JP2010147680A - 無線機 - Google Patents

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【課題】TDD方式を用いた無線機に於いて、送信/受信の切分け時の、送信LO信号と受信回路との信号結合を抑制し、受信感度の向上を図る。
【解決手段】TDD方式であり、ベースバンド信号を直接無線周波数に変換するダイレクトコンバージョン方式の無線機であって、送信部シンセサイザ16からの出力がスイッチング手段15を介して出力されると共に、前記送信部シンセサイザ及び前記スイッチング手段はシールドされた構成であり、受信時には前記スイッチング手段が前記送信部シンセサイザからの出力を遮断する制御手段を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明はTDD方式を用いた無線機に関するものである。
無線方式の1つとしてTDD方式(Time Division Duplex:時分割複信)がある。TDD方式は、基地局と移動局が同一周波数を用い、通信経路を時間軸で細かく区分し、送信と受信を高速に切替え、同時送受信(デュプレックス通信)を実現する方式の一つである。
又、TDD方式の無線機として、非線形歪補償に負帰還方式であるカーテシアンループ方式を用い、ベースバンド信号を直接無線周波数に変換するダイレクトコンバージョン無線機がある。
図3により、ダイレクトコンバージョン無線機について説明する。
先ず、TDD方式の送信時の作動について説明する。
ベースバンド部1により、ベースバンド信号の同位相成分(以下I成分と称す)と直交成分(以下Q成分と称す)が出力される。I成分は加算器2で帰還信号と加算された後出力され、Q成分は加算器3で帰還信号と加算された後出力され、それぞれ直交変調器4に入力される。
周波数シンセサイザ16は局部発振信号(以下LO信号と称す)を発生させる。LO信号はバッファアンプ14に入力され、該バッファアンプ14により所望の電力に増幅され、直交変調器4と移相器13に与えられる。
前記加算器2、前記加算器3からのI成分、Q成分は、前記直交変調器4でLO信号により変調、周波数変換される。周波数変換された信号はバンドパスフィルタ5により不要成分が取除かれ、可変減衰器6によりレベル調整された後、電力増幅器7に入力される。該電力増幅器7に入力された信号は、規定のレベル迄増幅され、方向性結合器8に入力される。該方向性結合器8に入力された信号は、アイソレータ9、ローパスフィルタ10を介し、アンテナスイッチ11に入力される。該アンテナスイッチ11に入力された信号は、該アンテナスイッチ11により送信経路を選択され、前記アンテナ12により送信される。前記アイソレータ9は、前記アンテナ12からの反射信号を遮断する為のものであり、前記ローパスフィルタ10は、前記電力増幅器7で発生する高調波を抑制するものである。
前記電力増幅器7の出力信号の一部は前記方向性結合器8で帰還して、可変減衰器18に入力される。該可変減衰器18に入力された信号は、適正なレベルに調整され、直交復調器17に入力される。該直交復調器17に入力された信号は、前記移相器13より入力したLO信号により、I成分、Q成分に復調される。I成分は前記加算器2に、Q成分は前記加算器3に帰還信号として入力される。
この様な負帰還方式に於いては、系を安定させる為に、前記加算器2と前記加算器3の入力側で、入力信号のI成分、Q成分と帰還信号のI成分、Q成分とが逆位相となっていることが必要であり、その位相調整を前記移相器13により行っている。
次に、TDD方式の受信時の作動について説明する。
受信時は、前記ベースバンド部1から送信/受信切替え情報が前記電力増幅器7、前記アンテナスイッチ11に送出され、この送信/受信切替え情報を基に前記電力増幅器7、前記アンテナスイッチ11が制御される。
該アンテナスイッチ11については送信経路と受信経路の切替え、前記電力増幅器7については熱雑音の受信回路19への回込みを防ぐ為、受信時は前記電力増幅器7のバイアス電圧をOFFにする様制御される。
ここで、送信LO信号の受信回路との結合について説明する。
前記周波数シンセサイザ16から出力され、前記バッファアンプ14で所要のレベルに増幅されたLO信号については、受信回路との信号結合が発生する。前述した様にダイレクトコンバージョン方式では、送信LO信号と受信周波数が同一周波数である為、送信LO信号と受信回路との信号結合は、受信感度劣化を引起す。
又、現在、無線機の小型化及び原価低減が求められ、送信/受信の1ユニット化、或は送受信回路の同一基板化が強く求められている。一方で、一体化することで必然的に送信/受信の切分けが困難となり、送信LO信号と受信回路との信号結合は、無視できない問題となっている。
特開2003−273947号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、TDD方式を用いた無線機に於いて、送信/受信の切分け時の、送信LO信号と受信回路との信号結合を抑制し、受信感度の向上を図るものである。
本発明は、TDD方式であり、ベースバンド信号を直接無線周波数に変換するダイレクトコンバージョン方式の無線機であって、送信部シンセサイザからの出力がスイッチング手段を介して出力されると共に、前記送信部シンセサイザ及び前記スイッチング手段はシールドされた構成であり、受信時には前記スイッチング手段が前記送信部シンセサイザからの出力を遮断する制御手段を具備した無線機に係るものである。
本発明によれば、TDD方式であり、ベースバンド信号を直接無線周波数に変換するダイレクトコンバージョン方式の無線機であって、送信部シンセサイザからの出力がスイッチング手段を介して出力されると共に、前記送信部シンセサイザ及び前記スイッチング手段はシールドされた構成であり、受信時には前記スイッチング手段が前記送信部シンセサイザからの出力を遮断する制御手段を具備したので、受信時の送信のシンセサイザ出力が遮断され、送信信号と受信回路との結合による受信感度劣化を回避でき、更に送信、受信の一体化が可能となり、無線機の一層の小型化が可能となる等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
図1、図2は本発明に係る無線機の一例を示しており、以下図1、図2を参照して説明する。尚、図1、図2中、図3中で示したものと同等のものには同符号を付してある。
ベースバンド部1は加算器2、加算器3を介して直交変調器4に接続される。該直交変調器4はバンドパスフィルタ5、可変減衰器6、電力増幅器7を順次介して方向性結合器8に接続される。
該方向性結合器8はアイソレータ9、ローパスフィルタ10を順次介してアンテナスイッチ11に接続されると共に可変減衰器18を介して直交復調器17に接続される。該直交復調器17は前記加算器2、前記加算器3に接続される。前記アンテナスイッチ11はアンテナ12に接続されると共に受信回路19に接続される。
周波数シンセサイザ16は、スイッチング手段であるスイッチ回路15を介してバッファアンプ14に接続され、該バッファアンプ14は前記直交変調器4に接続され、又移相器13を介して前記直交復調器17に接続される。前記スイッチ回路15は切替え信号により前記バッファアンプ14と前記周波数シンセサイザ16とを接続、或は遮断し、遮断状態では前記周波数シンセサイザ16は終端器20に接続される。
又、前記ベースバンド部1からの送信/受信切替え情報は、前記スイッチ回路15、前記電力増幅器7、及び前記アンテナスイッチ11に送出され、前記送信/受信切替え情報によって、前記スイッチ回路15の切替え、前記アンテナスイッチ11の切替え、前記電力増幅器7のバイアス電圧のON/OFFの制御を行う。ここで、送信/受信切替え情報、送信/受信切替え情報を発する前記ベースバンド部1等は送信/受信切替え制御手段を構成する。
以下、作動について説明する。
先ず、TDD方式の送信時の作動について説明する。
前記ベースバンド部1からの送信/受信切替え情報(送信モードに切替え)が前記アンテナスイッチ11と前記スイッチ回路15とに入力され、前記ローパスフィルタ10と前記アンテナ12とが接続され、又前記周波数シンセサイザ16と前記バッファアンプ14が接続された状態となる。
前記ベースバンド部1より出力したI成分とQ成分はそれぞれ前記加算器2,3を介し前記直交変調器4に入力される。
該直交変調器4には前記周波数シンセサイザ16から出力され、前記スイッチ回路15により経路選択され、前記バッファアンプ14により所望の電力に増幅されたLO信号が入力され、該LO信号によって前記直交変調器4に入力されたI成分とQ成分が変調される。
変調された被変調波信号は前記バンドパスフィルタ5により、不要成分が取除かれ、前記可変減衰器6によりレベルが調整され、前記電力増幅器7に入力され、更に該電力増幅器7に於いて規定の出カレベル迄増幅され、前記方向性結合器8、前記アイソレータ9を介し、前記ローパスフィルタ10に入力される。該ローパスフィルタ10に入力した信号は、前記電力増幅器7で生じた高調波成分が抑制され、前記アンテナスイッチ11を経て前記アンテナ12より送信される。
前記電力増幅器7からの出力信号の一部は、前記方向性結合器8から前記可変減衰器18に帰還され、入力される。該可変減衰器18に入力した帰還信号は、適正な値にレベル調整され、前記直交復調器17に入力される。該直交復調器17に入力した信号は、前記移相器13より入力したLO信号により、I成分、Q成分に復調される。
I成分は前記加算器2に、Q成分は前記加算器3に帰還信号としてそれぞれ入力される。帰還信号のI成分、Q成分は、前記加算器2と前記加算器3の入力側で、入力信号のI成分とQ成分に対し位相が逆位相となる様、前記移相器13によって位相調整されている。
以上がTDD方式の送信時の作動となる。
次に、TDD方式の受信時の作動ついて以下に説明する。
本発明に於いて、前記電力増幅器7、前記アンテナスイッチ11については、従来と同様の制御を行い、更に前記スイッチ回路15についても切替え制御を行う。
該スイッチ回路15は、送信/受信切替え情報を基に、送信時は前記バッファアンプ14と接続する様経路選択し、受信時は送信/受信切替え情報によってその経路を遮断する様に切替え制御される。
遮断されたLO信号は前記終端器20にて消費され、周囲への放射を防ぐ。尚、前記スイッチ回路15と前記周波数シンセサイザ16とは、例えば金属製のシールド部材21によって電気的にシールドされる。シールドすることで受信基板(回路)とのアイソレーションが強化される。
図2に例を示す。図2は、受信/送信の切替えの状態を示しており、1フレームが6スロットで構成されているとし、4番目が送信スロットである場合を例に示す。このフレームに於ける前記スイッチ回路15の作動としては、受信スロット(1〜3番目、及び5、6番目)に関しては、前記終端器20と接続され、送信スロット(4番目)については、前記直交変調器4に前記周波数シンセサイザ16からのLO信号を与える様、該周波数シンセサイザ16と前記バッファアンプ14とが接続される。従って、受信時でのLO信号のシールド外への送出を回避することができる。
本発明によれば、小型化、又は原価低減の為、送信/受信の1ユニット化、又は同一基板化とした場合でも、TDD方式の受信時間に送信のシンセサイザ出力を遮断することで、送信LO信号と受信回路との結合による受信感度劣化を回避することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る無線機の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に於ける受信/送信の切替えの状態を示す説明図である。 従来の無線機を示すブロック図である。
符号の説明
1 ベースバンド部
2,3 加算器
4 直交変調器
5 バンドパスフィルタ
6 可変減衰器
7 電力増幅器
8 方向性結合器
9 アイソレータ
10 ローパスフィルタ
11 アンテナスイッチ
12 アンテナ
13 移相器
14 バッファアンプ
15 スイッチ回路
16 周波数シンセサイザ
17 直交復調器
18 可変減衰器
19 受信回路
20 終端器
21 シールド部材

Claims (1)

  1. TDD方式であり、ベースバンド信号を直接無線周波数に変換するダイレクトコンバージョン方式の無線機であって、送信部シンセサイザからの出力がスイッチング手段を介して出力されると共に、前記送信部シンセサイザ及び前記スイッチング手段はシールドされた構成であり、受信時には前記スイッチング手段が前記送信部シンセサイザからの出力を遮断する制御手段を具備したことを特徴とする無線機。
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