JP2010147316A - テープ拡張方法およびテープ拡張装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】環状のフレームにテープを介して支持したワークを、テープを拡張して複数のチップに分割した後、テープの弛み領域を加熱して収縮させる際に、製品チップの周囲の部分は収縮させずに収縮が許容される領域を適確に収縮させる。
【解決手段】ウェーハ保持テーブル30に載置したテープ6を待機位置から拡張位置に位置付けて拡張し、ウェーハ1を多数のチップ3に分割した状態で、テープ6の少なくとも製品チップ3aの全てに対応する領域を吸着部32の保持領域33で保持してから、テープ6を待機位置に戻す。拡張によって弛みが生じている弛み領域6aをヒータ53で加熱して収縮させる。分割した製品チップ3a間のテープ6は収縮させず、製品チップ3a間の隙間を確保する。
【選択図】図10

Description

本発明は、半導体ウェーハ等のワークに貼着されたテープを拡張してワークを複数のチップに分割する場合などに好適に採用されるテープ拡張方法およびテープ拡張装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、円板状の半導体ウェーハの表面に格子状の分割予定ラインによって多数の矩形領域を区画し、これら矩形領域の表面にICやLSI等の電子回路を形成し、次いで裏面を研削した後に研磨するなど必要な処理をしてから、全ての分割予定ラインを切断する、すなわちダイシングして、多数の半導体チップを得ている。このようにして得られた半導体チップは、裏面にエポキシ樹脂等からなる厚さが例えば数μm〜100μm程度のDAF(Die Attach Film)と称されるダイボンディング用のフィルム状接着剤が貼着され、このDAFを介して、半導体チップを支持するダイボンディングフレームに対し加熱することによりボンディングされる。
一方、半導体ウェーハ等の板状の被加工物を分割する方法として、近年にあっては、レーザ光線を、被加工物の内部に集光点を合わせて照射するレーザ加工方法が試みられている。このレーザ加工方法を用いた分割方法は、透過性を有する赤外光領域のパルスレーザ光線を被加工物の一方の面側から内部に集光点を合わせて照射して、被加工物の内部に分割予定ラインに沿った変質層を連続的に形成し、この変質層で強度が低下した分割予定ラインに外力を加えることによって被加工物を分割するものである(例えば特許文献1)。外力を加える手段としては、被加工物の裏面に貼着した保護テープ等のテープを拡張することにより半導体ウェーハも同時に拡張させるといった手段が採られている。
このようなレーザ加工による被加工物の分割方法を上記DAFが貼着された半導体ウェーハに適用することは可能であり、その場合には、半導体ウェーハの裏面にDAFが貼着され、さらにこのDAFに上記テープが貼着される。ところがDAFは非常に柔軟な糊状物質によって形成されているため、テープを拡張するとDAFも伸びてしまい、このためDAFを確実に破断することが困難となる。
そこで、DAFを冷却することによって、DAFが伸びることなく半導体チップとともにDAFが破断することを可能とした破断装置が提案されている(特許文献2)。また、上記のようにテープを拡張して半導体ウェーハを半導体チップに分割した場合には、テープを介して半導体ウェーハを支持する環状のフレームの内縁と半導体ウェーハの外縁との間の領域のテープが弛んでしまうため、この弛み領域に熱を付与してテープを収縮させることも試みられている(特許文献3)。
特許第3408805号公報 特開2007−27250号公報 特開2007−27562号公報
上記のように熱を付与して弛み領域を収縮させることにより、保護テープの弛みに起因して生じる半導体チップどうしの接触およびそれに伴う半導体チップの破損や、DAFどうしの接合といった不具合を防止することができる。しかしながら、熱を付与する際にテープの半導体製品チップ間の部分まで収縮して、半導体製品チップどうしの接触や製品チップに貼られたDAFの接合が生じてしまったり、弛んだテープが十分に収縮しないという場合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、環状のフレームにテープを介してワークを支持し、テープを拡張してワークを複数のチップに分割した後に、テープの弛み領域に熱等の外的刺激を付与して収縮させる際に、テープにおける製品チップ間の部分は収縮させずに、収縮が許容される領域と収縮させたい弛み領域を適確に収縮させることのできるテープ拡張方法およびテープ拡張装置の提供を目的としている。
本発明のテープ拡張方法は、環状のフレームと、該フレームの開口部に配置される複数のチップが形成されたワークとに貼着され、該ワークを該フレームに支持させるテープを拡張した後、該テープにおけるフレームの内縁とワークの外縁との間の弛み領域を収縮させるテープ拡張方法であって、上記チップは、製品として使用される複数の製品チップと、該製品チップを囲繞して配設された製品として使用されない余剰チップとを備えており、該テープ拡張方法は、上記テープを、待機位置から、該テープを拡張する拡張位置に位置付けて拡張するテープ拡張工程と、該テープを拡張位置に位置付けて拡張した状態で、該テープの弛み領域は保持せず、かつ、該ワークに対応する領域のうち少なくとも上記製品チップの全てに対応する領域を保持するテープ保持工程と、該テープを、待機位置に位置付けて弛み領域を弛ませた状態としてから、該弛み領域に外的刺激を付与してテープを収縮させるテープ収縮工程とを含むことを特徴としている。
本発明のテープ拡張方法によれば、拡張したテープの、製品チップの全てに対応する領域を保持した状態で、弛み領域に外的刺激を付与することにより、弛み領域を含む製品チップよりも外側部分のテープが収縮する。したがってテープにおける製品チップ間の部分は拡張状態が保持されたまま収縮はせず、製品チップどうしの接触を防止することができる。
次に、本発明のテープ拡張装置は、環状のフレームと、該フレームの開口部に配置される複数のチップが形成されたワークとに貼着され、該ワークを該フレームに支持させるテープを拡張した後、該テープにおけるフレームの内縁とワークの外縁との間の弛み領域を収縮させるテープ拡張装置であって、チップは、製品として使用される複数の製品チップと、該製品チップを囲繞して配設された製品として使用されない余剰チップとを備えており、該テープ拡張装置は、テープを吸着して保持する保持領域を有する保持手段と、該保持手段に保持されたテープを、待機位置から、該テープを拡張する拡張位置に位置付けて拡張する拡張手段と、テープの弛み領域に外的刺激を付与する外的刺激付与手段と、を有し、保持手段の保持領域は、テープの、弛み領域の内側であって、かつ、該テープが拡張手段によって拡張位置に位置付けられて拡張された状態における少なくとも製品チップの全てに対応する領域を吸着して保持することを特徴としている。本発明のテープ拡張装置によれば、上記本発明のテープ拡張方法を好適に実施することができる。
本発明のテープ拡張装置は、上記保持手段の保持領域が、拡張された状態におけるテープの、製品チップの全てに対応する領域に加え、少なくとも、余剰チップのうち製品チップに隣り合う余剰チップの全てに対応する領域を吸着して保持することを含む。この形態では、テープにおける隣り合う余剰チップと製品チップとの間の部分が、テープ拡張状態が保持されて収縮が生じないため、製品チップと余剰チップとの接触も防止することができる。
また、本発明のテープ拡張装置は、上記保持手段の保持領域が、同心円状の複数の保持領域が集合した領域とされ、テープの拡張状態に応じて複数の保持領域が選択的に稼働される形態を含む。この形態によれば、ワークの径やチップの個数の違いなどによってワークの拡張サイズに差が生じても、保持領域をワークに応じて調節することができ、1つの保持手段で多様なワークに対応することができる。
なお、上記本発明装置での拡張手段としては、上記環状のフレームと上記多数のチップとを、該チップの面に直交する方向に相対移動させることによりテープを拡張させることのできる構成のものが挙げられる。
なお、本発明で言うワークは特に限定はされないが、例えばシリコンウェーハ等の半導体ウェーハであって、多数のチップに区画する分割予定ラインに溝や内部変質層が形成されたもの、またはこのようなウェーハに上記DAFが貼着されたもの、さらにこのようなウェーハであって分割予定ラインがフルカットされていてDAFがハーフカット(厚さの途中までカットされている状態)のものなどが挙げられる。
本発明によれば、テープにおける製品チップ間の部分は収縮させずに、収縮が許容される領域を適確に収縮させることができるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
[1]ウェーハ
図1の符号1は第1実施形態でのワークである円板状の半導体ウェーハ(以下、ウェーハと略称)を示している。このウェーハ1はシリコンウェーハ等であって、厚さが例えば100〜700μm程度であり、外周部の一部には結晶方位を示すマークとしてオリエンテーションフラット1aが形成されている。ウェーハ1の表面には、格子状に形成された分割予定ライン2により多数の矩形状の半導体チップ(以下、チップと略称)3が区画されている。各チップ3の表面には、図示せぬICやLSI等の電子回路が形成されている。図1(b)に示すように、ウェーハ1の裏面にはダイボンディング用の上記DAF4が貼着されている。
裏面にDAF4が貼着されたウェーハ1は、環状のフレーム5の内側の開口部5aに同心状に配設され、DAF4側に貼着された粘着テープ(以下、テープと略称)6を介してフレーム5に一体に支持されている。ウェーハ1はこのようにフレーム5に支持された状態で、分割予定ライン2にダイシング加工が施されている。ダイシング加工はウェーハ1を個々のチップ3に分割するために行われるもので、切削加工やレーザ加工といった手段が採用される。
上記テープ6は、常温では伸縮性を有し、かつ、所定温度(例えば70℃)以上に加熱されると収縮する性質を有する基材の片面に、粘着層が形成されたものが用いられる。基材としては、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリオレフィン等の合成樹脂シートが挙げられ、粘着層はアクリル系樹脂が挙げられる。
上記ダイシング加工のうちの切削加工は、分割予定ライン2をフルカットしたり分割予定ライン2に溝を形成したりする加工である。また、レーザ加工は、透過性を有するパルスレーザ光線をウェーハ1の内部に集光点を合わせて照射することにより分割予定ライン2に沿って変質層を形成し、分割予定ライン2の強度を低下させる加工である。ダイシング加工が施されたウェーハ1は、次に説明する拡張装置でテープ6が拡張されることにより、分割予定ライン2が切断されて個々のチップ3に分割されるとともに、DAF4もチップ3ごとに破断される。これにより、裏面にDAF4が貼着された多数のチップ3(DAF付きチップ)が得られる。
図1(a)に示すように、上記ダイシング加工がなされる全ての分割予定ライン2は、両端ともウェーハ1の外縁に達している。このため、チップ3の大多数は正常な矩形状のチップ3であるものの、最外周に位置するチップ3は、ウェーハ1の円弧状の外縁の一部を形成する円弧を有しており、矩形状ではない異形となっている(斜線が引かれているチップ)。これら異形のチップは製品化されないため、ここでは余剰チップ3bと称し、余剰チップ3bに囲まれた矩形状のチップを製品チップ3a〔図1(a)で白抜きのチップ〕と称する。
上記のようにウェーハ1をチップ3に分割するためにテープ6が拡張された後は、テープ6のウェーハ1(多数のチップ3に分断されている状態)に貼着している円形部分は、フレーム5の内縁とウェーハ1の外縁との間の拡張された環状の弛み領域6aが収縮されることにより、拡張状態が保持される(図7〜図8参照)。
[2]テープ拡張装置の構成
次に、図2〜図9を参照してテープ拡張装置を説明する。
図2(a)は第1実施形態に係るテープ拡張装置10の外観を示しており、図2(b)はテープ拡張装置10の内部要素を示す分解図である。また、図3はテープ拡張装置10の主要部の側面図、図4〜図8は同装置10の動作を示している。
図2(a)の符号11は角筒状のケーシング、12はフレーム押さえプレート、13は蓋体である。フレーム押さえプレート12はケーシング11の上部開口に配設され、ケーシング11と蓋体13との間に挟まれた状態で保持される。ケーシング11には、図1で示したテープ6を介してウェーハ1を支持するフレーム5(以下、ウェーハ付きフレーム7と称する)の挿入口を開閉するカバー11aが設けられている。
ケーシング11内の底部には、図2(b)および図3に示す保持ユニット20が配設されている。この保持ユニット20は、正方形状のフレーム保持台21と、フレーム保持台21を昇降させる複数のエアシリンダ22と、円板状のウェーハ保持テーブル(保持手段)30と、ウェーハ保持テーブル30を昇降させる昇降機構(拡張手段)40とを備えている。
フレーム保持台21と上記フレーム押さえプレート12には、径がフレーム5の内径とほぼ同等の円形状の孔21a、12aが、それぞれ互いに同心状に形成されている。フレーム保持台21の孔21aの周囲の上面に、上記ウェーハ付きフレーム7のフレーム5が同心状に載置される。エアシリンダ22はケーシング11の底部に支持されており、上下方向に伸縮するピストンロッド22aの先端が、フレーム保持台21の下面に固定されている。
フレーム保持台21は、エアシリンダ22のピストンロッド22aが縮小した状態では、図3に示すように、フレーム押さえプレート12より下方のワーク受け取り位置に位置付けられる。上記ケーシング11のカバー11aを開けて上記挿入口からケーシング11内に挿入されるウェーハ付きフレーム7は、ワーク受け取り位置に位置付けられたフレーム保持台21にフレーム5が載置される。また、ピストンロッド22aが伸びるとフレーム保持台21は上昇し、図4に示すように、フレーム5がフレーム保持台21とフレーム押さえプレート12との間に挟まれ、固定される。このようにフレーム5がフレーム保持台21とフレーム押さえプレート12との間に挟まれ固定される位置が、ウェーハ付きフレーム7の待機位置とされる。
ウェーハ保持テーブル30は、フレーム保持台21の孔21aよりも小径で、この孔21aと同心状に配設されている。ウェーハ保持テーブル30は、図9に示すように、ステンレス等の中実材料からなる円板状の枠体31と、内部に無数の気孔を有する多孔質体からなる吸着部32とを備えている。枠体31の上面の大部分は、外周縁部31aを残して円形の凹所31bが同心状に形成されており、この凹所31bに吸着部32が嵌合されている。吸着部32の上面は水平で枠体31の外周縁部31aの上面と面一となっており、この吸着部32の上面が、ウェーハ付きフレーム7のテープ6を吸着して保持する保持領域33として構成される。この保持領域33には、テープ6を介してウェーハ1が同心状に載置される。
上記枠体31の中心には、吸着部32に連通して下面に開口する空気通路31cが形成されており、この空気通路31cの開口には、配管34を介して、空気を吸引する真空ポンプ等からなる吸引源35が接続されている。吸引源35が運転されると吸着部32内が負圧となり、ウェーハ保持テーブル30に載置されたテープ6が保持領域33に吸着して保持されるようになっている。
図10の平面図および(a)は、テープ6を介して保持領域33に同心状に載置されたウェーハ1が、テープ6を拡張することによってチップ3に分割された状態を示している。これら図に示すように、ウェーハ保持テーブル30の外径は、拡張されるウェーハ1の外径よりもやや大きい。
ここで、保持領域33の外縁(すなわち吸着部2の外径)は、図10に示すように、テープ6が拡張された状態において、分割された余剰チップ3bの外縁1Aと、全ての製品チップ3aに対応する領域において最も狭い領域の外縁(符号33で示す)との間の環状の領域33X内に設定される。
なお、図10の平面図では、ウェーハ保持テーブル30の外縁は、本来ならばテープ6で覆われているため破線で示すべきであるが、ウェーハ1の外縁1Aおよび保持領域33との違いを明らかにするため、あえて実線で描いてある(後述する図11、図14、図15も同様)。
次に、昇降機構40は、図3に示すように、複数のエアシリンダ41を備えており、これらエアシリンダ41の上下方向に伸縮するピストンロッド41aの先端が、ウェーハ保持テーブル30の下面に固定されている。ウェーハ保持テーブル30は、エアシリンダ41のピストンロッド41aが縮小した状態では、図3に示すように、ワーク受け取り位置でフレーム保持台21に載置されるウェーハ付きフレーム7より下方に位置付けられる。また、ピストンロッド41aが伸びるとウェーハ保持テーブル30が上昇してフレーム保持台21の孔を通過し、図5に示すように、ウェーハ付きフレーム7のウェーハ1およびテープ6がフレーム押さえプレート12の孔12a内に位置する拡張位置まで上昇させられる。
図2(b)および図3に示すように、フレーム押さえプレート12の上方には、ヒータユニット50が、フレーム押さえプレート12の孔12aと同心状に配設されている。このヒータユニット50は、蓋体13の下面に伸縮自在に設けられた上下方向に延びるロッド51の下端に、円板状のフランジ52が固定され、このフランジ52の下面の外周部に、環状のヒータ(外的刺激付与手段)53が固定されたものである。
ヒータ53は、フレーム保持台21およびウェーハ保持テーブル30に保持されたウェーハ付きフレーム7におけるテープ6の上記弛み領域6aに対応して、該弛み領域6aの上方に配設されている。また、ヒータ53は、弛み領域6aとほぼ同等の寸法を有しているが、その外径は、フレーム押さえプレート12の孔の径よりもやや小さい。ヒータ53は、例えば赤外線を下方に向けて照射して加熱する形式のものが好適に用いられる。
ヒータ53は、ロッド51が縮小した状態では、図3に示すようにフレーム押さえプレート12より上方に位置付けられる。そして、ロッド51が下方に伸びると、図7に示すようにフレーム押さえプレート12の孔12aの直上の加熱位置まで下降させられる。図7に示すように、ウェーハ付きフレーム7が上記拡張位置まで上昇した状態でヒータ53が加熱位置に位置付けられ、そのヒータ53がONされると、ヒータ53によってテープ6の弛み領域6aが所定温度に加熱されるようになっている。
[3]テープ拡張装置の動作
次に、上記テープ拡張装置10の動作を説明する。この動作中に、本発明のテープ拡張方法が含まれている。
動作前においては、図3に示すように、フレーム保持台21とウェーハ保持テーブル30はともに下降しており、ヒータ53は上方に位置付けられている。上記ケーシング11のカバー11aを開けて上記挿入口からウェーハ付きフレーム7をケーシング11内に挿入し、図3に示すように、フレーム5をフレーム保持台21に載置する。次に、図4に示すように、エアシリンダ22のピストンロッド22aが伸びてフレーム保持台21が上昇し、フレーム5がフレーム保持台21とフレーム押さえプレート12との間に挟まれ、ウェーハ付きフレーム7が待機位置に固定される。
次に、昇降機構40のエアシリンダ41のピストンロッド41aが伸び、ウェーハ保持テーブル30が、フレーム保持台21の孔21aを通過しながら上昇してウェーハ1の下側部分のテープ6に当接し、さらにウェーハ保持テーブル30が上昇して、図5に示すようにウェーハ保持テーブル30上のウェーハ1およびテープ6が上記拡張位置に位置付けられる(テープ拡張工程)。
拡張位置に達する過程において、ウェーハ1の裏面に貼着されているテープ6は放射方向に引っ張られる力を受けて拡張する。そしてテープ6が放射方向に拡張するに伴い、ウェーハ1は、ダイシング加工が施されている分割予定ライン2に沿って分断され、個々のチップ3に分割される。また、ウェーハ1の裏面に貼着されているDAF4も、個々のチップ3に貼着した状態で、チップ3ごとに破断される。したがってテープ6上には、多数のDAF付きのチップ3が貼着しており、隣接するチップ3およびDAF4の間には、テープ6の拡張によって隙間が空いた状態となっている。テープ6は、保持領域33の外縁が領域33X内に位置する範囲内で拡張される。
テープ6を拡張してウェーハ1が多数のチップ3に分割されたら、引き続きウェーハ保持テーブル30の位置を保持してテープ6の拡張状態を確保した状態で、吸引源35を運転する。吸引源35が運転されると、テープ6の保持領域33に密着している円形部分が保持領域33に吸着して保持され、当該円形部分の拡張状態が保持される(テープ保持工程)。
次に、図6に示すようにウェーハ保持テーブル30が下降して、多数のチップ3が貼着しているテープ6が待機位置に戻る。待機位置に戻ったテープ6の弛み領域6aは、図10(b)に示すように、拡張して伸びたことにより弛みが生じている。次いで、ヒータユニット50を下降させて図7および図10(b)に示すようにヒータ53を弛み領域6aの直上に近接させ、ヒータ53をONして弛み領域6aを加熱する。ヒータ53によって加熱された弛み領域6aは、図8および図10(c)に示すように収縮する(テープ収縮工程)。
テープ6の弛み領域6aが十分に収縮する所定加熱時間が経過したら、ヒータ53をOFFにしてヒータユニット50を上昇させ、また、吸引源35の運転を停止する。吸引源35が停止しても弛み領域6aが収縮しているので、テープ6の、保持領域33に保持されていた拡張部分はそのまま拡張状態が保持される。
次いで、ウェーハ保持テーブル30とフレーム保持台21を下降させてフレーム5および多数のチップ3が貼着されているテープ6をワーク受け取り位置に戻す。そして、上記挿入口からフレーム5がケーシング11外に出されて多数のチップ3が貼着された状態のテープ6が搬出され、この後は、個々のDAF付きチップをテープ6から剥離する工程に移される。
[4]第1実施形態の作用効果
上記第1実施形態によれば、テープ保持工程において、ウェーハ保持テーブル30上で拡張されたテープ6の、製品チップ3aの全てに対応する領域を吸着部32の保持領域33に吸着して保持し、この状態を保持したまま、テープ収縮工程で弛み領域6aを収縮させている。
したがって、例え保持領域33(保持領域33の外縁は上記環状の領域33X内にある)よりも外側の部分にヒータ53の熱が伝わってこの部分のテープ6が収縮したとしても、少なくとも保持領域33よりも内側における製品チップ3a間の隙間は拡張状態が保持されたままで収縮が生じない。このため、製品チップ3aどうし、および製品チップ3aのDAFどうしが接触することがない。その結果、製品チップ3aの破損や破断されたDAF4どうしの接合といった不具合の発生を効果的に防止することができる。
[5]第2実施形態(保持領域の他の実施形態)
次に、保持領域の範囲が上記第1実施形態と異なる第2実施形態を説明する。第2実施形態の保持領域の範囲は、テープ6が拡張された状態において、分割された製品チップ3aの外縁1Aと、製品チップ3aに隣り合う全ての余剰チップ3bに対応する領域において最も狭い領域の外縁(符号33 ’で示す)との間の環状の領域33Y内に設定される。すなわち、領域33Yは上記領域33Xの一部となる。
なお、ここで言う製品チップ3aに隣り合う余剰チップ3bとは、分割される前は製品チップ3aの一辺と境界を共有していた余剰チップ3bであって、分割後には、直線状の一辺どうしがチップ間の隙間を隔てて平行に隣接するものである。すなわち、図12に示すように、余剰チップ3b−1は、製品チップ3a−1や3a−2と隣り合っているが、製品チップ3a−3とは斜向かいに近接して角部どうしが対向しているので隣り合ってはいないということになる。
拡張されたテープ6が保持領域33’に保持されると、余剰チップ3bで囲繞された製品チップ3aの全てと、余剰チップ3bのうちの製品チップ3aに隣り合う全ての余剰チップ3bが保持される。テープ6は、保持領域33の外縁が領域33Y内に位置する範囲内で拡張される。
保持領域33’が上記のように設定されることにより、テープ6が拡張された後に弛み領域6aが収縮されても、製品チップ3a間はもとより、最外周に位置する製品チップ3aと隣り合う余剰チップ3bとの間のテープ6の隙間も収縮せずに拡張状態が確保される。このため、製品チップ3aどうし、および製品チップ3aと余剰チップ3bとの接触が防止され、合わせて破断されたDAF4どうしの接触も防止される。また、テープ6が収縮することにより余剰チップ3bどうしが接触することは起こり得るが、これは製品チップ3aには影響しないため問題とはならない。
ここで図13に、上記第1実施形態の保持領域33(保持領域の外縁の領域33X)を左側半分に示し、上記第2実施形態の保持領域33’ (保持領域の外縁の領域33Y)を右側半分に示す。本発明は、少なくとも製品チップ3aどうしの接触を防止する点で左側の保持領域33を最小の範囲として確保されていればよいものである。そして、右側の保持領域33’であれば、製品チップ3aどうしは勿論のこと、製品チップ3aと余剰チップ3bとの接触も防止することができ、より好ましい保持領域である。
本発明は、上記のように拡張されるテープ6を保持する保持領域を適切な範囲に規定することにより、製品チップどうし、あるいはDAFどうしの接触を好適に防ぐものである。ところで、テープの保持領域が本発明で規定する領域よりも広かったり、あるいは狭かったりした場合は、以下の如くである。
図14は、吸着部32による保持領域33Wの外縁が、テープ6が拡張されて分割されるウェーハ1の外縁1Aよりも外側にある場合を示している。この場合、図14(a)〜図14(b)に示すように、テープ6を拡張してウェーハ1を分割し、吸着部32にテープ6を保持してからテープ6を待機位置に戻した時、保持領域33Wが分割後のウェーハ1の外縁1Aよりも広いため、弛み領域6aが吸着部32と重なることになる。
すると、吸着部32の外縁近辺とテープ6との間に隙間が空いてしまい、その隙間から図14(b)の矢印で示すように空気が吸着部32に吸引され、ウェーハ1の外周部に当たる部分のテープ6が吸着部32に吸着されなくなるといったことが起こる。そして、この状態から弛み領域6aが加熱されると、吸着部32に吸着されていない弛み領域6aの内側も収縮し、図14(c)に示すように、余剰チップ3bと製品チップ3aとの接触はおろか、製品チップ3aどうしも接触するおそれがある。
一方、図15は、吸着部32による保持領域33Nが、最外周に位置する製品チップ3aの内側に隣り合う製品チップ3aを通過する程度に狭い場合を示している。この場合、図15(a)〜図15(b)に示すように、テープ6を拡張してウェーハ1を分割し、吸着部32にテープ6を保持してからテープ6を待機位置に戻した時、保持領域33Nよりも外側の部分のテープ6は吸着部32に吸着されないため、図15(c)に示すように、弛み領域6aを収縮させた際に製品チップ3aどうし、および製品チップ3aと余剰チップ3bが接触するおそれがある。
このように、テープを吸着、保持する保持領域が、本発明に係る保持領域よりも広かったり、あるいは狭かったりすると、テープが収縮する領域が大きくなってチップどうしあるいはDAFどうしの接触を惹起することになる。この点本発明では、保持領域を適切な範囲に規定することにより、テープの弛み領域を的確な領域で収縮させることができ、製品チップどうし、あるいはDAFどうしの接触が効果的に防止されるのである。
[6]第3実施形態(ウェーハ保持テーブルの他の実施形態)
図16は、ウェーハ保持テーブル30の他の形態を示している。このウェーハ保持テーブル30は、枠体31の凹所31bに、多孔質体からなる円板状の第1吸着部32Aと、この第1吸着部32Aの周囲に、気密性を有する仕切り36を隔てて組み込まれた複数の環状の吸着部(この場合、4つ)が配設されてなるものである。環状の吸着部は、内側より第2吸着部32B、第3吸着部32C、第4吸着部32D、第5吸着部32Eであり、図16(b)に示すように、各吸着部32A〜32Eには、配管34A〜34Eを介して個別に吸引源35A〜35Eがそれぞれ接続されている。図16(a)の符号33A〜33Eは、各吸着部32A〜32Eの上面であって、これら吸着部32A〜32Eによる保持領域を示している。
このウェーハ保持テーブル30によれば、少なくとも第1吸着部32Aでウェーハ付きフレーム7のウェーハ1およびテープ6を吸着、保持し、保持領域が、拡張後のウェーハの外径に対応した適切な領域になるように、必要に応じて第1吸着部32Aの外側の第2吸着部32B〜第5吸着部32Eを内側から順に選択し、選択した吸着部に接続する吸着源を稼働させる。すなわち、拡張後のウェーハ1の外径が大きくなるにつれて、稼働させる吸着部を外側に広げていき、テープ6を拡張させて分割されるチップ3の保持領域を、上記実施形態に適合するように調節する。
この形態によれば、ウェーハ1の外径やチップ3の個数の違いなどによってのウェーハ1の拡張サイズに差が生じる場合があっても、保持領域をウェーハ1に応じて段階的に調節することができる。その結果、1つの当該ウェーハ保持テーブル30で多様なウェーハに対応することができる。
本発明の第1実施形態でのワークである半導体ウェーハがテープを介してフレームに支持されている状態を示す(a)平面図、(b)断面図である。 本発明の第1実施形態に係るテープ拡張装置を示す(a)外観斜視図、(b)内部の分解斜視図である。 第1実施形態に係るテープ拡張装置の主要部断面図である。 同テープ拡張装置によるテープ拡張動作の初期状態を示す断面図である。 テープの拡張工程を示す断面図である。 テープ保持工程を示す断面図である。 テープ収縮工程を示す断面図である。 テープの弛み領域が収縮された状態を示す断面図である。 ウェーハ保持テーブルを示す断面図である。 第1実施形態によるウェーハ付きフレーム7のテープ拡張後の平面図と、(a)テープ拡張後の断面図、(b)弛み領域を保持しながら加熱している状態の断面図、(c)テープ収縮後の断面図である。 第2実施形態によるウェーハ付きフレーム7のテープ拡張後の平面図と、(a)テープ拡張後の断面図、(b)弛み領域を保持しながら加熱している状態の断面図、(c)テープ収縮後の断面図である。 「製品チップに隣り合う余剰チップ」を説明するための分割後のウェーハの拡大図である。 第1実施形態および第2実施形態の吸着部による保持領域の範囲を示す平面図である。 ウェーハ保持テーブルのテープ保持領域が広すぎる場合におけるテープ拡張後の平面図と、(a)テープ拡張後の断面図、(b)弛み領域を保持しながら加熱している状態の断面図、(c)テープ収縮後の断面図である。 ウェーハ保持テーブルのテープ保持領域が狭すぎる場合におけるテープ拡張後の平面図と、(a)テープ拡張後の断面図、(b)弛み領域を保持しながら加熱している状態の断面図、(c)テープ収縮後の断面図である。 本発明の第3実施形態であって、ウェーハ保持テーブルの他の実施形態を示す(a)平面図、(b)断面図である。
符号の説明
1…半導体ウェーハ(ワーク)、3…半導体チップ、3a…製品チップ、3b…余剰チップ、5…フレーム、5a…フレームの開口部、6…粘着テープ、6a…弛み領域、10…テープ拡張装置、30…ウェーハ保持テーブル(保持手段)、33,33’,33A〜33E…保持領域、40…昇降機構(拡張手段)、53…ヒータ(外的刺激付与手段)。

Claims (4)

  1. 環状のフレームと、該フレームの開口部に配置される複数のチップが形成されたワークとに貼着され、該ワークを該フレームに支持させるテープを拡張した後、該テープにおける前記フレームの内縁と前記ワークの外縁との間の弛み領域を収縮させるテープ拡張方法であって、
    前記チップは、製品として使用される複数の製品チップと、該製品チップを囲繞して配設された製品として使用されない余剰チップとを備えており、
    該テープ拡張方法は、
    前記テープを、待機位置から、該テープを拡張する拡張位置に位置付けて拡張するテープ拡張工程と、
    該テープを前記拡張位置に位置付けて拡張した状態で、該テープの前記弛み領域は保持せず、かつ、該ワークに対応する領域のうち少なくとも前記製品チップの全てに対応する領域を保持するテープ保持工程と、
    該テープを、前記待機位置に位置付けて前記弛み領域を弛ませた状態としてから、該弛み領域に外的刺激を付与してテープを収縮させるテープ収縮工程と、を含むことを特徴とするテープ拡張方法。
  2. 環状のフレームと、該フレームの開口部に配置される複数のチップが形成されたワークとに貼着され、該ワークを該フレームに支持させるテープを拡張した後、該テープにおける前記フレームの内縁と前記ワークの外縁との間の弛み領域を収縮させるテープ拡張装置であって、
    前記チップは、製品として使用される複数の製品チップと、該製品チップを囲繞して配設された製品として使用されない余剰チップとを備えており、
    該テープ拡張装置は、
    前記テープを吸着して保持する保持領域を有する保持手段と、
    該保持手段に保持された前記テープを、待機位置から、該テープを拡張する拡張位置に位置付けて拡張する拡張手段と、
    前記テープの前記弛み領域に外的刺激を付与する外的刺激付与手段と、を有し、
    前記保持手段の前記保持領域は、前記テープの、前記弛み領域の内側であって、かつ、該テープが前記拡張手段によって前記拡張位置に位置付けられて拡張された状態における少なくとも前記製品チップの全てに対応する領域を吸着して保持することを特徴とするテープ拡張装置。
  3. 前記保持手段の前記保持領域は、前記拡張された状態における前記テープの、前記製品チップの全てに対応する領域に加え、少なくとも、前記余剰チップのうち該製品チップに隣り合う余剰チップの全てに対応する領域を吸着して保持することを特徴とする請求項2に記載のテープ拡張装置。
  4. 前記保持手段の前記保持領域は、同心円状の複数の保持領域が集合した領域であり、前記テープの拡張状態に応じて、複数の保持領域が選択的に稼働されることを特徴とする請求項2または3に記載のテープ拡張装置。
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