JP2010145128A - 組電池の監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組電池10を構成するブロックB0〜B6の両端と電圧検出回路A,Bとを接続する電気経路の断線時、組電池10の状態の監視精度が低下すること。
【解決手段】例えば、ラインL7が断線する場合、フライングキャパシタ24及び電圧検出回路29を用いて検出される組電池10の電圧から、ブロックB0〜B5の電圧の検出値の合計を減算することで、ブロックB6の電圧を算出する。また、ラインL1が断線する場合、スイッチS0、S2をオンとしてフライングキャパシタ22a,22bを充電し、これら充電電圧の合計を、ブロックB0、B1の電圧の合計値として算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の電池セルの直列接続体からなる組電池について、該組電池の電圧情報を取得する組電池の監視装置に関する。
この種の組電池の監視装置としては、例えば下記特許文献1に見られるように、一対のフライングキャパシタと、これらフライングキャパシタの両端の電圧を検出する一対の差動増幅回路と、組電池を構成する電池モジュールのうちの2つを一対のフライングキャパシタに選択的に接続するマルチプレクサとを備えるものも提案されている。これによれば、一度に2つの電池モジュールの電圧を検出することができる。
また、上記文献では、特定の電池セルの電圧検出後、フライングキャパシタの充電電荷を放電し、その後別の電池モジュールの電圧を検出するに際し、フライングキャパシタの電圧が上昇しない場合に、上記マルチプレクサのうち別の電池モジュールとフライングキャパシタとを接続する電気経路が断線していると判断することも提案されている。
特開2003−84015号公報
ところで、電気経路の断線が検出される場合、この電気経路に接続される電池モジュールの電圧に関する情報を把握することはできない。このため、組電池を構成する電池モジュールの状態の監視を適切に行うことができなくなり、ひいては組電池の信頼性が低下するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、組電池を構成して且つ1又は隣接する複数の電池セルからなる単位電池の電圧を検出対象とする複数の電圧検出手段と複数の単位電池との間の電気経路に導通不良異常が生じる場合であれ、組電池の状態の監視精度の低下を抑制することのできる組電池の監視装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、複数の電池セルの直列接続体からなる組電池について、該組電池を構成して且つ1又は隣接する複数の電池セルからなる単位電池の電圧を検出対象とする複数の電圧検出手段と、前記複数の単位電池からいくつかの単位電池を選択して、それぞれ別の電圧検出手段に接続する接続手段と、前記複数の単位電池及び前記電圧検出手段間の電気経路の導通不良異常が生じていると判断される場合、前記導通不良異常となる電気経路に接続される1の単位電池の電圧及び一対の単位電池の合計電圧のいずれかを、前記電圧検出手段によって検出可能な電圧の検出結果に基づき算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
特定の電気経路の導通不良異常が生じる場合、この電気経路に接続される単位電池の電圧を、電圧検出手段によって直接検出することはできない。ただし、この場合であっても、これに接続される単位電池の電圧を、電圧検出手段によって検出可能な電圧の検出結果に基づき算出することができることがある。上記発明では、この点に鑑み、導通不良異常となる電気経路に接続される1の単位電池の電圧及び一対の単位電池の電圧のいずれかを算出してこれを利用する。このため、組電池を構成する単位電池の状態についての上記導通不良異常に起因した情報の減少を抑制することができ、ひいては、組電池の状態の監視精度の低下を抑制することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記算出手段は、前記導通不良異常の生じている電気経路が前記組電池の両端に接続される経路以外の電気経路であって且つ該電気経路に接続される一対の単位電池の両端のそれぞれと前記接続手段によって前記電圧検出手段に接続される電気経路同士が互いに短絡されるものである場合、前記一対の単位電池の合計の電圧を前記電圧検出結果に基づき算出することを特徴とする。
導通不良異常を生じている電気経路に接続される一対の単位電池の両端のそれぞれと接続手段によって電圧検出手段に接続される電気経路同士が互いに短絡されるものである場合には、一対の単位電池の両端の電圧を検出することが特に困難となる。この点、上記発明では、電圧検出手段によって検出可能な電圧の検出結果に基づきこれを算出することで、上記一対の単位電池の合計の電圧を算出することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記複数の電圧検出手段は、2つの電圧検出手段であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記算出手段は、前記複数の単位電池及び前記電圧検出手段間を接続する経路であって且つ前記組電池の両端に接続される経路以外の電気経路の導通不良異常が生じていると判断される場合、前記導通不良異常が生じている電気経路に接続される一対の単位電池の合計の電圧を算出することを特徴とする。
組電池の両端に接続される経路以外の電気経路の導通不良異常が生じている場合、これに接続される一対の単位電池のそれぞれの電圧を検出することは極めて困難である。この点、上記発明では、こうした状況下、これら一対の単位電池の合計の電圧に着目することで、これを比較的容易に算出することができる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記算出手段は、前記導通不良異常の生じている電気経路に接続される一対の単位電池の両端のそれぞれと前記電圧検出手段とを接続する電気経路同士が互いに短絡されるものである場合、前記一対の単位電池と該単位電池に隣接する単位電池との合計の電圧を前記電圧検出手段によって検出し、該検出の結果と前記隣接する単位電池の電圧の検出値とに基づき、前記一対の単位電池の電圧を算出することを特徴とする。
導通不良異常の生じている電気経路に接続される一対の単位電池の両端のそれぞれと前記電圧検出手段とを接続する電気経路同士が互いに短絡されるものである場合、上記一対の単位電池の電圧を検出することは極めて困難である。ただし、この場合であっても、一対の単位電池と該単位電池に隣接する単位電池との合計の電圧や、同隣接する単位電池の電圧については、これを比較的容易に検出することができる。上記発明では、この点に鑑み、これら容易に検出できる電圧に基づき上記一対の単位電池の合計の電圧を算出する。
請求項6記載の発明は、請求項2〜5のいずれか1項に記載の発明において、前記組電池の両電極間の電圧を検出する電圧合計値検出手段を更に備え、前記算出手段は、前記組電池の電極及び前記電圧検出手段間を接続する電気経路に導通不良異常が生じていると判断される場合、前記電圧合計値検出手段によって検出される組電池の電圧から、前記導通不良異常が生じている電気経路に接続される単位電池以外の電圧の検出結果の合計を減算することで、前記導通不良異常が生じている電気経路に接続される単位電池の電圧を算出することを特徴とする。
組電池の電極及び前記電圧検出手段間を接続する電気経路に導通不良異常が生じている場合、電圧検出手段によってはこの単位電池の電圧を検出することはできない。この点、上記発明では、単位電池の電圧の合計が組電池の電圧であることに着目することで、電圧合計値検出手段の検出結果に基づき、この単位電池の電圧を適切に算出することができる。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明において、前記組電池の両電極間の電圧を検出する電圧合計値検出手段を更に備え、前記算出手段は、前記電圧検出手段によって検出可能な電圧の検出結果と、前記電圧合計値検出手段の検出結果とに基づき、前記電圧を算出することを特徴とする。
上記発明では、単位電池の電圧の合計が組電池の電圧であることに着目することで、電圧合計値検出手段の検出結果に基づき、上記電圧を適切に算出することができる。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の発明において、前記電圧検出手段は、フライングキャパシタと、該フライングキャパシタの両端の電圧を検出する電圧検出器とを備えることを特徴とする。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる組電池の監視装置を車載高圧バッテリの監視装置に適用した一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるシステム構成を示す。
車載高圧バッテリとしての組電池10は、充放電の最小単位である電池セル12の直列接続体として構成されている。この電池セル12として、本実施形態では、リチウム2次電池を想定している。組電池10は、例えばインバータを介して電動機に電力を供給するものである。上記電池セル12は、互いに隣接するN(≧2)個ずつを単位とする7個のブロックB0〜B6に分割されている。
これら各ブロックB0〜B6の両電極間の電圧は、検出ユニット20を操作することで、マイクロコンピュータ(マイコン30)によって検出される。検出ユニット20は、コネクタCj(j=0〜7)を備え、コネクタCi(i=0〜6)によってブロックBiの負極の電圧を取り込むとともに、コネクタCk(k=1〜7)によってブロックBkの正極の電圧を取り込む。
コネクタC0〜C7の各々は、8本のラインL0〜L7にそれぞれ電気的に接続されている。これら8本のラインL0〜L7は、マルチプレクサMPXを介して3本の入力ラインIN1〜IN3と接続されている。マルチプレクサMPXは、各ラインL0〜L7に対応した8個のスイッチS0〜S7を備えている。そして、8本のラインL0〜L6は、スイッチS0〜S7を介して、入力ラインIN1〜IN3に割り振られている。
入力ラインIN1及び入力ラインIN2間には、フライングキャパシタ22aが接続され、ラインIN2及びラインIN3間には、フライングキャパシタ22bが接続されている。ラインIN1〜IN3は、スイッチSa〜Scを介して電圧検出回路A,Bの入力端子T1〜T4と接続されている。すなわち、入力ラインIN1は、スイッチSaを介して電圧検出回路Aの入力端子T1と接続されており、入力ラインIN2は、スイッチSbを介して電圧検出回路Aの入力端子T2及び電圧検出回路Bの入力端子T3と接続されている。また、入力ラインIN3は、スイッチScを介して電圧検出回路Bの入力端子T4と接続されている。このように、電圧検出回路Aの入力端子T2と電圧検出回路Bの入力端子T3とは短絡されている。
検出ユニット20は、更に、コレクタCaを介して組電池10の負極側の電位を取り込むとともに、コネクタCbを介して、抵抗体R1,R2による組電池10の電圧の分圧値を取り込む。そして、これらの電位差は、スイッチ25,27を介してフライングキャパシタ24に印加され、フライングキャパシタ24を充電する。フライングキャパシタ24の充電電圧は、スイッチ26,28を介して電圧検出回路29によって検出される
電圧検出回路A,B及び電圧検出回路29の出力は、A/D変換器24に取り込まれる。A/D変換器24は、電圧検出回路A,B及び電圧検出回路29の出力するアナログデータをディジタルデータに変換し、マイコン30に出力する。
マイコン30は、スイッチ25〜28を操作することで、電圧検出回路29を介して組電池10の両電極間の電圧を読み込むとともに、上記スイッチS0〜S7やスイッチSa〜Scを操作することで、電圧検出回路A,Bを介してブロックB0〜B6のそれぞれの両電極間の電圧を読み込む。ここで、各ブロックB0〜B6の電圧検出値は、ブロックB0〜B6の状態を監視するために用いられる。すなわち、例えば組電池10を流れる電流が所定以下である際のブロックB0〜B6のそれぞれの電圧の検出値に基づき、各ブロックB0〜B6の充電状態を把握する。本実施形態では、充電状態を残存容量(SOC:State Of Charge)にて定量化している。SOCは、放電能力を定量化した物理量である。
なお、この際、検出対象となるブロックBiに応じて、電圧検出回路A,Bの出力電圧の符号を適宜定めたものを真の電圧として認識する。これは、ブロックB0〜B6の電圧を検出するためのラインL0〜L7のうちの両端以外のラインL1〜L6が、隣接するブロックB0〜B6の中の2つによって共有されていることによる。すなわち例えば、ラインL2は、ブロックB1の電圧の検出時には正極となるが、ブロックB2の電圧の検出時には負極となる。したがってこれと導通状態となる入力ラインIN3も、ブロックB1の電圧の検出時には正極となるが、ブロックB2の電圧の検出時には負極となる。このため、いずれのブロックBiが検出対象となっているかに応じて、マイコン30では、電圧検出回路A,Bの出力する電圧値として正しい極性を認識する。
図2に、マイコン30によるブロックBiの電圧検出態様を示す。図示されるように、本実施形態では、2つの検出ステージ1,2によって電圧の検出がなされる。ここで、「検出ブロック選択」とは、電圧検出回路A,BのそれぞれによってどのブロックBiの電圧Viを検出するかを示している。すなわち、検出ステージ1に入ると、まず電圧検出回路AでブロックB0の電圧V0が検出され、且つ電圧検出回路BでブロックB1の電圧V1が検出される。詳しくは、スイッチS0〜S2がオン操作され、フライングキャパシタ22a,22bの充電が完了すると想定される時間の経過後、スイッチS0〜S2がオフ操作される。そして次に、スイッチSa〜Scがオン操作される。マイコン30では、このときの電圧検出回路A、Bの検出値を、ブロックB0、B1の電圧値として取り込むことができる。
そして、所定期間(ここでは、「8msec」を例示)経過後、電圧検出回路AにてブロックB4の電圧V4を検出し、電圧検出回路BにてブロックB5の電圧を検出する。このように、互いに隣接するブロックの電圧を同時に検出するのは、上述したようにラインL1〜L6が隣接するブロック間で共有されるためである。このため、同時に電圧を検出することができるのは隣接するブロックに限られる。なお、電圧を検出しない状況は、「−」と表記されている。
図2に示す「充電極性」は、フライングキャパシタ22a,22bの充電電圧の極性を示している。ここでは、先の図1に示すように、フライングキャパシタ22aの充電極性については、入力ラインIN1と接続するノードN1側が正極のときの極性を正とし、フライングキャパシタ22bの充電極性については、入力ラインIN2と接続するノードN2側が正極のときの極性を正とする。本実施形態においては、ブロックBiの電圧検出順序は、フライングキャパシタ22a,22bの電圧を極力反転させない順序に設定されている。これは、フライングキャパシタ22a,22bの電圧がブロックBiの電圧となるまでに消費される電力の低減を図るためである。
上記電圧の検出に際し、ラインL0〜L7の断線(より正確には、コネクタC0〜C6とブロックBiとの導通不良やスイッチS0〜S7の開固着異常を含むが、以下では便宜上ラインL0〜L7の断線という)の有無の判断を行う。以下、これについて説明する。
フライングキャパシタ22a,22bの充電電圧の極性が反転すると想定されるときには、実際に反転したか否かに応じてラインL0〜L7の断線の有無を判断することができる。すなわち、断線が生じることで、充電極性が反転すると想定されるときに反転しなくなるため、この性質に基づき断線の有無を判断することができる。ここで本実施形態では、フライングキャパシタ22a,22bの充電電圧の極性を反転させるときには、単一のブロックBiの電圧を検出する。これは、本実施形態では、フライングキャパシタ22a,22bが直列接続されているため、ブロックB0〜B6のうちの2つの電圧を同時に検出する場合には、断線を好適に検出することができないおそれがあるためである。例えばラインL1が断線しているとき、検出ステージ1の9番目の検出としてブロックB1の電圧を検出する場合、充電極性が反転しない。しかし、検出ステージ1の9番目として、ブロックB0及びブロックB1の電圧を同時に検出する場合には、入力ラインIN1及び入力ラインIN3を介してフライングキャパシタ22a,22b間に電圧が印加されるため、電圧検出回路A,Bの双方とも充電極性の反転を検出することとなる。このため、これによっては、ラインL1の断線を検出することができない。
ラインL0〜L7のいずれかの断線を検出する手法として、ブロックB0〜B6の全てについて、各1つずつの両電極間の電圧を検出するようにすることが考えられる。しかし、これは、上記充電電圧の極性を極力反転させないように電圧検出順序を設定するとの要求及び電圧検出処理を極力少ない工数で完了する要求の両立を困難なものとする。そこで、本実施形態では、図2に示すように、ブロックB0〜B6のうちの1つずつの電圧検出と、上記ブロックのうちの2つの同時検出とを組み合わせることで、断線検出を行う。すなわち、図2に示す「断線検出(S)」において、ブロックB0〜B6のうちの1つの電圧検出を行い、且つ図2に示す「断線検出(W)」において、2つの電圧検出を同時に行う。ここで、本実施形態では、フライングキャパシタ22a,22bの一方の充電極性が反転した後、これに続いて他方の充電極性が反転するように電圧検出対象となるブロックを設定している。そして、「断線検出(S)」に続いて「断線検出(W)」を行うようにしている。
図3に、「断線検出(S)」及び「断線検出(W)」による検出結果と、断線したラインL0〜L7との関係を示す。図中、「ViS」は、「断線検出(S)」によってブロックBiの電圧を単独で検出する場合を示し、「ViW」は、「断線検出(W)」によってブロックBi及びこれと隣接するブロックの電圧を同時に検出する場合を示す。ただしここでいう「隣接するブロック」とは、ラインL0〜L7と入力ラインIN1〜IN3との電気的な接続関係によって規定されるものであり、同時に電圧を検出することのできるブロックを意味する。なお、本実施形態では、先の図2に示したように、ブロックB0及びブロックB1、ブロックB2及びブロックB3、ブロックB4及びブロックB5の電圧を同時に検出しており、ブロックB6の電圧は単独で検出している。したがって、「V2W」と「V3W」とは、それぞれブロックB2及びブロックB3の電圧を同時に検出することを示しており、「V2W」及び「V3W」は、それぞれこの同時検出におけるブロックB2及びブロックB3の電圧を示している。
図中、丸印は、正しい電圧値、すなわちブロックBiの正常な電圧範囲の電圧が検出されたことを、換言すれば充電極性が反転したことを示している。これに対し、×印は、ブロックBiの正常な電圧範囲の電圧が検出されないことを、換言すれば充電極性が反転しないことを示している。図3に示す関係に基づき、ラインL0〜L7のいずれかの断線を特定することができる。すなわち、例えば「V6S」においてブロックB6の電圧が正常でないと判断されるときには、ラインL6又はラインL7のいずれかが断線していると考えられる。そして、その後、「V5W」においてブロックB5の電圧が正常と判断されるときには、ラインL6の断線ではないことから、ラインL7が断線していると判断することができる。
本実施形態では上記態様にて断線が検出される場合、これに接続されるブロック電圧の検出結果を無効とする。図4に、この処理の手順を示す。
図示されるように、この一連の処理では、まずステップS10において、先の図2に示した検出ステージ1,2からなる電圧検出処理を実施する。そして、電圧検出処理が完了する場合、ステップS12において、上記ステージ1,2の電圧検出結果に基づき、先の図3の関係を利用した断線検出処理を行う。この断線検出処理の断線検出結果に基づき、断線がある場合には、これに接続されるブロックの電圧検出値を無効とする。すなわち、ラインL0が断線している場合(ステップS14:YES)、ブロックB0の電圧V0を無効とし(ステップS16)、ラインL7が断線している場合(ステップS18:YES)、ブロックB7の電圧V7を無効とし(ステップS20)、ラインLi(i=1〜6)が断線している場合(ステップS22:YES)、ブロックB(i−1),Biの電圧V(i−1),Viを無効とする(ステップS24)。
こうした処理によれば、検出不可能なブロック電圧を検出したものと誤認識することを回避することができる。上記断線が検出される場合には、その旨がユーザに通知され、ディーラによる修理が促される。しかしディーラまで車両を走行させるためには、組電池10を利用する必要が生じる。そしてこの間においても、組電池10の状態を管理することが望まれる。ただし、断線検出のなされたラインに接続されるブロックについては、その電圧を検出することができないため、そのSOCを高精度に算出することができない等、その状態を高精度に把握することが困難である。このため、ディーラまでの走行距離が長い場合等にあっては、リンポホーム走行中に組電池10の信頼性が低下することが懸念される。
そこで本実施形態では、断線が生じる場合、断線にもかかわらず電圧検出が可能なブロック電圧の検出結果を利用することで、断線したラインに接続されるブロックの電圧を算出する。以下、これについて詳述する。図5(a)〜図5(c)は、断線パターンを例示している。
図5(a)は、端部以外の奇数番目のラインL(2k+1)の断線を示す。具体的には、ここでは、ラインL1が断線した例を示している。この場合、断線したラインに接続される一対のブロックの両端は、一対のフライングキャパシタ22a,22bの両端に接続される。このため、一対のブロックの合計の電圧は、電圧検出回路Aによって検出される電圧と電圧検出回路Bによって検出される電圧との和となる。
図5(b)は、偶数番目のラインL(2k)の断線を示す。具体的には、ここでは、ラインL2が断線した例を示している。この場合、断線したラインに接続される一対のブロックの両端は、一対のフライングキャパシタ22a,22bの接続点に接続される。このため、この場合には、図5(a)のようにして一対のブロック電圧を取得することはできない。
図5(c)は、組電池10の端部のラインの断線を示す。具体的には、ここでは、ラインL7が断線した例を示している。この場合、断線したラインに接続される単一のブロックの一方の電極をフライングキャパシタ22a,22bに接続することができない。
以上の断線パターンを踏まえ、本実施形態では、図6の処理によって、断線したラインに接続されるブロックの電圧を算出する。図6に示す処理は、マイコン30によって所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS30において、組電池10の端部に接続されるラインL0又はL7が断線したのか否かを判断する。この処理は、先の図5(c)に示した断線パターンに対応するか否かを判断するためのものである。そして、ステップS30において肯定判断される場合、ステップS32において、断線したラインに接続されるブロック電圧(NG電圧)を、組電池10を構成するブロックの総電圧から、ブロック電圧のうちの検出可能な電圧の総和を減算した値とする。ここで、組電池10の電圧は、先の図1に示したフライングキャパシタ24や電圧検出回路29を用いて検出されるものである。
これに対し、ステップS30において否定判断される場合、ステップS34において、奇数番目のラインLi(i=2k−1)が断線したか否かを判断する。この処理は、先の図5(a)に示した断線パターンに対応するか否かを判断するためのものである。そして、ステップS34において肯定判断される場合、ステップS36において、断線したラインLiに隣接するラインとフライングキャパシタ22a,22bとを接続すべく、スイッチS(i−1)及びスイッチS(i+1)をオン操作する。これにより、ラインLiに接続される一対のブロックBi,B(i+1)の両端とフライングキャパシタ22a,22bの両端とが接続され、フライングキャパシタ22a,22bが充電されることとなる。その後、ステップS38においては、フライングキャパシタ22a,22bの合計の充電電圧Vcを、電圧検出回路A,Bによって検出される電圧値の和として算出する。
一方、ステップS34において否定判断される場合、ステップS40において、偶数番目のラインLj(j=2k)が断線したか否かを判断する。この処理は、先の図5(b)に示した断線パターンに対応するか否かを判断するためのものである。そして、ステップS40において肯定判断される場合、ステップS42において、スイッチS(j+1)及びスイッチS(j−2)をオン状態とする。この処理は、ブロックBj、B(j−1)、B(j−2)からなる3つのブロックの両端の電圧をフライングキャパシタ22a又はフライングキャパシタ22bに接続するための処理である。これにより、フライングキャパシタ22a又はフライングキャパシタ22bが充電された後、ステップS44では、これら3つのブロックBj、B(j−1)、B(j−2)の合計の電圧Vc(=Vj+V(j−1)+V(j−2))を検出する。続くステップS46においては、スイッチS(j−2)及びスイッチS(j−1)をオンとする。これは、ブロックB(j−2)の両端をフライングキャパシタ22a又はフライングキャパシタ22bに接続するための処理である。これにより、フライングキャパシタ22a又はフライングキャパシタ22bが充電された状態で、ステップS48においては、ブロックB(j−2)の電圧V(j−2)を検出する。そして、ステップS50では、ラインLjに接続される一対のブロックBj、B(j−1)の電圧の和(Vc−V(j−2))を算出する。
なお、ステップS38、S50、S32の処理が完了する場合や、ステップS40において否定判断される場合には、この一連の処理を一旦終了する。
こうした処理によれば、断線したラインに接続される単一のブロックの電圧又は一対のブロックの合計の電圧を算出することができる。このため、この電圧に基づき、単一のブロックのSOC又は一対のブロックの平均のSOCを算出することができる等、ブロックの状態を管理するための情報を得ることができる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)検出可能な電圧に基づき、断線したラインに接続される単一のブロックの電圧又は一対のブロックの合計の電圧を算出した。これにより、組電池10を構成するブロックの状態についての断線異常に起因した情報の減少を抑制することができ、ひいては、組電池10の状態の監視精度の低下を抑制することができる。
(2)奇数番目のラインLiが断線した場合、これに接続される一対のブロックBi,B(i−1)の合計の電圧を、電圧検出回路A,Bの検出値の和として算出した。これにより、ブロックBi,B(i−1)の電圧を算出することができ、ひいてはこれらの状態の監視に用いることができる。
(3)偶数番目のラインLjが断線した場合、ブロックBj、B(j−1)、B(j−2)の合計の電圧の検出結果に基づき、ラインLjに接続される一対のブロックBj、B(j−1)の電圧の和を算出した。これにより、ブロックBj、B(j−1)の電圧を算出することができ、ひいてはこれらの状態の監視に用いることができる。
(4)組電池10の端部に接続されるラインL0,L7が断線した場合、組電池10の両端の電圧から、ブロック電圧のうち検出可能な電圧の合計を減算することで、断線したラインに接続されるブロックの電圧を算出した。これにより、断線したラインに接続されるブロックの電圧を適切に算出することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図7に、本実施形態のシステム構成を示す。なお、図7において、先の図1に示した部材に対応する部材については、便宜上同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態にかかる組電池10は、8個のブロックB0〜B7から構成されている。また、本実施形態では、3つの電圧検出回路A,B,C等を備えることにより、ブロックB0〜B7のうちの3つのブロックの電圧を同時に検出可能となっている。こうした構成においても、断線が生じる場合には、断線したラインに接続されるブロックの電圧を、先の第1の実施形態の要領で算出することができる。
すなわち、例えばブロックB7の正極やブロックB0の負極に接続されるラインが断線する場合、組電池10の両端の電圧から、検出可能なブロック電圧の合計を減算することで、検出不能となったブロック電圧を算出することができる。また例えば、ブロックB3の正極に接続されるラインが断線する場合、ブロックB3,B4,B5の合計の電圧からブロックB5の電圧を減算することで、ブロックB3、B4の合計の電圧を算出することができる。もっとも、これに代えて、組電池10の両端の電圧から、ブロックB1,B2,B5,B6、B7の電圧の和を減算することで、ブロックB3,B4の合計電圧を算出してもよい。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記第1の実施形態において、ラインLi(i=1〜6)が断線する場合におけるブロックB(i−1)、Biの合計の電圧の算出手法としては、上記に限らない。例えば、この場合、ブロックB(i−1)、Bi以外の各ブロック電圧の検出値を、組電池10の両端の電圧の検出値から減算することで上記電圧を算出するようにしてもよい。
・組電池10を構成するブロックの数は、上記各実施形態において例示したものに限らず、電圧検出手段の数以上で任意に変更してよい。ただし、ブロックの数は、電圧検出手段の数よりも多いことがより望ましい。
・上記各実施形態では、組電池10の両端の電圧を検出するための電圧検出手段(フライングキャパシタ24、電圧検出回路29)を、ブロック電圧の検出手段とは別に設けたが、これを流用してもよい。ただし、組電池10の両端の電圧を検出するために用いる電気経路は、上記ブロック電圧を検出するために用いる電気経路とは別の部材にて構成されることが望ましい。
・断線検出手法としては、上記第1の実施形態において例示したものに限らない。例えば、特開2008−79415号に記載されているように、スイッチS0〜S7の閉故障異常との識別を可能な異常検出を行ってもよい。また、例えば上記特許文献1に例示されている手法を用いてもよい。
・電圧検出手段としては、フライングキャパシタを備えて構成されるものに限らない。例えばブロック電圧を抵抗体にて分圧した値をディジタル値に変換する手段であってもよい。
・電圧検出手段の数は、2又は3に限らず、4つ以上であってもよい。
・上記各実施形態では、電圧検出手段による電圧の検出対象をブロック電圧としたが、これに限らず、電池セル12の電圧であってもよい。
・電池セルとしては、リチウム2次電池に限らず、例えばニッケル水素2次電池であってもよい。
・上記各実施形態では、ハイブリッド車に搭載される組電池に本発明を適用したがこれに限らず、例えば電気自動車に搭載されるものに適用してもよい。
第1の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる断線検出のための電圧検出処理態様を示す図。 同実施形態にかかる断線検出原理を示す図。 同実施形態にかかる電圧検出処理及び断線検出処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかる断線検出パターンを例示する回路図。 同実施形態にかかる断線時の電圧の算出処理の手順を示す流れ図。 第2の実施形態にかかるシステム構成図。
符号の説明
10…組電池、20…検出ユニット、30…マイコン(算出手段の一実施形態)、A,B…電圧検出回路、L0〜L7…ライン、MPX…マルチプレクサ(接続手段の一実施形態)。

Claims (8)

  1. 複数の電池セルの直列接続体からなる組電池について、該組電池を構成して且つ1又は隣接する複数の電池セルからなる単位電池の電圧を検出対象とする複数の電圧検出手段と、
    前記複数の単位電池からいくつかの単位電池を選択して、それぞれ別の電圧検出手段に接続する接続手段と、
    前記複数の単位電池及び前記電圧検出手段間の電気経路の導通不良異常が生じていると判断される場合、前記導通不良異常となる電気経路に接続される1の単位電池の電圧及び一対の単位電池の合計電圧のいずれかを、前記電圧検出手段によって検出可能な電圧の検出結果に基づき算出する算出手段とを備えることを特徴とする組電池の監視装置。
  2. 前記算出手段は、前記導通不良異常の生じている電気経路が前記組電池の両端に接続される経路以外の電気経路であって且つ該電気経路に接続される一対の単位電池の両端のそれぞれと前記接続手段によって前記電圧検出手段に接続される電気経路同士が互いに短絡されるものである場合、前記一対の単位電池の合計の電圧を前記電圧検出結果に基づき算出することを特徴とする請求項1記載の組電池の監視装置。
  3. 前記複数の電圧検出手段は、2つの電圧検出手段であることを特徴とする請求項1又は2記載の組電池の監視装置。
  4. 前記算出手段は、前記複数の単位電池及び前記電圧検出手段間を接続する経路であって且つ前記組電池の両端に接続される経路以外の電気経路の導通不良異常が生じていると判断される場合、前記導通不良異常が生じている電気経路に接続される一対の単位電池の合計の電圧を算出することを特徴とする請求項3記載の組電池の監視装置。
  5. 前記算出手段は、前記導通不良異常の生じている電気経路に接続される一対の単位電池の両端のそれぞれと前記電圧検出手段とを接続する電気経路同士が互いに短絡されるものである場合、前記一対の単位電池と該単位電池に隣接する単位電池との合計の電圧を前記電圧検出手段によって検出し、該検出の結果と前記隣接する単位電池の電圧の検出値とに基づき、前記一対の単位電池の電圧を算出することを特徴とする請求項4記載の組電池の監視装置。
  6. 前記組電池の両電極間の電圧を検出する電圧合計値検出手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記組電池の電極及び前記電圧検出手段間を接続する電気経路に導通不良異常が生じていると判断される場合、前記電圧合計値検出手段によって検出される組電池の電圧から、前記導通不良異常が生じている電気経路に接続される単位電池以外の電圧の検出結果の合計を減算することで、前記導通不良異常が生じている電気経路に接続される単位電池の電圧を算出することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の組電池の監視装置。
  7. 前記組電池の両電極間の電圧を検出する電圧合計値検出手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記電圧検出手段によって検出可能な電圧の検出結果と、前記電圧合計値検出手段の検出結果とに基づき、前記電圧を算出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の組電池の監視装置。
  8. 前記電圧検出手段は、フライングキャパシタと、該フライングキャパシタの両端の電圧を検出する電圧検出器とを備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の組電池の監視装置。
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