回動させて前記貫通孔に挿し込み、
    前記案内部材の突端で前記永久磁石の底部側を押し上げながら、当該永久磁石を装着孔から抜き出す
    ことを特徴とする磁石取外し方法。
  17. 請求項10に記載の磁石取付方法を用いて前記スピンドルに取り付けられた永久磁石を当該スピンドルから取り外すに際しては、
    前記ケース体を取り付け時とは逆方向にねじりながら、前記ケース体と永久磁石とを一体に装着孔から抜き出す
    ことを特徴とする磁石取外し方法。
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